律「いじめないで…」

2010-09-28 (火) 21:15  けいおん!SS   7コメント  
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2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /26(日) 21:24:15.93 ID:MnJz2E1AO
バチバチバチバチ…
律「や、やめくれ!ムギ!死んじゃうよ!!」
紬「ウフフフフ」
「りっちゃんのおでこにスタンガン当ててみたかったのー」

スタンガンを手に持ちゆっくり近づいてくる紬。穏やかな笑顔だ。
夕日で真っ赤になった音楽準備室には紬と私しかいない。

どうして…どうしてこうなった…!


…………




唯「えー!?澪ちゃん相撲部屋に入門したの!?」

2010-09-28 (火) 09:15  けいおん!SS   2コメント  
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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /28(火) 00:35:31.37 ID:jAgTN+IfO
澪「新弟子検査に合格したんだ。まわし似合うか?」

唯「えー!?トップレスなの?」

澪「当たり前だろう!力士がブラして土俵に上がれるか!」

兄弟子「おい澪!早くまわし締めてくれ」

澪「押忍!」

唯「行っちゃったぁ…」




梓「これ唯先輩のブログだ・・・」

2010-09-27 (月) 15:35  けいおん!SS   3コメント  
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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /27(月) 00:50:14.62 ID:ld3GMNdm0
本作は 憂「これ・・・お姉ちゃんのブログ?」 の後日談となっています
前作の物語の延長となっているので、良ければ前作と併せてお読みください

前作→憂「これ・・・お姉ちゃんのブログ?」

―――――
―――


『◎月◎日 今日からは2人で更新する事になりました!
 2人の出来事をいっぱい書いて、素敵なブログにしたいと思います♪
 これからもよろしくお願いします!』

梓「唯先輩のギー汰・・・この妹頼り具合・・・」

梓「これ唯先輩のブログだ・・・」

梓「しかもこの流れから言うと・・・」

梓「憂と・・・」

梓「憂は何となく好きだってわかってたけど・・・」

梓「まさか唯先輩まで・・・」

梓「でも実際に付き合ってるって考えると・・・」

梓「うぅん・・・想像できない」

梓「すっごく気になるし・・・」

梓「このブログは要チェック!」カチッ




唯「澪ちゃんって言うほどかわいくないよね」

2010-09-26 (日) 15:35  けいおん!SS   6コメント  
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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /26(日) 02:06:20.73 ID:GJN9teAJ0
澪「えっ?」

紬「あっ!!私もそれ思ってたの!!」

澪「………」

唯「う~ん…確かにかわいいことにはかわいいけど…」
唯「ファンクラブができるほどとは…」

紬「何ていうか…こう…、媚びてる…って感じ…?」

唯「そうそう!!それそれ!!」

澪「………」

唯「なんだかんだいって最終的にコスプレしちゃうとことかっ」

紬「怖がり方もちょっとわざとらしいしっ」

唯・紬(クスクス クスクス)

澪「………」




律「放課後唯タイム」

2010-09-26 (日) 01:30  けいおん!SS   1コメント  
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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /24(金) 17:41:38.49 ID:ggU7bxevO

 ガチャ

唯「すぴー」

律(唯が寝てる……)パタン

唯「くかー」

律(ふむ)ソー

唯「……りう」

律(おっと)ビク

唯「りつ……」ムニャムニャ

律(……私か?)

律(私の夢を見てんのか?)

唯「おでこ取れてるよ……」

律(なにそれ怖い)




律「大きな窓があるお部屋♪」

2010-09-25 (土) 20:15  けいおん!SS   2コメント  
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1 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/09/24(金) 01:45:15.21 ID:sUaFK4oY0

梓「ですね」

律「なー」

梓「っていうか大きな窓しかないじゃないですか」

律「うん。部屋自体は狭いしな」

梓「っていうかよく見ると窓もあまり大きくないですね」

律「な」

梓「(比較的)大きな窓がある(すごく狭い)お部屋♪」

律「()の中身に悪意を感じるんだけど」




律「……のあとが!」唯「本音っ」

2010-09-25 (土) 15:35  けいおん!SS   3コメント  
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1 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/09/16(木) 23:23:16.45 ID:rw9kRyML0
律「10回ゲームしようぜっ」

唯「わたしそれ苦手だよ」

律「いいからいいから」

唯「…1回だけだよ」

律「いやいや10回ゲームだよ」

唯「」




唯「大好きって言うなら、大大好きって返すよ」

2010-09-25 (土) 01:30  けいおん!SS   2コメント  
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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/22(水) 17:15:46.84 ID:w9A5eUu40
梓「大好き」

唯「大大好き」

梓「大大大好き」

唯「!?」




紬「唯ちゃん!?」 喪黒「ホーホッホッホ、ワタシですよ」

2010-09-23 (木) 15:15  けいおん!SS   3コメント  
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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /22(水) 20:33:44.26 ID:8dXEG6HG0
ドーン!!



3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /22(水) 20:38:29.45 ID:8dXEG6HG0
私の名前は喪黒福造、人呼んで笑ゥせぇるすまん

ただのせぇるすまんじゃございません

私が取り扱う品物は“ココロ” 人間のココロでゴザイマス・・・

この世は老いも若きも男も女もココロの寂しい人ばかりそんなみなさんのココロのスキマお埋めします

いえお金は一銭もいただきませんお客様が満足されたら、それがなによりの報酬でゴザイマス・・・

さて今日のお客様は・・・

紬「うふふ」

琴吹 紬 17歳 女子高生

   【イビツな愛情】

ホーホッホッホ・・・・・・




澪「恐怖、ヤッテヤルデス」その2

2010-09-23 (木) 01:31  けいおん!SS   2コメント  
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前→澪「恐怖、ヤッテヤルデス」


259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/09/16(木) 19:34:21.30 ID:jVx/fvqU0
― しょくいんしつ!


和が2階から飛び降りた同じ頃、桜高の職員室では動く者は誰もいなくなった。

自分の机で女性教諭は110番した受話器を握ったまま事切れ、床には竹刀を片手の男性教諭と緑のリボンの1年生が転がっていた。

いずれもその視線の先は不安定にあさっての方向を向いている。

そしてその中心には顔に血糊をつけたヤッテヤルデスが立っていた。


三人を一瞥すると教頭のデスクによじ登り、散乱した書類やファイルを踏みながら、完全に手中へと収めた職員室を改めて見回した。

そして勝どきのように鳴き始めた。

その声は力強く、そして美しかった。人気のなくなった廊下にもそのソプラノが響き渡っていった。


ヤッテヤルデスはあとに控える標的はムギ、澪、梓の三人だと把握し、既に己の勝利を確信し始めるところに差し掛かっていた。

教員や生徒達を屠った結果、人間は思うほど強くはなく、脆弱で愚かな存在であるということを感じ始めていた。

ひとしきり声を出して気が済んだヤッテヤルデスは今度は三人をどうやって殺害するかを考え始めた。

そして1つのプランを思いつくと軽やかに廊下へと消えていった。




澪「恐怖、ヤッテヤルデス」

2010-09-22 (水) 20:15  けいおん!SS   2コメント  
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6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2010/09/13(月) 22:21:05.19 ID:zgxjQaqD0
― しんや!


誰もいなくなった桜高。その音楽室。

トンちゃんの水槽の水音だけが響いている。


ドアが開くと、そこを照らし出す懐中電灯の光。警備員だ。

「異常なし」

老いた警備員は部屋を一通り見渡すと、隅の鍵箱を開いてパトロールレコーダーに鍵を挿し込む。

カチリという動作音とパイロットランプを確認し、再び彼は外へ出て行った。


それを見計らったように部屋の片隅から出てくるモノがいた。


一見するとツインテールをした少女の頭の形状を持つ生首である。

しかしその生首はツインテールを使い自立していた。

もみ上げとなる部分も30センチほどの長さを持ち、それは手の役割を果たしているのだろうか、

そして窓枠によじ登ると難なくその「髪腕」で窓を開き、夜の闇へ消えていった。




澪「もうこんなの嫌です!」 喪黒「勇気を持つのです」

2010-09-22 (水) 08:40  けいおん!SS   1コメント  
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1 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/21(火) 20:41:54.27 ID:Ysi0TQws0
ドーン!!



2 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/21(火) 20:45:43.41 ID:Ysi0TQws0
私の名前は喪黒福造、人呼んで笑ゥせぇるすまん

ただのせぇるすまんじゃございません

私が取り扱う品物は“ココロ” 人間のココロでゴザイマス・・・

この世は老いも若きも男も女もココロの寂しい人ばかりそんなみなさんのココロのスキマお埋めします

いえお金は一銭もいただきませんお客様が満足されたら、それがなによりの報酬でゴザイマス・・・

さて今日のお客様は・・・

澪「わたしがヴォーカル!?」

秋山 澪 17歳 女子高生

   【目立ちたくない女】

ホーホッホッホ・・・・・・




梓「好きです、律先輩」

2010-09-22 (水) 01:33  けいおん!SS   0コメント  
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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /21(火) 20:56:04.71 ID:PDxnRsLK0
律「は?」

梓「好きです」

律「え?えーっと…え?」

梓「好きですっ!」

律「ちょっ…落ち着け梓!」

律(好きって…私を?梓が?なんなんだこれ…冗談か?)



放課後いつものように行われた部活動

いつも通りにお茶をして

それからいつも通りに澪と梓に怒られて

いつも通りに練習をした

いつもと違ったのは帰りに梓に呼び止められたこと




純「ふふふ、寂しがり屋だな~」

2010-09-21 (火) 23:11  けいおん!SS   1コメント  
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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 21:35:50.03 ID:3fInfgcr0
純「どうせ、三年の先輩がいなくなって1人で部室で泣いてるんでしょ?」ニヤニヤ

梓「そんなこと!・・・ないよ・・・」シュン

純「しかたないから、そんな寂しがり屋な梓の為に軽音部に入ってやるか!」ニヤリ

憂「はい、梓ちゃん♪これ、私達の入部届けだよ」ピラッ

梓「!」

梓「・・・二人とも・・・ありがと」ウルウル





ジャズ研部員「・・・・」




梓「ごめんなさい!ごめんなさい!」 喪黒「いいえダメです」

2010-09-21 (火) 19:11  けいおん!SS   2コメント  
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1 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/17(金) 20:52:39.89 ID:jkeFB59n0
ドーン!!



2 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/17(金) 20:57:11.76 ID:jkeFB59n0
私の名前は喪黒福造、人呼んで笑ゥせぇるすまん

ただのせぇるすまんじゃございません

私が取り扱う品物は“ココロ” 人間のココロでゴザイマス・・・

この世は老いも若きも男も女もココロの寂しい人ばかりそんなみなさんのココロのスキマお埋めします

いえお金は一銭もいただきませんお客様が満足されたら、それがなによりの報酬でゴザイマス・・・

さて今日のお客様は・・・

梓「もうちゃんと練習やりましょうよ!」

中野 梓 15歳 女子高生

  【スタジオ貸します】

ホーホッホッホ・・・・・・




唯憂「じっごくの釜の~フタが開く~」

2010-09-21 (火) 14:20  けいおん!SS   1コメント  
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1 名前:以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 20:23:25.04 ID:tlLvx6oe0
 ぐつぐつぐつ。

突然ですがここは地獄。
真っ赤な血の海が横で煮え立っています。

憂「お、おねえちゃん……」

隣にはかわいいかわいい妹の憂。
すっかり怯えてわたしの袖を掴んでいます。
目元にはうっすらと涙が浮かんでいます。

わたしがしっかりしなきゃ!

唯「大丈夫だよ!憂!」

でも……

憂「お姉ちゃん、足震えてるよ…」

唯「……」

…どうしてこんなことになったのか。

少し前に遡ります。




律「な、なにするんだ!?」 喪黒「罰を受けてもらいましょう」

2010-09-21 (火) 08:19  けいおん!SS   1コメント  
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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /20(月) 22:03:38.04 ID:7aEtJ+UP0
ドーン!!



2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /20(月) 22:06:50.49 ID:7aEtJ+UP0
私の名前は喪黒福造、人呼んで笑ゥせぇるすまん

ただのせぇるすまんじゃございません

私が取り扱う品物は“ココロ” 人間のココロでゴザイマス・・・

この世は老いも若きも男も女もココロの寂しい人ばかりそんなみなさんのココロのスキマお埋めします

いえお金は一銭もいただきませんお客様が満足されたら、それがなによりの報酬でゴザイマス・・・

さて今日のお客様は・・・

律「えぇっ練習!?」

田井中 律 16歳 女子高生

   【異次元ルーム】

ホーホッホッホ・・・・・・




梓「卒業しないでよぉ…」

2010-09-20 (月) 22:03  けいおん!SS   0コメント  
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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/19(日) 11:42:29.33 ID:7zkKkVsY0
唯「じゃあ私、卒業するのやめた!」

律「じゃあ私もー!!」

紬「みんながやめるなら私もやめるわ!」

澪「もちろん私もだ!」

梓「!?」




憂「シスコンと呼ばないで下さい」

2010-09-20 (月) 10:11  けいおん!SS   1コメント  
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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/19(日) 18:59:04.36 ID:ly6NTB0t0
心外です。



ただ“なかよし”なだけです。


いつから?――生まれた日から。


運命だからです。私がお姉ちゃんの妹になることは。

物心付いた時にはお姉ちゃんのことばかり見てた気がします。
だってあんなにも優しく、暖かい笑顔を振りまいてくれるから。
だから、私もお返しをしないと――そう思ってきました。




唯「とりあえず、あずにゃんの紅茶に下剤を混ぜてみましたっ!」

2010-09-20 (月) 04:21  けいおん!SS   2コメント  
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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09 /19(日) 21:54:42.13 ID:I8XCTfEg0
梓「ちょっ…!唯先輩!お菓子ばっかり食べてないで練習して下さい」

唯「え~、ちょっとくらいいいじゃん~まだ他の3人きてないんだし~」

梓「ダメです!普段だらけてるんだから、練習できると――」

梓の怒号が唐突に止まった。

唯「…?どうしたの?あずにゃん?」

梓「ちょっと…トイレに…」

梓は猛ダッシュで音楽室のドアにかけより、ドアノブに手をかけた。
しかし、梓がドアノブをいくら回しても扉は全く動かない。