1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 20:58:36.69 ID:
QqmnJ0LP0
※ない年。全員生存。
※夜見北ローカルのルールと戦術が採用されています
―3年3組―
勅使河原「サバゲー? って言やあれか、エアガンとかで撃ち合う遊びか?」
恒一「そう、それ。面白そうだなって」
望月「確かにちょっと興味あるけど…それにしても突然だね。またどうして?」
恒一「結局今年は“ない年”だったわけだけど、念のためってことで一時期見崎と一緒にいないものやってたでしょ?」
鳴「…」ボケー
恒一「で、ある日ふとイノシシ鍋が食べたくなって、見崎と二人、山刀片手に山に分け入ったんだよ」
鳴「おいしかった」ジュルリ
勅使河原「学校サボってなにやってるかと思えば…」
TVアニメ Another キャラソンアルバム(DVD付)
2:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 21:03:19.42 ID:
QqmnJ0LP0
恒一「で、奇声上げながらイノシシ追い掛け回してたら、偶然サバゲーのフィールド見つけてさ。東京ではあんな自然の中で遊んだこともなかったし、いつか皆で遊びたいなって」
望月「そういえば、前ア○ブロで仲良くなった熟女も言ってたよ。夜見山は知る人ぞ知るサバゲの聖地なんだって」
勅使河原「そうだったのか、初耳だぜ。特に熟女のくだり」
望月「熟れ熟れでした」キリッ
鳴「…」ドンビキ
勅使河原「でも確かに面白そうだよな。やってみてえかもしれん」
恒一「でしょ? レンタルもやってるみたいだから、他にも誰か誘って行ってみようよ」
5:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 21:07:18.48 ID:
QqmnJ0LP0
赤沢・小椋・綾野・多々良「「「「 !!! 」」」」ガタッ
赤沢・小椋・綾野・多々良 ((((行きたい…恒一君のBB弾を思うままにぶち込まれたいよぉ…/// ))))
6:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 21:09:52.20 ID:uEURE6hg0
僕も討ちこまれたい!
9:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 21:12:06.91 ID:
QqmnJ0LP0
赤沢「…お、おほん! 話は聞かせてもらったわ! サバゲをやるそうね!」チカヨリ
恒一「やあ、赤沢さんもサバゲーに興味あるの?」
鳴(盗み聞きしてんじゃねえよ、赤マムシが…)
赤沢「興味があるっていうか…そのほら、対策係の出番かなって…」モジモジ
鳴(モジモジしてんじゃねぇよ、赤ピーマンが…)
勅使河原「や、対策係ってそういう係じゃ…」
赤沢「…」ギロリ
勅使河原「…ないはずがないですよね!」
赤沢「それに…そう! 今年は“ない年”だから、ない年の対策係はレクリエーション係になる決まりなのよ!」
鳴(堂々とウソ吐いてんじゃねぇよ、赤色3号が…)
11:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 21:19:38.14 ID:
QqmnJ0LP0
赤沢「ということで、レク係としてこのイベントは見過ごせません! 私も参加します」
恒一「対策係って大変なんだね。よろしく、赤沢さん」ニコッ
赤沢「…///」カアァ
鳴「…」イラッ
望月「これで5人か。ちょっとまだ少ないね。奇数じゃチーム分けも困るし」
綾野「ア、アーガンアクショントカヤッテミタイナー。ゲリラ戦トカヤッテゲリラノ生キ様ヲ理解シタイナー」チカヨリ
恒一「あ、綾野さん。奇遇だね。今ちょうどサバゲーをやろうって話してたんだ。綾野さんもやってみる?」
綾野「…! や、やるやる! キグウダネ!」コクコク
小椋・多々良 (( いいなぁ… ))
12:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 21:24:19.64 ID:
QqmnJ0LP0
勅使河原「これで6人か…まだ少ねえな。なぁ、思ったんだけど、どうせならクラス全員で紅白戦とかできねえかな?」
全員「…!!!!!」ガタッ
小椋(勅使河原のくせにGJ!!褒美として川堀をやろう!)
多々良(これで普段目立たない私も、堂々と恒一君の銃口になめまわしてもらえる…///)ジュワァ
高林「それはフェアな提案だね」
中尾「フラッグ戦ならまかせろー」
川堀「俺は捕虜だって構わず食っちまうような人間なんだぜ?」
有田(スナイピングするふりして恒一キュンを視姦…///)ハァハァ
柿沼(秩序なき戦場…冷酷な勝敗…捕えられる男たち…敗者は勝者のドレイ…フヒヒッ)
鳴「…みんなして盗み聞き、そういうの嫌い」
15:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 21:30:21.62 ID:
QqmnJ0LP0
―自宅―
怜子「…で? クラス全員でレクリエーションをするから引率をしてくれって?」
恒一「お願いできませんか? 千曳先生もいるんですけど、怜子さんもいたほうが安心だし…」
怜子「う~ん…だめではないけど、虫刺されとか気になるし…」
恒一「…だめですか…。はぁ、怜子さんの迷彩服姿見てみたかったなぁ。スタイルいいからきっと似合うのに…」ボソッ
(渋ったらこう言うように見崎に言われたんだよね)
怜子「…!? ま、まぁ、怪我のないようにしてくれるなら、引率くらいならしてあげても…///」
恒一「ありがとうございます、怜子さん」ニコッ
レーチャン「ドーシテ!! ドーシテ!! チョロスギドーシテ!!」
16:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 21:32:06.61 ID:FryGr4Iy0
チョロ子さん
17:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 21:38:02.38 ID:
QqmnJ0LP0
―再び3年3組―
桜木「…というわけで、今度の土曜日にクラス全員でレクリエーション、その後キャンプを行うことになりました。詳しくは配布したプリントか、レク係(?)の赤沢さんに訊いてください」
中尾「赤沢への質問ならまかせろー! スライス系男子は好きですか!?」ガタッ
赤沢「死ぬがよい」
中尾「」
赤沢「じゃあ皆、最低限の物は私と千曳先生が用意しておくから、あとはプリントを参考に各自必要と思われるものを準備しておくように!」
ハーイ フェアダネ オベントウツクラナキャ タノシミゾナ キャッキャ
鳴「当日はきっと一緒のチームになろうね、よろしくね。サ・カ・キ・バ・ラ・君」アクシュ
恒一「うん、楽しもうね」アクシュ
女子(…私のBB弾で恒一君のハートを撃ち抜いて見せる…!)ドキドキ
18:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 21:43:49.37 ID:
QqmnJ0LP0
―土曜日、近隣のサバゲーフィールド―
恒一「おはようございます、千曳先生、赤沢さん」
鳴「おはようございます千曳先生、赤マムシ」
千曳「やあおはよう。尋常じゃない晴天だね。サバゲー日和じゃないか」
赤沢「おはよう、恒一君、独眼竜。もうみんな集まってるわ。こっちで説明するから着て頂戴」テマネキ
20:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 21:48:53.41 ID:
QqmnJ0LP0
~装備配布&説明中~
怜子「…ということで、夜見北ローカルルールに則って対戦方法はフラッグ戦、先に相手の旗を奪ったチームの勝ち。弾が当たったら即死亡、以降いないものとして扱われますので速やかに帰還してください」
怜子「あと、制限時間を30分に区切り、バトルロイヤルを導入します。その時点で一発も撃っていない人は退場。以降敵リーダーを倒したチームの勝利とします。すでにリーダーが戦死していたら、その時点で終了です」
千曳「基本装備とその使い方は先ほど教えた通りだが、追加で使いたい装備がある者は私に知らせるように。ちなみに夜見北独自ルールでは模擬短刀による白兵戦もありだが、怪我をする・させるのは尋常ではないね」
怜子「他に質問はありますか?」
望月「あ、あの…/// 勝ったチームには賞品とかないんですか…?///」
(怜子さんの熱いハグ&ベーゼを…!)
赤沢「…忘れてた。対策係…いえ、レク係として度し難い失敗ね…」ギリリ
(賞品っていうなら恒一君にあんなことやこんなことしてほしい…///)
杉浦(…とかって考えてる顔ね、泉美は)
22:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 21:53:16.72 ID:
QqmnJ0LP0
杉浦「勝ったチームは恒一君を好きにしていい、とかでいいんじゃないかしら」シレッ
恒一「えっ」
女子&川堀「…!」ガタッ
勅使河原「おいおい、そんな賞品誰得…」
女子&川堀「…」ギロリ
勅使河原「…誰もが得する賞品デスネ!」
鳴「今日は特別に認めます」ドキドキ
25:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 21:57:38.73 ID:
QqmnJ0LP0
望月(まあいっか。うまく使えば怜子さんの下着の入手も頼めそうだし)
マアイッカー タノシメレバソレデ ヤッテヤルゾナ サッソクチームワケダー クジビキハマカセロー
恒一「えっと…僕の自由意思は…」
鳴「あきらめるしかないね、サ・カ・キ・バ・ラ・君」
恒一「…」
26:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 22:00:29.81 ID:
QqmnJ0LP0
―装備概要&チーム分け―
装備:ライフル、模擬短刀、迷彩服、ゴーグル、チーム分けマーカーなど。ほか、各自持ち込みの装備(許可済みのものに限る by千曳)
チーム・エクストラファンシー(赤沢組)
リーダー赤沢、勅使河原、綾野、杉浦、桜木、風見、渡辺、前島、マカセロ、辻井、中島、柿沼、和久井、藤巻、水野
チーム・イビルアイ(見崎組)
リーダー見崎、榊原、小椋、有田、多々良、望月、佐藤、フェア林、米村、川堀、江藤、猿田、王子、松井、金木
27:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 22:02:10.50 ID:dWQ1Hz+m0
マカセロー!
28:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 22:02:54.37 ID:
QqmnJ0LP0
―対戦開始15分前―
勅使河原「敵同士になっちまったな、サカキ。悪いけど友達だからって容赦はしねえぜ!」
恒一「うん、やるからには僕もがんばるよ。楽しまないとね。ところで勅使河原、お前のアロハ柄迷彩服って本来どんなシチュエーションで使うものなの?」
赤沢「見崎鳴。今日はほえ面かかせてあげる。覚悟することね!」
鳴「そっちこそ気を付けてね。山の事故って怖いらしいから…ね?」
赤沢・鳴「…!」バチバチ
杉浦(まったくこの二人は…)
中尾「攻撃はまかせろー」
31:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 22:07:48.28 ID:
QqmnJ0LP0
風見「あ、あの桜木さん。君は僕が守ってみせるから!」キリッ
桜木「? えっと、よろしくお願いします」ニコッ
中尾「斥候ならまかせろー」
綾野「はぁ…こういっちゃんとチーム分かれちゃった…由美たちはいいなぁ…」
小椋「へっへっへーいいだろいいだろー。恒一君のためにも絶対負けないかんねー」
多々良「私だってがんばります! 勝ちましょうね、小椋さん!」
有田(恒一君に銃口向けられて無理矢理犯されたかった…「死にたくなければ何をすればいいかわかってるよね?」…なんてなーんて///)
中尾「肉壁はまかせろー」
32:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 22:08:58.35 ID:FryGr4Iy0
中尾うるせえw
34:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 22:09:33.32 ID:
QqmnJ0LP0
猿田「中尾はちょっとやかましいぞな」
王子「そうだね」
中尾「」
―対戦開始直前―
怜子『無線テスト中。皆さん聞こえてますかー』
怜子『それではまもなく開始時刻なので、配置についてください。何かトラブルがあったらすぐ連絡するように』
全員『ハーイ』
千曳『では開始10秒前だ。10……5…4…3…はじめ! いざ尋常に勝負!』
36:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 22:12:26.49 ID:
QqmnJ0LP0
―戦闘開始 チーム・エクストラファンシー本営―
赤沢「アテンション! 本作戦を取り仕切る赤沢だ! 本日天気晴朗なれども波高し。皇国の興廃この一戦にあり。各員の奮起に期待する!」
チーム面々「おー!」
杉浦「で、作戦はどうするの?」
赤沢「簡単よ。全員で一気呵成に攻め込んで速やかにフラッグを奪取します」ドヤァ
杉浦・勅使河原((だめだこいつ…はやくなんとかしないと))
杉浦「とりあえずアタッカー10人、ディフェンス5人で行きましょう。状況次第で加減、ローテーション。アタッカーはなるべくスリーマンセルで機能すること。密な連絡を心がけるように。いい?」
チーム面々「おー!(杉浦は頼りになるなぁ…)」
赤沢「(´・ω・`)」
アタッカー:赤沢、勅使河原、綾野、杉浦、桜木、風見、マカセロ、柿沼、藤巻、水野
ディフェンス:渡辺、前島、辻井、中島、和久井
38:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 22:14:07.13 ID:VD8xwWz80
さすが無能
39:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 22:15:00.97 ID:
QqmnJ0LP0
―同時刻 チーム・イビルアイ本営―
鳴「敵ゲリラの罠にはまり先任士官が戦死した(という設定の)ため、最先任の私が指揮を執ることになりました。…困ったものね」
恒一「どうやって攻めようか。赤沢さんはともかく、向こうには杉浦さんもいるしなかなか手強そうだよ。勅使河原や水野くんもいるし」
望月「そうだね。とりあえずまだゲームにも慣れてないし、序盤は守りを固めるのもいいんじゃないかな。敵の動きも読めないし」
鳴「そう言うと思って、すでに上空にはUAV(無人航空機)を、フィールドには対人センサーを設置してます。おかげですでに敵は丸見え」ドヤァ
恒一「…見崎、そういうのはちょっと…(なんでそんなもん持ってるんだ)」
鳴「どうして?」キョトン
望月「榊原君の言うとおりだよ…今回はそういうのはなしでいこう(行動力の伴う厨二病ってやだなぁ)」
鳴「(´・ω囲`)」
多々良「ひとまずフロントとバックスに分かれて行動しましょう。ひとまずフロント多めで。相手のフラッグの場所を割り出すことに注力を」
恒一「それがいいね。多々良さんは頼りになるなぁ」ニコッ
多々良「///」
鳴「特別に認めます」ドヤァ
アタッカー:見崎、榊原、小椋、有田、多々良、望月、佐藤、フェア林、米村、川堀、猿田、王子
ディフェンス:江藤、松井、金木
37:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 22:14:06.06 ID:A5gWJtPI0
あさってサバゲーしに行くからなんかwktk
40:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 22:21:41.22 ID:
QqmnJ0LP0
>>37
リアリティ皆無だからなんかすまん。
―同時刻 引率者席―
千曳「始まりましたな。数か月前までこのクラスも災厄に怯えていたのに、今はこうして元気に走り回っている。いいことです。尋常ではない」
怜子「そうですね。怪我をしないでいてくれればいいんですけど。…お茶でも入れましょうか」
42:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 22:26:43.39 ID:
QqmnJ0LP0
※フィールドめっちゃ広い設定で頼む。
―戦闘開始7分経過 チーム・エクストラファンシー寄りのフィールド 赤沢・勅使河原・杉浦チーム―
赤沢「むう…道が険しくてよく見えないわね。風もあって騒がしいから不用意に距離もつめられないし…」
勅使河原「そう焦るなよ。じっくり探っていこうぜ」
赤沢「あんたらしくないわね。いつものあんたならすぐに突っ込んでいきそうなのに」
勅使河原「へへっ。それも悪かねえな。けどまた今度な。こういう風に緊張感持って敵地に侵入を試みるのもスパイ映画みたいで楽しいじゃんか。それに…」
杉浦「しっ!二人とも静かにして!」
赤沢「へっ!? な、なによ…なにかいるの?」
杉浦「ちらっと声が聞こえた気がする。注意して散開しましょう。互いを援護できるように気を付けて位置取りを」
勅使河原「へへへっ。らしくなってきたじゃねーか」ワクワク
43:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 22:31:44.35 ID:
QqmnJ0LP0
―戦闘開始8分 チームイビルアイ斥候チーム 猿田・王子ペア―
王子「よかったのかな。見崎さんに言われてわき目も振らずに進んできちゃったけど。もう敵地だよ」
猿田「斥候とはそういうもんぞな。それよりそろそろ怪しいぞな。敵兵がいるかもしれんのう」
王子「それって…」
カサッ
赤沢・王子・猿田「「「え」」」バッタリ
杉浦「!? 泉美伏せて!」タタタタ
王子「猿田危ない!」
猿田「ぞな! くそう、いきなり出くわすとは思わなかったぞな! 反撃しつつ後退するぞな!」タタタタ
45:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 22:34:37.24 ID:
QqmnJ0LP0
―戦闘開始10分経過 チーム・イビルアイ寄りフィールド 見崎・榊原ペア―
鳴「はじまったみたいね。斥候が浸透したかな」
榊原「やられてなければいいけど。僕らはどうするの」
鳴「後方から送られてくる情報を元に動きましょう。今のところ手薄なところは、と…」
46:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 22:38:45.47 ID:
QqmnJ0LP0
―同時刻 中間地点 赤沢組綾野・風見・桜木チーム―
綾野「うひーどっかでもう撃ち合ってるよ。怖いなー死にたくない死にたくない」
風見「進軍速度はそんなに変わらないみたいだね。てことはそろそろバッティングするかも。まあ今はそれよりも…」チラッ
桜木「…? どうしたんですか風見くん」
風見「いやその…なんで桜木さん傘持ってきてるのかなって」
桜木「これですか? これはですね―――」
カサッ
綾野「!? 敵!?」ガチャッ
桜木・風見「!?」
??「くっ!気づかれた! 撃て!撃て!」タタタタ
桜木「二人とも伏せて!私が!」バッ
47:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 22:40:13.45 ID:A5gWJtPI0
ブラクラでメイドがケプラー製のショットガン付きの傘使ってたの思い出した
48:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 22:44:53.66 ID:
QqmnJ0LP0
―小休止 戦闘開始12分時点 両陣営をザッピング―
・見崎組 有田「ふむふむ、スナイパーライフル持ってきてよかった。木の上なら後方から恒一君ガン見できるしね! 見逃さないぞぉ」
・赤沢組 中尾「くそっ…杉浦の奴…。前衛10人でスリーマンセルにしたせいで俺だけ一人に…ぼっちはまかせろー(泣)」
・赤沢組 柿沼・藤巻・水野((うう…このチーム、居心地悪い…))
・見崎組 川堀「なぁ望月、向こうに室内戦用の建物もあるみたいだぜ。一応フラッグないか探しに行こう。ついでに屋上で焼いてかない?」
望月「う、うんそうだね(焼くってなんだろう…)」
50:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 22:50:25.94 ID:
QqmnJ0LP0
―同じく戦闘開始12分 赤沢組綾野・風見・桜木チーム 見崎組小椋・多々良・高林チームと遭遇 戦闘中―
風見「くそっ…小椋さんチーム強い! 特に小椋さん的が小さくて…」タタタ
小椋「ああん!? 誰が小さいって!? カップか!カップが悪いのか! こんちくしょー!」ダダダダ
多々良「…! 弾切れしました! リロード!!」
高林「オッケー!フェアな援護をしないとね」
綾野「やらせるか! おりゃー!!」タタタンタタタ
小椋「うおおおお! っていうかゆかりあんた! それ反則でしょー!! 何傘にショットガン仕込んでんのよ! キリングメイド気取りか! ここはロ○ナプラじゃねーぞ!!」ダダダ
桜木「アラミド製です♪ っていうかちゃんと千曳先生に許可もらいました。だから気にしない気にしない♪」
小椋「気になるわー!!!!」ダダダダダダダダ
51:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 22:52:05.34 ID:A5gWJtPI0
現物だった
52:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 22:53:58.85 ID:
QqmnJ0LP0
―戦闘開始15分経過 見崎・榊原ペア―
恒一「誰もいないね。通信によると、佐藤さんと米村君ペアが近くに来てるみたいだし、合流してみようか」
鳴「そうね。でもそろそろいい加減撃ってみたいかも。敵来ないかな」ウズウズ
恒一「あはは。そうだね。敵が来ても見崎はぼくが守るから安心してね」ニコッ
鳴「…///」
ガサガサッ
恒一・鳴「!?」
??「うわあああああ」
ガチャッ タタタ
米村「あぶね! 俺だ米村だ、味方だ! 助けてくれ! 佐藤が…佐藤が! 赤沢組に遭遇して、水野と藤巻がいて、あと柿沼も、あいつら強くて、3人で! だから味方呼んで来いって!」
恒一「!? 米村くん!? 落ち着いて。佐藤さんが水野・藤巻・柿沼さんチームを引き受けてるんだね? すぐ救援に行こう!」
鳴「…!」コクリ
55:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 22:59:22.01 ID:
QqmnJ0LP0
―同時刻 赤沢・勅使河原・杉浦チーム VS 王子・猿田チーム 戦闘継続中―
杉浦「これでっ!」タタタ
王子「うわっ!」ビシッ
猿田「王子!?」
勅使河原「ナイス杉浦! あとは猿田だけだ!」タタタタ
赤沢「手こずらせてくれたわね! これで終わりよ!」ダダダ
猿田「ぞなあああああ!?」ビシッビシビシビシッ
→見崎組 王子・猿田ペア戦死。いないもの枠へ。 残り赤沢組15人、見崎組13人、フラッグは両チームとも未発見。 ―――戦闘継続中。
56:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 23:03:50.35 ID:
QqmnJ0LP0
―戦闘開始18分 見崎・榊原ペア、米村とともに佐藤と合流すべく移動中―
米村「もう少しだ!」
鳴「見えた…!」
恒一「佐藤さん!」
佐藤「…? 恒一くん? それに、見崎さんと米村君も」クルッ
恒一「佐藤さん無事かい!? 赤沢組は!?」
佐藤「ああ、水野・藤巻・柿沼さんチームならもういないもの枠になりましたよ。たおしちゃいました」
米村「!?」
鳴「…? 倒したって、誰が…?」
佐藤「わたしですけど…」
恒一「…詳しく聞かせてくれるかな?」
→赤沢組 水野・藤巻・柿沼チーム壊滅。いないもの枠へ。 残り赤沢組12人、見崎組13人、フラッグは両チームとも未発見。 ―――戦闘継続中。
58:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 23:09:35.93 ID:
QqmnJ0LP0
―小休止 戦闘開始20分時点 両陣営をザッピング―
・見崎組 有田「あーん見失っちゃった…くそう…ひまだから前に出てみようかな。一発くらい弾かないとね。よっと」
・赤沢組 中尾「どこだよここー発砲音が木霊して距離つかめねえよ…GPSもどっかいっちまったし…迷子ならまかせろー(泣)」
・見崎組 川堀「フラッグはないか…ところで望月、オイル塗ってやるから脱げよ」
望月「え? ちょ、川堀くんやめ…アッー!」
59:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 23:11:48.26 ID:+RcHKqOY0
名字だけでホモ認定される川堀・・・
60:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 23:14:09.04 ID:TDA1IDP20
見た目のホモじゃねえか…力抜けよ
61:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 23:16:01.24 ID:
QqmnJ0LP0
―同時刻 赤沢組綾野・風見・桜木チーム VS 見崎組小椋・多々良・高林チーム 戦闘継続中―
風見「ゆかりっ! うわっ!」ビシビシビシッ
桜木「風見君!? 私をかばって…!」
綾野「風見君やられちゃったの!?」タタタタ
小椋「よっしゃあ! 敵将討ち取ったりぃ!(クラス委員長的な意味合いで)」ダダダ
高林「弾切れなんてフェアじゃな…フェアッーーー!」ビシッ
多々良「フェア林くん!?」
綾野「ふふん、フェアな勝負なんだから、恨まないでね高林くん♪」
多々良「よくも!」タタタタタ
62:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 23:21:47.84 ID:
QqmnJ0LP0
桜木「綾野さん…!傘の陰に!」バッ
綾野「サンキュー桜木さん!」
小椋「よそ見すんじゃないわよ! おりゃあ奇襲!」
桜木「小椋さんいつの間に後ろに…きゃあっ!」ビシビシッ バンッ
多々良「痛っ!」ビシッ
―――――。
小椋「チェックメイトね、彩」
綾野「それはあんたもでしょ。決着―――つけましょうか!」
小椋「ッ上等ォッッッ!」
→赤沢組風見・桜木、見崎組多々良・高林戦死。いないもの枠へ。残り赤沢組10人、見崎組11人、フラッグは両チームとも未発見。 ―――戦闘継続中。
64:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 23:28:19.82 ID:
QqmnJ0LP0
―戦闘開始24分 榊原・見崎ペア、米村・佐藤ペア合流―
恒一「…くのいちの家系? って、佐藤さんが? それで一人で三人も倒せた、と?」
佐藤「はい。実はそうなんです」
鳴「平凡な苗字に隠された意外な秘密…」ボソッ
佐藤「ええ。あんまり言っちゃいけないんですけど。その…恒一くんには…///」
恒一「それにしても意外だなぁ。佐藤さんにそんなバックボーンがあろうとは…」
佐藤「ええ、そこでよく見てください。何か気づきませんか」
鳴「?」
佐藤「くのいちっぽくないですか?」
米村「…は?」
佐藤「だから私の容姿、髪型とか眠そうな顔とか、なんとなくくのいちっぽくないですか? にんにん」ニコッ
恒一「何言ってんのこいつ。(えっと…うん、まぁ。すごいね!)」
鳴「…榊原君、本音と建て前逆になってる…」
65:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 23:30:27.02 ID:
QqmnJ0LP0
―戦闘開始26分 赤沢・勅使河原・杉浦チーム―
赤沢「もう26分か。緊張してるせいかやけに時間の流れが速いわね。誰もいないし」
杉浦「もうすぐ30分…そしたらバトルロイヤルになって、フラッグ関係なくなるからね」
赤沢「じゃあもう、リーダー同士の一騎打ちかな、この調子だと」
勅使河原「? なんでそんなことわかんだよ。見崎もやられてるかもしんねーだろ」
赤沢「見崎さんのそばには榊原君が付いてるのよ。ありえないわ///」
杉浦「泉美のお気に入り…ね。とにかく、両陣営とも数が減ってきてるし、少し大胆に進んでみましょ」
勅使河原「おう!」
67:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 23:34:17.09 ID:
QqmnJ0LP0
―戦闘開始28分 小椋、綾野一騎打ち―
小椋「…」ゼッハッゼッハッ
綾野「…」ハー…ハー
小椋「い…いい加減、当たりなさいよあんた…」
綾野「由美こそ…二人とも弾切れてから、ダミーナイフで切りあって…振るのも躱すのも、つ、疲れた…」
小椋「あー…あたしたちなんでこんなことしてんだっけ…」
綾野「えーと…なんだっけ」
小椋「…もう、引き分けで…よくない? 相討ちってことでさ…きつい…」
綾野「そだね…うん。とりあえずあれだ。…お疲れ様、由美」
小椋「…ん。彩も、ね」
ドサッ
→赤沢組綾野、見崎組小椋、ドロー。いないもの枠へ。残り赤沢組9人、見崎組10人。
70:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 23:39:34.22 ID:
QqmnJ0LP0
―戦闘開始30分経過 バトルロイヤル突入―
恒一「…了解です。通信終了します」
鳴「話し込んでるうちにサドンデスの時間になっちゃったね」
恒一「うん。…言っちゃなんだけど、さっき米村君に誤射しといてよかったよ。してなかったら僕らも退場だった」
恒一「今残ってるのは、時間切れで退場になったひとを除けば、僕らは僕、見崎、佐藤さん、米村君。向こうは赤沢さん、勅使河原、杉浦さんだって。戦力的に微妙なとこだね」
佐藤「そうですね、それにしてもまずは相手を捕捉しないt…」
カサッ タタタン ビシビシビシッ
鳴・恒一「「!?」」
米村・佐藤「「…え」」
71:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 23:45:00.13 ID:
QqmnJ0LP0
??「見つけたわよ!」
恒一「!? 赤沢さん!? 勅使河原に、杉浦さんまで!」
勅使河原「ふっふっふ、悪いが奇襲かけさせてもらったぜ。佐藤と米村ゲットだぜ」
佐藤「…油断しました。一生の不覚です」
赤沢「ふふふ、ついにこの時が来たようね。決着をつけましょう。二人とも」
鳴「…榊原君、この子は私が。悪いけど手を出さないで」
赤沢「殊勝な心がけじゃない。いいわ、来なさい見崎鳴。銃なんか捨ててかかって来るといいわ」
恒一「じゃあ勅使河原、杉浦さん、悪いけど二人には僕の相手をしてもらうよ」
勅使河原「言うじゃねぇかサカキ」
杉浦「じゃ、私たちもダミーナイフでやりましょう。誤射も怖いしね」
恒一「いいよ」ポイッ ガチャッ
勅使河原「恨むなよ、サカキ」
恒一「そういうことはぼくを倒してから言ってほしいね」ニコッ
72:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 23:47:28.20 ID:
QqmnJ0LP0
…。
……。
………。
勅使河原・杉浦「おらあああ!」
恒一「あああああ!」
赤沢「見崎鳴! これで!」
鳴「…ッ!」
75:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 23:52:55.18 ID:
QqmnJ0LP0
―戦闘終了―
千曳「…というわけで、結果発表といこう。今回の対戦の結果は―――」
千曳「―――引き分けだ」
エーアンナニガンバッタノニ… ヒキワケカー チクショー ゾナー デモタノシカッター
怜子「はいはい、ぼやかないぼやかない。楽しめたならそれでいいじゃない。誰も怪我なかったんだし」
怜子「それじゃ、みんなもそろそろおなか空いただろうし、ご飯にしましょう」
76:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/25(金) 23:58:13.00 ID:
QqmnJ0LP0
ツカレター ハラヘッター フェアダネ ワイワイ
勅使河原「おっす、サカキ! おつかれ!」
恒一「お疲れ、勅使河原。楽しかったね」
鳴「…」
赤沢「結局引き分けかー。相討ちとはね…見崎さん、強かったわね」
鳴「…あなたも」
77:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/26(土) 00:02:30.92 ID:UyUBE3Lq0
杉浦「恒一君もね。勅使河原と二人がかりだったのに…あしらわれたわ」
恒一「あはは、たまたまだよ。 …ん? どうしたの望月、元気ないね。そういえば試合中も見かけなかったけど」
望月「その…うんちょっと…ははは…」ゲッソリ
川堀「…♪」テカテカ
小椋「試合中は恒一君と近づけなかったけど、むしろ本番はこれからだよね…野外キャンプ…解放感…リミット解除…ユニバアアアアス!」
綾野「そーそ! フヒヒwww」
多々良「つかれたぁ…でも頑張っておいしい料理作って恒一君に…へへへー///」
有田(結局恒一君のお尻ばっかみててだけか…うん、満足じゃ)
79:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/26(土) 00:06:22.90 ID:UyUBE3Lq0
恒一「キャンプも楽しみだね」
鳴「そうね。おいしい料理…つくってくれる?」
恒一「もちろん。キャンプといえばカレーかな。楽しみにしといて」ニコッ
鳴「うん/// …?」
恒一「見崎? どうしたの?」
鳴「…なんでもない、なんか足りない気がするだけ。たぶん気のせい」
恒一「そっか。 …ほんと、楽しかったね。またやろうね、いつか」
鳴「…うん。いつか…ね」
80:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/26(土) 00:07:27.69 ID:UyUBE3Lq0
―――。
中尾「みんなー。どこだよー…道わかんねえよー…誰もいねぇよー………遭難はまかせろー(泣)」
終わり…?
81:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/26(土) 00:08:18.76 ID:fUlyBLN90
中尾www 乙
82:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/26(土) 00:12:14.67 ID:exnUzPaL0
オチww
乙でした
83:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/26(土) 00:12:48.29 ID:U73x3BNa0
乙
85:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/26(土) 00:15:55.54 ID:UyUBE3Lq0
読んでくれた人ありがと。災厄の関係ない平和なバトロワ展開やりたかったんだ。
出番なかったキャラ好きなひといたらごめん。
話いくつかストックしてるから、また近いうちに来るわ。キャンプ篇も気が向いたら。
あとはスレ好きに使ってください。それじゃまたね
89:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/26(土) 00:23:50.05 ID:7XbYTKun0
乙!
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