【艦これ】提督「古鷹と木曾の性格が入れ替わった?」

2015-11-24 (火) 15:01  艦これSS   0コメント  
2: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:27:39.15 ID:GOMLpkbV0


提督「……早朝から何を言っとるんだ、お前は」

青葉「いやいやいや、今回はマジモンです!」

提督「はぁ……なあ青葉『狼と羊飼い』って話知ってるか?」

青葉「違うんです! 今回は本当なんです! 信じて下さい!」

提督「……それ以上言うと一週間の謹慎だぞ」

青葉「ネタ振りじゃありませんって! ……ああもう、とにかく来て下さい!」グイッ

提督「やれやれ……」





3: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:28:44.66 ID:GOMLpkbV0


 ・
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提督「……で?」

青葉「あれです!」ビシッ

提督「……?」




4: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:29:38.34 ID:GOMLpkbV0




古鷹「――古鷹だ。お前に最高の勝利を与えてやる」ドヤッ



木曾「――木曾です。重雷装巡洋艦のいいところ、たくさん知ってもらえると嬉しいです」モジモジ






5: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:31:11.22 ID:GOMLpkbV0


青葉「……ね?」

提督「…………」

提督「………………」

提督「……………………えぇ??」

提督「なあ青葉、俺、目か耳がおかしくなったのかな? それともこれは夢……?」

青葉「いえ、しれーかん。しれーかんの目も耳も正常ですし、今の状況は紛う方なき現実です」

提督「…………」

古鷹「よう、提督。どうした、そんなシケた顔して?」

木曾「あ、提督……お早うございます。お顔の色が優れませんが、大丈夫ですか?」

提督「え、あ、うん……」




6: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:31:53.28 ID:GOMLpkbV0


提督「……えっと、こっちが木曾でこっちが古鷹?」

古鷹「? 何言ってるんだ……俺が『古鷹』で」

木曾「私が『木曾』ですよ?」

提督「…………」

提督「……うーん」フラッ

古鷹「提督!?」

木曾「提督!!」

青葉「し、しれーかん!」




7: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:32:37.05 ID:GOMLpkbV0


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提督(…………)

提督(…………はっ)ガバッ

提督「…………」キョロキョロ

提督「はは……やっぱり夢か。何だよ……」




8: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:33:31.88 ID:GOMLpkbV0


木曾「(ガチャ)提督、気がつかれましたか?」

提督「?!」

古鷹「ったく、心配させやがって」

提督(夢じゃ……ない……)

青葉「あー、お二人とも、しれーかんはまだ意識が不明瞭なようですから。ここは秘書艦たる青葉にお任せ下さい」




9: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:34:21.70 ID:GOMLpkbV0


木曾「ん……そうですね。それでは提督、お大事に……」

古鷹「じゃあ頼むぜ、青葉」バタン

提督「…………」

青葉「……信じて頂けましたか、しれーかん」

提督「……ああ」




10: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:35:27.58 ID:GOMLpkbV0


提督「……青葉、原因に何か心当たりは?」

青葉「サッパリです」

提督「…………」

青葉「……まあ、二、三日すればひょっこり元に戻るんじゃありませんか?」

提督「適当なこと言ってんなぁ……」

青葉「別に、実害があるわけじゃないんですから」




11: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:36:11.39 ID:GOMLpkbV0


提督「そうなんだけど……違和感がなぁ」

青葉「と言って、対処のしようもありませんし……やっぱりしばらく様子を見るしかないのでは?」

提督「うーん……そうだよなぁ」

青葉「……それに、なかなか面白いネタになりそうですし」

提督「……やっぱそれが本音か」




12: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:36:51.28 ID:GOMLpkbV0


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加古「zzz……んがぁ~」

古鷹「……」パタン

加古「ん……ふぁ~あ」ムクリ

加古「……」ボンヤリ




13: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:37:36.30 ID:GOMLpkbV0


加古「……あ、古鷹じゃん。おはよ……」

古鷹「……ったく、まだ寝てたのか」

加古「? お、おお……」

加古(……なんか、いつもと雰囲気が違う……)

加古「な、なあ古鷹……もしかしてなんか怒ってる?」




14: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:38:43.44 ID:GOMLpkbV0


古鷹「……別に、怒っちゃいねえよ。……呆れてるだけだ」

加古「!?」

古鷹「飯を食らっちゃ寝」

加古「うっ!(小破」

古鷹「起きてテレビ見ちゃ寝」

加古「ううっ!(中破」

古鷹「会議をサボっちゃ寝」

加古「うううっ!(大破」




15: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:39:54.54 ID:GOMLpkbV0


古鷹「それでよく夜寝られるもんだぜ」

加古「ぐはあっ!(撃沈」バタリ

加古「…………」

古鷹「……言ってるそばから二度寝か? ……ったく」

古鷹「……まあいい。俺は朝飯食ってくるからな」パタン

加古「…………」ムク

加古「うぐぐ……仕事もできないあたしだが……」

加古「精一杯頑張ってんだよ……あたしなりに……それなりに……」

加古「…………」バタッ




16: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:40:51.46 ID:GOMLpkbV0


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木曾「……」パタン

球磨「ふぁ……木曾? 昨夜は何してたクマー」ボリボリ

木曾「あ、古鷹さんとちょっと……心配かけてごめんね?」

木曾「――球磨お姉ちゃん」

球磨「!?」




17: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:41:45.51 ID:GOMLpkbV0


球磨「き、木曾、今なんつったクマ……?」

木曾「? 球磨お姉ちゃん、って」

球磨「…………」

球磨「……も、もう一回呼んでくれクマ」

木曾「……球磨お姉ちゃん?(上目」

球磨(ク、クマーーーーーー!!)




18: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:42:46.99 ID:GOMLpkbV0


球磨(何だクマ、この可愛い生き物は! これは本当にうちの妹クマか!?)

木曾「どうかしたの、球磨お姉ちゃん?」

球磨「い、いや、大丈夫クマ。問題ないクマ(悶え」

木曾「……? 変なお姉ちゃん」

球磨(多摩! 多摩! 起きるクマ! 木曾が超可愛くなってるクマ!)バシバシ

多摩「ん~……なんにゃ……どうしたにゃ……?」ゴシゴシ




19: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:43:37.27 ID:GOMLpkbV0


木曾「お早う、多摩お姉ちゃん。今日も一日頑張ろうね」ニコ

多摩「…………」

多摩「……天使にゃ。天使がいるにゃ」ダキッ

木曾「な、何? 急にどうしたの、多摩お姉ちゃん?」

球磨「木曾、一緒に朝飯食いに行くクマ! 今日はねーちゃんが奢ってやるクマ!」ガシガシ

木曾「んん~っ、球磨お姉ちゃん、髪の毛崩れちゃうからやめてよぉ……」

球磨「クマクマ~♪」ナデナデ

多摩「にゃあ……♪」スリスリ

木曾「んうぅ……(照」




20: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:44:12.71 ID:GOMLpkbV0


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提督「――取りあえずメシを食いに来たぞ」

青葉「腹が減っては何とやらですね」

提督「古鷹と木曾は……」キョロキョロ




21: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:45:06.93 ID:GOMLpkbV0


球磨「ほら木曾、あ~んするクマ」

木曾「じ、自分で食べられるよ……」

多摩「木曾、こっちも食べるにゃ」

木曾「うぅ~、やめてよお姉ちゃんたちぃ~」

球磨「クマぁ……(ほっこり」

多摩「にゃあ……(ほっこり」




22: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:45:33.97 ID:GOMLpkbV0


提督「……あっちは入り込めそうにないな」

青葉「古鷹さんがお一人みたいですから、そちらに行ってみましょう」

提督「お、そうか」




23: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:46:49.40 ID:GOMLpkbV0


古鷹「…………」モグモグ

提督「……古鷹、ここいいか?」

古鷹「……提督か。ああ、いいぜ」

青葉「青葉もいますよ」

古鷹「……お前は何も言わなくても勝手に座るだろう」

青葉「…………」

青葉(……もしかして青葉、実はいつも古鷹さんに迷惑がられている……?)

青葉(いや、そんな……でも……いやいや……!)




24: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:48:12.85 ID:GOMLpkbV0


古鷹「提督、具合はもういいのか?」

提督「……ああ、心配かけてすまんな」

古鷹「俺たちの代わりはいても、お前の代わりはいないんだから……少しは気を付けろよ」

提督「……そうだな」

提督(……外見は古鷹なんだが……言動は完全に木曾だよなぁ)




25: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:49:38.28 ID:GOMLpkbV0


提督「……今朝は、加古は一緒じゃないのか?」

古鷹「ああ……何だか知らんが、よくそれだけ寝られるな、って話をしたら、布団に蹲<ウズクマ>りやがってな」

青葉(……きっと、普段の言動とのギャップが心にグサグサ刺さったんですよ)

提督(…………)ポンポン

青葉(何で無言で頭撫でるんですか! 別に実体験じゃありませんよ!)




26: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:50:46.16 ID:GOMLpkbV0


提督「古鷹、今日は出撃してもらう予定だが……身体の不調とかはないか?」

古鷹「いや、別に……むしろ、調子がいいくらいだな」

提督「そ、そうなのか……」

古鷹「ああ、何も心配しなくていいぜ。お前に最高の勝利を与えてやるよ」

提督「…………期待してるよ」

古鷹「ふっ……」




27: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:51:19.91 ID:GOMLpkbV0


球磨「木曾は今日出撃の予定クマ? 力が出るようたんと食べるクマ!」

多摩「それとも、甘いものが欲しいかにゃ?」

木曾「お姉ちゃんたち、朝からそんなに食べらんないよ……」ケプ




28: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:52:11.11 ID:GOMLpkbV0


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提督「……さて、もうじき出撃の時刻だが」

提督「……本当に大丈夫かなぁ、古鷹と木曾をこのまま出撃させて」

青葉「生活に支障はないようですし、戦闘もきっと大丈夫でしょう」




29: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:52:55.81 ID:GOMLpkbV0


青葉「戦闘のショックで元に戻ることもあるかもしれませんし……というか、青葉はそれを期待してます」

提督「ん、ネタはもういいのか?」

青葉「……古鷹さんに冷たくされるのが、思った以上に辛いということが解りましたので」

提督「ああ……」

青葉「……大丈夫ですよ。もし不測の事態が起こっても、旗艦の青葉がフォローしますから」

提督「……解った。それじゃあ編成は当初の予定通りとする。……くれぐれも気をつけてな」

青葉「りょーかいです」




30: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:53:43.65 ID:GOMLpkbV0


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青葉「……さ、皆さん準備はよろしいですかー?」

古鷹「ふっ……本当の戦闘ってヤツを教えてやるよ」

吹雪「!?」

木曾「頑張ろうね、北上お姉ちゃん、大井お姉ちゃん! 久しぶりに一緒に出撃できて嬉しいなぁ~」

大北「「!?」」




31: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:54:57.49 ID:GOMLpkbV0


吹雪「あ、青葉さん! 古鷹さんがグレちゃいました!」

青葉「……吹雪ちゃん、その言い方は木曾さんや天龍ちゃんに失礼ですよ」

古鷹「どうした、吹雪。不安なのか?」

吹雪「え、いや、あの」

古鷹「大丈夫だ、俺を信じろ」

吹雪「いえ、古鷹さんのことは信頼してますけど……」

古鷹「俺がいる限り、誰も沈めさせはしない……この左目の、探照灯に誓ってな」

青葉(んん……慣れてみると、単なる厨二病にも思えますね。加古さんがアクティブになったらこんな感じなんでしょうか)




32: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:56:45.05 ID:GOMLpkbV0


大井「……ちょっと、木曾。あなた何か悪いものでも食べたんじゃないの?」

木曾「? 別にそんなことないけど……」

木曾「でも心配してくれてありがとう、大井お姉ちゃん」ニコ

大井「う……」

北上「……や~、アタシ、こんな素直な妹が欲しかったんだよね~」ナデナデ

木曾「き、北上お姉ちゃん、くすぐったいよ……」

大井「き、北上さん……」ガーン




33: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:58:15.28 ID:GOMLpkbV0


木曾「あ、大井お姉ちゃん……その、私……ごめんなさい」シュン

大井「! べ、別にいいのよ木曾。あなたは私たちの妹なんだからぁ」デレ

青葉(……大井さんの珍しい表情が見れたのは重畳ですが……収拾がつきませんね)

青葉「(パンパン)はい皆さ~ん。そろそろ出撃しますよ~。いいですか~」




34: ◆GFAFNejGqE 2015/11/12(木) 23:59:20.81 ID:GOMLpkbV0


吹雪「え、あの……」

古鷹「しっかりやれよ、青葉」

北上「木曾っち、アタシらの後ろにいなよ~」

木曾「ううん、大丈夫。私もお姉ちゃんたちと戦うよ」

大井「あら、頼もしいわね……ふふっ」

青葉(……うーん。しれーかんにはああ言いましたが、直前になってやっぱり不安になってきました。大丈夫ですかねぇ……)




35: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:00:30.59 ID:gCIZE1uj0


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古鷹「――当然の結果だ。別に騒ぐほどのこともない」

青葉(……一戦目の前衛艦隊を古鷹さんの砲撃で)

木曾「――私たちの活躍が、たまたま目立っただけなんです。これが、重雷装巡洋艦なんですよ」

青葉(……二戦目の潜水艦隊を木曾さんの爆雷投射で撃破)

青葉(戦闘には全くもって支障がない……どころか、本当に調子がいいみたいですね)




36: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:01:02.35 ID:gCIZE1uj0


吹雪「……すごい」

大井「……ふぅん」

北上「やるね~」

青葉「…………」




37: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:01:45.63 ID:gCIZE1uj0


青葉「! ……水上電探に感あり、南西方向……大型艦含む!」

吹雪「こちらでも確認しました! 戦艦1隻と……空母の反応があります!」

青葉「空母ですか……とはいえ、敵はまだこちらに……」

吹雪「! 対空電探に反応! 敵艦載機っ!」

青葉「……気づいていたようです」




38: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:02:25.54 ID:gCIZE1uj0


古鷹「……やれやれ」

青葉「んぐ……」

木曾「あ、青葉さん、大丈夫っ、ですよ!」グッ

青葉「……ども」

青葉「……各艦、対空警戒を厳に! 敵機を凌ぎつつ距離を詰めます!」




39: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:03:34.83 ID:gCIZE1uj0


青葉「――敵艦隊、視認! 砲戦、用意!」

青葉(空母二隻は雷巡のお三方の雷撃で無力化してる……こちらも北上さんと吹雪ちゃんが損傷を受けましたが、ここは先手必勝です!)

北上「……悪いんだけど、アタシは気持ち後ろにつかせてもらうよ~」

大井「北上さんを傷つけるなんて……もう怒ったわ!」

木曾「北上お姉ちゃんも皆も……守ってみせる!」

吹雪「すみません! 私も後方からの援護に徹します……」

古鷹「いや、実質一人での対空射撃よく頑張った。……後は俺たちに任せな!」




40: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:04:25.58 ID:gCIZE1uj0


青葉「……ってー!!」

 カン、カン

ル級『……』

青葉「……火力が、ちょこっと足りないのかしら」

古鷹「下がってな、青葉!」

青葉「古鷹さん……!?」




41: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:05:34.22 ID:gCIZE1uj0


ル級『……』ジロ…

ホ級『……』オォォォン…

ロ級『……』キシャー…

古鷹「へへっ……こっちだ! いいぞぉ!」

青葉「無謀です! 下がって下さい!」




42: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:06:22.98 ID:gCIZE1uj0


ホ級『……』オォ…ン

ロ級『……』シャーッ…

古鷹「心配すんな、青葉……よっ、と」ヒョイ

古鷹「……そこだッ!」

ロ級『……!?』ギュアァオ…

古鷹「……お前らの指揮官は無能だなぁ!」




43: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:07:26.19 ID:gCIZE1uj0


ル級『……』ギロ…

 シャッ…ドーン

古鷹「……ぐっ!」

青葉「ふ、古鷹さん!」

古鷹「ちっ……ちょっとばかし、涼しくなったぜ……!」




44: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:08:22.74 ID:gCIZE1uj0


ル級『……』キッ…

古鷹「……随分と頭に血が上ってるみたいだなぁ……だから……」

大井「九三式酸素魚雷……やっちゃってよ!」

木曾「敵艦捕捉……木曾、突撃します!(抜刀」

古鷹「……あいつらの動きに気づかない」




45: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:09:13.96 ID:gCIZE1uj0


ル級『……!』

 ――ガン、ゴン

大井「……んなっ!? 不発!?」

ル級『……』ニィ…

大井「木曾、待ちなさ――」




46: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:10:22.72 ID:gCIZE1uj0


 ドオォ…ン

大井「!!」

木曾「っ……まだ、沈まないよ!」

ル級『……』ギリッ…

 ガコンガコン…




47: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:11:39.69 ID:gCIZE1uj0


古鷹「……やらせるかっ」

ホ級『……』オォォ…

ロ級B『……』キュオーッ…

古鷹「! くそっ」




48: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:12:53.23 ID:gCIZE1uj0


青葉「……ここは、青葉にお任せ!」

 カン、カン

ル級『……!』ギリギリ…

青葉(……怒ってる怒ってる!)




49: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:13:32.65 ID:gCIZE1uj0


古鷹「その一瞬の隙があれば……!」ドンッ

ホ級『……!?』ンオォォォン…

木曾「――せええぇぇいっ!!」

ル級『……!!』




50: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:14:19.15 ID:gCIZE1uj0


 ――ズバッ



木曾「…………」



ル級『…………』




51: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:15:02.13 ID:gCIZE1uj0


 ――チンッ

ル級『……!?!?』ブシャァッ

 ドサッ……ブクブク……

木曾「…………」

木曾「……ふぅ~」ヘナヘナ




52: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:15:43.52 ID:gCIZE1uj0


大井「木曾! 大丈夫なの!?」

木曾「あ、うん……ちょっと気が抜けちゃって……」

大井「もう……! あんな無茶して……!」

木曾「ご、ごめんなさい、大井お姉ちゃん……」

大井「……ほんとに、もう」ギュッ




53: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:16:47.87 ID:gCIZE1uj0


北上「大井っち、木曾っち、ごくろうさん。頑張ったね~」ナデナデ

木曾「……えへへ」ハニカミー

青葉(……この状態の木曾さんて、ほんと可愛い……というか、甘え上手ですね)

青葉(古鷹さんも、姉がいたらあんな感じなんでしょうか。……全重巡の姉、か)




54: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:17:34.69 ID:gCIZE1uj0


青葉「っと、その古鷹さんは……ご無事ですか?」

古鷹「……たいした傷じゃない」

青葉「…………」ジッ

青葉「……今回も、守られちゃいましたね」

古鷹「…………」




55: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:18:29.29 ID:gCIZE1uj0


古鷹「……いつものことさ」ギュッ、ポンポン

青葉「…………」

青葉(……ああ、やっぱり……古鷹さんですねぇ)

青葉「……吹雪ちゃん、左側支えてもらえますか」

吹雪「あっ、はい!」




56: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:19:09.43 ID:gCIZE1uj0


古鷹「おいおい……大袈裟だな」

青葉「旗艦命令です……大人しく曳航されて下さい」

古鷹「……」(無言で肩を竦める)

青葉「……では、これより鎮守府に帰投します!」

北上「木曾っち、お姫様だっこしたげよっか~?」

木曾「じ、自分で航行できるから大丈夫だよ……」

大井「……」(姉の情合と女の嫉妬の入り混じった表情)




57: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:19:58.42 ID:gCIZE1uj0


 ・
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 ・

青葉「――というわけで、こちらは四隻が中破するも、敵旗艦をはじめ三隻を撃沈し、残りも大破・後退させました」

提督「……そうか。……ご苦労」

青葉「いえ……」




58: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:20:40.02 ID:gCIZE1uj0


提督「……それで」

青葉「はい……」

提督「……古鷹と木曾は?」

青葉「今はドックです。戦闘のことでしたら、特に問題はなく……どころか、大活躍でした」

提督「……みたいだな」




59: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:21:49.92 ID:gCIZE1uj0


青葉「例の現象がいい刺激になったのか、それとも高い練度の為せる業かは解りませんが……」

青葉「とりあえず、元に戻りそうな様子はありませんね」

提督「……そうかぁ」

青葉「……青葉は、案外このままでもいいんじゃないかと思いますけどね」

提督「なんだ? 出撃前に言ってたことと違うじゃないか」

青葉「ええまあ……月並みな言い方ですが、言動が変われど中身は変わらないと言いますか……」

提督「……ふむぅ」




60: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:22:56.02 ID:gCIZE1uj0


青葉「……しれーかんは、元に戻ってほしいみたいですね?」

提督「……まあな」ポリポリ

青葉「…………」ジーッ

提督「……何だよ?」

青葉「いえ……」

青葉「……まあ、深く聞くのはやめておきましょうか」

提督「……だから何だよ、その含みのある感じは……」

青葉「ま、ま……何も仰らなくとも、青葉には解ってますよ」

提督「…………」




62: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:23:54.22 ID:gCIZE1uj0


青葉「しれーかんとも長い付き合いですからね……ええ、ええ……この青葉が、一肌脱ごうじゃありませんか」

提督「いや、何一人で話を進めて……」

青葉「そーですねぇ……それじゃあ今晩、執務室でお待ち下さいね♪」

提督「あの……」

青葉「そうと決まれば、っと!」タタタッ

提督「おーい…………」




63: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:25:37.30 ID:gCIZE1uj0


 ・
 ・
 ・

提督「…………」

提督「まったく青葉のやつ、何を考えてるんだか……」

 コン、コン

提督「ん……? 入れ」

提督(……青葉か?)




64: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:26:48.37 ID:gCIZE1uj0


木曾「失礼します、提督」

提督「ふ……じゃなくて、木曾? どうした?」

木曾「え? いえ、提督がお呼びだと伺いまして……」

提督「え?」

木曾「青葉さんがそう言ってましたけど……」

提督「…………」




65: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:27:26.38 ID:gCIZE1uj0


 コンコン

古鷹「邪魔するぜ……っと」

提督「今度は古鷹か……一応聞くが、どうした?」

古鷹「何言ってんだ。お前が呼んだんだろう?」

提督「…………」

提督「……えーと」




66: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:28:12.68 ID:gCIZE1uj0


提督(と言われてもな……俺にどうしろってんだ、青葉……)

古鷹「提督?」

木曾「提督……?」

提督(んんん……仕方ない)ゴソゴソ




67: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:29:09.31 ID:gCIZE1uj0


 ドンッ

古鷹「……?」

木曾「お酒……?」

提督「……お前たち、今日の出撃では大活躍だったからな。秘蔵の品だが、特別にご馳走しよう」

提督(……酒飲んで誤魔化そう)

古鷹「……ふっ、そういうことなら、ありがたく貰おうか」

木曾「……はい、ありがたいです♪」




68: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:30:06.13 ID:gCIZE1uj0


 ・
 ・
 ・

提督「――っか~」プハッ

古鷹「……オッサン臭いぞ」

提督「うっ!? ……せめて、男臭いと言ってくれ」

古鷹「男に男臭いも何もあるか」クイッ

提督「うう……」

木曾「あはは……」クイ




69: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:31:27.60 ID:gCIZE1uj0


古鷹「しかし、こんないい酒隠してたとはなぁ。……月も出てるし、なかなかいい夜じゃないか」

木曾「そうですね……」

木曾「…………」

木曾「お酒は美味しいし…………つ、月が綺麗です……ね、提督……?」ポッ




70: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:31:59.19 ID:gCIZE1uj0


古鷹「! ……」チラ

提督「そうだな……いい月夜だ」ニブチーン

木曾「……」ガクッ

古鷹「……」




71: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:33:00.55 ID:gCIZE1uj0


 ――スッ

古鷹「……」ピッタリ

木曾「……!」

提督「ごふっ! ……ふ、古鷹?」




72: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:33:45.58 ID:gCIZE1uj0


古鷹「……正直、お前の指揮での戦闘は……ゾクゾクするよ」

古鷹「こうして触れ合っていると……戦闘よりも、もっと……」ススス

提督「はぅっ……」ビクッ

古鷹「なあ、提督……」

提督「う……あ……」




73: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:34:42.05 ID:gCIZE1uj0


古鷹「夜戦も……得意なんだが……な?」ボソッ

提督(っそんな……古鷹の声で……耳元で……そんな言い方をされたら……!)

提督「ふ、古……鷹」

木曾「――っダメぇっ!」ドンッ

提督「うごっ!」ゴンッ




74: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:36:05.29 ID:gCIZE1uj0


古鷹「……っち」

木曾「提督っ! 私、まだ提督のお役に立てていないですか……? 軽巡の……雷巡の……」

木曾「……ううん、私のいい所、提督に知ってほしいです……」ギュ

提督「(クラクラ)う、木曾……ちょ、待……」ズリズリ

木曾「(グイッ)ちゃんと聞いてくらさい! 逃げないで下さいぃ! それで逃げたつもりらんですかぁ!?」ユサユサ

提督「あう……ギブ…………」




75: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:37:17.96 ID:gCIZE1uj0


 ――カクン

木曾「……はれ? ……提督?」

提督「…………」

木曾「まったく……仕方、ない…………やつ………………」

木曾「…………」バタリ

古鷹「ん……提督も……木曾……さんも…………」

古鷹「……そのままじゃ…………カゼ、ひい………………」

古鷹「…………」パタリ




76: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:38:10.07 ID:gCIZE1uj0


 ・
 ・
 ・

青葉「――ふわぁ~あ」

青葉「……さーて、あの三人どうなりましたかねぇ」ニヨニヨ

青葉「(ガチャ)お早うございます、しれーかん! 昨夜はお楽しみで――」

青葉「…………」




77: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:39:12.87 ID:gCIZE1uj0


三人「…………」zzz…

青葉「……やれやれ、お酒に逃げましたか」

青葉「はいはい、しれーかーん、古鷹さーん、木曾さーん……起きた起きた」ユサユサ

古鷹「…………ん」

古鷹「……ふぁぁ…あ」

古鷹「…………」ボー




78: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:40:03.13 ID:gCIZE1uj0


青葉「お目覚めですかー?」ヒラヒラ

古鷹「……? ……あー……青葉だ。お早う……」

古鷹「何だか久し振りだね……?」

青葉「ん? もしかして、元に戻りましたか」

古鷹「元……? 戻る……?」




79: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:41:06.83 ID:gCIZE1uj0


木曾「……ふわぁ~あぁ」ノビー

木曾「……っあぁ~、何だか随分長く寝てた気がするな……」

青葉「……おはよーございます」

木曾「青葉……? ……ん、俺達、何で執務室に……?」

青葉「はい、しれーかんも」グイッ

提督「いでで……って、青葉か」




80: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:42:02.96 ID:gCIZE1uj0


古鷹「提督……? お早うございます、提督……」

木曾「……よう、提督」

提督「んー…………うん?」

提督「古鷹……?」

古鷹「? はい?」

提督「……と、木曾?」

木曾「おう?」




81: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:42:54.97 ID:gCIZE1uj0


提督「…………」

提督「……はぁ~、何が何だか……」

木曾「そりゃこっちの台詞だ……何で俺と提督と古鷹が、執務室で雑魚寝してんだ?」

提督「ん? 昨日のこと、覚えてないのか?」

木曾「昨日? 昨日は確か……」

古鷹「いつも通りに一日過ごして……夜中提督に差し入れしようとして木曾さんに会って……」

木曾「ああ、それで……」




82: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:43:44.23 ID:gCIZE1uj0


提督「いつも通り? ……何言ってるんだ?」

古鷹「え?」

木曾「はぁ?」

青葉「……それではここで、昨日のお二人の様子を撮影したVTRをどうぞ」

提督(なぜ撮ってある……)




83: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:45:28.58 ID:gCIZE1uj0


 ――――

古鷹「……えっ? ……ええっ!?」

木曾「…………」(絶句)

木曾「……ちち違う! こんなの俺じゃねぇ!」プルプル

青葉「お二人が何と言おうと、これは現実にあったことですよ?」




84: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:46:23.06 ID:gCIZE1uj0


 『夜戦も……得意なんだが……な?』

古鷹「あ、あ、あああ……///」

 『私のいい所、提督に知ってほしいです……』

木曾「っおい、映像止めろぉ!!」

提督「……おい青葉、なぜ執務室内部の映像まであるんだ……?」




85: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:47:32.60 ID:gCIZE1uj0


青葉「……さてお二人とも、こうなった原因に何か心当たりはありませんか?」

提督「おい、話を逸らすな」

青葉「先ほどのお話ですと、一昨日の夜にお二人がバッタリ出くわしたようですが……?」

提督「アオバワレェ!」




86: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:49:47.18 ID:gCIZE1uj0


古鷹「あ、うん。提督に差し入れを持って行こうとして……」

木曾「……俺も、提督と一杯やろうと思ってたんだ。それで、執務室の前で古鷹と会って……」

青葉「ふむふむ」

木曾「どっちが先に入るか、軽く言い争いになって……」

古鷹「どっちの方が提督に好かれてるかって話になって……」

青葉「ふむふ……あん?」

提督「……えっ」




87: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:50:36.81 ID:gCIZE1uj0


古鷹「木曾さんのお酒と私の差し入れで一杯やりながら議論して……」

木曾「酔いが回ってだんだんヒートアップして……それで……」

古鷹「それで……それから?」

木曾「……覚えてねぇ」

古鷹「…………」

木曾「…………」




88: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:52:26.17 ID:gCIZE1uj0


青葉「……ふぅむ、詰まる所、昨日のお二人の様子がおかしかったのは……」

青葉「酔いと睡眠不足によるもの……ということですかねぇ。更に言うならば」

青葉「直前の話題が話題だけに、互いが互いに嫉妬めいた親近感めいた影響を受けた……と」

提督「な…………なんじゃそりゃ」




89: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:53:38.89 ID:gCIZE1uj0


青葉「……『なんじゃそりゃ』はないでしょう、しれーかん」

青葉「遡ればそもそも、しれーかんが原因でしょう?」

提督「……俺?」

青葉「そーですよ。しれーかんがお二人を練度99にしたまま、どっちにも気を持たせるようなことしてるからですよ」

提督「…………」

青葉「いー加減、答え出した方がいいんじゃありませんかねぇ」




90: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:56:21.57 ID:gCIZE1uj0


提督「え、と…………」フイッ

古鷹「…………」ジッ

提督「…………」クルッ

木曾「…………」ジッ

提督「…………(汗」

青葉「……じゃ、青葉はこのへんでしつれーしますね」

青葉「この一件につきましては、後日インタビューの上で記事にさせて頂きます。ではでは」

提督「あ、青葉待っ……」

 パタン




91: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:57:20.07 ID:gCIZE1uj0


提督「…………」

古鷹「……提督?」ズイッ

木曾「……提督」ズズイッ

提督「えと……その……」

古鷹「……青葉の言う通りです」

木曾「……そろそろ、聞かせてもらおうか」

提督「…………」




92: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 00:58:23.46 ID:gCIZE1uj0


古鷹「――私と」



木曾「――俺と」



古鷹・木曾「「どっちが好きなのか――?」」



                    ――艦




93: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/13(金) 00:58:43.56 ID:0ZjRSWpS0

秘書艦の青葉とは結婚してないんですか!?!?!??



94: ◆GFAFNejGqE 2015/11/13(金) 01:02:39.27 ID:gCIZE1uj0


尻切れトンボではありますが、本作は以上で終了です。使い古された手法ですが、読者それぞれに解答があるということで……

当初は百合路線にしようかとも思いましたが、結局はいつものような色恋沙汰になりました

ではまたいつかノシ



ちなみに私は古鷹と木曾だったら……青葉を選びます




98: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/13(金) 05:45:34.35 ID:kw8AvlEBo

素晴らしいものをありがとう乙
姉に甘えまくる木曽は萌えた




97: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/13(金) 04:50:57.31 ID:3yF2Vr6rO

性格だけってのは珍しいな
面白かったおつ!




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