モバP「文香がゴーカイジャーのステマをしてくるだとぉ――ッッ!!??」

2016-09-14 (水) 21:01  アイドルマスターSS   1コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 18:38:30.89 ID:+tuMHziz0


★注意☆


○タイトル通りゴーカイジャーのステマをするだけです。それ以上もクソもありません

○多少のキャラ崩壊ありかもです(特に文香)


以上がダメな方はブラウザバック推奨です




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 18:41:31.26 ID:+tuMHziz0


光「プロデューサー! 一緒にDVDを視ようよ♪」

P「なんだ光? 急にどうした?」

光「いや、今日のスケジュールは午前のレッスンだけで、アタシもうこの後何も予定がなくて暇になっちゃったからさ」


光「だから一緒にDVDを視ようよ! ちょうどここにはアタシの好きな特撮DVDがたくさんあるしさ」

P「そうだな………俺もそろそろ休憩とろうとしてたし、じゃあついでに視るとするか!」

光「そうこなくっちゃ! じゃあ、なに視る? ライダー? ウルトラマン? それともゴジラにする?」

P「う~ん………そうだな――」



文香「ゴーカイジャーを観ましょう」


P「うわっ、文香!?」





3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 18:43:13.81 ID:c8wR8oxcO

ゴーカイジャーだと長い
トッキュウジャーの夏映画にしよう




4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 18:43:27.57 ID:+tuMHziz0


P「いたのかお前………」


文香「驚かせてしまい申し訳ございません………ですが、私も今ちょうど時間が空いているものでして………」

文香「よろしければ、私もご一緒させてもらってもいいでしょうか………」

P「そ、そうだったか………俺はいいけど………」

光「アタシももちろんOKさ! でもゴーカイジャーだって? 文香さん、ゴーカイジャーが好きなの?」


文香「いえ、別に好きというわけではございません」


文香「ただ………」




文香「ゴーカイジャーは私にとって………人生なだけです」

P&光『!?』





5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 18:46:58.90 ID:+tuMHziz0


文香「ゴーカイジャーは歴代戦隊シリーズ最高傑作。ファンからは奇跡と呼ばれるクオリティを持つ映像作品です」

文香「例え戦隊シリーズに興味がなかったとしても、嗜んでいるのがアイドルの常識というものでしょう」

P「なにその物凄い持ち上げぶりは………?」

光「文香さん、ゴーカイジャーが凄く好きなんだね」

文香「私だけではございません。プロデューサーさんも……一番好きな戦隊はゴーカイジャーですし」


P「えっ?」

光「そうなの?」




6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 18:48:38.20 ID:+tuMHziz0


P「い、いや………確かにゴーカイジャーは好きだけど、一番かどうかは………」

文香「ゴーカイジャーですよね?」


P「いや、俺的には、思い出補正込みで、子供の頃夢中だったダイレンジャーやオーレンジャーとかの方が………」

文香「ゴーカイジャーですよね?」


P「いや、あの………オーレ――」

文香「ゴ ー カ イ ジ ャ ー ですよね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


P「そ、そうだな!! ゴーカイジャー最高!! 派手に行くぜ!!」


光「プロデューサーェ………」

文香「………フフッ♪」





7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 18:51:15.88 ID:+tuMHziz0


光「な、なんだかよくわからないけど、とにかく文香さんがゴーカイジャー推しなのはわかった!」


光「よし、それじゃあみんなでゴーカイジャーを一話から順に観ていこう!」」

文香「はい」

P「そ、そうだな」


光「では、早速DVDを入れて―――」



ガチャリ


ちひろ「おや? 何をしてるんですか?」

P「あっ、ちひろさん」





8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 18:53:59.70 ID:+tuMHziz0


ちひろ「三人集まって何してるんです? 映画でも観ようとしてるのですか?

光「実はカクカクジカジカで――」


ちひろ「ちょうど時間が空いてるので、三人でスーパー戦隊を観ようと………へぇ、三人仲良しでいいじゃないですか」

文香「いえ、違います。私達は三人でゴーカイジャーを観ようとしていたのです」

ちひろ「えっ? だからスーパー戦隊でしょう?」

文香「違います。スーパー戦隊シリーズの中のゴーカイジャーを観ようとしていたのです」

ちひろ「な、何が違うの?」





9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 18:55:27.69 ID:+tuMHziz0


文香「ちひろさんの今の発言では、スーパー戦隊シリーズ全般を指してしまいます」

文香「つまり、ゴーカイジャーに限らず、ゴーバスターズやキョウリュウジャーなどにも当てはまるわけです」


文香「物事は正確にでないといけません……私達が観るのはゴレンジャーでも、ジャッカ―電撃隊でも、東映版スパイダーマンでもありません」


文香「スーパー戦隊シリーズの中で最も評価が高く、これ以上の物はできないと言われた奇跡の作品………」


文香「『海賊戦隊・ゴーカイジャー』を視るんです」


文香「わかってくれたでしょうか………?」


ちひろ「は、はい………ご、ごめんね文香ちゃん………」



光「文香さん、こんなに面倒くさい性格だったけ?」ヒソヒソ

P「どこぞの世界の王者以上だな………」ヒソヒソヒソ




10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 18:57:04.70 ID:Wvo8R7dCO

ふみふみだったか忘れたが実際に中の人がゴーカイイエローっていたような



14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 18:59:36.43 ID:vJDbGmpUo

>>10
ふみふみだゾ




11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 18:57:41.00 ID:+tuMHziz0


ちひろ「と、とにかくわかりましたよ。ゴーカイジャーを観るのですね。ゴーカイジャーを」

光「そうだ! よかったらちひろさんも一緒に観ない?」

ちひろ「えっ、いや私は―――」


文香「そうですね………見るべきだと思います。ゴーカイジャーを観てないなんて人生の九割損してますから」

P「お前さっきからゴーカイジャー持ち上げすぎだろ!?」


ちひろ「まぁ、正直興味もなくはないですけど………………文香ちゃんがここまで推してきますし」


ちひろ「ゴーカイジャーってそんなに面白いのですか?」

P「まぁ、確かに凄く面白かったと思いますが………」

文香「控えめに言って………大傑作です」

ちひろ「そこまで言い切る!?」

光「文香さん、本当に推すなぁ」






12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 18:59:11.07 ID:+tuMHziz0


文香「別に、私個人が贔屓しての評価ではありません。多くの特撮ファンが思っている事実なのですから」

文香「海賊戦隊・ゴーカイジャーは、40年以上の歴史を誇る戦隊シリーズ一の傑作であると」

ちひろ「そうなんですか?」

P「いや、別に全てのファンがそう言ってるわけでは―――」



文香「では僭越ながら説明させていただきましょう。ゴーカイジャーが戦隊至上の作品である理由を………」





15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:00:55.56 ID:+tuMHziz0


文香「まず一つに上げられるのは………ゴーカイチェンジです」

ちひろ「ゴーカイチェンジ?」


文香「ゴーカイジャーは、自信が持つ変身ツールであるモバイレーツに、レンジャーキーを差し込むことにより」


文香「なんと、これまでの歴代34の戦隊全てに変身して戦うことができるのです」

ちひろ「歴代34全てに変身可能!? 確かに凄いですね!!」




17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:02:16.86 ID:+tuMHziz0


ちひろ「あれ? でも、仮面ライダーにも似たような能力持ってる人いませんでしたっけ?」

光「あっ、それはディケイドのことだね」

ちひろ「確かディケイドも似た感じで歴代ライダーに変身して戦ってましたよね?」

ちひろ「つまりこれって………ただの二番煎じじゃないですか?」

P「ちょ! ちひろさん! それは―――」


文香「………」






18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:05:45.66 ID:+tuMHziz0


文香「確かに。一部の視聴者からには、よくディケイドの二番煎じとも言われました」


文香「しかし、仮面ライダーディケイドは歴代平成ライダーのみに変身できます。つまり10人ライダーのみということです」

文香「対してゴーカイジャーは、これまでの34全ての戦隊に変身できます」


文香「これはつまり、ディケイドの三倍の数です」

ちひろ「おおっ、そう考えると確かにすごい!!」



文香「しかもそれらに満遍なく全てに変身してきました。特定の形態が多すぎたり少なすぎたりということはそんなにありません」

文香「変身した戦隊のほとんどに見せ場があったのも評価すべきところです」

ちひろ「35も形態あるのに、確かに凄いわね………」


文香「だからゴーカイジャーは、仮面ライダーディケイドの二番煎じでなどではありません」


文香「強いて言うなら………改良型とでも言うべきでしょう」

ちひろ「な、なるほど………!」




20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:10:01.54 ID:+tuMHziz0


文香「では続いて、ゴーカイジャーが至高の作品である理由その二を説明します」


文香「それは………これまでの戦隊ヒーローを演じてきた、レジェンド俳優さん達がゲスト出演してくれたということです」

ちひろ「ああ、実際に当時ヒーローを演じてくれた俳優さんがきてくれたのですか」

文香「ただ来てくれただけではありません………なんと、34全ての戦隊作品からそれぞれ一人以上が出演してくれたのです」

ちひろ「ええぇッッ!!?? つまり、これまでの作品全てからから本人が来てくれたってことですか!?」

ちひろ「それって地味に凄くないですか!? よく来てくれましたね………」


光「改めて考えると本当に凄いよね」

P「ああ。ゴーカイジャーが奇跡の作品と呼ばれる所以はここだよなぁ」





21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:11:39.71 ID:+tuMHziz0


P「俺が特に嬉しかったのはギンガマンの炎の兄弟が揃って出演してくれたことかな」

光「ギンガレッドを演じていたた前原一輝さんは、当時俳優業を引退してたんだよね………」

P「でも、黒騎士ヒュウガ役の小川輝晃さんが声を掛けてくれたことにより、一話限りで復帰してくれたんだよな!」

光「まさに炎の兄弟永遠なり!! だったよね♪」


ちひろ「そんなエピソードがあったのですか………」

文香「はい………例え、俳優業を引退したとしても」


文香「戦隊魂は永遠に不滅だということです………!!」

ちひろ「おおっ………!」





23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:13:05.92 ID:+tuMHziz0


ちひろ「なるほど、ゴーカイジャーってそんなに凄い作品だったのね………」

文香「そうです。一つの戦隊番組なのに、歴代34の戦隊の魂をも感じることができる」


文香「正に、ゴーカイジャーは……一粒で35粒美味しい作品というわけです」

ちひろ「家計に優しいわねぇ~~!!」

P「いや、その例えはどうなのよ!?」





24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:14:08.54 ID:+tuMHziz0


ちひろ「なんだか私、ゴーカイジャーが無性に観たくなってきました!!」

文香「ちひろさん………!」

P(そりゃあんだけ薦められたらなぁ)


光「よし、それじゃあちひろさんも一緒にゴーカイジャーを観よう!」

ちひろ「はい! ではご一緒させてもらいますね♪」


文香「よかった………ちひろさんにもゴーカイジャーの魅力がわかってくれたようで………」

P「文香お前………」

文香「………? どうかしましたでしょうか?」

P「いや、なんでもないよ………」





25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:14:54.06 ID:+tuMHziz0


光「よーし! それじゃあ四人みんなでゴーカイジャーを観に――」 


ガチャリ


茜「失礼しまーす!! 何をやってるのですか?」

P「おわっ、茜か!?」





26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:18:33.90 ID:+tuMHziz0


茜「皆さん揃ってTVの前で集まって何してるんですか? もしかして合同トレーニングですか!?」

P「そんなわきゃねぇだろ」


光「実はカクカクジカジカで………」

茜「ゴーカイジャーですか!!?? なんともラグビーやっていそうなヒーローの名前ですね!!」

P「そ、そうかぁ………?」


文香「ラグビーはやっていませんが、ゴーカイレッド役の小澤亮太さんは元バスケ部で」

文香「メガレンジャー回では、その技能を披露していましたね」

P「お前なんちゅうマニアックな知識を………!?」






27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:19:57.76 ID:+tuMHziz0


ちひろ「よかったら茜ちゃんも一緒に観ませんか?」

茜「う~ん………特撮ヒーローですか………」


茜「私、そこまで詳しくないのですけど………大丈夫でしょうか?」

文香「ぜひ見るべきだと思います」


文香「ゴーカイジャーを観てないで、熱血アイドルなんて名乗ったら…末代までの恥になりますから」ニヤリ

茜「な、なんですと―――ッ!!???」ガ――ン!


P「煽ってきた!?」





28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:21:37.32 ID:+tuMHziz0


文香「ゴーカイジャーは戦隊史上最高の熱血王道ドラマであることで有名です」

文香「きっと、日野さんに心にも響くことは間違いないでしょう」

茜「そ、そうなのですか!?」

P「いや………王道とは思うけど、熱血と言う程では―――」


文香「特に有名なのは、ゴーカイジャー33話『ヒーローだァァッ!!』ですね」

文香「俗にダイレンジャー回と呼ばれている話ですが……これが実に熱い話なのです」

茜「どこがどう熱いのですか!?」


文香「それを説明するには、まずその前に出演者の一人を紹介せねばなりません」






30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:24:21.64 ID:+tuMHziz0


文香「ゴーカイジャー主役の六人の一人………ゴーカイシルバーを演じている池田純矢さんという方がいます」

茜「あっ、名前は聞いたことあります。確か俳優としてだけではなく、声優としても活動されてる方でしたよね」

文香「この方は自他ともに認める戦隊オタクとして有名でありまして……」

茜「へぇ、そうなんですか………戦隊オタクの方が戦隊ヒーローを演じてるというのも凄いですね」

文香「ちなみに演じている役柄も、戦隊ヒーローマニアの青年です」

茜「そのまんまじゃないですか!!」



文香「そしてそんな彼の子供の頃の夢は、ダイレンジャーに出ていた追加戦士こと、キバレンジャーになることでした」

茜「ああ、わかりますよ! 子供の時は憧れのヒーローになりたいって思いますよねぇ~………」


P「俺も将来の夢はウルトラマンタロウになることでした………」

光「プロデューサーが凄い遠い目をしている………!?」




31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:26:05.69 ID:+tuMHziz0


文香「そう………子供なら誰しもが、将来ヒーローになりたいと思うものです」

文香「ですが現実、それが叶うことは、まずありえません」

茜「………そうですね」


P「か、悲しいなぁ………!」ポロポロポロ

光「プロデューサー、マジで泣かなくても………」





34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:30:14.69 ID:+tuMHziz0


文香「ですが、池田純矢さんは見事夢を叶えたのです!」


文香「この回にて、キバレンジャーにゴーカイチェンジをして見事夢を現実にしたのです!」

文香「しかも、ダイレンジャーのリュウレンジャーこと「天火星・亮」役の和田圭市さんの目の前でです!」

茜「えええぇぇぇぇぇッッッ!!!!!!!」


茜「なんですかそれ!! 滅茶苦茶熱いじゃないですか!!!!!!!!」


P「本当凄いよな………子供の頃の夢を本当に叶えるなんてよぉ………しかも、当時演じた役者さんの前でなんて………」





35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:32:51.23 ID:+tuMHziz0


茜「熱い………熱いですよ………」

茜「滅茶苦茶熱いですよ!! ゴーカイシルバー!!」

文香「その通りです」フフン


文香「ゴーカイジャーのもう一つのテーマ、それは『夢』です」

文香「メンバー各々が叶えたい夢のために、海賊という汚名を被り、ザンギャックと戦いながら地球に眠る宇宙最大のお宝を探す」


文香「そんな夢を持つことの大切さをも教えてくれる………これがゴーカイジャーが戦隊NO1と言われるが所以の一つなのです」


茜「おおっ、熱い………熱過ぎですよ!! 話を聞いただけでゴーカイジャーの熱いソウルが胸に響いてきます!!」





38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:37:30.60 ID:+tuMHziz0


茜「文香さん!!! 私にもゴーカイジャーを観させてはくれないでしょうか!!??」

文香「はい、歓迎いたします………断る理由などあろうはずがございません」

茜「ありがとうございます!! よーし、 燃えてきた―――ッッ!!!」



P「ちひろさんに続いて茜までもが!?」

光「文香さん凄い………瞬く間にゴーカイジャーを布教していってる………」


光「凄い手法だ! アタシも見習わないと!!」

P「見習わなくていいから………」







39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:38:22.93 ID:+tuMHziz0


光「さて、それじゃあ五人揃ったことだし、ゴーカイジャーのDVDを―――」


ガチャリ


奈緒「あれ? みんなして何やってるんだ?」

P「今度は奈緒か………」





40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:41:32.78 ID:+tuMHziz0


奈緒「しかも珍しい組み合わせで………なんか映画でも観るの?」

光「実はカクカクメブキジカで」


奈緒「ゴーカイジャー………ああ、スーパー戦隊の一つか」


P「奈緒も一緒に見るか?」

奈緒「いや、あたしはいいよ。特撮は射程外だしなぁ」

奈緒「正直、そこまで興味あるわけでもないしなぁ」


文香「………………神谷さんは確か、アニメ等がお好きでしたよね?」

奈緒「あっ、うん………そうだけど?」


文香「でしたら大丈夫です。ゴーカイジャーには、数多くのアニメに参加してらっしゃる人気声優の方達が参加していますから」

奈緒「えっ、そうなの?」


P「まぁ、ゴーカイジャーに限らず、戦隊シリーズは結構声優さんに力入れてるフシあるからなぁ」





41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:43:24.22 ID:+tuMHziz0


文香「では、一部の方を紹介させていただきますね」


文香「まずは、ゴーカイジャーと戦う敵組織・宇宙帝国ザンギャック総司令官ワルズ・ギル役には野島裕史さん」

奈緒「おおっ! 野島さんか!」


文香「そして同じく、宇宙帝国ザンギャックの女幹部インサーン役には井上喜久子さん」

奈緒「おおっ! あの18歳の娘さんがいる17歳の井上さんが!?」

P「やめてさしあげろ!!」



文香「そしてゴーカイジャーの六人を支えるナビィ役には」

文香「これまた超絶人気声優であらせられる、田村ゆかりさんが演じています」

奈緒「ええっ!? ゆかりんも出てるの!?」






42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:49:55.96 ID:+tuMHziz0


文香「そして更に! ゴーカイジャー主役6人のうちの一人」


文香「ゴーカイイエロー・ルカ役を演じているのは………なんと!」


文香「今をときめく人気声優であり、今後の声優界を背負っていくと言っても過言ではない、有望な若手の一人でもあり」


文香「『がっこうぐらし!』のりーさん役」

文香「『デジモンアドベンチャーtri.』の八神ヒカリ役や」

文香「そして『グランブルーファンタジー』のナルメア役などなど」



文香「数々の人気キャラを高い演技力で演じ、まさに次世代を担う声優界のニュージェネレーションとも呼ぶに相応しい」


文香「超・超・超絶実力派声優である――」


P「ふ、文香!! そ、その辺にしておけ! いくらなんでも身内贔屓しすぎだぁぁぁッッッッ!!!」



文香「M・A・Oこと、市道真央さんが演じていました」


奈緒「えええええぇぇぇぇぇッッッ!!!??? そうなのか!?」





43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:53:20.96 ID:+tuMHziz0


奈緒「し、知らなかった………M・A・Oさん、戦隊ヒーローを演じていたのか………」

文香「ゴーカイジャーのアフレコがきっかけで、声優業に入ったとのことです」フンス

奈緒「そうだったのか………へぇ、凄いな………」


光「ちなみに、M・A・Oさん以外でも戦隊出身の声優さんって結構多いんだよね」

奈緒「えっ、そうなの?」

P「ああ。有名どころを上げるとそうだな………」





44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:54:35.80 ID:+tuMHziz0


P「忍者戦隊カクレンジャーにてニンジャブルーを演じた土田大さん」

奈緒「おおっ!! ポケモンのプラターヌ博士!!」


光「特捜戦隊デカレンジャ―にてデカピンクを演じた菊地美香さん」

奈緒「ガルパンの磯辺典子!?」


P「電磁戦隊メガレンジャーにてメガブルーを演じた松風雅也さん」

奈緒「オルフェンズのガリガリ!?」





45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:56:21.51 ID:+tuMHziz0


光「あと、最も有名なのはジョージさんだろうな」

奈緒「ジョージって………まさか中田譲治さん!?」


奈緒「えっ、ジョージさん戦隊に出てたの!?」

光「出てたってものじゃないよ。まず超新星フラッシュマンにて悪のエイリアンハンターであるサー・カウラー役を」

P「そしてその二年後に放映された超獣戦隊ライブマンでは、敵の首領である大教授ビアスを演じていたんだ」

奈緒「二作も出てたの!?」


文香「ちなみにゴーカイジャーのライブマン回でも、その縁で天才教授ザイエン役として声を担当してくれました」

光「今放映されてるジュウオウジャ―でも、敵幹部のアザルド役の声を担当してくれてるよ♪」

奈緒「は、はぇぇ~………滅茶苦茶関わりあるんだなぁ………」






46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 19:59:53.42 ID:+tuMHziz0


奈緒「す、すげぇな………聞いたことある声優さん達がこんなにも戦隊と関係してだなんて………」

文香「戦隊シリーズと声優は、切っても切れない鋼の絆が存在しているのです」


文香「スーパー戦隊の歴史………それすなわち、声優と共に歩んできた歴史と言っても過言ではありません」

P「そ、そうかな………?」


文香「そして、その数多くある戦隊シリーズの中で、最も面白いとされているのがゴーカイジャーなのです」

奈緒「そ、そうなのか………」


P「………ちゃっかり薦めているなぁ」






47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 20:03:12.31 ID:+tuMHziz0


文香「どうでしょうか神谷さん? 興味を持っていただけたでしょうか?」

奈緒「べ、別にそんなことないけどさ………」


奈緒「で、でも……そこまで薦めてくれるんだったらしょうがねぇし………み、見てやってもいいぞ!」

文香「ふふっ、歓迎しますよ。神谷さん」


P「あまり興味なさげだった奈緒まで引き込むとは………」

光「ああいう布教方法があるのか………勉強になるなぁ♪」メモメモ

P「だから見習っちゃダメだって!!」





48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 20:04:45.57 ID:+tuMHziz0

―――――――――――

――――――――

―――



★そして数十時間後☆



ちひろ「いやぁ~~! ゴーカイジャー、面白かったですね」

茜「はい!! 私は特にバスコ回に燃えました!!」

茜「ゴーカイレッドとの一騎打ち………とても熱かったですッッ!!!!!」

奈緒「私はアレかなぁ~………ジェラシット回! あいつ面白過ぎだろ~♪」


文香「ふふっ、みなさんに気にいってもらえて何よりです」





49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 20:07:01.54 ID:+tuMHziz0


奈緒「ああっ、最初ヒーローとは思えない不良ぽい感じだったから心配してたけど、最終回では見事戦隊ヒーローの一員になってたよな」

ちひろ「奈緒ちゃんと同じツンデレ戦隊でしたね♪」

奈緒「う、うるさいな!///」


茜「でも最後は宇宙に旅だってしまいましたよね………」

ちひろ「そうですね………それが少し寂しいです」

奈緒「また、この六人そろって地球に来てくれたら嬉しいんだけどなぁ」


文香「………今、なんと言いましたか?」

奈緒「えっ? いや、だから六人そろってまた地球に来てくれないかなって………」



文香「………来るんですよ」

奈緒「えっ?」





50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 20:08:43.28 ID:+tuMHziz0


文香「明日放映される動物戦隊ジュウオウジャ―にて」


文香「海賊戦隊ゴーカイジャーの六人が揃って帰ってきます!」


ちひろ&茜&奈緒『ええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇッッッッ!!!!????』






51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 20:09:23.18 ID:+tuMHziz0


茜「ほ、本当なんですか文香さん!?」

ちひろ「ジュウオウジャ―にゴーカイジャーが!?」

奈緒「しかも六人揃って!?」


文香「はい………戦隊シリーズ2000回を記念してジュウオウジャ―にゲスト出演してくれるのです」

文香「しかも………二話続けて」


奈緒「二話も!?」







53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 20:13:42.78 ID:+tuMHziz0


ちひろ「す、すごい………これは明日は見逃せませんね!!」

茜「朝のランニングはキャンセルして視ないと!!」

奈緒「いやぁ~~楽しみだなぁ~♪」



文香「動物戦隊・ジュウオウジャ―は日曜朝7:30分に、テレビ朝日系列で放映されます」

文香「そして明日放映される回では、ゴーカイジャー六人が揃って出演します」

文香「戦隊に興味がない人でも、楽しめること間違いない内容になることでしょう」


文香「みなさん、明日は寝坊して見逃がさないよう、くれぐれも注意してくださいね?」



『は――い!』





55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 20:14:26.75 ID:+tuMHziz0


光「………ねぇ、プロデューサー。文香さんはもしかして………」


P「ああ。俺も今、言葉ではなく心で理解してしまった………」






P&光『これを宣伝したかっただけだろ!!!!!!!』






おわり








57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 20:16:14.71 ID:+tuMHziz0

 
  お・ま・け


※さっきのPとは別人でお願いします



P「デレステ一周年じゃ―――ッッッ!!!!」

晴「なんだよいきなりうっせぇな………」

P「いや、デレステも一周年でただ今アニバーサリー中だからさ。俺も一プロデューサーとして祝おうと思ってな」


早苗「もう一年ね………本当、歳取ると時の流れが早く感じるわ」

晴「なんだよ早苗さん、年寄りくさいこと言ってさ………」

早苗「も、もちろんあたしだってまだ若いつもりよ!」


早苗「だいたいあたし達はサザエさん時空にいるわけだから歳なんてとらいないしね!」

P「そんなメタいこと言わんでくださいよ………」





58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 20:18:05.31 ID:+tuMHziz0


晴「確かにオレ達は歳とってないけどよ、Pの方はなんかおっさんになりつつあるんじゃね?」

P「な、何を言ってるんだお前は! 俺もサザエさん時空にいるから歳なんて………」

晴「いや、確実に老けてると思うぜ。体臭も酷くなってるしよ」

晴「これって加齢臭ってやつだろ?」

P「なんてことを言うんだ晴!! 俺はまだそんな歳じゃないし、第一そんなに臭くもないだろ!?」

晴「いーや、かなり臭せぇよ。自分では気づかないだろうがな」

P「そ、そんな………」

晴「まぁ、気にすんなよ。ウチの親父よりかは幾分マシだからさ♪」

P「う、うわぁぁぁぁぁぁんッッッ!!」


早苗「匂い………?」






59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 20:19:07.84 ID:+tuMHziz0


早苗「晴ちゃんってそんなにP君の匂いを嗅いでたりしてるの?」

晴「そら、毎日のように顔を合わせてんだから嫌でも鼻につくよ」


晴「移動中の車の中でとか、ベッドの上とかだと、嫌でも密着するしな」


早苗「………ベット?」チラッ


P「」ギクッ





60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 20:20:18.97 ID:+tuMHziz0


晴「でもよ、真面目にPもおっさんになっちまったんじゃねぇの?」

晴「何か体力落ちてる気もするしさ」

P「そ、そんなことないっての! 俺はまだ若いって」

晴「いや、だってさ………回数減ってる気がするしよぉ」

早苗「回数?」

P「」ギクッ


晴「今まで余裕で三回はしてたのに、最近は一回でヒーヒー言ってる気がするし」


早苗「三回? 一回?」チラッ

P「」ギクギクッ!!





61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 20:21:31.82 ID:+tuMHziz0


晴「やっぱりPだけサザエさん時空に入ってねーんじゃねぇの?」

晴「この前だってあんなことあったし」

早苗「あんなこと?」

P「ま、待て晴!! それは――」


晴「Pの奴がギックリ腰になりかけたんだよ」


晴「腰の振り過ぎでさ」


早苗「………」ジロッ


P「………」ガタガタガタガタ




62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 20:22:21.27 ID:+tuMHziz0


早苗「ねぇ、晴ちゃん? さっきの三回とかぎっくり腰とかさ、一体何の話なの?」

晴「何のって、そりゃホテルでの………」


晴「………」


晴「あっ!///」カァァァ!!



晴「な、何言わせようとしてんだよ! この変態!!///」ドゴドゴッ!!

P「ちょ! お前が言って来たんだろう!? ってか今気づいたのか!?」


早苗「やはりそう言うことね」ギロリ

P「ひっ!!」ビクッ!!





64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 20:26:13.45 ID:+tuMHziz0


早苗「さぁ、Pくん? 最後に言い残すことはあるかしら?」ニコリ♪


P「………………」




P「で、デレステは現在、一周年記念として様々なキャンペーンを実地中です!」


P「い、今ならスカチケを発売中していますので!」


P「ぜ、ぜひ三千円払って、無料で10連ガシャとSSR一枚を手に入れましょう!!」




ドゴッ バキッ ドガガガガガ グチョ!!



ギャアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!???




ちひろ「ちなみに。限定SSRである文香ちゃんと志希ちゃん等はスカチケには対応していません♪」

ちひろ「そちらは自力でなんとかしてくださいね♪」




おわり




65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 20:30:39.96 ID:+tuMHziz0


これで終わりです。最後までステマな内容で失礼しました。

本当はデレステ一周年をメインとした内容のを書こうと思ったのですが。
限定ふみふみ目当てでガシャを回しまくった結果。


大・爆・死 したので。



明日放映するジュウオウジャ―のゴーカイジャー出演会をステマしてやろうと思いました。


おのれちひろぉぉぉぉぉぉぉぉぉッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!




79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 21:50:43.39 ID:hbjwAIhMO

おまけで安心した。



76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 21:43:38.39 ID:fVLaVmqz0

いろんな意味を込めて乙です
俺は限定文香ゲットできました




元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472895510/

関連記事

アイドルマスターSS   コメント:1   このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧
49554. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2021/11/17(水) 12:59 ▼このコメントに返信する
??
コメントの投稿