ソーニャ「おい、お茶」やすな「はい、ソーニャちゃん」

2014-03-21 (金) 18:41  その他二次創作SS キルミーベイベー   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28 22:11:16 ID:xa5webZ70

ソーニャ「それとアレ、アレが欲しい」

やすな「はい、水ようかん」

ソーニャ「ん……」

やすな「……ねえ、たまには二人でお出かけしようよ」

ソーニャ「仕事が忙しいんだ。分かってくれ」

やすな「……うん」



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4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28 22:21:45 ID:xa5webZ70

ソーニャ「それじゃ、先に寝るぞ。明日も早いからな」

やすな「うん、おやすみソーニャちゃん」

やすな「……」

やすな「……はぁ」

やすな(……分かってるけど、淋しいなぁ)

やすな(高校生の頃が懐かしいな……)

やすな(……)

やすな(……ソーニャちゃん)




5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28 22:22:40 ID:TEsOWLmH0

キルミー(´・ω・`)



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28 22:24:04 ID:OCBjjv87P

これはあぎりさんに寝取られますわ



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28 22:27:59 ID:xa5webZ70

やすな「ん……」

やすな(もう朝かぁ。ソーニャちゃんは……もうお仕事に行っちゃったかな?)

やすな「……」

やすな「今日はお仕事休みだし、どーしよっかな……」

やすな「ソーニャちゃんも休みだったら良かったのになぁ」

やすな「……」

やすな「とりあえずご飯食べよ……」

ピンポーン

やすな「?誰かな。はーい」

やすな「どちら様ですか?」ガチャ

あぎり「おはようございます~」

やすな「あ!あぎりさん!」




9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28 22:34:31 ID:xa5webZ70

あぎり「やすなさんだけですかぁ~?」

やすな「はい……ソーニャちゃんはお仕事で……」

あぎり「そうなんですか~」

やすな「どうしたんですか?」

あぎり「ん~。もしやすなさんが暇なら、一緒にお買い物なんかどうかなと思いまして~」

やすな「え?」

あぎり「どうですか~?」

やすな「最近ずっと暇で暇が腰にしがみついてるぐらいですよ!」

あぎり「じゃあ、一緒に行きましょ~」

やすな「あ、ちょっと用意してきますね!中に入って待ってて下さい!」

あぎり「分かりました~」




13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28 22:50:40 ID:OCBjjv87P

ソーニャちゃんは社畜だな

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00352PK6E/




12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28 22:43:18 ID:xa5webZ70

あぎり「……」ジーッ

やすな「あ、あぎりさん?どうかしました?」

あぎり「あ、なんでもないですよ~」

やすな「わたしの身体をなんか見てた気がしたので……」

あぎり「ん~、特に意味は無いですよ~」

やすな「そ、そうなんですか?でも、恥ずかしいからあまり……///」

あぎり(……)

やすな「ところで、何処に行くんですか?」

あぎり「あ、特に考えてませんね~」

やすな「じゃあじゃあ!お洋服屋さんに行きましょうよ!」

あぎり「構いませんよ~」




14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28 22:51:30 ID:xa5webZ70

ソーニャ「……」

ソーニャ(まだターゲットが来るまでは少し時間があるな……)

ソーニャ(わざわざ朝早く出た意味があまり無い気もするが……)

ソーニャ(……ん?あれは、やすなとあぎり……か?)


やすな「えー!?あぎりさん、好きな人が出来たんですか!?」

あぎり「ん~、まぁそうかもしれませんね~」

やすな「どんな人なんですか!?」

あぎり「それは~……秘密ですよ~」

やすな「えー。教えて下さいよぉ!」


ソーニャ(……)

ソーニャ(……楽しそうだな)

ソーニャ(だが、何故あぎりが?)

ソーニャ(……)




19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28 22:58:55 ID:xa5webZ70

ソーニャ(気になるが、持ち場から離れるわけにはいかないな……)


あぎり「ん~、ヒントを出すとしたら、そうですね~……」

やすな「なんですか!?」

あぎり「わさわさしてる人、ですかね~」

やすな「わ、わさわさ?」

あぎり「そうですよ~」

やすな「わさわさ……?」


ソーニャ(……わさわさしてる人だと?)

ソーニャ(……い、いや、それはあり得ないだろう)

ソーニャ(そんな素振りは今まで一度も……)




22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28 23:03:45 ID:xa5webZ70

あぎり「……」ニヤッ


ソーニャ「!?」

ソーニャ(こ、こっちを見て……今、笑わなかったか?)


やすな「どうしたんですか?あぎりさん」

あぎり「なんでも~……ないですよ?」


ソーニャ(ま、まさかあぎりの奴……本当に!?)

ソーニャ(くそっ、そうなるとやすなが……)

ソーニャ(だが、持ち場から離れるわけには……!!)

ソーニャ「くそ……さっさとターゲットが出てくれば……!!」




26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28 23:25:23 ID:xa5webZ70

あぎり「そう言えば~、高校卒業してからソーニャと同棲始めてましたけど、どうですか~?」

やすな「あはは……最初は良かったんですけど、最近はなんか倦怠期って感じで」

あぎり「そうなんですか~」

やすな「高校生の頃が懐かしいですよ」

あぎり「……」


ソーニャ「くそ……くそ……!!」

ソーニャ「あぎり……あぎりぃ……!!」

ソーニャ「早く……早く出てこいターゲットめ……!!」

ソーニャ(やすなは……やすなは、殺す事しか知らない私が、初めて守りたいと思った存在だ……)

ソーニャ(あぎりには……渡せない……!!)




27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28 23:25:26 ID:9uJZVb8Y0

なんでさ!!



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28 23:29:02 ID:gYRtVysC0

あら^~



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28 23:33:31 ID:xa5webZ70

やすな「あ!ちょっと急ぎましょうあぎりさん!」

あぎり「どうしたんですか~?」

やすな「今から行くお店、開店セールをするんですよ!先着何名様とかありますし!」

あぎり「じゃあ、急ぎましょうか~」


ソーニャ「……」

ソーニャ「……行ったか」

ソーニャ(……)

ソーニャ(……やすな)

ソーニャ(……)




32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28 23:37:54 ID:xa5webZ70

やすな「ふぃー、結構色々ありましたね」

あぎり「そうですね~」

やすな「ところであぎりさん、まだ時間は大丈夫ですか?」

あぎり「大丈夫ですよ~」

やすな「じゃあ、お昼ご飯食べに行きましょう!わたし、良いお店知ってるんです!!」

あぎり「はい、構いませんよ~」

やすな「じゃあさっそ……く……?」

ソーニャ「……」

やすな「ソーニャちゃん?」

あぎり「……あっれぇ~?お仕事はどうしたんですか~?」

ソーニャ「もう終わったんだ」

やすな「そ、ソーニャちゃん?なんか、恐いよ?」

ソーニャ「やすなはちょっと黙ってくれ。……あぎり、話がある。来い」

やすな「そ、ソーニャちゃん……」

あぎり「……」




36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28 23:44:24 ID:xa5webZ70

ソーニャ「……あぎり、お前どういうつもりだ?」

あぎり「何の事かさっぱり~」

ソーニャ「とぼけるな!!お前、私が近くにいたこと、気づいていただろ」

あぎり「え~?そうだったんですか~?」

ソーニャ「……あぎり、言っておくぞ。やすなは渡せないからな」

あぎり「……」

ソーニャ「お前がどう思ってるかは知らん。だが、もしやすなを……」

あぎり「渡す……ソーニャ、甘いですね~」

ソーニャ「何!?」

あぎり「私はやすなさんを……奪う気でいますよ?」

ソーニャ「!」

あぎり「やすなさんから聞くと、最近、倦怠期……みたいじゃないですか」

ソーニャ「そ、それは……」




38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28 23:50:44 ID:xa5webZ70

あぎり「寂しがってましたよ?やすなさん」

あぎり「暇で暇が腰にしがみついてる……とも言ってましたし」

ソーニャ「それは……仕事が……」

あぎり「……確かに、それは分かりますよ?」

あぎり「でも、もっとやすなさんに構ってあげるべきじゃないんですか?」

ソーニャ「……」

あぎり「……何も言い返せないみたいですね、ソーニャ」

ソーニャ「……悔しい、が、事実だから、な……」

あぎり「だから、やすなさんは私に任せて、ソーニャは仕事に……」

ソーニャ「だからって……だからって、そんな事、出来るか!!」

あぎり「……わがままですね」




39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/28 23:56:06 ID:xa5webZ70

ソーニャ「……ああ、そうだよ。私はわがままだよ」

ソーニャ「仕事は勿論大事だ。だが、やすなもそれ以上に大事なんだよ」

あぎり「……じゃあ、どうしてやすなさんにもっと構ってあげられないんですか?」

ソーニャ「……」

あぎり「……ちょっと、甘え過ぎなんじゃないんですか?」

ソーニャ「何……?」

あぎり「やすなさんに対して、甘え過ぎだと言ってるんですよ?」

あぎり「感情や思いなんて、すぐに変わっていくものだと私は思います」

あぎり「このままこんな生活が続けば……やすなさん、きっとソーニャに愛想を尽かしますね」

ソーニャ「そんな事!!」

あぎり「無い、と断言出来るんですか?」

ソーニャ「……」




41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01 00:02:01 ID:UbUDdSbg0

あぎり「……何も言い返せないんですか?」

ソーニャ「……」

あぎり「じゃあ、やすなさんは私が……」

ソーニャ「……出来ない」

あぎり「?」

ソーニャ「それだけは、出来ない」

あぎり「……」

ソーニャ「頼む、あぎり……私から、私からやすなを奪わないでくれ……」

ソーニャ「やすなは、バカで、お調子者で、だけど、殺し屋なんかやっている私に、友達だと言ってくれた、大事な存在なんだ……」

ソーニャ「殺す事しか知らない私が、やっと見つけた、守りたいと思った存在なんだ……」

ソーニャ「だから……」




42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01 00:09:38 ID:UbUDdSbg0

あぎり「……じゃあ、やすなさんにも本心を聞いてみましょう」

ソーニャ「やすなに……?」

あぎり「やすなさん」

やすな「……」

ソーニャ「やすな……」

あぎり「今の話、全部聞いてもらってましたよ」

ソーニャ「なっ……!」

やすな「……ソーニャちゃん」

ソーニャ「……」

やすな「……まず、あぎりさん」

あぎり「なんですか?」

やすな「……ごめんなさい!!わたし、あぎりさんの気持ちには、応えられそうにないです!!」

やすな「やっぱり、わたしは、ソーニャちゃんが一番……一番好きですから!!」

ソーニャ「やす、な……」




43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01 00:17:44 ID:UbUDdSbg0

やすな「ソーニャちゃん。わたしはね、ソーニャちゃんに初めて会った時から、ずっと親しい関係になりたいって思ってたんだよ」

やすな「そうじゃなかったら、あんなに攻撃されてまで付き纏ったりなんかしないもの」

やすな「それは今も同じで、変わってないんだよ」

ソーニャ「……やすな」

やすな「だから、ね?ソーニャちゃん。わたしの事はそんなに気にしなくても……」

ソーニャ「……それでも、すまない、やすな」

ソーニャ「あぎりに言われて気づいたよ。私はどこか、甘えていた」

ソーニャ「……もっと私はやすなと……やすなと、一緒に居るべきなんだ」

ソーニャ「仕事を理由にせずに、やすなと一緒の時間を作るべきなんだ……」

ソーニャ「だから……やすな、今まですまなかった……」

やすな「……ソーニャちゃん」




49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01 00:24:20 ID:UbUDdSbg0

あぎり「……やれやれ~。これでソーニャも少しは素直になりましたか~?」

ソーニャ「え?」

あぎり「これで安心ですね~」

やすな「え、ええ!?」

ソーニャ「あ、あぎり!!貴様今までのは演技か!!」

あぎり「他人の私が見てもよろしくない状況だと思いましたからね~」

あぎり「だから、ソーニャに色々と分からせてあげるためにやってみました~」

ソーニャ「……はぁぁ」

やすな「ソーニャちゃん」

ソーニャ「……やすな?」

やすな「……好きだよ?」

ソーニャ「な!?い、いきなりなんだ!!?」

やすな「ソーニャちゃんは?」




52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01 00:28:21 ID:oNbA9m4x0

あぎりさんGJ過ぎますわ



53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01 00:29:56 ID:UbUDdSbg0

ソーニャ「あ……いや、それは……」

ソーニャ「……好きに、決まってるだろ」

やすな「……ソーニャちゃん!」

あぎり「……ソーニャ?」

ソーニャ「……なんだ」

あぎり「言っておきますけど……私がやすなさんを好きというのは……」

あぎり「演技ではありませんからね?」

ソーニャ「!?」

あぎり「次、同じ事があったら……問答無用で、やすなさんは私が貰いますから、ね?」

あぎり「それじゃ、お幸せに~」




54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01 00:30:30 ID:UbUDdSbg0

やすな「……行っちゃったね、あぎりさん」

ソーニャ「……なぁ、やすな。一緒に、昼食べに行かないか?」

やすな「え?うん、もちろん!!」

ソーニャ(……二度と同じ過ちはしないからな、あぎり)

やすな「それじゃ!れっつごー!」

ソーニャ「ああ!こら引っ張るな!!」





くぅ疲
おわり




58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01 00:33:34 ID:gbyxoUWdO

>>54
投稿時刻がちょっとすごかった




60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01 00:34:57 ID:snbI2KqnP

>>54
なんか綺麗な投稿時刻




48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01 00:24:18 ID:JeqGU/Co0

二人は幸せなキスをして終了



59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/03/01 00:34:25 ID:oNbA9m4x0

乙!



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