1:
◆RKWow51LsI 2017/04/08(土) 20:03:12.65
ID:ssSjjZj2O
カヲル(約束はいいねぇ)
カヲル(それを果たしてしまう前から、人を幸せにするのだから)
カヲル(いや、僕は人じゃなかったな。使徒だけど幸せにしてしまうんだ)
カヲル(楽しみだなぁ、シンジ君とのハイキング##)
アスカ「あら、ナルシスホモじゃない!何よ、ニヤニヤしちゃって」
カヲル「根拠の足りない言いがかりはやめてくれ、ニヤついてはいるけどね」
カヲル「明日、シンジ君とハイキングに行く約束をしているんだよ」
アスカ「ハイキング~?あんなのの何が楽しいんだか」
カヲル「君は自然と戯れる悦びを知らなさそうだものね」
アスカ「ふーんだ、あたしにはもっと楽しい予定が待ってるのよ!」
アスカ「明後日にシンジとショッピングに行くんだから!第二新東京市までね!」
カヲル「えっ、君もシンジ君とデートの約束があったのかい?」
アスカ「いや、あんたのはデートじゃないでしょ」
カヲル「デートさ!」
アスカ「やっぱりホモじゃなーい!」
2:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/08(土) 20:04:15.73
ID:ssSjjZj2O
カヲル「あれ?あそこにいるのはファーストじゃないか?」
アスカ「ほんと、なんかやたらそわそわしてるわね」
カヲル「珍しいね。彼女はあまり気持ちを表情に出さないから」
アスカ「おーい、エコヒイキ!なーにしてんのよ」
レイ「・・・セカンドの子と、フィフスの子」
カヲル「誰かを待っているのかい?」
レイ「・・・碇君」
レイ「今日は、碇君とクッキーを焼く約束してるの」
アスカ「何ィ!」
カヲル「うっ、羨ましい!」
レイ「この間・・・クッキーを作ったら、焦げたの」
レイ「碇君にあげたら、苦そうな顔をしたわ」
レイ「だから、碇君が教えに来てくれる」
アスカ「まったく、シンジはお節介なんだから!」
カヲル(そんなことより、シンジ君に手作りクッキーをあげるなんて、侮れないぞ・・・)
レイ(なんだか、ぽかぽかする)
3:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/08(土) 20:05:56.89
ID:ssSjjZj2O
アスカ「みーんなシンジと約束してるなんてね」
ミサト「あっ見つけた!おーい3人とも!」
ミサト「3人揃ってるなんてちょうどいいわ」
アスカ「ミサトぉ、どうしたの?」
ミサト「あのねーシンちゃんから伝言があって」
ミサト「なんかね、シンちゃんトウジ君たちと8泊9日の大阪旅行に行く約束をしてたらしくて」
ミサト「シンちゃん大慌てで新幹線に乗って行ったとこなのよ」
ミサト「トウジ君たちとの約束の方が早かったから、みんなとの約束を守れなくてごめんって!」
アスカ「ええ!何よそれぇ!」
ミサト「まぁそう責めてやりなさんな」
ミサト「約束は3ヶ月前からだし、もうホテルの予約料金も払っちゃってんだから」
カヲル「なら仕方ないですね・・・」
アスカ「もう!バカシンジ!」
レイ「・・・そう」
アスカ「お土産買ってこなきゃ許さないんだから!」
ミサト「じゃ、そういうことだから。じゃーねー」
カヲル「なんてことだ・・・約束が破棄されてしまった」
アスカ「あーあ、仕方ないからヒカリでも誘おうかな」
レイ「・・・することがないわ」
4:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/08(土) 20:06:33.70
ID:ssSjjZj2O
カヲル「ファースト、僕がクッキー作りに付き合うよ」
カヲル「そうしたらシンジ君が手伝う必要はなくなるし」
アスカ「ちょっと、何企んでんのよホモ」
レイ「あなたじゃ・・・ぽかぽかしない」
カヲル「君の買い物にも付き合うよ?シンジ君が荷物持たなくて済むからね!」
アスカ「ちょちょ・・・っ、あんた何か変よ?」
カヲル「うう・・・楽しみにしてたのに・・・シンジ君、なぜ・・・」
アスカ「そんなに落ち込んでるのぉ?いいわ、ハイキングにはあたしが付き合いましょ」
カヲル「君じゃ駄目だ!」
アスカ「さっきの仕返ししただけよ」
アスカ「ほんと・・・バカシンジなんだから」
5:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/08(土) 20:08:12.64
ID:ssSjjZj2O
<その日の晩>
アスカ「ねぇ、大阪ってどんなとこよ?」
ミサト「日本第二の都市よ。旧大阪市の大半は海に沈んでしまったけど、使徒が襲ってこないから栄えまくってるわ」
アスカ「そんなとこ、遊びに行く価値あるの?第二新東京でいいじゃない」
ミサト「何言ってるの、USJもあるし移築された大阪城とかの建物だってあるじゃない」
ミサト「あとは、海の中の旧大阪市街を見るツアーも人気らしいわね」
ミサト「東京が長野に遷都されてから、あそこは日本どころか世界屈指の観光地よ」
ミサト「トウジ君の案内で、大阪府をぐるっと観光するそうよ」
アスカ「ふーん、ガイドには困らなさそうね」
ミサト「シンちゃんたち、大阪だけでなく北上して京都にも行くらしいわ」
ミサト「羨ましいわよね~、あたしも仕事休めたら行きたいわ~」
アスカ「そういえば、シンジの仕事はどうなるのよ?」
アスカ「しかも、修学旅行にも行けなかったのに、個人的な旅行なんて」
ミサト「有給扱いよ。本人は忘れてたみたいだけど、3ヶ月前から申請されてたからスケジュール管理はバッチシ」
ミサト「修学旅行のときはパイロットが3人しかいなかったけど、今は渚君もいるでしょ?」
ミサト「ま、あの子もたまには羽根を伸ばすことも必要よね」
アスカ「ふーん・・・興味ないけど」
アスカ「もしもあたしが有給を申請したら、すぐに休めないの?」
ミサト「そんなの無理に決まってるでしょ、あなたたちの仕事は特殊なんだから」
ミサト「まぁ、休めてもせいぜい1日ね」
アスカ「あっそ」
アスカ(何よ、じゃあ追いかけて合流なんて無理じゃないの!)
6:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/08(土) 20:09:11.55
ID:ssSjjZj2O
<翌日>
カヲル「せっかくの非番なのに、何もすることがない」
カヲル「いいんだ、シンジ君が楽しんでいるのならそれで・・・」
カヲル「うう・・・いいなぁ、シンジ君と旅行」
レイ「いいの、仕方ないから」
<翌々日>
カヲル「セカンド、君はどうしてそんなに平気そうなんだい?」
アスカ「むしろこっちは何であんたが死にそうな顔してるのか聞きたいわ」
カヲル「シンジ君がいないからに決まってる」
カヲル「僕は気づいたよ。僕は人を愛してるんじゃなくてシンジ君を愛しているのだと」
カヲル「そして今、トウジ君とやらに嫌悪感を抱いているよ。憎しみとも言うね」
アスカ「ちょっとちょっと、発言が過激よ」
アスカ「少しは平常運転のエコヒイキを見習いなさいよ、ねぇ?」
レイ「・・・」
レイ「私はアヤナミレイと呼ばれる存在・・・」
アスカ「あれ・・・平常・・・運転?」
カヲル「じゃないと思うよ」
7:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/08(土) 20:10:14.40
ID:ssSjjZj2O
<翌々々日>
カヲル「よく見たら、ファーストとシンジ君はどこか似たとこがあるね」
レイ「そうかしら」
アスカ「そう言われれば、姉弟だって言われて信じる程度には顔似てるかもね」
カヲル「ファーストにシンジ君が言いそうな台詞を言ってもらえば、それっぽくなるんじゃないかな?!」
アスカ「えー?エコヒイキには無理よ」
レイ「・・・やってみる」
レイ(碇君が言いそうな言葉・・・優しい話し方・・・)
レイ「あ、あすかぁ!かをるくぅん!」
レイ「///」
カヲル「駄目だ駄目だ!もっと色気を出せないのかい?」
レイ「ごめんなさい・・・」
アスカ「シンジは別に色気があるわけじゃないでしょ・・・」
8:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/08(土) 20:11:09.32
ID:ssSjjZj2O
<翌々々々日>
アスカ「ちょっとぉ、何やってんのよあんたたちィ・・・」
カヲル「スハッスハッ、君の衣服に、僅かながらシンジ君の匂いが残ってる!スハッスハッ」
レイ「・・・いい匂い」
アスカ「気持ち悪い!やめなさいよ!」
カヲル「君はいいじゃないか!シンジ君と同居してるんだから、匂い嗅ぎ放題じゃないか!」
アスカ「あたしはそんな変態行為はしてないわよ、失礼ね!」
カヲル「そうだ、これから君のとこに行って、シンジ君の枕を貸してもらえないか?」
アスカ「はぁ?べ、別にあたしのじゃないからいいけど」
カヲル「シンジ君の枕と寝れば、少しは落ち着くかもしれない」
レイ「・・・碇君の、シャツが欲しい」
アスカ「後でシンジに怒られても知らないわよ!」
アスカ(あーあ、枕とシャツ取られちゃった)
アスカ(まぁいいわ。一番大事なシーツと掛け布団は残ったから)
モゾモゾ
アスカ「ふぅ」
アスカ(シンジの布団じゃなきゃ寝れなくなっちゃうなんてね・・・)
アスカ「シンジぃ・・・」
9:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/08(土) 20:11:46.08
ID:ssSjjZj2O
<翌々々々々日>
「カヲルくーん!」
カヲル「シンジ君かい?!」
シーン
カヲル「・・・ああ、幻聴だったのか・・・ああ・・・」
アスカ「急なのはわかってるわよ、とにかく大阪に行きたいの!」
アスカ「訳は言えないけど、あんたにとっても悪い話じゃないはずよ!」
ヒカリ『無理に決まってるでしょ、そんなお金ないわ』
アスカ「費用ならあたし持ちでいいから、お願い!」
ヒカリ『あたし、そういうの嫌なの。悪いけど、どうしても行きたいなら他の人を誘って』ガチャ
アスカ「もう!ヒカリのわからず屋!」
アスカ(偶然を装って合流しようと思ったのに)
アスカ(一人じゃ不自然過ぎて行けないじゃない!)
レイ「・・・大阪に行きたいけど」
レイ「お金、ないわ」
10:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/08(土) 20:12:36.14
ID:ssSjjZj2O
<翌々々々々々日>
カヲル(こうなったら、最終手段を取るしかない)
カヲル(僕がアダム本体と接触してニアサードインパクトを起こすんだ!)
カヲル(そうすれば、ネルフも政府も使徒来襲を一般人に隠しきれなくなる)
カヲル(大阪にいるシンジ君の耳にもニュースが入る)
カヲル(そうすれば・・・シンジ君は帰ってくる!)
キール「タブリスよ、お前は良からぬことを考えているらしいな」
カヲル「!?な、なぜバレたんだ」
キール「あまりリリンをなめないことだな」
キール「お前の仕事はずっと後だ。シナリオを早められては困る」
カヲル「嫌だ!僕はさっさとニアサードインパクトを起こして、シンジ君に会うんだ!」
キール「少年の体にこれを使うのは気がひけるが、この際だ。仕方がない」
カヲル「あっ」
カヲル(くそ、ATフィールドを出す前に何か薬を打たれた!)
カヲル(意識が朦朧としてきた)
カヲル「あああああっ」ビクッビクビクンッ
科学者「痙攣及び失禁が見られます」
キール「かまわん。もし死んでしまったら魂を別の体に入れろ」
11:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/08(土) 20:13:50.47
ID:ssSjjZj2O
------------------------
脳内シンジ「カヲルくん、ただいま!」
カヲル「し、シンジ君!」
脳内シンジ「約束破ってごめんね、今からハイキングに行こう!」
カヲル「もちろんさ!」
脳内シンジ「はぁっはぁっ・・・」
カヲル「シンジ君、眠っちゃ駄目だ!死んでしまうよ!」
脳内シンジ「ご、ごめん・・・僕が迷ったせいで、遭難しちゃって・・・」
脳内シンジ「寒い・・・あ・・・」
脳内シンジ「波打ち際で、母さんが手を振ってる・・・あっちに行きたいなぁ」
カヲル「まずいよシンジ君!そっちに行ったら戻れなくなる!」
カヲル「ええと、こういうときは確か、裸で温め合うのが一番・・・」
------------------------
カヲル「はっ!」
カヲル「夢だったのか・・・」
カヲル「うう・・・老人たちめ、第1使徒である僕に対してこの仕打ち、覚えておくよ」
カヲル「夢の中とはいえ、シンジ君の肌に触れることができて、少しは穏やかな気持ちになったみたいだ」
カヲル「でも、早く本物のシンジ君に会いたいよ」
アスカ「ふふふシンジったら、駄目でしょ。ご飯こぼしちゃー」
ミサト「あ、アスカ?何やってるの?それはペンペンよ!」
ペンペン「クヮァ・・・」(困惑)
レイ「碇君は大阪にいるの?いいえ、そこだけじゃないわ」
レイ「私の心の中にいるの」
レイ「私の中にある、暗くて何も見えない、そんな心の中に」
レイ「私の心はどこか欠けていて、それを碇君は埋めてくれるの・・・」
レイ「碇君・・・」
12:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/08(土) 20:14:38.21
ID:ssSjjZj2O
<翌々々々々々々日>
カヲル「もうすぐだね!」
アスカ「ええ、明日にはシンジが帰って来るわ!」
レイ「・・・やっと」
カヲル「ああ、生きてるって素晴らしい」
アスカ「シンジ、どんなお土産くれるのかなぁ?」
カヲル「シンジ君がくれるものなら、何だって嬉しいさ!」
<翌々々々々々々々日>
アスカ(ソワソワ
カヲル(ソワソワ
レイ(ソワソワ
ミサト「あ、3人とも!ちょうどよかったわ!」
カヲル「な、何でしょうか?」
アスカ「嫌な予感・・・」
13:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/08(土) 20:15:42.06
ID:ssSjjZj2O
ミサト「なんかね、シンジ君の大事にしてるカセットプレーヤーをどこかで置き忘れたらしいの」
ミサト「それで、見つけるまでここに戻らないって聞かないのよ、困った子だわ」
ミサト「今までに行ったところ全部探して回るそうだから、今日は帰れそうにないわね」
カヲル「そんな!」
アスカ「嘘でしょ!」
レイ「・・・」
アスカ「で、でも!あたし達の仕事上、そんなの認められないでしょ?」
リツコ「それに関しては私から説明するわ」
リツコ「あのカセットプレーヤーはシンジ君の精神安定剤のような役割を持っているの」
リツコ「そこで、シンクロ率の低下及びエヴァへの搭乗拒否を懸念して、特例として認めることになったわ」
リツコ「ま、修学旅行の時と違ってパイロットが3人待機してるんだから、別に問題もないでしょう」
アスカ「問題大有りよ!」
アスカ「シンジがいないんだったら、あたしエヴァに乗らない!」
カヲル「僕も乗りません!」
レイ「・・・私も、嫌」
ミサト「ワガママ言うんじゃないの!」
アスカ「嫌ったら嫌!」
リツコ「困ったわね、残りのパイロットがこれじゃあ、作業に支障をきたすわ」
リツコ「しょうがないわね、相談してみるわ」
14:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/08(土) 20:16:36.05
ID:ssSjjZj2O
ミサト「どーすんのよ?シンちゃんってかなり頑固なのよ?」
ミサト「カセットプレーヤーを諦めるよう説得するなんて無理よ」
リツコ「大丈夫、考えがあるわ」
リツコ「ある人が我慢すればいいだけのことよ」
冬月「碇、お前が適任だ」
リツコ「碇司令、あなたにはこれから大阪と京都に行ってカセットプレーヤーを探していただきます」
ゲンドウ「なぜだ。なぜ私なんだ」
リツコ「元々あれはあなたの物ですし、あなたはそこそこ土地勘もあるでしょう?」
ゲンドウ「そりゃ、学生時代はよく梅田や日本橋あたりまで遊びに行ったものだが、セカンドインパクト以前の話だぞ」
リツコ「それに、あなたが探しに行けばシンジ君が喜びます」
リツコ「シンクロ率は低下どころか爆上がりするとMAGIは予測しています」
ゲンドウ「だが、使徒が襲来したらどうする?私抜きでは困るだろ」
冬月「そこは葛城君に任せたらいいじゃないか」
冬月「というか、お前の仕事と言ったら口の前で手を組むことぐらいじゃないか」
ゲンドウ「冬月先生、あんまりです」
15:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/08(土) 20:17:37.93
ID:ssSjjZj2O
リツコ「いざという時は大阪から電話で指示をしていただきます」
冬月「たまには父親らしいことをしてやれ、碇」
ゲンドウ「そんな」
マヤ「すごい!全員シンクロ率、最高記録を達成しましたよ、先輩!」
リツコ「期待以上ね」
ミサト「司令がいない方が物事が円滑に進むだなんて、皮肉ねー」
カヲル(シンジ君と、一緒にハイキング・・・そして・・・///)爆↑
アスカ(バカシンジのご飯が食べられる・・・///)爆↑
レイ(碇君と、一緒・・・///)爆↑
シンジ(父さんが、僕のために大阪まで行って探してくれてる・・・///)爆↑
ゲンドウ「クソ!」
ゲンドウ「何がそこそこ土地勘があるだ!」
ゲンドウ「景色変わりすぎてて全然わからんわ!あのオバハン!」
終劇
元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1491649392/
- 関連記事
-
Amazonの新着おすすめ
おすすめサイトの最新記事