前回→真尋「ニャル子を無視し続けたらどうなるか」
4:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/07(木) 22:22:20.14 ID:
nu2K5UL70
ニャル子「真尋さんがいつまでたっても反応してくれません……」
ニャル子「先日そのことを珠緒さんに相談したら、『押してダメなら引いてみろ』って言われちゃいましたよ」
ニャル子「まあ、今まではダメ押しをし過ぎたのかもしれませんね……」
ニャル子「ってことで、今日から何日か、真尋さんをあえて無視することにしましょう」
真尋「ただいまー」
ニャル子「おか……(えりなさい真尋さん、なんて普段は言うところですが、ここは黙ってます!)」
ニャル子「(これで異変を感じた真尋さんが、声をかけてきてくれるはず……)」
真尋「はー、腹減ったなあ。冷蔵庫になんか食べるものあったかなあ?」
ニャル子「(って、いきなり私をスルーして台所の方に行きましたよ)」
太陽曰く燃えよカオス - 後ろから這いより隊G
11:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/07(木) 22:31:08.12 ID:
nu2K5UL70
真尋「あ、ちーかまがある。食べちゃお」
シャンタッ君「みーみー」クイクイ
真尋「お、なんだ。お前も食べたいのか?」
シャンタッ君「みー!」バサッ
真尋「はい」
ニャル子「(グヌヌ……主人である私をさしおいて真尋さんといい関係になるとは)」
真尋「ん、おいしい」
ニャル子「(でも、長くて肌色っぽい色をした棒を咥えた真尋さんには、どこかグッとくるところを感じますね)」
10:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/07(木) 22:29:21.92 ID:U4JerHv50
ハス太は俺が幸せにするから続けて
12:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/07(木) 22:31:27.49 ID:irPSpkRbO
ハス太はルーヒーさんといちゃついてるよ
14:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/07(木) 22:38:25.44 ID:
nu2K5UL70
真尋「それにしても、さっきから視線を感じるような」
ニャル子「(ギクゥッ!やば、もしかして気づかれました?)」
クー子「……少年、ゲームしない?」
真尋「ん、いいぞ。何やる?」
クー子「……これ」
真尋「よし、じゃあやるか。シャンタッ君、おいで」
シャンタッ君「みーみー」
真尋(シャンタッ君は可愛いなあ)
ニャル子「(真尋さん、そろそろ私のことに気付いてくださいよぅ)」
15:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/07(木) 22:41:50.13 ID:
nu2K5UL70
真尋(……さっきからなんか違和感があるんだけど、なんだろうな)
クー子「……少年、ボーっとして、どうしたの?」
真尋「ううん、なんでもない。始めようか」
クー子「……今日は負けない」
真尋「僕も本気で行くよ」
クー子「……望むところ」
ニャル子(クー子の奴も何いい雰囲気になってやがるんですか!真尋さんの隣は私の特等席ですよ!)
16:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/07(木) 22:50:26.41 ID:
nu2K5UL70
――夜――
真尋「今日は母さん遅くなるから先食べててだってさ」
クー子「……そう」
真尋「おーい、ハス太、ニャル子、ご飯だぞー!」
ハス太「はーい!」
ニャル子「……」
真尋「そういえばニャル子、今日帰ってから見てなかったけどどこにいたんだ?」
ニャル子「……」ツーン
真尋「おいニャル子……?」
ニャル子「クー子、ご飯くださいな」
クー子「……はい」
真尋「…………?」
ニャル子(真尋さん、戸惑ってますね。でも今の私は本気ですから、
真尋さんがウルウル涙目で『なんで僕を無視するんだよぅ』とか言って泣きついてくるまで、絶対に無視はやめませんよ!)
ハス太「ニャル子ちゃん、どうしたの?なんか悪い顔してるよ?」
ニャル子「いやいや、ちょっと考え事をしてただけですよ」
20:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/07(木) 23:05:14.80 ID:
nu2K5UL70
真尋(結局、僕が寝るまで一回も話しかけてこなかったな)
真尋(ニャル子の奴、一体どうしたんだろ?珍しいこともあるもんだな)
真尋(……寝よう)
ニャル子(あれ?おかしいですね、予想ならそろそろ真尋さんからアタックが来るはずなんですが……)
ニャル子(ちょっと真尋さんの様子を見に行きますか)
ガチャ
真尋「zzz……」
ニャル子(完全に寝てますね、これは)
ニャル子(私のことは気にしてないって事なんでしょうか……)
真尋「……ニャ……ル……」
ニャル子(!……そうでもないみたいですかね)
いいや誰かつづき頼んだ
41:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/07(木) 23:55:41.22 ID:
bcCCDAMQ0
朝
パタパタ
真尋「止まれ、シャンタッ君、起こすときは呼びかけるだけで良いって言っただろ、どうしてまた舐めようとしているんだ」
シャンタッ君「みー?みー!」
真尋「ごめんな、何いってるか分らないからあれだけど、起こすときは舐めなくていいからな、ほらいくぞ」
真尋「ってあれ、そういえば母さん帰ってきてないのか、朝ごはん作るのは僕か、まぁ仕方ない、シャンタッ君が5時に起こしてくれたし問題ないな、ああ、問題ない」
真尋「それにしてもシャンタッ君、もしかして母さんが帰ってきてないのに気づいてたのか?まぁなんにせよありがとう」
シャンタッ君「みー」
42:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 00:00:18.59 ID:
y/BRZdLT0
真尋「そろそろあいつら起こさないといけない時間かな・・・って起きてきたか」
クー子「・・・・・・少年、おはよう」
ハス太「真尋君、シャンタッ君おはよう」
真尋「ああ、おはよう」
ニャル子「シャンタッ君おはようございます」
真尋「ん?」
クー子「・・・・・・少年、朝ごはんよそって」
真尋「ああ、そうだな」
真尋「やっぱりニャル子がなんだかおかしい」
39:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/07(木) 23:51:48.65 ID:27s15CgU0
44:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 00:03:39.87 ID:
y/BRZdLT0
真尋「ほらさっさと食べろ、遅刻するぞ」
真尋「ほらニャル子もニュースなんか見てないでとっとと食べろ」
ニャル子「それにしても月曜なんて憂鬱ですねぇ、どうして奴はやってくるんでしょうかねえハスター君」
ハス太「えーっと仕方ないんじゃないかなぁ・・・?」
真尋「ほらいいから食べろ食べろ、もうあと20分ほどで出ないと間に合わないぞ」
ハス太「ああ、うんごめんなさいいただきます」
45:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 00:08:43.61 ID:
y/BRZdLT0
真尋「にしても母さんはまた父さんのところにでも寄ってるんだろうか、とりあえず鍵はかけとかないとな」
真尋「ほらニャル子、早く出ろ」
ニャル子「・・・・・・」
真尋「んー?やっぱりなんか・・・」
クー子「・・・・・・少年?どうかした?」
真尋「ん、ああクー子、いやニャル子の奴妙にふてぶてしいと言うかつーんとしているというか」
クー子「・・・・・・少年、女の子はたまに機嫌の悪くなる日だってある」
真尋「ふーん、そんなもんかぁ、っておまえらもう女の子って年でm」
クー子「・・・・・・少年、次はないって言ったはず」ギリギリ
真尋「いたたたたた、おいよせ、朝っぱらからヘッドロックはやめてくれ、僕が悪かった」
真尋「ん?」
真尋(年齢の話したのにニャル子が何の反応もしない、何がどうなってるんだ)
47:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 00:11:53.53 ID:
y/BRZdLT0
ニャル子(突っ込んじゃだめだ突っ込んじゃだめだ突っ込んじゃだめだ突っ込んじゃだめだ)ブツブツ
ハス太「ニャ、ニャル子ちゃん?顔すっごい怖いよ・・・?」
ニャル子「おっといけねえ、いや何でもないですよ」
真尋「なぁおいハス太、またシャンタッ君連れてきてるのか?」
ハス太「え?だめなの?」
真尋「いや、おまえら邪神供の常識がどうなってるのか知らんが、都合のいい結界があるにしても普通動物は持ち込んじゃだめだろ」
ハス太「そうなの?」
真尋「ああでもあいつらなんだかんだで僕らのことあんまり詮索しないし大丈夫、なんだろうか、まぁあんまりシャンタッ君を一人にするのもかわいそうだしな」
ハス太「うん!」
48:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 00:15:29.18 ID:
y/BRZdLT0
真尋「おはよう余市」
余市「おはよう八坂君」
真尋「ふう」ガタッ
余市「どうしたんだい、またため息なんかついて」
真尋「いや、いつものことなんだけど母さんが昨日帰ってこなくて朝ちょっとバタバタしてさ・・・」
ニャル子(ぐぬぬ・・・全然構ってくれないじゃないですか、想定の範囲外ですねぇ・・・)
珠緒「おはよーニャル子ちゃん、今日はいつにもまして八坂君がツンツンしてるの?あんまり喋ってないみたいだけど」
ニャル子「おっと珠緒さん、グーテンモーゲンです、ちょっとこっちゃきてくださいこっちゃ」
珠緒「オッケーオッケー、八坂君あたりに聞かれたくないのかな?」ヒソヒソ
ニャル子「だいたいそんなところですよええ」ヒソヒソ
49:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 00:18:36.29 ID:
y/BRZdLT0
珠緒「へー八坂君のことを無視ねぇ」
ニャル子「そうですよ、無視したら真尋さんがそわそわして構ってきてなんだか主導権握る流れができると思ったんですけどねぇ」
珠緒「そんな駆け引きなんてすごいね」
ニャル子「そうですよ、私これでも大人の・・・なんでもないです」
珠緒「え?」
珠緒「でも今のところうまく言ってないんでしょ?他に策とかないの?」
ニャル子「今のところ無視するってことしかないですねぇ」
珠緒「じゃあさ、他の誰かと仲良くしてるところを見せ付けるーとかはどうかな?」
ニャル子「ナイスアイディアですよ珠緒さん!」
52:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 00:21:43.16 ID:
y/BRZdLT0
キンコンカンコン
ニャル子「にしても、真尋さんが嫉妬に狂いそうな相手ですか・・・・うーん・・・余市さん・・・?」
ニャル子「いやしかし、下手をすると・・・」
ニャル子「まぁお昼に行動してみますか」
ニャル子「うへへ・・・うっへっへ」
ニャル子(真尋さん、待っててくださいね)
真尋(なんだか右のほうから妙などす黒いオーラのようなものが・・・)
54:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 00:25:11.58 ID:
y/BRZdLT0
真尋「さて、昼休みか」
余市「じゃあ俺はまた邪魔にならないように退散退散」
ニャル子「ちょーっとまったー」
真尋「どうした?ニャル子」
ニャル子「d」ガブッ
ニャル子(あぶねえええいつものテンションで受け答えするところでした)
ニャル子「余市さんお待ちになって」
余市「ん?何か用かな?」
ニャル子「いえ、たまにはご一緒にお昼でもと」
余市「いや、それだと八坂君とニャル子さんやクー子さんのお邪魔になるんじゃ」
ニャル子「いえいえ、そんなことありませんからほらご一緒に」
真尋「うん、僕も久々に一緒に食べたいな、こいつら来てからまったく一緒に行動できなかったし」
余市「うーん、わかったよ」
57:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 00:31:23.29 ID:
y/BRZdLT0
真尋「今日はニャル子の作った弁当か、また妙な物材料に入れて作ってないだろうなぁ・・・」
クー子「・・・・・・大丈夫、私が先に食べつくすから少年はお残りを食べればいい」
真尋「いや全然大丈夫じゃないからそれ」
ニャル子「余市さんちょっとちょっと」
余市「ん?ああ何かな?」
ニャル子「ちょっと耳を貸してくださいな」
ニャル子「今ちょーっと作戦途中でして、余市さんにも協力してほしいんですよ、真尋さんがなかなかデレてくれなくて」ボソボソ
余市「んーまぁそういう話は今まで聞いたことなかったからね、照れてるだけだと思うよ」ボソボソ
ニャル子「じゃあちょっとだけ話を合わせてくださいな、いざというときは頼みます」
余市「うん、わかった、できるだけ協力するよ」
ニャル子(本当にこの人は聖人君子か何かですか、まったく真尋さんに対しての嫉妬とかを感じませんね、普通彼女とかできたらちょっとくらい妬いても良いんじゃないですかね)
59:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 00:36:14.11 ID:
y/BRZdLT0
真尋「あいつら何をこそこそと、嫌な予感が・・・っておいクー子おまえ本当に全部食うつもりか!?」
クー子「・・・・・・ニャル子の作ったご飯は全部私のもの、少年の作ったご飯も私のもの」
真尋「いやいや、流石に食いすぎだから、僕らの分も考えろ、ハス太ちょっと手伝え、シャンタッ君もほら」
ハス太「えっと、ほらクー子ちゃん、食べすぎはほら、体重とか増えるし」
クー子「・・・・・・私、全部炎になるから問題ない」
真尋「だから、僕らが食べられないっての!」
ニャル子(クー子の奴め・・・あいつが注意を引くせいで全然真尋さんがこっちに気づかないじゃないですか)
61:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 00:41:37.36 ID:
y/BRZdLT0
ニャル子「余市さん、お願いします」
余市「えーっと、わ、わーすごいおいしそうな弁当だー」
ニャル子「ほ、ほらー丹精込めて作ったお弁当ですよー」
真尋「何やってんだおまえら、その三文劇、大体もう弁当ほとんど食い散らかされてるぞ」
ニャル子「クー子、あんたちょっとこっちゃきなさい」
クー子「・・・・・・何?ニャル子?食後のデザートでもくれるの?」
ニャル子「てい」バキッ
クー子「・・・・・・わが生涯に、一片の悔いなし・・・」ゴフ
ニャル子「ったく邪魔ばかりしくさりやがって」
ニャル子「ほーら余市さんからあげですよー、さーどんどん食べてください」
真尋(また鶏以外の肉とか使ってないだろうなこいつ、頼むから余市には妙なもの食わせるなよ)
余市「ああ、えっといただきます、芝居はまだ続けるのかい?」
ニャル子「あーそれはもういいです、すみませんでした」
63:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 00:46:05.07 ID:
y/BRZdLT0
真尋(おかしいな、昼休みなのに休めた気がしない・・・)
珠緒「おやおやー今日は八坂ファミリーに余市君まで追加ですか」
ニャル子「おや珠緒さん」
珠緒「いやーお昼毎日一緒なんてやっぱり熱々だよねぇ」
ニャル子「そんなことないですよ珠緒さん」
ニャル子&珠緒「「うぇっへっへ」」
珠緒「おっとそんなことより余市君」
余市「なんだい?」
珠緒「普通に歩いてお昼食べにいったんだよね?」
余市「うん、そうだけど」
珠緒「んー・・・」
珠緒(じゃあなんでいつもどおり見失うんだろう、わっかんないなー)
64:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 00:48:14.47 ID:
y/BRZdLT0
珠緒「んじゃまったねー」
真尋「はぁ・・・まだ昼の授業があるのか」
余市「いつもあれだけ賑やかなお昼だったのかい?」
真尋「ああ・・・まぁ大体あんな感じだな、毎日」
余市「いいじゃないか、楽しそうで」
真尋「まぁ静かなよりかは幾分か好きだけどさぁ、毎日は流石に疲れるって」
65:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 00:50:16.30 ID:
y/BRZdLT0
ニャル子(お昼の時間もだめ、となればやはり放課後にやるしかありませんね、しかしどうすれば・・・)
ニャル子(ただ無視するだけじゃ構ってもらえないだけじゃないですか、おいしくないですこのままじゃ・・・)
ニャル子(ちい、まぁ時間はたっぷりあります、授業なんて聞かなくたって生きていけますよ、ええ、試験で点とれば文句は言われません)
ニャル子(どうすれば、どうすれば・・・)モンモン
クー子「・・・・・・またニャル子が黒いオーラだしてる」
69:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 00:56:15.75 ID:
y/BRZdLT0
ニャル子「ちい、もう放課後じゃないですか、今度は私が紅王症候群ですか、とっととボス倒してくださいよ吸血鬼の子孫さん」
真尋「またこいつはわけのわからんことを」
ハス太「ニャル子ちゃんはたまにこうなるからね」
クー子「・・・・・・少年お腹減った」
真尋「はぁ、またルーヒーのところのたこ焼きでも食うか?」
ハス太「ルーヒーさんのところいくの?」
真尋「あ、でもちょっと待ってくれ、母さん結局帰ってきたのかわからんからちょっと電話してみる、もしかしたら晩御飯も用意しないといけないし」
クー子「・・・・・・少年早く、私の本能が疾走する前に」
真尋「ああ、もうそう急かすな、もしもし母さん?え、まだ帰ってこれない?わかった、ご飯はなんとかするから、うん、ばいばい」ガチャッ
真尋「母さん帰ってこれないって、買い物もして帰るからとりあえずいつもの公園だな」
ハス太「はやくいこっ真尋君」グイグイ
ニャル子「あれ、私会話してなくないですかこれ」
クー子「・・・・・・ニャル子、どうしたの、行くよ」
70:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 00:59:56.45 ID:
y/BRZdLT0
ルーヒー「あら、八坂真尋、いらっしゃい」
真尋「ああ、いつもどおり1パック頼む」
ルーヒー「八坂真尋、あなたも食べればいいのに、どうして食べないの?」
真尋「いやまぁなんというか・・・」
ルーヒー「あなたの考えているようなものは入っていないわ、全部正真正銘地球産のものよ」
真尋「いやまぁわかっちゃいるけどどうにもその絵をみると食欲が・・・」
ルーヒー「そう」
ハス太「ルーヒーさん、こんにちは」
ルーヒー「ええ、こんにちは、ほらさめないうちに食べちゃいなさい」
ハス太「うん」
71:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 01:04:27.96 ID:
y/BRZdLT0
真尋「どうした、クー子食べないのか?」
クー子「・・・・・・ガイアがもっと冷ましてから食べろと囁く」
真尋「そういえば猫舌だったな」
ニャル子「だったらあんたは最後に食べなさい、私が先に食いますから」
真尋「あー、ニャル子、クー子、僕の分も食べて良いぞ」
クー子「・・・・・・少年、そんな餌に釣られない」
真尋「いや釣る気はないから、で、ニャル子はいるのかいらないのか、はっきりしろ、返事しないならハス太にやるぞ」
ニャル子(ぐぬぬ・・・なんだか不利益しか被ってませんねこれ)
真尋「なんだ、いらないのか、じゃあハス太、僕の分食べて良いぞ」
ハス太「うん、ありがと真尋君」
ニャル子「ああん、シャンタッ君ですか、ほらお食べなさいな」
シャンタッ君「みー」
73:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 01:07:51.30 ID:
y/BRZdLT0
真尋「さてそろそろ晩飯用の買い物に」
クー子「・・・・・・少年待ってほしい、そんなに急には食べれない」
真尋「どこのクリーニング屋のバイトだよおまえは、そんなに猫舌深刻だったのか」
クー子「・・・・・・そんなことない」パクッ
クー子「・・・・・・・・・・・・少年、水がほしい」
真尋「見得はるなよ、ほらペットボトルのお茶だ飲め」
クー子「・・・・・・ありがとう」ゴクゴク
真尋「さて帰るぞおまえら、ほらさっさとしろ、ニャル子も立て」
ニャル子「・・・・・・」
74:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 01:09:54.07 ID:
y/BRZdLT0
真尋「ニャル子?おいどうした?」
真尋「返事くらいしろって、まったく、置いていくぞ」
ルーヒー(あのニャルラトホテプは何を考えているのかしら?まぁ私には縁遠いことかしらね)
ハス太「じゃあルーヒーさん、またね」
ルーヒー「ええ、また明日、車に気をつけてね」
ハス太「うん」
75:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 01:13:15.07 ID:
y/BRZdLT0
真尋「じゃあ僕、晩御飯の準備するから、クー子はお風呂入れてくれ」
クー子「・・・・・・OK,フォーマルハウト」
真尋「おまえ、お風呂を地獄にでも変えるつもりか、普通でいいんだ普通で」
真尋「ニャル子は洗濯物取り込んどいてくれ、ニャル子?おいニャル子?」
真尋「またか・・・ったく、じゃあハス太、変わりに頼む」
ハス太「うん、任せて」
真尋(ニャル子の奴どれだけ機嫌悪いんだ、何かしたっけなぁ僕)
ニャル子(真尋さんもまったくいつもとかわりませんねぇ、効果ないんですかね)
76:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 01:16:46.32 ID:
y/BRZdLT0
ニャル子(困りましたね、やっぱり妙手が思い浮かびません、晩御飯・・・晩御飯・・・突撃隣の・・・ダメだ、年が、いやそうじゃないそうじゃないでしょーが)
ニャル子「そうだ、この手がありました、これでかつる!」
真尋「急に黙ったり叫びだしたり忙しい奴だな」
ニャル子「」
ニャル子(心臓止まるかと思いました・・・)
真尋「ほらもう晩御飯だから変な妄想はその辺にしとけよ」
78:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 01:19:59.23 ID:
y/BRZdLT0
真尋「ごちそうさまでしたっと」
クー子「・・・・・・少年、ごちそうさま」
真尋「お粗末様」
真尋「僕洗物あるから先に風呂入ってて良いぞ、誰でもいいから」
ハス太「えーっとじゃあお先に」
クー子「・・・・・・どうぞどうぞ」
ニャル子「どうぞどうぞ」
ハス太「あ、あれー?テレビでやってたんだけどなぁ・・・シャンタッ君お風呂はいろ?」
シャンタッ君「みー」
79:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 01:22:42.44 ID:
y/BRZdLT0
真尋「んーなんだか知らんが今日は疲れた、次僕お風呂はいっていいか?」ガチャガチャ
クー子「・・・・・・かまわない」
真尋「ん、ありがと」ガチャガチャ
ニャル子(やっときましたね、この時間が)
ハス太「お風呂あがったよー」
真尋「洗い物も済んだし、入るか」
80:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 01:26:16.98 ID:
y/BRZdLT0
ワシャワシャ
ニャル子「そろそろ体でも洗ってる頃でしょうか、こちらスネーク、脱衣所に潜入した」コソコソ
ニャル子「ではミッションを開始する」ガチャ
真尋「え、誰かいるのか?おい返事しろ誰だ、シャンプー中にきやがって」
ニャル子「・・・」
真尋「っておいニャル子何やってんだお前」
ニャル子「・・・」
真尋「くそ、これじゃゆっくり風呂にも入れないじゃないか」
クー子「・・・・・・ニャル子、何やってるの」
82:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 01:30:43.85 ID:
y/BRZdLT0
ニャル子「げぇ!クー子あんた、人が風呂に入ってるときに何ですか、野暮な奴ですね」
真尋「野暮はお前だ、なんで僕が入ってるのに入って来るんだよ」
クー子「・・・・・・ニャル子はずるい、せめて3人で一緒に入るなりするべき」
ニャル子「何いってるんですか今この場に2人しかいませんよ」
真尋(ん?)
ニャル子「ほら良いからさっさとでていきなさいな」
クー子「・・・・・・ニャル子?やっぱり何か変、少年と何かあった?」
ニャル子「何のことですかまったく訳が分りませんよ」
真尋「訳が分らないのはこっちだ、どうした、僕のこと見えないのか?」
ニャル子「ほらさっさとでていきなさいな」
真尋「おいちょっとまてクー子、待ってくれ、どうなってるんだニャル子は」
クー子「・・・・・・少年、後で部屋に」
真尋「ん、わかった、僕もすぐ出るから」
83:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 01:35:54.43 ID:
y/BRZdLT0
ニャル子「ふう、やーっと真尋さんも私のことが気にかかりだしたようですね、まったく長いったらありゃしませんよ」
ニャル子「後は真尋さんから言質をとるだけですね、ククク」
真尋「というわけで、クー子、ニャル子のこと、なんか分らないか?」
クー子「・・・・・・私にもよくわからない、いくら機嫌が悪くてもここまでは普通できない」
真尋「邪神の考えてることなんていつも分らないけどな、おまえやハス太くらい素直ならまだ分ったかもしれないけど」
真尋「大体あいつが何らかの企みをもって行動してる時点で何かしらのいやな予感がするんだよなぁ」
クー子「・・・・・・何を考えてるか分れば対処もできる」
真尋「そうは言っても、あいつの考えてることなんて・・・」
85:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 01:39:18.25 ID:
y/BRZdLT0
真尋「いや、待てよ、あいつの考えに近い奴が一人居た」
クー子「・・・・・・少年?教えて」
真尋「いや、おまえだよお前、客観的にみればクー子⇒ニャル子=ニャル子⇒僕ってことになってるはず」
真尋「だからクー子が思いつくことがそのまま奴にも当てはまるんじゃないだろうか」
クー子「・・・・・・なるほど、少年冴えてる」
真尋「それで、クー子がニャル子相手に今朝あたりからの行動をとって何らかの利益になることって思いつくか?」
クー子「・・・・・・ちょっと難しい・・・」
86:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 01:42:17.85 ID:
y/BRZdLT0
クー子「・・・・・少年、ごめんなさい、ちょっと分らない」
真尋「まぁそうだよな、近いといってもお前のほうがずいぶん素直だし、まぁ僕は素直なほうが好きだしな」
クー子「・・・・・・少年は私の高感度にも手を出したいの?」
真尋「いやそういうつもりじゃない、loveじゃなくてlikeのほうの好きだからな」
クー子「・・・・・・何か思いついたら教えに来る」
真尋「ん、うんありがとう、おやすみ」
クー子「・・・・・・おやすみ」
87:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 01:44:00.89 ID:iGSHSExHi
真尋惚れるわ
88:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 01:45:12.59 ID:Uaub7/5R0
>>クー子「・・・・・・少年は私の高感度にも手を出したいの?」
「高感度にも手を出したいの?」
「高感度」
…ウッ………………………ふぅ……
89:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 01:46:46.04 ID:
y/BRZdLT0
ニャル子「ちいっ、あの二人妙にいい感じの空気作ってやがりましたね、クロックアップして遭遇回避する必要があるかはわかりませんが」
ニャル子「にしても危うくばれるところでしたねぇ私の計画、まぁクー子のあんぽんたんに思いつくような低俗な計画じゃないってんですよ」
ニャル子(あと少しです、あと少しで真尋さんも陥落してくれるはず、そのときこそ)
ニャル子「私は新世界の邪神になる」ドヤァ
ハス太「何やってるのニャル子ちゃん、あんまり大声だすのは・・・」
ニャル子「おっとハスター君まだ起きてたんですか、脅かさないでください」
ハス太「シャンタッ君と遊んでたから・・・」
ニャル子「シャンタッ君ってうちのペットのはずなんですけどねぇ、いやまぁ私は一向に構いませんけど」
90:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 01:50:06.99 ID:
y/BRZdLT0
ニャル子「そろそろ真尋さんもお休みになられた時間ですかねぇ」
ニャル子「ところで幻夢郷経由で夢に干渉したりするのは無視の範疇超えるんでしょうかね、私、気になります」
ニャル子「というわけではーい失礼しますよー」
真尋「zzz」
ニャル子「いやー今日の寝顔もよきかなよきかな、じゃあ失礼して」
クー子「・・・・・・読めた、ニャル子のエンディングが」
91:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 01:55:32.03 ID:
y/BRZdLT0
真尋「んー・・・?またシャンタッ君かぁ?のわりにはでかいな、っておいニャル子お前何やってんだ」
ニャル子「・・・」
真尋「なんなんだあいつは、そそくさと出て行きやがって」
真尋「朝っぱらからびっくりさせやがって、っと今日も僕が朝ごはん作らないとダメなのか」
ニャル子(おそらくあと少し、あと少しです、私の計画はもうすぐ成就するはず、今のうちにボイスレコーダーでも準備して)
ニャル子「おや、そういえばこれ、ヤマンソドットコムから届いてましたね、一応持っときますか」
92:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 01:57:54.62 ID:
y/BRZdLT0
クー子「・・・・・・ハス太君、おはよう、おそらくニャル子が少年を狙っている」
ハス太「狙ってるのはいつもじゃない?あ、でもなんか昨日の夜何か叫んでたけどそれも関係あるのかな?」
クー子「・・・・・・それは本当?」
ハス太「何でも新世界の神がどうとか」
クー子「・・・・・・ニャル子はたぶん勝利を確信してる、とめないと、少年が落ちてからじゃ遅い」
ハス太「それは困るよ!」
クー子「・・・・・・ハス太君、利害が一致した、ニャル子の妨害、なんとかしないと」
93:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 02:01:24.76 ID:
y/BRZdLT0
ハス太「でも、どうするかわからないと、阻止しようがないよ?」
クー子「・・・・・・大体何をしようとしてるかはわかった、おそらく入れ替わりのときにやったボイスレコーダーでの言質取り」
ハス太「それってどういうこと?」
クー子「・・・・・・おそらく少年が優しいのを利用して様子がおかしい風に見せかけ、心配した少年がぽろっと口にした言葉で揚げ足を取るつもり」
ハス太「そんなにうまくいくのかなぁ」
クー子「・・・・・・うまくいくようにそろそろニャル子が最後のとどめを刺しに来る、だからあらかじめ罠をはれないようにする」
ハス太「でもそれって」
クー子「・・・・・・下手をすれば戦闘になる、そのときはハス太君にも手伝ってもらう」
ハス太「うん、わかった」
94:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 02:05:29.94 ID:
y/BRZdLT0
ニャル子「ふふっ後はこのボイスレコーダーをあらかじめセットしておいて、陥落イベントを起こせば私の勝ちですよ」
ガチャ
クー子「・・・・・・待ってた、ニャル子」
ニャル子「クー子!それにハスター君まで!」
ニャル子「おのれ、私の計画をあれから見破ったとでも言うのですか」
ハス太「というかあれだけ叫んでたら少なくとも誰でも何か考えてるのはわかっちゃうよ」
95:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 02:10:10.95 ID:
y/BRZdLT0
ニャル子「まさかこれを使う羽目になるとは思わなかったですよ、あんたたちの口を封じて、私が真尋さんをいただきます、もちろん性的な意味で」
クー子「・・・・・・させない、私がニャル子と少年両方頂く」
ハス太「ダメだよクー子ちゃん、真尋君は僕のものだよ」
ニャル子「あんたら利害の一致で組んだんじゃなかったんですか?」
クー子「・・・・・・欲が出すぎた、仕方ないじゃない邪神だもの」
真尋「何やってんだお前ら、朝から騒がしい」
ニャル子(なんといやなタイミングで顔洗い終わってんですか!)
ニャル子「ちい、このカードで時間をとめて一旦場所を移すしか」
\タイム/
97:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 02:14:37.51 ID:
y/BRZdLT0
ニャル子「私が時を止めた、真尋さんが入ってきた時点でな、そして間に合ったようだ、やれやれだぜ」
真尋「何やってんだおまえ、というか何をした」
ニャル子「」
ニャル子「え?なんで動いてるんです?え?え?」
真尋「は?というかおまえ普通に僕と会話してるな、ここ2日ほど一体なんだったんだ説明しろ」
ニャル子「え?え?これ故障してるんですか?宇宙のなまらすげー技術で完全再現した復刻版仮面シリーズなんですけど」
真尋「何いってんだおまえは、いいからさっさと説明しろ」
ニャル子「クー子とハス太君は完全に固まってる・・・真尋さん!オンドゥルルラギッタンディスカー!」
真尋「何なんだよ一体、本当に騒がしい奴だな、いいからさっさと説明しろ」
ニャル子「いやよ!」
真尋「なんで急にかまっぽくなる」
99:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 02:19:44.92 ID:
y/BRZdLT0
ニャル子「まさか保護惑星の住民相手には効かない様に?」ブツブツ
真尋「なぁおい、いくら早起きだったとはいえ、そろそろ朝飯の準備くらいしないといけないんだ、さっさとしろ、フォークで刺すぞ」
ニャル子「仕方ありません、一旦解除してっと」
クー子「・・・・・・ん、少年、おはよう」
真尋「おまえも大概マイペースだな」
ニャル子「こうなったら実力行使です!真尋さん!」
真尋「なんだよ」
ニャル子「さっさと降参したほうが身のためですよ!じゃないとどうなるかわかりませんよ!」
クー子「・・・・・・少年、ニャル子はちょっと2日ほどマヒロニウムが不足していたみたい、情緒不安定」
真尋「なんだそれ、はた迷惑な奴だな、勝手におかしくなって勝手に元に戻りやがって」
100:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 02:22:40.93 ID:
y/BRZdLT0
ニャル子「真尋さんにクー子にハスター君ですか、このカードデッキの性能を見るにはちょうどいい機会です」
\ターンアップ/
真尋「おいおい勘弁してくれよ、うちを破壊するつもりか!」
クー子「・・・・・・少年、うろたえてはいけない、日本人はうろたえない」
真尋「いや、その理屈はおかしい」
ハス太「大丈夫だよ、僕が空気層作って防音とある程度の壁とかは守れるから」
真尋「おまえはつくづく便利だな」
102:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 02:26:10.08 ID:
y/BRZdLT0
ニャル子「ええい!今日の私は止まりませんよ!」
\アブゾーブクイーン、エヴォリューションキング/
ニャル子「私のフルフォースフォームverキングフォームです、どうです、かっちょええでしょう」
真尋「ど派手な金ピカだなおい、というかまじめに何をするつもりだ」
ニャル子「なーに家を破壊されたくなければ私に向かって一言」
真尋「一言なんだよ」
ニャル子「何いえばいいか分ってる筈ですよ!」
真尋「いや、全然わからん」
クー子「・・・・・・少年、結構鈍感?これまでの流れで少しくらい分ってるはず」
真尋「これっぽっちもわかんないんだけど」
103:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 02:29:47.24 ID:
y/BRZdLT0
ニャル子「ええい、こうなったらヤケクソですよ!ロイヤルストレートフラッシュ、相手は死ぬ」
真尋「なんかあの電子音声、サイクロン掃除機そっくりだな」
ハス太「おんなじじゃないかな?たぶん・・・」
クー子「・・・・・・こんなこともあろうかと私もヤマンソドットコムで買い物をしていた」
真尋「家壊すのだけはやめてくれよ、頼むから」
クー子「・・・・・・大丈夫、アクセル弁当みたいなものだから、料理作ってるときにしか使えない欠点を克服した」
コンプリート、スターットアップ
104:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 02:31:33.54 ID:
y/BRZdLT0
ニャル子「そげぶっ」
リフォメーション
クー子「・・・・・・これで大丈夫?」
真尋「よかった、家は無事か」
ニャル子「私の・・・私の王の力がああああああ」
真尋「さーてキリキリ喋れ、この2日僕に対して妙な態度とってたのはなんだったんだ」
ニャル子「それはですねー、その・・・」
106:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 02:36:11.80 ID:
y/BRZdLT0
ニャル子「真尋さんがいけないんですよ、真尋さんがいくら誘惑しても乗ってこないので、無視してみようかと」
真尋「なんでまた、そんな回りくどい真似を」
ニャル子「そしてもって真尋さんが私の心配してこうラブラブチュッチュとまではいかないまでもかまってくれないかなーと」
真尋「めんどくさい奴だな、もっと素直にしてればもう少しくらい対応改めるのに」
ニャル子「いえ、ですがそのー、なんだか昨日の時点でいける気がしまして、欲が出ましてね」
真尋「は?」
ニャル子「「僕が悪かったから、許してくれ、何でもするから」的なこといってくれないかなーと思って、先ほどしかけようとしたところをクー子とハスター君に見つかってしまいまして」
真尋「それで何故かバトル展開になったと」
ニャル子「うう・・・反省してますので、反省してますのでどーかフォークだけは勘弁してつかぁさい」
真尋「いや何も土下座までしなくても」
107:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 02:40:45.75 ID:
y/BRZdLT0
真尋「なぁニャル子、僕はな、素直なほうが好きなんだ、わかるか?あんまり回りくどいのはごめんなんだよ」
ニャル子「はい・・・」
真尋「って言ってる僕もあんまり素直になれないからな、だからあれだ、その~無理じゃない範囲なら何かしてやってもいいぞ」
ニャル子「も、もしかして真尋さん、デレ期ですか!やったー!」
真尋「あんまり調子乗るなよ」フォークチラッ
ニャル子「すいません調子乗りすぎました」
クイクイ
真尋「ん?」
クー子「・・・・・・少年、お腹すいた、あのギミック疲れる」
真尋「ああ、もう時間あんまりないな、早く学校いかないと」
108:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 02:44:57.39 ID:
y/BRZdLT0
学校
珠緒「で、どうだったの、八坂君の反応は?」
ニャル子「いやーあと少しだったんですけどね、あと少しまでいったんですけど見事にばれちまいまして、元の路線に戻すことにしました」
珠緒「うん、やっぱりニャル子ちゃんはそっちのほうがいいよ、昨日も元気なかったもん、元気なニャル子ちゃんが一番だよ」
ニャル子「そうですか?ありがとうございます」
余市「なんだか大変だったみたいだね、八坂君」
真尋「ああ、もう本当につかれたよ、家事するだけでもきついっていうのに」
余市「まぁでも今日が終われば金曜日だし、明日から土日で少しは休めるんじゃないのかい」
真尋「そうだといいんだけどな、はぁ」
110:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 02:53:07.91 ID:
y/BRZdLT0
余市「何か不安なことでもあるのかい?」
真尋「いやーあいつらが来てから土日も平日も関係なく何かしら起こるからなぁ」
余市「賑やかで羨ましいよ」
真尋「ニャル子ももうちょっと素直にしおらしくならないもんかな」
ニャル子「呼びましたか、真尋さん」
真尋「うおおおおおびっくりした、いきなり現れるなよ」
ニャル子「えへへ、真尋さーん」
真尋「なんだよ」
ニャル子「いえ、べっつにー」
真尋「さっきはっきり言えって言ったばかりだろうが」
余市「まぁまぁ八坂君落ち着いて」
ニャル子「んふふ、お願いひとつだけ、ちゃんと大事に使いますからね」
真尋(僕は飛んでもないこと口にしてしまったんじゃなかろうか)
112:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 02:59:03.97 ID:
y/BRZdLT0
ニャル子「じゃあとりあえず、末永くご一緒に、ということで」
真尋「おまえがもう少しまともになるなら考えてやるよ」
ニャル子「今のは顔赤くしてデレるところじゃないんですかー、やだー」
真尋「う、うるさいうるさい、いいからもう席につけよ、授業始まるぞ」
ニャル子「ふふふ、はーい」
クー子「・・・・・・少年、抜け駆けは許さない、私もずっと一緒」
ハス太「僕もだよ、真尋君!」
シャンタッ君「みー」
真尋(なんか寿命とか延びる薬とか盛られそうな気がしてきたぞ・・・ああ、頭が痛い)
ニャル子「真尋さん・・・」
真尋「う・・・なんだよ・・・」
113:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 02:59:51.34 ID:
y/BRZdLT0
ニャル子「やっぱり前言撤回です、公衆の面前で誓いのキッスにしましょうキッス!英語でいってもキッスキッスキッス!」「
ニャル子「こう、深くてあつーいのを一発ぶちゅっとかましましょう!ね!?」
真尋「フンッ」グサ
ニャル子「」ドサッ
クー子「・・・・・・少年のフォークってすごい、改めてそう思った、邪神ハンティング試験でも上位に成れそう」
真尋「頼むから妙な伏線張らないでくれ・・・」
終わり
114:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 03:00:30.16 ID:
y/BRZdLT0
深夜の妙なテンションで妙な展開になってしまった反省はしている
117:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 03:04:42.83 ID:SZHIiuC50
ありがとう楽しかったよ
121:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/08(金) 03:14:13.30 ID:pLrHZ+s80
お疲れ様です。
すばらしかったです
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