前→シャルル「ルルーシュ!!!授業参観はいつぅぅぅ?!!!」
216:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 22:34:48.72 ID:
hNfy9qGw0
ミレイ「向こうの班はなんか幸せそうね」
スザク「そうですね」
シャーリー「いいなー……私も豪快なカレー食べたい……」
スザク「まだ、ジャムピザ残ってるじゃないか」
シャーリー「スザクくん、食べる?」
スザク「シャーリー、間接キスになるけど、いいのかい?」
シャーリー「かっ……!?」
スザク「それでもよければ、もらうけど」
シャーリー「だめ!!やめて!!」
スザク「そう」
ミレイ「なにやってんだか」
カレン「……」
ミレイ「カレン?どうしたの?」
カレン「総督と副総督はすごく楽しそうだなって……」
ミレイ「そうね……。そうでしょうね」
223:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 22:41:47.79 ID:
hNfy9qGw0
コーネリア「えー、おほん。食事は済んだようだな!!では、午後は体育の授業を行う!!」
ルルーシュ「腹が……」
ユフィ「うっ……」
ナナリー「大丈夫ですか?お兄様、ユフィ姉さま」オロオロ
コーネリア「まずはグラウンドでナイトメアの操縦訓練!!」
シャーリー「先生!!それ本物を使うんですか?!」
コーネリア「当たり前だ!!!実戦訓練を行うからな!!覚悟しろ!!!枢木!!!」
スザク「名指しですか?!」
コーネリア「ナイトメアの操縦訓練を行った後は、屋内プールへ移動し、水練を行う!!」
ナナリー「プールは大好きです」
カレン「そうなの?」
ナナリー「はい。水中のほうが自由に動けますから」
カレン「なるほどね」
コーネリア「では、速やかに体操服に着替えろ!!」
230:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 22:47:10.79 ID:
hNfy9qGw0
グラウンド
ギルフォード『姫様ー、お持ちしました』
コーネリア「ありがとう!!」
ダールトン『いえ。勿体無いお言葉です』
ミレイ「先生まで体操着着てるわね……」
シャーリー「先生が穿いてるのってなんですか?すごく足が出ちゃってますけど」
カレン「たしかブルマーとかいうのね」
ミレイ「へえ」
ルルーシュ「運動したら吐きそうだ」
ユフィ「私もです……」
スザク「ルルーシュとユーフェミア様は休んでいたほうが……」
ナナリー「ご無理はなさらないでください」
ルルーシュ「ありがとう」
ユフィ「では、最初の30分は基本的な操縦方法を教えてやろう。まずは……シャーリー!!このグロースターに乗れ!!」
シャーリー「は、はい!!」
231:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 22:47:16.96 ID:09deXiDV0
ランスロットレベルじゃないと反応が遅すぎてシュミレーションの結果はイマイチだったらしいなスザク
235:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 22:49:44.79 ID:sqHYthFUO
ネリ様のブルマとか俺得
AVの体操着もの特有のアンバランスな色気があるな
236:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 22:49:56.70 ID:uWhCbbtO0
シャーリー、生きろ!
237:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 22:53:25.02 ID:
hNfy9qGw0
シャーリー『であぁぁぁ!!!!』ギュルルル
コーネリア『いいぞ!!筋はいい!!だが……まだまだだ!!脆弱者がぁぁ!!!』ガキィィィン
シャーリー『きゃぁあああ?!』
セシル「いいんですか?一般学生をナイトメアに乗せるなんて」
ロイド「いいんじゃない?総督自身がいいっていってるんだし」
セシル「そうですけど」
C.C.「んー……そろそろ帰るかな」
咲世子「いいのですか?」
C.C.「バーベキューになったら戻ってくるよ」
咲世子「畏まりました」
シャルル「………………………………………………………………」
C.C.(シャルルが何かを仕掛けるかとも思ったが、どうやら心配はないようだな)
C.C.「ふふ……」スタスタ
シャーリー『あぁぁああああ!!!!!』ガキィィィン!!!
コーネリア『なに?!』
239:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 22:59:37.74 ID:
hNfy9qGw0
コーネリア「よし。次はナナリー」
ナナリー「え?私、ですか?」
コーネリア「一緒に乗ろう。相手は……枢木、お前だ」
スザク「わかりました」
ルルーシュ「スザクも軍人ならナイトメアぐらい操縦できるか」
ユフィ「スザクー、頑張ってください」
カレン「暢気よね」
ユフィ「え……?」
ミレイ「ルルーシュとスザクって結構いい戦いになりそうよね?」
ルルーシュ「あっちは訓練を飽きるほどしている。負けますって」
シャーリー「あー……つかれたぁ……」
ルルーシュ「すごいな。お前、ナイトメアの操縦技術を磨いたらナイトオブラウンズになれるんじゃないか?」
シャーリー「無理無理。もう……足と手がガクガクで……」
ミレイ「お疲れ様。タオルをどーぞ」
シャーリー「どうも」
240:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 23:01:29.88 ID:09deXiDV0
ナイトメアはかなり操縦簡単らしいけどな
242:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 23:02:07.01 ID:p6cVAp4y0
ルルーシュでも雑兵以上になれるからな
248:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 23:05:28.52 ID:sqHYthFUO
>>242
ルルーシュより雑魚な正規兵ってさ、正直軍人的にどうなんだろうな
532:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 08:21:39.99 ID:78HrgE690
>>248
ジェレミア藤堂で超一流、ルルーシュで上級って扱いでネリ姉スザクとかが超一流を鼻で笑うくらいに強すぎるだけだぞ
正規兵はピザ作りの経験が足りない
245:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 23:04:24.54 ID:
hNfy9qGw0
ナイトメア内
コーネリア「私の上に座れ」
ナナリー「いいのですか?」
コーネリア「構わないよ」
ナナリー「では……失礼します」ギュッ
コーネリア「ナナリー。逆だ」
ナナリー「これは……?」モミモミ
コーネリア「あぁん……こ、こら、ナナリー、それは私の胸だ」
ナナリー「ご、ごめんなさい」
コーネリア「いいか。ここを持つんだ」ギュッ
ナナリー「はい……」グッ
コーネリア「よし……いいぞ。あとは耳を研ぎ済ませろ」
ナナリー「耳を……」
コーネリア「相手のナイトメアの音を聞くんだ」
ナナリー「……」
249:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 23:06:09.18 ID:JQrdAgC70
ナナリーったら///
256:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 23:09:27.91 ID:
hNfy9qGw0
スザク『コーネリア総督!!』
コーネリア『先生だ、枢木』
スザク『先生……行きます!!』
コーネリア『いつでもこい』
スザク『はぁぁぁぁ!!!!』ギュルルルル!!!!
コーネリア『来たぞ!!ナナリー!!』
ナナリー『スザクさんっ!』ギュルルル!!!!
スザク『避けられた!?』
ナナリー『くっ!!』バッ
スザク『そこだ!!!』スガガガガ
ナナリー『聞こえます!!』バッバッ!!
スザク『動きは早い!?』
ロイド「すごい……あれ……本当に盲目の女の子が操縦してるの?」
セシル「コーネリア皇女殿下のサポートによるものでは?」
カレン(違う……あれはコーネリアの動きじゃない……まるで……)
260:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 23:15:47.99 ID:
hNfy9qGw0
スザク『くそぉ!!』ギュルルル!!!
ナナリー『そこですね!!』スガガガガ
スザク『くっ……!!なんて反応速度だ!!』
スザク(この動き……まるで……)
カレン(ゼロ……!!)
スザク『いくぞ!!ナナリー!!』
ナナリー『はい!!!』
コーネリア『ナナリー、落ち着け!!』
ナナリー『私に足があるような感覚です!!』ギュルルル!!!
スザク『うおぉぉぉ!!!!』ガキィィィン
ナナリー『ふっ……』ガキィィン!!
ギルフォード「あの枢木スザクと互角に渡り合うとは……」
ダールトン「全盲なのが惜しい逸材だな」
カレン(ナナリーがどうしてゼロと似たような動きを……まさか……まさかね……)
ルルーシュ(流石だな。母さんの血はナナリーに受け継がれていたのか……)
261:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 23:17:06.87 ID:w7iJeqeo0
※ナナリーにハンドルを握らせてはいけません
263:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 23:18:24.69 ID:sqHYthFUO
>>261
そうだなやたら好戦的になったり
スピード狂だったりカチカチするもんな
266:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 23:22:46.37 ID:p6cVAp4y0
ナナリー「私専用に作らせたお兄様と同じ蜃気楼です、フレイヤを世界中焼き尽くせる量搭載しています」
267:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 23:23:34.20 ID:
hNfy9qGw0
屋内プール
ナナリー「ユーフェミア様ー」パチャパチャ
ユフィ「ナナリー、かわいい」
スザク「犬掻き、上手いね」
ナナリー「ありがとうございます……」
ルルーシュ「スザァァァク!!!」
スザク「え?どうしたんだい?」
ルルーシュ「それは嫌味か?!嫌味なんだろぉ?!」
スザク「なんのことだ?!」
ミレイ「コーネリア先生、大丈夫かなー?」
シャーリー「手首を軽く捻挫したっていってましたよ」
ミレイ「ナナリーの操縦、そんなに荒っぽかったの?そうは見えなかったけど」
カレン「ナナリーがナイトメアのハンドルと間違えて先生の腕を握ってしまったのが原因だって言ってました」
シャーリー「え……?」
ナナリー「おにいさまー」パチャパチャ
275:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 23:32:44.84 ID:
hNfy9qGw0
保健室
コーネリア「皆は?」
ダールトン「予定通り、屋内プールのほうに。自由時間にさせていますが」
コーネリア「それでよい」
ギルフォード「そうですか」
コーネリア「それよりもお前たち、そろそろバーベキュー準備と肝試しの準備に取り掛かれ」
ダールトン「イエス、ユア・ハイネス」
コーネリア「特派にも手伝ってもらうぞ」
ロイド「あは~それなら、もう用意してますよ」
コーネリア「なに?」
セシル「昨日、徹夜で作りました。広域ホログラフィー発生装置」
ギルフォード「どういうものだ?」
ロイド「その名の通り、半径1キロメートルにならどこにでも任意でホログラフィーを映し出せる装置なんですよね~」
セシル「また触れることはできませんが、温度を感じることができるようになっています。肌を撫でる温い風などを再現できます」
コーネリア「……」
277:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 23:38:51.43 ID:
hNfy9qGw0
中庭
咲世子「よいしょ……バーベキューセットはこれでよしと」
咲世子「C.C.様、燃料はそこにおいて置いてください」
C.C.「ああ」
シャルル「……………………………………」
咲世子「材料は……よし……次はテーブルはいるのでしょうか……?」オロオロ
シャルル「……………………………………」
C.C.「おい」
シャルル「……………………………………」ビクッ
C.C.「お前、何もしないならどこかにいけ」
シャルル「……………………………………」
C.C.「なんだ?その口の中に何を仕込んだ?」
シャルル「……………………………………」フルフル
C.C.「仕込んでない?嘘を吐くな。どうせ、つまらない手品でもするつもりなのだろう?」
シャルル「……………………………………っ」ドキッ
278:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 23:40:18.49 ID:PawwTeOX0
なんだこのシャルルかわいい
279:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 23:40:27.63 ID:KorT4x1c0
シャルルお茶目すぎワロタ
285:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 23:47:30.38 ID:
hNfy9qGw0
ルルーシュ「はぁ……疲れた……」
スザク「お腹すいたね」
ルルーシュ「あれだけ泳げばな……」
スザク「そうだね。ルルーシュ、じゃあ早く食べられるように僕たちもバーベキューの準備をしよう」
ルルーシュ「ああ」
ルルーシュ(そろそろ宴も終わるか……シャルルの目的は不明のままで終わりそうだな……)
咲世子「あー、忙しい、忙しい」パタパタ
スザク「咲世子さん、手伝います」
咲世子「スザク様……はい。お願いします」
C.C.「よっと」
ルルーシュ「珍しいこともあるな。お前が進んで手伝うなんて」
C.C.「バーベキューピザが私を待っている」
ルルーシュ「なんだそれは?」
シャルル「……………………………………」
ルルーシュ「……咲世子さん。俺も何か手伝います」
287:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 23:51:57.33 ID:
hNfy9qGw0
ユフィ「あ、お姉様!!準備できてますよー!!」
コーネリア「そうか」
ギルフォード「では、姫様」
コーネリア「頼んだぞ」
ギルフォード「イエス、ユア・ハイネス」
コーネリア「いい夕日だな」
スザク「そうですね」
コーネリア「夕日に向かって走るか!!?」
スザク「はい!!」
コーネリア「いくぞ!!」ダダダッ
ルルーシュ「スザク、こっちの具を切るの手伝ってくれ」
スザク「うん」
ユフィ「スザク、こっちもお願いしますね」
コーネリア「どうして誰もついてこない?!」
カレン「……」
291:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 23:55:54.17 ID:
hNfy9qGw0
ミレイ「シャーリー、焼けたわよ」
シャーリー「どうもすいません」
ユフィ「お姉様、どうぞ」
コーネリア「ありがとう。ルルーシュ?食べているか?」
ルルーシュ「ええ」
コーネリア「そうか」
C.C.「咲世子、ピザはどこだ?」
咲世子「ありませんよ」
C.C.「なぜだ?!バーベキューピザというのがあるはずだろう?!」
咲世子「C.C.様、それはデリバリーにあるピザです。実際のバーベューでピザは作りません」
C.C.「そんなぁ……ピザ……」
シャルル「……………………………………ちゅぅぅぅぅもふぅぅぅぅ!!!!!!」
ルルーシュ「シャルル?」
カレン「……ねえ」
ユフィ「はい?」
292:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 23:56:51.10 ID:Ba/NVOPd0
おのれシュナイゼル!
293:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/26(木) 23:58:25.29 ID:2Xq8YSnu0
シャルルをみてやってくれ…
294:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:01:24.78 ID:6g58b1dF0
シャルルってこんなかわいかったか
295:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:01:25.25 ID:+sJgPl1p0
シャルルwww
296:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:02:40.03 ID:
hNfy9qGw0
シャルル「いふぁかふぁ!!!てふぃなをみふぇてやろぉぉぉ!!!!」
ミレイ「な、なんて言ってるのですか……?」
コーネリア「ミレイ。全く、父君は手品を見せると仰っているのだ。耳をよく傾けておけ」
ミレイ「すいません」
シャルル「ワフィのくふぃかはぁ、ふぁんふぉふきふぉ、ふぁぁぁぁふ!!!」
シャーリー「今のはなんて言ったの?」
ナナリー「多分……口から万国旗を出すって言ったと思います」
シャーリー「そうなんだ……」
スザク「すごい!!どうやって出すんだろう!!」
ルルーシュ「……」
ユフィ「なんですか、カレンさん」
カレン「ずっと……今日一日見てたけど……何してるの?仮にもエリア11の総督と副総督でしょ?」
ユフィ「え……?」
カレン「こんなところで遊んでて……楽しい?影では多くの人が苦しんでいるこの街で、ただ遊んでるだけだよね?」
ユフィ「あの……」
297:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:03:04.36 ID:I50KlsyAO
やっとシャルルが日の目に
299:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:04:57.90 ID:o1q5Ks7v0
手品でもなんでもないwww
300:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:08:29.23 ID:
c1qetO5E0
カレン「もっと良くしようとか、やっぱり考えてないんだね。お飾りの姫様は特に」
ユフィ「……!」
カレン「何よ?怒った?」
ユフィ「取り消しなさい!!!」
スザク「ユフィ?」
コーネリア「どうした?ユフィ?お父様が大イリュージョンを―――」
ユフィ「私だって、それぐらいわかっています!!それでも……自分にできることを必死に探しています!!」
カレン「探してる?どこが?同年代の学生と楽しそうにワイワイしてるだけじゃない!!」
ミレイ「カレン!!」
ルルーシュ(カレン……)
ユフィ「それはあなただってそうじゃない!!」
カレン「あんたが来るって分かっていれば、来なかった!!」
ユフィ「……!!」
カレン「あんたみたいな……何も分かってないやつが……あたしは一番嫌いなんだ」
シャルル「……………………………………」シュルル…
302:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:09:06.18 ID:0KqyCmYt0
シャルルカワイソス
303:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:09:20.30 ID:IfTxyxWIi
シャルルwwwwwwww
306:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:11:32.00 ID:I0pGOhyC0
シャルルかわいい
307:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:12:48.69 ID:ESsLAWwJ0
シャルルがかわいくみえてしまったのもシュナイゼルのせい
309:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:14:37.19 ID:0KqyCmYt0
シュルル「……………………………………」シャルル…
312:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:17:07.88 ID:
c1qetO5E0
シャーリー「カレン、何言ってるの?落ち着こう、ね?」
カレン「ごめん……」スタスタ
ミレイ「カレン!!」
シャーリー「私が追いかけます!!」
ルルーシュ「シャーリー、俺が行く」
シャーリー「ルル?」
ナナリー「カレンさん……どうしたのですか?」
ユフィ「……っ」
コーネリア「大丈夫か、ユフィ?」
ユフィ「は、はい……」
スザク「あの……申し訳ありません……ユーフェミア様……」
ユフィ「いいえ……スザクは悪くありません……」
スザク「……」
ミレイ「もう……」
シャルル「……」スルスルスルスル…
314:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:18:36.82 ID:ESsLAWwJ0
シャルル……
315:
忍法帖【Lv=29,xxxPT】 :2012/07/27(金) 00:19:08.73 ID:z5SzUzio0
丸一日耐えてたのに不憫すぎる
316:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:19:16.17 ID:bW+IU4Gn0
朝からずっと口に入れてたのに…
317:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:19:55.12 ID:NeRlEneq0
でもパパって得てしてこんなものだよね
321:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:21:39.68 ID:2ae22M9I0
昼飯とかも我慢してたのに・・・・
シャルル・・・
322:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:24:29.51 ID:
c1qetO5E0
ルルーシュ「カレン」
カレン「ごめんなさい……空気、悪くして……」
ルルーシュ「……」
カレン「でも……許せなかった……どうしても……言わないと……気が済みそうになかった……」
ルルーシュ「……」
カレン「ごめんなさい」
ルルーシュ「優しいんだな」
カレン「え……?」
ルルーシュ「自分のことじゃなく、お前は他人のために怒っていた。中々、できることじゃない」
カレン「そんなこと……」
ルルーシュ「匿名で何を訴えるのとはわけが違う。お前は副総督に他人の苦しみを直接ぶつけた。面と向かって……しかも、同じブリタニア人が」
カレン「ちが―――」
ルルーシュ「え?」
カレン「あ……いや……なんでもない」
ルルーシュ「お前の優しさはユーフェミア様に届いてるはずだ……気にするな」
327:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:30:37.05 ID:
c1qetO5E0
カレン「そうかな……あたし、結構酷いこと言っちゃったけど……」
ルルーシュ「ああ。俺が保障する」
カレン「ふふっ……なにそれ?」
ルルーシュ「戻ろう」
カレン「いいの……?あたしは居ないほうが……」
ルルーシュ「途中で抜けるほうが気まずくなる。収拾がつかないほどにな」
カレン「……」
ルルーシュ「このあと、肝試しもあるし」
カレン「分かったわよ……」
ルルーシュ「ありがとう」
カレン「なんで、ルルーシュがお礼をいうわけ?」
ルルーシュ「なんでだろうな」
カレン「もう……」
C.C.「……あいつ」
咲世子「嫉妬ですか?」
333:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:36:12.65 ID:
c1qetO5E0
シャーリー「あ、戻ってきた」
ユフィ「……」
カレン「……」
コーネリア「カレン!!お前―――」
ルルーシュ「(姉上、ここは二人に解決させるべきです)」
コーネリア「……お前がそういうなら」
ユフィ「……」
カレン「……」
スザク「よし、ここは僕が」
ミレイ「だめだめ!!!」
シャーリー「空気よんでよぉ!!」
スザク「え?でも……」
ルルーシュ「先生、それより、そろそろ肝試しの時間ですよね?」
コーネリア「そうだったな。二人一組になって悪霊がはびこる、この学園を探検する。本日のメインイベントだ」
シャルル「……」スルスルスルスル…
335:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:37:18.69 ID:/yidRSvV0
シャルルまともにセリフ貰えてなくね?
336:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:39:57.21 ID:WJw2CxAS0
おっさん……
338:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:44:43.90 ID:
c1qetO5E0
ルルーシュ「問題のペアは……」
コーネリア「私が既に―――」
ナナリー「フィーリング!!」
ルルーシュ「ナナリー?」
ナナリー「フィーリングで決めませんか?」
シャーリー「えー?なにそれ?!どうするの?」
ナナリー「一枚の紙にペアになりたい人を一人書くんです。それでお互いの名前が合致した人とペアになる」
ミレイ「いいじゃない!!面白そう!!」
コーネリア「しかし……あの……私が……」
ルルーシュ「それはいい方法だな。少し時間がかかるかもしれないが」
ナナリー「ごめんなさい……」
ルルーシュ「なら、早速準備しよう。スザク、紙を……そうだな、スケッチブックみたいなのがいいな。それを人数分用意するぞ」
スザク「わかったよ」
ミレイ「おねがーい!!きっと、美術倉庫にあるとおもうからー」
ルルーシュ「分かりました!」
339:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:49:58.84 ID:
c1qetO5E0
コーネリア「ルルーシュと……ペアが……あぁ……」
シャーリー「でも、どうしてそんな方法を考えたの?」
ナナリー「だって……ペアになりたい人に選ばれると嬉しいじゃないですか」
ミレイ「まぁね」
ユフィ「……」
シャルル「……」スルスルスルスル…
コーネリア「お父様、いつまでやっているのですか?」
シャルル「まだまだ、出てくるのだ」スルスルスル
コーネリア「……」パチパチパチ
カレン「……」
C.C.「私も混ざろうかな……」コソコソ
咲世子「片付けないといけませんね……」パタパタ
スザク「持ってきたよ!!」
ルルーシュ「早速やろう」
ミレイ「はぁーい!じゃあ、このスケッチブックにペアになりたい人の名前を書いてくださーい!!」
347:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:56:01.11 ID:
c1qetO5E0
ミレイ「―――書けた?じゃあ、一斉にドンっ!」
ルルーシュ『ナナリー』
ナナリー『スザクさん』
スザク『ユーフィミアふくそうとく』
シャーリー『ルル』
ミレイ『ルルーシュ』
シャルル『ルルーシュ』
C.C.『ルルーシュ』
咲世子『ルルーシュ様』
ユフィ『カレンさん』
カレン『ユーフェミア様』
ミレイ「えーと……ユーフェミア様と……カレンがペア成立ね!!」
ユフィ「あ……」
カレン「どうして……」
ユフィ「なんとなく……」
359:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:00:08.95 ID:
c1qetO5E0
>>347
コーネリア入れ忘れた
コーネリアは『ルルーシュ』
350:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:57:37.48 ID:NeRlEneq0
まあルルだわな
351:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 00:58:05.51 ID:0koJRABr0
ルルだけ人気すぎわろたw
361:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:01:28.42 ID:VX6VhnFgO
ルルーシュとペアになれないネリ様カワイソス
きっと昨日楽しみでなかなか寝付けなかっただろうに…
362:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:03:05.70 ID:a5smVGy50
シャルルもやるのかよwwwwwwww
365:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:06:58.43 ID:
c1qetO5E0
ルルーシュ(やはりナナリーは……スザク狙いか……だが!!)
ナナリー(スザクさんはユフィ姉さまなのですね……はぁ……これ以上、ご迷惑をかけるわけには……)
シャルル(ルルーシュの競争率がたかすぎるわぁぁ!!!)
C.C.(あのバカ。どうして私を書かない。ナナリーはスザクに決まっているだろ!!)
ミレイ「じゃあ、もう一度……一斉に……ドンっ!!」
ルルーシュ『ナナリー』
ナナリー『咲世子さん』
スザク『ナナリー』
コーネリア『ルルーシュ』
C.C.『ルルーシュ』
シャーリー『ルル』
ミレイ『ルルーシュ』
咲世子『ルルーシュ様』
シャルル『ルルーシュ』
ミレイ「えっと……成立なし!!やり直し!!」
366:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:08:06.40 ID:o1q5Ks7v0
かみあわねえwww
367:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:08:23.59 ID:NeRlEneq0
すれ違いぃ
368:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:09:01.98 ID:aHu+q3pu0
8割ルルーシュじゃねーかwwwwwwww
369:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:09:06.51 ID:FLxeaq3r0
なんで読みあい発生してんだwwww
374:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:15:43.28 ID:o1q5Ks7v0
ルルーシュがナナリー以外の名前を書くかどうかだな
375:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:15:46.10 ID:VX6VhnFgO
378:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:20:40.74 ID:
c1qetO5E0
ミレイ「はい!!ドンッ!!」
ルルーシュ『ナナリー』
ナナリー『お父様』
スザク『シャーリー』
C.C.『ルルーシュ』
シャーリー『スザクくん』
コーネリア『ルルーシュ』
シャルル『ナナリー』
咲世子『ミレイ様』
ミレイ『咲世子』
ミレイ「お!えーと……私と咲世子さんに……ナナリーと皇帝陛下……それからスザクとシャーリー!!ペア成立!!」
シャーリー「あー……まあ……いいか……」
スザク「ありがとう、シャーリー」
ルルーシュ「ナナリィィィィ!!!!」
C.C.「バカが」
379:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:22:26.91 ID:7thjiIV6O
ルル哀れwwwwww
381:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:23:29.13 ID:
c1qetO5E0
ミレイ「―――はい、ペア成立!!ルール説明するから集まってー」
ルルーシュ「どうして……お前となんて……」
C.C.「私の名前を書くからだ。がんばって1位になるぞ?いいな?」
ナナリー「お父様、がんばりましょうね?」
シャルル「うむ……ワシがいる限りぃ!!!リタイヤはぬぁぁぁい!!!!ぬぁっはっはっはっは!!!」
スザク「よろしく、シャーリー」
シャーリー「うん……はぁ……ていうか……ルルのペアの人……誰?」
咲世子「ミレイ様の御身は私が」
ミレイ「ありがとう」
カレン「……」
ユフィ「……」
コーネリア「……あれ?」
ミレイ「えー、ルールは簡単。校舎内のどこかにチェックポイントが二つあります。そこでスタンプをもらい、ここに戻ってくるだけ!!」
382:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:24:49.47 ID:VX6VhnFgO
まさかのネリ様ぼっちwwwwwwwwww……………
383:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:24:54.12 ID:NfOsQS2A0
ネリ姉・・・
386:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:25:22.59 ID:8dMfUCQA0
コーネリア様……おいたわしや……
388:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:26:17.15 ID:/yidRSvV0
ギルフォード付いていってあげなさい
397:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:34:10.12 ID:
c1qetO5E0
ルルーシュ「じゃあ、行くか」
C.C.「わかった」
コーネリア「おい。そこの」
C.C.「なんだ?」
コーネリア「かわってくれ」
C.C.「お断りだ」
ルルーシュ「先生……」
コーネリア「ルルーシュ……」
ルルーシュ「あとで一緒に行きましょう」
コーネリア「約束だぞ?!」
ルルーシュ「ええ」
シャーリー「ナナちゃん、皇帝陛下となんて大丈夫?」
ナナリー「はい。きっと」
シャルル「ワシにまかせぇぇぇい!!!!」
ミレイ「ルルーシュとペアになった人……ホント、誰だろう……?」
401:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:40:54.51 ID:
c1qetO5E0
校舎内
ルルーシュ「しかし、別段何も感じないな」
C.C.「そうだな。てっきり、誰かが驚かすと思ったんだが」
ルルーシュ「……!!」ゾクッ
C.C.「どうした?」
ルルーシュ「何かが背中を撫でた……」
C.C.「またまた。小心者め」
ルルーシュ「本当だ!!」
C.C.「いいか?幽霊なんてものは昔から目の錯覚で―――」
ヒタヒタ……ヒタヒタ……
ルルーシュ「……」
C.C.「後続組だろ?確認しろ、ボウヤ」
ルルーシュ「お前がしてみろ」
C.C.「私はな……ずっと過去を振り返らないように生きてきた。だから、振り返らない。絶対にな」
ルルーシュ「わかった。ならば、前進あるのみだ」
403:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:41:53.52 ID:o1q5Ks7v0
いいコンビだ
404:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:41:56.56 ID:hz4JWhVm0
前向きな臆病ww
411:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:48:22.93 ID:
c1qetO5E0
シャルル「……」
ナナリー「お父様?」
シャルル「なんだ?」
ナナリー「先ほどから耳元でハァハァと熱い吐息を吹きかけるのはやめてください」
シャルル「ワシは……なにもしておらんぞぉ?」
ナナリー「でも。今も、私の手を誰かが撫でています」
シャルル「いやぁ……何も見えんが……?」
ナナリー「……」
シャルル「……」
ナナリー「お父様……あの……あの……」ガタガタ
シャルル「おちつけぇい!!ナナリー!!よいかぁ!!!Cの世界を知っているワシからすればぁぁ幽霊なぞ、恐れるに足りずぅ!!!」
ナナリー「またっ!?」ビクッ
シャルル「目に見えぬ亡霊。怨霊。そんなものがこんな場所にいるわけがぁぁ―――」
ナナリー「いやぁぁ!!!」ウィィィン!!
シャルル「待てぇぇぇ!!!ナナリィィィ!!!!」
413:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:49:28.93 ID:ESsLAWwJ0
通報した
414:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:49:36.87 ID:o1q5Ks7v0
まるでシャルルがセクハラをしているようだ
415:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:50:18.56 ID:8dMfUCQA0
これは親子のスキンシップだから(震え声)
422:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:54:20.91 ID:
c1qetO5E0
シャーリー「きゃぁ?!」
スザク「またかい?」
シャーリー「うん……スザクくんは何も感じないの?」
スザク「さっきから生ぬるい風が左手に当たってるぐらいかな?」
シャーリー「ええ?!こ、怖くないの?!」
スザク「僕の実家は神社でね。もっと怖いものを見てきたから」
シャーリー「な、なにそれ……!?」
スザク「丑三つ時、藁人形に五寸釘を打ち込む白装束の女性のほうがよっぽど怖い」
シャーリー「変なこといわないで!!!」
スザク「シャーリーも大樹があるようなところは迂闊に―――」
ナナリー「いやぁぁ!!!」ウィィィン!!!
シャーリー「ナナちゃん!?」
スザク「ナナリー?!どうした?!」
「ぶるぁぁあああああ!!!!!」ズンズンズン!!!!
スザク「まさか……悪霊!?ナナリーを襲うなら……僕が!!!」
426:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 01:59:22.99 ID:
c1qetO5E0
咲世子「……不思議ですねぇ」
ヒヒヒ……ヒヒヒヒヒ……
ミレイ「な、なにがぁ……!?」
咲世子「人の気配がないのに、声だけがするからです」
ミレイ「それ、怖いでしょ?!」
咲世子「いえ。亡霊なら怖くはありません。見た目がグロテスクなだけで」
ミレイ「日本人の感覚がよくわからない……」
咲世子「危険はありませんね」
咲世子「そもそも、これは仕掛けでしょうし」
ミレイ「そうなんだけど……それ言っちゃうと冷めるじゃない?」
咲世子「そうですか?」
アァァァァァ……!!!
ミレイ「なに!?」ビクッ
咲世子「今の声は!!」ダダダッ
ミレイ「ちょっと!!一人にするのは流石になし!!」
428:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 02:07:03.06 ID:
c1qetO5E0
カレン「……」
ユフィ「……あ、ありましたよ。チェックポイント」
カレン「本当ね」
ユフィ「……」
カレン「……その……」
ユフィ「私は……確かにお飾りの皇女です」
カレン「え……」
ユフィ「貴方の言うとおり……私はただ陰にいる人たちの上で綺麗な服を着て、美味しいものを食べ、清潔なベッドで寝起きし……」
ユフィ「生き別れになっていた兄妹と楽しい時間を過ごしていました」
カレン「……」
ユフィ「でも……そんな私でも……できることを……日本人のみなさんがどうすれば幸せになれるのかを、必死に必死に……考えています!!!」
カレン「ひっ」ビクッ
ユフィ「本当です!!信じて!!」
カレン「あぁ……ぁあ……」ガクガク
ユフィ「ちょっと!!聞いていますか?!」
432:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 02:12:05.87 ID:
c1qetO5E0
カレン「あぁぁぁ……」ガクガク
ユフィ「カレンさん!!私の話を―――」
カレン「うしろぉ!!」
ユフィ「え?」
「あぁぁぁなぁぁりぃぃ!!!!!」ドドドド
ユフィ「きゃぁああああ!!!!!」
カレン「こっち!!」ギュッ
ユフィ「なんですか?!あれ?!なんですか?!」ダダダッ
カレン「知らない!!」ダダッ
「どこだぁぁぁ!!!!ナァァナリィィィ!!!!!」ドドドド!!!
ユフィ「この学園ではあんな顔面が変形した化け物を飼育しているのですか?!」
カレン「そんなわけないでしょ!!!」
ユフィ「じゃあ、なんですか!?」
カレン「あたしにきかないで!!!」
「ぬぁぁぁぬぁりぃぃぃ!!!!」ドドドドド!!!
434:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 02:16:04.49 ID:
c1qetO5E0
セシル「あれ?ロイドさん?この珍獣、すっごくリアルですね」
ロイド「ありゃ、ほんとだ。これは泣いちゃうよ。消しとこう」ピッ
セシル「消えませんね」
ロイド「どういうことだ……?」
セシル「……まさか」
ロイド「いやいや。何を非科学的なことを」
セシル「でも……消えないんですよね?」
ロイド「……」
コーネリア「どうした?何かトラブルか?」
ロイド「それが……」
コーネリア「なんだ?!このモンスターは?!」
セシル「わかりません」
ロイド「完全にUMAの類だな」
コーネリア「ちっ!!ユフィ!!今行くぞ!!!」
ロイド「あ!!ちょっと!!」
438:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 02:21:56.14 ID:
c1qetO5E0
「どぉぉぉこぁだぁぁぁ!!!!」
カレン「こっち!!」バッ
ユフィ「きゃ!!」
「ヌァァァヌァリィィィィ!!!!」ダダダダッ
カレン「はぁ……はぁ……」
ユフィ「あの……ありがとうございます……」
カレン「別に……目の前で怪我されたら……困るでしょ?」
ユフィ「ふふっ」
カレン「なによ?」
ユフィ「いえ。やっぱり、思ったとおりの人でした」
カレン「は?」
ユフィ「貴方はとても優しい人です」
カレン「な、なに言って……!!」
ユフィ「だから、私の今日の行動が許せなかったのですね……」
カレン「うん……。でも、あたしも悪かったと思ってるよ。……貴方は今までのブリタニア人とは違う気がする」
441:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 02:28:08.62 ID:
c1qetO5E0
ユフィ「いいえ。私は貴方からみたら悪です」
カレン「……」
ユフィ「私の思想はどうあれ……私のとった行動は現に貴方を不快にさせたのですから」
カレン「ユーフェミア様……」
ユフィ「……だから、ここで証明します」
カレン「え?」
ユフィ「私は優しい世界にしたい。みんなが笑っていられる、そんな世界がいいのです!!」
カレン「……」
ユフィ「どんなに小さな一歩でも……それを叶えるために……」
カレン「どうするの?」
ユフィ「まずは、ここの平和を取り戻します。そして、次はゲットーを……シンジュクを……最後にはエリア11を……いえ、日本を!!」
カレン「できるわけ……」
ユフィ「できます!!見ていてください、カレンさん!!私は最初の一歩を踏み出します!!!」
カレン「は?」
ユフィ「先ほどの化け物……私が退治しちゃいますからぁ!!」
443:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 02:34:24.49 ID:
c1qetO5E0
ダールトン「はい。スタンプ」ポンッ
ルルーシュ「よし、ここが二つ目のチェックポイントか」
C.C.「なんだ。余裕だったな」
ルルーシュ「まあ、こんなの合理的且つ効率的に行動すればな。所詮は子供だましだ」
C.C.「そうだな」
ヌァァァア!!!!
ルルーシュ「背後から迫る謎の遠吠え……これもフェイク」
C.C.「そうそう。声だけだ。私たちは学習した。声は危害を加えないことをな」
ルルーシュ「スタンプも揃った。未確認生命体の対処法も分かった……これで前提条件は全てクリア」
C.C.「あとは校舎から出るだけだな」
ルルーシュ「ああ……行こうか。C.C.?」
C.C.「行こう」
ドドドドド……
ルルーシュ「俺は歩みを止めるわけにはいかない!!!」ダダダダッ
C.C.「私は共犯者だ!!!ついていくぞ!!しがみついてでも、ついていくぞ!!!」ダダダダッ
450:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 02:41:03.88 ID:
c1qetO5E0
「ぬぁぁぁぬぁぁりぃぃぃ!!!!どこだぁぁぁぁ!!!!」ドドドド!!!
C.C.「おい!!ルルーシュ!!流石にこれは背後を確認したほうがいい!!なんだか危険だ!!」ダダダッ
ルルーシュ「お前がしろ!!この魔女め!!」ダダダッ
C.C.「だから!!私は過去を捨てた!!つまり!!振り返ることはしない!!何度も言っただろ?!」
ルルーシュ「俺もだ!!過去に縛られていては何も為せない事を知った!!」
C.C.「こういうのは男の仕事だろ!?」
ルルーシュ「男女差別だな!!時代錯誤だ!!!」
C.C.「じゃんけんだ!!」
ルルーシュ「のぞむところだ!!」
C.C.「最初はパー!!!」
ルルーシュ「きさまぁぁぁ!!!」
C.C.「早く後ろを確認しろ!!」
ルルーシュ「今のは無効だ!!!やりなおせ!!!」
C.C.「断る!!!早く確認しろ!!バカ!!」
「ぬぁぁぁぁぁなりぃぃぃ!!!!」ドドドドド!!!!!
454:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 02:48:31.78 ID:
c1qetO5E0
カレン「いた!!あそこだ!!」
ユフィ「あれは……ルルーシュと……恋人さん?」
カレン(ちゃっかりC.C.いるのが気になる……ナナリーの操縦技術といい……もしかして……)
ルルーシュ「お前たちは?!」
C.C.「カレンか?!」
カレン「早く!!ルルーシュ!!」
ルルーシュ「ちっ!!ユフィとカレンがいては、逃げるわけにはいかないか!!」
C.C.「ルルーシュ!!やめろ!!私はお前を死なせたくはない!!」
ルルーシュ「こい!!化け物め―――」
「ぬぁぁぁぬぁぁりぃぃぃ!!!!!」
ルルーシュ「―――逃げるぞ!!」
C.C.「賛成多数で可決だ!!」
ユフィ「私は逃げません!!」
ルルーシュ「ユフィ?!」
ユフィ「私は決めたのです。平和のための一歩をここから……踏み出すと!!」
455:
セグウェイ ◆9WQiVCRneNou :2012/07/27(金) 02:52:58.98 ID:Sd6C0FbC0
どんだけ逃げたいんだC.C
456:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 02:54:20.18 ID:jjFqRSKvO
なんだかんだ仲いいよな、ルルとC.C.
457:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 02:55:23.32 ID:
c1qetO5E0
ルルーシュ「何を言っている?!」
ユフィ「武器になりそうなのはちゃんと持ってます」
カレン「消火器でどうにかなるとは思えないけど」
ユフィ「でも……カレンさんに知って欲しいのです。私の想いが本物であると!!」
カレン「……!」
「ぬぁぁぁぁぬぁぁりぃぃぃ!!!どこだぁぁぁ!!!」
ルルーシュ(ギアスが通じる相手がどうかはわからないが……やるしかない!!!)
ユフィ「きなさい!!!」
カレン「下がってて。ユーフェミア様」
ユフィ「カレンさん?」
カレン「十分わかった。あんたが……優しくて……ステキな人ってことは」
ユフィ「……」
カレン「こんなところで失敗して死んでほしくないの……だから……!!!」
カレン「あたしが守る!!」
ルルーシュ「―――ここから出て行け!!!」キュィィィン!!!!
458:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 02:58:14.66 ID:jhCkSPGBO
シャルルカワイソス
460:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 03:02:13.85 ID:
c1qetO5E0
スザク「ナナリー!!!皇帝陛下ぁー!!!」
咲世子「返事をー!!ナナリー様ー!!!」
ナナリー「スザクさん!!」
スザク「ナナリー!!無事だったのか……よかった……」
シャーリー「はぁ……よかったぁ……」
ミレイ「心配したんだからね」
ナナリー「申し訳ありません……」
スザク「あとは皇帝陛下だけか……」
ミレイ「ねえ、スザク、本当なの?皇帝陛下の顔をボコボコにしたって」
スザク「暗くてよくわからなかったんです。まさか、ナナリーを追いかけていたのが皇帝陛下なんて思わなくて」
咲世子「事故です」
シャーリー「咲世子さんもボッコボコにしてましたよね」
咲世子「事故です」
ミレイ「あれ?みんな外外!!皇帝陛下、植え込みのところで倒れこんでる!!」
スザク「本当だ!!助けにいかないと!!」
462:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 03:07:46.15 ID:
c1qetO5E0
ユフィ「……」
カレン「消えた……?」
ルルーシュ(ギアスが通じた……少なくとも人間だったのか……?)
C.C.「はぁ……なんだ、性質の悪い肝試しだったな……最後にあんな大物を用意しておくなんて」
ユフィ「あはは……」
カレン「ユーフェミア様、手を」
ユフィ「ありがとう……」ギュッ
カレン「……あの」
ユフィ「はい」
カレン「あたしも……日本をよくするためにできることをします……だから……」
ユフィ「はい。私も……できることをします。やっと初めて、前へ進めたのですから」
カレン「うん」
ユフィ「ふふっ」
ルルーシュ「よし、出るぞ」
C.C.「賛成だ。息が詰まる」
464:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 03:12:17.17 ID:
c1qetO5E0
保健室
スザク「皇帝陛下の容態は?」
セシル「大丈夫です。顔が腫れ上がってるだけですから」
ロイド「歯も骨も大丈夫。皇帝陛下が頑丈でよかったね、スザクくんっ」
スザク「はい……」
セシル「明日の朝にはきっと目を覚ますと思うわ」
ナナリー「よかったです……」
ダールトン「仕掛けの回収は済んだぞ」
ギルフォード「今から体育館で就寝するための寝袋を配る。枢木、手伝ってくれ」
スザク「わかりました」
ロイド「ま、これでイベントは無事しゅーりょー。おめでと~!!」
セシル「はい」
ナナリー「……」
ロイド「大丈夫だから、お兄さんのところにいきなよ」
ナナリー「はい」
465:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 03:15:19.04 ID:
c1qetO5E0
体育館
ギルフォード「えー、寝る箇所は指定している。中心から西側は男性、東側は女性だ」
ダールトン「誰の隣でも構わない」
ユフィ「カレーン、隣で寝てください!」
カレン「えー?」
ユフィ「嫌ですか?」
カレン「いいよ」
ユフィ「わーい」
ルルーシュ「疲れたな……」
スザク「ルルーシュの隣、ゲット」
ルルーシュ「お前しか取るやついないって」
スザク「そう?」
C.C.「……」スタスタ
カレン「……ユフィ、ちょっと飲み物買ってくる」
ユフィ「はい」
467:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 03:18:11.73 ID:
c1qetO5E0
ルルーシュ「……」
シャーリー「会長!!寝ましょう!!」
ミレイ「はいはい」
咲世子「では、私はこれで」
ミレイ「咲世子さんも、一緒に」
咲世子「しかし、同じ場所で寝るなどと恐れ多い……」
シャーリー「そんなの今日はなしなし!!」
ナナリー「はい。みんなで川の字になりましょう」
ミレイ「じゃあ、ナナリーは中央ね」
ナナリー「はい」
ルルーシュ「……」
スザク「ルルーシュ?」
ルルーシュ「忘れ物をしたみたいだ」
スザク「忘れ物?」
ギルフォード「む……?姫様は……いずこに……?」キョロキョロ
471:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 03:23:07.46 ID:
c1qetO5E0
C.C.「なんのようだ?」
カレン「ルルーシュなの?」
C.C.「なんのことだ?」
カレン「ルルーシュがゼロなの?」
C.C.「そうだ。といえば、どうする?」
カレン「……!」
C.C.「違うといえば、お前は納得するのか?」
カレン「それは……」
C.C.「お前はゼロという男に惚れたのだろう?それともゼロの中身に惚れていたのか?」
カレン「違う!!」
C.C.「なら、ゼロの中身がルルーシュでも、お前は奴を信じればいい」
カレン「……」
C.C.「奴の名誉のために言っておいてやる。―――あいつは本物だ。ブリタニアを本気で壊そうとしている」
カレン「わかった……もういいよ。変なことを聞いて、ごめん」
C.C.「従順もそこまでいけば、可愛いな」
472:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 03:26:41.60 ID:
c1qetO5E0
コーネリア「……ユフィ……どこだぁ……」
ミシ……
コーネリア「……」ビクッ
コーネリア「まさか……あの怪物に……」
ガシッ!
コーネリア「うあぁぁああああ!!!!!」
ルルーシュ「姉上!!俺です!!」
コーネリア「ルルーシュ……か……」
ルルーシュ「もう肝試しは終わりました」
コーネリア「そ、そうだったのか……。あ、あの化け物は?!」
ルルーシュ「ユフィが倒しました」
コーネリア「す、すごいな……」
ルルーシュ「……姉上?」
コーネリア「マリアンヌ様を殺したのは……私ではない」
ルルーシュ「……!」
474:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 03:30:22.37 ID:
c1qetO5E0
コーネリア「お前はそれが知りたかったはずだ」
ルルーシュ「犯人は?」
コーネリア「知らない」
ルルーシュ「シュナイゼルではないのか?」
コーネリア「兄上でもない……。あの日、マリアンヌ様自身が警護を外したのだ……」
ルルーシュ「それでは……」
コーネリア「マリアンヌ様は自分から……」
ルルーシュ「……」
コーネリア「ルルーシュ……もう少しなんだ……お前とナナリーのために……私が……」ギュッ
ルルーシュ「姉上……」ギュッ
コーネリア「もう少しだけ……待ってくれ……頼む……」
ルルーシュ「姉上……信じます……」
コーネリア「ありがとう……ルルーシュ……」
ルルーシュ「コーネリア……」
コーネリア「ルル……シュ……」
475:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 03:31:17.33 ID:trs65iLd0
えんだあああああ
476:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 03:33:44.21 ID:LgfbSN6n0
きんしん・・・いやなんでもない
478:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 03:37:22.54 ID:
c1qetO5E0
コーネリア「んー……」
ルルーシュ「姉上?
コーネリア「え?な、なんだ!?」
ルルーシュ「シャルルは何故、今回のような計画を?」
コーネリア「ああ……実は……お前たちの授業参観をしていないことを思い出したらしい」
ルルーシュ「……は?」
コーネリア「お父様は割りとマメでな。息子娘の授業参観や体育祭は必ず一度は見に来る」
ルルーシュ「……」
コーネリア「私は三回ほど、見にきてくれた。だが、幼少のころに皇位継承権を捨て、日本へ渡ったお前たちの授業参観だけは行けなかった」
ルルーシュ「それを最近、思い出して……?」
コーネリア「ああ。だが、ナナリーはともかく、高等部に参観日などない。だから……」
ルルーシュ「無理やりに計画したのか」
コーネリア「そういうことだ」
ルルーシュ「くだらないな……」
コーネリア「お父様が父親であることを実感できる特別な日だ。悪くいうことは許さんぞ、ルルーシュ?」
479:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 03:39:48.42 ID:jhCkSPGBO
ネリ様きゃわわ
480:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 03:43:21.86 ID:
c1qetO5E0
ルルーシュ「わかりました」
コーネリア「では……続きを……」
ギルフォード「殿下!!」
コーネリア「ギルフォード?!」ビクッ
ギルフォード「ご無事でしたか……よかった。皇帝陛下が暴行されるという凄惨な事件も起こったのです。何卒、お気を付けを」
コーネリア「なんだと?!お父様が?!犯人は?!」
ギルフォード「それが何分、演出のために学園内の証明を極限まで暗くしておりましたので……顔までは」
コーネリア「ええい!!どうせ、ゼロの仕業だ!!探せ!!!私はルルーシュに体育館まで連れて行ってもらう!!心配するな!!」
ギルフォード「イエス、ユア・ハイネス!!」
コーネリア「全く……」
ルルーシュ「姉上?」
コーネリア「ああ、すまないな。ルルーシュ。では……」
ルルーシュ「体育館に行きましょう」
コーネリア「あ、まて!!おい!!」
481:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 03:47:24.16 ID:
c1qetO5E0
体育館
ダールトン「では、消灯します!!」
フッ……
ミレイ「えーでは、恒例の好きな人告白ターイム!!」
コーネリア「こ、こら!!何を下世話なことを!!」
ミレイ「コーネリア総督もこういうのがしたいから、雑魚寝をしようとしたんですよね?」
コーネリア「ち、ちがう!!そんなこと……ある……ものか……」モジモジ
ユフィ「もう、お姉様ったら」
ミレイ「じゃあ、シャーリーから!!―――と思ったけど、ルルーシュだよねー」
シャーリー「勝手に決めないでください!!」
ミレイ「カレンは?」
カレン「あたし?!あたしは……えーと……その……ルル……シュ」
ユフィ「カレンもルルーシュのことが好きなんですか?!」
カレン「声が大きい!!」
シャーリー「やっぱり……」
484:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 03:51:27.17 ID:
c1qetO5E0
カレン「そういう会長はどうなんですか?」
ミレイ「私?私はー……ルルーシュかなぁ、やっぱり」
シャーリー「えぇぇ……」
ユフィ「ナナリーは?」
ナナリー「わ、私ですか……えっと……あの……スザクさん……」
ユフィ「あはっ!私もスザクのことだーいすき!!」
ナナリー「ユーフェミア様……」
ミレイ「じゃあ、コーネリア様は……誰ですかぁ?」
コーネリア「わ、私は……その……」
シャーリー「やっぱり……騎士の人ですか?」
ミレイ「それとも……あの近衛のダールトン卿?」
コーネリア「……ルルーシュ……かな……」モジモジ
カレン「えぇぇぇぇぇ?!!?」
シャーリー「どうして?!なんでルルなんですか?!」
コーネリア「う、うるさい!!仕方ないだろ!!」
487:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 03:52:29.91 ID:Usz4gAyE0
これルルーシュに丸聞こえじゃねえの
488:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 03:53:12.05 ID:TCfvpaZz0
ルルとスザクはもう夢中だろ
491:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 03:56:27.11 ID:
c1qetO5E0
ルルーシュ「あいつら……丸聞こえなんだよぉ……」
スザク「ルルーシュ、モテモテじゃないか」
ルルーシュ「黙れ!」
スザク「よかったね」
ルルーシュ「お前も……ナナリーとユーフェミアに想われているじゃないか。どうするんだ?」
スザク「どうしようかな……選べないから、二人ともってダメかな?」
ルルーシュ「ダメに決まって―――んが!?」
スザク「ルルーシュ?どうしたの?」
ギルフォード「ダールトン卿、足をしっかり持っていてください」
ダールトン「分かっている。ギルも早く、小僧の息の根を止めろ」
ルルーシュ「がぁ……ぁ……!!」
スザク「ルルーシュ?もう寝たのかい?」
ルルーシュ「ス……ザァ……ク……!!」
スザク「おやすみ」
ルルーシュ「ぁ……ぁ……!!」
494:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 04:01:59.85 ID:
c1qetO5E0
翌朝 中庭
シャルル「えー……おはよう……諸君。よぉぉく、眠れたかぁ?」
ルルーシュ「……いつの間に寝たんだ……俺は……」
咲世子「大丈夫ですか?ルルーシュ様?」
ルルーシュ「ああ……気がついたら咲世子が……隣にいたな……ダメだ……思い出せない……」
シャルル「ではぁぁ!!!ワシは目的を果たしのでぇぇぇ!!!帰ると、するぅ!!」
コーネリア「ルルーシュ、ナナリー。またな」
ナナリー「はい」
ルルーシュ「他の者にも挨拶しろ」
シャーリー「そうですよぉ」
ミレイ「差別だー」
コーネリア「差別ではない!!これは区別だ!!!」
カレン「言い切るのね……」
ユフィ「カレン、またね」
カレン「うん……また……学校で会いたいよ……貴方とは」
495:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 04:05:40.79 ID:
c1qetO5E0
スザク「長い1日が終わったね」
ルルーシュ「全くだ……」
スザク「あ、そうだ。ルルーシュ、僕は決めたよ」
ルルーシュ「なに?」
スザク「やっぱり、浮気はダメだと思うから」
ルルーシュ「お前……兄として妹を悲しませるようなことだけはさせないぞ!!」
スザク「じゃあ、どっちも選んでいいのかい?」
ルルーシュ「それもだめだ!!」
スザク「大丈夫。きっと分かってくれるよ。それじゃ、仕事があるから」
ルルーシュ「待て!!スザァク!!!」
スザク「君も一人にしなよー!!浮気するとみんなが悲しむからー!!」
ルルーシュ「スザァァァク!!!」
ミレイ「いいこというわね、スザクくん」
ルルーシュ「会長?!」
シャーリー「ルル……」
498:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 04:10:40.20 ID:
c1qetO5E0
自室
C.C.「で、逃げてきたのか?」
ルルーシュ「当然だろう」
C.C.「そうだよな……。お前が誰を選ぶかなんて……決まっているからな」
ルルーシュ「そうだ……俺はナナリーが―――」
C.C.「違うだろ?」ピラッ
ルルーシュ「それは?!」
C.C.「お前がスケッチブックに書いた名前……ナナリー以外では、私だけだ。つまり……」
ルルーシュ「勘違いするな!!それは……お前しかいなかったからで……!!」
C.C.「私しか、居なかったんだろ?わかってるよ」ギュッ
ルルーシュ「離れろ!!魔女め!!」
C.C.「私を選んだからには……骨の髄まで……ふふっ」
ルルーシュ「骨の髄までなんだ?!」
C.C.「ルルーシュっ」
ルルーシュ「離れろ!!魔女がぁ!!」
501:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 04:16:10.25 ID:
c1qetO5E0
―――数ヵ月後 12月31日
ナナリー「今年も終わりですね……」
ルルーシュ「そうだな」
C.C.「ふんふふーん」ギュッ
ルルーシュ「離れろ!!」ググッ
ピリリリ
ルルーシュ「はい?」
シャルル『ルルーシュよ……』
ルルーシュ「今度はなんだ?!」
シャルル『明日、ブリタニア皇族全員が集まる。むろぉぉん!!ルルーシュもナナリーも……参加する、ぞぉぉぉぉ!!!!』
シャルル『場所は!!アッシュフォード学園、クラブハウスだ!!!ぬぁっはっはっはっはっは!!!!』
ルルーシュ「……」
ナナリー「お兄様?今度はシュナイゼル兄様もこられるんですか?」
ルルーシュ「もう……勝手にしろぉぉぉ!!!!」
おしまい。
506:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 04:19:43.60 ID:5Hjkaivc0
乙
510:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 04:21:33.96 ID:BnPDGf7t0
乙ー
正月だから家族集合とは…おのれシュナイゼル!皇族を皆殺しに皇位を簒奪するつもりだな!
511:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 04:22:26.44 ID:8dMfUCQA0
乙
シャルルが可愛かった(少並感)
514:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 04:25:18.89 ID:VX6VhnFgO
>>1乙
で、ネリ様とルルーシュのいちゃこらはよ
519:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 04:43:11.16 ID:xL1DncoN0
おせちとお年玉の文化をブリタニアに輸入するんですね、わかります。
522:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 05:06:24.29 ID:hQlZAqh20
やっと完結したか乙
526:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 07:09:26.35 ID:wmAF6C6H0
リヴァルって誰だっけ
537:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/27(金) 09:16:45.31 ID:0KqyCmYt0
イエス乙ハイネス!
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