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イザナギ「お前らはいいよな」 イザナミ「え？」
2015-11-18 (水)
00:07
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 18:36:00.38 ID:9EdjdBef0
※モンストのSS（サイドストーリー）です。ストライクショットではありません。
ただし、文中の「SS」という単語は「ストライクショット」の略です。
※独自の設定・メタ発言が多数あります。ご注意下さい。
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 18:38:26.54 ID:9EdjdBef0
イザナギ「お前らはいいよな」
イザナミ「え？」
イザナギ「お前らはいいよな、出番があって」
イザナミ「ど、どうしたんですかいきなり」
イザナギ「だってさ、よく考えてみろよ」
イザナミ「何を？」
イザナギ「超絶キャラの中でアンチアビリティが１つしかないのって、俺だけなんだよ。SSも微妙だしさ」
イザナミ「……」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 18:40:09.26 ID:9EdjdBef0
イザナギ「まず、お前は重力バリアとワープ」
イザナミ「そ、そうですね」
イザナギ「SSはメテオ。威力も悪くない」
イザナミ「まあ……」
イザナギ「もはや汎用性の塊じゃねえか」
イザナミ「……」
イザナギ「そういや、お前のSSのボイスってヴェルダ」
イザナミ「その話はやめてお願いだから」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 18:42:28.40 ID:9EdjdBef0
イザナギ「ヤマタケはワープとダメージウォール」
ヤマトタケル「……」
イザナギ「SSは貫通変化だから弱点往復やハート取りに使える……ん？ どうした？」
ヤマトタケル「……その『ヤマタケ』という呼び名はやめてほしいのだが……」
イザナミ（気にしていたんですね……）
イザナギ「え？ いや、お前９割ぐらいのモンストユーザーからそう呼ばれてると思うぞ」
ヤマトタケル「」
イザナミ（容赦なく言い切った……）
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 18:44:21.90 ID:9EdjdBef0
イザナギ「クシナダは地雷とダメージウォール」
クシナダ「地雷回収ならお任せよ！」ﾌﾝｽ
イザナギ「SSは全体号令。最強のSSといっても過言じゃない」
クシナダ「やだ、そんなに褒められると照れちゃう……//」
イザナギ「そして何より……」
クシナダ「何？ まだ何か褒めてくれるの？」ﾜｸﾜｸ
イザナギ「見た目と声のギャップが半端ない」
クシナダ「」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 18:46:27.50 ID:9EdjdBef0
イザナギ「あの禍々しい見た目からあの声だぞ！？ 俺初めて聞いた時しばらく笑いが止まらんかったわ！」
クシナダ「ちょっと！？ 声のこと言うのはやめてよ！ 気にしてるんだから！」
イザナギ「なあ、お前らもそう思うだろ！？ 子供が見たら泣き出しそうな外見してるくせに、SSのボイスは妙に高い声で『踊り狂っちゃえ～』って！ もはやネタの域だわ！」
イザナミ「……」
ヤマトタケル「……」
クシナダ「それ以上言うとあんたのところに攻め入るわよ！？」
イザナギ「上等だ、かかってこい！ 白ガッチェスで返り討ちにしてやらあ！」
クシナダ「ぐっ……！ ならこっちだってノブナガさんとかナスカさん連れて行くわよ！」
イザナギ「くっ……！」
イザナミ「まあまあ落ち着いて二人とも」
ヤマトタケル「……ヤマタケ……」
イザナギ「お前まだ気にしてたのかよ！？」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 18:48:19.15 ID:9EdjdBef0
イザナギ「はあ……はあ……すまん、熱くなり過ぎた……」
イザナミ「落ち着きましたか？」
イザナギ「ああ、もう大丈夫だ……で、何の話だったっけ？」
イザナミ「私達のアンチアビリティとSSがどうとか」
イザナギ「ああ、そうだったな……次は確か……」
ツクヨミ「順番的に私じゃないかしら」
イザナギ「ああ、ツクヨミか……ツクヨミは地雷とワープだったな」
ツクヨミ「ええ」
イザナギ「SSは乱打＋回復だからクエストの安定性が増す」
ツクヨミ「私の力に助けられたプレイヤーも多いはずよ」
イザナギ「しかもキラー２つ……羨ましいぜ……」
ツクヨミ「攻撃翌力はそこまで高くないから火力にはならないけれどね」
イザナギ「そうか？ 貫通だから弱点往復すればそれなりに強いと思うぞ」
ツクヨミ「どうかしらね……あ、あなたで試してみてもいい？」
イザナギ「やめろ」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 18:50:18.47 ID:9EdjdBef0
イザナギ「阿修羅は地雷と重力バリア。しかもゲージじゃないときた」
阿修羅「地雷など恐れていては戦いはできぬわ！」
イザナギ「SSは連続爆発。弱点をカンカンできれば凄まじいことになるんじゃないか？」
阿修羅「我の力を持ってすれば容易いことだ」
イザナギ「さらに言うと遅いからダメージウォールもある程度何とかなる」
阿修羅「……貴様、さりげなく我を愚弄するな」
イザナギ「褒めてるんだよ」
阿修羅「……とてもそうは思えん」
イザナギ「分かんないかなあ。例えばだよ？ ダメージウォールがL字に張られています。次はシリウスです。どうなるよ？」
シリウス「わんわんお」
イザナギ「なんでお前いるんだよ」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 18:52:34.80 ID:9EdjdBef0
阿修羅「……大ダメージは避けられないな」
シリウス「わんわんお……」ｼｭﾝ
イザナギ「だろ？ 同じアンチ重力バリアだけど、シリウスはスピード型だ。L字に張られたらもう食らうしかない。場合によっちゃ即アイバーだって有り得るんだ」
イザナギ「でも阿修羅みたいに遅かったら、触れるのは１、２回か、多くても３回程度だろう。よほどHPがピンチじゃなけりゃ助かる可能性は十分にある」
阿修羅「……なるほど」
イザナギ「分かってもらえた？」
阿修羅「……しかし、どうにも腑に落ちぬ」
イザナギ「何が？」
阿修羅「我は反射で、シリウスは貫通だろう。撃種の違う我らを比較することに意味があるのか？」
イザナギ「あ、バレた？」
阿修羅「……貴様、やはり我を馬鹿にしたいようだな」
イザナギ「ごめんなさい許して下さい何でもしますから」
イザナミ「ん？」
ヤマトタケル「今」
クシナダ「何でもするって」
ツクヨミ「言ったよね？」
イザナギ「仲良いなお前ら！」
シリウス「わんわんお」
イザナギ「お前は帰れ！」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 18:54:27.01 ID:9EdjdBef0
イザナギ「毘沙門天はイザナミと同じくワープと重力バリア」
毘沙門天「はい」
イザナギ「SSもこれまたイザナミと同じメテオ。まあ毘沙門天は貫通だから当てやすさは上か」
毘沙門天「はい」
イザナギ「うーん……」
毘沙門天「……」
イザナギ（どうしよう……イザナミとまるっきり同じだからこれ以上話を広げられん……）
イザナギ「……あっ！ そういやさ」
毘沙門天「何でしょう？」
イザナギ「上杉謙信がSS打つ時、『毘沙門天、我に力を！』って言うじゃん」
毘沙門天「はい」
イザナギ「ホントに力与えてんの？」
毘沙門天「ええ、与えていますよ」
イザナギ「マジで！？」
毘沙門天「同じ水属性、同じ貫通タイプであるよしみで」
イザナギ（じゃあ阿修羅が降臨してる時とか大忙しなんじゃ……）
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 18:56:26.60 ID:9EdjdBef0
イザナギ「ついでにもう１ついいですかね？」
毘沙門天「はい」
イザナギ「毘沙門天って常に目閉じてるけどさ、眠いの？」
イザナミ「眠いのって……」
毘沙門天「いえ、私は盲目なんです」
イザナギ「えっ……えっと……」
イザナギ（やべえ、俺のボケにどうツッコんでくるかと思いきやすげえ反応に困る答えが返ってきた……）
毘沙門天「というのは冗談で」
イザナギ「な、なんだ冗談か……」ﾎｯ
毘沙門天「私は目を閉じていた方が美しいと言われまして」
イザナギ「と思ったらそれ以上に驚愕の事実が！？ 言う方も言う方だけど、それを実践してるお前もすげえよ！」
毘沙門天「ありがとうございます」
イザナギ「……で、誰にそう言われたんだ？」
毘沙門天「ヤマトタケル殿に」
ヤマトタケル「！？」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 18:58:44.75 ID:9EdjdBef0
イザナミ「ヤマトタケルさん……」
クシナダ「何？ ヤマタケさんって毘沙門天さんがタイプなの？」ﾂﾝﾂﾝ
ツクヨミ「初耳だわ」
ヤマトタケル「ち、違う！ 私はそんな事……クシナダ！ 肘で小突くのはやめろ！ あとヤマタケと呼ぶな！」
阿修羅「しらばっくれるのは男らしくないぞ」
イザナギ「そうだそうだ！ 本人がこう言ってるんだし、なあ？」
毘沙門天「はい、確かに夢でそう言われました」
イザナギ「……は？」
イザナミ「毘沙門天さん、今何と……？」
毘沙門天「ですから、夢でそう言われました」
６人「「「夢の話かよ！！」」」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 19:00:24.39 ID:9EdjdBef0
イザナミ「で、ですが何故それを実践なさっているのですか……？」
毘沙門天「やはり女たるもの、常に美意識は持っておかねばなりません」
クシナダ「だから夢で言われたことでも……？」
毘沙門天「ええ。異性であるヤマトタケル殿の助言なら尚更です」
ツクヨミ「女性の鑑のような考え方ね」
ヤマトタケル「私が実際に言ったわけではないのだが……」
イザナギ「まあいいじゃん。実際結構様になってるぞ？」
ヤマトタケル「まあ……そうかも知れないな……」
毘沙門天「ありがとうございます」
イザナギ「どっかの戦闘狂もこんな感じになってくれないかねえ……」ﾁﾗｯ
阿修羅「ん、我のことか？ 戦闘狂とは嬉しいことを言ってくれる」
イザナギ「いや褒めてねえよどんだけ戦い好きなんだよ」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 19:02:46.72 ID:9EdjdBef0
イザナギ「やべ、すっかり脱線しちまったな……」
摩利支天「全くだ」
イザナギ「おっ、摩利支天じゃん。どうした？」
摩利支天「どうした？ じゃないだろう。いつまで私を待たせるつもりなんだ」
イザナギ「なんだよ、構ってほしかったのか？ だったら早くそう言えばいいのに」
摩利支天「勘違いするな。これ以上やかましくされるのは迷惑だからだ」
イザナギ「そうつれないこと言うなよ。同じ超絶キャラだろ？ 仲良くやろうぜ」
摩利支天「……仕方があるまい」
イザナミ（そう言いつつ満更でもなさそうな顔……）
ヤマトタケル（前々から思っていたが……）
クシナダ（摩利支天さんって、案外ちょろいのかも……）
ツクヨミ（俗に言うツンデレってやつかしら）
毘沙門天（なかなか分かりやすいですね……ふふっ）
阿修羅（戦場が我を呼んでいる……）
イザナギ「おいコラ今何考えてた戦バカ」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 19:04:06.90 ID:9EdjdBef0
イザナギ「摩利支天はツクヨミと同じで地雷とワープだよな」
摩利支天「そうだ」
イザナギ「SSは結界を張って、その中を動き回ると」
摩利支天「位置取り次第では恐ろしい威力を発揮するだろう」
イザナギ「……」
摩利支天「……む？ どうした、黙り込んで」
イザナギ「話変わるんだけどさ」
摩利支天「何だ」
イザナギ「お前のクエストめんどくせえ」
摩利支天「」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 19:06:04.66 ID:9EdjdBef0
イザナギ「そもそも地雷とダメージウォールっていう組み合わせがな。その２つに対応できて、しかも貫通タイプとか数えるくらいしかいないんじゃないか？」
摩利支天「……」
イザナギ「雑魚も嫌らしい。クシナダ連れて来るのはお見通しとばかりに羅刹が上下レーザー放ってくるし、反射制限がアビロックしてくるし」
イザナギ「マルチなら動かない選択もできるけど、ソロだとそれができないからさ。反射だと最悪謎反射で地雷踏みまくったり、ダメージウォールにダイブしてアイバーだ」
摩利支天「……」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 19:08:17.13 ID:9EdjdBef0
イザナギ「よくよく考えたら、地雷・ダメージウォールとアビロックって鬼畜な組み合わせじゃね？ 両方ダメージ受けるギミックだからさ、被ダメとんでもないことになるよ」
摩利支天「……」
イザナギ「なんでこんなクエスト作ったんですかねえ？」
イザナミ「ちょっと、もうその辺にしておいた方が……」
クシナダ「まあ、気持ちは分からないでもないわね。あたしも結構やられちゃったし」
ツクヨミ「私もアビリティロックは使うのだけれど……」
毘沙門天「ツクヨミ殿のクエストはまだ良い方なのでしょう。メインは重力バリアですし、地雷が出ませんから」
阿修羅「我はアビリティロックなどという姑息な手は使わん。戦いに張り合いがなくなるからな」
ヤマトタケル（速度ダウンは姑息な手ではないのだろうか……）
イザナギ「さあ、摩利支天さんの主張を聞きましょうか？」
摩利支天「……」
摩利支天「……そういう文句は運営に言ってくれ……」
イザナギ「うおぉぉぉぉぉぉいっ！！ こいつ運営に丸投げしやがった！？」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 19:10:22.49 ID:9EdjdBef0
イザナギ「大黒天はヤマタケと同じくワープとダメージウォール」
大黒天「ワープやダメ壁には」「負けないよぉ～」
イザナギ「SSはミサイルでギミックごと吹っ飛ばすと。なかなかインパクトのあるSSだよな」
大黒天「ミサイルの力は」「すごいんだよぉ～」
イザナギ「……前から気になってたんだけどさ、なんでミサイルなん？」
大黒天「えー？ ミサイルって」「かっこいいじゃ～ん？」
イザナギ「いやそうかも知れないけど、似つかわしくはないよな」
大黒天「細かいことは」「言いっこなしだよぉ～」
イザナギ「……それもそうか。気にするほうが野暮ってもんだよな」
大黒天「そうだ」「よぉ～」
イザナギ「……」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 19:12:26.37 ID:9EdjdBef0
イザナギ「その話し方何とかできないっすか？」
大黒天「んー？」「話し方って～？」
イザナギ「それだよ、１つのセリフを２人で分けて喋るやつ」
大黒天「それはできない」「相談だなぁ～」
イザナギ「どうして？」
大黒天「なぜなら！」「私達は！」ﾊﾞｯ
イザナギ「なんか急にポーズ決めはじめたぞ……？」
大黒天「二人で！」「大黒天だから！」ﾊﾞｧｰﾝ
大黒天（ふっ……）（決まったよぉ～……）
８人「「「……」」」ﾎﾞｳｾﾞﾝ
大黒天（皆あまりの衝撃に）（固まっちゃってるねぇ～……）
８人（（（そんなにかっこつけて言うことなのか（しら）……？）））
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 19:14:17.70 ID:9EdjdBef0
イザナギ「不動明王は重力バリアとダメージウォール。ついに来たかって感じだったな」
不動明王「降臨モンスターでこの２つのアビリティを持った者は吾輩が初のようだな」
イザナギ「そらそうよ。その組み合わせは一番汎用性あるからな」
不動明王「名誉あることだ」
イザナギ「SSは俺と同じレーザーだけど、不動明王は反射レーザーだよな」
不動明王「火力を最大限に生かすには配置調整が必要だが、それができればこちらのものよ」
イザナギ「……不動明王ってさ」
不動明王「む？ 何だ」
イザナギ「名前に『王』って付く割に魔王じゃなくて魔族なんだな」
不動明王「それは吾輩も気になっていたところだ。おい、どうなっているんだ運営よ」
イザナギ「それ聞いちゃう！？ お前はそんなことしない常識人だと思ってたのに！ 一瞬でも安心した俺がバカだったよ！」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 19:16:30.20 ID:9EdjdBef0
イザナギ「……とまあこのように、お前らはアンチアビリティが２つあって、SSも強い」
イザナギ「それに比べて俺はどうだ。アンチダメージウォールしかない上にSSも微妙……出番なんてほとんどありゃしねえ」
イザナミ「そんなことないわ。あなたには全属性耐性があるじゃない」
イザナギ「それなあ、確かに降臨では俺しか持ってないけど、わくわくの実がつけられる奴にケガ減りを付ければ似たようなことできるんだよなあ。特級Lならまるっきり同じになるし」
イザナミ「……」
イザナギ「それに、全属性耐性は確かに属性攻撃のダメージは軽減できるけど、無属性攻撃は普通に受けるからな。ケガ減りならそっちのダメージも減らせるから、実質あっちの方が上じゃね？」
イザナミ「……そうね……」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 19:18:31.76 ID:9EdjdBef0
摩利支天「貴様は妖精キラーを持っているだろう」
不動明王「特定の種族だけとはいえ、ダメージソースになれるのは価値があると吾輩は思うぞ」
イザナギ「妖精キラーねえ……あれゲージだから友情には乗らないんだよなあ……」
イザナギ「そもそも妖精のボス自体少ないんだよ……しかもダメージウォールメインのクエストとなれば火・木のムラサメ以外はジャックと座敷わらしくらいだ」
イザナギ「そしてその２体は両方光属性。同じ妖精キラーで闇属性のバステトの方が使われると思うな」
クシナダ「確かに」
イザナギ「あいつはゲージじゃない妖精キラーだから友情にも乗るし、運枠としてなら俺よりあいつの方が圧倒的に集めやすい。そして何より……」
ツクヨミ「何より？」
イザナギ「かわいい」
イザナミ「」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 19:20:19.38 ID:9EdjdBef0
イザナギ「逆に闇属性の妖精って闇刃ムラサメしかいないんだよなあ……しかもあいつのクエストは重力バリアメインだし……」
イザナギ「しかも最近あいつが出たからますます俺の出番なくなっちまったんだよ……」
阿修羅「あいつ、と言うと？」
イザナギ「分かるだろ？ 同じ光属性、同じ反射、同じアンチダメージウォール、友情とSSが同じレーザー……」
１０人「「「あっ……（察し）」」」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 19:21:05.19 ID:9EdjdBef0
イザナギ「そうだよ、アーサーだよ」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 19:22:37.32 ID:9EdjdBef0
イザナギ「今じゃ運極でもない限り俺は闇刃ムラサメのマルチには入れないだろうな……『おめーの席ねぇから！』って感じで……」
イザナギ「いや、運極でも怪しいか……だって俺アンチ重力バリアじゃないから……」
ヤマトタケル（この上なく卑屈になっているな……）
イザナギ「……」
イザナミ（どうしよう……何とかして励ましたいけれど、なんと声をかければいいか……）
イザナギ「……しか」
イザナミ「え？」
イザナギ「……こうなったら運営に頼むしか……！」
イザナミ「あなたまでそんなこと言うの！？」
イザナギ「……！」ﾊﾞｯ
イザナミ「土下座した！？」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 19:23:28.44 ID:9EdjdBef0
イザナギ「運営！いや、運営様！」
イザナギ「どうか……どうか！」
イザナギ「この私が輝けるクエストを作って頂けませんでしょうか！」
イザナギ「お願いします！！」
イザナギ「何でもしますから！！」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 19:25:38.30 ID:9EdjdBef0
阿修羅「ん？」
毘沙門天「今」
摩利支天「何でも」
大黒天「するって」「言ったよね？」
イザナギ「またそれかよ！ って大黒天！ お前ら２人いるから不動明王のセリフねえじゃん！」
不動明王「……」
イザナギ「見ろ！ 不動明王めっちゃ悲しそうな顔してんぞ！」
ツクヨミ「この世の終わりみたいな表情ね」
ヤマトタケル「悲しむところなのか……？」
クシナダ「さあ……」
イザナミ「と、とにかく！ モンストユーザーの皆さん、イザナギをもっと使ってあげて下さいね？」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 19:30:18.99 ID:9EdjdBef0
以上です。最後まで読んでくださった方々、ありがとうございました。
P.S.
摩利支天のクエスト、超絶の中では簡単とか言われてますけど、自分はかなり苦手なんです……。
なのでプレイ歴半年ですが、未だに摩利支天は持ってません……大黒天は持ってるのに……。
あと、『闇刃』って何て読むんですかね、誰か教えて下さい
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 19:33:17.70 ID:8w+S61jyo
乙
IZNGさんはSSと全属性耐性を強化してさしあげろ
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 19:51:08.19 ID:2NX3Dou60
乙、アーサーだけじゃなく獣神ゴッストとかいうのも出てきたからね
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/09(月) 07:08:00.34 ID:ku3CT4eK0
ナギさんはダヴィンチたそ運極にする時使えたから…
※モンストのSS（サイドストーリー）です。ストライクショットではありません。
ただし、文中の「SS」という単語は「ストライクショット」の略です。
※独自の設定・メタ発言が多数あります。ご注意下さい。
イザナギ「お前らはいいよな」
イザナミ「え？」
イザナギ「お前らはいいよな、出番があって」
イザナミ「ど、どうしたんですかいきなり」
イザナギ「だってさ、よく考えてみろよ」
イザナミ「何を？」
イザナギ「超絶キャラの中でアンチアビリティが１つしかないのって、俺だけなんだよ。SSも微妙だしさ」
イザナミ「……」
イザナギ「まず、お前は重力バリアとワープ」
イザナミ「そ、そうですね」
イザナギ「SSはメテオ。威力も悪くない」
イザナミ「まあ……」
イザナギ「もはや汎用性の塊じゃねえか」
イザナミ「……」
イザナギ「そういや、お前のSSのボイスってヴェルダ」
イザナミ「その話はやめてお願いだから」
イザナギ「ヤマタケはワープとダメージウォール」
ヤマトタケル「……」
イザナギ「SSは貫通変化だから弱点往復やハート取りに使える……ん？ どうした？」
ヤマトタケル「……その『ヤマタケ』という呼び名はやめてほしいのだが……」
イザナミ（気にしていたんですね……）
イザナギ「え？ いや、お前９割ぐらいのモンストユーザーからそう呼ばれてると思うぞ」
ヤマトタケル「」
イザナミ（容赦なく言い切った……）
イザナギ「クシナダは地雷とダメージウォール」
クシナダ「地雷回収ならお任せよ！」ﾌﾝｽ
イザナギ「SSは全体号令。最強のSSといっても過言じゃない」
クシナダ「やだ、そんなに褒められると照れちゃう……//」
イザナギ「そして何より……」
クシナダ「何？ まだ何か褒めてくれるの？」ﾜｸﾜｸ
イザナギ「見た目と声のギャップが半端ない」
クシナダ「」
イザナギ「あの禍々しい見た目からあの声だぞ！？ 俺初めて聞いた時しばらく笑いが止まらんかったわ！」
クシナダ「ちょっと！？ 声のこと言うのはやめてよ！ 気にしてるんだから！」
イザナギ「なあ、お前らもそう思うだろ！？ 子供が見たら泣き出しそうな外見してるくせに、SSのボイスは妙に高い声で『踊り狂っちゃえ～』って！ もはやネタの域だわ！」
イザナミ「……」
ヤマトタケル「……」
クシナダ「それ以上言うとあんたのところに攻め入るわよ！？」
イザナギ「上等だ、かかってこい！ 白ガッチェスで返り討ちにしてやらあ！」
クシナダ「ぐっ……！ ならこっちだってノブナガさんとかナスカさん連れて行くわよ！」
イザナギ「くっ……！」
イザナミ「まあまあ落ち着いて二人とも」
ヤマトタケル「……ヤマタケ……」
イザナギ「お前まだ気にしてたのかよ！？」
イザナギ「はあ……はあ……すまん、熱くなり過ぎた……」
イザナミ「落ち着きましたか？」
イザナギ「ああ、もう大丈夫だ……で、何の話だったっけ？」
イザナミ「私達のアンチアビリティとSSがどうとか」
イザナギ「ああ、そうだったな……次は確か……」
ツクヨミ「順番的に私じゃないかしら」
イザナギ「ああ、ツクヨミか……ツクヨミは地雷とワープだったな」
ツクヨミ「ええ」
イザナギ「SSは乱打＋回復だからクエストの安定性が増す」
ツクヨミ「私の力に助けられたプレイヤーも多いはずよ」
イザナギ「しかもキラー２つ……羨ましいぜ……」
ツクヨミ「攻撃翌力はそこまで高くないから火力にはならないけれどね」
イザナギ「そうか？ 貫通だから弱点往復すればそれなりに強いと思うぞ」
ツクヨミ「どうかしらね……あ、あなたで試してみてもいい？」
イザナギ「やめろ」
イザナギ「阿修羅は地雷と重力バリア。しかもゲージじゃないときた」
阿修羅「地雷など恐れていては戦いはできぬわ！」
イザナギ「SSは連続爆発。弱点をカンカンできれば凄まじいことになるんじゃないか？」
阿修羅「我の力を持ってすれば容易いことだ」
イザナギ「さらに言うと遅いからダメージウォールもある程度何とかなる」
阿修羅「……貴様、さりげなく我を愚弄するな」
イザナギ「褒めてるんだよ」
阿修羅「……とてもそうは思えん」
イザナギ「分かんないかなあ。例えばだよ？ ダメージウォールがL字に張られています。次はシリウスです。どうなるよ？」
シリウス「わんわんお」
イザナギ「なんでお前いるんだよ」
阿修羅「……大ダメージは避けられないな」
シリウス「わんわんお……」ｼｭﾝ
イザナギ「だろ？ 同じアンチ重力バリアだけど、シリウスはスピード型だ。L字に張られたらもう食らうしかない。場合によっちゃ即アイバーだって有り得るんだ」
イザナギ「でも阿修羅みたいに遅かったら、触れるのは１、２回か、多くても３回程度だろう。よほどHPがピンチじゃなけりゃ助かる可能性は十分にある」
阿修羅「……なるほど」
イザナギ「分かってもらえた？」
阿修羅「……しかし、どうにも腑に落ちぬ」
イザナギ「何が？」
阿修羅「我は反射で、シリウスは貫通だろう。撃種の違う我らを比較することに意味があるのか？」
イザナギ「あ、バレた？」
阿修羅「……貴様、やはり我を馬鹿にしたいようだな」
イザナギ「ごめんなさい許して下さい何でもしますから」
イザナミ「ん？」
ヤマトタケル「今」
クシナダ「何でもするって」
ツクヨミ「言ったよね？」
イザナギ「仲良いなお前ら！」
シリウス「わんわんお」
イザナギ「お前は帰れ！」
イザナギ「毘沙門天はイザナミと同じくワープと重力バリア」
毘沙門天「はい」
イザナギ「SSもこれまたイザナミと同じメテオ。まあ毘沙門天は貫通だから当てやすさは上か」
毘沙門天「はい」
イザナギ「うーん……」
毘沙門天「……」
イザナギ（どうしよう……イザナミとまるっきり同じだからこれ以上話を広げられん……）
イザナギ「……あっ！ そういやさ」
毘沙門天「何でしょう？」
イザナギ「上杉謙信がSS打つ時、『毘沙門天、我に力を！』って言うじゃん」
毘沙門天「はい」
イザナギ「ホントに力与えてんの？」
毘沙門天「ええ、与えていますよ」
イザナギ「マジで！？」
毘沙門天「同じ水属性、同じ貫通タイプであるよしみで」
イザナギ（じゃあ阿修羅が降臨してる時とか大忙しなんじゃ……）
イザナギ「ついでにもう１ついいですかね？」
毘沙門天「はい」
イザナギ「毘沙門天って常に目閉じてるけどさ、眠いの？」
イザナミ「眠いのって……」
毘沙門天「いえ、私は盲目なんです」
イザナギ「えっ……えっと……」
イザナギ（やべえ、俺のボケにどうツッコんでくるかと思いきやすげえ反応に困る答えが返ってきた……）
毘沙門天「というのは冗談で」
イザナギ「な、なんだ冗談か……」ﾎｯ
毘沙門天「私は目を閉じていた方が美しいと言われまして」
イザナギ「と思ったらそれ以上に驚愕の事実が！？ 言う方も言う方だけど、それを実践してるお前もすげえよ！」
毘沙門天「ありがとうございます」
イザナギ「……で、誰にそう言われたんだ？」
毘沙門天「ヤマトタケル殿に」
ヤマトタケル「！？」
イザナミ「ヤマトタケルさん……」
クシナダ「何？ ヤマタケさんって毘沙門天さんがタイプなの？」ﾂﾝﾂﾝ
ツクヨミ「初耳だわ」
ヤマトタケル「ち、違う！ 私はそんな事……クシナダ！ 肘で小突くのはやめろ！ あとヤマタケと呼ぶな！」
阿修羅「しらばっくれるのは男らしくないぞ」
イザナギ「そうだそうだ！ 本人がこう言ってるんだし、なあ？」
毘沙門天「はい、確かに夢でそう言われました」
イザナギ「……は？」
イザナミ「毘沙門天さん、今何と……？」
毘沙門天「ですから、夢でそう言われました」
６人「「「夢の話かよ！！」」」
イザナミ「で、ですが何故それを実践なさっているのですか……？」
毘沙門天「やはり女たるもの、常に美意識は持っておかねばなりません」
クシナダ「だから夢で言われたことでも……？」
毘沙門天「ええ。異性であるヤマトタケル殿の助言なら尚更です」
ツクヨミ「女性の鑑のような考え方ね」
ヤマトタケル「私が実際に言ったわけではないのだが……」
イザナギ「まあいいじゃん。実際結構様になってるぞ？」
ヤマトタケル「まあ……そうかも知れないな……」
毘沙門天「ありがとうございます」
イザナギ「どっかの戦闘狂もこんな感じになってくれないかねえ……」ﾁﾗｯ
阿修羅「ん、我のことか？ 戦闘狂とは嬉しいことを言ってくれる」
イザナギ「いや褒めてねえよどんだけ戦い好きなんだよ」
イザナギ「やべ、すっかり脱線しちまったな……」
摩利支天「全くだ」
イザナギ「おっ、摩利支天じゃん。どうした？」
摩利支天「どうした？ じゃないだろう。いつまで私を待たせるつもりなんだ」
イザナギ「なんだよ、構ってほしかったのか？ だったら早くそう言えばいいのに」
摩利支天「勘違いするな。これ以上やかましくされるのは迷惑だからだ」
イザナギ「そうつれないこと言うなよ。同じ超絶キャラだろ？ 仲良くやろうぜ」
摩利支天「……仕方があるまい」
イザナミ（そう言いつつ満更でもなさそうな顔……）
ヤマトタケル（前々から思っていたが……）
クシナダ（摩利支天さんって、案外ちょろいのかも……）
ツクヨミ（俗に言うツンデレってやつかしら）
毘沙門天（なかなか分かりやすいですね……ふふっ）
阿修羅（戦場が我を呼んでいる……）
イザナギ「おいコラ今何考えてた戦バカ」
イザナギ「摩利支天はツクヨミと同じで地雷とワープだよな」
摩利支天「そうだ」
イザナギ「SSは結界を張って、その中を動き回ると」
摩利支天「位置取り次第では恐ろしい威力を発揮するだろう」
イザナギ「……」
摩利支天「……む？ どうした、黙り込んで」
イザナギ「話変わるんだけどさ」
摩利支天「何だ」
イザナギ「お前のクエストめんどくせえ」
摩利支天「」
イザナギ「そもそも地雷とダメージウォールっていう組み合わせがな。その２つに対応できて、しかも貫通タイプとか数えるくらいしかいないんじゃないか？」
摩利支天「……」
イザナギ「雑魚も嫌らしい。クシナダ連れて来るのはお見通しとばかりに羅刹が上下レーザー放ってくるし、反射制限がアビロックしてくるし」
イザナギ「マルチなら動かない選択もできるけど、ソロだとそれができないからさ。反射だと最悪謎反射で地雷踏みまくったり、ダメージウォールにダイブしてアイバーだ」
摩利支天「……」
イザナギ「よくよく考えたら、地雷・ダメージウォールとアビロックって鬼畜な組み合わせじゃね？ 両方ダメージ受けるギミックだからさ、被ダメとんでもないことになるよ」
摩利支天「……」
イザナギ「なんでこんなクエスト作ったんですかねえ？」
イザナミ「ちょっと、もうその辺にしておいた方が……」
クシナダ「まあ、気持ちは分からないでもないわね。あたしも結構やられちゃったし」
ツクヨミ「私もアビリティロックは使うのだけれど……」
毘沙門天「ツクヨミ殿のクエストはまだ良い方なのでしょう。メインは重力バリアですし、地雷が出ませんから」
阿修羅「我はアビリティロックなどという姑息な手は使わん。戦いに張り合いがなくなるからな」
ヤマトタケル（速度ダウンは姑息な手ではないのだろうか……）
イザナギ「さあ、摩利支天さんの主張を聞きましょうか？」
摩利支天「……」
摩利支天「……そういう文句は運営に言ってくれ……」
イザナギ「うおぉぉぉぉぉぉいっ！！ こいつ運営に丸投げしやがった！？」
イザナギ「大黒天はヤマタケと同じくワープとダメージウォール」
大黒天「ワープやダメ壁には」「負けないよぉ～」
イザナギ「SSはミサイルでギミックごと吹っ飛ばすと。なかなかインパクトのあるSSだよな」
大黒天「ミサイルの力は」「すごいんだよぉ～」
イザナギ「……前から気になってたんだけどさ、なんでミサイルなん？」
大黒天「えー？ ミサイルって」「かっこいいじゃ～ん？」
イザナギ「いやそうかも知れないけど、似つかわしくはないよな」
大黒天「細かいことは」「言いっこなしだよぉ～」
イザナギ「……それもそうか。気にするほうが野暮ってもんだよな」
大黒天「そうだ」「よぉ～」
イザナギ「……」
イザナギ「その話し方何とかできないっすか？」
大黒天「んー？」「話し方って～？」
イザナギ「それだよ、１つのセリフを２人で分けて喋るやつ」
大黒天「それはできない」「相談だなぁ～」
イザナギ「どうして？」
大黒天「なぜなら！」「私達は！」ﾊﾞｯ
イザナギ「なんか急にポーズ決めはじめたぞ……？」
大黒天「二人で！」「大黒天だから！」ﾊﾞｧｰﾝ
大黒天（ふっ……）（決まったよぉ～……）
８人「「「……」」」ﾎﾞｳｾﾞﾝ
大黒天（皆あまりの衝撃に）（固まっちゃってるねぇ～……）
８人（（（そんなにかっこつけて言うことなのか（しら）……？）））
イザナギ「不動明王は重力バリアとダメージウォール。ついに来たかって感じだったな」
不動明王「降臨モンスターでこの２つのアビリティを持った者は吾輩が初のようだな」
イザナギ「そらそうよ。その組み合わせは一番汎用性あるからな」
不動明王「名誉あることだ」
イザナギ「SSは俺と同じレーザーだけど、不動明王は反射レーザーだよな」
不動明王「火力を最大限に生かすには配置調整が必要だが、それができればこちらのものよ」
イザナギ「……不動明王ってさ」
不動明王「む？ 何だ」
イザナギ「名前に『王』って付く割に魔王じゃなくて魔族なんだな」
不動明王「それは吾輩も気になっていたところだ。おい、どうなっているんだ運営よ」
イザナギ「それ聞いちゃう！？ お前はそんなことしない常識人だと思ってたのに！ 一瞬でも安心した俺がバカだったよ！」
イザナギ「……とまあこのように、お前らはアンチアビリティが２つあって、SSも強い」
イザナギ「それに比べて俺はどうだ。アンチダメージウォールしかない上にSSも微妙……出番なんてほとんどありゃしねえ」
イザナミ「そんなことないわ。あなたには全属性耐性があるじゃない」
イザナギ「それなあ、確かに降臨では俺しか持ってないけど、わくわくの実がつけられる奴にケガ減りを付ければ似たようなことできるんだよなあ。特級Lならまるっきり同じになるし」
イザナミ「……」
イザナギ「それに、全属性耐性は確かに属性攻撃のダメージは軽減できるけど、無属性攻撃は普通に受けるからな。ケガ減りならそっちのダメージも減らせるから、実質あっちの方が上じゃね？」
イザナミ「……そうね……」
摩利支天「貴様は妖精キラーを持っているだろう」
不動明王「特定の種族だけとはいえ、ダメージソースになれるのは価値があると吾輩は思うぞ」
イザナギ「妖精キラーねえ……あれゲージだから友情には乗らないんだよなあ……」
イザナギ「そもそも妖精のボス自体少ないんだよ……しかもダメージウォールメインのクエストとなれば火・木のムラサメ以外はジャックと座敷わらしくらいだ」
イザナギ「そしてその２体は両方光属性。同じ妖精キラーで闇属性のバステトの方が使われると思うな」
クシナダ「確かに」
イザナギ「あいつはゲージじゃない妖精キラーだから友情にも乗るし、運枠としてなら俺よりあいつの方が圧倒的に集めやすい。そして何より……」
ツクヨミ「何より？」
イザナギ「かわいい」
イザナミ「」
イザナギ「逆に闇属性の妖精って闇刃ムラサメしかいないんだよなあ……しかもあいつのクエストは重力バリアメインだし……」
イザナギ「しかも最近あいつが出たからますます俺の出番なくなっちまったんだよ……」
阿修羅「あいつ、と言うと？」
イザナギ「分かるだろ？ 同じ光属性、同じ反射、同じアンチダメージウォール、友情とSSが同じレーザー……」
１０人「「「あっ……（察し）」」」
イザナギ「そうだよ、アーサーだよ」
イザナギ「今じゃ運極でもない限り俺は闇刃ムラサメのマルチには入れないだろうな……『おめーの席ねぇから！』って感じで……」
イザナギ「いや、運極でも怪しいか……だって俺アンチ重力バリアじゃないから……」
ヤマトタケル（この上なく卑屈になっているな……）
イザナギ「……」
イザナミ（どうしよう……何とかして励ましたいけれど、なんと声をかければいいか……）
イザナギ「……しか」
イザナミ「え？」
イザナギ「……こうなったら運営に頼むしか……！」
イザナミ「あなたまでそんなこと言うの！？」
イザナギ「……！」ﾊﾞｯ
イザナミ「土下座した！？」
イザナギ「運営！いや、運営様！」
イザナギ「どうか……どうか！」
イザナギ「この私が輝けるクエストを作って頂けませんでしょうか！」
イザナギ「お願いします！！」
イザナギ「何でもしますから！！」
阿修羅「ん？」
毘沙門天「今」
摩利支天「何でも」
大黒天「するって」「言ったよね？」
イザナギ「またそれかよ！ って大黒天！ お前ら２人いるから不動明王のセリフねえじゃん！」
不動明王「……」
イザナギ「見ろ！ 不動明王めっちゃ悲しそうな顔してんぞ！」
ツクヨミ「この世の終わりみたいな表情ね」
ヤマトタケル「悲しむところなのか……？」
クシナダ「さあ……」
イザナミ「と、とにかく！ モンストユーザーの皆さん、イザナギをもっと使ってあげて下さいね？」
以上です。最後まで読んでくださった方々、ありがとうございました。
P.S.
摩利支天のクエスト、超絶の中では簡単とか言われてますけど、自分はかなり苦手なんです……。
なのでプレイ歴半年ですが、未だに摩利支天は持ってません……大黒天は持ってるのに……。
あと、『闇刃』って何て読むんですかね、誰か教えて下さい
乙
IZNGさんはSSと全属性耐性を強化してさしあげろ
乙、アーサーだけじゃなく獣神ゴッストとかいうのも出てきたからね
ナギさんはダヴィンチたそ運極にする時使えたから…
 | モンスターストライク 【予約特典】 オラゴンイヤフォンジャックマスコット付 【早期購入特典】 スターターアイテムセットのダウンロードコード & 限定モンスターステッカー同梱 【Amazon.co.jp限定】 超絶モンスター５種類のストライクカード＆タスの巣窟に挑戦できるクエストチケット配信 （2016年12月17日注文分まで） ミクシィ ミクシィ 2015-12-17 Amazonで詳しく見る    |
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コメント一覧
46379. 名前 : 名無し◆- 投稿日 : 2015/11/18(水) 01:38 ▼このコメントに返信する
初めてとった超絶キャラがイザナギでした
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一方通行「なンでも屋さンでェす」 可愛い一方通行をたくさん見よう
インデックス「ご飯くれるとうれしいな」一方通行「あァ？」 "一方禁書"凄まじいクオリティ
フレンダ「麦野は今、恋をしているんだね」 通称"麦恋"、有名なSS
キャーリサ「家出してきたし」上条「帰って下さい」 珍しい魔術側メイン、見るといーの！
垣根「初春飾利…かぁ…」 新ジャンル定温物質ウヒョオオ！！
美琴「……レベル5になった時の話ねえ………どうだったかしら」 御坂美琴のレベル5に至る努力の経緯
上条「食蜂って可愛いよな」御坂「え？」 ストレートに上食。読めて良かった
一方通行「もっと面白い事してモリモリ盛り上がろォぜ」 こんなキャラが強い作者は初めて見た
美琴「週末は アイツの部屋で しっぽりと」 超かみことを見てみんなで悶えましょう
ミサカ「たまにはMNWを使って親孝行しようぜ」 御坂美琴のDNAは究極に可愛くて凄い
番外個体「 」 番外通行SSの原点かな？
佐天「対象のアナルを敏感にする能力か……」 ス、スタイリッシュアクションだった！
麦野「どうにかして浜面と付き合いたい」 レベル5で楽しくやっていく
ミサカ「俺らのこと見分けつく奴なんていんの？」 蒼の伝道師によるドタバタラブコメディ
一方通行「あァ！？ 意味分からねェことほざいてンじゃねェ！！」 黄泉川ァアアアアアアアアアア！！
さやか「さやかちゃんイージーモード」 オナ禁中のリビドーで書かれた傑作
まどかパパ「百合少女はいいものだ……」 君の心は百合ントロピーを凌駕した！
澪「徘徊後ティータイム」 静かな夜の雰囲気が癖になるよね
とある暗部の軽音少女（バンドガールズ）【禁書×けいおん！】 舞台は禁書、主役は放課後ティータイム
ルカ子「きょ、凶真さん……白いおしっこが出たんです」岡部「」 これは無理だろ(抗う事が)
岡部「フゥーハッハッハッハ！」 しんのすけ「わっはっはっはっは！」 ゲェーッハッハッハッハ！
紅莉栖「とある助手の１日ヽ(*ﾟдﾟ)ノ 」 全編AAで構成。か、可愛い……
岡部「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいい！！！！！」 SUGEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
遊星「またD-ホイールでオナニーしてしまった」 ……サティスファクション!!
遊星「どんなカードにも使い方はあるんだ」龍亞「本当に？」 パワーカードだけがデュエルじゃないさ
ヲタ「初音ミクを嫁にしてみた」 ただでさえ天使のミクが感情という翼を
アカギ「ククク・・・残念、きあいパンチだ」 小僧・・・！
クラウド「……臭かったんだ」 ライトニングさんのことかああああ！！
ハーマイオニー「大理石で柔道はマジやばい」 ビターンビターン！ｗｗｗｗｗ
僧侶「ひのきのぼう……？」 話題作
勇者「旅の間の性欲処理ってどうしたらいいんだろ……」 いつまでも使える 読めるSS
肛門「あの子だけずるい・・・・・・・・・・」 まさにVIPの天才って感じだった
男「男同士の語らいでもしようじゃないか」女「何故私とするのだ」 壁ドンが木霊するSS
ゾンビ「おおおおお・・・お？あれ？アレ？人間いなくね？」 読み返したくなるほどの良作
犬「やべえｗｗｗｗｗｗなにあいつｗｗｗｗ」ライオン「……」 面白いしかっこいいし可愛いし！
一方通行「なンでも屋さンでェす」 可愛い一方通行をたくさん見よう
インデックス「ご飯くれるとうれしいな」一方通行「あァ？」 "一方禁書"凄まじいクオリティ
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ミサカ「たまにはMNWを使って親孝行しようぜ」 御坂美琴のDNAは究極に可愛くて凄い
番外個体「 」 番外通行SSの原点かな？
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麦野「どうにかして浜面と付き合いたい」 レベル5で楽しくやっていく
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一方通行「あァ！？ 意味分からねェことほざいてンじゃねェ！！」 黄泉川ァアアアアアアアアアア！！
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澪「徘徊後ティータイム」 静かな夜の雰囲気が癖になるよね
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岡部「フゥーハッハッハッハ！」 しんのすけ「わっはっはっはっは！」 ゲェーッハッハッハッハ！
紅莉栖「とある助手の１日ヽ(*ﾟдﾟ)ノ 」 全編AAで構成。か、可愛い……
岡部「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいい！！！！！」 SUGEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
遊星「またD-ホイールでオナニーしてしまった」 ……サティスファクション!!
遊星「どんなカードにも使い方はあるんだ」龍亞「本当に？」 パワーカードだけがデュエルじゃないさ
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アカギ「ククク・・・残念、きあいパンチだ」 小僧・・・！
クラウド「……臭かったんだ」 ライトニングさんのことかああああ！！
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