1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 15:49:27.49 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「やってまいりました最強決定トーナメント!」
観客「うおおおおおおおお!!!!」
アルミン「我ら104期訓練生の中から選びぬかれた上位10人!その中の最強が今日決定するぞ!」
アルミン「知力、体力、時の運!すべてを使ってバトルを勝ち抜け!」
観客「うおおおおおおおお!!!!」
アルミン「司会は僕、104期のブレーン。アルミン・アルレルトがお送りします。そして解説はこの方!」
キース「解説のキースです」
統計学が最強の学問である [単行本(ソフトカバー)]
3:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 15:51:37.60 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「キースさん、本日はよろしくお願いします」
キース「よろしく」
観客「うおおおおおおおお!!!!」
アルミン「さて、最強決定戦ということですが、上位10人の順位は決まってしまっていますよね?」
キース「ええ。しかしながらその順位はこちらの採点基準にあわせて評価したものに過ぎません」
アルミン「なるほど。個々人が直接戦ったわけではないと」
キース「ええ。順位通りにいくとは限りませんね」
アルミン「んーなるほど。では、早速選手の入場と参りましょう!」
観客「うおおおおおおおお!!!!」
5:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 15:54:54.99 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「エントリーナンバー1番!あなたのためならどこまでも!家族の為なら削いで削いで削ぎまくります!」
アルミン「我ら104期の首席!才色兼備のクールビューティー!ミカサ・アッカーマン!」
観客「ミカサアアアアア!!!」
観客「俺も削いでくれー!!」
ミカサ「……」
アルミン「続いてエントリーナンバー2番の入場です!」
アルミン「結婚願望人一倍!誰でもいいから結婚しよ!頼れる皆の兄貴、ライナー・ブラウン!」
観客「ライナーニキー!!!!」
観客「メンヘライナー!!!」
ライナー「なんだその紹介は!誰でもよくねえぞ!」
8:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 15:58:43.37 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「さぁどんどんいくぞ!エントリーナンバー3番!」
アルミン「でかい体に薄い影!気付かぬ内に上位に食い込み、誰だお前と思った人多数!ベルトルト・フーバー!」
観客「ベロリンガー!!!」
観客「ベルベットー!!!」
ベルトルト「酷い紹介だ……」
アルミン「続きましてエントリーナンバー4番です!」
アルミン「小さな体に大きな力!彼女に蹴られたいという隠れファンが多数!キックの女神、アニ・レオンハート!!」
観客「アニちゃあああああああん!!!」
観客「俺を蹴ってくれー!延髄のところー!!!」
アニ「……最低だ」
10:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 16:01:35.44 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「さぁサクサクいきましょう!エントリーナンバー5番の入場!」
アルミン「何はさておき巨人の駆逐!付いたあだ名は死に急ぎ野郎!最近噂の駆逐系男子、エレン・イェーガー!」
観客「エレーン!!!」
観客「やったれええええ!!」
エレン「すげえ歓声だ……というかこの会場はどこなんだよ」
アルミン「エレンがいらんこと言う前に次行きましょう!」
アルミン「お次はエントリーナンバー6番!」
アルミン「例え無謀な恋路でも、咲かせて見せます漢道!玉砕覚悟の悲恋の貴公子、ジャン・キルシュタイン!!」
観客「ジャーン!期待してるジャーン!」
観客「負け犬ー!」
ジャン「おいこら!その紹介取り消せ!」
11:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 16:04:15.03 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「オラ次だあ!エントリーナンバー7番!」
アルミン「この人の下で働きたい選手権ナンバーワン!理想の上司だマルコ・ボット!」
観客「マルコー!」
観客「死ぬなよマルコー!」
マルコ「不穏な事を言わないでくれ……」
アルミン「続きましてエントリーナンバー8番!」
アルミン「バカって言う奴がバカなんです!頭の悪さは気合でカバー!コニー・スプリンガー!」
観客「やったれコニー!」
観客「坊主ー!」
コニー「結局頭悪いって言ってんじゃねえか!」
13:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 16:07:25.69 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「さぁエントリーナンバー9番だ!」
アルミン「食べるためならなんでもやります!芋のためならどこまでも!食の魔術師、サシャ・ブラウス!」
観客「サシャー!」
観客「俺のパン返せー!」
サシャ「私そんなに食い意地張ってないですよ!」
アルミン「ダウト!さぁエントリーナンバー10番です!」
アルミン「男子からの支持多数!我ら104期の女神様!結婚してくれクリスタ・レンズ!」
観客「クリスタアアアア!!」
観客「結婚してくれえええええええ!!!!」
クリスタ「あはは……頑張ります……」
14:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 16:10:33.35 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「さあ選手が出揃いました!」
キース「今期の訓練兵は皆個性豊かですからね。どんな結果になるか楽しみです」
アルミン「果たしてこの中で栄光を勝ち取るのは誰なのか!注目ですね!」
アルミン「さて、ここで一旦CMです!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
コニー「えー、風が囁きかけます」
サシャ「美味い!美味すぎる!」
コニー「トロスト区銘菓、十万石パン……てかなんだこれ」
サシャ「美味い!美味すぎる!」モグモグ
コニー「おいサシャ何食ってんだお前!」
サシャ「美味い!美味すぎる!」モグモグ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
16:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 16:15:30.57 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「さあCM明けです!」
エレン「なんだったんだ今の」
コニー「いや、なんか知らんがやらされたんだよ」
サシャ「美味しかったです!」
アルミン「ではまず競技の説明から参りましょう!」
アルミン「今回のトーナメントは複数の競技がランダムで選ばれます!」
キース「巨人狩りのテクニックだけではなく、知力や体力、反射神経まで全てを使うものですね」
アルミン「腕っ節だけじゃあ勝ち抜けないぞ!」
ジャン「まぁ腕っ節だけだったらミカサの独壇場になっちまうしな」
マルコ「ううん。ちょっと希望が見えてきたかな」
17:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 16:19:04.73 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「早速第一回戦だあ!初戦の組み合わせは、ライナー選手対コニー選手ううう!!!」
ライナー「お、俺か」
コニー「よーし!やってやるぜー!」
ベルトルト「二人共頑張ってね!」
アルミン「さあでは皆様!あちらのルーレットをご覧ください!」
ライナー「でけえ……」
クリスタ「あんなものいつの間に……」
アルミン「これより競技が決定するぞ!いざ!ルーレット大回転!」
ダラララララララ ジャン!
ルーレット『野球拳』
コニー「!?」
ライナー「!?」
19:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 16:22:55.29 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「な、なあああああんと!野球拳だあああ!!!」
キース「男同士の戦いでこれが選択されてしまいましたか」
アニ「なんであんなものまであるのさ……」
ミカサ「これは……」
エレン「野球拳ってなんだ?」
サシャ「さあ?」
アルミン「一体誰得なのかという疑問はありますが、勝負に移りましょう!」
キース「その前にラウンドガールの入場です」
ジャン「ラウンドガール……?」
マルコ「誰だろう?」
ユミル「……」スッ
クリスタ「!?」
22:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 16:26:36.62 ID:
P0m/uN9M0
エレン「お、ユミルだ」
ライナー「見ろよユミルの顔」
コニー「なんであいつあんな悟った顔してるんだ……」
ジャン「淡々と会場を回ってやがる……」
サシャ「ユミル……」ブワッ
アニ(あっちじゃなくて良かった)
ミカサ「……頑張れユミル」
クリスタ「ユミル、いったい何が……」
23:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 16:31:46.08 ID:+SAA4wba0
ユミルのラウンドガールめっさみたい
24:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 16:32:04.88 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「さあ早速バトル開始だあ!」
エレン「なんでアルミンはあんなにテンションたけえんだよ」
ミカサ「ああいう場に立つとハイになるタイプなのかもしれない」
ライナー「まさかお前とこんな形で勝負するとはな……夢にも思わなかったよ」
コニー「いや、誰だってそうだろ」
ライナー「だがな……!手加減はせん!やるからには全力だ!」
コニー「どうしたライナー!?お前この空気に飲まれてねえか!?」
アニ「あいつ調子にのらせるとろくな事にならないね」
ベルトルト(注意しよう……)
28:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 16:36:24.00 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「さあ今回はパンツ一丁になった段階でその人の負けになります!」
キース「やはり全裸というのは問題がありますからね」
サシャ「変な所真面目ですね」
アルミン「勝負開始だあ!」
ライナー「いくぞコニー!野球~す~るなら~」
コニー「こ~いう具合にし~やしゃんせ~ もうどうにでもなれだ……」
ライナー「アウト!」
コニー「セーフ!」
ライナー・コニー「よよいのよい!」
ライナー パー
コニー グー
30:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 16:39:24.87 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「コニー選手負けだあ!一枚脱いでください!」
キース「ここで何を脱ぐかも重要になってきますよ。非常に高度な駆け引きです」
アニ「あのハゲ教官は野球拳に一家言でもあるのか」
コニー「……っく!」
ライナー「っしゃあ!さあ一枚脱いでもらおうかコニー」
ジャン「なんだろうな。ライナーが言うと変な意味に聞こえるな」
エレン「変な意味ってなんだ?」
ミカサ「エレンは知らなくていいこと」
コニー「……」ニヤリ
ライナー「?」
コニー「せいっ!」←ズボンを脱ぐ
一同「!?」
32:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 16:43:37.89 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「なななななんとぉー!コニー選手まず下から脱いだああああ!!」
観客「キャアアアア!!」
アルミン「客席からも黄色い声があがっています!」
キース「これはなかなかレベル高いですね!」
ライナー「どういうつもりだコニー」
コニー「へへへ……背水の陣ってやつだ」
ライナー「……はっ。いい度胸だ!」
コニー「いくぞライナー!野球~す~るなら~」
ライナー「こ~いう具合にし~やしゃんせ~」
コニー「アウト!」
ライナー「セーフ!」
コニー・ライナー「よよいのよい!」
ライナー チョキ
コニー グー
33:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 16:46:57.44 ID:
P0m/uN9M0
ライナー「っくそ!二回連続でグーかよ!」
コニー「やったぜ!オラ脱げ負け犬!」
ライナー「仕方ない……」ヌギッ
観客「キャアアアア!!!」
アルミン「ライナー選手の鍛えあげられた上半身に客席からの黄色い声援が上がったー!」
キース「見事な肉体美ですねえ」
クリスタ「……せ、正視出来ない……」メカクシ
ベルトルト(天使)
サシャ(神様)
35:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 16:50:47.50 ID:8TXIAO1Q0
34:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 16:50:41.80 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「さああれから色々ありましたがこれが最後の戦いです!」
キース「どちらも次に負けたらパンツ一丁ですね」
アルミン「勝つのはどっちだああああああ!!」
エレン「どっちも負けるなあ!」
ジャン「男同士の脱ぎ合いとか見てても面白くねえからさっさと終わらせろー!」
ライナー「ラストバトルだコニー!」
コニー「望むところだぜえ!」
ライナー「野球~以下略」
コニー・ライナー「よよいのよい!」
ライナー チョキ
コニー パー
ライナー「っしゃああああああああ!!!」
アルミン「第一回戦!ライナー選手の勝利だあああああ!!!」
36:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 16:54:07.10 ID:
P0m/uN9M0
コニー「くそう……」
アルミン「なお負けたコニー選手はこのトーナメント終了までパンツ一丁で過ごしてください!」
コニー「おいマジかよ!?」
アルミン「さあ次の戦いだ!お次はクリスタ対ミカサアアアア!!」
ミカサ「出番」
エレン「負けんなよミカサ!」
クリスタ「ミカサが相手……勝てるかなあ……」
アニ「やってみなきゃわからないさ」
サシャ「クリスタなら大丈夫ですよ!応援してます!」
アルミン「それではルーレット回転!」
ダラララララララ ジャン!
ルーレット『箱の中身はなんだろな』
クリスタ「?」
ミカサ「?」
38:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 16:56:52.88 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「箱の中身はなんだろなだああああ!!!」
キース「これはですね、箱のなかに手を突っ込んで中身を当てるというゲームですね」
クリスタ「良かった!それなら勝ち目がありそう!」
ミカサ「む、難しそう……」
ジャン「なあこれ……」
ベルトルト「うん……」
マルコ「ひょっとしたらひょっとするね……」
アルミン「ではさっそく箱の登場だー!助手さんお願いしまーす!」
ユミル「……」ガラガラ
クリスタ「ユミルがでっかい台車を押してきた……」
ミカサ「しかもバニーガール姿で……」
39:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 16:59:48.41 ID:
P0m/uN9M0
ジャン「だはははは!!!みろよあれ!!」ゲラゲラ
ライナー「く……駄目だジャン……笑うな……」プルプル
コニー「ぶはははは!!!ユミル似合ってんぞー!!」ゲラゲラ
クリスタ「あ、あの……ユミル?」
ミカサ「いったい何があったの」
ユミル「なあクリスタ……」
クリスタ「は、はい……」
ユミル「お前……胸張って生きろよ……」フフッ
クリスタ「ユミル!?何があったの!?行かないでユミル!」
ミカサ「恐ろしい……」ガタガタ
40:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 17:03:13.73 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「さあ助手さんはさておき、早速箱のなかに手を突っ込んでください!」
クリスタ「ううう……怖いいいい……」ズボッ
ミカサ「中途半端に大きいのが怖い……」ズボッ
クリスタ「……なんだろう。ゴワゴワしてる……?ひっ!?動いた!?」モゾモゾ
ミカサ「生き物っぽい……?」
アルミン「会場の皆さんには箱の中身をオープンします!」
箱『子猫』
エレン「あー」
ベルトルト「なるほど」
マルコ「まあ無難だね」
41:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 17:06:37.72 ID:
P0m/uN9M0
クリスタ「んんん……」モゾモゾ
子猫「……」ペロッ
クリスタ「ひううう!!!?なんかヌルってしたヌルってしたヌルってしたああ!!」
ミカサ「……?意外と小さい……?」モゾモゾ
ライナー「……良い」
ベルトルト「これ考えた人天才だよ……」
ジャン「ミカサは遠慮なしにベタベタ触ってんな」
アルミン「分かった方は早く答えちゃってもいいですよー」
ミカサ「分かった」
アルミン「おおっと!ミカサ選手はやい!では答えをどうぞ!」
ミカサ「猫。多分子供の」
42:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 17:11:42.58 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「正解です!」
キース「流石ミカサ選手。バラエティ的な事を全く考えずに正解ですね」
クリスタ「え!うそ!?あ、ほんとだ子猫だ!可愛いー!!おいでおいでー!」
ベルトルト(クリスタの方が可愛いよ)
ライナー(結婚しよ)
ミカサ「……」ガッツポーズ
エレン「さすがだぜミカサー!」
アルミン「さあもうチャッチャと次だあ!ベルトルト選手対アニ選手!!」
アニ「私か」
ベルトルト「お手柔らかに頼むよ」
アルミン「ルーレット大回転!!」
ダラララララララ ジャン!
ルーレット『一芸披露』
ベルトルト「もはや競技じゃない!?」
43:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 17:15:07.60 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「一芸披露だー!一体どうなるのか!?」
キース「無個性のベルトルト選手と無口なアニ選手がどうなるのか見ものですね」
サシャ「ベルトルトの特技ってなんなんでしょうね」
コニー「意外とすげえもん持ってたりして」
ライナー「どうするつもりだあいつ……早まったマネだけはしないでくれよ……」
アニ「一芸……キックとかじゃだめ?」
アルミン「ダメです!もっとかくし芸的なものでないとダメです!」
アニ「そんな……」
ベルトルト「え、えーと……あ!じゃあ僕身体が柔らかいです!」
エレン「お、おう」
サシャ「ベルトルトらしいといえばらしいですね……
ミカサ「地味」
ジャン「ベルトルト……」
44:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 17:19:27.44 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「えーなにはともあれ披露をお願いします」
ベルトルト「はい。よっと」グニッ
コニー「!?」
サシャ「……え?」
ジャン「なあ……あれ、背中反らせてる……んだよな?」
マルコ「あ、ああ……ただ、完全に自分のカカトに自分の後頭部を付けてるね……」
アルミン「これは意外な特技だぁー!気持ち悪いぞベルトルトー!」
キース「これはなかなか予想外ですね。ポイント高いですよ」
アニ「……どうしよう」
アルミン「さあ次はアニ選手です!」
アニ「えっ」
46:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 17:21:46.87 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「アニ選手お願いします!」
アニ「え、えーと……その……」
一同「……」
アニ「あ、いや……じゃあ……モノマネ……します」
アルミン「アニ選手はモノマネで勝負だああああ!!!」
キース「ほほう」
アニ「じゃあ……いきます……」
アニ「猫のマネ……」
アニ「……ニャオーン」クネッ
一同「……」
アニ「……」
アニ(死にたい)
48:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 17:25:21.90 ID:
P0m/uN9M0
観客「うおおおおおおおお!!!!」
アニ「」ビクッ
アルミン「これはすごい破壊力だあああああああ!!!正直ちょっと鼻血出てます僕!」タラー
キース「これはアニ選手の勝利で間違いないですね」
ベルトルト「え!?」
ライナー「あきらめろベルトルト」
ジャン「ああ……あんなもんぶっ込まれたらな」
マルコ「運が悪かったね」
サシャ「アニ可愛かったですねえ」ニヤニヤ
ミカサ「そっくりだった」
エレン「アニは猫のマネ上手いなあ」
アルミン「という訳で第三回戦はアニ選手の勝利ー!!」
観客「うおおおおおおおお!!!!」
アニ(……死にたい)
50:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 17:29:59.12 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「さーあ第四回戦だあ!サシャ選手対エレン選手です!」
サシャ「負っけませんよぉー!」
エレン「俺だって負けねえぞ!」
ミカサ「エレン頑張って」
アルミン「ではルーレット回っちゃってくださいな!」
ダラララララララ ジャン!
ルーレット『お絵かき対決』
エレン「……お絵かき?」
サシャ「なんですかこれ」
アルミン「お絵かき対決だぁ!」
キース「その前に一旦CMです」
アルミン「キースちゃん僕の台詞とっちゃダメでしょ!」
51:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 17:30:54.48 ID:xw00cgK30
画伯wwwwwwwwwwwww
52:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 17:31:24.96 ID:
P0m/uN9M0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ライナー「ダッダーン!」
ライナー「ボヨヨン!ボヨヨン!」
ライナー「ダッダーン!」
ライナー「ボヨヨン!ボヨヨン!」
ライナー「ダッダーン!」
ライナー「ボヨヨン!ボヨヨン!」
ライナー「おいもういいだろなんだこれ!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
54:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 17:34:27.80 ID:
P0m/uN9M0
キース「アルレルト訓練兵……」
アルミン「はい……」
キース「確かにこの場はある程度は無礼講だ。しかし、キースちゃんとはなんだ?ん?」
アルミン「申し訳ありませんでした……つい気持ちが高ぶってしまいまして……」
キース「今後気をつけるように……なんだ。今忙しい……え、もうCM明けてる?」
アルミン「え!?あ、さ、さあ第四回戦です!第四回戦はお絵かき対決!」
キース「えー、互いの絵心がキモですね」
ベルトルト「ライナー。なんだいさっきの」
ライナー「俺に聞かないでくれ」
55:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 17:38:44.99 ID:
P0m/uN9M0
サシャ「んっふっふ。私絵には自信あるんですよ!」
エレン「え?まじでか……俺自信ないぞ……」
アルミン「配られたスケッチブックでこのモデルさんを描いてもらいます!モデルさんどうぞー!」
ユミル「……」スッ
ジャン「またユミルかよ!」
コニー「なんなんだ!もうやめてやれよさすがの俺も笑えねえぞ!」
マルコ「そしてなんでユミルは唯々諾々と従ってるんだ!」
クリスタ「ユミル……悩み事があったら相談して?本当に」
ユミル「クリスタ……お前、胸張って生きろよ……」フフッ
クリスタ「またそれユミル!?なんなのそれ!その優しい微笑みはなんなの!?」
57:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 17:43:48.37 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「制限時間は10分でーす」
エレン「みじけえ!?」
アルミン「尺の都合です!それではスタート!」
サシャ「わわっ!はやいですって!」
ミカサ「ねえクリスタ」
クリスタ「な、なあにミカサ……」
ミカサ「サシャの絵って……」
クリスタ「ああ……うん」
コニー「なんだ?サシャの絵になんかあるのか?」
ミカサ「見てればわかる」
コニー「?」
アルミン「時間でーす!」
58:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 17:47:19.19 ID:
P0m/uN9M0
エレン「全然描けなかった……」
アルミン「それではまずエレン選手の絵からどうぞ!」
エレン「ほい」ペラッ
キース「ううん。拙いところはありますが、一生懸命描いたことが伝わってきますねえ」
アルミン「それでは次はサシャ選手の絵をお願いします」
ミカサ「心臓の弱い人は目を塞いだ方がいい」
コニー「なんだそれ」
ジャン「ただの絵で大げさな……」
サシャ「えへへー。どうぞ!」ペラッ
サシャの絵「」ゴゴゴゴ
コニー「」ブクブク
ジャン「」ブクブク
マルコ「コニーとジャンが泡を吹いた!?」
59:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 17:50:48.53 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「うわあああああああ!!!あああああ!!!うわああああああ!!!」
キース「落ち着けアルレルト!」
アルミン「っはっ!ああ、すいません……サシャ選手はその絵を伏せてください」
サシャ「え!?なんでですか!こんなに上手に描けたのに!」グイグイ
アルミン「それを!見せるな!!伏せろおおおおおおお!!!!」
サシャ「はい……」
キース「えー、勝敗は言うまでもないですね」
アルミン「はい。エレン選手の勝利です」
サシャ「そんなあ!?」
ライナー「おいコニー!ジャン!起きろ!」ペシペシ
コニー「」
ジャン「」
クリスタ「また犠牲者が出てしまったのね……」
61:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 17:58:33.26 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「えー、放送事故がありましたが次に行きます。ジャン選手対マルコ選手!」
ライナー「ジャン!起きろってば!出番だぞ!」ペシペシ
ジャン「」
キース「ああ。ジャン選手ちょっと立ち直れないみたいですね」
アルミン「これはまさか……マルコ選手の不戦勝?」
マルコ「ジャン……」
エレン「哀れなやつだ……」
アルミン「えー、じゃあ今回はマルコ選手の勝利ー!」
ベルトルト「本当に不戦勝になってしまった……」
アニ「あの絵を見たら……ね。私も初めて見たときは三日間悪夢にうなされた」
62:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 18:05:34.34 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「えー、とりあえずまとめまーす」
アルミン「現在勝ち残っているのは、ライナー、ミカサ、アニ、エレン、マルコ!」
アルミン「1人余ってしまいますので、ミカサをシード枠とします!」
アルミン「後半戦はライナー対エレン!アニ対マルコで勝負を行います!」
エレン「よろしくなライナー」
ライナー「おう。手加減はしねえぞ」
マルコ「アニ、よろしくね」
アニ「ああ」
アルミン「さあこの中で栄光の座を掴み取るのは誰なのかあ!?」
キース「誰が勝ってもおかしくない。いい勝負になりそうです」
アルミン「ここでまたまた一旦CM!」
64:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 18:08:33.52 ID:
P0m/uN9M0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
サシャ「あの、半分どうぞ」モソッ
キース「半……分?」
キース「これのどこが半分なんだ。どう見ても五分と五分ではない。平等ではないぞ」
サシャ「平等……?」
ミカサ「レッツゴー!」
キース「!?」
ミカサ「お前はバーカ♪」ササッ
アニ「ほーんとにバーカ♪」ススッ
ユミル「ほーんとに平等なのかー♪」ササッ
※ 武富士のCMのあれで
65:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 18:10:22.04 ID:
P0m/uN9M0
クリスタ「ほーんとーに五分と五分か♪」シャシャ
サシャ「ほーんとーに五分と五分ーかーああー♪」ササッ
(^o^) ジャジャジャジャン!
へ(_ノ\
キース「私が悪かった」
サシャ「わかってくれればいいんです!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
66:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 18:14:52.29 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「CM明けて後半戦だあ!」
エレン「さっきのダンスはなんだミカサ」
ミカサ「ザ・センターマン」
エレン「なんだよそれ」
ミカサ「知らないのならそれでいい」
ジャン「はっ!?ここはどこだ!」
サシャ「あ、気付きました」
コニー「お前不戦敗だぞ」
ジャン「はあああ!!??」
コニー「ここ敗者ルームな」
サシャ「敗北者チームですよジャン」
ジャン「あ……ああ……そんな……」
68:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 18:19:08.85 ID:
P0m/uN9M0
ベルトルト「ま、まぁまぁ」
クリスタ「私たちはここから応援してよ?」
ベルトルト(負けてよかったかもしれない)
ジャン「なんてことだ……そんな……認めねえぞ……」
コニー「哀れ」
サシャ「さっきからずっとパンツ一丁のコニーも相当哀れですよ」
アルミン「まずはライナー選手対エレン選手!」
キース「互いに肉体派の二人ですからね。体と体のぶつかり合いを期待したいですね」
アルミン「それではルーレットにご注目ください!」
ダラララララララ ジャン!
ルーレット『クイズ』
70:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 18:23:19.89 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「全然体のぶつかり合いじゃなーい!!!」
キース「これはまた……」
ライナー「クイズだと……!?」
エレン「俺苦手だ……」
ミカサ「エレン……!」
アルミン「さあ決まってしまったものは仕方がない!二人共解答席についてください!」
ライナー「このスイッチはなんだ?」
アルミン「答えがわかった人はそのスイッチを押して答えてくださいね!早押しですよー」
エレン「ううー、決まった限りはやるっきゃねえ!どんとこい!」
アルミン「それでは第一問!いくぞー!」
71:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 18:26:26.24 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「先に三問正解した人の勝利だ!では第一問!」
ライナー「」ゴクリ
エレン「」ゴクリ
アルミン「人類最強の兵士と言えばー」
ライナー「!」ピンポーン
ライナー「リヴァイ兵長!」
ブブー!
ライナー「なんでだ!?」
アルミン「ですがー」
ライナー「ひっかけかよお!」
アルミン「調査兵団でリヴァイ兵長に次ぐ実力者といえば誰!?」
エレン「ミケ・ザカリアス!」
ピンポンピンポーン!
73:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 18:31:19.91 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「エレン選手!まずは一本先取だー!」
ライナー「くそう……早まった……!」
アルミン「ミケ・ザカリアスさんといえば匂いで巨人を察知できる事で有名ですねー」
キース「一人で複数の巨人を相手できる調査兵団№2の実力者です」
アルミン「さあどんどんいくぞー!」
ミカサ「調査兵団クイズならエレンに分がある!」
コニー「調査兵団クイズってなんなんだよ」
ジャン「もうなんでもいいや……どーでも……」
サシャ「ライナーって頭良かったんでしたっけ?」
ベルトルト「まあアルミンほどじゃないけど、悪くないよ」
クリスタ「二人共頑張ってー!」
78:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 18:44:20.22 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「さあ続いて第二問!駐屯兵団のマークは薔薇。憲兵団にの」
ライナー「!」ピンポーン
アルミン「おっとライナー選手はやい!まだ問題を全部読み終わってないが大丈夫かー!?」
エレン「はやまったなライナー!」
ライナー「そいつはどうかな……」ニヤリ
ライナー「自由を目指す翼のマークだ!」
ピンポンピンポーン!
エレン「なにぃ!?」
アルミン「正解だー!ちなみに問題の続きは憲兵団のマークはユニコーン。では調査兵団のマークは?でしたー!」
キース「先ほどの誤解答を恐れずに問題を先読みして答えた。流石です」
79:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 18:51:03.87 ID:
P0m/uN9M0
エレン「……流石だぜ」
ライナー「勝負はまだこれからだ!」
アルミン「第三問!入団式の日に芋を食って怒られたのは誰!」
サシャ「なんですかその問題!?」
ライナー・エレン「「!」」ピンポーン!
アルミン「おーっとこれは同時だー!」
キース「では二人同時に答えて貰いましょう」
アルミン「ではお二人、答えをどうぞ!」
ライナー・エレン「「サシャ・ブラウス!!」」
ピンポンピンポーン!
サシャ「だからなんですかこの問題!!」
80:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 18:57:28.11 ID:
P0m/uN9M0
キース「これは二人に1ポイントずつですね」
アルミン「ということは、二人が並んだということですね!」
キース「ええ。次で勝負が決まりますよ」
アルミン「それでは最終問題だあ!」
ライナー「……」ゴクリ
エレン「……」ドキドキ
アルミン「先代の調査兵団の団長はだーれだ!」
ライナー「なんだそりゃ!知らんぞ!」
エレン「もらったあ」ピンポーン!
アルミン「エレン選手!答えをどうぞ!」
エレン「キース・シャーディス!」
ピンポンピンポーン!
81:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 19:00:43.86 ID:
P0m/uN9M0
ミカサ「エレン……!やった……!」ブワッ
サシャ「キースって……」
クリスタ「まさか……」
キース「そうだ。私だ」
ジャン「でええええ!!!??」
ベルトルト「そうだったんだ……」
マルコ「知らなかった……」
アニ「というかエレンはなんで知ってるんだ」
アルミン「キースさん、調査兵団の団長だったんですか」
キース「ええ。そうでした」
アルミン「ちなみに何か成果は上げられたんですか?」
キース「私が無能なばっかりに!何の成果も!得られませんでしたァァァァ!!!」
82:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 19:04:45.65 ID:
P0m/uN9M0
エレン「調査兵団の勉強しててよかったぜ!」
コニー「教官って調査兵団の団長だったのか……」
ライナー「驚愕の事実だ……んなもん知らねえよ」
エレン「悪いなライナー!俺の勝ちだ」
ライナー「ああ。負けだよ。俺の分まで勝てよ」
エレン「任せとけ!」
アルミン「さあ次はマルコ選手VSアニ選手だー!」
マルコ「頑張るよ!」
アニ「もう変な競技は嫌だ……」
85:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 19:08:49.82 ID:u/BaHsZgO
喜ぶエレン可愛い
86:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 19:09:16.63 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「ルーレット大回転ー!」
ダラララララララ ジャン!
ルーレット『叩いてかぶってジャンケンポン』
アルミン「叩いてかぶってジャンケンポンだああああ!!!」
アニ「よかったまともだ……」
アルミン「それではハンマーとヘルメットを助手さんお願いします!」
ユミル「……」スッ
サシャ「またユミルが……」
コニー「何一つ文句言わないのが怖い……」
ベルトルト「ほんと何があったのかな……」
87:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 19:13:00.82 ID:
P0m/uN9M0
ジャン「おいあのヘルメットとハンマー……」
エレン「なんだあれ」
ミカサ「やたらゴツい……」
コニー「あれで殴られたら死んじまうんじゃ……」
アルミン「さーあこのハンマーとヘルメットで勝負してもらうぞー!」
マルコ「ちょ、ちょっと待って!あんなのでやったら死んじゃうよ!」
アニ「まともだと思ってたのに勘弁して……」
キース「問題ない。あんなもので死ぬような教育はしていない」
マルコ「そういう問題じゃないですよ!?」
アルミン「グダグダ言ってねえで勝負スタート!」
マルコ「今日のアルミンはなにかおかしい!」
88:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 19:15:07.70 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「それ!叩いてかぶってー!」
マルコ「く、仕方ない!アニ!どっちが負けても必ず防ぐんだ!」
アニ「……了解!」
アルミン「ジャンケンポン!」
マルコ グー
アニ パー
マルコ「ふっ!」ササッ
アニ「よっと」ゴチン
アルミン「一回目!アニ選手の攻撃をマルコ選手防いだー!」
キース「……ふむ」
89:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 19:18:28.38 ID:
P0m/uN9M0
キース「レオンハート……貴様わざと相手が防ぐまで待ったな?」
アニ「」ドキッ
キース「次にやったら……なにをさせられるのか……モノマネ以上は覚悟してもらおう」
アニ「……くっ!」
マルコ「アニ!?頼むよほんと!」
アルミン「それはさておき二回目ー!それ!叩いてかぶってジャンケンポーン!」
マルコ チョキ
アニ グー
マルコ「よしっ防いだ!」ササッ
アニ「……」
マルコ「……アニ?」
90:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 19:22:17.71 ID:
P0m/uN9M0
アニ「……そうだ。この世界は残酷なんだ」
マルコ「……アニ!?僕もうガードしてるんだけど!?」
アニ「きっとわかってくれるだろう。貴方一人の犠牲で、私のプライドが守られるということを」
マルコ「アニ!?アニやめて!」
アニ「ふんっ!!」ゴギャッ!
マルコ「おぶふっ」
ジャン「マルコオオオオオオオオオ!!!!」
アルミン「アニ選手!マルコ選手をガードの上から打ち砕いたー!」
キース「アニ選手の勝利ですね」
コニー「なに淡々としてんだ!鬼畜かお前らは!?」
エレン「担架ー!担架持ってこーい!」
92:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 19:32:27.81 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「さあこれで残ったのはエレン、ミカサ、アニの三人だー!」
サシャ「結局ミカサの優勝なんですかねえ」
クリスタ「そうとは限らないよ?」
ライナー「そうだ。勝負は最後までわからんぞ」
アルミン「まずはこの三人で三位決定戦を行なってもらうぞー!」
キース「誰が敗北し、誰が決勝戦へ進めるのか楽しみですね」
ベルトルト「ミカサ対アニがちょっと見てみたい」
コニー「これが事実上人類最強女子決定戦になるな」
ジャン「もしそうなったらもちろん俺はミカサに賭けるぞ」
94:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 19:39:50.84 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「三位決定戦!ルーレットスタート!」
ダラララララララ ジャン!
ルーレット『バトルロワイアル』
エレン「……え?」
ミカサ「どういうこと」
アニ「おい……まさか」
アルミン「なーんとバトルロワイアルだぁ!キースさん、これはどうしましょうか!?」
キース「んー、もう三人で一気に戦って決めちゃいましょうか」
アルミン「というわけです!」
エレン「乱暴すぎんぞそれ!?」
ミカサ「なんて雑」
アニ「ああ……もう」
95:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 19:43:19.76 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「ラウンドガール!カモーン!」
ユミル「……」スッ
エレン「またユミルだよ……」
アニ「もうツッコむのもめんどうだ」
アルミン「さあさあ三人とも、特設リングの上へどうぞ」
エレン「まじでやんのかあ……?俺勝ち目無いじゃん……」
コニー「エレン……骨は拾ってやるぞ」
ジャン「エレン!ミカサを傷つけんなよ!」
サシャ「むしろ逆なのでは?」
96:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 19:48:38.81 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「さあ体術上位の三人がリングに上がったあ!」
キース「フェアプレイを期待します」
アニ「はあ……」
ミカサ「……」
エレン「もう純粋に怖いよ俺」
ベルトルト「エレンは生きていられるんだろうか」
ライナー「あの場に上がったのが俺だったらビビって漏らしてるかもしれん」
クリスタ「三人とも、怪我だけはしないで……」
ジャン「俺はミカサに賭けるぞ」
コニー「じゃあ俺はアニに」
ライナー「俺もアニだ」
98:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 20:06:29.81 ID:
P0m/uN9M0
エレン(どうするか……)
エレン(どっちともまともに戦って勝てる気がしない)
エレン(ということは、まずやることは一つだな……)
アルミン「さーあそれでは試合開始だ!レディイイイイイ!!ゴオオオオオウウ!!!」
カーン
エレン「」ダッ
アニ「」ダッ
ミカサ「!?」
アルミン「おーっと!エレン選手とアニ選手が一気にミカサ選手へ向かったー!」
アニ(エレンも同じ事を考えていたか)
99:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 20:10:59.76 ID:
P0m/uN9M0
エレン(どっちと戦っても勝ち目が薄いなら!)
エレン(まずは片方を集中攻撃で潰す!)
エレン「悪いなミカサ!まずはお前だ!」ババッ
アルミン「エレン選手、ミカサ選手に飛びかかったー!!」
ミカサ「……甘い」スイッ
エレン「え!?うわっ!」ドテーン
アルミン「流石ミカサ選手!これを難なく躱したー!」
ミカサ「!」ピクッ
アニ「っふ!」シュッ
ミカサ「っぐ!?」ドカァ
アルミン「これはー!!ミカサ選手が避けた隙を逃さないアニ選手の攻撃!ミカサ選手まともに食らったぞー!」
100:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 20:12:11.99 ID:uPdHsLzg0
やはり女の闘いになるのか・・・
101:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 20:17:38.37 ID:
P0m/uN9M0
アニ「敵が二人って事、忘れてない?」
ミカサ「アニ……!」フラフラ
エレン「流石だぜアニ!」
アルミン「なかなかのコンビネーションですねえキースさん」
キース「ええ。二人は対人格闘の訓練でよく一緒に訓練していたようですからね。息があっています」
ミカサ(これは……流石に分が悪い)
ミカサ(二人共対人格闘の成績はトップクラス。それを二人同時となると……)
エレン「そらあ!」シュッ
アニ「っせ!」シュッ
ミカサ「く……!」
ミカサ(かなりきつい!)
アルミン「ミカサ選手押されているー!これは危ないかー!?」
102:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 20:22:49.71 ID:
P0m/uN9M0
ミカサ(でも……!)ススッ
アニ「……! チッ」ピタッ
アルミン「おっとこれはどうしたことだ!アニ選手の手が止まってしまった!」
キース「これは立ち位置の問題ですね」
アルミン「ほほう!というと?」
キース「ここからはすこし分かりにくいですが、ミカサ選手は自分から見て、エレン選手とアニ選手が一直線になるように位置取りをしています」
アルミン「なるほど。これなら相手をするのは一人で済むと!」
キース「ええ。そういうことですね」
アニ(エレンを攻撃してどかせてもいいが、ミカサを排除する上での戦力がなくなるのは辛いね……)
エレン「どうしたミカサ!手が止まってるぞ!」シュッ
アニ(あのバカは気付いてないし)
103:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 20:28:26.04 ID:
P0m/uN9M0
アニ(……仕方ないか)
アニ「エレン」
エレン「なんだアニ!今忙し」
アニ「どきな」シュッ
エレン「ぶげらっ!?」ドシーン!
アルミン「あーっと!アニ選手のキックが炸裂!エレン選手吹っ飛んだー!!これはリタイアだー!!」
ミカサ「!?」
キース「戦力が減ってもいいから邪魔者を排除しようとしたわけですね」
コニー「エレン死んだな」
ライナー「良い奴だった」
105:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 20:35:27.84 ID:
P0m/uN9M0
エレン「なんでだよ……」ガクッ
キース「これは完全にリタイアですね」
ミカサ「アニ……どうしてエレンを」
アニ「アンタを倒すにはちょっと邪魔だったもんでね」
ミカサ「……分かった。手加減はしない」ゴゴゴ
アニ「私も一度アンタと本気でやってみたかったんだ」ゴゴゴ
アルミン「これはすごい気合だ!死人が出るんじゃないか!大丈夫かー!?」
キース「私もちょっと怖いです」
ジャン「ミカサアアアアアア!!頑張れええええ!!!」
サシャ「ジャンうるさいですよ」
106:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 20:41:35.27 ID:
P0m/uN9M0
ミカサ「……」スッ
アニ「……」ススッ
アルミン「お互いに間合いを計ってますね」
キース「これは一瞬で勝負が決まるかもしれませんね」
クリスタ「……!」ゴクリ
ライナー(真剣な顔のクリスタ可愛い)
アニ「……」ピクッ
ミカサ「……!」サッ
アルミン「先に動いたのはミカサ選手だー!」
ミカサ(……違う!これは……アニに動かされたんだ!)
アニ(まだまだ甘かったね……!)
107:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 20:47:46.83 ID:
P0m/uN9M0
アニ「っし!!」バシィッ!
ミカサ「ぐう……!」
アルミン「アニ選手のローキックがミカサ選手の脚にヒットー!これは痛そうだー!」
ミカサ「流石アニ……」ヨロッ
アニ「アンタもね……普通のやつならそれで立てなくなってるよ」
アニ「それに……っ!」ズキッ
アルミン「蹴ったアニ選手にもダメージが!これはどうしたことだー!」
キース「ミカサ選手の強靭な脚に蹴った方のアニ選手がダメージを受けてしまったようですねえ」
108:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 20:52:51.82 ID:
P0m/uN9M0
ミカサ(お互いに脚を痛めた状態……)
アニ(なら……これしかないね)
ミカサ「アニッ!」ダッ
アニ「ミカサッ!」ダッ
アルミン「お互い相手に飛びかかっていくー!!!」
ミカサ「はああっ!!」シュッ!
アニ「ったあああ!!」シュッ!
ドガァ!
アルミン「ク、クロスカウンター!!相打ちだああああ!!!」
キース「まあ実際のクロスカウンターと相打ちは違いますけどね」
アルミン「そんなことはどうでもいい!」
ミカサ「……く」ドサァ
アニ「……う」ドサァ
109:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 21:00:56.37 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「互いにリングに沈んでしまった!!こうなった場合はどうなるんですかキースさん!」
キース「今から10カウント以内に立ち上がり、『優勝したもんねー!』とダブルピースしながら言った方が優勝になりますね」
アルミン「んーなるほど!では10カウントをジャッジの方お願いします!」
ユミル「1ー!2ー!」
コニー「あいついつからジャッジだったんだよ」
サシャ「レフェリーの服似合ってますね」
ユミル「3ー!4ー!」
ミカサ「うう……」グググ
アルミン「ミカサ選手立ち上がったー!これはミカサ選手の優勝かー!?」
ミカサ「ゆ……優勝……」グググ
アルミン「さあミカサ選手!『優勝したもんねー!』とダブルピースしながら言えれば優勝です!」
110:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 21:05:14.13 ID:
P0m/uN9M0
ミカサ「ゆ、優勝……し……」グググ
ミカサ「やはり……恥ずかしすぎて……無理」ドサァ
アルミン「なんてことだぁぁぁ!!!ミカサ選手もういちどリングに沈んだー!!」
ユミル「5ー!6ー!」
アニ「っく……」グググ
アルミン「今度はアニ選手が立ち上がったー!」
アニ(ミカサ……アンタは凄かった……でもね)
ユミル「7ー!8ー!」
アニ(羞恥心を捨てられなかったのが敗因だ……!私はもう、そんなもの通り越した!!)
ユミル「9ー!」
アニ「優勝したもんねー!!!」ダブルピース
113:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 21:09:02.92 ID:
P0m/uN9M0
カンカンカンカン!
アルミン「アニ選手やったあああああああ!!!この瞬間アニ選手の優勝が確定したああああ!!!」
エレン「俺途中でリタイアしてよかったわ」
ベルトルト「……アニ」ブワッ
ライナー「頑張った……あいつは頑張ったよ」ブワッ
コニー「やったー!賭けは俺の勝ちだなジャン!」
ジャン「くっそおお!!」
サシャ「ついに今日、人類最強女子が決定したんですね……!」
114:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 21:13:42.96 ID:
P0m/uN9M0
アルミン「優勝したアニ選手にインタビューです!アニ選手!いかがでしたか!」
アニ「最低の気分だよ……」
アルミン「またまた照れちゃってもう!」
キース「いやー見事な戦いでした」
ミカサ「アニ……完敗だった」アクシュ
アニ「見方によっては私の完敗だよ……」アクシュ
クリスタ「ねえユミル、結局何があったの……?」
ユミル「クリスタ……お前、胸張って生きろよ」フフッ
クリスタ「だからその優しい微笑みやめてってば!ほんとなんなのそれ!?」
アルミン「では今回はここまでです!!次回、第二回大会でまたお会いしましょう!さよーならあ!!」フリフリ
エレン「もうやらねえよ!!」
おわり
124:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 21:59:29.44 ID:+SAA4wba0
ユミル脚長そうだから絶体バニーの格好似合うよね
117:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 21:15:48.61 ID:tuaieC8T0
乙・・・これは二回戦目も期待していいんですね?
123:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 21:56:32.39 ID:NtnZMaVv0
ライナーが不憫じゃなくてよかった乙
118:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/09(日) 21:16:35.56 ID:uPdHsLzg0
乙
兵長の出番はないの?
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