1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 15:07:46.45 ID:EsRjUBlw0
星奈「ふひひ」
8:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 15:25:27.65 ID:
VaIPdffF0
星奈「はぁ? なんであたしが夜空にそんなこと教えなきゃいけないのよ」
夜空「む、駄目だと言うのか」
星奈「何の見返りもないんじゃ夜空が得するだけじゃない。イヤよイヤ、それに別に特別なことして育ったわけじゃないし……」
夜空「どんなことでもいいんだ、私はどうしても胸を大きくしたいんだ」
星奈「ふーん? ま、どうしてもって言うなら教えてあげないこともないけど」
夜空「本当かっ!」ガタッ
星奈「ええ、本当よ? その代わり、あたしの足を舐めなさい。這いつくばって、いやらしく、卑しい豚のように」
夜空「わかった」スッ
星奈「なによ、やっぱり出来なええええええええぇぇぇ!?」
夜空「どこをどう舐めればいいんだ、肉? 靴は脱がせた方がいいのか?」ソッ
星奈「(ど、ど、ど、どうしたのよ!? ああのあのよよ夜空がわたわたわわ私の……)」
夜空「く、靴下の上からでいいか……?」ペロッ
みたいな?
『僕は友達が少ない』ブリキArt Works 初回限定版
9:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 15:27:36.93 ID:nVbIGe8oP
はよ
10:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 15:32:12.79 ID:EsRjUBlw0
期待
11:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 15:42:10.16 ID:
VaIPdffF0
星奈「」
夜空「はむ……んっ……あむ」レロレロ
星奈「ちょ、ちょっと夜空?」
夜空「なんだ肉……んっ……これでは……れろ……足りないか……?」
星奈「」
夜空「むっ……なら、靴下も脱がせるぞ肉……」スル…
星奈「」
夜空「……足の爪くらい切ったらどうだ肉」
星奈「う、うっさいわね! たまたま伸びてるだけよ! 変態みたいにあたしの足舐めまわしてるくせに、なんか文句あるわけ?」
夜空「あるわけないだろう……綺麗な足だな……」チュッ
星奈「ひぃん?!」
夜空「ちゅっ……ちゅぱ……あむ、んん……」
星奈「あっ……ちょ、夜空……んっ」
夜空「なんだ肉……足の裏の方がいいのか?」ツー…
星奈「ひぁああ!?」ゾクッ
12:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 16:00:07.47 ID:
VaIPdffF0
星奈「ス、ストップ! もういいわよ夜空!」
夜空「ぺろっ……なんだ、こんなもので良いのか。では、さっそく豊胸法を教えてもらおうではないか」
星奈「ハァ……ハァ……どうしちゃったのよいったい……」
夜空「はぁ? 私は豊胸法が知りたい、お前は足を舐めれば教えると言った、だから舐めた。簡単なことだろう。そんなことも理解出来ないのか駄肉」
星奈「そ、それはそうだけど……でも……」
夜空「その胸に全て栄養がいって論理的思考も出来ないのか。肉どころか腐肉だな、ああ臭い臭い」
星奈「なによ、いつもどおりね……」
夜空「はぁ? まるで私がおかしくなったとでも言いたげだな? 約束しておいてそれを守らない、おかしいのはお前の方だがな、肉」
星奈「ぐっ」
夜空「肉はどこまでいっても肉だな! この堕肉。屑肉。脂肉。細切れになってしまえば豚の餌くらいにはなれるんじゃないか?」
星奈「う、うぅ……そ、それが人にモノを教わる態度!? あたしの豊胸法を教えて欲しいなら……その……」
夜空「なんだ? 足を舐めるだけじゃ不満か? それとももう一度足を舐めるか?」スッ
星奈「だだだからストーップ!!!」
14:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 16:07:29.96 ID:WSWvNW5d0
パンツ脱いだ
15:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 16:09:13.33 ID:
VaIPdffF0
夜空「ああぁ! 続けろと言ったりやめろと言ったり、うるさい肉だな!」
星奈「だれも続けろなんて言ってない!」
夜空「じゃあさっさと豊胸法を教えたらどうだ? それとも何か? 私にだけ対価を払わせておいて見返りは無しか?」
星奈「な、何を……」
夜空「つまり、だ。詐欺を働いたのかと聞いている。私とて、お前がそんな人の道から外れたことをするとは思っていなかったのだが……残念だ」
星奈「」
夜空「小鷹や理科達にも伝えてくる。もう肉の言うことは信じるな、とな。騙されて傷つくくらいなら、私たちはお前と縁を切ろう……」
星奈「えっ……ちょ、ちょっと待ってよ……」
バタン
星奈「……夜空……」
18:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 16:21:29.58 ID:
VaIPdffF0
翌日放課後
星奈「やっぱり……私が悪い、よね……?」
星奈「約束破ったのは本当だし……謝れば、許してくれるよね……?」
星奈「スーハー……よしっ!」ガチャッ
星奈「夜空ごめん!」
幸村「せなのあねご、おはやいおつきで」
星奈「……あんただけ? 夜空は?」
幸村「よぞらのあねごはまだいらしておりませんゆえ。いまおちゃをおいれいたします」
星奈「あ、ありがとう」
こぽぽぽ……
幸村「どうぞ」
星奈「うん……はぁ、あんたの入れるお茶、またおいしくなったわね」
幸村「おほめにあずかりこうえいです。……ところで、きょうはげーむはなさらないのですか」
星奈「う、うん。ちょっとね」
幸村「……ぶしつにきたときのことばをおもいおこすに、よぞらのあねごと、なにかあったのでしょうか」
20:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 16:29:41.71 ID:
VaIPdffF0
星奈「……ちょっと、約束破っちゃって」
幸村「なるほど」
星奈「いつもみたいに罵ってくれたらまだよかったんだけど、今回はなんか、冷たくってさ。すごく……怖くて」
幸村「もうことばをかわしてくれないのではないかと、ですね」
星奈「……よく分かるわね」
幸村「よぞらのあねごから、もうせなのあねごのことばをしんじるな、むししろ、と、ねんをおされましたゆえ」
星奈「げっ、まじで?」
幸村「はい。でも、ごあんしんください、わたくしはそのようなことはしたくありません」
星奈「幸村……ありがとう」
幸村「せなのあねごも、たいせつなぶかつなかまですので」
星奈「でも、夜空……本気なんだ」
幸村「きっと、せいいをもってあやまればゆるしてくださいます。よぞらのあねごは、じんぎをおもんずるおかたです」
星奈「……そうだよね! よし、ファイトあたし!」
ガチャ
夜空「……なんだ来てたのか」
22:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 16:37:28.35 ID:
VaIPdffF0
星奈「よ、夜空!」
夜空「幸村。小鷹は掃除当番だから少し遅れるぞ」
幸村「さすがあにきです。あたえられたしごとをなにもいわずにこなすのがおとこなのですね」
星奈「夜空、ご、ごめん! あたし、本当に夜空があんなことするとは思わなくて……」
夜空「さて、今日はツルゲーネフでも読んでみるか」
星奈「……夜空?」
幸村「よぞらのあねご……」
夜空「ん、なんだ幸村?」
幸村「……いえ、おちゃをおいれします」
夜空「ああ、頼む」
星奈「よ、夜空ってば!」
夜空「……」ペラッペラッ
24:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 16:46:57.80 ID:
VaIPdffF0
星奈「……ちょ、ちょっと、無視しないでよ夜空……」
夜空「……」ペラッペラッ
星奈「あ……う……」
幸村「おちゃでございます」
夜空「ん……おお、この紅茶は、美味しいな! なんという銘柄だ?」
幸村「よぞらのあねご、せなのあねごとおはなしになってあげてください」
夜空「ん? ああ、柏崎さんのことか?」
星奈「なっ!?」
夜空「いいんだ、親しくもないし、クラスも違う。それに私は、あまり人と話すのが得意じゃないんだ」
星奈「よ……夜空……」ジワァ
星奈「……夜空のバカアホ鉄面皮女狐ー!!!」ガチャバタンッ
幸村「あっせなのあねごが……」
夜空「ふぅ……」ペラッペラッ
25:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 16:49:49.35 ID:
VaIPdffF0
翌日
星奈「夜空!」
翌々日
星奈「よ、夜空……!」
翌々々日
星奈「……よぞらぁ……」グスッ
翌々々々日
星奈「あ……よ……あぅ……」
27:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 16:59:42.95 ID:
VaIPdffF0
その翌日
小鷹「……もう限界だ!」
理科幸村「……」
夜空「どうした、小鷹?」
小鷹「どうしたじゃねえよ、星奈のことだ。なあ夜空、さすがにやりすぎだぜ。見てらんねえよ」
夜空「意味が分からないな。私はなにもやっていないぞ?」
幸村「よぞらのあねごは、せなのあねごをむししております」
理科「初めは私もそういうプレイなのかって思ってユニバァァァスしてたんですけど、もう見るに堪えないって言うか……」
夜空「む、まあ、そうだな。しかし、親しくない者に挨拶をしないのはそんなに良くないことか?」
小鷹「ああ、良くないね。星奈はもう、俺達の友達じゃないか」
夜空「友達? 私はこの部のだれも友達ではないと思っているがな。友達が出来たなら、隣人部は辞めてもらうぞ?」
小鷹「夜空……どうしちまったんだよ。目を覚ませ」
夜空「目を覚ましてほしいのはこちらの方だ……まったく……」
小鷹「おい夜空!」
夜空「しらん。いくら小鷹でもこれは譲れないな」
28:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 17:07:30.72 ID:
VaIPdffF0
ガチャ
星奈「……」
小鷹「星奈! いまちょうどお前の話をしてたところだ」
星奈「あ、小鷹……」
小鷹「夜空。星奈。一体何があった? どうしていきなりこんなふうになっちまったんだよ」
星奈「あ、あたしが悪いの! 夜空との約束破っちゃったから、あたしが……」
小鷹「それはもう聞いた。でも、ここまでする夜空は変だ。何か他に理由があるだろう」
夜空「それ以上の理由はない。そして私はこの女の謝罪を聞き入れるつもりもない」
星奈「そ、そんな……そんな……」ヘタッ
小鷹「星奈! 大丈夫か!?」
理科「夜空先輩、いくらなんでも……ひどいですよ」
夜空「ふぅ……」
29:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 17:17:42.50 ID:
VaIPdffF0
小鷹「星奈!?」
星奈「夜空……グスッ……ごめんなさい……許し……あ……ヒッ……あぁ……!」ポタポタ
小鷹「ダメだ、星奈の反応がない」
理科「少し二人を離しましょう。小鷹先輩、夜空先輩をお願いします。幸村くん、一度星奈先輩を礼拝堂まで連れていきましょう」
幸村「しょうちしました。せなのあねご、すこしだけしつれいします」ガチャ…バタン
小鷹「あんな星奈、初めて見たぞ……」
夜空「ああ、そうだな。だがどうでもいい」
小鷹「どうでもよくねえだろ! なあ夜空、一体何があったんだ。教えてくれよ」
夜空「こっ小鷹には関係ない! これは私と肉の問題なんだ」
小鷹「あるよ! どっちも俺の友達だ! そうだろ、ソラ!」
夜空「」ビクッ
夜空「(タカには……言えないんだ……)」
夜空「(だって……どうしてもおっぱいを大きくしたい、なんて理由だし……)」
31:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 17:25:15.50 ID:
VaIPdffF0
夜空「(そもそも、肉には謝ってほしいわけじゃない)」
夜空「(豊胸法を教えて欲しいだけ……!!!)」
夜空「(私が足を舐めたんだから、あとは肉が豊胸法を教えればそれで話は終わりなんだ!)」
夜空「(私だって無視をしたくてしているわけじゃない……!)」
夜空「(あいつの謝罪を受ければ、あいつが詐欺をしたことを認めることになる……私は肉に詐欺師になって欲しくないから……だから、分かってくれ、タカ!)」
小鷹「おい、夜空! 何か言えよ! 夜空!」
夜空「うるさい!」
小鷹「なっ……」
夜空「……今日はもう帰る……それともう……」
小鷹「え……?」
夜空「ソラとは……呼ばないでくれ……」
夜空「(そんな資格、私にはないから……)」
ガチャ……バタン
小鷹「……くそっ!」
33:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 17:38:57.90 ID:
VaIPdffF0
同刻、礼拝堂
理科「星奈先輩、落ち着きましたか?」
星奈「ええ、ありがとう」
幸村「てぃっしゅはまだたっぷりございますので、どうぞおきがねなくおなきください」
星奈「ううん、もう平気。面倒かけてごめんね、二人とも」
理科「いいんですよ。星奈先輩のせいじゃないですもの」
幸村「さすがに、よぞらのあねごはやりすぎかと」
理科「一体、何があったんです? 理科達に教えてくれませんか?」
星奈「うん……ちょっとね」
幸村「やくそくをたがえた……というおはなし、いったいどんなやくそくなのかをおおしえくださいませんか。なにかひんとがあるかもしれません」
星奈「う、うん……ちょっと言いづらいわね……」
理科「先輩。理科達、先輩方がやりあってないと落ち着かないです。あんな冷戦状態さっさと終わらせて、いつもの隣人部に戻しましょう」
幸村「きょうりょくさせてください。いえ、わたくしたちにそうだんしていただけませんか、せなのあねご」
星奈「……わ、分かったわよ……」
35:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 17:54:54.39 ID:
VaIPdffF0
――――
星奈「――というわけよ」
理科「よ、よよ夜空先輩が星奈先輩のああ足を……ディスカバリイイイィィィイ!!!!」
幸村「そんなことが……」
理科「で!? どんな風に舐めたんですか!? 舌先でチロチロ? それともがっぷりと咥え込んで放さないように濃厚に? 指の間を掃除するように舐め回しましたか!? あいや、そもそも靴下はアリですか、ナシですか!?
靴下越しの夜空先輩の吐息が生暖かくて興奮しました? だ、だ、唾液はどのくらいまぶされました!?!?!?」ハァハァ
星奈「ちょ……そ、そんなの覚えてないわよ///」
幸村「ほしいじょうほうのたいかにみずからのみをきるとは、さすがよぞらのあねごです」
星奈「夜空は真の男じゃないからね」
理科「しかし、たったそれだけのことで謝罪すら受け入れないなんて、よっぽど夜空先輩は屈辱だったんですかね?」
幸村「せなのあねごがあしをなめろとようきゅうするのはにちじょうさはんじ、いつもならよぞらのあねごはいいかえすだけでおわるのですが……」
星奈「そこが怖いのよ……自分から舐め始めたくせに……」
理科「じじじ自分から!?!?!? そこのところの詳細描写を理科は希望します!!!!!!」ハァハァハァハァ
37:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 18:13:04.61 ID:
VaIPdffF0
幸村「じぶんから、ということは、それだけよぞらのあねごはせなのあねごのほうきょうほうにきょうみがあるのですね」
星奈「ま、まあ……そうなのかしら」
理科「そりゃー、星奈先輩のおっぱい羨ましいですもんねぇ。大きくも張りがあって垂れてなく触り心地も満点……」
星奈「な、なんで触り心地なんか知ってるのよ!」バッ
理科「ふっふっふ、何を隠そうこの眼鏡は、万能オッパイスカウターにもなっているからなのです! このスカウターにかかればカップ数からち○びの色まであなたの胸を丸裸! 私の最高の発明ですっ!」ドヤァ
星奈「うわぁ……」
理科「さ、さりげなく距離取らないで下さい傷つきます……冗談ですよ、当てずっぽうです」
幸村「りかどの、いまはあまりゆきすぎたじょうだんをいえるふんいきではないかと」
理科「うっ……と、とにかく! 星奈先輩の胸は、世の女性の羨望の的、理想中の理想ですよ?」
星奈「なんかちょっと変な気分ね……ってことは、夜空も本気で豊胸法がどうのって言ってたって言うの?」
理科「確証はないですけどね。それなのに教えてもらえなくて、拗ねてるんじゃないですか?」
星奈「拗ねるねぇ……うわぁ、拗ねてる夜空なんて、想像できないわ……」
39:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 18:31:01.53 ID:
VaIPdffF0
幸村「しかし、それでもここまでかたくなになるのですから、まだほかにもりゆうがあるかと」
理科「そうかもしれません。他に何かありませんでした?」
星奈「んー……ごめん、他には夜空の機嫌を損ねるようなことは、特に思いつかない……」
幸村「そうですか……」
理科「絶対なにか夜空先輩の言葉にヒントがあるはずです。何か拗ねているようなことを言ってませんでしたか?」
星奈「そ、そうね……そういえば、『騙されて傷つくくらいなら縁を切る』って言ってたかしら。さっき理科が傷つくって言ってたから思い出したけど……」
理科「騙されて……ほうほう、なるほどなるほど」
星奈「何か分かったの?」
幸村「……ひとのことをたぶらかし、かたることは、じんぎにあついよぞらのあねごにとって、たえがたいことなのではないでしょうか」
星奈「幸村……?」
幸村「これはわたくしのかってなそうぞうですが、よぞらのあねごは、そのようなことをするゆうじんも、もちたくないのではないでしょうか」
星奈「えっ……」
幸村「しんのおとこたるもの、しゃざいをするときは、まずひをみとめることからです。せなのあねごは、ほんとうにひをみとめておりますか?」
星奈「そ、そりゃそうでしょ! 私が豊胸法を教えなかったのは確かなんだし……」
幸村「いいえ、そうではありません……せなのあねごはほんとうにさぎをはたらくつもりだったのですか?」
43:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 18:43:53.82 ID:
VaIPdffF0
星奈「なっ……そんなわけないじゃない! 夜空が本当に足を舐めるなんて思いもしなかったし……」
幸村「では、せなのあねごはあやまるひつようがありません」
星奈「でも、でも、じゃあ夜空が一言もしゃべってくれないのはどうしたらいいのよぉ!?」グスッ
幸村「かんたんです」
星奈「えっ……」
理科「って言うか、もっと早く思いついて下さいよ星奈先輩。豊胸法を教えてあげればそれでいいんです」
星奈「そ、それだけ?」
幸村「よぞらのあねごは、しゃべるのではなくしゃざいをうけいれたり、うやむやにすることがいやなのですよ」
星奈「うー……でも、本当に聞いてくれるのかな……」
45:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 18:53:51.49 ID:
VaIPdffF0
翌日放課後
星奈「夜空! 遅くなったわね! 私の豊胸法、教えてあげるわ!」
夜空「……」ピクッ
夜空「……ほう、やっとその気になったか肉」
星奈「(やった! しゃべってくれた! やった!!! やったやったやったぁ!!!)」
夜空「まったく、お前が本当に詐欺に手を染めたのかと思ってしまったぞ」
星奈「ふん、そんなわけないじゃない。恥ずかしかったから決心がつかなかっただけよ」
夜空「は、恥ずかしいことなのか……?」
星奈「そりゃね! 卑猥も卑猥、私の持ってるエロゲーも霞むくらいの卑猥さよ」
夜空「そそ、そそそそんなに……その……ェッチなことをするのか……///」プシュー
星奈「……冗談よ。なんか調子狂っちゃうわね」
夜空「なっ/// なんだ、それならそうとさっさと言え。お前だけでなく私まで痴女になりたくはないからな!」
星奈「痴女じゃない!」
48:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 19:07:01.58 ID:
VaIPdffF0
夜空「いいや、肉、お前は痴女だ。痴女じゃなければ、どうしてこんなものをぶら下げて、大手を振って歩けるんだ?」フニッ
星奈「ばっ/// な、何急に触ってんのよ! あんたが欲しがってるのもこれなんだからね!?」
夜空「そのくらい分かっている。お前ほど馬鹿ではないからな肉。私が胸を欲しい理由は、お前のように痴態を晒すためではないぞ? もう少し胸がないとスタイルのバランスが悪いとトモちゃんに言われたからだ」
星奈「そうかしら? ちょっと癪だけど、夜空は顔とスタイルは良い線いってると思うけどな」
夜空「はぁ? 肉に言われても何も嬉しくないな。乳牛みたいな発達しすぎた胸を見れば、誰だって奇形だと思うぞ肉」
星奈「なあっ!? 言わせておけば調子に乗って……羨ましいくせにぃ!」
夜空「私はほどほどがいいんだ肉。あい『にく』貴様のようにだらしなくぶら下げる気はさらさらないぞ駄肉」
星奈「肉肉うるさーい!」
星奈「(なんだ、普通じゃん)」
星奈「(いろいろ悩んで損しちゃった)」
星奈「(幸村、理科、ありがとう)」
星奈「(人を騙すような友達はもちたくない……か)」
星奈「(本当にそんなこと、思ってるのかな、こいつ)」
星奈「――夜空のバカアホひんにゅー死ねー!!!」
星奈「(友達……えへへっ)」ガチャバタン!
49:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 19:12:06.50 ID:
VaIPdffF0
とりあえずおわり
50:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 19:14:13.18 ID:EsRjUBlw0
とりあえず乙
52:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/19(土) 19:22:23.30 ID:eU2RFx430
やるじゃん乙
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