さあ、気ちがいになりなさい1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 00:16:43.76
ID:0eeeOX0B0 古泉「またですか? 貴方も学習しない人ですね」
キョン「どうしよう」
古泉「また長門さんに頼むしかないでしょう」
キョン「長門、今日は掃除当番で遅くなるって」
古泉「それまでこの死体、どうするつもりですか」
キョン「どうしよう」
古泉「涼宮さんに見つかったら世界崩壊もありえますよ」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 00:22:17.39
ID:0eeeOX0B0 キョン「それは無い」
古泉「ありえます」
キョン「無いって! 朝比奈さんが死んでるだけだぞ?」
古泉「慣れって怖いですね」
キョン「長門まだかな」
古泉「いいですか、想像してみてください」
キョン「ん?」
古泉「貴方が団室に入ってきて、もし涼宮さんが死んでいたとしたら?」
キョン「お前、言って良い事と悪い事の区別もつけられないのか?」
古泉「は?」
キョン「同じSOS団員の仲間が! 友達が! 死ぬなんて冗談でも言うな!」
古泉「朝比奈さんを殺した貴方が言うセリフじゃありませんよ」
キョン「殺してない。殴り続けてたら死んだんだ」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 00:36:35.84
ID:0eeeOX0B0 古泉「ともあれ、この死体をどうにかしないといけません」
キョン「どうしよう」
古泉「幸いにも顔はボコボコで一見では朝比奈さんとは判別がつきません」
キョン「ふむ」
古泉「他の誰かの死体という事にしましょう」
キョン「お前頭良いな」
古泉「貴方に言われても嬉しくありませんね」
キョン「で、誰の死体にする?」
古泉「長門さんという事にしましょう」
キョン「ほう」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 00:40:18.09
ID:0eeeOX0B0 古泉「髪の毛を切って」
キョン「ばっさりと」
古泉「胸はサラシできつく締めておきます」
キョン「うん」
古泉「で、長門さんの椅子に座らせ本を読ませるポーズをとらせます」
キョン「おお、長門が本を読んでいるだけに見える」
古泉「長門さんは普段からほとんど動きませんし、誤魔化せるでしょう」
キョン「おい」
古泉「はい?」
キョン「朝比奈さんがいない理由はどうする?」
古泉「あー……どうしましょう」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 00:44:11.84
ID:0eeeOX0B0 古泉「そうだ、僕が朝比奈さんになりすましましょう」
キョン「正気か?」
古泉「貴方よりは。ではメイド服に着替えますね」
キョン「うん」
古泉「どうです? 朝比奈さんに見えますか?」
キョン「見えない」
古泉「ですよね。しかしさっき切り取った朝比奈さんの髪の毛を僕の頭に乗っけると」
キョン「朝比奈さん! 朝比奈さんだ!」
古泉「ふふ、完璧な変装ですね」
キョン「おらぁっ!」
古泉「痛いっ! 殴らないで下さい!」
キョン「すまん、朝比奈さんだと思うと、つい」
古泉「勘弁してくださいよ」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 00:47:50.12
ID:0eeeOX0B0 古泉「ではお茶を淹れましょう」
キョン「うん」
古泉「僕は今、朝比奈さんですよ?」
キョン「ああ、はい。お願いします」
古泉「ふふ」
キョン「不味い」
古泉「流石に本人のようにはいきませんでしたか」
キョン「それよりもだ」
古泉「はい?」
キョン「お前が居なかったらハルヒは怪しまないか?」
古泉「それは……古泉一樹、一生の不覚です」
キョン「傾向と対策を練らねばな」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 00:48:50.37 ID:jPR+iKRmO
日頃どんな扱いを…6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 00:40:15.23 ID:wPVuoFMS0
こいつらアホや11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 00:50:48.03
ID:0eeeOX0B0 キョン「不本意だが名案を思いついた」
古泉「期待せずに聞きましょうか」
キョン「俺がお前になる」
古泉「マーベラス! まさか貴方の口からそんな良策が出ようとは!」
キョン「だろ?」
古泉「ではモミアゲを剃りましょう」
キョン「大事なモミアゲだが仕方が無い」
古泉「ほうほう」
キョン「どうだ? お前に見えるか?」
古泉「瓜二つです」
キョン「気持ち悪いが、それは良かった」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 00:56:12.13
ID:0eeeOX0B0 キョン「僕は古泉一樹ですんっふ。涼宮さんの体操服の匂いが嗅ぎたいのですんっふ」
古泉「口調も完璧。僕たちは自分たちに眠っていた凄い才能を見つけてしまったようですね」
キョン「はいん」
古泉「……ぬかりました」
キョン「どうかしたのですかんっふ?」
古泉「貴方がいないとどうしようもありませんよ!」
キョン「それは困りましたねんっふ」
長門「……遅れた」
キョン「長門さんっふ。よく来てくれましたんっふ」
古泉「お願いがあるのですが」
長門「何?」
古泉「彼の代役を務めてもらえませんか?」
キョン「世界の崩壊を防ぐ為ですんっふ」
長門「なるほど」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 01:02:58.81
ID:0eeeOX0B0 長門「しかし、男子の制服が無い」
キョン「ちょっと待っててくださいんっふ」
タニグチフクヲヌイデクダサインッフ! オイ、キョンナンナンダ!?
ボクハコイズミデスンッフ! ヤメテ! ムリヤリハイヤ!
ソウハイッテモココハコンナニナッテマスンッフ? アンッアンアン!
キョン「制服を調達してきましたんっふ」
古泉「それを着れば長門さんは貴方になれますね」
キョン「長門さんっふ。これを着てくださいんっふ」
長門「着替える」
古泉「……ブカブカですね」
キョン「急に縮んだ事にすれば問題無いですんっふ」
古泉「なるほど! 貴方、策士ですね!」
長門「……ブカブカ」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 01:06:34.83
ID:0eeeOX0B0 古泉「これで完璧です、いえ、でしゅね」
キョン「誰にもばれませぇんっふ」
長門「そう」
ハルヒ「みんなお待たせっ! 団長様の到着よ!」
キョン「これはこれはんっふ」
古泉「お茶を淹れましゅねぇ」
長門「……」
ハルヒ「さて、ネットサーフィンでもしようかしら! ん?」
長門「どうかした、涼宮ハルヒ?」
ハルヒ「キョン……有希の様子、おかしくない?」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 01:08:42.88 ID:c/0Y1miS0
なんで死ぬまで殴り続けた時の描写がないの?20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 01:09:46.44 ID:AWvj65av0
なにか熱いものを感じる23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 01:12:35.88
ID:0eeeOX0B0 長門「問題無い。いつも通りの窓際の美少女」
ハルヒ「顔がボコボコなんだけど」
キョン「涼宮さんっふ。長門さんにもそんな日がありますんっふ」
古泉「そうでしゅよ。お茶でも飲んで長門さんの事は記憶から消してくだしゃい」
ハルヒ「不味っ! このお茶、不味っ!」
古泉「すみましぇん」
長門「……朝比奈みくるも、たまにはそういう日もある」
ハルヒ「……そう?」
みくる「げぼっ、ごぼっ!」
キョン古泉長門「!」
ハルヒ「有希? 大丈夫!?」
みくる「す、涼宮さん……? わたしはみくるですけど?」
ハルヒ「えっ……でも、みくるちゃんはそこに!」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 01:19:15.72
ID:0eeeOX0B0 古泉「やれやれ……完璧な変装でしたのですが」
ハルヒ「あなたは! 古泉君!? じゃ、じゃあこの古泉君は……!」
キョン「んっふ……ばれちゃあ仕方が無い。俺だ、俺だよハルヒ」
ハルヒ「オレオレ詐欺? ……違う、キョンだ! え? じゃ、じゃあ、このキョンは!」
長門「服を着替える……もう分かったと思う」
ハルヒ「キョンが女装!? 違う、有希だ!」
古泉「つまり、玉突きの様にそれぞれ別人に変装していたのですよ」
キョン「もう少し騙せると思ったんだがな」
長門「乳牛が息を吹き返した事が、作戦に支障をきたした」
みくる「な、なんだか分かりませんけどすみません!」
ハルヒ「えっと、えっと、つまりどういう事?」
キョン「単純に言うと、朝比奈さんのせいでお前を騙さなくてはいけなくなったんだ」
古泉「それももう無意味ですけどね」
長門「無駄に乳が大きいからこうなる」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 01:25:37.08
ID:0eeeOX0B0 ハルヒ「そう……。みくるちゃんのせいで、あたしを騙す事になったのね」
キョン「ああ。しかし、朝比奈さんを責めるのは酷だ」
古泉「この変装劇には、被害者は誰も存在しません」
長門「朝比奈みくるは乳から痩せるべき。本当にそう思う」
ハルヒ「みんなの気持ちは良く分かったわ。でもね、みくるちゃん」
みくる「はい……」
ハルヒ「みんなに迷惑をかけた償いは、しなくちゃいけない。そうよね?」
みくる「そのとおりです……」
ハルヒ「うん……うん……」
ハルヒ「それじゃ、今から第69回みくるちゃんフルボッコ大会を始めるわよ!」
キョン「よっし!」
古泉「頑張りましょう!」
長門「メリケンサック……良かった、ポケットの中にあった」
ハルヒ「そーれぃ!」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 01:14:11.18 ID:BHXwzTbKO
みくるはほんとに空気の読めないおっぱいだな35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 01:31:42.79 ID:C3Pag6ie0
みんな頭おかしい36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 01:34:22.18
ID:0eeeOX0B0 キョン「っらあああっ!」
【顔面にストレートパンチ】 ドゴォ!
みくる「へぶっ!」
古泉「もおおおおぅっ!」
【後頭部に踵落とし】 メキィ!
みくる「あぶっ!」
長門「キィキャァアアアアッッ!」
【がら空きのボディにとてつもなく重い一撃】 ズズンッ!
みくる「おぶっ、おげろろろろろろろろろ……」
ハルヒ「みんな退きなさい! 釘バット、いっくわよーっ!」
【身体中のバネを最大限に利用したフルスイング】 ドグシャリグチャリッ!
キョン「あ、ハルヒ……今の致命傷……」
ハルヒ「え? 死んじゃった?」
古泉「はい。あ、いえ、まだ息はありますが……これ以上は」
長門「……問題無い。修復する」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 01:43:23.85
ID:0eeeOX0B0 ハルヒ「有希、凄い特技持ってるのね! みくるちゃんが新品になっちゃった!」
古泉「長門さん、例により……」ボソ
長門「分かってる。大会が終われば、涼宮ハルヒの記憶は消す」ボソ
キョン「……しかしハルヒは記憶は無いのに大会が何回目かは覚えてるんだよな」ボソ
長門「私も不思議に思っている」ボソ
ハルヒ「ほら、みんな! まだまだボコるわよー!」
みくる「ひいいいっ!」
キョン「応っ!」
古泉「やっと身体が温まってきたところですよ!」
長門「みんな……そして涼宮ハルヒ。致命傷はあまり与えないように」
ハルヒ「そんな事言われても、本能が抑えられないわよ!」
キョン「ああ! 俺の拳が朝比奈さんの華奢な身体にめり込む感覚!」
古泉「もう病み付きですよぉっ!」
長門「仕方の無い人たち。でも……私も同じ」
みくる「はっ~~~あっ~~~~っ!」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 01:57:42.77
ID:0eeeOX0B0 ホラ、ミクルチャン! モットイイコエデナイテミナサイ!
アサヒナサン! ハハハハハハハハハハハッ! アサヒナサンのカオッ! カオガッ!
フンデフンデケットバス~! オオット、ガンメンニメリコミマシタァ!
キキケェーーーッ! キャッホッ! キャッホッ! チュゥワーーッ!
みくる(大)「……楽しそう」
みくる(大)「今のわたし……分からないでしょうけど」
みくる(大)「貴女はとても幸せなのよ?」
みくる(大)「そんなにもボコボコにされるなんて……羨ましいわ。うふふ」
みくる(大)「そろそろ帰らなくちゃ……」
ハルヒ「あ"ーーっ! ここにもみくるちゃん発見!」
みくる(大)「しまっ……!」
キョン「朝比奈さん(大)もグッチャグチャにしようぜ! な? な? な?」
みくる(大)「あっ……うっ……」ゾクゾクゾクゾクッ
みくる(大)「おっ、お願いしま~すぅ!」ハアハアハアハア
- 完 -
48 :
南部十四朗 ◆pTqMLhEhmY :2010/11 /13(土) 01:58:24.15
ID:0eeeOX0B0 SMは節度を守ってやれば全然OKだと思います。
ただ、ソフトSMなんていうのは自分はSMとは認めません。
危険があるからこそのサブカル的性癖だと思いますので。
ではおやすみなさい。
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 01:58:46.03 ID:83aK9TGC0
乙50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 02:01:18.68 ID:oPANS1aK0
乙
いうわりにはソフトなSSだったけど51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /13(土) 02:03:21.36 ID:+ve3LoAg0
乙
やっぱり南部だった
あんたのちょっと好きだぜ
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