6:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 15:52:14.02 ID:
mYULQSqk0
幹也「だけど式……ほんとによかったのかい?」
式「オレが望んだことだ。気にする必要はない」
幹也「だけど──」
式「くどいぞ幹也。オレがシたいからシた。それとも、幹也はオレとシたくなかったのか」
幹也「そ、そんなわけないじゃないか」
式「じゃあ、問題なんてないだろう。それに」
式「あれだけ激しく盛っておいて、今更善人ぶったってしかたない」
幹也「///」
the Garden of sinners-劇場版「空の境界」音楽集-
7:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 15:54:31.25 ID:RQLzdZUf0
お!?
10:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 15:58:02.79 ID:
mYULQSqk0
幹也「それは式……。君がもっとって言うから」
式「人の所為にするコクトーは嫌いだ……」
幹也「……もう。そんな言い方したら僕が一方的に悪いみたいじゃないか」
幹也「君だって、初めてとは思えないくらいだったからね」
式「……。ふん」フトンカブリ
式「……///」
11:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 15:59:26.36 ID:+3fT5oWC0
たまには織のふりじゃない女の子らしい式が見たいです
13:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 16:06:14.47 ID:
mYULQSqk0
─朝─
チュンチュン
幹也「おはよう式、よく眠れた?」
式「……」ジトォ
式「よく眠れた訳がないだろ……。寝不足だ……」
幹也「ははは」
式「……水」
幹也「はい」ノミカケ
式「……」コクコク
幹也「式、相変わらず君の家には水しかないんだね。僕お腹空いちゃったよ」
式「……そりゃああれだけ動けばな」ボソッ
式「お前が前にまた買ってきたアイスがまだ残ってる。処理しろ」
14:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 16:10:32.57 ID:
mYULQSqk0
幹也「本当だ。それじゃあ処理しますか」
幹也「……」パクパク
式「……。コクトー」
幹也「ん?なんだい式」
式「オレにもくれ」
幹也「うん、いいよ。はい」スプーントアイス
式「そうじゃない。……食わせろ」
幹也「……。しょうがないなぁ式は、甘えん坊なんだから」
式「甘えてる訳じゃ」
幹也「はい、あーん」
式「……」アーン
16:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 16:14:16.94 ID:
mYULQSqk0
幹也「……」
式「……」アーン
幹也「……。式」
式「なんだ、早くしろ」アーン
幹也「昨日の続きがあるって言ったら、君は怒るかい?」
式「は?続きって」
カバァッ
式「ちょ、や、黒桐くん!?」
おわりたい
17:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 16:15:56.14 ID:RQLzdZUf0
おい
おい
18:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 16:20:21.31 ID:kEmoKM7z0
頑張ってほしいんだ…
20:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 16:27:17.16 ID:
mYULQSqk0
式「黒桐くん、甘い顔して貴方……結構出すのね」
黒桐「こ、こんなに出たのは初めてだよ式──。きっと君だからだ」
式「ふぅん、そういうものなのね。……黒桐くん、私以外に誰かと経験あるの?」
黒桐「ないないない!ないよ式。今のは言葉の綾で」
式「……」
黒桐「ちょっと式!今でたばっかりで──!?」
式「黒桐くん、私は今、少し怒っています」
黒桐「ごめん式、僕が悪かった!」
式「許しません」
識じゃない式ってこんなかんじ?
21:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 16:29:05.47 ID:RQLzdZUf0
そうだよ!そんな感じだよ!それで書いてよ!
23:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 16:30:02.84 ID:
mYULQSqk0
前のが短いのは>>11の所為だ
君がそんなことを言うからっ、書きたくなったじゃないか!
30:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 16:39:34.17 ID:
mYULQSqk0
黒桐「……も、もうダメだ。許して──式」
式「黒桐くん。私はまだ、満足できていません」
黒桐「そんな……」
式「……あら。そんなこと言っても、しっかりしてるじゃない。コッチは」
黒桐「それは──」
式「……」
黒桐「だからって式──うっ」
33:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 16:46:00.63 ID:
mYULQSqk0
式「なんて、こと」
黒桐「……」ハァハァ
式「寝る時の着物が汚れてしまったわ」
黒桐「……ごめん、式」
式「さっきから、謝ってばっかりね。黒桐くん」
黒桐「し、き……」
式「だからってやめてあげる訳じゃないわ」
黒桐「ああっ」
37:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 16:56:10.82 ID:TnTwYKO7i
素晴らしいと思います
35:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 16:50:55.16 ID:kEmoKM7z0
私は、黒桐を殺(犯)したい
36:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 16:53:29.66 ID:
mYULQSqk0
黒桐「……」ハァハァ
式「……」
式「はぁ、男の人ってこんなにすぐ果ててしまうものなのかしら。それとも黒桐くん、貴方が早いの?」
黒桐「……」ハァハァ
式「黒桐くん?」
黒桐「……」ハァハァ
式「……。黒桐くん、識が少し話したいんですって」
黒桐「……」コクコク
39:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 17:00:53.00 ID:
mYULQSqk0
識「よ、コクトー。大丈夫──ではなさそうだ」
黒桐「識──君もまさか」
識「いやいや、たしかに、オレは式とやりたいコトとか共有してるけどな、今は別にお前とヤりたいとは思ってない」
識「それは式が、式だけがヤりたいって思ってること見たいだからさ。俺にさせてくれないんだよ」
黒桐「式、だけが」フゥ
識「そう。自分の体を持っているオレにさえ許してくれないんだから、その衝動は凄まじいな」
識「コクトーは身をもって感じているみたいだけど」ケラケラ
黒桐「笑い事じゃないよ識──。僕はもうもたない」
40:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 17:07:25.25 ID:
mYULQSqk0
識「だから、無理矢理オレが出てきてコクトーを休憩させてやってるんだぜ?」
識「あいつ──中々代わってくれなかったんだから」
黒桐「そうだったのか、ありがとう識」
識「おう、コクトーがテクノブレイクしてしまうのは、オレと式、両方が望んでいないコトだからな」
識「でもなぁ、結局はオレが出てきて押さえ込んでいるだけなんだから、式にもどれば今まで以上になるんじゃないか?」
黒桐「……」サァーッ
識「……がんばれ」
42:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 17:18:18.53 ID:
mYULQSqk0
式「……。黒桐くん」
黒桐「え!?もう!?」
式「……」
黒桐「ご、ごめん式、怒らないで!」
式「識も言いましたけど、私は別に黒桐くんを殺そうとしている訳じゃないんです」
式「ただ、私は貴方を犯したい」
黒桐「う、うん……。僕も式に犯されたい」
式「なら、なんの問題もないわ」スッ
黒桐「し、式?」
43:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 17:21:28.65 ID:
mYULQSqk0
式「コクトー、私は今から貴方を犯す」
黒桐「うん、」
式「……。初めてだから、あまりうまく出来ないと思うの」
黒桐「でも式、あんなに上手なんだったら大丈夫なんじゃ」
式「黒桐くん、私は、初めてなの」
黒桐「すみません」
式「……。本当、コクトーは能天気」
黒桐「……ごめん、式」
44:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 17:22:14.12 ID:
mYULQSqk0
式「黒桐くん、うまく出来ずに、痛い思いをさせてしまったらごめんなさい」
黒桐「式、それは今更ってものだよ」
黒桐「だって僕はすでに君に搾り取られているじゃないか」
式「……」バシッ
黒桐「あ痛」
47:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 17:28:43.13 ID:kEmoKM7z0
やだかっこいい
45:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 17:22:47.17 ID:RQLzdZUf0
さっきから黒桐さん名言連発しすぎだろ
46:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 17:25:29.19 ID:
mYULQSqk0
式「黒桐くんにはデリカシーが少ないと思うの」
黒桐「そうかな?」
式「……そういう貴方のところ、私は嫌い」
黒桐「そういう式が、僕は好きなんだ」
48:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 17:31:48.50 ID:
mYULQSqk0
式「入れるわ、黒桐くん」
黒桐「うん」
式「──っぅ!」
黒桐「式!?」
式「大丈夫よ、黒桐くん……。動かないでっ」
黒桐「式……」
式「くぅ……う、ゆ、ゆっくり入れるわ……」
黒桐「うん」
式「はっ、はっ……つぅっ……!」
49:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 17:36:05.56 ID:
mYULQSqk0
式「は、ぜ、全部入れたわ……」
黒桐「うん、温かいよ、式」
式「私も……温かいわ」
黒桐「動いても良いかい?」
式「……まだダメ」
黒桐「殺生な」
52:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 17:42:23.19 ID:
mYULQSqk0
黒桐「式、僕にも欲望ってのがあってね、そろそろ抑えるのが難しいんだけど」
式「……、でも、まだダメ」
黒桐「ねぇ、式。さっき僕がダメだって言った時──君は止めなかった」
式「そ、そうね」
黒桐「だから僕も、止めないよ」
式「や、やめ」
黒桐「式、僕は少し怒っています」
式「ごめんなさい!わ、私が悪かったわ!」
黒桐「式、君を───許さない」
58:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 17:59:18.12 ID:
mYULQSqk0
式「あ、あぁぁぁ……!そんな、急にッ」パンパン
式「ごめんなさい!ごめんなさいぃ」
黒桐「謝ったって、放さないよ」ギュッ
式「じ、じゃあどうしたらッ、いいのっ!?」
黒桐「式は僕の上で、よがっていれば、良い」
式「そんなっ、ぅ~……」
黒桐「式──可愛いよ」
式「ぅ……」
61:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 18:03:53.29 ID:
mYULQSqk0
式「はっはぁ、コクトォ!コクトー…」フゥフゥ
黒桐(くっ、式が自分から動き始めた…)
黒桐(ま、負けちゃいけない)
式「少し……ッ、待って……!お願い!」
黒桐「そういいながら、動きを止めようとしないんだ。式は淫乱?」
式「ち、違うわッ、違うぁ……」
黒桐「違わないよ、式は」
63:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 18:08:21.55 ID:
mYULQSqk0
黒桐(一回抜いて、じわじわ責める)
式「……ぅ?」
黒桐「……」ペロッ
式「うぁっ!」
黒桐「式は耳が弱いね?」
式「ううぅ……」
黒桐「ちゃんと喋ってよ式。じゃないとなにも分からないよ」ペロペロ
式「くっ」
黒桐「く?」ペロペロ
式「クビも…弱いわ」
65:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 18:12:30.13 ID:
mYULQSqk0
黒桐「へぇ、クビも」ペロペロ
式「~///」
黒桐「式の胸、触るよ」ペロ
式「ひゃ、や……」
黒桐「式の胸……ちょうど良い大きさでイイ」
式「そんなこと、口に…出さないで…」
黒桐「恥ずかしい?」
式「……」コク
黒桐「……」
黒桐「式は可愛いね」
67:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 18:16:31.64 ID:
mYULQSqk0
黒桐(首筋をなぞるように)ペロペロ
黒桐(同時に胸を……)
式「あっ──///」
黒桐「式の顔、真っ赤で可愛い」
式「黒桐、くんっ。お願いっ……お願い」
黒桐「なんだい、式?」
式「……、もっと」
式「シて」
70:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 18:21:11.72 ID:
mYULQSqk0
黒桐「じゃあ、式。そこに四つん這いになって……」
式「こう、かしら…」
黒桐「うん、良いお尻だ」
式「何言ってるのよ……」
黒桐「綺麗だよ」
式「ぅー。それは喜んでいいの?」
黒桐「もちろん」ズッ
式「うわぁっ///」
71:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 18:24:50.91 ID:RQLzdZUf0
……冷静になって考えてみたらこいつ黒桐じゃなくて志貴じゃね?性欲強すぎる
74:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 18:35:16.65 ID:kEmoKM7z0
73:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 18:34:00.63 ID:
mYULQSqk0
式「あ、ん──はぁッ」ズズズ
黒桐「式っ、式っ、式ぃ!」
式「黒桐くんっ、黒桐くん──!」
黒桐「うっ、また──もう出る!」
黒桐「……」ハァハァ
式「……」
式「ふふ…いっぱい出たのね、黒桐くん」
式「……」
黒桐「……ご、ごめんなさい」
75:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 18:39:05.29 ID:
mYULQSqk0
式「……まだ、できる?」
黒桐「む、無理です」
式「……。私、まだ不満足だわ」
黒桐「……」サァーッ
式「黒桐くん」
黒桐「はい……」
式「もう一回しましょうか」
黒桐「はい……」
103:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 20:20:06.81 ID:
mYULQSqk0
─数時間後─
式「ハァー、はぁっ……」
式「……マンゾクしたわ」
黒桐「……」ヌケガラ
式「黒桐くん」
式「ありがとう」
黒桐「い、いやこっちこそ……。式?どうかしたの?」
式「……黒桐くんは不思議な人ね」
黒桐「そうかな、僕はいたって普通にしてるだけなんだけど」
式「でも、私は貴方みたいに出来ないわ」
黒桐「僕みたいに?」
式「私は普通になんていられない。どこまで行っても異常者で、貴方なんかと釣り合わない」
式「私と普通に関係するなんて出来ない、だからこんな──矛盾した関係」
105:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 20:24:26.75 ID:
mYULQSqk0
式「あなたが、まだ私と付き合いたいというのなら、きっとこれからもこんな関係」
式「爛れた性交関係よ」
式「それが、普通だと黒桐くんはおもえるの?」
黒桐「……」
式「……」
106:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 20:32:18.23 ID:
mYULQSqk0
黒桐「……はぁ」
黒桐「いいかい、式?普通はこうやってペットに一緒に寝てる時はね「良かったよ」とか「可愛かったよ」だとか」
黒桐「そういうことを言うもんじゃないのかい?」
黒桐「それを君は、この関係でいいかだなんて」
黒桐「それでも僕は、式が好きなんだから」
黒桐「たとえ、どんなに歪んだ関係だとしても」
黒桐「黒桐幹也はとっくに両義式にやられてるんだから」
黒桐「君の隣にいられるなら、僕は僕だって殺してみせるよ」
109:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 20:39:20.89 ID:
mYULQSqk0
式「……ほんと」
式「コクトーは大莫迦だ」
式「……バカよ、ばか」ギュッ
黒桐「もしかして、また怒ってるの?」
式「……」
黒桐「ええと、変なこと言ったかな僕?」
式「……ってナイワ」
黒桐「えっ?」
式「怒ってなんかないわよ!莫迦!」
111:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 20:52:54.05 ID:
mYULQSqk0
黒桐「そうなんだ、よかった」
式「……本当に、あなたと話していると私が異常者だって忘れそうになる」
式「怖いわ、私、あなたといると、いつか、破滅してしまいそう」
式「こうやっていないと、不安になるの」ギュッ
黒桐「……ええと」
黒桐「僕でよければ好きなだけ抱きついてもらっても構わないんだけど」
黒桐「僕が近くにいることで、君が傷ついたり悲しかったりしたとして、それでも僕は勝手に君の世話を焼くよ」
黒桐「立った今決めた。そう決めた」
114:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 20:57:24.04 ID:
mYULQSqk0
黒桐「君が、どう思おうと、僕は君が好きだから」
式「……私は、」
式「貴方と同じ場所にいたい、けど──」
式・識『私たちが異常者だから』
黒桐「いつか、式も、識も、みんなと同じ場所にいる」
黒桐「そんな場所を僕が創るよ」
黒桐「だから、式──」
式「──」
黒桐「式?」
式「……」
黒桐「……寝ちゃった」
117:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 21:07:20.43 ID:
mYULQSqk0
…数週間後…
学人「幹也、おまえ両義と付き合ってるってホント?」
黒桐「うん、ホント」
学人「ブーッ!?」
黒桐「なんだよ、学人。汚いな」
学人「いや、おまえ、え?マジか?」
黒桐「ホントだよ。黒桐幹也と両義式は付き合ってます」
学人「マジか……。じゃあ、屋上でキスしてたの見たというのや、昇降口での一件もなんでもなくないのか」
黒桐「ちょっと待った。学人、それ噂になってるの?」
学人「有名だぜ。特に屋上での一件は学校七不思議の一つに入ってるぐらいだ」
黒桐「誰かに見られてたのか……」
学人「……マジなんだなぁ幹也。おまえ、俺をおいて大人の階段を登ってしまったのか…」
118:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 21:11:58.49 ID:
mYULQSqk0
黒桐「……」
学人「……こ、黒桐さんは両義さんのどこがいいのでしょうか」
黒桐「ん?全部?」
学人「……おまえほんとに幹也か?」
黒桐「なんだよ、学人。僕と式が付き合ってるのがそんなにおかしい?」
学人「いやだって、両義……だもの」
式「私がどうかしましたか」ジロッ
学人「うわぁっ!?」
黒桐「あ、式。どうかしたの?」
119:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 21:12:50.07 ID:RQLzdZUf0
つーか改めて考えるとこの黒桐さんは高1なのかよ
120:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 21:17:12.45 ID:
mYULQSqk0
式「はい、今日は家に来るのかどうか聞きにきたの」
黒桐「あー、うんどうしようか。うん、泊まろうかな」
学人「とまっ!?泊まるぅ!?」
式「わかりました、秋隆に言っておきます」
黒桐「うん、また後でね。式」
学人「……アゼン」
黒桐「まぁこういうことだよ。学人」
121:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 21:25:18.19 ID:
mYULQSqk0
学人「いや、まぁたしかに見てくれはいいけど、剛い女じゃん」
黒桐「ひどいなぁ、あれでも式はカワイイ声で鳴くんだよ?」
学人「……」
黒桐「学人?」
学人「いや、うん。幹也はすごいなぁって」
黒桐「まぁね」
……
式「あの人と何はなしてたの?」
黒桐「式はカワイイなぁって話」
式「……噂になってるみたいね」
黒桐「うん、僕も今日聞いた。みんな驚いてるらしい。まぁ式はカワイイからしかたないよね」
式「……黒桐くん、そういうこと恥ずかしげもなく言うようになったわ」
黒桐「厭かい?」
式「……キライじゃないわ」
黒桐「なら良いよね」
123:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 21:31:07.06 ID:
mYULQSqk0
黒桐「もうすぐ冬だね、寒くなってきた」
式「そうね」
黒桐「式は冬、着物で寒くないの?」
式「大丈夫です」
式「黒桐くんがあったかいから」
黒桐「……」
黒桐「僕も、式がいてくれてあったかいよ」ギュッ
式「ん……」
おわり
125:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 21:33:18.02 ID:7OA7VVwy0
乙
127:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 21:34:48.41 ID:d75PWULW0
乙
くっそコクトーくっそ
130:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 21:38:21.54 ID:RQLzdZUf0
本当に乙
式が女の子の口調で話すSSって可愛いのに数が少ないから本当に嬉しかった
ここからの両儀家での後日談も期待して良いの?いいんですの?
132:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/24(土) 21:41:05.02 ID:kEmoKM7z0
乙!!
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