1:
名無しさん@おーぷん 2018/09/26(水)23:34:27
ID:bJi
オリジナルのスタンド、ジョジョのキャラは出ません。
キャラ崩壊など注意です。
2:
名無しさん@おーぷん 2018/09/26(水)23:40:13
ID:bJi
前回までのあらすじ
ものすごい美容効果を発揮する『スーパー化粧水』を守る早苗&巴。
てんやわんやで菜々&悠貴の猛攻から『スーパー化粧水』を守り抜くことに成功したのでありました。
3:
名無しさん@おーぷん 2018/09/26(水)23:42:04
ID:bJi
その2
巴「じゃあ、うちはレッスンに行ってくるけぇ、後は頼む」
早苗「うん。行ってらしっしゃい、巴ちゃん」
巴「少しすればうちの代わりの者が来るはずじゃ」
早苗「わかったわ。待ってるわねー」
4:
名無しさん@おーぷん 2018/09/26(水)23:43:41
ID:bJi
~数分後~
ガチャッ
瑞樹「おはよう」
瑞樹「あら? 早苗ちゃんだけ?」
早苗「そうよー。おはよう」
早苗「あっ、もしかして、次の代わりの人って瑞樹ちゃん?」
早苗「だとしたら頼もしいわね! 瑞樹ちゃんがいれば百人力よ!」
5:
名無しさん@おーぷん 2018/09/26(水)23:45:59
ID:bJi
瑞樹「ふふっ、そうねぇ」
瑞樹「ところで早苗ちゃん」
早苗「?」
瑞樹「菜々ちゃんと悠貴ちゃんは……失敗したみたいね」
早苗「な、何を……瑞樹ちゃん……まさか……!!」
瑞樹「ふふふふ」
瑞樹「なら!『スーパー化粧水』は私が手に入れるわぁ!!!」バァーーン
早苗「ま、まずいっ!! 瑞樹ちゃんのスタンドはっ!!」
ガチャッ
茜「こんにちはーー!! 巴ちゃんの代わりに、日野茜!! 来ました!!!」
早苗「茜ちゃん!!」
茜「あっ! 早苗さん! 川島さん! こんにちh――」
早苗「茜ちゃん逃げて!!! 瑞樹ちゃんのスタンd――」
6:
名無しさん@おーぷん 2018/09/26(水)23:47:06
ID:bJi
瑞樹「『ザ・ワールド』!!」ドォーーン!!
瑞樹「時よ! 止まりなさい!!」バァーーン!
カチンッ
早苗「」
茜「」
7:
名無しさん@おーぷん 2018/09/26(水)23:48:30
ID:bJi
瑞樹「ふふ、この止まった時の中を認識できるのは、瑞樹……この私だけよ!!!」
瑞樹「さて、早苗ちゃんと茜ちゃんを気絶でもさせて、ささっと『スーパー化粧水』を取りに行きましょう」
瑞樹「止められるのは5秒程度……射程的にまずは、早苗ちゃんからね」テクテク
早苗「」
瑞樹「えーと、傷つけないようにしないといけないわね」
ザ・ワールド『……』クビスジトンッ
早苗「」
瑞樹「時は動き出すわ」
カチンッ
8:
名無しさん@おーぷん 2018/09/26(水)23:50:13
ID:bJi
早苗「ヴッ!」バタリッ
茜「!? 早苗さん! どうしましたかっ!! 具合が悪いんですかっ!!!」
早苗「……茜ちゃん……逃げて……瑞樹ちゃんのスタンドは……時を止める能力……」
早苗「敵わないわ……」
茜「な、なんと!! 川島さんがやったんですか!?」
瑞樹「ふふふ、この『ザ・ワールド』は、『この時よ、永遠に』という気持ちから発現したスタンド……」
瑞樹「すなわち! 私は時を止める事で、究極のアンチエイジングを手に入れたのよっ!!!」バァーーン
9:
名無しさん@おーぷん 2018/09/26(水)23:52:05
ID:bJi
早苗「……瑞樹ちゃん……それ、思ってたんだけど……」
瑞樹「なぁに? 早苗ちゃん」
早苗「……あのね……それ……時を止めてる時間分……人より活動してる訳だから……」
早苗「その分……人より歳を取ってると思うのよね……」
瑞樹「……」
茜「??」
瑞樹「……」
瑞樹「……」
ガバッ!
瑞樹「くっ!!『スーパー化粧水』さえ手に入れればいいのよっ!!(泣)」
早苗「なんか……ごめん……」
茜「よくわかりませんが、ドンマイですよ!! 川島さん!!!」
瑞樹「慰めなんか要らないわ!!『ザ・ワー――
茜「ヒノォ!!」
スタープラチナ『パンチ』ブゥン!
瑞樹「!!」
ザ・ワールド『……』ガシィ!!
10:
名無しさん@おーぷん 2018/09/26(水)23:53:33
ID:bJi
瑞樹「茜ちゃん……!」
茜「川島さん!!」
茜「事情はわかりませんが! 早苗さんに手を出したり!『スーパー化粧水』を奪おうとするのはいけませんよ!!!」
スタープラチナ『……』
ザ・ワールド『……』
茜「私が、川島さんを止めてみせます!!」
瑞樹「ふふふ、止められるものなら止めてみなさーい!!!」
瑞樹「『ザ・ワールド』!!」
瑞樹「止まりなさい!時よっ!!」
11:
名無しさん@おーぷん 2018/09/26(水)23:54:03
ID:bJi
カチンッ
カチンッ
12:
名無しさん@おーぷん 2018/09/26(水)23:55:34
ID:bJi
早苗「……あっ!」
早苗「瑞樹ちゃんが消えた……?逃げたの……?」
茜「あああーー!! 川島さん! 待ってください!!!」ダダダダダダダ
早苗「……え?」
早苗「茜ちゃん……なんで瑞樹ちゃんが逃げた方向……分かるの……?」バタリッ
13:
名無しさん@おーぷん 2018/09/26(水)23:56:39
ID:bJi
瑞樹「ふふふ、作戦変更よ」テクテク
瑞樹「茜ちゃんの『スタープラチナ』のパワーとスピードは侮れないわ」テクテクテク
瑞樹「私には時を止められるというアドバンテージがあるけれど……確実にいきましょう」テクテクテクテク
瑞樹「まずは『スーパー化粧水』を手に入れるわぁ!!!」デェーーン
瑞樹「たしか、この辺りに隠してあったはずよねー」ガサゴソ
瑞樹「んー」ガサゴソガソゴソ
瑞樹「あっ!」
瑞樹「あったわ!!」
瑞樹「これが『スーパー化粧水』!!」
瑞樹「これを使えば、私は次のアンチエイジングステージへ進むことができる……!」
瑞樹「じゃあ、さっそく―― ッ!!!」ヒュッ!!
茜「ヒノォ!!!」ブゥン!!
瑞樹「!! おっと!!」ヨケッ
14:
名無しさん@おーぷん 2018/09/26(水)23:58:26
ID:bJi
茜「川島さん!! いけませんよ!!」シュバッ!
瑞樹「時を止めて離脱したのに、よく追いついてきたわねぇ……すごいわ」
瑞樹「でも、私の邪魔をするというのなら……」
瑞樹「眠ってもらうわ!!」バッ!
ザ・ワールド『……』スッ
スタープラチナ『……』スッ
茜「ヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノォォ!!!」
スタープラチナ『オラー』シュババババババ
瑞樹「わかるわわかるわわかるわわかるわわかるわわかるわァーー!!」
ザ・ワールド『ムダー』シュババババババ
バッガンガンガンガガンッッ!!!
15:
名無しさん@おーぷん 2018/09/26(水)23:59:20
ID:bJi
茜「ふにゅ! ふにゅ! ふんふん!!!」
瑞樹「ラッシュの速さ比べかしら!! 負けないわよ!!!」
瑞樹「と、言いたいところだけど、やっぱり『スーパー化粧水』を確実に手中に治めるのが先決!!!」バッ!
茜「!!」
瑞樹「悪く思わないでね!!『ザ・ワールド』!!」
瑞樹「時は止まるわぁ!!」
カチンッ
16:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:00:21
ID:lV2
茜「」
瑞樹「ごめんね、茜ちゃん」
瑞樹「おしまいよっ!!」ゴォッ!!
茜「」
茜「」ピクピクッ
瑞樹「!?」ビクーン
瑞樹「うっ、動いた!? うそっ!!」
茜「」
17:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:01:10
ID:lV2
瑞樹「……」
瑞樹「動いていない……」
瑞樹「な、なんだ……見間違いね……焦ったわぁ……」ホッ
茜「」ピクピクッ
瑞樹「!! やっぱりピクピク動いているわ!?」
瑞樹「ど、どういうこと……ま、まさか……」
瑞樹「茜ちゃんが、私のアンチエイジングの世界に入門してきたというの!?」バーーーン
瑞樹「動けないのか……それとも、動けないフリをしているのか……」
瑞樹「う……限界ね……時は動き出したわ……」
カチンッ
18:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:01:58
ID:lV2
茜「はっ! 川島さん!!!」
瑞樹「……茜ちゃん……見えているの?」
茜「??? なんのことでしょう??」キョトン
瑞樹「あっ、見えてないのね?」
瑞樹「ふぅー、良かったわー」
茜「そういえば今! 数秒間ピクピク程度しか動けなくて怖かったです!!! 何かの病気でしょうか!!!」アセアセーー
瑞樹「見えてたんじゃない!!!」ガーーン
茜「……」キョトーン
茜「そうですねっ!!!!」ヒノーーン!
19:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:03:30
ID:lV2
瑞樹「た、大変なことになったわ……」
瑞樹「私以外にあの時の中を認識できるアイドルがいたなんて……」
茜「なんだか力が湧いてきます!!! 不思議ですね!!!」
瑞樹「くぅ!!『ザ・ワールド』!!」
カチンッ
茜「」
瑞樹「……見えていた事は驚いたわ。だけど……!」
瑞樹「茜ちゃんはまだピクピク程度しか動けない!! 今のうちに一気に終わらせるわ!!!」
20:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:04:17
ID:lV2
瑞樹「ハァッ!!」
ザ・ワールド『……』バッ!
瑞樹「やりなさいっ!!」
茜「」
ザ・ワールド『……』フゥンッ!!
ガシッ
スタープラチナ『……』ウケトメー
瑞樹「なっ!?」
茜「……ヒノォ!!!」
スタープラチナ『デコチョップ』ガンッ!
瑞樹「アイタッ!!」ジーン
茜「あっ! なんか動けました!!!」ヒノーーン!!
瑞樹「な、なんですってぇぇぇ!!!」ガーーン
カチンッ
21:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:06:22
ID:lV2
茜「川島さん! ごめんなさい! おでこ大丈夫ですか!?」
瑞樹「え、ええ……大丈夫よ……心配しないで……って、それより……!」
瑞樹「動いたわね!?」
茜「動けましたね!!!!」
瑞樹「なんでなの!?」ドォーン
茜「なんでですかね!?」バァーン
瑞樹「ええっ!?」
茜「よく分からないですけど! とりあえず!!」
茜「悪い事はダメですよ!!!」
スタープラチナ『……』
茜「反省してくださいっ!!!」
瑞樹「わ、わからないわァーーー!!!」
22:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:08:04
ID:lV2
茜「ヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノォォッッ!!!!」
スタープラチナ『オラー』ペチペチペチペチペチペチ
瑞樹「ぴゅぴゃっっ!!」
ヒューーン
ボスンッ!
茜「あれ!! 気絶させようとペチペチ叩いたら吹っ飛んでしまいましたっ!!!」
茜「だ、大丈夫ですか!!!」
「……」
「……」
23:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:09:53
ID:lV2
「……ふふっ」
ガラッ
瑞樹「茜ちゃんが吹っ飛ばしてくれた……この方向……見覚えは無いかしら」
茜「か、川島さん!! 大丈夫でしたか!!」
瑞樹「ええ、もちろん大丈夫よ。茜ちゃん」
瑞樹「だって……」ドドドドド
瑞樹「アンチエイジングは……完了したもの……!!!」オハダツルーーン
茜「!! その手に持っているのは!」
茜「『スーパー化粧水』ですかっ!!!」ヒノーン
瑞樹「茜ちゃんが吹っ飛ばしてくれたおかげで、『スーパー化粧水』を手にする事ができたわ!!!」デェェェン
茜「な、なんとっ!」
24:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:11:10
ID:lV2
瑞樹「ふふふ、ふふふふふ! 馴染む! 実に馴染むわぁ!!」
瑞樹「こんなにスゴイパワーを秘めているなんてっ!!」
瑞樹「感動したわぁ!!!!」
茜「……」
茜「川島さん……」
茜「使うなら!! せめて!!」
茜「みんなで使って! みんなで可愛くなりましょうよ!!!!」バァーーン
スタープラチナ『……』スッ
ザ・ワールド『……』スッ
瑞樹「ふふふ!! 最終ラウンドよっ!!!!」
瑞樹「茜ちゃんは何秒動けるのかしらっ!」
瑞樹「『ザ・ワールド』!!!」
瑞樹「時よ止まりなさい!!」
カチンッ
25:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:13:25
ID:lV2
茜「」
瑞樹「1秒経過!」
瑞樹「すごいわ! パワーがどんどん溢れて来るの!!」
瑞樹「お肌もピッチピチよぉ!!!」
茜「」
瑞樹「2秒経過!」
瑞樹「3秒経過!」
瑞樹「いつも化粧水なんかの美容品には気を使っていたけれど、ここまで違うなんてねぇ!!」
瑞樹「4秒経過!」
茜「……ヒノォ!!」
瑞樹「!!」
スタープラチナ『オラ』ブゥンッ!
ザ・ワールド『ムダ』ガシィ!
茜「ヒノヒノヒノヒノヒノォ!!」
ザ・ワールド『ムダ』ガシガシガシガシガシィ!!
茜「うっ! これ以上は動けませんっ!!!」ピクッ
26:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:15:13
ID:lV2
瑞樹「5秒経過!」
瑞樹「動けるのはそこまでのようね! 茜ちゃん!!」
茜「」ピクピクッ
瑞樹「6秒経過!」
瑞樹「……」
茜「」ピタッ
瑞樹「7秒経過!!」
瑞樹「まだまだパワーを感じるわ……!」
瑞樹「まだまだ止めていられるわよ!!」
茜(うっ、日野茜! ピンチですっ!!)
27:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:16:42
ID:lV2
瑞樹「8秒経過!」
瑞樹「ンッン~~~♪ 実にスガスガしい気分よッ!!」
瑞樹「歌でもひとつ歌いたいようなイイ気分!」
瑞樹「数年前にアンチエイジングを始めたけど……」
瑞樹「これほどまでにッ! 絶好調のハレバレととした気分は無かったわねぇ……!ふふふ」
瑞樹「最高に「ハイ!」ってやつよォーーッ!!!」
茜「」
28:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:18:24
ID:lV2
瑞樹「9秒経過!」
瑞樹「9秒も止められたわ!!」
瑞樹「しかし、今は9秒が限界のようね」
ザ・ワールド『……』シュッ
瑞樹「WAKARUWAAAAA!!!」ペチペチペチペチッ!
茜「」
瑞樹「時は動き出したわ!!」
カチンッ
29:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:19:04
ID:lV2
茜「フグゥッ!!」ドーン
瑞樹「ふふふ! スタンドのパワーを全開よ!!!」
瑞樹「茜ちゃん! さっき怒っていたみたいねっ!!」
ザ・ワールド『……』スッ!
瑞樹「わかるわわかるわわかるわわかるわわかるわわかるわァーーーー!!」シュバババ!!
スタープラチナ『!!』ガガガガガ!!
茜「ぺひゃっ!!」ズコーーー
茜(す、すごいパワーですっ!)
30:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:19:53
ID:lV2
瑞樹「間髪入れずに最後の攻撃よ!!」バァン!
瑞樹「正真正銘! 最後の時間停止ッ!!!」
瑞樹「これより、静止時間9秒以内に!! 終わらせるわァーー!!」
瑞樹「『ザ・ワールド』!!!!」
カチンッ
31:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:21:12
ID:lV2
茜「」
瑞樹「ふふふふふ」
瑞樹「1秒経過」サッ
茜(川島さんがどこかに消えました……)
瑞樹「2秒経過」
茜(どこから攻撃してくるんでしょうか……)
瑞樹「3秒経過」
茜(……いや、どこからなんて関係ありませんね!)
瑞樹「4秒経過」
茜(絶対に川島さんを止めて、みんなで可愛くなるんです!!!)
茜(だから、考えるのはやめましょう!!)
瑞樹「5秒経過」
茜(与えられた時間だけ!『スタープラチナ』を叩き込むだけですっ!!)
瑞樹「6秒経過」
茜(どこからでも……来てください!!!!)
32:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:22:43
ID:lV2
瑞樹「7秒経過」
カラカラカランッ
グワアッ!!
茜「!?」
瑞樹「化粧品の残骸よッッ!!」ドグォォン!!
茜「うぐうっ!!」
瑞樹「捨てずにとって置いた甲斐があったわァ!!」
茜(化粧品のからの山!!! 川島さんはいままでこんなに沢山使ってきたんですか……!)
茜(このままだと押し潰されてしまいます!!)
33:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:24:04
ID:lV2
茜「ヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノォォォォ!!!」ズガガガガガ!!
瑞樹「もう遅いわァ!! 脱出不可能よォ!!!!」
瑞樹「わかるわわかるわわかるわわかるわわかるわわかるわわかるわわかるわわかるわわかるわわかるわわかるわわかるわァーーー!!!」ズゴゴゴゴゴ!!
スタープラチナ『オラオラオラオラオラオラオラオラオラ』ズガガガガガ!!
ザ・ワールド『ムダムダムダムダムダムダムダムダムダムダ』ズゴゴゴゴゴ!!
茜「ヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノヒノォォ!」ズダダダダダダ!!
瑞樹「WAKARUWAAAAAA!! 埋もれなさーーい!!!!」ガガガガガガ!!
茜「ッ!!!!」
ズドンッッ!!
34:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:25:15
ID:lV2
瑞樹「……9秒、経過」
瑞樹「やったわ……ついに終わった……」
瑞樹「茜ちゃんは、私の若々しさの前に敗れ去った……」
35:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:26:44
ID:lV2
瑞樹「……」
瑞樹「コラーゲンッ!」デンッ!
瑞樹「ヒアルロン酸ッ! ふふふふっ」バンッ!
瑞樹「アンチエイジングパワーーッ!!!」バァァン!!
瑞樹「これで私のお肌は若い子達にも負けない事が証明されたわッ!!」
瑞樹「10秒経過!!」
瑞樹「そして時を静止させる事も10秒を超えた……!!」
瑞樹「さて、このまま『スーパー化粧水』でアンチエイジングを進めましょう。油断は禁物よ」
瑞樹「おっと、その前に茜ちゃんを引っ張り出してあげなきゃね」
瑞樹「空箱とはいえ、この量の下敷きになったんだから気絶くらいはしているでしょうし――」
ピクピクッ
瑞樹「え? な、なに?体の動きが……に、鈍い……わ……」ピクッ
36:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:28:51
ID:lV2
ググッ
瑞樹「ち、違う! 動きが鈍いんじゃないわ!」
瑞樹「う、動けない……なぜ……?」ピタッ
瑞樹「まったく体が……動かない……」
瑞樹「まさか……老化……?」
瑞樹「いや、そんな訳ないわね……」
瑞樹「じゃあ……なんで……」
「川島さん!!!!」
茜「11秒経過ですよっ!! 動ける時間はそこまでみたいですね!!!」デェーーン
37:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:31:09
ID:lV2
瑞樹「あ、茜ちゃん!? どういうこと!?」
茜「私が時を止めました!!」バーン!!
茜「気合いで!!!!!!」バァーーーン
瑞樹「気合いで!?」ガーーン
茜「いままでも、気合いで動けてたみたいです!!!」ドォーーン!!
瑞樹「気合いで動いてたの!?!?」ガーーーン!
茜「とにかく!! 9秒の時点で時を止めました! なので脱出できたんですっ!!」
瑞樹「わからないわァ!!」
茜「ヒノォ!」
スタープラチナ『ヒザカックン』ゴンッ
瑞樹「くっ!」カクンッ
茜「時は動き始めましたっ!!」
カチンッ
38:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:32:20
ID:lV2
瑞樹「うっ!」バタリッ
茜「川島さん! 今回、川島さんは悪い事をしました!」
茜「ですが、このまま動けない川島さんを気絶させても悔恨が残ると思うんです!!」
茜「スポーツマンシップが大切ですからね!!!」
茜「膝の痛みが引くまで何秒かかりますか!?」
茜「痛みが引いたと同時に『スタープラチナ』で攻撃します!!!」
茜「ラグビー風に言うと…………うーん! なんでしょうね!!?」
瑞樹「くっ……うっ……」
瑞樹「……」
39:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:33:49
ID:lV2
瑞樹「……」
瑞樹(……ふふ、ふふふふ!!)
瑞樹(たしかに、スポーツマンシップは大切よ……でも!!)
瑞樹(アンチエイジングにはスポーツマンシップは必要無いわ!)
瑞樹(この瑞樹にあるのはシンプルな……たった一つの思想だけ!!!)
瑞樹(若々しさを保つ!!! それだけよ……!! それだけが満足感よ……!!)
茜「痛みは引きましたか!?」
瑞樹(過程や方法など……)
瑞樹「どうでもいいのよォーー!!!」ブシュゥゥゥゥ!!
ビチャァ
茜「!? 目に何かがっ!?」
40:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:35:59
ID:lV2
瑞樹「どう!? この乳液の目くらましは!!」
瑞樹「私の普段からの愛用品よッ!!」
瑞樹「勝った!!!! ゴメンね! 茜ちゃん!!」
ザ・ワールド『!!』ブゥゥン!!!
茜「! ヒノォォ!!!」
スタープラチナ『!!』ブゥゥン!!!
ガァァァァンッッ!!!
瑞樹「……」
茜「……」
瑞樹(私の、勝ちよ……!!)
41:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:36:54
ID:lV2
ピシッ
瑞樹「? なんの音かしら?」
茜「……」
42:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:38:33
ID:lV2
ピシピシピキィッ!!
瑞樹「!? こ、これはっ!」
瑞樹「わ、私の乳液のビンに!!」
瑞樹「ヒビが!!!!」バァーン!
ピキピキ
瑞樹「な、なんですってぇーー!?」
瑞樹「この瑞樹がっ!!」
ピキピキパリパリパリッ
43:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:39:29
ID:lV2
瑞樹「この瑞樹がァーーーーー!!!!!」
パリィィィン!!
44:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:40:20
ID:lV2
瑞樹「ガクッ」orz
茜「このまま待てば……夜のお肌ケアには間に合わなくなります」
茜「川島さんの敗因はたったひとつ……」
茜「たったひとつのシンプルな答えです」
茜「みんなで可愛くなろうとしなかった事です!!!!」
瑞樹「!!」
茜「というわけで、これから一緒に頑張りましょう!!!」ニコーー
瑞樹「あ、茜ちゃん……」ウルウル
45:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:45:36
ID:lV2
茜「まずは……そうですね……運動しましょう!!!」
茜「みんなで運動すると気持ちいいですよっ!!!」
茜「そうやってみんなで少しずつキレイに!カワイク!!若々しく!!!」
茜「なっていきましょう!!!!」ヒノォォォン!!!
瑞樹「……うう……う……」
瑞樹「ごめんね~~~~~~!! 茜ちゃんんんんん!!!!!」ブワァッ
瑞樹「瑞樹反省するわぁ~~~~!!!」
[川島瑞樹 完全敗北]
<アイドル続行>
46:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:46:51
ID:lV2
その3
早苗「驚いたわね……まさか、茜ちゃんが時を止めるなんて……」
早苗「しかも気合いで……」
茜「不思議です!!」
早苗「う、うん。と、とにかく、ちょっと減っちゃったけど、茜ちゃんのおかげで『スーパー化粧水』は守られたわ。ありがとうね!!」
茜「いやぁ! 照れますね!!!」
早苗「それと、瑞樹ちゃんは反省しなさい!」
瑞樹「深く反省しております……」
47:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:48:19
ID:lV2
茜「では、川島さん!! 一緒に運動しに行きましょう!!!」
瑞樹「ええ! そうね!! 適度な運動は美容には必要不可欠だものね!!」
茜「おおーっ!! 燃えてきました!! それでは10kmくらい走りましょうか!!!」
瑞樹「じゅっ、10km!? そ、それは――」
茜(期待のまなざし)キラキラキラーン
瑞樹「わ、わかるわぁー!! が、頑張りましょう!!!」アセアセ
茜「!! うれしいです!!!」ニコーー
48:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:49:25
ID:lV2
瑞樹「菜々ちゃんと悠貴ちゃんも誘ってみるわねー」テクテクテク
ドアバタンッ
早苗「いやー、あの二人は今日は無理だと思うけどなー……」
茜「不可能はありませんよ!!」
早苗「実際に時を止めた茜ちゃんが言うと説得力が違うわね…………って、あれ?」
茜「?? どうかしましたかっ!?」
早苗「……」キョロキョロ
早苗「な、無いわ……!!」
茜「??」
早苗「『スーパー化粧水』が無くなっているのよ!!!」バァーン!
49:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:50:54
ID:lV2
早苗「私達はずっとこの部屋にいた!! そして、他の誰も入って来なかった!」
早苗「なのになぜっ!?」
茜「??? どうしたんですか早苗さん?『スーパー化粧水』なら、たったいま――」
「あまりこういう物に興味は無いけれど――」
50:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:54:41
ID:lV2
「自分を次のステージに引き上げられる。という点には、興味があるわね」
「茜、アナタも『コレ』を巡る戦いで、とても成長することができた――」
茜「!!」
早苗「だ、誰!? いつのまに!?」
「紛れもなく――」
「『世界レベル』にまで!!」
51:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)00:55:47
ID:lV2
ヘレン「『THE WORLD』」
ヘレン「私だけの『ダンサブル』よッ!!!」バァァーーーーン!!
to be continued
続かない
52:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)01:00:58
ID:lV2
『ザ・ワールド』
『世界』の暗示のスタンド。時を数秒止める事ができる事に加え、パワー、スピード、精密さに優れ、射程距離も10mと破格の性能。
時を止める事ができる時間は、川島さんのアンチエイジング度合いによって変わる。
『スタープラチナ』
『星』の暗示のスタンド。パワーとスピード、精密動作が最高レベル。射程距離は2mと短い。時を止めたりできる。
茜は気合いで止める。
『THE WORLD』
時を5秒間止める事ができるスタンド。あとは大体『ザ・ワールド』と同じ。
ヘレンさんのダンサブルが光の速さを超えたのか、世界レベルだから時が止まったのかは不明。
53:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)01:05:13
ID:lV2
以上です。
スタプラは未央やきらりが良いかと思っていたのですが、茜に気合いで時を止めて欲しかったので茜になりました。
54:
名無しさん@おーぷん 2018/09/27(木)01:05:38
ID:lV2
読んで頂けたなら幸いです。
ありがとうございました。
元スレ
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1537972467/
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