1:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/19(木) 02:06:10.28
ID:OpI7K/Xmo
ダージリン「」
オレンジペコ「どうかされたんですか?」
ダージリン「その・・・今何か言ったかしら?」
オレンジペコ「いえ何も?」
ダージリン「そう、どうやら聞き間違いのようね。」
5:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/20(金) 00:11:21.09
ID:jO2u88Ewo
オレンジペコ「・・殺」ボソッ
ガチャン
ダージリン「あなた・・今何と?」
ペコ「?何も言ってませんが?」
ダージリン「いえ・・そんなはず・・」
6:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/20(金) 00:11:57.81
ID:jO2u88Ewo
ペコ「疲れているんじゃないですか?」
ダージリン「・・・・・そうなのしら・・・?(聞き間違い?)」
ペコ「あの・・・カップが」
ダージリン「あら、割ってしまったわ」
7:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/20(金) 00:12:30.76
ID:jO2u88Ewo
ペコ「私用具室から掃除機と雑巾をとってきますね。」
ダージリン「ええ、お願いするわ」
ガチャ バタン
ダージリン「私疲れているのかしら・・・?」
ダージリン「ペコが物騒な言葉を言うはずないものね。」
8:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/20(金) 00:13:34.56
ID:jO2u88Ewo
ダージリン「・・・・・」
コンコン
ダージリン「はい」
アッサム「失礼します。」ガチャ
ダージリン「アッサムどうかしたの?」
9:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/20(金) 00:14:30.06
ID:jO2u88Ewo
アッサム「ダージリン様ペコを知りませんか?」
ダージリン「先ほど出て行きました。」
アッサム「あれ?と言うかカップが割れてますけど?」
ダージリン「ええ。手が滑ってしまってね。」
10:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/20(金) 00:15:02.35
ID:jO2u88Ewo
アッサム「珍しいですね・・これどうしようかしら」
ダージリン「どうかしたの?」
アッサム「いや、ペコが本を戦車の中に忘れていたみたいで」
ダージリン「もうすぐ戻ってくるから私から渡しておくわ」
11:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/20(金) 00:18:00.88
ID:jO2u88Ewo
アッサム「そうですか?ならお願いします。」つ
ダージリン「ペコらしい可愛いブックカバーとワッペンね。」
ダージリン「それに付箋が沢山付いているわ。参考書かしら?」
アッサム「さあ中身は見てませんからね。じゃダージリン様お願いします。」
12:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/20(金) 00:19:01.16
ID:jO2u88Ewo
ダージリン「ええ、私の方からペコに渡しておくわ」
アッサム「それじゃあ失礼します」ガチャ バタン
ダージリン「フゥ・・・・・ペコは勉強熱心ね。」
ダージリン「ふふ♪今度勉強でも教えてあげようかしら♪」
13:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/20(金) 00:21:50.23
ID:jO2u88Ewo
ダージリン「この本の教科は英語?数学?それとも公民?」
ダージリン「・・・・少し拝見」ペラッ
人を殺しても罪にならない方法100【惨殺編】 改訂版
ダージリン「」
ダージリン「」
15:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/20(金) 00:23:58.09 ID:cQ61oHgi0
乙
ペコちゃん随分と変わった御趣味をお持ちで(震え声)
16:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/20(金) 01:47:30.03 ID:sL3GoDHN0
近くにずっと格言連発の上司がいたら
ストレスフルで闇を抱えてもしゃーない
17:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/20(金) 06:25:07.02 ID:88apxjPXO
ダジャレを連発する上司みたいなものなのか
20:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/22(日) 01:06:13.46
ID:mpsVDsRSo
ガチャ
ダージリン「」ビクッ
ペコ「掃除機と雑巾持ってきましたよ」
ダージリン「そそそそう」
ペコ「?どうかされたんですか?」
21:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/22(日) 01:07:25.00
ID:mpsVDsRSo
ダージリン「なな何でもなないわ(落ち着きなさい。聖グロ生徒はいつも優雅)」
ダージリン「ああ後は私がやるのでペコはもう部屋に戻りなさい!」
ペコ「そうですか?それじゃあ失礼します。」ガチャ バタン
ダージリン「・・・・・・・・」
ダージリン「・・・・この本渡し忘れてしまったわね。」
22:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/22(日) 01:13:28.08
ID:mpsVDsRSo
ダージリン「・・・・・・どうしようかしら・・・とりあえず掃除しましょ」
―――
――
―
ダージリン「片付いたわね。」
23:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/22(日) 01:14:45.17
ID:mpsVDsRSo
ダージリン「・・・・・・」
ダージリン「今日はもう考えるのはよしましょ」
ダージリン「気分転換にラジオでも」カチッ
DJ「え~続いては女子高生ペコちゃんさんからの投稿てす!」
24:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/22(日) 01:15:15.73
ID:mpsVDsRSo
ダージリン「!」
DJ「私の学校にいつも格言ばかり言う困った先輩がいます」
DJ「そろそろ殺そうと思うのですがいつ作戦を決行すればいいでしょうか?と」
ダージリン「」
25:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/22(日) 01:17:16.85
ID:mpsVDsRSo
DJ「と言うお便りです!いやいやwwww殺しちゃダメでしょwwww」
ダージリン「そっ!そうよ!」
DJ「でも学校とかに嫌な先輩や困った先輩っていますよねぇ」
ダージリン「・・・・・・・」
DJ「本人はカッコイイや他人の為と思ってるけどはた迷惑な人!」
26:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/22(日) 01:18:08.79
ID:mpsVDsRSo
DJ「こう言うひ」カチッ
ダージリン「私はペコや皆さんに迷惑を掛けていたのかしら?」
ダージリン「・・・・今日はもう寝ましょう」
ダージリン「・・・・・・・」
―――
――
―
27:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/22(日) 01:18:34.69
ID:mpsVDsRSo
アッサム「これが資料です。」
ダージリン「ええご苦労さま」
アッサム「・・・それでは失礼します。」ガチャ バタン
28:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/22(日) 01:19:40.88
ID:mpsVDsRSo
ペコ「どうでしたか?」
アッサム「作戦通りダージリン様は格言を全く言わなくなったわ」
ペコ「・・・本当に良かったんでしょうか?」
アッサム「これもダージリン様の為よ」
29:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/22(日) 01:22:44.60
ID:mpsVDsRSo
アッサム「ダージリン様ははっきり言ってあの格言の影響でクラスで浮いています。」
ペコ「で!でも!ミニFMで部屋に電波を流したりやりすぎのような!」
アッサム「いいんですか?ダージリン様が学校旅行の班分けで余り物扱いされても?」
アッサム「最終的に各班の押し付け合いをダージリン様の目の前で行われても?」
ペコ「・・・・・・・」
30:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/22(日) 01:24:02.98
ID:mpsVDsRSo
アッサム「今戦車道履修者でダージリン様と同じクラスの人はいません」
アッサム「だからこうして今のうちにクラスの人達と垣根を無くす必要があるんです。」
ペコ「ダージリン様に私が鬱憤を溜まってる様に見せかける必要はあったんですか?」
アッサム「あの人はあなたの前で格言を連発しているわ」
31:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/22(日) 01:25:02.14
ID:mpsVDsRSo
アッサム「だからあなたとダージリン様の距離を開けないと格言を連発してしまう可能性があるのよ」
アッサム「これも全てダージリン様の為よ」
ペコ「・・・・わかりました。」
32:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/22(日) 01:25:36.39
ID:mpsVDsRSo
~~~~
~~~~
ダージリン「(格言言いたいわね)」
ダージリン「(でも言ったら迷惑が・・・・)」
コンコン
ミカ「失礼するよ」
33:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/22(日) 01:26:03.62
ID:mpsVDsRSo
ダージリン「あなたは継続の?」
ミカ「ああ。練習試合の申し込みをしに来たんだ。」
ダージリン「他校の生徒なら問題ないわよね?」
ミカ「?」
34:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/22(日) 01:26:48.98
ID:mpsVDsRSo
ダージリン「・・・・ねえあなた?こんな格言を知ってるかしら?」
―――
――
―
アッサム「継続に短期転校するってどういう事ですか!?」ドンッ
ダージリン「大声ではしたないわよアッサム」
35:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/22(日) 01:28:10.44
ID:mpsVDsRSo
ダージリン「私は知ったのよ。継続のミカさんと波長が合うことを」
ダージリン「あの人は私の格言にちゃんと言葉を返してくれるわ。」
ダージリン「私は継続に行くべき人間だったのです。」
アッサム「意味がわかりません!?」
36:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/22(日) 01:28:50.70
ID:mpsVDsRSo
ダージリン「私にはミカさんが必要なんです。」
ミカ「ふふっ・・君は面白い例えを色々知ってて面白いね。」
アッサム「」
ペコ「(私も継続に着いていこうかな)」
37:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/22(日) 01:29:16.86
ID:mpsVDsRSo
完
38:
◆FwtfrEyij9dA 2016/05/22(日) 01:29:55.92
ID:mpsVDsRSo
アッサムの言葉使いがイマイチわからなかった
42:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/22(日) 01:43:32.07 ID:zWswYv4zo
乙
アッサムはダージリンに様つけないよ
41:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/22(日) 01:42:31.21 ID:XXuUC39r0
こうして二人の間に生まれた子がカール・ジェンキンソンとなる訳ですね分かります。まあ、イギリスもフィンランドもヴァイキングの支配を受けたもの同士ですしね。
いずれにせよ乙でした!
元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463591169/
- 関連記事
-
Amazonの新着おすすめ
おすすめサイトの最新記事