赤沢「恒一君が、好きです」

2012-04-06 (金) 12:17  その他二次創作SS Another   5コメント  
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:02:42.26 ID:4gPRslgQ0

赤沢(夢を………夢を見ていたの………)

赤沢(私は…なんのこともない日常を享受していて)

赤沢(小説のような……突飛な出来事や、冒険もなくて)

赤沢(でも私は……それがどれだけ幸福なことなのか、気づいていない……)


赤沢(そんな………夢を…………)


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3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:05:23.82 ID:4gPRslgQ0

………ジリリリリリリリリ!!!!

赤沢「…ん…んん…?……ん」

赤沢「あ…あれ…?私……」

カチッ

赤沢「………朝………」

赤沢(なにか……夢を見てた気がする………とても………怖くて………悲しい……夢を………)

赤沢「………」

赤沢(………学校…行かなきゃ……)



7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:07:36.35 ID:4gPRslgQ0

ガチャ

和馬「よ。珍しく寝坊だな」

赤沢「えっ……おっお兄っ!?なんで……!?」

和馬「はっ?なんだ血相変えて?」

赤沢「えっ……あれ…」

赤沢(なんで今……私……)

赤沢「…なんでもないわ。行ってきます!」

和馬「おい朝飯」

赤沢「いらない!」ガチャ

和馬「なんだあいつ?」



9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:10:41.12 ID:4gPRslgQ0

赤沢「……」

赤沢(胸の中に…ずっと違和感がある……どうして?)

赤沢(いつもと変わらない…日常のはずなのに…)

小椋「おはよう」

赤沢「あ…おは……よ」

小椋「?どしたの?」

赤沢(また…違和感……)

赤沢「いえ…なんでもないわ」



11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:12:56.02 ID:4gPRslgQ0

学校

ガララッ

赤沢「…」

勅使河原「お!おはよう!」

望月「おはよう」

赤沢「おはよう」

赤沢(二人は違和感ないのね)

杉浦「おはよ、泉美」

桜木「おはようございます」

赤沢「おは…よ…」

赤沢(また…)

杉浦「どうしたの?ぼーとして」

赤沢「あっ…ちょっと寝不足よ。多佳子」

杉浦「そ。そういえば今日は転校生が来るわね」



13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:16:24.35 ID:4gPRslgQ0

赤沢「転校生?」

桜木「もしかして忘れちゃったんですか?」

赤沢「えっと…」

杉浦「本当に大丈夫?」

赤沢「…大丈夫よ。ちょっとド忘れしちゃっただけ。楽しみね。どんな人が来るのか」

杉浦「そうね」

キーンコーンカーンコーン

ガラララッ

久保寺「皆さん。おはようございます」

赤沢(…っ……?……)

久保寺「今日は三年二組の皆さんに新しい仲間を紹介します。どうぞ」

榊原「東京から来ました、榊原恒一です。よろしくお願いします」

赤沢「あれ…?」



14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:18:38.82 ID:4gPRslgQ0

久保寺「なにか榊原君にみなさん質問はありますか?」

綾野「はいはーい!こういっちゃんはどんな女の子が好みですかー?」

小椋「ちょっと彩っ」

榊原「ええっ」

勅使河原「おっ!俺も気になりまーす!」

桜木「こらっ。ごめんなさい、榊原君」

榊原「ははっ別にいいですよ。そうだね…静かでちょっとミステリアスな子が好みかな?」

綾野「ええっー?」

勅使河原「いいぞー転校生!」

赤沢「………」



17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:20:17.82 ID:FMTXosDW0

恒一がハーレムでもなぜか許せるのはなんでだろう



20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:24:16.84 ID:Wv6xw0500

>>17
一貫して鳴ちゃんしか見てないからじゃね
アカザー派としては辛いが



18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:21:30.10 ID:4gPRslgQ0

キーンコーンカーンコーン

勅使河原「じゃあなーサカキ」

望月「さようなら」

榊原「さようなら。また明日」

赤沢「ねえ」

榊原「?あ…えっと…」

赤沢「泉美よ。赤沢泉美。ちょっといいかしら」

榊原「よろしく赤沢さん。なんだい?」

赤沢「ちょっと、二人で話したいの」



19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:24:07.50 ID:4gPRslgQ0

屋上

ガチャ
榊原「あっ」

鳴「……」

赤沢「…見崎さん」

鳴「…どうぞ」スタスタ

榊原「あ………」

赤沢「ああいう子なの。悪い子じゃないから、気にしないであげて」

榊原「うん、それでなにかな?」

赤沢「私たち、どこかで会ったことない?」

榊原「えっ?」

赤沢「失礼」

ニギッ

榊原「あっ赤沢さん…?」

赤沢「……やっぱり」

ニギニギッ



21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:26:28.20 ID:4gPRslgQ0

赤沢「どこかで会ってるわ私たち。この手の感覚…覚えてるもの」

榊原「そう…?」

赤沢「恒一君は覚えてない」

榊原「うん…」

赤沢「そう…ごめんなさい。時間取らせて」パッ

榊原「いや、いいよ。そうだ、赤沢さんは部活とか入ってるの?」

赤沢「?演劇部だけど…どうして?」

榊原「部活を見て回りたくてさ。これから練習?」

赤沢「ええ」

榊原「じゃあ、案内してもらっていいかな?」

赤沢「まあ、構わないわ。行きましょうか」



23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:28:26.38 ID:4gPRslgQ0

ガラッ

小椋「あ…」

綾野「お」

千曳「こんにちは」

赤沢「こんにちは」

榊原「こんにちは、お邪魔します」

赤沢「演劇部の顧問の千曳先生。先生、こちらは今日転校してきた榊原恒一君です」

千曳「よろしく。演劇部の見学かな?」

榊原「はい。よろしいでしょうか?」

千曳「もちろん。ゆっくり見ていきなさい」

榊原「ありがとうございます。えっと…綾野さんと小椋さんも、いい?」

小椋「別に見てていいよ」

綾野「じっくり見てって!じゃ稽古始めよ」

赤沢「ん、待ってて」



25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:31:37.43 ID:4gPRslgQ0

赤沢「私が…いないもの?」

綾野「そう…このクラスを守るために一年間徹底してもらうわ」

小椋「そんな…!ひどいよそんなの!」

綾野「じゃああなたが代わりにやる?」

小椋「そっそれは…」

赤沢「いいの。それで…クラスが助かるというのなら、やる」

小椋「うっ…そんな…」ウルッ

綾野「…………ごめんなさい」プイッ

千曳「はい。そこまで」

榊原「おー……」パチパチ

綾野「どうだったこういっちゃん?」

榊原「うん、凄いね綾野さん。いつもと全然雰囲気が違って、演技がどうにはいってる感じだった」



26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:34:19.48 ID:4gPRslgQ0

綾野「でしょー!」

小椋「……」ウズッ…

綾野「あっ!こういっちゃん、由美にも感想言ったげて!」

小椋「あっ彩!」

榊原「うん…涙の演技とか、プロみたいだったよ…同い年とは思えないぐらい」

小椋「そっそう…ありがとう」プイッ

綾野「あっ!由美照れてるー!かっわいい!」

小椋「なっ!?彩!!」

綾野「きゃー」

赤沢「……」



29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:35:41.98 ID:4gPRslgQ0

榊原「赤沢さんも凄くうまかったよ…決意した表情とかキリッとしてかっこよくて、綺麗だった」

赤沢「そう、ありがとう。でもまだまだよ。もっと練習しなくちゃ」

榊原「ストイックだね」

赤沢「当然よ」

綾野「こういっちゃーん!これ見て!昔の演劇のアルバム!」

榊原「どれどれ…」

綾野「私たちが一年の時なんだけどね、由美が途中で転んじゃって…」

小椋「ちょっやめろバカ彩!」

綾野「えーいいじゃーん」

榊原「ははっ」

赤沢「……」



31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:37:36.12 ID:4gPRslgQ0

赤沢(やっぱり…違和感を感じるのは、全員って訳じゃない)

赤沢(千曳先生、部活の後輩には、何も感じなかった…)

赤沢(どうして………?それに)

赤沢(恒一君での違和感は、他の人の違和感とは違う…………)

千曳「それじゃあ、今日の部活はこの辺にしておこうか」

「「「はーい」」」

千曳「気を付けて帰るんだよ、さようなら」

「「「「さようなら」」」」



32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:38:52.40 ID:4gPRslgQ0

綾野「こういっちゃん、演劇部に入るの?」

榊原「うーんそうしよっかな?結構楽しそうだし」

綾野「是非そうしなよ!由美もこういっちゃんが入ったら嬉しいよね!」

小椋「えっ!?そっ…そう…ね…」

綾野「ふふふ…なーにまた照れてんの?」ニヤニヤ

小椋「照れてない!」

綾野「怒らない怒らない♪」

小椋「むー……」

榊原「赤沢さん」



33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:40:28.91 ID:4gPRslgQ0

赤沢「!なっなに?」

榊原「綾野さん小椋さん。僕…演劇部に入るよ」

綾野「おお!やったあ!」

小椋「いっいいんじゃない……」

赤沢「そう…恒一くんなら主役やれそうだし、歓迎するわ」

綾野「よかったねー由美♪」

小椋「だからなんで…!」

榊原「これからよろしく」

赤沢「よろしく」

綾野「よっろしくー!」

小椋「よっ…よろしく」

三神「あらっ?」



34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:43:31.59 ID:4gPRslgQ0

榊原「れ…三神先生」

綾野「先生もおかえりですかー?」

三神「ええ」

赤沢「…………!?」ドクン

小椋「ん…?」

赤沢(なっなに…!?この動悸は……!?)ドクンドクン

三神「あっそうだ恒一君」

榊原「?」

三神「今夜はハンバーグだから、楽しみにしててね♪」

榊原「はっはい!」

三神「じゃおさき~」



35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:45:28.97 ID:4gPRslgQ0

綾野「へ~あんな美人に…スミにおけないねえ、うりうり」

榊原「そっそんなんじゃないよ…」

小椋「…」

綾野「ふふん。じゃそのへんにしておきましょうか。由美がまた怒り出しちゃうし」

小椋「なっ!なんで私が!」

綾野「きゃ~助けてこういっちゃ~ん」

榊原「はははっ…あれ…赤沢さん?大丈夫?どこか…」

赤沢「あっ…大丈夫よ。気にしないで。私たちも帰りましょう」

綾野「そだね。じゃあまた明日!」

榊原・小椋「また明日」

赤沢「ええ、また明日」

赤沢(三神……先生…………)



36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:48:45.02 ID:4gPRslgQ0

赤沢(結局、違和感の正体はわからなかった)

赤沢(恒一君はすぐクラスに溶け込み、誰にも分け隔てなく接する恒一君の周りには、自然に人が集まるようになっていった)

赤沢(演劇部の活動にも積極的で、よく二人になることも多い…)

赤沢(……なぜか見崎さんと話しているのもよく見かけるけど)

赤沢(勉強して部活をして、クラスには笑顔があふれ、毎日が当たり前のように過ぎていく…)

赤沢(休みの日にはイノヤに恒一君を誘ったり、皆で夏に旅行に行くことを約束したり…)

赤沢(違和感は、決して消えはしなかったけど、考えてしまったら……なぜか…いけない気がしていた……)


赤沢「恒一君、大分演技上手くなったわね」

榊原「みんなや赤沢さんの指導のおかげだよ。今日もありがとう」

赤沢「どういたしまして。途中まで一緒に帰りましょ」

榊原「うん」



38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:51:30.45 ID:4gPRslgQ0

赤沢「夏休み……楽しみね」

榊原「うん。あ…この河原」

赤沢「どうしたの?」

榊原「今やってる演劇の冒頭のシーンって、こういうところじゃない?」

赤沢「あ…そういえばそうね」

榊原「一回やってみない?」

赤沢「ふふっいいわよ」



39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:53:31.01 ID:4gPRslgQ0

榊原「……」

赤沢「……」

榊原「今日は、風が騒がしいな……」

赤沢「……でも、このか」ズルッ「あっ!?」

榊原「えっ?」

赤沢「えっとっちょっきゃああああ!?」ドタドタゴロゴロゴロ

榊原「赤沢さん!!」

赤沢「いたっ!つう……!」

榊原「大丈夫!?どこが痛い!?」

赤沢「う…全部…」

榊原「待ってて…!」



40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 11:58:42.27 ID:4gPRslgQ0

赤沢「準備いいのね、消毒液まで…」

榊原「怜子さんに持たされちゃってね。はいおしまい」

赤沢「ん…手かしてくれるかしら」

榊原「どうぞ」サシノベ

赤沢「ありがとう恒一君……」

ニギッ

………ドクン

赤沢「……………………?」

榊原「赤沢さん?」


ドクン…………ドクン…………



42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:00:25.20 ID:4gPRslgQ0

赤沢(あれ……私………こういうの………どこかで………)



ドクン……ドクン………

ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン


赤沢(……………………………………………………!!!!!!!!!!!!!!!)



43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:02:51.94 ID:4gPRslgQ0

おにいの、ばかああああ…………

コンッ…………





赤沢(……わた………し……………………………)



大丈夫?



それ、夜見北の制服だよね



赤沢(……わた…し………は…………)



44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:04:51.56 ID:4gPRslgQ0

赤沢「わた………し………」

ツウゥー…………

榊原「あっ赤沢さん!?泣いて…どこか痛いの!?」

赤沢「………ちが………………ちが…う………の」

榊原「赤沢さん……?」

ギュ

榊原「え…赤沢さん?///」

赤沢「ちが…………うの………わた…し………わたし……う…うう………」ギュウウ

榊原「あかざわ………さん?」

赤沢「う…ひぐっ…わたっ…うっ…わたっし…うぇ…ぅうああ…!」

榊原「…!!」ギュ

赤沢「うあ…うぅ………こうっ…いち…くん…ふぇ…ふぇええ………うわああああああああああああああああん!!!!!!」

榊原「赤沢……さん……」



46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:06:34.39 ID:4gPRslgQ0

私は気づいてしまった

思い出してしまった

私に何があったのか

  ・・
三年三組に……なにが………あったのか…………



47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:09:58.96 ID:4gPRslgQ0

杉浦「なにやってんの。学校でこんな時間に」

赤沢「多佳子こそ…なにやってんのよ」

杉浦「別に。好きにしてるわ」

赤沢「……私たち三年二組よね」

杉浦「そうだったかしら」

赤沢「多佳子は…三年三組でなにしてるの?」

杉浦「なにも」

赤沢「……そう」



48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:12:39.94 ID:4gPRslgQ0

赤沢(………この机ね)

赤沢(死者は、誰)

赤沢「…………」

杉浦「……恒一君のとこに行かなくていいの?」

赤沢「今は、それより大事なことがある」

杉浦「そう」

赤沢「…………多佳子」

杉浦「なに」


赤沢「この世界は、なんなの?」



49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:14:37.74 ID:4gPRslgQ0

杉浦「…………」

赤沢「私は………私たちは!三年三組だった!!!」

赤沢「現象があって!私は対策係で!!いないものは見崎さんで!!!」

赤沢「クラスメイトが死んで!!先生が死んで!!いっぱい死んで!!!」

赤沢「多佳子も…死ん……で」

杉浦「………」

赤沢「それで……私も………私も………」

杉浦「…」ギュ

赤沢「私も………死んじゃった……………死んじゃった…………しんじゃたよお…たかこお…」

杉浦「泉美…」ナデッ…

赤沢「ひぐっ…ふぇぇ…なんで…………どうして……」



50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:16:42.51 ID:4gPRslgQ0

杉浦「泉美は…さ」

赤沢「…ぐずっ………」

杉浦「どっちが好き?」

赤沢「え………?」

杉浦「この……現象も対策係もなくて…みんなが普通に暮らしている世界と……現実の…三年三組の世界」

赤沢「……そんなの…………決まってるじゃない……」

杉浦「…」

赤沢「みんながいて…お兄がいて……多佳子がいて……恒一君が、みんなっみんな笑顔でいて……」

赤沢「こっちの世界がいい……いいに…決まってるじゃない………!!」

杉浦「そう…そうよね…」



51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:18:16.11 ID:4gPRslgQ0

赤沢「こっちの世界にいたい…!こっちの世界で……生きたいよぉ……」

杉浦「そうね……泉美頑張ったもんね………」

赤沢「………たかこお」

杉浦「…泣き疲れたでしょ……膝貸してあげるから…今日はもう寝ちゃいなさい」

赤沢「あ………う……ん………」

杉浦「明日になったら…また一緒に学校生活送りましょ。この、優しい世界で」

赤沢「うん………」

杉浦「おやすみなさい………」



52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:19:45.86 ID:FksSWcj20

赤沢さん…



53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:20:08.79 ID:4gPRslgQ0

ピッ……ピッ………ピッ………ピッーーーーーー……………

………………………………………………


千曳「………」

千曳(叶わなかった…か………)

千曳(もう……線は引きたくなかったのだが……な……)

千曳(……)

千曳「…」ピッ

………………



54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:21:41.68 ID:4gPRslgQ0

ゴオオオオオオ…………

ドカーン……ガラガラ……

勅使河原「くそ……!くそお!!」

望月「風見君…………」

有田「……もう…いや…」

千曳「…………」

勅使河原「………赤沢は?赤沢がいないじゃねえか!」

望月「榊原君もいない…!まさか……また中に!?」

勅使河原「くそっ!!」ダッ

千曳「待ちなさい」ガシッ

勅使河原「離せっ!離してくれ先生!!」

千曳「……私が探しに行こう。君たちはここで待っているんだ」

望月「先生…!」

勅使河原「くっ……お願いします!先生!」

千曳「…」ダッ



56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:23:09.93 ID:4gPRslgQ0

ドカーン……ゴオオオオオオオオオオ…

千曳(くっ…ガレキが……酷い惨状だ…これでは…)

千曳「誰か!誰かいないか!!」

千曳「あ……あれは……!!」

赤沢「…………」

千曳「大丈夫か!?しっかりしろ!!」

千曳(全身に刺し傷に火傷……出血がひどい……かろうじて息があるがこれでは……だが)

千曳「…頑張れ。こんなところで死んではダメだ…!」グッ

赤沢「……」



57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:24:53.80 ID:4gPRslgQ0

望月「あ!千曳先生!!」

勅使河原「赤沢っ!!!」

鳴「…!!」

千曳「…無事だったのか…そっちは?」

勅使河原「サカキです!気は失っちまってるけど…先生っ!赤沢は!?」

千曳「非常に危険な状態だ。すぐに応急処置の準備をしてくれ」

望月「はっはいっ!」

勅使河原「ひ…ひでえ……くそっ…赤沢!頑張れよ!!死ぬな!!」



59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:27:17.62 ID:4gPRslgQ0

病院

ガチャ

榊原「……あ」

鳴「…おはよう。起きたって聞いたから。あの後のこと、知ってる?」

榊原「……うん。千曳先生から」

鳴「そう」

榊原「千曳先生…怜子さんのこと、覚えてなかった」

鳴「ほかのみんなも、覚えてなかった」

榊原「やっぱり…そうか…」

榊原(僕は……………怜子さんを……………)

鳴「……他に何か、聞きたいことある?」



61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:29:10.92 ID:4gPRslgQ0

榊原「……赤沢さんの容体は…どう?」

鳴「……とても、危険だって。命が助かっても……二度と目覚めることもできないかもって…………」

榊原「………そうか…見崎」

鳴「なに?」

榊原「赤沢さんのこと……恨まないであげて」

鳴「……」

榊原「あんな状況じゃ、まともにいられる方が難しかったと思うんだ。だから…」

鳴「大丈夫。それに…私にも責任の一端はあると思うから。私が、早く三神先生のことを…」

榊原「もうその話はやめようか…もう、終わったんだから」

鳴「うん…」

榊原「他の皆はどうしてる?」

鳴「ケガの治療が終わったあとは、あの夜のこと…みんな忘れちゃってるみたい。断片的に覚えてる人もいるみたいだけど」

榊原「そっか…」



63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:31:14.47 ID:4gPRslgQ0

コンコン

榊原「あっどうぞ」

ガチャ

勅使河原「おっすサカキ。意識戻ったんだってな」

望月「こんにちは。身体大丈夫?」

榊原「うん。もうすぐ退院できるって」

勅使河原「そいつぁよかった…て」

鳴「……」

望月「…お邪魔だった?」

榊原「いや大丈夫だよ」

勅使河原「おう、何かワリイな……なあサカキ」

榊原「赤沢さんのことかい?」

勅使河原「ああ………」

望月「大分……よくないみたい」

榊原「うん……聞いたよ」



64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:33:10.13 ID:4gPRslgQ0

鳴「……」

勅使河原「……」

榊原「皆で、祈ろうよ」

鳴・勅使河原・望月「!」

榊原「赤沢さんは絶対に良くなるって。また一緒に…学校生活送れるって…」

勅使河原「…ああ!言われなくても!!」

望月「もちろん!」

鳴「私も…祈る」

勅使河原「お」

望月「うん」

榊原「見崎……」

榊原(必ず…戻ってきて…赤沢さん…)



65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:35:00.10 ID:4gPRslgQ0

赤沢(とても……とても幸せな夢を見ていたの………)

赤沢(夢の中のこの世界は、誰かが理不尽な不幸に会うこともなく、笑顔で溢れて、毎日が輝いている世界)

赤沢(私の大切な兄がいて、大切な友達がいて、好きな人が…とても近くにいる世界)

赤沢「たか…こ……」

杉浦「ゆっくりおやすみ…泉美…」ナデナデ

赤沢(また…明日になったら……三年二組で………)



67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:36:32.81 ID:4gPRslgQ0

アカ……ザワ……

赤沢(うるさいなあ…)


"みんなと一緒に生きたい"



……モド…ッテ…

赤沢(もうほっといてよ……)


"あんな死に方ごめんよ"



69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:38:44.33 ID:4gPRslgQ0

…オネ……ガイ…………

赤沢(痛いのはもういや………)


"私はまだ"


…アカ……ザワ……サン!

赤沢(恒一君………)



"生きたりない"


勅使河原(帰ってこい!赤沢!)

望月(戻ってきて!)

鳴(お願い……!)

榊原(赤沢さん…赤沢さん……!)


"生きたいだけ、生きてない!"



70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:40:41.77 ID:4gPRslgQ0

杉浦「……」

赤沢「ごめん……多佳子」

赤沢「私……行かなくちゃ」

杉浦「そ」

赤沢「次会うのは、だいぶ先になりそうね」

杉浦「ええ。泉美はよぼよぼのお婆ちゃんになってるわね」

赤沢「言ってなさい。私はどんなに歳をとっても、赤沢泉美よ」

杉浦「ふふっ…そうね。きっと…とても綺麗なお婆ちゃんね」

赤沢「…ありがとう」

杉浦「いいえ」



72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:41:41.07 ID:4gPRslgQ0

赤沢「またね…多佳子…大好きよ」

杉浦「私も大好きよ。泉美」

和馬「早く行けよ」

赤沢「お兄…!」

和馬「皆待ってるぜ、さっさと行ってきな」

赤沢「うん…それじゃあ…」

和馬「ああ」

和馬・杉浦「いってらっしゃい」

赤沢「…いってきます!」



74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:42:38.32 ID:4gPRslgQ0

千曳「……」

…………………………ピッ

千曳「……?」

…………ピッ……………………ピッ…………ピッ…

千曳「……!!!!」

……ピッ…ピッ…ピッ…ピッ…ピッ…

千曳「こっこれは…!!!!」

赤沢「あ…………う……………」モゾッ

千曳「医者…医者を…!だ…だれかっ!!」



76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:44:26.13 ID:4gPRslgQ0

ピッ…ピッ…ピッ…

赤沢「……」スヤスヤ

千曳「………」

勅使河原「赤沢ぁ!!」

望月「意識が戻ったって!?」

鳴「赤沢………さん…!!」

榊原「……赤沢さん!!!」

千曳「静かにしたまえ」

勅使河原「すっすいません…千曳先生!赤沢は!」

千曳「医者によると今は寝ている…が、意識がはっきりして、脈拍その他も安定している」

千曳「峠は…越えたそうだ」



77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:45:52.83 ID:4gPRslgQ0

勅使河原「あ……あがざばぁああああああ!!」

望月「ううっ…よかった…!よかったよぉ……!!」

鳴「………良かった…………よかった………!」

榊原「赤沢さん……よかった…本当に…よかった……!!」

千曳(医者によれば…助かる見込みはほぼゼロに等しかった)

千曳(だが……)

鳴「また…一緒に…」

勅使河原「ぐずっ、おうよ!」

望月「うん…うん!」

榊原「また一緒に…学校に行こう!待ってるよ…赤沢さん」

赤沢(…みん…な……)スヤスヤ

千曳「奇跡………か」



78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:47:23.86 ID:4gPRslgQ0

ズンッズンッズンッズンッ

バンッ

千曳「図書室では静か…ああ君か。卒業おめでとう」

赤沢「千曳先生!!」

千曳「!!なっなにかね……!?」

赤沢「この名簿…!どうして私に線が引いてあるんですか……!?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

千曳「こっこれは…!すまない…修正し忘れていたよ……すぐに直す」

赤沢「まったく。しっかりしてください。私は死者じゃありませんから」

千曳「大変失礼した……」

赤沢「………」

千曳「……どうした?」

赤沢「こんなに…犠牲になったんですね………」

千曳「……今自分たちがすることは」

赤沢「わかってますよ」



79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:49:25.35 ID:4gPRslgQ0

赤沢「どんなに辛いことがあっても…今を生きる私たちは未来があります」

赤沢「笑って前を向いて歩いていかないと…天国にいるみんなに、怒られちゃう」

千曳「……その通りだ」

赤沢「それじゃあ千曳先生。三年間ありがとうございました」

千曳「ああ。お元気で」

赤沢「はい…先生も、お元気で」



80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:50:20.00 ID:4gPRslgQ0

赤沢「ごめんなさい」

鳴「!……覚えてるの…?」

赤沢「おぼろげ…だけどね」

鳴「そう…」

赤沢「謝って…許されることじゃないのはわかってる…私はあなたを」

鳴「許します」

赤沢「え!?」

鳴「許す、て言ったの。だから、この話はもうおしまい」

赤沢「み……見崎さん……」ウル

鳴「卒業、おめでとう」

赤沢「うん。そちらも…おめでとう」

鳴「うん…勅使河原君が呼んでたよ」

赤沢「知ってる…それじゃあ…また」

鳴「うん、またね」



81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:51:48.07 ID:4gPRslgQ0

望月「!来たよ!頑張って!!」

勅使河原「おっおう!」

望月「じゃっ、じゃあねえ!」

勅使河原「じゃっ、じゃあなあ!」

赤沢「…?望月君?」

勅使河原「ああ!あいつは何かこれから用事があるみたいで」

赤沢「そう」

勅使河原「あっ赤沢!俺お前に、言いたいことがあるんだ!」

赤沢「…なに」

勅使河原「俺は………お前のことが好きだ!!赤沢!俺と…付き合ってくれ!」

赤沢「………」

赤沢「嬉しい…」

勅使河原「!」



82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:54:43.27 ID:4gPRslgQ0

赤沢「こんな…体中傷だらけの私に…」

勅使河原「そんなの関係ねえよ!」

赤沢「ありがとう…けど、それとこれとは話は別よ」

勅使河原「ぬ…」

赤沢「…考えてあげてもいいわ」

勅使河原「…そ…それじゃあ!」

赤沢「ただし!!」

勅使河原「!」

赤沢「私の……恋が破れたらね」

勅使河原「か…」

勅使河原「かあっ……やっぱりサカキか……」ガクッ

赤沢「あら?よくわかったわね」



83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:57:44.54 ID:4gPRslgQ0

勅使河原「見てりゃわかるっての……。はあ俺はどうすればいいわけ?応援すればいいのか?」

赤沢「好きにすれば?」

勅使河原「うう…」orz

赤沢「……」

赤沢(あんたの声も…ちゃんと聞こえてたわよ)

勅使河原「ん?何か言ったか?」

赤沢「別に。卒業おめでとう」

勅使河原「おう、そっちもおめでとう」

赤沢「ありがとう。じゃあね。」

勅使河原「ああ」

勅使河原「……」

勅使河原(綺麗で、眩しすぎるぜ…たくよ)



85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:59:19.91 ID:4gPRslgQ0

榊原「あっ…赤沢さん」

赤沢「呼び出してごめんなさい。迷惑じゃなかったかしら?」

榊原「まさか。迷惑なんてあるわけないよ。どうしたの?」

赤沢「うん…」

杉浦(頑張って、泉美)

和馬(うちのを泣かしたら承知しねえぞ!)

赤沢(ふう…落ち着きなさい、赤沢泉美)

榊原「?」

赤沢「まずは……ごめんなさい。私は、あなたにとても非道いことをしてしまった。本当に、ごめんなさい」

榊原「思い……出したの?」

赤沢「うん…少しだけど…」

榊原「……気にしてないよ。全ては現象のせいだったんだから。赤沢さんが生きていてくれて、僕は本当に嬉しかった……」

赤沢「…!恒一君…!!」



88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 13:00:56.32 ID:4gPRslgQ0

榊原「一緒に卒業できて、本当に良かった」ニコッ

赤沢「ええ、私も…恒一君と卒業できて………一年間、いろんなことがあったわね…」

榊原「…そうだね……」

赤沢「辛くて…悲しいことが…あったわ…」

榊原「うん…」

赤沢「私も…死にかけて…もうダメかな…死んじゃうなあって私自身思ってた」

榊原「……」

赤沢「けど…それでも…私は…生きたかった!楽しいこともあったから…三年三組になってからの楽しいこと、恒一君と初めて出会ってからのこと、私は覚えてるから」

榊原「うん……僕も覚えてる。赤沢さんと川原で出会ったこと、思い出したよ」

赤沢「!………それと…もう一つ理由があったの…私の…生きたい理由……伝えたい…想いがあったから」

赤沢「私は…」



89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 13:03:12.15 ID:4gPRslgQ0

辛くて苦しいことは たくさんあった。楽しい世界も選べたけど あれは夢 所詮夢


赤沢「私はずっと恒一くんのことを見てた…恒一君と話して…恒一君の側にいるととても安心して…見崎さんには…嫉妬してた」

榊原「赤沢さん…!」

赤沢「私は…恒一君の隣にいたい。恒一君と一緒に歩いていきたい」


それに楽しいこともある どんなにくじけても 前に進んで 未来で楽しいことは 自分で作ることもできるから


赤沢「恒一君と、二人で手をつないで歩いていきたい」



90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 13:04:07.85 ID:4gPRslgQ0

だから とてもすばらしい


赤沢「私は」


この世界で 私は生きていく


赤沢「恒一君が、好きです」


END



91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 13:06:00.39 ID:QhZJxbbM0

素晴らしい



84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 12:58:45.17 ID:3qogffgV0

これが真のエンディング…!



93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 13:06:30.72 ID:4gPRslgQ0

ていうDVD特典がつくんですよね!?
読んでくれた方ありがとうございました。

ではまた。



95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 13:07:34.09 ID:3qogffgV0

あぁ、きっと付くさ!



96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 13:07:35.22 ID:SELVCPWYO

乙いい話だった



101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 13:09:10.68 ID:FksSWcj20

良かった
何より、前半の小椋さんが可愛かった



102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/01(日) 13:11:24.10 ID:ZDTQnDMi0

赤沢さん、今そっち行きます



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コメント一覧
20245. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/04/06(金) 13:29 ▼このコメントに返信する
全俺が泣いた
20246. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/04/06(金) 13:31 ▼このコメントに返信する
こんなED見たかったよ。
20253. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/04/06(金) 17:29 ▼このコメントに返信する
俺はマジでこれを期待してた
20274. 名前 : 名無しさん◆- 投稿日 : 2012/04/07(土) 03:05 ▼このコメントに返信する
赤沢さんこそが真のヒロイン
20285. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/04/07(土) 09:03 ▼このコメントに返信する
勅使河原キープwwwさすが赤沢さん小悪魔ですねwwwww
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