京子「あ、野生の結衣が昼寝してる!」

2012-04-01 (日) 12:17  その他二次創作SS ゆるゆり   3コメント  
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:10:27.04 ID:0c6P4okW0

京子「やあやあ諸君、元気かな!」

あかり「……京子ちゃん静かに!」コソッ

ちなつ「結衣先輩の寝顔も素敵です……」

結衣「……」zzz

京子「おやおや、結衣が昼寝してるなんて珍しいね」

あかり「ふふ、きっと結衣ちゃんも疲れてるんだよぉ」

京子「ったく、寝るなら授業中に寝ておけよなー」

ちなつ「いやいや、普通寝ませんから」

あかり「あはは……」


eval.gifつぼみ VOL.17 (まんがタイムKRコミックス GLシリーズ)



2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:24:08.70 ID:0c6P4okW0

結衣「……」zzz

ちなつ「あかりちゃん、ここの問題ってさ」

あかり「うんうん、ここはね……」

京子「もうつまらなーい、私にかまってよ」

京子「かまえかまえー!」ギュムッ

ちなつ「あーもうやかましいです!!」

あかり「京子ちゃんは宿題とかないの?」

京子「んー、あっても全部結衣に見せてもらってるもん」ツンツン

結衣「むにゅ……」zzz



4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:36:49.10 ID:0c6P4okW0

あかり「ええっと、授業のノートも結衣ちゃん頼みだよね?」

京子「そうだな、だいたい寝るか絵を描いてるし」

ちなつ「……はぁ、この人は」

京子「にしても結衣っていつ宿題してるんだろ」

京子「昨日も夜の11時くらいまで一緒にゲームしてたし」

ちなつ「……」ピクッ

あかり「当たり前のようにお泊りしてるんだね……」

京子「……」ポッ

ちなつ「なに頬を赤くしてるんですか!?」



6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:44:34.22 ID:0c6P4okW0

ちなつ「その後はなにもありませんでしたよね!!」ユサユサ

結衣「んぅ……」モゾモゾ

一同「しー……」

京子「くふふちなつちゃん、なにもって例えば?」

ちなつ「た、例えば、その、ごにょごにょ……」モジモジ

ちなつ「ってなに言わせるんですか!」

あかり「2人ともなんのお話し?」

京子「むっつりなちなつちゃんもかわええ、そんなことしないよぅ」スリスリ

ちなつ「あーもう、ベタベタしないで下さい!!」

あかり「むー、あとで結衣ちゃんに直接聞いちゃうもんね」プクッー



7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:50:02.33 ID:0c6P4okW0

ちなつ「冷静に考えて、ゲームしたあとに宿題してたんですよ」

京子「そう言えば私は先に寝たけど」

京子「結衣は1人で勉強してたな、あはは」

あかり「ちょっと京子ちゃん……」

ちなつ「はぁ……」

ちなつ「そりゃ寝不足にもなりますよ」

あかり「結衣ちゃんに負担かけすぎだよぉ京子ちゃんは」

京子「……ふうむ」

結衣「……」zzz



8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:56:00.77 ID:0c6P4okW0

ちなつ「とにかく、今は宿題してるんだ大人しくしててください」

京子「くぅ~ん……」

あかり「ふふふ、京子ちゃんわんわんみたい」ナデナデ

京子「あかりーわたしと遊んでくれよー」

ちなつ「ほらほら、続きやろうよあかりちゃん」

あかり「うんっ、ここで終わらせちゃおうね」

あかちな「……」カリカリッ

京子「はぁーつまらないなぁ」



9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 17:57:44.43 ID:0c6P4okW0

結衣「……」zzz

京子「むふふ、無防備に寝てる結衣が悪いよね」

京子「普段はちょっかい出せばすぐチョップだもん」

京子「たまにはイタズラしてやるか」

京子「……へへへ」



10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 18:02:54.11 ID:0c6P4okW0

京子「あ、そうだこの新しいノートに」

京子「……船見結衣の生態調査っと」カキカキ

結衣「……」zzz

京子「うむうむ、よーく寝ていらっしゃる」

京子「野生の結衣は貴重だからね、じっくり調べてあげようかな」

京子「名前は船見結衣、14歳、七森中学の2年生」

京子「中学生なのに一人暮らしをしている」

京子「幼馴染みである歳納京子にゾッコン」

京子「うむうむ」カキカキ



12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 18:11:48.30 ID:0c6P4okW0

京子「ねえねえ、2人とも結衣についてどう思う?」

ちなつ「……!」ガタッ

あかり「急にどうしたの京子ちゃん?」

京子「いや、ちょっと気になってね」

あかり「んー、結衣ちゃんは優しいからあかりも大好きだよぉ」

あかり「ふふ、オムライスも美味しいし」

ちなつ「わたっ、私もそんな感じですっ!」

京子「ふむふむ、後輩の面倒見が良く慕われているっと」カキカキ

京子「……オムライスは絶品」カキカキ



14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 18:20:34.87 ID:0c6P4okW0

京子「……」ナデナデ

結衣「んぅ……えへへ」

京子「冷徹に見えてじつはナデナデされるのが大好き」カキカキ

京子「ふむふむ、結構分からないところあるもんだな」

京子「嫌いな食べ物とかあったっけか……」

ちなつ「あかりちゃん、調理実習で余ったネギわざわざ持ってきたの!?」

あかり「うん、だって半分も残ってるしもったいないよぉ」

京子「ネギ、ネギ……!」



16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 18:24:23.32 ID:0c6P4okW0

京子「あかりー、そのネギちょっと貸してくれないか」

あかり「へっ、いいけど何に使うの?」ゴソゴソ

京子「へへ、サンキュー!」

京子「いや確か結衣ってネギが苦手だったような気がするから」

ちなつ「それでどうしてネギが必要なんです?」

京子「まぁまぁ、コイツを結衣の鼻に近づけて……」スッ

結衣「……」ピクッ

結衣「ふぇっ、んっ……ねぎ、ねぎ?」zzz

結衣「いやだよぅ、おっ、おかーさん……」グスッ



17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 18:26:37.69 ID:QICiaCH80

かわいすぎわろた



18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 18:31:26.91 ID:0c6P4okW0

京子「ぷっくふふふ……」グリグリ

結衣「……ふっ、ふぇ」zzz

ちなつ「ちょっと京子先輩!」

あかり「もう、あとで怒られても知らないよぉ」

京子「あはは、ちょっと調子乗りすぎたな」

結衣「ひっ、姫……!」

ちなつ「姫……?」

結衣「もうお城はネギの軍勢に囲まれてしまいました」

結衣「むにゃ……えへへ」zzz

あかちな京「ぷっ、ぷぷぷ」ピクピク



19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 18:38:04.99 ID:0c6P4okW0

京子「ネギッ、ネギの軍勢……」ピクピク

あかり「だっ、ダメだよ笑ったりなんかしたら」

ちなつ「そっそうですよ!」

結衣「そろそろ私も出なければなりません……」

結衣「生きて帰られるかは分かりません」

結衣「んー……」zzz

京子「ぷふっ、もうなんなの結衣、笑いすぎてお腹痛い……」ピクピク

結衣「お慕い申しております、京子姫」

京子「……」ピクッ



20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 18:40:32.62 ID:57B8lFSW0

ほう…



21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 18:44:51.11 ID:0c6P4okW0

結衣「ねぎっ、喰らえこれがみじん切りだ……むにゃ」

結衣「えへへ……」zzz

京子「……」

ちなつ「あかりちゃん、ここの問題って」

あかり「うんうん、ここはね……」

京子「きょっ、京子姫……?お慕い?」モジモジ

あかり「あれ、京子ちゃん顔赤くしてどうしたの?」

京子「ふにゃっ!?」ビクッ



24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 18:57:07.90 ID:0c6P4okW0

京子「ね、ねえねえあかり」

京子「お慕い申しておりますってどういう意味なの?」

あかり「うーん、たまに時代劇とかで出てくるよね」

ちなつ「私も聞いたことはありますけど……」

あかり「よく分からないけど、好きですよーってことなんじゃないかなぁ」

ちなつ「たぶんそんな感じだよね」

京子「……」

京子「あ、あ、あぁそうなんだ……」モジモジ

結衣「……」zzz



25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 19:03:56.95 ID:0c6P4okW0

京子「いっ、いやー、この部屋あついなっ!」

ちなつ「……今日は季節外れの雪が降ってますけど」

あかり「うんうん、寒いくらいだよねぇ」

京子「そうだよなっ!私も寒いくらいだよ!」

ちなつ「……はぁ、そうですか」

あかり「ふふ、京子ちゃん、とりあえずこのハンカチで汗拭いて」スッ

京子「おっおう、サンキューあかり」

結衣「……京子姫、ネギはすべてみじん切りに」zzz

京子「そっそれは、もういいっつーの……」ペシッ



26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 19:10:33.73 ID:0c6P4okW0

京子「あかり、ハンカチありがと」

あかり「ううん、どういたしまして」

あかり「でも珍しいね京子ちゃんがそこまで取り乱すなんて」

京子「……いや、その」モジモジ

ちなつ「ふふ、珍しいこともあるもんですね」

京子「そっ、そりゃあ私も人の子だからね、あはは」

京子「嫌いな食べ物はネギ」

京子「……あと、結衣は私にゾッコンであるっと(二回目)」カキカキ



30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 19:18:15.36 ID:0c6P4okW0

あかちな「……」カリカリッ

結衣「すー……」

京子「ふぁ~、いよいよ手持ち無沙汰だなこりゃ」

京子「ふぅむ、生態調査だからな」

京子「つっ、次はお触りしていろいろ調べちゃおうかなー」

結衣「……」zzz

京子「へへへ、匂いとか嗅いだりしちゃって」スンスン

結衣「っ……」ピクッ



31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 19:25:09.65 ID:0c6P4okW0

京子「ふんふん、うなじからはシャンプーのいい香り」カキカキ

京子「……えへへ」ギュッ

京子「なんか子供のころと同じ匂いがして、安心するなぁ」

京子「せっけんとかシャンプーの匂いと」

京子「……よく分からないけど、お菓子みたいな甘くていい匂い」

京子「……」カキカキ

京子「総括して、体臭は甘くていい匂いっと」

京子「こんな機会滅多にないし、もうちょっと堪能するか」スンスン

結衣「んっ……」ピクッ



34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 19:32:18.04 ID:0c6P4okW0

京子「だいたいさ、何だよ京子姫って」ギュッ

京子「まーったく、ちんちくりんな夢見ちゃってさ」ムニムニ

結衣「んー……んむむ」

京子「ほっぺの触り心地はなかなか、意外と伸びる」カキカキ

京子「……」ジー

京子「はぁ、しっかり谷間もあるじゃないか」

京子「勝手に自分だけ成長しやがって」

京子「ひまっちゃんには負けるが、ナイスボディっと」カキカキ

京子「……あとはこのノートなに書こうかなぁ」



36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 19:39:15.57 ID:0c6P4okW0

あかちな「……ふぅ、疲れたぁ」

あかり「あっ、この間ね、公園でネコちゃん見つけてね」

あかり「ふふふ、腰のあたりさすってあげたら、なーおにゃーおって」

あかり「腰を突き出して、気持ちよさそうにしてたんだぁ」

ちなつ「あかりちゃん、ノラネコはあまり触らないほうが……」

あかり「そうかなぁ……」

ちなつ「たしかネコって腰のあたりが性感帯って聞いたよ」

あかり「せいかんたい……?」

ちなつ「やばっ!」

あかり「ちなつちゃん、性感帯ってなぁに?」



38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 19:42:37.79 ID:1hnKPOfG0

つまりちなつちゃんも腰の辺りが…?



39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 19:46:28.60 ID:0c6P4okW0

ちなつ「あのね、あかりちゃんにはまだ早いかな――」

あかり「……」ジーッ

ちなつ「うっ……」

ちなつ「はぁ、性感帯っていうのはね」

あかり「うんうん!」

ちなつ「ちょ、ちょっと耳貸してね」

あかり「えへへ、秘密のお話なんだね」ソッ

ちなつ「……」フーッ

あかり「っ!?」ゾクッ



41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 19:52:57.18 ID:0c6P4okW0

あかり「きゅっ、急に耳に息吹きかけてどうしたの?」ドキドキ

ちなつ「あかりちゃん、さっきどんな感じだった?」

あかり「えっ、えっと、なんかゾクってしちゃって」

あかり「ドキっとしちゃった……」モジモジ

あかり「ご、ごめんね上手く説明できないや」

ちなつ「じゃああかりちゃんは耳が性感帯なんだね」

ちなつ「少し敏感なところを性感帯って言うんだよ」

あかり「へぇー、そうなんだぁ」

京子「……ふむ」



43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 20:01:41.79 ID:0c6P4okW0

あかり「他にも性感帯ってあるの?」

ちなつ「うーん、人によってそれぞれだと思うから……」

ちなつ「でもだいたいは首筋とか、鎖骨のあたりとか」

あかり「……」スリスリ

あかり「えへへ、さっきみたいにはならないや」

ちなつ「お腹のあたりとか、あとは……」

あかり「他にもまだあるの?」

ちなつ「はっ、歯茎の裏とか内側のふと腿……」

あかり「歯茎のうら!?」

ちなつ「あぁもう、絶対興味津々だよあかりちゃん……」



46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 20:13:14.37 ID:0c6P4okW0

あかり「でもでもちなつちゃん、歯茎の裏なんてどうやって触るの?」

ちなつ「いっいや、だからその……」

ちなつ「……」

あかり「……」ジーッ

ちなつ「え、えっともう一回耳貸してくれるかな」

あかり「またフーッってするの?」モジモジ

ちなつ「し、しないもん!……秘密の話だからね」

あかり「えへへ、もちろん誰にも言わない、秘密のお話だよぉ」ソッ



48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 20:18:34.43 ID:0c6P4okW0

ちなつ「だっだからね、その、キスするときに舌を……」ゴニョゴニョ

あかり「……」

あかり「ええええええええええええええええええ!?」

結衣「んぅ……」

ちなつ「あかりちゃんのおバカッ、声大きいよ」

あかり「だ、だってキスするときにしっ、舌入れるって……!」

ちなつ「……だからあかりちゃんにはまだ早いって言ったのに」

あかり「ひょえー……」ドキドキ



49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 20:27:43.29 ID:0c6P4okW0

あかり「お、大人の世界だよぉ……」

ちなつ「あとね、自分で触ってもそんな気持ちよくないと思う」

ちなつ「好きな人にいじってもらうと気持ちいいらしいよ」

あかり「へっ!?」

ちなつ「ど、どうしてそこで驚くの?」

あかり「だ、だって……」

ちなつ「……?」キョトン

あかり「さっきちなつちゃんに耳をフーってされたら」

あかり「き、気持ち良かったよ?」

ちなつ「んなっ!?」



51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 20:38:07.22 ID:0c6P4okW0

ちなつ「そっ、それはその……」

あかり「……」カァー

ちなつ「な、なんで顔赤くしてるのよあかりちゃん!」

あかり「ちっ、ちなつちゃんも真っ赤だよぉ」

ちなつ「……」

ちなつ「う、うるさいあかりちゃんのくせに!」

あかり「くせにって、なんかひどいこと言われた気がする……」シクシク

ちなつ「……もー、こんなこと言わなきゃ良かった」


京子「せ、性感帯……」

結衣「……」zzz



55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 20:51:54.30 ID:0c6P4okW0

京子「でっでも、理にかなってるとは思うんだよな……」

京子「生態調査だから性感帯を調べるのも」

結衣「……すぅ」zzz

京子「うっ……」

京子「心なしかなんか色っぽく見える……」

京子「あぁもう、ありえないだろ幼なじみだぞ!」ブンブン

京子「でっでも、あかりとちなちゅだって耳フーってしてたし」

京子「……」ドキドキ

京子「そっそうだよ、コレはいたずらだから」

京子「ただそれだけだから、深い意味なんてないよ!」



57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 21:00:24.38 ID:0c6P4okW0

京子「……」

結衣「……」zzz

京子「呑気に寝ちゃって、1人でドキドキしてバカみたい」

京子「そうそう、相手は結衣なんだから別に意識するのがおかしいんだよ」

京子「……」ギュッ

京子「……んっ」

京子「結衣の匂いで頭クラクラする……」

京子「……」フッ-

結衣「んっ……」ピクッ

京子「き、気持ちいいの結衣?」



60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 21:10:37.89 ID:0c6P4okW0

京子「耳にフーってされて気持ちいいの?」ギュッ

結衣「……」

京子「へへへ、なんて答えられるわけないか寝てるんだし」

京子「……耳弱いのかなぁ」

京子「これは調査する必要があるな」

京子「……あまがみっ」カプッ

結衣「ひゃっ……ん」ピクッ

京子「……」フーッ

結衣「っ……」



69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 21:52:36.62 ID:0c6P4okW0

京子「くふふ、もう完全に黒だなこりゃ」

京子「耳が弱いっと」カキカキ

京子「にしても寝付きよすぎだろ……」

結衣「……」zzz

京子「昔もよくこうやって一緒にお昼寝したなぁ」

京子「……」カキカキ

京子「最後に結衣への要望ってことで」

京子「……へへへ」ギュッ

京子「くぁ……」

京子「……」zzz



74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:07:53.08 ID:0c6P4okW0

結衣「……へぷちっ!」

結衣「ん、あれ、いつの間にか寝てたみたいだな」クシクシ

京子「……」ギュッ

結衣「……ったく、やけに寝苦しいと思ったら」

結衣「京子、いいかげん離れて……」

京子「……んへへ、ゆい」zzz

結衣「まぁたまにはいいか」

あかり「あ、結衣ちゃん、起きたの?」

結衣「うーん起きたには起きたんだけど……」



76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:17:12.42 ID:0c6P4okW0

あかり「……」トテトテ

結衣「ご覧のありさまだから動けなくてさ」

あかり「あはは、今度は京子ちゃんが寝ちゃったんだ」

結衣「うん、なんか手も足も絡まれて身動きできなくて」

あかり「さしずめ結衣ちゃん抱き枕って感じかなぁ」

結衣「なんだそれ……」

結衣「あれ、ちなつちゃんは?」

あかり「あぁえっと、なんか顔が真っ赤になってね」

あかり「きょっ今日は、あかりちゃんの顔まともに見れないかもって」

あかり「先に帰っちゃった……」



77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:20:18.62 ID:0c6P4okW0

結衣「……あかりは一体ちなつちゃんに何言ったんだ」

あかり「えへへ、さっぱりだよぉ」

結衣「たまーに恐ろしいことさらっとするからな」

あかり「そ、そうかな……」

結衣「はっぱ仮面とか」

あかり「ちょ、ちょっとそれは別に関係ないよね!」

結衣「ふふ冗談だよ、でも喧嘩したとかではないんだろ?」

あかり「うん、あかりドキドキしちゃったよぉ」

結衣「……ドキドキ?」



79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:27:27.06 ID:0c6P4okW0

結衣「どうしてドキドキするんだよ」

あかり「えっとね、ちなつちゃんがあかりの耳に息をフーってしてね」

あかり「……それで」

結衣「わっ、私が寝てる間になんかスゴイことになってるね……」

結衣「……そんなことされたらドキドキもするだろうな」

あかり「えへへ」

結衣「えへへじゃないよもう……」

結衣「……おや、なんだろうこのノート」

京子「……」zzz



81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:36:31.14 ID:0c6P4okW0

結衣「船見結衣の生態調査?」

結衣「まーたコイツは変なことして……」

京子「えへへ……」zzz

結衣「まったく、えへへじゃないっての」

結衣「……ふむふむ」

結衣「まぁ特に変なことは書いてない……」

結衣「『幼馴染みである歳納京子にゾッコン』」

結衣「……」



82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:39:34.48 ID:0c6P4okW0

結衣「い、今のは見なかったことにするか」

結衣「オムライスが美味しい、後輩の面倒見がいい……」

結衣「へぇ結構真面目に書いてくれてるんだな」

結衣「……」

京子「……」zzz

結衣「……」ナデナデ

京子「んっ、えへへ……」ギュッ

結衣「ふふ」



83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:44:06.80 ID:0c6P4okW0

結衣「『冷徹に見えてじつはナデナデされるのが大好き』」

結衣「冷徹に見えるのか……」ピシッ

京子「んぐっ……」

結衣「私までおちゃらけたらバランスとれないだろうが」

結衣「……お前のおかげでこんな性格なったんだよ」

結衣「……責任とれよ、なんてな」クスッ

結衣「『結衣は私にゾッコンであるっと(二回目)』」

結衣「はぁ・・・…」



88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 22:51:32.18 ID:0c6P4okW0

結衣「他に特に変なことは……」

結衣「『総括して、体臭は甘くていい匂い』」

結衣「たっ、体臭……!?」

あかり「ん、どうかした結衣ちゃん?」

結衣「……私って変な匂いするかな?」

あかり「ふぇっ?」

あかり「きゅっ、急にどうしたの結衣ちゃん!」

結衣「いやこれには甘くていい匂いって書いてあるんだけど……」グスッ

結衣「たっ、体臭って書かれるとちょっと傷つく」

あかり「……??」



91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:00:58.86 ID:0c6P4okW0

あかり「別に気にしたことはないよぉ」

あかり「むしろ結衣ちゃんの匂い好きだけどあかりは」

結衣「ほんとに?」

あかり「うんうん、昔のおやびんと変わらない匂いがして安心するんだぁ」

結衣「あーなんか、その呼び方懐かしいかも」

あかり「えへへ、だから気にしない方がいいよぉ結衣ちゃん」

結衣「ん、ありがとなあかり」

京子「ゆぃ……んへへ」ギュッ

結衣「お前のせいでこんな悩んでるんだよ、お馬鹿」ムニムニ

京子「んむー……」



92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:06:51.09 ID:0c6P4okW0

結衣「『ほっぺの触り心地はなかなか、意外と伸びる』」

結衣「まぁ京子には負けるけどな」ムニムニ

京子「むにゅー……」

結衣「あー柔らかい……」

結衣『ひまっちゃんには負けるが、ナイスボディ』

結衣「そりゃどうも、京子も育てばいいね」

結衣「ふぅ、こんなもんかな――」

結衣「せっ、性感帯はみみ……!」

あかり「性感帯!」ガタッ



93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:11:49.62 ID:0c6P4okW0

あかり「ゆっ結衣ちゃんいま性感帯って!」

結衣「い、いや言ってない言ってないから!」

あかり「えー確か聞いたような気がするんだけどなぁ……」

結衣「(あかりにはそんな言葉絶対早いからな……)」

結衣「なっ、なんで京子のやつ私が耳弱いって……」

京子「んへへ」zzz

結衣「コイツ、寝てる私にちょこちょこ触ったな……」

結衣「……」ソッ

結衣「耳たぶちょっと湿ってるし」

結衣「……はぁ」



97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:25:03.26 ID:0c6P4okW0

結衣「……」フーッ

京子「はぅっ……」ギュッ

結衣「京子だって耳弱いじゃないか」

結衣「弱いのはお互いさまだな、これでチャラにしてやる」

京子「……」zzz

結衣「体臭、性感帯、私じゃなかったらセクハラで訴えられるぞお前」ムニムニ

結衣「……」ペラッ

結衣「おや、最後の最後になにか書いてあるな」

結衣「……私への要望?」



99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:31:34.56 ID:0c6P4okW0

結衣「『昔みたいにもっとぎゅーって、なでなでしてほしい』」

結衣「『甘えたい、もっと私にかまえ!』」

結衣「……」

結衣「べつにそれくらいだったらいつでもいいけど」ギューッ

京子「んー……」zzz

結衣「離れていったと思ったら急に甘えてくるし」

結衣「気まぐれな奴だよお前はホントに」ナデナデ

京子「へへへ……」zzz

結衣「……」

結衣「たまには私から甘えてみるのも面白そうだな」



101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:35:26.53 ID:0c6P4okW0

結衣「じゃあねあかり、気を付けるんだよ」

京子「じゃあねー、ふぁ~」ノビーッ

あかり「ばいばいーい、2人ともー」

結衣「……」

京子「あ、そうだ今日も結衣の家に――」

結衣「もちろん今日も泊まっていくんだろ?」

京子「ほえっ?」

京子「あ、ああうん!」

結衣「ほら寝起きで危ないから手繋いであげる」ギュッ

京子「お、おおう!?」



104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:46:26.21 ID:0c6P4okW0

結衣「今日もラムレーズン用意してるからな」

京子「……熱でも」ピトッ

結衣「ねえよ」

結衣「だっ、だいたいお前がもっとかまってとか、甘えたいって書いたんだろ」

京子「んなっ!?」

京子「まさかアレ見たのか結衣!」

結衣「……ホラさっさと帰るぞ、寒いし」グイッ

京子「みっ、耳でピクっとする結衣も可愛かったよ」

結衣「うるさい、お前も耳弱かったけどな」

京子「へっ!そ、それってどういうこと!?」

結衣「さぁな、教えてあげない」

京子「ちょ、ちょっと結衣ー!」

おしまい!



107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:52:18.95 ID:57B8lFSW0





113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/30(金) 00:07:49.50 ID:afxeyOnQ0

おつやでー



106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/29(木) 23:52:02.21 ID:fbyGFHR8P

乙。いい百合だった



関連記事

その他二次創作SS ゆるゆり   コメント:3   このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧
20048. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/04/01(日) 16:44 ▼このコメントに返信する
やっぱ普通に良いわ。
ホモは完全に受け付けないんだけど、何が違うんかね。
23332. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/07/01(日) 07:22 ▼このコメントに返信する
ネギの軍勢(オニオンヘタイロイ)を真っ先に思いついたがオニオンは玉ねぎじゃねえか
35489. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/06/19(水) 16:50 ▼このコメントに返信する
さりげないちなあかが素晴らしい
もちろん京結も素晴らしい
コメントの投稿