1:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/07(土) 23:28:59.27
ID:ku0t8ynJ0
勇者「旅立ちの日から、今日でちょうど3ヶ月だな」
戦士「そろそろ次の町だ、ついたら久しぶりにゆっくりするか?」
魔道士「ここのところ休息が足りてませんでしたからね」
僧侶「僕もさんせーい」
勇者「それじゃあ、次の町には1週間ほど滞在しよう」
勇者「なにかあれば変わるかもしれないが、たまにはゆっくりするのもいいよな」
戦士「よし、そうと決まれば急ごうぜ」
魔道士「あなたは結局休むこともないでしょうが」
戦士「日々の鍛錬は大事だからな」
勇者「俺はパスするぞ。流石に長旅で疲れた」
戦士「む。なら一人でやるか」
僧侶「(これは...チャンスかも)」
2:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/07(土) 23:34:48.10
ID:ku0t8ynJ0
一日目
勇者「それじゃ宿はとったけど、あとはどうする?」
魔術師「別行動で、夕方にまた集合で良いんじゃないでしょうか」
戦士「各自見たいものもあるだろうし、それでいいな」
勇者「じゃあわかった、しばらくした後に集まろう」
---商店街---
勇者「新しい剣が欲しいけど、それは皆に相談するか」
僧侶「勇者っ!」ニコ
勇者「僧侶か。お前もここに来てたのか?」
僧侶「うん、勇者はなにしてたの?」
勇者「ああ、新しい剣見てたんだけど」
僧侶「そういえばその剣、ずっと使ってるもんね」
勇者「ああ、僧侶はなにを見てたんだ?」
僧侶「僕はねー(勇者だよ)」
僧侶「靴とか、かな」
勇者「へえ、そういえば俺も古くなってるなあ」
3:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/07(土) 23:39:44.08
ID:ku0t8ynJ0
僧侶「じゃあさ、一緒に見ようよ!」
勇者「そうだな、せっかくだし一緒に見るか」
僧侶「あっちによさそうなお店が合ったよ!」
勇者「よし、じゃあそこに行ってみるか」
---靴屋---
勇者「うん、品揃えが良いな」
僧侶「勇者はどんなのが欲しいの?」
勇者「おれは、こういう奴かな。丈夫そうだし、色もダークでかっこいいし」
僧侶「僕はねー、こんなのどうかな」ニコ
勇者「それは女用の奴だろ」
僧侶「えー、似合わない?」ウワメヅカイ
勇者「に、似合うとかじゃなくて」
僧侶「いいと思ったんだけどなー」
勇者「(急にどうしたんだこいつ)」
僧侶「あっ、これかっこいいね!ね、勇者」
勇者「あ、ああ」
僧侶「どうしたの?」
勇者「なんでもない」
5:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/07(土) 23:47:29.09
ID:ku0t8ynJ0
僧侶「あ、もう結構暗くなってる」
勇者「そろそろあいつらも戻ってきてるかもな」
僧侶「じゃあ、僕たちもそろそろ戻ろうか」
勇者「そうだな」
---宿屋---
戦士「なんだお前ら、一緒だったのか」
勇者「ああ、偶然会ってな」
魔術師「何か良いものはありましたか?」
勇者「剣が欲しかったんだが、一応相談しようと思ってな」
魔術師「私もちょうど杖を買い換えたいと思ってたのですが」
僧侶「僕もそろそろ武器を買おうかなあ」
戦士「いい機会だ、まとめて買っちまうか?」
勇者「それは後日まとまって動くときにしようか」
魔術師「そうですね、今日はもう休みましょう」
勇者「あー、疲れた。確かここって風呂あったよな?」
戦士「おお、四人で入るのは久しぶりだな」
魔術師「最近は野営続きで、うんざりしてたところです」
僧侶「あ、僕はちょっとパスで」
勇者「体調でも悪いのか?」
僧侶「いや、後で一人ではいるよ」
戦士「なんでだよ、一緒に入ろうぜ」
僧侶「ちょっとやりたいことがあってね」
魔術師「無理に誘う必要もないでしょう」
勇者「そうだな、じゃあ行ってくる」
僧侶「いってらっしゃーい♪」
6:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/07(土) 23:54:58.14
ID:ku0t8ynJ0
---風呂---
勇者「あー、癒される」
戦士「僧侶の奴、なんで来ないんだろうな」
魔術師「ま、詮索することもないでしょう」
勇者「それより、今後の旅の話だが...」
---部屋---
勇者「いやー、あったまった」
戦士「夕食はなに食べるんだー?」
魔術師「確かこの宿は夕飯付きでしたよ」
勇者「へー。楽しみだな」
僧侶「あ。皆お帰り」ニッコリ
戦士「いいお湯だったぜー。お前もあとでゆっくりな」
僧侶「ありがと、戦士」
勇者「それじゃ、そろったところで飯といきますか」
魔術師「楽しみですね」
---食堂---
勇者「おー、ずいぶん豪華だな」
店主「勇者様がお泊りとのことでしたから、ふるって作りましたよ!」
戦士「世界の平和は必ず取り戻すから、安心しててくださいよ!」
店主「頼もしい限りですな、では私はこれで。ぜひお楽しみください」
魔術師「ああいう方のためにも、必ず世界を救わなくてはな」
僧侶「...」
勇者「ああ、でも休息も大事だ。それじゃ、いただきます」
皆「いただきます」
7:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 00:03:03.83
ID:mshPjsx70
---部屋---
勇者「美味しかったな」
戦士「久しぶりにゆっくり食事を楽しんだ気がするぜ」
僧侶「僕の料理が不満ー?」ムゥ
戦士「そ、そうじゃねえって」
勇者「本当に、いつも感謝してるよ」
僧侶「えへへ」
勇者「じゃあ、そろそろ寝るか」
戦士「そうだな。俺は明日も早くから鍛錬だ!」
魔術師「ほどほどにお願いしますよ」
僧侶「それじゃ、僕はお風呂に...あっ!」
勇者「うわっ!」ベチャ
僧侶「ご、ごごごめん勇者!」
勇者「いや大丈夫だ、でもこれなんだ?」
僧侶「ごめん。イカ墨なんだ、料理に使おうと思って」
僧侶「冷蔵庫に運ぼうとしてたんだけど、手が滑っちゃって」
戦士「いつ使うんだよ」
僧侶「明日は店主さんの食堂がおやすみだから僕がつくろうと思って」
魔術師「どこで聞いたんですか?」
僧侶「昼間、僕だけ少し残ってお話してたら聞いたんだ、伝えるようにって(うそだけど)」
僧侶「だから、その、ごめん(ほんとは僕がいらないって言ったんだけどね)」
勇者「いやいいさ、そういうことならしょうがない」
勇者「でもこれは...もう一度風呂に入ったほうがよさそうだな」
僧侶「ごめんね勇者、僕の一緒にいくよ」
勇者「ああ、そうだな。一緒に行こう」
8:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 00:06:43.98
ID:mshPjsx70
---風呂---
僧侶「勇者、その、ほんとにごめん」
勇者「だから気にするなって、それより明日の夕飯はどうするんだ?」
僧侶「あっ、普通にパスタにしようかなって」
勇者「それは楽しみだな、だから落ち込むなよ」
僧侶「うん」ウルウル
勇者「!」
勇者「そ、それじゃあ入るか」
僧侶「まって」ギュ
勇者「へっ!?」
勇者「な、なんだよ」
僧侶「背中、流してあげる」ウワメヅカイ
勇者「」
勇者「よ、よろしく」
僧侶「なんで顔隠してるの?」
勇者「な、なんでもないから。ほら早くしようぜ!」
僧侶「うん!(ふふ♪)」
9:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 00:10:39.72
ID:mshPjsx70
僧侶「あがったよー」
勇者「二度風呂もいいもんだ」
僧侶「うん、明日も入ろうね」
勇者「明日は全員で入れると良いな」
僧侶「...うん」
勇者「どうしたんだ?」
僧侶「眠くなっちゃったみたい。もう寝るね」
勇者「ああ、あいつらも寝てるしな」
勇者「おやすみ」
僧侶「おやすみ、勇者」
---深夜---
僧侶「はあ..はあ...ん」シコシコ
僧侶「勇者、勇者、好き!」シコシコ
僧侶「勇者...!」ドピュ
魔術師「...」
10:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 00:15:12.39
ID:mshPjsx70
---二日目---
勇者「みんなおはよー」
僧侶「おはよう!」
魔術師「おはようございます」
戦士「おお、お前ら今起きたのか」
魔術師「やっぱり朝から鍛錬ですか」
戦士「一日でも欠かしたら気持ち悪いんだよ」
僧侶「今日はみんなどうするの?」
魔術師「私はちょっと図書館まで」
戦士「俺はこの町の知り合いにあってくる」
勇者「知り合いなんていたのか?」
戦士「ちょっとな」
勇者「それじゃ俺はショッピングの続きでもするかな」
僧侶「あ、僕もついてく!」
勇者「それじゃまた一緒だな」
僧侶「うん!」ニコ
勇者「う...そ、それじゃあ行こうか」
戦士「じゃあな」
魔術師「それでは」
11:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 00:20:58.46
ID:mshPjsx70
---商店街---
勇者「今日は防具を見ようと思ってるんだ」
僧侶「いいねそれ、僕も見たかったんだ!」
勇者「じゃあ、そこの店に行くか」
僧侶「うん!」
---防具屋---
勇者「へえ、いろいろあるんだなあ」
主人「お、そこのお譲ちゃん可愛いね、今日入った新作の服があるんだけど見るかい?」
勇者「あ、こいつはおと」ムグッ
僧侶「それ、見せてください!」
勇者「なんでだよ!」ヒソヒソ
僧侶「好奇心ってやつだよ!」ヒソヒソ
勇者「お前なあ...」
主人「ほら、どうだ。似合いそうだろ、性能も保証するぜ」
僧侶「これ、着てみても良いですか?」
勇者「え!?」
主人「もちろんだ」
僧侶「好奇心、好奇心♪」
勇者「いや、いいのかそれ?」
12:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 00:24:51.91
ID:mshPjsx70
僧侶「ど、どうかな」ドキドキ
勇者「」
主人「お、やっぱり似合うねえ」
勇者「お前、プライドとかはないのか」ヒソヒソ
僧侶「一回こういう服着てみたかったんだもーん」ヒソヒソ
勇者「それにしたって」ヒソヒソ
僧侶「それとも勇者はこのかっこ、嫌い?」ウワメヅカイ
勇者「」
勇者「(まずい...こいつは男だ男だ男だ男男男おと)」
僧侶「勇者、どうしたの?」
主人「ははーん」
主人「まあ、俺は引っ込んでるから、後はゆっくり見てくれや。会計は呼んでくれ」ニヤニヤ
勇者「い、いやなんでもない」
勇者「ちょっと腹痛で。トイレ借りてくる」
僧侶「そう、いってらっしゃい」
僧侶「...」
僧侶「へえ♪」
13:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 00:30:47.27
ID:mshPjsx70
---トイレ---
勇者「まずい、あいつは男だぞ。何を考えてるんだ俺は」
勇者「とりあえず落着けー、落着けー」
勇者の剣「Hey」
勇者「」
---店---
勇者「お待たせ」
僧侶「あ。勇者おかえり、だいじょぶ?」
勇者「ああ、無事良くなったよ」
僧侶「ならよかった」スンスン
僧侶「じゃあ、行こうか♪(さすがにシてないか...)」
勇者「ああ、防具はまだ新しいし、もういいかな」
僧侶「じゃあ次はどうする?」
勇者「そろそろ昼飯だし、どこか食べに行くか」
僧侶「そうだね、そうしよう!」
14:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 00:31:03.07 ID:swi7QwuUO
やったぜ男の娘だ
15:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 00:41:01.47
ID:mshPjsx70
---宿屋---
勇者「いやー...今日は疲れたな(いろんな意味で)」
僧侶「でも美味しかったね(いろんな意味で)」
魔術師「あ、お帰りなさい二人とも」
僧侶「あ、魔術師君も帰ってきてたんだ」
魔術師「ええ、少しみたら十分でしたから」
勇者「きょうはどうするかなー」
僧侶「まだ暗くなるには早いよね」
戦士「おー、お前ら」
勇者「お、戦士」
戦士「いや皆集まってたか」
魔術師「おかえりなさい」
戦士「おう、今日は結構早く集まったな」
僧侶「僕は料理の支度してくるね!」
魔術師「じゃあ私も手伝いますよ」
戦士「そうだ勇者、ちょっと頼まれてくれねえか」
勇者「ん、なんだ?」
戦士「実は例の知り合いが、勇者に会いたいんだとよ」
勇者「へ?」
戦士「どうやら勇者の大ファンらしい、30分後に噴水で待ってるってよ」
勇者「は?いきなりすぎるだろ、お前は来ないのか?」
戦士「俺は邪魔だから来るな、とさ」
戦士「頼むよ勇者、会ってやってくれねえか?」
戦士「あいつには世話になったし、恩返しがしたいんだ」
勇者「そういうことなら...まあ」
戦士「やってくれるか!」
勇者「ああ、30分後に噴水だな?」
戦士「ああ、頼んだぞ!」
勇者「じゃあちょっと行ってくるよ
戦士「ああ」ニヤリ
16:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 00:44:39.99
ID:mshPjsx70
---噴水---
勇者「ん、だれもいないじゃないか」
黒い服の男「お前が勇者か」
勇者「だれだお前は?」
黒い服の男「ちょっと眠っててもらうぞ」
勇者「な、なにをするんだ!」
黒い服の男「悪いね、命令なもんで」
勇者「くっ...」
黒い服の男「よし、眠らせた。ベンチにでも座らせておくか」
勇者「なーんてな」
黒い服の男「なにっ!?」
勇者「そんな毒が勇者に通じると思ったのか?」
黒い服の男「く..そ」バタリ
勇者「なんだったんだ」
勇者「あいつらが心配だな、戻るか」
17:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 00:50:58.63
ID:mshPjsx70
---宿屋---
僧侶「やめて、お願い!」
魔術師「はあ...はあ...」ギンギン
戦士「へへ」ビンビン
僧侶「助けて...勇者...」
勇者「おーい、帰ったぞ...って」
勇者「おい!お前ら!!なにやってるんだ!!」
僧侶「勇者...!」
魔術師「な!」
戦士「噴水に行ったはずじゃ...」
勇者「お前の知り合いとは人の命を狙うような奴なのか?」
戦士「くそ...!」
勇者「答えろ!なんでこんなことをした!」
魔術師「うるさい!」
勇者「な」
魔術師「こいつの顔を見ろ!」
魔術師「どうだ、メスの顔じゃないか」
僧侶「うぐっ」
勇者「僧侶から手を離せ!」
魔術師「いいか、こいつを見て襲わないほうが、男としてどうかしてる!」
戦士「そのとおりだ」
勇者「お前ら、そんな奴じゃなかっただろ!」
魔術師「ぐ...最初は何も思っていなかったが」
戦士「こいつが悪いんだよ、毎日俺らを興奮させるこいつがな」
勇者「僧侶は男だぞ!狂ってる!」
魔術師「お前だって、あるんじゃないのか?」
勇者「なにがだ...」
魔術師「こいつで興奮したことくらい、あるだろう」
勇者「うるさい」
18:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 00:55:02.65
ID:mshPjsx70
魔術師「」
戦士「」
勇者「お前らのようなものが仲間だったことに恥を覚えるよ」
魔術師「ぐ...」ボロ
戦士「つぇぇ」ボロ
勇者「お前らは衛兵に突き出す、折の中で反省しろ」
魔術師「くそぉ!」
戦士「チッ」
勇者「俺らはこの町で新しい仲間を探す」
勇者「僧侶、大丈夫か?」
僧侶「ゆうしゃぁ、怖かったよぉ」グス
勇者「もう大丈夫だからな、さあ行こう」
衛兵「何の騒ぎだ」
勇者「ごう姦未遂だ、こいつらを捕まえてくれ」
衛兵「は、しかし何の証拠があって」
勇者「国から貰ったものだ、これで十分だろう」
衛兵「ゆ、勇者様でありましたか!失礼しました!」
衛兵「おいお前ら、こいつらをひっとらえろ!」
勇者「さあ、行こう僧侶」
僧侶「うん」グス
19:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 00:56:55.99
ID:mshPjsx70
---監獄---
魔術師「くそ...くそが!」
戦士「おい、もうやめろ」
魔術師「あのクソアマ...ぜってぇゆるさねえ」
戦士「命が助かっただけでもいいだろう」
魔術師「ああ、だが本気で殺されかけた」
戦士「殺す目をしてたな...あれは」
20:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 01:00:28.59
ID:mshPjsx70
---数時間前 宿屋---
僧侶「厨房使っていいよって言ってくれたから」
僧侶「なんだか、いつもより専門的だなー」
僧侶「がんばってつくろう!」
魔術師「僧侶、手伝いますよ」
僧侶「あ、ありがとう!」
魔術師「何をしたらいいですか?」
戦士「おお、せっかくだし俺も手伝うよ」
僧侶「わ、二人ともありがとう」
僧侶「えーっと、じゃあねぇ」
僧侶「これを、ここに...ムグッ」
僧侶「んー!んー!」
魔術師「ふふふ、あなたが悪いんですよ」
魔術師「まさかあなたにそっちの気があったとは」
僧侶「んー!!んー!!」フルフル
戦士「へへ、勇者ならしばらく戻ってこねえぞ」
21:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 01:03:41.52
ID:mshPjsx70
僧侶「なーんだ」
魔術師「!?」
戦士「!?」
僧侶「勇者、こないの?」
魔術師「な、強力な束縛魔法を...」
僧侶「君たちの事、仲間として信頼してたんだけど」
僧侶「残念だよ」スッ
魔術師「!」ゾク
戦士「くっ!」ダッ
僧侶「逃がさないよ」ギュ
戦士「ぐああああああ!」
僧侶「本当に残念だけど、ちょっと素敵なこと思いついちゃった」
魔術師「」ガクガクガク
僧侶「君たちは仲間から、道具になりましたー」
僧侶「私の言うとおり動いてね、じゃないと」
僧侶「首と体が離れちゃうかも♪」
戦士「」
魔術師「」
22:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 01:07:10.76
ID:mshPjsx70
---別の宿屋---
勇者「大丈夫か、僧侶」
僧侶「怖かった、急に襲ってきて怖かったよ、勇者」
勇者「ああ、わかってる。あいつら...」
僧侶「勇者...」
勇者「ん?」
僧侶「僕のこと、どう思ってる?」
勇者「」ブッ
勇者「どうって...」
勇者「仲間として、大切に思ってるさ」
僧侶「でもあの二人は違ったみたい」
僧侶「僕のこと女の子みたいに思ってたみたいだよ」
僧侶「勇者は違うの?」
勇者「それは...僧侶は確かにきれいな顔をしてるけど」
勇者「あいつらみたいに思ったことはないよ」
23:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 01:10:46.09
ID:mshPjsx70
僧侶「うそつき」
勇者「えっ?」
僧侶「防具屋で僕がこの洋服を着たとき」スルスル パサッ
勇者「え、お前それ買って...」
僧侶「勇者のここ、今みたいになってたよね?」ヒラッ
勇者の剣「very nice」
勇者「ぐ...!!」
勇者「気づいてたのか...」
僧侶「うん」
勇者「でもあれは違うんだ...決してそう思ってたわけじゃなくて」
勇者「仕方なくっていうか...」
僧侶「うん、でも」
僧侶「勇者なら、いいよ?」ウワメヅカイ
勇者「」プツ
24:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 01:11:48.76
ID:mshPjsx70
勇者「僧侶っ!」
僧侶「いいよ、勇者で汚して...!」
勇者「くっ...やっぱりだめだ」
25:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 01:17:58.74
ID:mshPjsx70
僧侶「どうして、僕のことなら気にしなくても」
勇者「こんなの、間違ってると思うんだ」
僧侶「間違いなんて...!」
勇者「一時の気の迷いなんだよ、そうだろ?」
勇者「村にいたときに付き合ってた子はどうしたんだ」
僧侶「興味ないよ。勇者に嫉妬して欲しかっただけ」
僧侶「全部、勇者が好きだからだよ」
勇者「そうか。でも俺は...んっ」チュゥゥ
僧侶「んっ...うるさいな、もう」
僧侶「勇者のここは、正直だよ?」ギュ
勇者「う...」ビクン
僧侶「素直になろうよ、勇者」
勇者「そう...りょ...」
僧侶「勇者、気持ちいい?」シコシコ
勇者「うぐ..あ、ああ」ビクビク
僧侶「勇者のあっついよ...」クチュクチュシコシコ
勇者「僧侶...もう!」
僧侶「いいよ、僕のおててにいっぱい出して!」シコシコシコ
勇者「ぐあっ!」ドピュドピュ
僧侶「いっぱいでたね」ペロ
勇者「あっ」
僧侶「んっ、勇者の美味しい」ペロペロ
僧侶「ん」ゴクン
26:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 01:25:23.87
ID:mshPjsx70
僧侶「おそうじしてあげる」パク
僧侶「ん、ほいひいよ、ゆうひゃ」ジュポジュポジュポ
勇者「あ、ああ」ガクガク
僧侶「もっほひょうらい?ゆうひゃのひょうらい!」グッポグッポ
勇者「ああ、あああ!」ビュービュー
僧侶「んっんっんっ」ゴクン
僧侶「ゆうしゃぁ」トロン
勇者「そうりょっ!」バタン
僧侶「僕のも、やってよ」ドキドキ
勇者「僧侶の、可愛いな」ペロ
僧侶「あぅ、勇者ぁ///」
勇者「後ろから...入るかな」
僧侶「勇者のために、いつでも入れるようにぃ」ハァハァ
僧侶「してあるからはぁ!」ズブ
勇者「僧侶、気持ちいいよ!!」ズッズッ
僧侶「あっ、あっ、勇者、すきぃ!」パンパン
勇者「僧侶の奴、ちっちゃいな」シコシコ
僧侶「いっつも、勇者でシてたの!」トピュ
僧侶「夢みたい!あたまおかしくなりゅう!」ビクンビクン
勇者「僧侶、僧侶、もうイくよ!」
僧侶「勇者、来て勇者!」ビクビク
勇者「イくっ!」ドビュドビュドビュドビュ
僧侶「あぁ!」ビクンッ
僧侶「勇者で初めて...メスイキ...しちゃった」ハァハァ トロン
勇者「」ムクムクムク
勇者「もう一回だ!」
27:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 01:27:26.15
ID:mshPjsx70
---次の日の朝---
勇者「ほんとにごめん」
僧侶「責任とってね♪」
勇者「ああ、責任取るよ」
勇者「でもまずは魔王を...」
僧侶「魔王なんかわからないくらい、気持ちよくしてアゲル♪」
勇者「魔王を倒すことが私の使命だ!」僧侶「へぇ」 完
28:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 01:28:16.24
ID:mshPjsx70
てんしょんで書いてたので途中わけわからなくなってますが
こんなオナニーssに付き合ってくれてどうもありがとうございました
元スレ
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