1:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 15:51:50.97
ID:NLhNIXYQO
時間軸は本編後日談であるその後の園子より後だけど読んでなくても特に問題ないです
2:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 15:52:21.54
ID:NLhNIXYQO
3:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 15:52:55.18
ID:NLhNIXYQO
夏凜「ええっとカギは」ゴソゴソ
ガチャ
東郷「おかえりなさい、あなた」
夏凜「え? ただいま……ってなんで居るのよ。あと私は東郷の旦那じゃないから」
東郷「とりあえず中に入って」
夏凜「あぁ、うん」
4:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 15:53:35.87
ID:NLhNIXYQO
inリビング
風「おかえりー。遅かったわね」
友奈「あ、夏凜ちゃん! おかえり!」
樹「お邪魔してます」
園子「私もいるよー」
夏凜「……どうして全員集合してるのよ?」
風「アタシが『することないし夏凜のとこでお泊り会しない?』ってみんなを誘ったからよ」
夏凜「なら泊める本人にも確認しなさいよ」
風「そこはほら、夏凜だしいいかなって」
夏凜「よくないから」
友奈「私たちが泊まるの……いや?」
夏凜「うっ……。わかった! わかったからそんな顔しないで」
5:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 15:54:12.65
ID:NLhNIXYQO
風(フッ、ちょろい)
樹(夏凜さんいつも友奈さんのあれで折れてますね……)
園子(でも毎回乗せられてることに気づいてないよね~)
東郷(私の場合、分かってても断れないわ)ドヤァ
風(それ別に誇れることじゃないでしょ)
6:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 15:54:45.51
ID:NLhNIXYQO
夏凜「にしても中にいたってことは鍵をかきわすれてたのね。次からは気をつけないと」
友奈「大丈夫! しっかり戸締りされてたよ」
夏凜「そう、それなら良かった……ってならどうやって中に?」
風「これよ、これ」スッ
【夏凜宅の合鍵】
7:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 15:55:18.54
ID:NLhNIXYQO
夏凜「なんで持ってるの!?」
友奈「私も持ってるよー」スッ
樹「えっと、すいません」スッ
園子「もちろん私もだよ」スッ
東郷「はい」スッ
【夏凜宅の合鍵】×5
8:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 15:56:11.04
ID:NLhNIXYQO
夏凜「!!!??」
園子「みよっしーのお兄さんが『妹と仲良くしてやってくれ』って全員分の鍵を渡してくれたんだよ~」
夏凜「なっ……あのバカ兄貴いいいいい!」
9:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 15:56:37.21
ID:NLhNIXYQO
風「そんなことより夕飯の準備するわよー」
夏凜「そんなこと扱い!?」
東郷「因みにカレー鍋よ」
樹「材料とお鍋は用意してきました!」
夏凜「いや別に献立はきいてない」
園子「お肉とうどんが美味しく食べれるいい鍋だよね~」
10:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 15:57:06.76
ID:NLhNIXYQO
夏凜「……あー、もういいわ。一旦このことは置いておく。準備なら私も手伝うから」
友奈「大丈夫! 夏凜ちゃんは待ってていいよー」
園子「家主ってのはドンと構えてたらいいってもんだよ」
夏凜「わかった。そこまで言うなら大人しく待っておくわ。ところで樹も準備するの?」
樹「野菜を洗うくらいならやってもいいってお姉ちゃんが」
夏凜「あー、なるほどね」
11:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 15:57:44.66
ID:NLhNIXYQO
夏凜「………………」
夏凜(待ってる間にすることがない)
夏凜「あっ、そうだ」
ポチポチメルメル
差出人:三好夏凜
宛先:三好春信
件名:鍵の件について
どういうつもり?
夏凜「送信っと」
12:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 15:59:22.32
ID:NLhNIXYQO
in大赦
<ピロピロピロ……ゴーウィwwゴーウィwww
春信「!」ポチ
春信「……」
ポチポチメルメルメルメー
<ヒーロガールー
夏凜「……」ポチ
差出人:三好春信
宛先:三好夏凜
件名:Re:鍵の件について
単に深い交友関係になる手助けになればと思ってやったことだ。
それはそうと会って色々と話したいことがある。そのうちでいいから大赦に来てくれないか?
ポチポチメルメル
差出人:三好夏凜
宛先:三好春信
件名:Re:Re:鍵の件について
気が向いたらね
<ヒーロガルー
差出人:三好春信
宛先:三好夏凜
件名:Re:Re:Re:鍵の件について
わかった。その時を楽しみにしておく
夏凜「……」ポチポチ
【このメールを削除しますか?】
はい←
いいえ
【削除しました】
13:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 15:59:55.10
ID:NLhNIXYQO
夏凜「……ハァー」
園子「素直じゃないね~」ギュー
夏凜「うひゃあ!?」
園子「家族なんだからお兄さんとも仲良くしないとだめだよ?」
夏凜「わ、わかったから離れて」
園子「くるしゅうない、くるしゅうない」
夏凜「私は恥ずかしいんだけど」
樹「あのー、準備できましたよ?」
夏凜「ん、わかった。ほら園子も」
園子「うーん、残念」パッ
14:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 16:00:42.33
ID:NLhNIXYQO
風「ほらほら、座った座ったー」
東郷「それでは」
全員『いただきます』
友奈「よし!早速うどんを入れ──
東郷「まだダメよ友奈ちゃん!熱でお肉を柔らかくし終えて余熱状態にしてから入れないとうどんが崩れるわ」
友奈「な、なるほど」
風(鍋奉行……いや東郷が正しいから悪い意味ではないけど)
【楽しい食事シーンがありました】
15:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 16:01:33.75
ID:NLhNIXYQO
友奈「鍋食べたら結構汗をかいちゃた。夏凜ちゃんシャワー借りるね!」
夏凜「はいはい」
友奈「それじゃ東郷さん一緒に浴びようよ」
東郷「そうね、一緒に入りましょう」
----------------------------------------------------
東郷「さっぱりしたわね」
友奈「うん」
風「次は夏凜が入って来なさい。残りの片付けはやっておくから」
夏凜「わかった、ありがとね」
16:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 16:02:32.91
ID:NLhNIXYQO
inシャワールーム
夏凜「まっ、たまにはこういうのもいいかもね」
ガラッ
友奈「一緒に入ろー。背中洗ってあげるよ!」
夏凜「ゆ、ゆうな!? シャワーならさっき東郷としたはずでしょ!?」
友奈「大丈夫! みんなとそれぞれ一回ずつ入るから!」
夏凜(たまに友奈がわからない)
【結局そのまま一緒に入りました】
17:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 16:04:07.41
ID:NLhNIXYQO
風「さーて、まだ寝るには早いし遊ぶわよ!皆もサッパリできたことだしね」
・ババ抜き
友奈「むむむー」
風「ククク、悩むがいい勇者よ! その選択で未来は変わるぞ!」
友奈「よぉし、これだー!」
【ジョーカー】
友奈「そんな……。でも勇者は諦めない!」シャッシャッ
風「ふむ」
友奈「……」
風「こっちにしようかな」スッ
友奈「!」
風「やっぱりコッチ!」シュッ
友奈「また負けちゃった」
夏凜「顔に出すぎよ」
東郷「友奈ちゃんポーカーフェイスできないもんね」
園子「それに比べていっつんは強いね~。毎回1位だもん」
風「樹はタロットでカードの扱いは鍛えられてるのよ」
友奈「流石は樹ちゃん!」
樹「あ、ありがとうございます?」
樹(タロットは関係ないと思うけど)
18:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 16:04:55.02
ID:NLhNIXYQO
・桃鉄
ゲーム「富士山で噴火が起こったようです!」
夏凜「物件があああああ!?」
園子「桃鉄だからね、そういうこともあるよ」
東郷「保険は大事ね」
風「後半のやけに高い富士山噴火率を舐めるからそうなるのよ。そんじゃま私のターン! これでどうよ!?」
【ぶっとびカード】
ゲーム「ホールインワン!」
風「きたあああああ!」
友奈「風先輩スゴイ!」
東郷「でも今まで何度も無駄に飛んでボンビーにつきまとわれてたからあまりプラスには……」
樹「お姉ちゃんぶっとびカード好きすぎだよー」
園子「ぶっとびカードにはロマンがあるからね、仕方ないよ」
19:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 16:06:45.25
ID:NLhNIXYQO
・アーマードコア
風「あ! ちょっ、まっ」ポチポチ
東郷「…………」ポチポチ
樹「東郷さん初めてなのに操作上手いですね」
東郷「この小ジャンプ移動に親近感が湧いて戦意が上がっちゃって……」ポチポチ
友奈「東郷さんもジャンプで移動してたもんね」
園子「私もわっしーが補助機能でピョンピョンするところ実際に見てみたかったなぁ」
夏凜「東郷が次に変身したらあの触手みたいなのは消えているんでしょうね」
20:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 16:07:20.24
ID:NLhNIXYQO
風「そんじゃ、そろそろ寝ますか」
夏凜「あっ。そういえばウチにはベッドしかない……どうしよう」
友奈「布団ならあるよー」
園子「みよっしーが帰って来る前に私が大赦の人に持ってこさせたんだよね」
樹「今は押入れに入ってます」
夏凜「あんた達の自由さにはビックリするわ」
夏凜(というか園子は権力乱用とかじゃないのそれ)
21:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 16:07:46.24
ID:NLhNIXYQO
東郷「配置はベッドに3人。大きな布団に3人ね」
夏凜「ベッドに3人も入るか怪しいような」
風「身長の低い友奈、樹、夏凜がベッド。他の私達が布団で寝ればいいのよ」
夏凜「それならギリギリ入るかな」
友奈「キツい時は根性だよ!」
夏凜(就寝ってそんな気合が必要なものだっけ?)
22:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 16:08:20.47
ID:NLhNIXYQO
東郷「そのっちと寝るなんて久しぶりね」
園子「そうだね~。なんだか懐かしいよ」
風「電気けすわよー」
夏凜「落ちたら危ないし樹が真ん中ね」
樹「わ、わかりました」
23:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 16:09:16.16
ID:NLhNIXYQO
友奈「えへへー、ムギュッとしちゃお」
夏凜「……」ナデナデ
樹(ちょっと恥ずかしいけどあったかい)
樹(それと頭を撫でられるの気持ちいい……)ウトウト
樹「……」スヤー
夏凜「あっ、もう寝ちゃった」
友奈「寝つきがいいんだねー」
夏凜「寝起きの方も良くなるといいんだけどね」
友奈「そっちはまだ難しそうだね」
24:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 16:10:15.23
ID:NLhNIXYQO
友奈「ねぇ夏凜ちゃん」
夏凜「なに? 友奈」
友奈「今日は突然だったけど……またこうやってみんなで泊りに来てもいい?」
夏凜「いいわよ。私も楽しかったし。でも次からは前もって言って欲しいかな」
友奈「ありがとね夏凜ちゃん。それとごめんね」
夏凜「気にしなくていいから。ほら、私達もいい加減寝るわよ」
友奈「うん、おやすみー」
夏凜「おやすみ」
終わり
25:
◆XzQQgkPzlg 2015/02/27(金) 16:12:09.41
ID:NLhNIXYQO
SSなんだからこれといった中身のない平和なのがあってもいいよね
ゆゆゆSS増えないもんかな
33:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/01(日) 05:29:38.40 ID:z8melmYvo
桃鉄も四国オンリーだと思ってました
29:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/27(金) 21:50:48.22 ID:fPVU9Tew0
ゆゆゆ日常SSほんとに好きだわ
次回作待ってるぜ
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