2:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 10:47:53.43
ID:SVTkSqQb0
古鷹「…………」サクサク
提督「……」クネクネ
提督(自室に一人籠り、乾パンを手にし)
提督(栄養摂取に勤しむ古鷹も中々ぁ……)
提督(愛いのぉ……ウイヤツ……)チュパチュパ
提督「おおぉぉぉ…………」スゥーッ
提督「うふぅ……」フシュー
3:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 10:49:02.77
ID:SVTkSqQb0
古鷹「……ん、こふっこふっ……!」ゴホゴホ
提督(おぉ……えづいたぞ……)ポポポ
提督(ガハハ、これだからNOZOKIはやめられんわい)
提督(それにしても……口周りに黒いお零れなど付けおって)
提督(はしたない女子じゃのう……)ジュルリ
提督(……ンまったく、仕方のないッ)
提督(麻呂の超絶手技により……もれなく拭き取ってくれよう)
提督(そして、許されるのなら……それを麻呂の口に運びたい……)ハァハァ
4:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 10:49:53.49
ID:SVTkSqQb0
古鷹「……うぅ……」ポロ…ポロ…
提督(んぬぅ?何やら涙を流し始めたではないか……)
提督(かわいそうに……かわいそうにのう……)クネクネ
提督(理由は分からぬが……しかし好都合なのじゃあ~↑)
提督(入る→宥める→心許す→口を拭く)
提督(これでゆくぞ)コクッ
5:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 10:50:36.93
ID:SVTkSqQb0
ガチャンッ!
古鷹「ひゃっ!?」グスッ
提督「やぁ、古鷹」ニコッ
提督「おかしいかな、君の部屋の前をたまたま通ったら……」
提督「なにやら、あどけない乙女の歔欷が耳に入ってね」キリッ
提督「はははっ、遠慮はいらないよ」
提督「私で良ければ胸を貸s」
古鷹「こ、来ないでくださいっ!」ゴシゴシ
提督「おうふ」
6:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 10:51:18.45
ID:SVTkSqQb0
意を決して古鷹の部屋を訪れた私は、予期せぬ事態を迎えることとなった。
それまで拒むことを知らなかった、穏健で優しい彼女に……私は拒絶されたのだ。
刹那、私の身を動悸が襲い、内の臓がきゅうと収縮してゆくような息苦しい痛みを覚える。
今思えば、それすら生きていることの証拠だったのだろう。
私に失態などなかった。拒まれる道理もなかった。
何故なのか、私が何をしたというのか。
こころはもはや“生きる希望”を失う、その寸前の境地にまで達していたのだ。
やがて私は自棄となった。
獣と化した。
7:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 10:52:52.92
ID:SVTkSqQb0
年齢相応のあどけなさを残した眼前の彼女は、今まさに目を見開き、震えている。
私の姿がその目にどう映っていたか、今では知りようもない。
本能は獣の眼光を以ち、その全身を舐めるように見回すことのみ促した。
恐れと確固たる意志を隠さぬ顔、震える肩、中破により素肌を覗かせし腹部、抵抗に備え構えを崩さない細い足、腹部、腹部。
だが、私の眼差しはやがて彼女の手元に行きつく。
古鷹は咄嗟に、大切そうに持っていたそれを背後に隠したが、見逃すはずもない。
こいつが……こいつが古鷹を……!
古鷹が叫ぶ。
「や、やめてください!」
だが、私は奪うことにした。
彼女の大切なものを。
8:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 10:53:41.88
ID:SVTkSqQb0
華奢な乙女の抵抗など、限りなく虚しく、脆い。
私は古鷹の腹部を見つめながら、愉悦のうちにそれを無理やり奪い取った。
片手に収まらぬ大きさの瓶の中に、黒い何かが入っていた。
このようなもの、初見となる。だが、関係など無い。
おもむろに蓋をこじ開け、私はペースト状となった中身を指で掬い、彼女の目の前でベロリと舐めて見せた。
たちまち顔面の筋肉が痙攣をはじめる。
辛い。
燃えるように塩辛い。
次第に意識が黒く塗りつぶされてゆく……。
私は、負けたのだ。
提督「おえっ!ヴぉえッ……!」ゲホゲホッ
古鷹「あぁっ、だからお止めしたのに……」オロオロ
9:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 10:54:31.82
ID:SVTkSqQb0
提督「ごほっ、ごふっ!」ハァハァ
古鷹「提督、お水です……」スッ…
提督「アリガゴクゴクゴクッ」
提督「プハァーっ!」
提督「あれ何!?」
提督「すんごい不味かったんですけどっ!」
古鷹「うぅ……やっぱりお口にあいませんでしたか……」
古鷹「実は……」
……
…………
………………
10:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 10:55:06.85
ID:SVTkSqQb0
古鷹『ふんふ~ん♪』テクテク
古鷹『……ん?』
金剛『……』トボトボ…
11:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 10:55:53.42
ID:SVTkSqQb0
古鷹『金剛さん、どうしたの?』
金剛『……あ……』
金剛『は、Hi古鷹!』アハハ…
金剛『実は英国に一時帰国したから、皆にお土産を買ってきたノー!』
古鷹『本当!?嬉しいっ』ニコッ
金剛『フフーン!』エッヘン
金剛『……デモ』シュン
古鷹『でも?』
金剛『どうやらJapaneseの皆さんの舌には、Muchしないみたいネー……』スッ
12:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 10:57:35.84
ID:SVTkSqQb0
古鷹(瓶詰の黒いペースト?)
古鷹『これは……チョコレートなの?』
金剛『ふふっ、違いマース』
金剛『これは“マーマイト”という、Beer酵母を使った英国の食品デース』
古鷹『へぇー……』ジーッ
金剛『……試しに、少し食べてみてヨー』
古鷹『え、いいの?』
金剛『Yes!このトーストにバターと一緒に塗っていただいてネ!』スッ
古鷹『うん!』
ヌリヌリ
古鷹『いただきまーすっ』
13:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 10:58:24.59
ID:SVTkSqQb0
古鷹『…………』サクサク
金剛『……』ドキドキ
古鷹(うっ、こ……これは……)モグモ…
古鷹(塩辛い……元のパンの味が感じられないよ……)グ…
古鷹(うぅん……正直、美味しくは……)モ…グ…
金剛『……ウゥ、やっぱり皆同じ反応デース……』シュン
金剛『……ごめんなサイ……』
古鷹『!』
14:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 10:59:43.63
ID:SVTkSqQb0
金剛(皆の喜ぶ顔が見たかったけど、それは敵わないみたいデース……)
金剛『食事は美味しく頂けないと意味がないネ……』
金剛『だからこれはセキニンとって、私一人で……』グスッ
古鷹『こ、これ、すごく美味しいっ!』オロオロ
金剛『!!』
古鷹『私す、好きかもっ、あはは……!』ニコッ
金剛『古鷹……!』パァァ
……
…………
………………
15:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:00:37.36
ID:SVTkSqQb0
提督「なるほどなぁ」
提督「それで残った分のほとんどを引き取って……」
提督「誰かを巻き込むわけにもいかず、密かに一人で食べきろうとしていたと」
古鷹「はい……」
提督「だからって、泣くほどキツイなら無理しなくても……」ガクッ
古鷹「で、でもっ」
古鷹「あんなに悲しそうな金剛さんの顔を見たの、初めてで……」
16:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:01:52.86
ID:SVTkSqQb0
古鷹「それに、“好きな人は好きな味”って言っていたので」
古鷹「きっと……いつか良さもわかるんじゃないかって思って……」
提督「あはは、古鷹らしい理由だなぁ」
提督「しかし、それにしたって皆に食べてもらった方が楽だし、金剛のためにもなるだろ」
提督「だったら、誰でも食べられるようになる方法を考えようや」
提督「乗りがかった船だし、私も付き合うよ」フフン
古鷹「え!?そ、そんなっ、悪いです!」オロオロ
17:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:02:26.86
ID:SVTkSqQb0
提督「ははは、いけないなぁ」
提督「そうやって一人で抱え込もうとするのは、君の良い所だけど短所でもある」
提督「艦隊運用も人間関係も、チームワークがすべてだゾ☆」
古鷹「てい……とく……」
提督「よし決まりだ、さっそく始めよう」
古鷹「……はいっ」ニコッ
提督(そしてあわよくば古鷹の口周りを拭きにかかる)
提督(うむ)ニヤ
……
…………
………………
18:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:03:12.98
ID:SVTkSqQb0
提督「さっき口にしたこの……マ、ま……?」
古鷹「“マーマイト”だそうです」
提督「それだ、このマーマイトだが……」
提督「とにかく塩辛いっ」
提督「そして、後を引く焦げ臭さにより、コメントすら難しい次元に昇華している」
古鷹「うぅ、あながち否定はできません……」
提督「それを踏まえ、私なりに一応策は講じた」
古鷹「」ワクワク
19:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:03:50.08
ID:SVTkSqQb0
○その1
古鷹「これは……お砂糖ですか?」
提督「うむ、そうだ」コク
提督「それに加え、わが軍の金鵄ミルク(練乳)と市販のビスケットも用意した」
古鷹「なるほど……甘いもので塩辛さを誤魔化すということですね!」
提督「さすが古鷹、その通り!」
提督「賢い!」
提督「天才!」
提督「才女!」
古鷹「えへへっ」ニコッ
20:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:04:28.64
ID:SVTkSqQb0
古鷹「ビスケットにマーマイトを塗りましたっ」
提督「よし、次に砂糖をまぶし……」パラパラ
提督「更にミルクを塗って……」ヌリヌリ
提督「最後にもう一枚のビスケットを……」
提督「じゃんくくらーっしゅ!」ペチャ
古鷹「わぁ……!」ワクワク
提督「できた!マーマイトクッキーサンド!」
21:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:05:21.58
ID:SVTkSqQb0
古鷹「いただきますっ」サクサク
提督「いただきまーす」サクサク
古鷹「……」サク…サ…
提督「……」サクサ…ク…
古鷹「……コフっ、ごほっ!」
提督「…………ママァ…………」ポロ…ポロ…
22:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:05:56.83
ID:SVTkSqQb0
提督「なんだこれは、更にひどくなってしまったぞ!」
古鷹「なんというか……塩辛さが消えるどころか、甘みと辛さが際立って……」
古鷹「もう食べたくありません……」ゲッソリ
提督(古鷹の口元を涎が伝っている……)
提督(舐めてぇなぁ)
提督「しかし、めげている場合じゃない」ブンブンッ
提督「次、行こうかっ」
古鷹「はいっ!」
23:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:06:31.54
ID:SVTkSqQb0
○その2
提督「なんかこれ、すっげーのり佃煮みたいじゃん」
提督「ご飯に合いそうじゃん」
古鷹「そ、それは……ちょっと……」
提督「……」
提督「いいんだいいんだっ」
提督「私一人でマーマイト入りの握り飯をにぎっていれば……」ツーン
古鷹「ご、ごめんなさい、お付き合いしますからいじけないで……っ」オロオロ
24:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:07:00.58
ID:SVTkSqQb0
提督「……」ニギニギ
古鷹「……」ニギニギ
提督「ねぇ」
古鷹「はい、なんでしょう?」
提督「……なんで入渠してないの?」
古鷹「そ、それは……ふふっ」
古鷹「提督が……この姿が好きだと言ってくれたので……」カァー…
提督「古鷹ぁ……」ジーン…
25:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:07:47.63
ID:SVTkSqQb0
古鷹「いただきます……っ」
提督「いただきますぅ……」
古鷹「……」モグモグ
提督「……」モグモグ
古鷹「塩は……つけない方がよかったですね……」
提督「そうだな……オエッ……」
26:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:08:16.83
ID:SVTkSqQb0
提督「でも、さっきよりはまだ食える……かな?」
古鷹「案外……悪くは……?」
提督「……でも美味しくもないな」
古鷹「はい……」シュン
提督「それに、なんか味覚がおかしくなってきた……」
古鷹「私も……そろそろ限界が来そう……」
27:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:08:50.97
ID:SVTkSqQb0
○その3
提督「最後はお茶に溶かして飲む方法だゾ」
古鷹(なんだか一番不安な方法です……)
提督「これまた市販の緑茶に混ぜれば、昆布茶みたいな感じに……」
提督「……なりそうじゃん」
古鷹「……ノーコメントです……」
提督「ふえぇ」
28:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:09:45.29
ID:SVTkSqQb0
提督「うっ、なかなか溶けないぞこれ!」クルクル
古鷹「すごく粘度が高くて……匙にくっついてしまいます……」クルクル
提督「うおおおおっ」クルクル
提督「なんとかものになったけど……」
提督「なんだろう……舌が麻痺して、飲んでも味がしなくなってしまった」
古鷹「うぅ、私もです……」
29:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:10:38.90
ID:SVTkSqQb0
提督「このままじゃ、判断すら難しいな……」
提督「仕方がない、他の子にも飲んでもらおう」
古鷹「えぇっ!?でも、そんなことしたら……っ」
提督「いずれは為さなくちゃいけないことだ」
提督「それに、案外飲めるかもしれないだろ?」
古鷹「……分かりました」
提督「よし、では……二手に分かれよう」
提督「健闘を祈る」
……
…………
………………
30:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:11:31.50
ID:SVTkSqQb0
鹿島「えっ、お茶を頂けるのですか?」
提督「うむ、遠慮せず飲んでほしい」
提督「横須賀軍需部が仕入れた新商品だよ(大嘘)」
鹿島「ありがとうございますっ」ニコッ
鹿島「いただきま~す!」
鹿島「……」ズズズ…
提督「……」ドキドキ
31:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:12:15.57
ID:SVTkSqQb0
鹿島「……うっ」バタン
提督「!」
鹿島「」ピクッピクッ
提督「気を失ったか……」
提督「すまない、鹿島……!」グッ…
スタスタ…
ピラッ
提督「白か」
……
…………
………………
32:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:12:53.12
ID:SVTkSqQb0
提督「だめだった」
古鷹「他の皆も、やっぱり美味しくないって言っていました……」
提督「ぐむむむっ」
提督「一体、マーマイトはどうすれば美味しくなるんだ……!」
古鷹「……」
古鷹「提督……ありがとうございます」ニコ
提督「……え?」
33:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:14:26.11
ID:SVTkSqQb0
古鷹「私達のために、ここまでして頂いて……」
古鷹「それに、一人で困っていた私に声を掛けて頂けて……古鷹、とても嬉しかったんです」
提督「!」
古鷹「でも、これ以上提督が苦しい思いをする必要なんてありません」
古鷹「マーマイトも、私が少しずつ食べて行きますから……」
古鷹「あとは、私一人に任せてくださいっ!」ニコッ
提督「古鷹ぁ~」ジーン…
「みなさん、お夕食の準備ができましたよ~」
古鷹「あ、鳳翔さんの声ですねっ」
古鷹「提督、行きましょう?」
提督「……あぁっ」
34:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:15:27.09
ID:SVTkSqQb0
提督「ウメーウメー」モグモグ
提督「そうか、今日はカレーの日だったなぁ」
古鷹「えへへ、なんだかいつも以上に美味しく感じますね」
鳳翔「ふふふ、ありがとうございます」ニコニコ
鳳翔「いつも同じレシピでは飽きが来てしまうので……」
鳳翔「実は今日、いつもと違う隠し味を使ったんです」
提督「隠し味?」
35:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:16:05.01
ID:SVTkSqQb0
鳳翔「金剛さんが持ってきてくださった、マーマイトです」ニコッ
提督「!?」
古鷹「ほ、本当!?」
鳳翔「えぇ、少し入れるだけでも良いコクが出るので……私もびっくりしました」
鳳翔「皆さんのお口に合うかどうか心配でしたが、喜んでいただけてうれしいです」
提督「すげぇ……私達があれだけ苦戦したベジマイトが、こうも簡単に生まれ変わるとは……」
古鷹「はい、私もびっくりですっ」
提督「さっすが鳳翔さん!」
鳳翔「??」
36:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:17:20.70
ID:SVTkSqQb0
霧島「金剛お姉さまのお土産が入ってるんですって、このカレー!」
榛名「うふふ、とても美味しいですっ」ニコッ
比叡(私も今度入れてみようかなぁ……)モグモグ
金剛「えへへ……」グスッ
比叡「……」ジーッ
金剛「……フ、フッフーン、それは当然デース!」
比叡「お姉さま、どうして涙目になってるんですか?」
金剛「ムグッ、そ、それは……っ」オロオロ
アハハハ…!
古鷹「ふふっ、金剛さんも嬉しそうですっ」
提督「あぁ、そうだなぁ」
37:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:18:00.43
ID:SVTkSqQb0
提督(結局、私は最後まで古鷹の口を拭くことはできなかった……)
提督(何より、力にもなれなかった……)
提督(情けない男だな、私は)フッ
古鷹「……あっ」
古鷹「提督!」
提督「ん?」
38:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:19:02.22
ID:SVTkSqQb0
古鷹「お口周りに、お米がついてますよ?」
ヒョイ
古鷹「あむっ」パクッ
提督「!?」
39:
◆9l/Fpc6Qck 2016/04/28(木) 11:19:30.85
ID:SVTkSqQb0
古鷹「えへへ……美味しいっ」ニコッ
提督「古鷹……」
提督「ふるたかーっ!」ガバッ
古鷹「きゃーっ♪」バタン
鳳翔「あらあら」ウフフ
この後滅茶苦茶マーマイト舐め取った。
――――――――――fin―――――――――――
44:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/28(木) 12:40:46.49 ID:XdYkDXzbO
大天使フルタカエル
元スレ
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