恒一「クラスの女子生徒が幼女化する現象!?」

2012-03-28 (水) 22:33  その他二次創作SS Another   0コメント  
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 21:30:57.16 ID:1WMU65/v0

※パラレルだと考えておかしいとこあっても目を瞑っていただけると幸いです

「こらー!こういちくんからはなれなさいよ!」

「……や」プイッ

「な、なんですってー!」

恒一「こらこら、仲良くしないとダメだよ二人とも」

「だってみさきさんばっかりずるい!」

「……」ベー

「むきー!」

恒一「こ、こら見崎ダメだよそんなことしたら!」


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2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 21:34:57.67 ID:r6KLCkFU0

期待



3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 21:35:24.55 ID:1WMU65/v0

恒一(しかし……)

「うぇぇぇぇん!!」

杉浦「あらあらどうしたの恵ちゃん?」

「ゆみちゃんが・・・グスッ、ぶったの」

「あぁ!?ちょっとこづいただけだろ?それなのにぴーぴーなきやがって」



4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 21:40:33.09 ID:1WMU65/v0

杉浦「くぉら!駄目でしょ叩いたりしたら!」

杉浦「ほら、ちゃんと謝って」

「……ん…なさい」

杉浦「もっと大きな声で!」

「あぁもうごめんなさい!」

「……うん、いいよっ!」ニパー

恒一(どうしてこうなった)



6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 21:45:06.21 ID:1WMU65/v0

~一週間前~

桜木「きりーつ、礼」

「さようならー」

恒一(今日は見崎来なかったな)

恒一(最近はちゃんと来てたのにどうしたんだろう)

三神「榊原くん」

恒一「?はい、なんでしょう」

三神「これ、今日配ったプリントなんだけど見崎さんに届けてくれるかしら?」

恒一「分かりました」

恒一(様子も見に行きたかったし好都合だ)



8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 21:50:47.88 ID:1WMU65/v0

恒一「取り敢えず前教えて貰った携帯電話の方に電話してみるか」

トゥルルルルル…

トゥルルルルル…

恒一「……中々出ないな」

ガチャッ

鳴「……もしもし、榊原、くん?」

恒一「あ、ごめんね突然」

恒一「もしかして寝てたりしたかな?」

鳴「うぅん、そんなことはない、けど」



10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 21:53:47.44 ID:1WMU65/v0

恒一「今日はどうしたの?風邪とか?」

鳴「ちょっと、ね……」

恒一「今日配られたプリント届けようと思うんだけど今から大丈夫?」

鳴「………」

恒一「見崎?」

鳴「………でも、榊原くんなら」

恒一「え?」

鳴「いつもの場所で待ってるから」

ガチャッ…ツーッツーッ



11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 21:59:12.30 ID:1WMU65/v0

~『夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の。』 地下~

恒一(いつもの場所と言われて来てはみたものの)

恒一(見崎はどこにいるんだ?)クイクイ

恒一「あ、見崎・・・・ッ!?」

それは 中学3年生と言うには

あまりにも小さすぎた

小さく 平たく 軽く

そして 幼すぎた

それは 正に 小学生だった



12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 22:02:16.46 ID:fNAnrmKw0

元から平たいような気も



13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 22:07:18.73 ID:yxOb9KdY0

>>12
無いものの話はよせ!



14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 22:08:43.66 ID:1WMU65/v0

恒一(小さい子だ……小学2、3年くらいかな?)

恒一(でもこの顔は……)

恒一「……もしかして、見崎?」

鳴「………」コクコク

恒一「なんだってこんな事に……」トゥルルルルル

恒一「あれ?赤沢さんからだ」



15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 22:13:23.23 ID:1WMU65/v0

恒一「はい、もしもし?」

赤沢「もしもし恒一くん?今、見崎さんと一緒にいるわよね?」

恒一「え?う、うん」

赤沢「急で悪いんだけど今から見崎さんを連れてイノヤに来てくれないかしら?」

恒一「見崎と一緒に……?」チラッ

鳴「………」

恒一「えっと、それは僕だけじゃ駄目なのかな?」

赤沢「……見崎さんなんだけど」

赤沢「もしかして小さくなってないかしら?」



17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 22:21:02.90 ID:1WMU65/v0

恒一「!……なんでそれを?」

赤沢「…やっぱりそうなのね」

赤沢「詳しいことは後で説明するわ」

赤沢「兎も角イノヤになるべく急いで来てね、じゃ」ガチャッ

恒一「ちょ、ちょっと赤沢さん?」

恒一「はぁ、一体どうなってるんだよ……」

鳴「……」ジー

恒一「じゃあ、一緒に来てくれるかな?」

鳴「……うん、わかった」キュッ

恒一(か、可愛い……!)



21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 22:26:58.93 ID:1WMU65/v0

その後小さくなった見崎とイノヤに向かった

道中霧果さんはどうしたのか聞いてみると、小さくなった見崎の姿を見て鼻血を流しながら卒倒したらしい

放っておいて大丈夫なのか聞いてみると、まぁ大丈夫だろうとの事だった

本当に変わった親子である

イノヤに着く直前から見崎の様子がおかしくなった

聞いてみるとどうもみんなに今の姿を見られるのが恥ずかしいらしい

それも仕方ないだろう、だって…

恒一(ゴシックロリータ、だもんなぁ……)



22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 22:32:13.69 ID:1WMU65/v0

見崎の今着ている服は彼女の家に飾ってあるドールが着ているようなゴスロリ服だった

決して似合っていないわけではない

寧ろ見崎の雰囲気と合いすぎて見崎が本物のお人形さんみたいであった

本人曰く今の体に合う服ですぐに出して来れそうな服がこれしかなかったそうだ

服の方は霧果さんのお手製らしい

幸い道中では人通りが少なかった為衆目に晒されることは無かったが流石にクラスメイトにこの格好を見せるのは抵抗があるのだろう

遂には僕の後ろに隠れてしまった



24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 22:35:25.84 ID:HUhesftq0

さすが霧果さんやな



26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 22:39:13.60 ID:1WMU65/v0

~イノヤ~

イノヤでは赤沢さんと杉浦さん、そして何処から話を聞きつけたのか勅使川原と望月までいた

勅使川原「いよぅサカキ!」

恒一「…なんでいるのさ?」

勅使川原「いやぁ、今日は午前中授業で午後から暇だったんで望月とぶらぶらしてたら赤沢達に会って」

恒一「それでついてきた訳か……」

赤沢さんを少し恨めしい目で見たものの、本人は仕方ないじゃないという感じで肩を竦めるのみだった

赤沢「遅かったわね……見崎さんは?」

恒一「あー……、ほら見崎、出ておいでよ」

鳴「………///」コソッ

全員(か……)

全員(可愛い!!)



27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 22:45:03.17 ID:1WMU65/v0

恒一「3年3組の呪い?」

赤沢「そうよ」

恒一「そのせいで見崎がこうなったと?」

赤沢「えぇ」

恒一「そんなバカな……と言いたいところだけどこう本当に見せられると信じざるを得ないね」

赤沢「話が早くて助かるわ」

恒一「でもなんだってこんな事が?」

赤沢「……15年前の3年3組にね、『ミサキ』という子がいたの」

赤沢「なんでも文武両道、おまけに容姿端麗の子だったらしいんだけどね」

赤沢「ある日不慮の事故だか病気だかで亡くなったそうなの」

赤沢「彼の死をみんなが悼んだらしいわ」



30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 22:55:29.68 ID:1WMU65/v0

赤沢「それでね、その年の卒業写真にね、写ってたらしいの」

赤沢「『ミサキ』が……ね」

赤沢「そして、その翌年の3年3組でそれは起こった」

赤沢「ある女生徒がある朝目を覚ますとね……小学生の頃の姿に戻っていたのよ」

恒一「いやいやいやいや!」



32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 22:59:30.33 ID:BYUe3Riy0

ミサキロリコンか



33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 22:59:34.03 ID:1WMU65/v0

赤沢「あら?何か分からないところでもあった?」

恒一「いや色々とおかしいでしょ!?話も飛び過ぎだし!」

杉浦「まぁどう考えてもおかしいのには同意なんだけどね……」

恒一「なんでこんな漫画みたいなことが起こるのさ!?」

鳴「あるひとがおしえてくれたわ……」

鳴「これはそういう『現象』なんだって」(キリッ

全員(可愛いなぁ……)



35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 23:02:37.43 ID:gCWDBSMb0

どうでもいいけど、始まりの三組は26年前じゃね



36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 23:04:11.47 ID:1WMU65/v0

>>35
ホントだなんで間違えてるんだ俺

赤沢「……こほん、取り敢えず私達対策係がこの現象について伝え聞いていることは」

赤沢「この現象が『ある年』には周期、及び対象となる女子生徒はランダムで女子生徒が幼女化していく」

恒一「幼女化?男子生徒がなったことはないの?」

杉浦「それが不思議なことに過去一度も男子生徒が小さくなったことはないらしいのよねぇ……」

赤沢「幼女化する生徒は朝目が覚めたら幼女化しているみたいね」

恒一「幼女化してしまった生徒はどうなるの?」

赤沢「一応卒業すると解ける……みたいよ」

恒一「そんな……みたいって?」

杉浦「現象を止める方法があるのよ」

恒一「それはどうするの?」

赤沢「見つけ出すのよ…クラスに紛れ込んだ『ミサキ』をね」



39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 23:12:25.19 ID:1WMU65/v0

恒一「それは…どういう……?」

赤沢「私は霊とか呪いとかあまり信じるほうじゃないんだけれど」

赤沢「死んだ『ミサキ』の悪霊がクラスの誰かに取り憑いているらしいの」

赤沢「取り憑かれてる方は自覚もないみたいなんだけどね」

赤沢「けどその生徒に『ミサキ』であることを指摘すると『ミサキ』の方が表に出てくるらしいわ」

赤沢「で、当の『ミサキ』に謝らせれば現象は止まるみたいよ」

恒一「そんな……めちゃくちゃじゃないか」



40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 23:16:59.48 ID:1WMU65/v0

杉浦「確かにめちゃくちゃだけど現に今まで全部この方法で止まってるのよ、現象は」

赤沢「それに私たち自身伝え聞いているはさっき言ったことで全部」

赤沢「止め方と大体の概要しか聞いてないの」

恒一「そっか……死者の見分け方、みたいなのはないの?」

杉浦「あったような話も聞いたけど……」

赤沢「わからないわ」

鳴「………」



42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 23:22:30.36 ID:1WMU65/v0

勅使川原「しっかし噂には聞いてたけど本当に起こるとは思わなかったぜ」

勅使川原「見崎がこんなちんちくりんになっちまうとはな!」ウリウリ

鳴「むっ……こどもあつかいしないで」ペシッ

望月「でも凄く可愛いよね、服も似合っててお人形さんみたい」

恒一「二人とも呑気なものだね、クラスメイトが大変な目に合ってるのに」

勅使川原「だって俺達男だから関係ねーもん」

望月「だよね、止め方も分かってる訳だし」

赤沢「あ、そうそう言い忘れてたけど」



45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 23:24:49.58 ID:1WMU65/v0

赤沢「『ミサキ』が取り憑いてたのは今まで全員男子だったらしいわ」

赤沢「もしかしたらあなた達の誰かがミサキかもしれないわね……?」

勅使川原「お、おいおいやめろよ赤沢!」



46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 23:25:20.84 ID:1WMU65/v0

恒一「あれ?じゃあクラスの男子に手当たり次第お前はミサキだって指摘すればいいんじゃないの?」

杉浦「勿論過去に試したらしいわ。実際何年かはそれで解決したみたいなんだけどね……」

赤沢「ある時からそのやり方ではミサキは出てこなくなったの」

恒一「なんで?」

赤沢「さぁ…理由はわからない」

赤沢「それでね、今度必要になったのは『ミサキを完全に屈服させること』」

勅使川原「完全に屈服させるぅ?」



47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 23:28:19.96 ID:1WMU65/v0

杉浦「手当たり次第のやり方で出てこなくなった年の対策係がね、その年のミサキを彼がミサキだという証拠を徹底的に集めて彼を問い詰めると、ミサキは出てきたらしいわ」

恒一「つまりミサキ本人が認めざるを得なくなる状況を作ってから指摘する必要があるってこと?」

赤沢「そういうことになるわね」

望月「でもさ、じゃあ今までの対策係が集めてた証拠のメモなりなんなりを見ながらクラスを観察してたら結構すぐに分かるんじゃない?少しくらい残ってるんでしょう?」

杉浦「そうだったらよかったんだけどね……」



50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 23:37:00.48 ID:1WMU65/v0

赤沢「残ってないのよ、全く」

杉浦「人為的に消されたかのように金輪際ね」

恒一「そんな……じゃあ何も手がかりがない状態でクラスに混じったミサキを見つけろってこと?」

鳴「……てがかりなら、あるわ」



52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 23:41:12.75 ID:1WMU65/v0

赤沢「!どういうこと見崎さん?」

鳴「ちびきせんせいよ」

杉浦「千曳先生ってあの図書室の?」

鳴「せんせいは26ねんまえの3ねん3くみのたんにん…それにこれが『現象』だとわたしにおしえてくれたのもせんせい」

赤沢「成程…先生なら何か知ってるかもしれないわね」

杉浦「……といっても今日はもう日も暮れたし行けそうにないわね…」

赤沢「…やむを得ないわね、図書室を訪ねるのは明日にしましょう」



54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 23:46:48.67 ID:1WMU65/v0

赤沢さんの判断で今日のところは解散する運びとなった……のだけど

恒一「家に帰りたくない?」

鳴「……」コクコク

恒一「そう言われても……なんでまた?」

鳴「今帰ったらあの人がどうなるか……」

あの人、というのは霧果さんのことだろう

確かに幼女化した見崎を一目見ただけで鼻血を流しながら卒倒したくらいだから今帰ったら一晩中着せ替え人形状態かもしれない

見崎の思いも分からないではないのだが赤沢さんと杉浦さんは帰ってしまったし……

恒一「……といっても僕の家に泊めるわけには」

鳴「………」ウルウル

恒一「うっ………」






58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 23:51:31.44 ID:1WMU65/v0

トゥルルルガチャッ

霧果「鳴!?」

鳴「……はい」

霧果「よかったぁ……心配したのよ?目が覚めたらいないから」

鳴(でも留守電44件は流石に心配しすぎだと思う……)

鳴「友達と遊びに行ってました」

霧果「そう……でも連絡ぐらいはしなさいね?」

鳴「はい、以後気をつけます」



60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/23(金) 23:58:57.63 ID:1WMU65/v0

霧果「それでどうしたの?今帰り?」

鳴「いえ」

鳴「出先で友達みんなで友達の家に泊まることになったんです」

鳴「それで……」

霧果「………泊まりたいの?」

鳴「はい」

霧果「別に、最近鳴がお友達とよく遊ぶようになったのは私もとても嬉しいんだけど………」




霧果「当 然 女 の 子 よ ね ?」


鳴「ッ……はい」

霧果「…そう、それならいいわ」







62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 00:03:51.71 ID:1WMU65/v0

霧果さんに電話をし終えた見崎は幼い顔に疲れを滲ませていた

恒一「お疲れ様、どうだった?」

鳴「うん、なんとかきょかしてもらえた」

当の僕の方はと言うと偶然、ホントに偶然ではあるのだが偶々おじいちゃんとおばあちゃんは老人会の旅行でしばらくいないし怜子さんも仕事の都合で帰ってこれないそうだ

自分は炊事洗濯等家事全般は出来るので三人に気を遣わないでと言った結果だった

今回ばかりは僕をほったらかしにしっぱなしの父さんと母さんに感謝せねばなるまい



64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 00:06:42.76 ID:BoxSaTKe0

恒一「ただいまー」

鳴「おじゃまします」キョロキョロ

恒一「他人の家に上がるのは初めて?」

鳴「うぅん、そんなことはないけど」

鳴「ここがさかきばらくんのすんでるいえなんだなぁ、って」

恒一「ははっ、別に珍しいところもないと思うけどね」

鳴「……まぁいいわ」キュゥゥゥ

恒一「……ごめんね、お腹すいちゃったかな?」

鳴「………///」コクコク



65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 00:06:45.03 ID:r+RqfrxF0

おかーさんしんじゃった…



68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 00:11:14.12 ID:BoxSaTKe0

>>65
分かりづらいというか何も言及してませんが理津子さんは存命ということで
死んだのはミサキくんだけ

ちょっと顔洗ってきます



71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 00:22:37.69 ID:BoxSaTKe0

鳴「………」パクパク

恒一「どう、美味しい?」

鳴「さかきばらくんのつくるりょうりはいつもおいしいわ」

恒一「それは嬉しいな。腕を振るった甲斐があったよ」ニコッ

鳴「…………///」パクパク



74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 00:31:33.13 ID:BoxSaTKe0

恒一「あれ?見崎ピーマン残してるじゃないか」

鳴「!」ギクッ

恒一「ダメだよ好き嫌いしちゃ」

鳴「でも…ピーマンはにがくてきらい」

恒一「栄養あるんだからしっかり食べないと」

鳴「で、でも」

鳴「さかきばらくんが、た、たべさせてくれたらたべられる、かも」



76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 00:38:38.05 ID:BoxSaTKe0

恒一「えぇっ!?それはちょっと恥ずかしいよ……」

鳴「じゃなきゃたべないもん」プイッ

恒一「……もう仕方ないなぁ」

恒一「はい、あーん」

鳴「あ、あーん……///」パクリ

鳴「うぅ……苦い」モグモグゴクン

恒一「ちゃんと食べれるじゃないか、えらいえらい」ナデナデ

鳴(……幸せ///)



78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 00:43:26.15 ID:72zMUT8H0

もう親子やがな



80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 00:49:03.02 ID:BoxSaTKe0

恒一「さて、次はお風呂なんだけど……」

鳴「バカにしないで。おふろくらいひとりではいれるわ」

恒一「すいません」

~5分後~

鳴「きゃぁぁ!?」

恒一「見崎!?」



83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 00:54:33.50 ID:BoxSaTKe0

鳴「あ…あれ……」プルプル

G「カサカサ」

恒一「あぁゴキブリか…よっ」スパァン

鳴「ひっ」

恒一「それにしても意外だな、見崎はこういうの平気かと思ってた……よ……」

鳴「………」スッポンポン

恒一「…えーと」

鳴「……い」

恒一「い?」

鳴「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」バシャァ

恒一「理不尽ッガボゴボボ」






85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 00:55:48.09 ID:zKJNo9PR0

つるつるですか?



82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 00:53:16.10 ID:fBUe41rc0

もうロリコンでいいや



86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 01:01:29.33 ID:BoxSaTKe0

鳴「……」ツーン

恒一「いや、さっきのは不可抗力だから仕方ないって」

鳴「……」プイッ

恒一「……すいませんでした」

鳴「……きょうはとくべつにゆるします」



89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 01:13:51.12 ID:BoxSaTKe0

恒一(勉強中)カリカリ

鳴「……」アシプラプラ

~1時間後~

恒一(勉強中)カリカリ

鳴「………」ゴロゴロ

~2時間後~

恒一(勉強中)

鳴「…くぁぁ」

恒一「……そろそろ寝よっか」

鳴「……うん」



91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 01:18:35.56 ID:BoxSaTKe0

恒一「じゃ、電気消すね」

鳴「うん……」

見崎が着ている服はまたもやドールの着ているような服だ

霧果さんが工房にこもっているタイミングを見計らって他にも何着かこっそり取りに行ったらしい

正直寝にくそうだが家に見崎の着れそうな服はないので我慢してもらうとしよう

恒一「おやすみ見崎」

鳴「おやすみ……さかきばらくん」







92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 01:19:44.11 ID:BoxSaTKe0

恒一(しかし大変な事になった……)

恒一(26年前のミサキ……か)

恒一(どんな人だったんだろう)

恒一(ミサキといえば見崎……)

恒一(冷静になってみればいくら体が小さくなっているとはいえ同じ歳の男女がふたりきりでひとつ屋根の下な状況なんだよな…)

恒一(いかんいかん考えるな!)

恒一(………つるぺただったな)








93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 01:20:36.94 ID:BoxSaTKe0

「……ら…ん」

恒一「うぅ…ん…?」

「さか…ら…ん」

鳴「さかきばらくんさかきばらくん」

恒一「うぅ…どうしたの見崎?」

鳴「あの…おトイレ」モジ

恒一「あぁトイレなら……」

鳴「そうじゃ…なくて……」

鳴「トイレ…ついてきてほしいの」

恒一「……プッ」

鳴「な、なんでわらうの?」ポカポカ

恒一「いやごめんごめん、なんか可愛いなぁ、と思って」

鳴「な……」

恒一「じゃ、一緒に行こうか?」

鳴「もう……」



94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 01:21:38.71 ID:5H4WUiYOO

かわいい



96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 01:22:43.25 ID:BoxSaTKe0

~翌朝~

「な…な……」




「なによこれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」



102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 01:31:29.65 ID:BoxSaTKe0

次の日、午前中授業ながらも当然学校はあった

見崎に聞いた限りでは千曳先生は事情を理解しているようなので半日見崎には図書室で過ごしてもらうことにした

久保寺「みなさんおはようございます」

久保寺「今日の欠席者は見崎さんと……おや、赤沢さんが来ていませんね、珍しい」

恒一(赤沢さんが来てない……もしかして……)

桜木「きりーつ、礼」

「お願いします」



108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 01:47:30.36 ID:BoxSaTKe0

~放課後 図書室~

勅使川原「ぎゃははは!おめぇ本当に赤沢かよ!」

恒一「まさか本当にこうなってるとは……」

赤沢「………」ムスッ

悪い予想があたって、赤沢さんも見事に幼女化してしまっていた

見た目からいえば見崎よりは少しばかり年上…小4ぐらいと言ったところか?

勅使川原「いやー、あの赤沢までこんなちんちくりんになっちまうとはなぁ!」ウリウリ

赤沢「………」プチッ



110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 01:51:08.47 ID:BoxSaTKe0

勅使川原「ちょっ、あっ、痛っ!…おいそこはやめあああぁぁぁぁぁ!!」

赤沢「!…!…!」ゲシッゲシッ

杉浦「それにしても参ったわね……一番頼りになりそうな泉美までこうなるなんて」

千曳「こらこら君たち、ここは図書室なんだよ?」

千曳「少し声は抑えてくれないかな」



111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 01:54:56.39 ID:BoxSaTKe0

千曳「さて、君たちにも余裕が無いようだから」チラッ

赤沢「フーッ、フーッ!」

杉浦「どうどう……」

勅使川原「」

恒一「……そうですね」

千曳「うん、じゃあ手短に話そう」



114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 02:04:02.61 ID:BoxSaTKe0

恒一「では先ず単刀直入に聞きます」

恒一「なんでこんな現象が起こるようになったのですか?」

千曳「赤沢くんたちから聞いてるだろうとは思うんだが、この現象の元凶は私の担任していた生徒の一人」

千曳「夜見山岬くんだ」

千曳「彼は文武両道、容姿端麗でクラスでも人気者だったんだ」

千曳「でも彼には秘密があった」

千曳「彼はね」







千曳「小さな女の子が大好きだったんだよ」

恒一「・・・・え?」

千曳「俗に言うロリータコンプレックス、ロリコンというやつだったんだよ」

恒一「」



117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 02:08:46.93 ID:BoxSaTKe0

千曳「周りの人間にはひた隠しにしていたみたいだが大層な嵌りようだったみたいでね」

千曳「彼の死後部屋から小さな女の子への思いをこれでもかと綴ったノートが何冊も見つかったそうだ」

千曳「ちなみに彼の最期の言葉は『畜生、死ぬなら幼女に囲まれて死にたかったぜ」らしい」

恒一「」



119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 02:14:30.18 ID:72zMUT8H0

酷い奴だ……



120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 02:16:33.82 ID:BoxSaTKe0

千曳「そしてその彼のノートの中にこんな一節があったそうだ……『俺は幼女の王国、いや楽園を創ってみせる』とね」

赤沢(それは…)

杉浦(ないわね…)

恒一「…つまりこの現象って」

千曳「彼の幼女への思い、いや執念が3年3組に生んだ呪いということだよ」

恒一「えー……」



122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 02:19:24.02 ID:aIKqsQNa0

岬くんは漢の鏡だな



121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 02:17:46.67 ID:yTV50FHv0

まったく小学生は最高だぜ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/404886260X/




124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 02:28:10.99 ID:BoxSaTKe0

千曳「呪いの解き方については『彼が謝れば解ける』というのは最初からそういうシステムになっているんだろうと思うしかないね」

千曳「彼は自意識過剰なところがあったから自分の名前が呼ばれるとすぐに反応していた」

千曳「昔片っ端から男子を指名していくやり方で解決していたのはこの為だろう」

千曳「ただ彼が霊魂でありながらも学習するというならば」

千曳「このやり方が通じなくなるのも当然のことだ」

千曳「とはいえ彼は潔いところもあったから、追い詰めれば素直に負けは認めただろうがね」



126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 02:32:33.16 ID:BoxSaTKe0

恒一「……資料は、前年度までの対策係が残した資料はない、んですよね?」

千曳「…そう、だね」

千曳「処理をしたのは他でもない、私なんだよ」

恒一「何故そんな事を?」

千曳「頼まれたんだよ……彼の両親に、ね」



130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 02:45:24.86 ID:BoxSaTKe0

曳「ロリコンは世間一般に変態、もっと悪くいえば性犯罪者予備軍とまで見られている」

千曳「残念ながら仕方のない事だとは思うけどもね」

千曳「彼の場合、その性癖が露見したのは幸いにも極々一部だった」

千曳「親としては、そりゃ死んだ息子がそんなレッテルを貼られるのは耐えられないだろう」

千曳「だから私に泣きながら頼んできたよ。決して口外しないようにしてくれ、とね」

千曳「といってもこんなことが起こってしまった以上聞いてきた子たちには口外しないようにと釘を刺したうえで教えたけどね」



132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 02:52:30.09 ID:BoxSaTKe0

恒一「つまり対策係の調査資料とかには……」

千曳「そうだね、この子がロリコンっぽい行動をとっているからこいつが彼だ…みたいなことが書いてあるんだろう」

千曳「他にも彼がロリコンだったと分かってしまうような情報が沢山書いてあった」

千曳「いくら現象の解決のために彼のことを話すといっても解決後に情報漏洩の可能性があるようなものを放置しておく訳にはいかなかった」

恒一「だから処理した……と」

千曳「そうだ」



179:保守多謝:2012/03/24(土) 07:54:28.17 ID:BoxSaTKe0

結局この日得た情報は26年前のミサキがロリコンであったこと

憑依された人間は表にミサキが出ずとも端々にロリコンらしい行動が出てしまうということ

そして「合宿」の存在であった

なんでも幼女化した生徒と長い時間を共に過ごせばボロが出るため見つけ易いとか



189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 09:29:43.44 ID:BoxSaTKe0

恒一「千曳先生」

千曳「?何かな」

恒一「現象を止める方法は分かりました」

恒一「けど、完全にこの現象を止めてしまう方法みたいなのはないんですか?」

千曳「ふむ」



190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 09:33:26.47 ID:BoxSaTKe0

千曳「現象は彼の怨念が起こしてる訳だから」

千曳「普通に考えれば彼の霊を成仏させれば現象は止まるだろう」

恒一「成仏、ですか」

千曳「彼の霊を満足させてやるなりすれば、成仏するんじゃないかな?」

千曳「と言っても私は専門家でも何でもないから確かな事とは言えんがね」







192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 09:52:47.29 ID:BoxSaTKe0

恒一「結局大した成果は得られなかったね」

杉浦「ミサキの特徴が分かっただけでも十分だと思いましょ」

恒一「そうだね……」

恒一(ロリコンを満足させる方法、か……)



193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 09:56:42.45 ID:BoxSaTKe0

鳴「さかきばらくん」クイクイ

恒一「?どうしたの?」

鳴「おなか、すいた」キュゥゥゥ

恒一「あ、ごめんね。ちょっと遅いけど帰って昼ごはんにしようか」

杉浦(なんか本物の親子みたいね……)

赤沢「ちょ、ちょっとまちなさい!」



195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 10:02:05.75 ID:BoxSaTKe0

赤沢「みさきさん、こういちくんのいえでごはんたべるの?」

鳴「うん」

鳴「というかきのうはさかきばらくんのいえにおとまりだったし」ニヤリ

恒一「ちょ、見崎!?」

赤沢「な、ななななぁぁぁぁぁぁ!!」

杉浦(ほぅ………)



196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 10:05:31.80 ID:yTV50FHv0

かわいい



197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 10:09:17.91 ID:BoxSaTKe0

赤沢「ずるい………」

赤沢「ずるいずるいずるいずるいずるーい!」

恒一「あ、赤沢さん!?」

赤沢「わたしだってこういちくんのいえでごはんごちそうになりたいもん!」



198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 10:11:34.03 ID:XU7MhceBO

駄々っ子ww



199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 10:16:02.07 ID:BoxSaTKe0

赤沢「みさきさんだけずるい!」

恒一「そ、そう言われても……」

杉浦「はいはーい、榊原くん困ってるでしょー」

杉浦「泉美はおうちに帰りましょうねー」

赤沢「いやー!わたしもさかきばらくんといっしょにごはんたべたいー!」ズリズリ



203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 10:27:15.60 ID:BoxSaTKe0

恒一「しかし赤沢さんがあんな風になっちゃうとはね……」

千曳先生曰く、幼女化した生徒の思考能力はその体相応のそれになってしまうらしい

昨晩見崎が食べさせてと甘えてきたり、ゴキブリ程度であんなに怖がっていたのはそのせいなんだろう

恒一「でも普段とのギャップがあってちょっと可愛かったな…」

鳴「………」ギュゥ

恒一「いてて……」



208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 10:41:26.97 ID:BoxSaTKe0

その日も見崎は家に泊まることになった

家は僕以外誰も居ないから本人がいいなら構わないんだけど霧果さんはいいのか聞いてみると午前中に許可をもぎ取ってきたらしい

心配性な人なのにどうやって2日目の外泊許可を貰ったのか聞いてみると……

鳴「このすがたであまえたらいっぱつだったわ」

~~~~~~~

霧果「もぉ一日どころかしばらく泊まってきてもいいわよ……ハァハァ」ハナヂダラダラ

~~~~~~~

どんなふうに甘えたのかは非常に気になるところだが破壊力が高そうなので聞くのは止めておいた

恒一「……ん?しばらくって……」

鳴「そ。きがえももってきたししばらくよろしくね?さ・か・き・ば・ら・くん」ニコリ

もしかして一番(色々な意味で)大変な思いをしているのは僕なんではなかろうか……



212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 10:57:34.56 ID:BoxSaTKe0

その日の夜、赤沢さんから電話がかかってきた

見崎は今日と同じようにしばらくは図書室登校するようにとのことらしい

赤沢さん自身はどうするのか聞いてみると普通に登校するのだそうだ

大丈夫なのか聞いてみたが何とかなるわよとの返答しか帰って来なかった……本当に大丈夫なのか?

最後に明日は泊まれるかと何度も聞かれたが丁重にお断りしておいた

見崎と赤沢さんを同じ場所に泊めるのは些か危険な気がした

電話の向こうでしょげる赤沢さんにはその声の幼さも相まって罪悪感を感じたがこればかりは僕も譲れなかった



217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 11:17:21.07 ID:BoxSaTKe0

翌日

見崎を図書室に送り届けた後教室に行くとてんやわんやの大騒ぎだった

綾野「いやーん!泉美可愛いぃぃー!」

杉浦「あんたよくそれで来たわね……」

桜木「でも凄く似あってますよ?」

中尾「ハァハァ……ウッ」

赤沢「しかたないじゃない、きてこれるふくがこれしかなかったのよ」

赤沢さんの着ている服は私立の小学生が着ているような制服だった

赤沢さんの事だ、中学校は制服だし私服で来るわけにはいかないという思いもあったんだろう

クラスの女子は赤沢さんに群がり現象なんてそっちのけで黄色い声をあげ、男子は本当に現象が起こったことにただただ驚いていた



219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 11:27:47.67 ID:BoxSaTKe0

クラスのみんな及び先生は現象のことは(ミサキの性癖を除き)知っていたようで(もっとも信じていた生徒は殆どいなかったようだが)驚きこそすれこの怪現象を受け入れていた

今日は4時間目を緊急のクラス集会に変更し、今後の対応、そして「合宿」についての相談が行われた

対応としては幼女化してしまった女子も状況を確認するため、そしてミサキを炙り出すために登校すること

隠しきれない部分もあるので各家庭の両親にのみ説明を行う事になった



224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 11:51:37.84 ID:BoxSaTKe0

これだけ奇妙なことが起きているんだから女子は少しぐらい怖がってもいいと思うのだが気味悪がってもそのような素振りを見せる生徒はいなかった

寧ろ現象を楽しんでいる生徒さえいた程だ

3年という受験生の立場においてフラストレーションがたまることもあるのだろう、何かしら刺激が欲しかったのかもしれない

それに解決の仕方がわかっている、というのも大きかったのだろう



229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 12:02:16.92 ID:BoxSaTKe0

合宿については来週の月曜から2泊3日で行われる運びとなった

ミサキについての詳しい情報が伝わっていなかった為、何故行うのか訝しむ生徒もいたものの「現象解決のため」ということで押し切られた

そして……

恒一「僕が対策係に?」



232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 12:05:33.25 ID:BoxSaTKe0

赤沢「えぇ、悔しいけれどこの体じゃできる事も限られてくるからね」

赤沢「現象解決まで多佳子と協力して対策係として活動してちょうだい」

杉浦「よろしく頼むわ」

恒一「う、うん。分かったよ」

この時の僕はまさか現象の対策よりも大変な仕事を任されるようになるとは思いもしなかった……



233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 12:09:03.25 ID:BoxSaTKe0

~放課後~

桜木「きりーつ、礼」

「さようならー」

恒一(今日は多々良さんと有田さんが休みだった…)

恒一(赤沢さんの件から考えてもそういうことなんだろうな)



235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 12:11:24.63 ID:BoxSaTKe0

小椋「おーい中尾、ちょっといいかしら」

中尾「あ?小椋か、どうしたんだよ?」

~体育観裏~

小椋「おいてめぇ今朝小さくなった泉美見て興奮してたよな」

中尾「なっ……」



236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 12:14:52.47 ID:BoxSaTKe0

中尾「べべべべ別にんなこたねーよ!」

小椋「とぼけてんじゃねぇ!」ガンッ

中尾「ひっ……!」

小椋「おめぇが謝れば全部終わんだよ……」

小椋「さっさと謝った方が身のためだぜ……?」ジリ…

中尾「あ…あ…」



アッーーーーーーーーーーーーーーーー!!



240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 12:18:57.95 ID:BoxSaTKe0

恒一(確かにミサキを見つけだして謝らせれば今年の現象は終わるかもしれない)

恒一(けどそれじゃあ根本的な解決にはならないよね……)

恒一(ロリコンを満足させる方法、か……)

「ホォラゴメンナサイハァ!」バシーッ

「アァーーッ!!」

恒一「な、なんだ?」



241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 12:22:44.68 ID:BoxSaTKe0

「ソォラモウイッパーツ!!」バシーッ

「アォォォーッ!!」

恒一「体育館裏から聞こえてくる……」



恒一「……行かない方がよさそうだな」



244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 12:27:52.48 ID:BoxSaTKe0

小椋「あれ、見崎さんに榊原くんじゃない」ツヤツヤ

恒一「小椋さん」

恒一(妙に満足気な顔をしているのはなんでなんだろう……)

小椋「二人は今帰り?」

恒一「あ、うん」

恒一(……思い切って相談してみるか)

恒一「あのさ、小椋さん」

小椋「ん?何?」

恒一「ロリコンを満足させるのにはどうすればいいのかな」キリッ



245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 12:31:38.48 ID:CsnVqrfA0

小椋さんに俺も満足させて欲しい



246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 12:35:43.49 ID:BoxSaTKe0

小椋「えっ…榊原くんってもしかして…」

恒一「いやいやいや!僕がそうなんじゃなくって!」

恒一「えーっと……そう!遠縁の親戚がそうなんだよ!」

恒一「それでそこの両親が困ってて家に相談が云々……」



247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 12:37:28.96 ID:BoxSaTKe0

小椋「成程ねぇ」

小椋「………ごめんね、榊原くんに頼られるのは嬉しいんだけどちょっと私じゃ力になれそうにないわ」

恒一「うぅん、いいよ気にしないで」

小椋「あ、でも私じゃ力になれなくても……」

恒一「?」



265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 13:22:27.81 ID:BoxSaTKe0

~小椋家~

小椋兄(ヒッキーの朝は遅い……)モゾモゾ

小椋兄「今日もあめぞうで馬鹿どもを煽る仕事が始まるお……」

小椋兄「……とその前に一発抜いとくかな」ゴソゴソ

小椋兄「画像よし!ティッシュよし!」ダンダンダン

小椋兄「無限の彼方へ!さぁイk」

小椋「入るぞクソ兄貴!」バァン!



267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 13:26:07.67 ID:BoxSaTKe0

小椋「…………」

小椋兄「………い」

小椋兄「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!変態よぉぉぉぉぉ!」

小椋「それはこっちの台詞だぁぁぁぁぁぁ」バキィッ



269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 13:37:04.60 ID:BoxSaTKe0

ドッタンバッタン

恒一「はは、仲のいい兄弟みたいだね」

鳴「そうね」

恒一「見崎の従姉妹…未咲さんだっけ?」

鳴「うん」

恒一「彼女はどうしてる?」



271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 13:40:21.44 ID:BoxSaTKe0

鳴「あなたがにゅういんしていたびょういんにいまもにゅういんしているわ」

鳴「でも4がつにくらべてだいぶよくなって……いまはかいほうにむかってる」

恒一「そうか…よかったね」

鳴「……うん」ニコッ



273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 13:45:02.24 ID:r+RqfrxF0

未咲ちゃんもちっちゃくなったのかと



274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 13:54:17.76 ID:bDyA+SNu0

未咲ちゃん登場期待



275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 13:57:03.09 ID:oWNo9Bkn0

えっダブルみさきにダブルフェラされる展開があるの?



276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 13:59:47.63 ID:BoxSaTKe0

小椋「お騒がせしました」

小椋兄「」ボロボロ

恒一「……そ、それでなんで今日はお兄さんを」

小椋「いやウチのクs…兄貴ならロリコンの気持ちもわかるかなと思って」

小椋兄「ばばばばバーロー!ロリコンとかじゃねーし俺!」



278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 14:08:43.97 ID:r+08klS+0

とぼけちゃってぇ・・・



279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 14:08:52.48 ID:BoxSaTKe0

小椋「あぁ!?あんだけ一日中パソコンにかじりついてりゃいくらてめぇ自身がロリコンじゃなくてもロリコンの気持ちぐらいわかれや!」

小椋「大体てめぇはいつも……ハッ」

鳴「さかきばらくん……こわい」ビクビク

恒一「よしよし大丈夫だからね」ナデナデ

小椋「………///」



284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 14:18:42.02 ID:BoxSaTKe0

小椋兄「ふむふむ成程……」

小椋兄「聞いた限りだとその彼はロリコン紳士だね」

恒一「ロリコン紳士……?」

小椋兄「一般的にロリコンは全員犯罪者予備軍だと思われがちだがそうじゃない」

小椋兄「幼女に性的興奮を覚えるのが一般的ロリコンだが」

小椋兄「ロリコン紳士はそういう奴らとは一線を画している」

恒一「というと?」



289:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 14:31:09.40 ID:BoxSaTKe0

小椋兄「彼らはただ純粋に幼女を愛でることを目的とする生き物でね」

小椋兄「彼らは幼女を手折ることを決してしない」

小椋兄「幼女を第一に考え、行動する」

小椋兄「そのあまりにも(幼女に対してのみ)紳士的な行動から彼らに付けられた名前がロリコン紳士、という訳さ」



290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 14:31:52.32 ID:stdF+C7M0

俺もロリコン紳士になりたい



292:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 14:35:00.03 ID:BoxSaTKe0

小椋「でも兄貴はただのロリコンなんだろ?」

小椋兄「バーロー俺だってロリコン紳士の端くれ……(;・∀・)ハッ?」

小椋、恒一、鳴「………」ジトー



296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 14:52:33.51 ID:BoxSaTKe0

小椋兄「……で、ロリコンを満足させる方法だったっけ?」

恒一「あ、はい」

小椋兄「彼の願いとかは聞いてないのかな?」

恒一「……いえ」

小椋兄「彼がロリコン紳士なら事は簡単だ」

小椋兄「幼女と健全な触れ合いをさせてやればいい」

小椋兄「それで満足するはずだよ彼は」







300:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 15:08:33.54 ID:BoxSaTKe0

恒一「急にお邪魔してしまってすいませんでした」

小椋「いやいや構わないわよー」

小椋兄「なんでお前が言うんだyガハッ」

小椋「じゃねー」

恒一「うん、また明日」

鳴「………」バイバイ

小椋兄妹(可愛いなぁ……)バイバイ



342:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 17:29:00.41 ID:BoxSaTKe0

小椋兄「……で、あれでよかったのか?」

小椋「うん、ありがと兄貴」

小椋兄「しっかし急にロリコンについて語れとか言うんだからびっくりしたよ」

小椋兄「榊原くん、だっけ?彼のことが好きなの?」

小椋「そうよ悪い?」

小椋兄「いや、好きな人の役に立ちたいって気持ちはわからんでもない」



344:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 17:30:34.55 ID:BoxSaTKe0

小椋兄「……で、あれでよかったのか?」

小椋「……うん」

小椋兄「しっかし急にロリコンについて語れとか言うんだからびっくりしたよ」

小椋兄「榊原くん、だっけ?彼のことが好きなの?」

小椋「そうよ悪い?」

小椋兄「いや、好きな人の役に立ちたいって気持ちはわからんでもない」



345:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 17:35:59.42 ID:BoxSaTKe0

小椋(ふふふ、中尾もボコってごめんなさいさせたしこれで榊原くんの中の私の好感度はグーンと上がったはずよ!)

~~~~~~

恒一「え!?現象は小椋さんが一人で解決したの?」

小椋「ふふん、そうよ」

恒一「すごいや小椋さん!」

鳴「現象を一人で解決するなんて……負けたわ」

恒一「そんな小椋さんにもうメロメロだよ!抱いて!」

小椋「榊原きゅん……///」

~~~~~~

小椋「みたいなことに……うへへ」



348:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 17:41:38.00 ID:BoxSaTKe0

小椋兄「何気持ち悪い笑い方してんだ?」

小椋「なっ、なんでもないわよ!ばか!」

小椋兄「へーへー…じゃ、俺は部屋に戻るから」

小椋「あ!兄貴!」

小椋兄「あん?」

小椋「あの……その………」

小椋「あ、ありがと」

小椋兄「………急に素直になりやがって気持ち悪い」

小椋「な、なんですってーーーー!」



354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 18:04:08.45 ID:BoxSaTKe0

恒一「小椋さんのお兄さんはああ言ってたけど」

恒一「ミサキがクラスの誰かに憑いてるのなら幼女に囲まれて戯れることくらいなら叶っているはずだ」

恒一「それでも成仏していないということは…何か他に望みが?」クイクイ

鳴「さかきばらくんさかきばらくん」



357:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 18:09:19.47 ID:BoxSaTKe0

恒一「どうしたの見崎?」

鳴「……おなかへった」

恒一「ごめんね、家に帰って作ろうか」

鳴「……ん……」

恒一「?……あぁ」

恒一(一応お金は貰ってるし大丈夫かな)

恒一「遅くなっちゃったもんね、偶には外で食べようか」

鳴「!!」パァァ



360:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 18:15:01.43 ID:BoxSaTKe0

~~翌朝~~

「な、なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」



364:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 18:24:31.92 ID:BoxSaTKe0

杉浦「……今日は由美か」

小椋「うぅ……こんなはずでは」

翌日、学校に行くと今度は小椋さんが幼女化していた

年齢は5、6年生といったところだろうか

半袖に短パンと小椋さんらしい活発そうな格好をしていた



365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 18:26:02.35 ID:7/UH/o5D0

小椋さんぺろぺろ



366:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 18:26:08.34 ID:CsnVqrfA0

ここからが本番だな



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