まとめ依頼よりまとめさせてもらいました。ありがとうございます。2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 20:56:10.28 ID:
jxzpieqG0 学園都市
超能力の研究が行われ,科学技術は外と20,30年の差があると言われている
夢の都市である。
しかしそれは表の顔、実際は警察が無く、風紀委員や警備員が変わりに治安維持をしているが
治安は発展途上のスラム街並みに悪い。
街ではそんな治安の悪さが気に入ったか、不良の達が集まり行動している。
大人たちは彼らを蔑んでこう呼ぶ「スキルアウト」と。
3 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 20:56:49.42 ID:
jxzpieqG0 夜__。
学園都市の大半は学生なので街は静かになるが、
そうじゃない人間もいる、スキルアウトだ。彼らは警備員や風紀委員が活動していない夜中に
まるで夜行性の鳥のように活動する。仲間で馬鹿話をしたり、他のチームと喧嘩したり、異性をナンパしたりする。
能力者や大人達からみれば馬鹿らしく見えるが…彼らにとって重要な居場所なのである
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 20:57:31.35 ID:
jxzpieqG0 そんな夜の街を根城にしているツンツン頭の少年がいる。
彼は上条当麻。異性に好かれる事を除いては、
ごく普通の少年なのだが…少し奇妙な右手を持っている。
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 20:58:06.08 ID:
jxzpieqG0 上条「さすがに夜は涼しいなー」
ビリビリ
ギァアアアアアアアアアアアアアアアア
上条「ん?」
スキルアウトA「た、助けてくれ…もうしないから…」
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 20:58:32.58 ID:
jxzpieqG0 ???「そんなこと言っても…信じらん無いわよ…さっさとぶっ倒れろ…!!」
スキルアウトA「ひぃ・・・」
スキルアウトAが謎の人物から攻撃を受ける時に上条は二人の間に入り、右手を使った。
???「なっ・・・!!」
7 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 20:59:12.09 ID:
jxzpieqG0 上条「なんだ…お前か、助けなくて良かったな」
スキルアウトA「上条さんっ~」
???「何で・・・私の電撃が・・・」
上条(女・・・?しかも中学生ぐらいか・・・)
上条(にしても一人でこの人数…)
8 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 20:59:40.50 ID:
jxzpieqG0 謎の女の周りには彼女の能力のせいなのかスキルアウト5,6人が倒れていた。
上条「逃げるぞ…」
スキルアウトA「は、はぃーーーー」タッタッタッ
???「ちょ、あんた待ちなさい!!」
彼女はもう一度ツンツン頭に向かって電撃を浴びせるが、またも右手で無効にされてしまう。
???「なんなよ・・・あいつ・・」
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:00:07.67 ID:
jxzpieqG0 彼女は自分の能力が効かないことに苛立ちを覚えた。
自信があったのだ。
自分が学園都市に7人しかいないレベル5の一人‘御坂美琴‘なのだから
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:00:47.13 ID:
jxzpieqG0 上条当麻は困っている人を見捨てられない、いわいるお人よしなのだ。
男、女、子供、年寄り、そして悪人ですら救ってしまう。
彼がそんな学園都市の闇に落ちるのはふとしたことだった
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:01:25.42 ID:
jxzpieqG0 いつもの彼らしくレベル4の大能力者に襲われているスキルアウトを助けたのである。
それからスキルアウトと知り合いになり、悪の道へ走っていった。
そして奇妙な右手のおかげで能力者とも対等に渡り合える上条は有力なスキルアウトたちの中でも
一目置かれるようになった
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:01:55.47 ID:
jxzpieqG0 正義感の強い彼がスキルアウトに走ったのはスキルアウト以上に能力者たちの蛮行が目立ったためだった。
高校には一応進学したが元々成績の悪い上条おまけに全然学校に行っていないは恐らく退学寸前だろう。
しかし担任の小萌先生が何とかしてくれているのでおまけしてくれるようだ。
上条は小萌先生には感謝しつつも学校に戻るつもりは無い。
自分には他にやれなければいけない事があると思っていたから・・・・
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:02:21.67 ID:
jxzpieqG0 上条「やれやれ・・・今日も酷い目にあった不幸だなー」
と上条はスキルアウトのたまり場の廃ビルに帰ってきた。
最近上条はここを根城としている。
上条「ただいまー」ガチャ
???「おかえり」
16 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:05:28.65 ID:
jxzpieqG0 上条「っていたんですか?姉御さん」
姉御「お前までその呼び方なのか?まあ・・・いい」
上条の部屋にはスキルアウトのみんなから姉御と慕われる女性がいた
なんでもレベル5とやりあったららしい・・・。
姉御「あっ、お前のジュース飲んでるぞー」
17 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:06:46.16 ID:
jxzpieqG0 上条「勘弁して下さいよ、俺は金欠なんですから…」
と上条は冷蔵庫からオレンジジュースを取り出し、ベットに横たわる姉御の横に座った。
ゴクゴクッ・・ハッー
上条「で・・・何のようですか?」
姉御「ちょっと面白い話があってお前にきかせたいんだよ」
19 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:07:22.45 ID:
jxzpieqG0 姉御「第十学区のビックスパイダーって知ってるか?」
上条「聞いたことは・・・」
姉御「そのリーダーの黒妻ってやつが能力者狩りをやってるんだって」
上条「そいつらは無能力者?」
姉御「ああ、なんでも能力出せなくなる装置あるらしいんだ」
22 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:10:43.67 ID:
jxzpieqG0 姉御「なんとかそいつらを説得してその機械を貰えば・・・」
上条「俺達の地位向上になると・・・」
姉御「どうだいい話だろ」
上条「・・・・・・・・・」
上条「そーうまく行きますかねー?」
24 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:12:15.69 ID:
jxzpieqG0 姉御「え・・・?」
上条「能力者狩りーなんてやったらたださえプライドの高い能力者達が怒ると思うんですよ」
上条「そいつらすぐ始末されますよ」
上条「その機械だってそのうち対処法が練られると思うんですけど・・・」
姉御「そうか・・」
25 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:12:44.35 ID:
jxzpieqG0 ???「上条ーいるかー」
上条「ん?浜面じゃねーか何の用?」
浜面「いやー近くに来たから一緒にドライブでも・・・」
浜面「ーって姉御!いらっしゃたんで?」
26 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:13:26.55 ID:
jxzpieqG0 姉御「ん?浜面か久しぶりだな、駒場は元気か?」
浜面「それはそれは元気で」
姉御「そうか。しかし二人とも知り合いだったのか?」
上条「ええ、浜面が別のスキルアウトに襲われ所を助けたんですよ」
29 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:17:08.43 ID:
jxzpieqG0 姉御「・・・お前は相変わらずだな・・・・男まで手を出すつもりか?」
ブッ
上条「何言ってるんですか・・・姉御」
浜面と姉御は浜面がスキルアウトに入りたての時に駒場の部下として面識があった。
浜面は何度か姉御にブチのめされた経験がる
31 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:19:24.43 ID:
jxzpieqG0 浜面「それ以来ちょくちょく遊びに来てるんですよ」
浜面(・・・・・・・・)
浜面(それにしても上条…まさか姉御まで落とすとはおそるべき)
33 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:22:37.83 ID:
jxzpieqG0 浜面(姉御が女の面になってる・・・)
浜面(あんな表情みたことない)
浜面(いや、元に戻ってきた・・・いつもの怖い姉御だ・・・)
浜面(恋人と二人っきりを邪魔された女の顔してる・・・)
35 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:29:46.14 ID:
jxzpieqG0 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
浜面「じゃあ、俺帰ります」(怖ぇ~)
上条「えっ!!ゆっくりしてけよ」
浜面「嫌!二人の邪魔しちゃ悪いしな!じゃーな」
タッタッタッタッ
36 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:32:18.97 ID:
jxzpieqG0 上条「ちぇーなんだあいつ残念だなー」
姉御「残念だなー(棒)」
上条「さて、姉御さんもう遅いし送りますよ」
姉御「ん?いいよ泊まるし」
37 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:34:56.43 ID:
jxzpieqG0 上条「またですか・・・」
姉御「いいだろ・・・最近ぜんぜんしてないし・・・」///
上条「今日疲かれてるんですけど・・」
姉御「大丈夫!あたいが動くよ」
上条(不幸だ)
38 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:36:44.89 ID:
jxzpieqG0 翌日
上条「昨日は疲れたなー」
上条「何回やるんだよ、もうー」
上条「スーパーでなんか買おう」
39 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:38:24.74 ID:
jxzpieqG0 ~~スーパー~~
上条(今日は何が安いかな~)
上条「おっ!ムサシノ牛乳が安い」
上条「ついてるな~」
40 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:43:32.75 ID:
jxzpieqG0 上条が牛乳売り場へ行くとちょうど、ムサシノ牛乳が一本だけだった。
上条「おっ!危ない、危ない」
手を伸ばすとのと同時に牛乳に誰かの手が現れた。
???「・・・・」
上条(なんだこいつ)
上条が見たのは革ジャンを着た、赤毛の大柄の男だった。
上条「どこの武装戦線だよ・・・」
41 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:46:52.53 ID:
jxzpieqG0 と上条は小声で言った。
すると男はゆっくり右手を出してきた。
上条(喧嘩になる!?)
いかにもチンピラにそうな男だ、やるのか・・・
44 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:50:26.66 ID:
jxzpieqG0 ???「ジャン、ケンポン」
上条は右手をグーの状態だったのでパーを出してきた相手に負けた事になる。
???「悪いな、これはもらってく」
上条「・・・・・・」
上条「なあ・・・あんた黒妻か?」
45 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:52:26.37 ID:
jxzpieqG0 ???「!?」
上条「ビックスパイダーのリーダーの黒妻か?」
???「・・・・違うけど・・・そうじゃない」
46 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 21:55:41.38 ID:
jxzpieqG0 上条「良かったら話聞かせてくれないか?」
黒妻「いいぜ!俺も情報が欲しいからな」
上条と黒妻はいい加減店員や客の目がきになったので
早々に牛乳を買い、土手に場所を移した。
47 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 22:00:39.50 ID:
jxzpieqG0 上条「何から聞こうか・・・あんたはビックスパイダーのリーダーの黒妻でいいんだよな?」
黒妻「昔はそうだった、今知らないけど」
上条「どういうことだ?」
黒妻「俺は事故で2年ほど外に出てない」
黒妻「だから最近この学区に出没したっていう黒妻は偽者だぜ」
48 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 22:09:43.44 ID:
jxzpieqG0 上条「じゃあ能力者狩りやってるのは偽者・・・?」
黒妻「ああ・・そうだろう」
黒妻「にしても、能力者狩りやってるその黒妻(偽)・・つぶした方がいいな」
上条「え・・?」
黒妻「スキルアウトは能力者に直接攻撃することは無かった、突発的な事はあっても」
黒妻「だから今まで大きな事件が起きなかった」
黒妻「俺がリーダーのときは節度や誇りをもって活動してたから、個人が恨まれる事はあってもスキルアウト全体に恨まれることは無かった」
49 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 22:12:33.24 ID:
jxzpieqG0 上条「・・・」
黒妻「今回の事件でスキルアウト・・・無能力者の価値観が変わるかもな・・」
上条「・・」
黒妻「所でよく俺が本当の黒妻だとわかったな」
50 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 22:13:58.62 ID:
jxzpieqG0 上条「ん?簡単だよ」
上条「俺もこの学区のスキルアウトでな」
黒妻「ほう」
上条「ここの学区のスキルアウトは大体知ってだよ」
53 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 22:20:12.29 ID:
jxzpieqG0 上条「だから、あんたは見たとき、知らないスキルアウト=見た事無い第10学区のスキルアウトと思ったんだ」
上条「なんちゃてヤンキーの説もあるけど、ガタイもいいしな・・・」
黒妻「ほーなかなか切れ者だな」
上条「よせよ、まあなんかあったらここに訪ねてみな、上条当麻の知り合いって言えば入れてくれるから」
上条は自分の住所の連絡先を渡す
黒妻「ありがとよ!じゃあ俺は失礼するぜ」
55 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 22:28:26.66 ID:
jxzpieqG0 上条「ああ・・・」
上条は黒妻と別れた後スキルアウトと能力者の関係を考えた。
上条(スキルアウト全体を憎む事は無かったか・・・・)
上条は能力者との関係が悪化しないように祈った。
しかし
このビックスパイダーの事件がきっかけとなり能力者とスキルアウト、無能力者の対立が酷くなってしまう。
駒場、浜面、そして上条が能力者達への生き残りをかけた事件に発達するのだった
56 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 22:30:50.99 ID:
jxzpieqG0 とりあえず、今日はここまで、また書いてきます
スキルアウトというより無能力者も出せたらいいな、サテンさんとか
57 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2011/06/03(金) 22:37:38.25 ID:3Z3Vv+tM0
1乙
次回も楽しみにしてます52 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/06/03(金) 22:18:59.88 ID:S26L+JXqo
誤字脱字が気になる… 58 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/06/03(金) 22:52:35.53 ID:THTJ1/dz0
乙~
上条さんの世話好きやらなんやらは相変わらずか…よかった 70 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 19:29:57.83 ID:
7pXPLPoA0 上条は隠れ家に帰宅した後、仲間から差し入れのあった缶チューハイを飲みながら電話を掛けた。
trrrrrrrr
ガチャ
浜面「ん?上条どうした?」
上条「浜面、ちょっと頼みたい事があってな」
浜面「ん?何?」
上条「明日、武器と車を貸してほしい」
浜面「いいけど…何に使うんだ?」
71 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 19:30:35.29 ID:
7pXPLPoA0 上条「ちょっと野暮用でいるんだ」
浜面「まあ・・・いいけど気をつけろよ」
上条「ああ・・・」
ゴクッ
チューハイを飲み直すとガチャ、という音がした。
ここら一帯のスキルアウトの女リーダーである。姉御だ。
姉御「ん?帰ってきたのか」
72 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 19:31:31.50 ID:
7pXPLPoA0 上条「・・・・・・・・・・ハァ」
上条は呆れ顔で姉御の顔見る。
上条「俺の家を我が物顔で居座らないで下さいよ」
姉御は断りも無く、冷蔵庫からチューハイを取り出す。メロン味だ。
上条「もう一ヶ月以上前からたまに忍び込むじゃないですか・・・・」
姉御「あたいをお前の女にしてくれたら止めてやるよ」プシュ
73 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 19:32:49.46 ID:
7pXPLPoA0 上条はそういう事か…と頭を抱えた。
姉御と上条は性的関係はあるが、恋人関係ではない。
それには理由があるのだ。
上条「前に言った通り俺には付き合えません」
ギュ
姉御「分かってるよ…そうやってあたいに危害が及ぶ事を防いでくれてるんだろ」
上条「・・・・・・・・」
74 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 19:34:07.92 ID:
7pXPLPoA0 上条には前に付き合ったスキルアウトの女の子が居た。
上条は彼女を守っていたが、彼のいない所で暴行されかけた。
上条は能力者の中でもかなり名の知れた存在
「能力の効かないスキルアウトがいるらしい」
そんな都市伝説が広がってるぐらいだ。
無論そんな自分を嫌ってる人間など山ほどいる。
上条当麻の彼女というだけで危険に晒される。
上条はそれが分かった時に、特定の彼女を作る事はやめたのである。
75 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 19:35:38.51 ID:
7pXPLPoA0 上条(あの時駒場さんが助けてくれなかったら・・・・)
上条と駒場の出会いはそれがきっかけだった。
上条は自分の元カノが駒場利得に手によって助けられた事を感謝していた。
ちなみに彼女は今駒場の元で活動しているらしい。
上条「所で姉御さん…ビックスパイダーの隠れ家って知ってますか?」
姉御「・・・知ってるけど」
上条「教えてください」
76 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 19:48:29.55 ID:
7pXPLPoA0 上条「教えてください」
姉御「あいつらとは関わらないんじゃないのかい?」
上条「知り合いがあいつらと喧嘩するんですよ」
姉御「・・・・・・・・・・」
上条「助けてやりたい」
姉御「またか…無茶はするなよ」
チュ
頬に口付けされた上条は礼を言った。
上条「ありがとうございます」
78 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 20:35:20.57 ID:
7pXPLPoA0 ~~翌日~~
上条は浜面から借りた車に乗って第十学区のビックスパイダーの隠れ家に向かい、
車を走れらせた。
助手席には拳銃が置いてある
上条は銃をチラッと見た。
上条は素手の戦いなら2人までは勝つ自身がある。
しかし3人目になると逃げる事にしている。
だがしかし、今回の様にどうしても多人数の時は武器を使う。
それも威力の高い物。
幸い上条は射撃の腕も良かったからである。
79 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 20:36:26.73 ID:
7pXPLPoA0 隠れ家に着くと既に男達の怒声が聞こえてきた。
上条は拳銃片手に車を飛び出した。
上条(黒妻が着く前に済まそうとしたのに失敗したな…)
オラーナメンジャネーゾ
中へ入ると6,7人で黒妻を囲っていた。
上条「!?」
上条は助けようと拳銃を構えた。
80 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 20:36:58.15 ID:
7pXPLPoA0 だがその必要は無く、黒妻の拳の前に次々と倒れていく男達しかいなかった。
上条(タイマンでやったら負けてたな…)
上条は心の中で思ってると倒された一人が黒妻に拳銃を構えていた。
パンッ
上条は拳銃を持ってる奴より早く、そいつを撃ち難を得た。
81 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 20:37:52.54 ID:
7pXPLPoA0 上条「敵は倒すまで安心できないぜ」
黒妻「か、上条…」
上条「第七学区は俺らのシマだ。暴れさせてた俺にも責任はある。」
黒妻「フッ…そうか」
二人は建物に入り、黒妻(偽)に会った。
リーダらしき人物…リーゼントの男とと何人かの残党が居た。
82 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 20:38:18.57 ID:
7pXPLPoA0 黒妻(偽)「お前…生きてたのか…」
黒妻「蛇谷・・・」
上条「知り合い・・・?」
黒妻「ああ・・・蛇谷なんて馬鹿な事を…」
蛇谷「ちっ…説教は懲り懲りだぁ…野郎どもやっちまえ!!」
83 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 20:39:46.11 ID:
7pXPLPoA0 蛇谷とその周辺は襲ってきた。何人か拳銃を持っていた。
上条はとりあえず拳銃を持った奴を撃った
パンッ、パンッ、パンッ
グハァ、グェ、オゴォ
上条(…たぶん殺してないと思う…)
その間に間を詰めて来たスキルアウトに対して右手をお見舞いした。
84 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 20:40:28.97 ID:
7pXPLPoA0 黒妻「ほーやるなー」
黒妻も、もう何十人相手にもしてもキレが衰えないで、取り巻きを倒し蛇谷一人にした。
二人は蛇谷に詰め寄る。
カッカッカッカッカッ
蛇谷「く、来るなぁ!!!!」
85 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 20:41:08.93 ID:
7pXPLPoA0 黒妻「蛇谷…なんであんな事しちゃまったんだ…あれじゃ俺達の居場所が無くなっちまう…だろ」
蛇谷「し、仕方なかったんだ!!俺がリーダーである居場所を守るため仕方なかったんだ!!」
黒妻「居場所とは自分が自分で居られる場所だろ!この馬鹿野郎!!」
黒妻と蛇谷のクロスカウンターとなり、黒妻が勝利した
86 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 20:41:48.70 ID:
7pXPLPoA0 黒妻「上条ありがとうな、俺一人じゃまずかった!」
上条「いやー何のなんの」
ファンファンファンファン
上条「!?」
黒妻「上条!逃げた方がいい」
上条「何?」
黒妻「俺がこいつらと罪を償うため警備員を呼んだんだ」
87 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 20:42:30.33 ID:
7pXPLPoA0 黒妻「早く!」
上条「え~くそ!!」
タッタッタッタッタッタッ
黒妻「ありがとな~」
黒妻は上条を見送るとこう思った。
黒妻「スキルアウトが生き残るのは、上条にかかってるだろうな」
上条「くそー!!車押収されてたー!!家まで走って、帰るのかよ!不幸だぁー!!!」
95 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 22:00:26.81 ID:
7pXPLPoA0 とある学園都市内のインターネット掲示板
このスレッドはどうやら能力者専用らしい
22 :以下、名無しにかわりまして能力者がお送りします:ID:???
スキルアウト(笑)とかマジいる価値無いよな 百害あって一利無し
さっきもビックスパイダーって基地外チーム捕まったらしいぜ
96 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 22:01:40.20 ID:
7pXPLPoA0 25 :以下、名無しにかわりまして能力者がお送りします:ID:???
>>22
ビックスパイダーって能力者狩りやってたやつら?
33 :以下、名無しにかわりまして能力者がお送りします: ID:???
>>22
スキルアウトなめんなよww俺女襲おうとしたけど大柄のコピー用紙吐き出したような口調の男にぼこされたぞww
54 :以下、名無しにかわりまして能力者がお送りします:ID:???
>>22
てめーが弱いだけだろww低能力者乙ww
97 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 22:02:46.76 ID:
7pXPLPoA0 106 :以上、名無しにかわりまして能力者がお送りしました:ID:???
でもさースキルアウトっていうより無能力者も要らないんじゃねーの?
無能共を絶てよ
177 :以下、名無しにかわりまして能力者がお送りしますID:???
学園都市は超能力者の物
なぜ無能力者がいるの?
198 :以下、名無しにかわりまして能力者がお送りしますID:???
無能力者のせいで俺ら安心に生活できね
98 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 22:03:16.10 ID:
7pXPLPoA0 303 :以下、名無しにかわりまして能力者がお送りします: ID:???
狩りしようぜ!俺ら能力者は学園都市の重要な財産だからそんな重い罪にならないぞ
315 :TAKAHIRO:2009/11/25(水) 02:02:27.81 ID:???
>>303
ソース
328 :以下、名無しにかわりまして能力者がお送りします: ID:???
>>315
常盤台の第三位って知ってる?あいつ無能力者に電撃翌浴びせまくってるけど
一回も補導された事無いぜww
338 :以下、名無しにかわりまして能力者がお送りします:ID:???
レベル5様がやってなら俺らもごみ掃除しようぜ
99 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 22:05:40.82 ID:
7pXPLPoA0 スレッドはどんどん伸びて、無能力者の襲撃結果や警備員の情報が書き込まれ・・・・・・
運命のスレが投稿される。
738 :以下、名無しにかわりまして能力者がお送りします:ID:???
バカ校発見。生徒はみんな無能力者揃い。
こういう学校があるから治安が悪くなる。
悪の権化に鉄槌を。
ゴミ掃除の参加者求む
100 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 22:11:19.73 ID:
7pXPLPoA0 上条「最近やけに傷だらけのやつが多いな」
上条が寝床としている廃ビルは他のスキルアウトも使ってる。
そいつらが随分と怪我人が増えていた。
姉御「能力者との喧嘩だってさ、急に喧嘩吹っかけられたらしいよ」
上条「姉御!」
101 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 22:16:21.18 ID:
7pXPLPoA0 姉御「なんでかね?こっちが売る事があっても、あっちから売る事なんて珍しいな」
上条「・・・・・」
上条は前日のビックスパイダーの件でやはり黒妻の言ってたとおり
スキルアウトの印象が変わってしまったのか・・・・?と考えた
上条「俺、ちょっと見てきます」
姉御「あっ!上条!」
111 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 23:33:04.72 ID:
7pXPLPoA0 ~~街~~
街は静かだった、上条はあの喧嘩から一週間は街に出なかった。
だからこんなに活気が無いのは今始めて見た。
上条「何でこんな人が居ないんだ…?」
パシュ
何か発射されたような音がした。
上条は後ろに振り向き即座に右手でそれを消した。
112 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 23:34:14.50 ID:
7pXPLPoA0 後ろを見ると能力者とみえる学生が上条に立ちはだかった。
能力者A「お前、スキルアウトだろ」ククク
上条「だったら?」
能力者A「消えろよ」
学生は発光した何かを使うと、上条を襲った。
上条は右手で光を消し、光を消した事を驚くその能力者の顔面にストレートパンチを浴びせた。
グボッ
上条「なんなんだ?急に?」
113 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 23:35:05.60 ID:
7pXPLPoA0 キャー
上条「ん?悲鳴?」
上条は悲鳴のした路地裏の方へ向かった。
すると頭に白い花の髪留めつけた長い黒髪少女が体格のいい男に押し倒されていた。
???「いやっ!離して!」
114 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 23:36:13.84 ID:
7pXPLPoA0 男「フーフーフー」
上条は有無を言わず押し倒してる男の顔を力をこめて蹴った。
男「ぶぎっ!!」
グルンっと一回転するほど大きく回った。
上条は黒髪の少女の肩を抱えるた。
上条「大丈夫か?」
???「え?っ…はいっ!」
115 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 23:36:53.78 ID:
7pXPLPoA0 男「チッ…なんだお前…僕はレベル4の大能力者なんだぞ」
上条「女の子に乱暴しちゃいけないって習わなかったのか?」
男「うるせー!!無能力者の女なんて能力者の慰め物になるに決まってんだろが!!死ねぇー!!!!」
男は手から高温の火を出した。
しかし上条の右手には通用しない、
???「この人…すごい…」
男と少女が驚いてるうちに上条の拳が男の右頬に辿り着ていた。
116 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 23:38:34.74 ID:
7pXPLPoA0 上条は場所を移した、少女と話がしたかったのである。
ガタッ
上条「ハイ、やしの実サイダー」
???「ありがとうございます」
ゴクッ、ゴクッ
???「あのーさっきは本当にありがとうございます」
118 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 23:44:51.96 ID:
7pXPLPoA0 上条「俺は上条当麻!佐天ちゃんちょっと聞きたい事あるんだけど」
上条「さっきの奴ら何?」
佐天「あれは無能力者狩りですよ…」
無能力者狩り
119 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 23:47:54.41 ID:
7pXPLPoA0 それはビックスパイダーの事件が発端となり、今までにスキルアウトに対しての苛立ちが
爆発したものであった。
しかも能力者の大部分はレベル1~3の人間達、体を鍛えてるスキルアウトではなく無能力者に狙いを
絞った。
彼らは単に人を虐殺したかったのだ
すでに何人か人が死んでいるが…その事実は発表される事は無い。
佐天「私達の学校でも何人か襲われています、中にはナイフを目に刺されて失明した人も…」
上条は聞いて愕然とした。
121 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 23:53:10.16 ID:
7pXPLPoA0 どーも書き込むのがうまくいかない
また書きだめしてきます
124 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 00:10:18.38 ID:UB/tBspr0
乙!!
原作でもこんなもんだったのかな?
これじゃ駒場さんが命がけであんなことするのも分かる気がする 110 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 23:03:35.52 ID:pi50RBZDO
実際御坂は無能力者狩ってたのか?
それとも普段通り絡まれた時に能力使ってんのを掲示板でいいように名前出されただけか?
まぁいずれにせよ後で分かるか 130 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 11:56:20.70 ID:pqQ1pKCB0
無能力者はモブかスキルアウトだけでいいと思うんだが………なぜ佐天いれた?
佐天は黒子や初春たちが何とかしてると思ってたんだけど………そこらへんどうなってるんだ? 131 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 14:23:31.69 ID:
hSE7/XK50 >>130
純粋な無能力者の意見が欲しかったからです
無能力者にとって無能力者狩りがどれほど怖いものか書きたかった
だから無能力者の代表でサテンにしました
132 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 14:24:50.56 ID:
hSE7/XK50 上条(そんな…事って…)
上条(スキルアウトが襲われるならまだしも、何も罪の無い普通の無能力者を襲ってる?)
上条(狂ってる…)
上条は自分があのビックスパイダーを放置した事を深く深く…後悔した、
佐天「あの…?」
上条は佐天の声も聞こえてないで酷く落ち込んだ…。
そんな時上条達の方へ‘電撃‘が襲ってきた。
133 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 14:25:50.45 ID:
hSE7/XK50 上条は電撃に気づき、右手を突き刺し、消した。
???「佐天さんから離れなさいッ!!」
上条「お前…あの時の…?」
電撃で攻撃してきたのは、前に上条に電撃で攻撃してきた中学生ぐらいの少女だ。
上条はあの時は暗くてよく見えなかったが中々可愛い女の子と思った。
???「あんた!あの時のスキルアウトよね、また奇妙な右手使って大人しく捕まりなさい」
上条「俺が何したっていうんだよ」
???「叩けば、埃が出るスキルアウトが偉そうな口きくな!」
134 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 14:26:30.12 ID:
hSE7/XK50 佐天「御坂さんっ!その人は違うんです!!!!」
上条(ミサカ・・・?常盤台の第三位がそんな名前だったような…)
御坂「佐天さん!怖くて動揺してるのね、大人しくしてて今助けるから!」
御坂「さあ、レベル5の御坂美琴を怒らせた罪は重いわよ~」
上条(やっぱり)
御坂「だいたい無能力者の癖に私の電撃が効かない無いってどういう事なのよ!」
佐天(え…?)
上条(こいつ…佐天ちゃんと友達じゃねーのかよ…最初の電撃も俺だけじゃなく佐天ちゃんにも当たりそうだったし…)
135 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 14:27:22.63 ID:
hSE7/XK50 ビリッ!
御坂は電撃を放ってきた。
だが上条は電撃を打ち消しながら御坂に近づいていく。
御坂「えっ!」
そしてそのまま御坂の腕を掴み、投げ飛ばした。
ドン!
136 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 14:28:18.95 ID:
hSE7/XK50 御坂「……っ!!」
上条はそのまま走って逃げた。
御坂「あっ!ちょっと待ちなさい!」
ビリリッ!
御坂はもう一度電撃を放つが上条の足の速さには届かなかった。
御坂「痛っ~!何なのよあいつ女の子を投げ飛ばすなんてサイテー」
佐天「あの~美坂さん…さっきの人は…」
御坂「あ~黒子に負けちゃうじゃない」
137 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 14:29:04.70 ID:
hSE7/XK50 佐天「えっ・・・」
御坂「あっ?居たの?佐天さん」
佐天「えっ…はい!あの白井さんの事って…」
御坂「ああ…それね…黒子とゲームしてるの何人のスキルアウト、倒せるかって」
佐天「ゲーム…」
御坂「そうそうww、今常盤台で流行ってる遊びなんだけど私みたいな高レベルの能力者は捕まらないし
黒子の手伝いしてるのよ」
138 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 14:30:04.66 ID:
hSE7/XK50 御坂「元々は常盤台の婚后さんって人がビックスパイダーってクズ共に襲われた復讐なんだけど
みんなやっきになっちゃってwwww」
御坂「それで黒子とどっちがスキルアウト捕まえるか勝負してるのよ!クレープ賭けて!」
佐天「・・・・・・・・・」
御坂「んじゃ!そろそろ行くね、佐天さんも家で大人しくしといた方がいいわよ!」
御坂「間違って誤射しちゃうかもしれないから、ハハハハハ」
タッタッタッタッタッ
佐天「………」
139 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 14:30:32.11 ID:
hSE7/XK50 佐天「私がなりたかった能力者って…こんなんだったのかな?…」
佐天(スキルアウトの上条さんの方が全然いい人そうだけどな…)
140 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 14:31:30.51 ID:
hSE7/XK50 後日_。
上条は駒場と連絡を取った。
互いのスキルアウトメンバーの被害状況を確認するためだ
上条がタバコを吹かし、街中で待ってると
カタッ
上条「久しぶりですね、駒場さん」
駒場「……ああ、お前も元気そうだな…」
二人は互いに情が厚く、似たような所もあり初対面から気が合うようだ。
141 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 14:32:16.09 ID:
hSE7/XK50 駒場「…そうか…そんなにやれたか…」
上条「ええ…すでに…多人数でどうのこうのできるレベルじゃないです」
上条「能力者の奴ら、俺らが一人っきりの時にに狙って多人数で襲ってきますから太刀打ちできません」
駒場「………」
上条「浜面や?半蔵は大丈夫ですか?」
駒場「半蔵はピンピンしてる……」
上条「浜面は?」
駒場「……テレポートを使う風紀委員に襲われたらしい、幸い逃げたから大した怪我にはなんなかったが…」
上条「…駒場さん…やっぱり俺達______」
キャアアアアアアア
142 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 14:32:49.09 ID:
hSE7/XK50 気がつくと上条と駒場は小学校の前にいた。
そして叫び声がした。
遊んでいて、ふざけている子供の声じゃ無く、身の危険を訴えてる声だった。
タスケテー
コワイヨー
キャー
上条と駒場の前にはボーガンで片手に小学生を撃ち殺そうとしていたのである。
143 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 14:33:18.39 ID:
hSE7/XK50 上条「・・・・・・・・・・」
駒場「・・・・・・・・・・」
上条と駒場はあまりの事に騒然とした。
普段冷静な駒場でさえ、目を見開き動揺していた。
ボーガン男は金髪の少女に狙いを定めようとする瞬間、上条が拳銃を手にしてた。
パンッ
ボーガン男「うがっああああ」
弾は男の手に当った、その隙に駒場が男の詰め寄り大きな右手を食らわしたのだった。
144 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 14:33:58.88 ID:
hSE7/XK50 上条「大丈夫か・・・?」
駒場と上条は金髪の少女の安否を確かめた。
???「うん、大体」
金髪の少女は青い目をしていて、正に人形のような顔立ちだった。
???「お兄ちゃん、ありがと」
ギュ
駒場「!!……ああ」
上条(駒場さんが困ってる…wwww)
上条は駒場利得のレア顔を見れたので、得した気持ちになった
上条「とりあえず、警備員を呼ぼうか」
駒場「ああ…」
145 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 14:34:30.16 ID:
hSE7/XK50 上条「逮捕できない!?」
警備員「そう言うことじゃん」
巨乳の長髪の女警備員はそう言う
上条「なんでだよ」
巨乳警備員「相手は無能力者を襲おうとしただけじゃん、それじゃ被害はゼロなら逮捕は無理じゃん」
駒場「…殺人未遂じゃないのか…?」
駒場は寄りかかるフレメアに肩を乗せそう言う。
146 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 14:35:52.64 ID:
hSE7/XK50 じゃん警備員「あいつは能力者レベル3のだから逮捕はできないじゃん、補導して何日かで解放ってところじゃん」
上条「そんなのってねーだろ…」
デカ乳警備員「仕方ないじゃん、それがこの街の決まり事じゃん、お前らの傷害罪は無かった事にするからさっさっと消えるじゃん」
警備員は上条達に指を指す
駒場「上条……浜面に車を用意させた、この子を家まで送ろう」
上条「そんな…ふざけた決まり事があるなら俺がぶち壊してやるよ…」
長髪警備員「それ以上言うと逮捕するじゃん」
そう言い、警備員はボーガン男を連れて行ってしまった。
164 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 17:13:43.57 ID:
hSE7/XK50 ブルルルルルルルルルルル
帰り道、浜面に車で少女を送ることにした。
浜面「名前はなんて言うんだ?」
フレメア「フレメア=セイヴェルン 」
浜面「やっぱ、外人かー、家の場所どこよ?」
浜面の横にフレメアと名乗る少女居て、その後ろに上条と駒場が座っている。
浜面「え?一人暮らしかよ?」
フレメア「ううん、お姉ちゃんと一緒だよ、にゃあ」
165 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 17:14:15.91 ID:
hSE7/XK50 浜面とフレメアが談笑している間に、上条は駒場にビックスパイダーの件を説明した。
駒場「……そうか…あのチームが原因か…」
上条「そう言う事みたいだ」
ビックスパイダーが能力者を狩り、それが能力者たちの怒りを買った
そして、狙われるのはスキルアウトでなく罪の無い無能力者である。
上条はビックスパイダーを止めなかった。ここまでの事態になるとは思わず…
上条「それでね駒場さん、俺はさっきも無能力者の女の子が襲われていたのを助けたんだ」
上条「その子知り合いも襲われたらしい」
駒場「……」
166 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 17:17:14.91 ID:
hSE7/XK50 上条「俺達には野放しにした義務があると思うんだ」
上条は前で浜面と戯れる、フレメアを見た。
駒場「…どうするんだ?」
上条「駒場さん、俺と手伝ってくれないか」
駒場「………!!」
上条「あんたの所のチームと姉御さんのチーム、それに俺が組めば、能力者たちに対抗できる」
上条「どうだ?…」
167 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 17:17:44.05 ID:
hSE7/XK50 駒場「………」
駒場「…あの子…」
駒場「…俺は…あの子の笑顔を守りたい…」
これより第七学区最大のチームが出来上がった。
さらに上条の「能力の効かない右手」の噂を聞いたり、能力者の弾圧のため多くのスキルアウトも仲間になった。
駒場の顔のおかげで他の地区のスキルアウトとの連携も取れるようになった
これよりスキルアウトを中心となる無能力者と能力者の戦争へと学園都市は過激になっていく…
168 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 17:22:25.18 ID:
hSE7/XK50 原作と時系列が違うので整理
ビックスパイダーが第七学区に来る
↓
黒妻上条に倒される
↓
無能力者狩りが始まる
↓
フレメアが襲われる
↓
駒場、上条に助けられる
↓
スキルアウト武装蜂起
全部の事件が7月~9月頃に起きてるって事で
169 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 17:23:35.69 ID:
hSE7/XK50 無能力者編終わり
対能力者編に移ります
御坂はいずれフォローしたい
次→
上条「スキルアウトだ・・・」【後編】
- 関連記事
-
Amazonの新着おすすめ
おすすめサイトの最新記事