前回→イーブイ「姉さん」
1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 20:52:48.44 ID:
FYz9g+Zc0
イーブイ「その…相談したいことがあるんだけど」
エーフィ「どうしたの?」
ブラッキー「なんでも聞くがいい」
シャワーズ「うふふ何かしら」
サンダース「そうか!姉ちゃんに任せろ!」
グレイシア「…して」
リーフィア「ブイちゃんどうしたの~?」
14:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 20:58:11.12 ID:z6IMCRsN0
きたぜ
12:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 20:57:09.72 ID:CZMgP8Tp0
おお続きだ
4:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 20:53:34.95 ID:
FYz9g+Zc0
イーブイ「ええと…好きな人が出来たんだ」
ブラッキー「…」
シャワーズ「…」
サンダース「…」
グレイシア「…」
リーフィア「…」
エーフィ「…どんな子なの?」
5:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 20:54:28.66 ID:
FYz9g+Zc0
イーブイ「同じクラスの子で…チラーミィって言うんだけど」
シャワーズ「淫乱よ!その子淫乱だわ!名前からして淫乱の香りがするわ!」
イーブイ「なんでだよ!名前関係ないでしょ!」
ブラッキー「それで、そのパンチラとやらはどんな奴なのだ?」
イーブイ「それもうわざとだよね!?ええと…なんというかすごく優しい子なんだ」
グレイシア「…私も優しい」
イーブイ「うんグレイシア姉さんは優しいけどなんでそれを今言うの?」
サンダース「おっぱいはでかいのかっ!?」
イーブイ「そこそこ…」
リーフィア「きゃ~ブイちゃんおっぱい魔人~」
イーブイ「どうしてそうなるのっ!」
7:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 20:55:53.15 ID:
FYz9g+Zc0
エーフィ「それで私たちに何を聞きたいのかしら?」
イーブイ「実は今度その子の誕生日があるらしくて皆でお祝いしようってなったんだけど…」
イーブイ「女の子へのプレゼントってどうすれば分かんなくて…」
シャワーズ「うふふ…ブイちゃん私は新しいポーチが欲しいわ」
リーフィア「私はあんみつ食べたい~」
ブラッキー「読みたい本があるのだが」
グレイシア「…ブラ」
サンダース「私はなっ!ブイが買ってくれるならなんでもいいぞ!」
イーブイ「誰も姉さんたちのとは言ってないよっ!」
エーフィ「…話がすすまないわね。イーブイ、私の部屋にいらっしゃい」
10:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 20:57:00.09 ID:
FYz9g+Zc0
シャワーズ「あらあら、行ってしまいましたね」
リーフィア「も~サンダース姉さんが変なこと言うから」
グレイシア「…胸は関係ない」
サンダース「私が悪いのか!ごめんっ!」
ブラッキー「だが私たちよりもエーフィ姉さんに任せておけば問題はないだろう」
シャワーズ「それもそうですね」
13:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 20:58:09.06 ID:
FYz9g+Zc0
エーフィ「まったく…あの子たちは」
イーブイ「それでエーフィ姉さん、何にすればいいのかな?」
エーフィ「とりあえずその子の好みとかは分かるのかしら」
イーブイ「好み?えーとね…ごめんなさい分からないんだ」
エーフィ「そうなると無難なものにおさめるしかないかしら…?」
エーフィ「お菓子とかは全体で用意するでしょうし…中学生の贈り物をあまり高価なものにするわけにはいかないし…」
イーブイ「姉さんは自分の友達からどんなプレゼントもらったら嬉しい?」
エーフィ「そうね…心のこもった贈り物なら何であれ嬉しいわ」
イーブイ「それじゃ答えになってないよ!姉さん自身は今欲しいものとかないの?」
エーフィ「欲しいものねぇ…強いてあげるなら新しい裁縫道具かしら」
16:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 20:59:11.77 ID:
FYz9g+Zc0
イーブイ「じゃあそれにする」
エーフィ「待ちなさい、私が欲しいものが必ずしも女の子が欲しいものとは限らないわ」
イーブイ「ならどうすればいいの…?」
エーフィ「明日感づかれない程度に本人か周りの友達に聞いてみなさい」
エーフィ「それからもう一度考えてみましょう」
イーブイ「うん…そうする」
エーフィ「今日は遅いから自分の部屋に戻ってもう寝なさい」
イーブイ「はーい、おやすみ姉さん」
エーフィ「おやすみなさい、上手くいくといいわね」
18:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 21:00:21.23 ID:
FYz9g+Zc0
グレイシア「…遅い」
サンダース「遅いな!」
ブラッキー「しかし想い人ができるとはイーブイも成長したな」
シャワーズ「なんだかさみしい感じもしますわ」
リーフィア「やだ~ブイちゃんは渡したくない~」
グレイシア「…大人」
サンダース「大人といえば!この前ブイの部屋にエロ本があったな!」
シャワーズ「あらもうそんなお年頃でしたの」
グレイシア「…ジャンルは?」
19:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 21:00:45.69 ID:VFPFjwtY0
こんなところに炎の石が!
20:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 21:01:42.01 ID:
FYz9g+Zc0
サンダース「搾乳と人妻」
ブラッキー「…」
シャワーズ「…」
グレイシア「…」
リーフィア「…」
エーフィ「…その話もう少し詳しく教えてもらえないかしら」
サンダース「エッ、エーフィ姉さん!いつのまにっ!」
エーフィ「教えなさいサンダース」
サンダース「はっ、はい!えーとこの前なんだけど…」
21:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 21:02:59.24 ID:
FYz9g+Zc0
~翌日~
イーブイ「じゃあ行ってくるね」
エーフィ「待ちなさいイーブイ」
エーフィ「ええと…その子のことが本当に好きなのよね?」
イーブイ「うん/////」
エーフィ「その…凄く良い子で一緒にいたいと思うのよね?」
イーブイ「うん」
エーフィ「ええと…あの…その…」
イーブイ「どうしたの?」
エーフィ「顔が好みだからとか…胸が大きいからとか…旦那さんがいるから付き合いたいとか言ってる訳じゃないのよね?」
イーブイ「いきなり何を言い出すのさっ!エーフィ姉さんまでどうしたの!?それに旦那さんって何っ!」
エーフィ「たっ、例えばの話よ!深い意味はないわ」
イーブイ「可愛いから付き合いたいって訳じゃないよ!まるで僕が面食いで体目当てみたいじゃないか!」
エーフィ「そ、そう…それなら問題ないわ。今日は頑張ってきなさい」
イーブイ「全くもうっ!」
22:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 21:05:10.99 ID:
FYz9g+Zc0
エーフィ(行ってしまったわ…)
エーフィ(本当に大丈夫なのかしら…)
エーフィ(好きな女の子ができるくらいならいずれとは思っていたけれども…)
エーフィ(知らない間に性的倒錯をおこしていたなんて…)
エーフィ(人妻はまだしも搾乳って…)
エーフィ(イーブイ…どこで道を誤ってってしまったの…?)
24:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 21:05:59.99 ID:O2y3tEiX0
ポッポェ…
25:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 21:06:25.23 ID:
FYz9g+Zc0
イーブイ「おはようポッポ」
ポッポ「はぁ…」
イーブイ「どうしたの?ため息なんかついて」
ポッポ「ミルタンクの乳揉みてえ…」
イーブイ「朝からフルスロットルだね」
ポッポ「揉みてえもんは揉みたいんだよ…」
イーブイ「それよりさ、今度のチラーミィさんの誕生日会のことなんだけど…」
ポッポ「…おい、その話俺聞いてないぞ」
イーブイ「えっ?そうなの?てっきりクラス全員に行きわたってるかと思ってた…」
ポッポ「お前だけじゃないのか?」
26:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 21:08:39.70 ID:
FYz9g+Zc0
イーブイ「いや…プリンさんに誘われたから他にも誰かいるはず…」
ポッポ「俺はお誘い無しかよ…」
イーブイ「それで、プレゼントはどうしようかなって」
ポッポ「そこは…搾乳機だな」
イーブイ「頭の中がエロ一色だね」
ポッポ「チラーミィは胸そこそこあるしな」
イーブイ「もういいよ…ってか前々から思ってたんだけどいらないからって僕にHな本をおしつけないで」
ポッポ「何?人の善意を無碍にする気か」
イーブイ「ありがたいんだけどこの前姉さんに見つかって面倒なことになったから」
ポッポ「まあ兄貴からかっぱらってきたのだから処理に困るのでお前にやってたんだがな」
イーブイ「僕はゴミ箱じゃないよ…」
27:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 21:10:24.08 ID:
FYz9g+Zc0
ポッポ「それで?案は何もないのか」
イーブイ「うん…だから今日好みとか色々聞いておこうと思って」
ポッポ「ふーん、本人に直接聞くのはまずいからプリンにでも聞けばいいか」
イーブイ「それでも分からなければ本人に聞いてみるよ」
ポッポ「搾乳機だといいな」
イーブイ「しつこいよっ!」
28:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 21:12:08.37 ID:
FYz9g+Zc0
イーブイ「そういやヨーギラスはまだ引き籠ってるの?」
ポッポ「みたいだな」
イーブイ「中学に入ってからいきなり来なくなったから心配だなぁ…」
ポッポ「あいつも色々悩むことがあるんじゃないのかな」
イーブイ「意外と心配じゃないんだね」
ポッポ「あいつの兄貴も引き籠ってたみたいだから遺伝的なものもあるんだろう」
イーブイ「ふーん…大変だなあ」
32:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 21:16:57.12 ID:
FYz9g+Zc0
チラーミィ「二人ともおはよう!」
イーブイ「う、うわっ!チチチチチラーミィさん!?」
ポッポ「うーっす」
チラーミィ「もう…驚きすぎだよ?どうかしたの?」
イーブイ「ななななななんでもないよ?」
ポッポ「ごめんなーあんまりにもチラーミィが可愛いからこいつ緊張しちゃって」
チラーミィ「あはははは!褒め言葉として受け取っておくよ!じゃあまたあとで教室で」
イーブイ「ま、またねー!」
ポッポ「じゃあなー」
33:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 21:21:58.36 ID:
FYz9g+Zc0
ポッポ「おい、何動揺しまくってんだよ」
ポッポ「ひょっとしてお前あいつに惚れてんのか?」
イーブイ「だだだだだだれが!」
イーブイ「いつも皆の中心にいて周囲に笑顔を振りまくような人なのにそれでいて僕なんかにも優しくしてるチラーミィさんのことなんか全然好きじゃないよ!」
ポッポ「はいはい…にしてもああいうロリ巨乳が好きだったとはねえ…」
イーブイ「おっぱい大きいし顔もすごく可愛いけどそんないやらしい目では見てないよ!」
ポッポ「分かったよ、今度ロリ巨乳のAVでもかっぱらってくるから」
イーブイ「いらないってば!」
35:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 21:26:04.27 ID:
FYz9g+Zc0
ポッポ「だから誕生日のプレゼントでも悩んでたのか」
ポッポ「分かったよ、俺もチラーミィの好みとか趣味とか聞いておくから」
イーブイ「え…?いいの?」
ポッポ「お前一人で聞いて周ってたら怪しまれるだろ?」
ポッポ「二人でも怪しまれそうだがキャラ的に俺の方が疑われそうだから大丈夫だろ」
イーブイ「ポッポ…!ありがとう」
ポッポ「そのかわりお前の姉さんたちのエロい写真とかあったら…な?」
イーブイ「そんなものないってば!」
36:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 21:29:36.61 ID:
FYz9g+Zc0
~放課後~
イーブイ(クラスの人とポッポの集めた情報によれば…)
イーブイ(チラーミィさんはすごくおしゃれが好きで特にリボンにこだわっているらしい…)
イーブイ(ならやはりリボンにするべきか…)
リーフィア「ブ~イちゃ~ん!」
イーブイ(帰ってエーフィ姉さんに報告しよう…)
リーフィア「えいっ!」 ガシッ
イーブイ「ひゃわあっ!」
37:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 21:35:41.00 ID:
FYz9g+Zc0
イーブイ「姉さんっ!いきなり抱きつかないでっあれほど言ったじゃないか!」
リーフィア「え~だってブイちゃん可愛いも~ん」
イーブイ「理由になってないよ…」
リーフィア「それで?愛しのパンツちゃんはどうなったの~?」
イーブイ「悪化してる!今朝より一層悪意が見えるよ!」
イーブイ「…まあなんとか彼女の欲しそうなものの情報は集められたんだけど」
リーフィア「なんなの~?」
イーブイ「服とか大好きみたいで…とくにリボンとかにこだわってるらしいんだ」
リーフィア「裸にリボン~?」
イーブイ「なんでそんなに淫乱キャラなんだよ!そろそろ謝ってよ!」
リーフィア「うふふ~冗談~」
リーフィア「まあ一回エーフィ姉さんに話したほうがいいかもね~」
イーブイ「うん…そのつもりだよ」
40:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 21:40:56.98 ID:
FYz9g+Zc0
イーブイ「ただいま」
リーフィア「ただいま~」
エーフィ(イーブイ…なぜなの?どうしてあんな趣味に…)
イーブイ「エーフィ姉さん?」
エーフィ(ひょっとして…母性に飢えているのかしら…)
リーフィア「お~い」
エーフィ(そうよ!きっとそうだわ!母乳と母親という点で考えれば辻褄があうわ!)
イーブイ「姉さんってば!」
エーフィ(なら私がもっと愛情を持って接してあげなくては…)
リーフィア「えいっ」 ガシッ
45:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 21:48:11.65 ID:
FYz9g+Zc0
エーフィ「ひあっ!」
エーフィ「あ、ああ二人とも帰ってのね!お帰りなさい」
イーブイ「さっきからずっといたよ。それよりエーフィ姉さんぼーっとしてどうしたの?」
エーフィ「な、なんでもないわ!何も問題ないわ!」
リーフィア「気になる~」
エーフィ「そ、それよりもイーブイ!チラーミィちゃんの好みとかは分かったのかしら?」
イーブイ「分かったよ、彼女おしゃれが好きでリボンとか結構集めてるらしいんだ」
エーフィ「リボン…うん、それならいいわね」
エーフィ「イーブイ、どこか買いにいくあてはあるの?」
イーブイ「ううん、そういったお店について僕全然詳しくないから」
エーフィ「なら…良いお店があるのだけれど週末は少し忙しいから連れてってあげられないし…」
イーブイ「場所さえ分かれば僕一人で大丈夫だよ!」
47:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 21:53:44.43 ID:
FYz9g+Zc0
エーフィ「少し心配だわ。リーフィア、あなた週末は予定は何かある?」
リーフィア「う~んとね、試験があるの~」
リーフィア「でもブイちゃんのためなら試験なんてサボタージュしちゃう~」
エーフィ「…試験はちゃんと受けなさい」
リーフィア「え~エーフィ姉さんのケチ~」
エーフィ「となるとグレイシアも試験ね…」
エーフィ「残りの三人にあとで聞いておくわ、とりあえずご飯の準備をするから二人ともそれまでお勉強をしてきなさい」
リーフィア「は~い」
イーブイ「…僕一人でも大丈夫なのに」
エーフィ「少しは女の子のアドバイスも必要でしょうから、あなたのためを思っているのよイーブイ」
イーブイ「…うん」
48:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 21:59:41.21 ID:
FYz9g+Zc0
エーフィ「さて…とご飯の準備をしましょうか」
サンダース「ただいまっ!おなかすいたぞ!」
エーフィ「いいところに帰ってきたわサンダース」
エーフィ「あなた週末の予定は何かあるかしら?」
サンダース「あるぞっ!友達とクチバに殴り込みだっ!」
エーフィ「ほどほどにしておきなさいね…」
サンダース「了解したっ!それよりおなかがすいた!」
エーフィ「もう少ししたらできるから待ってなさい」
49:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 22:03:48.87 ID:
FYz9g+Zc0
シャワーズ「ただいま」
エーフィ「シャワーズ、ちょっと話があるのだけれど」
シャワーズ「あらあら姉さん、私に何か御用かしら?」
エーフィ「週末にイーブイの買い物に付き合ってくれないかしら」
シャワーズ「可愛いブイちゃんのためならぜひとも!…と、言いたいところなのだけれども先約がありますの」
エーフィ「そう…無理を言ってごめんなさいね」
シャワーズ「またの機会があればぜひ言ってくださいね」
エーフィ「分かったわ」
52:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 22:12:43.49 ID:
FYz9g+Zc0
エーフィ「あとは…ブラッキーね」
エーフィ「あの子女の子の好みが分かるとは言い難いんだけど一応お願いすべきかしら…?」
エーフィ「なんだかんだでイーブイ一人では心配だし…」
ブラッキー「ただいま」
エーフィ「お帰りなさいブラッキー」
エーフィ「あなた週末の予定はあいているかしら?」
ブラッキー「暇だが何か用でもあるのか?」
エーフィ「イーブイの買い物につきあってくれないかしら」
ブラッキー「別に構わないが…何を買いに行くのだ」
エーフィ「リボンよ」
ブラッキー「リボンだと!?イーブイめ…もとから女々しいと思っていたがいよいよ女装に目覚めとは…」
エーフィ「イーブイのじゃないわ、昨日あの子が話していた誕生日プレゼントの話よ」
ブラッキー「あのハイレグとやらのか」
エーフィ「チラーミィちゃんよ、ちゃんと名前くらい覚えてあげなさい」
56:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 22:19:53.06 ID:
FYz9g+Zc0
ブラッキー「分かった。ちゃんとイーブイに的確な助言をしてやろう」
エーフィ「じゃあお願いするわね」
ブラッキー「任せておけ」
エーフィ(とはいえ本当に大丈夫なのかしら?)
グレイシア「…ただいま」
エーフィ「あらお帰りなさい」
グレイシア「…姉さん」
エーフィ「どうしたの?」
グレイシア「…胸が大きくならない」
エーフィ「いや…私に言われても」
60:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 22:30:29.63 ID:
FYz9g+Zc0
~週末~
イーブイ「…よりによって」
イーブイ「…なんでブラッキー姉さんなんだよ」
ブラッキー「いくぞイーブイ!ヌーブラとやらの贈り物を買いに!」
イーブイ「いい加減名前覚えてってば!」
ブラッキー「で、何を買うのだったか…思い出したぞ!鉢巻きだな!」
イーブイ「鉢巻きで喜ぶ女の子なんていないよ!」
ブラッキー「甘いなイーブイ、世の中にはいろんな女がいるのだ。鉢巻きで喜ぶ女の一人や二人いてもおかしくはあるまい?」
イーブイ「…もういこ」
62:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 22:40:39.50 ID:
FYz9g+Zc0
イーブイ「うわあ…」
イーブイ「色んな種類のリボンがある…」
イーブイ「凄いな…こんなところはじめてきた」
ブラッキー「鉢巻きはないのだな」
イーブイ「あたりまえじゃないかっ!」
イーブイ「もう…勝手に選んどこ…」
ブラッキー「ふむ、こうも沢山あると悩んでしまうな」
イーブイ「色は…どうしようかな…模様とかも」
ブラッキー「これなんかどうだ」
イーブイ「どうせ鉢巻きでしょ…ってピンク選ぶんだ。姉さん意外と可愛いとこもあるんだね」
ブラッキー「そ、そうか?/////」
63:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 22:43:13.10 ID:5+d1KA1i0
男勝りな鉢巻物理ブラッキーwwwwwww
64:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 22:43:15.39 ID:1rZISQ3GO
イーブイは天然年上キラーか
67:
米田 ◆YONE/zixE6 :2012/03/18(日) 22:47:30.63 ID:1dWe2q8q0
ヾヽ
γ_ ・l> 興味深いスレですヨネ
ミ(ノノハヾ)
ヘ レハ ゚ヮ゚ノヽ
〈 とl>炎つ 〉
VWWく/__l|WV
∪∪
65:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 22:46:24.89 ID:
FYz9g+Zc0
イーブイ「他に何か候補ない?」
ブラッキー「ええと…その…これとか」
イーブイ「うん!いいかもしれない」
イーブイ「ブラッキー姉さん選ぶの可愛いのが多いね」
ブラッキー「そ、そんなことはないぞ!/////」
イーブイ「他にいくつか選んでくれない?その中から選ぶから」
ブラッキー「わ、分かった/////」
68:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 22:50:04.26 ID:
FYz9g+Zc0
イーブイ「うん、じゃあこれにするか」
ブラッキー「本当にいいのか…?私の好みで選んでしまって」
イーブイ「問題ないよ、むしろ大分参考になったし」
ブラッキー「そうか…それは良かった」
イーブイ「じゃあ会計済ましてくるから外で待ってくれるかな?」
ブラッキー「私は少しトイレに行ってくる…お前が店の前で待っていてくれ」
イーブイ「うん!分かったよ姉さん」
69:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 22:52:15.37 ID:
FYz9g+Zc0
ブラッキー「はあ…」
ブラッキー「私のこと…その…可愛いだなんて…」
ブラッキー「人から言われることなんて全然ないのに」
ブラッキー「なんだかすごく恥ずかしいぞ…/////」
ブラッキー「イーブイ…可愛い…」
ブラッキー「ああ…」
72:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 22:56:33.48 ID:
FYz9g+Zc0
イーブイ(意外と値段張ったな…)
イーブイ(まあこれくらいチラーミィさんのためだ)
イーブイ(それにしても姉さん遅いな)
イーブイ(ってあれ?あそこにいるのはもしかしてチラーミィさん!?)
イーブイ(どどどどどどうしよ…あ…さっきのお店に行くのかな?)
イーブイ(…?)
イーブイ(…あれ?)
イーブイ(な…なんで男の人と一緒に歩いてるの?)
イーブイ(どうして手をつないでるの…?)
イーブイ(どうしてそんなに楽しそうなの…?)
イーブイ(…なんで…どうして)
74:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 22:58:35.80 ID:
FYz9g+Zc0
ブラッキー「すまん、待たせたなイーブイ…む?」
ブラッキー「いない…」
ブラッキー「店の前で待っていろと言ったのだが…」
ブラッキー「けいたいもつながらない…」
ブラッキー「どこへ行ったのだ…」
ブラッキー「イーブイ…!」
76:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 23:03:52.40 ID:
FYz9g+Zc0
イーブイ(なんであんなに悩んでたんだろう…)
イーブイ(一人ではしゃいでた僕が馬鹿みたいだな…)
イーブイ(はは…)
ブラッキー「イーブイ!ここにいたのか」
イーブイ(もうどうでもいいや…)
ブラッキー「イーブイ!」
イーブイ「…どうしたの姉さん、大きな声出して」
ブラッキー「どこへ行っていたのだ、探したのだぞ」
ブラッキー「それにひどい顔だ…何かあったのか?」
イーブイ「何もないよ…!何も…!何も…!」
ブラッキー「イーブイ…」 ギュッ
77:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 23:06:55.65 ID:
FYz9g+Zc0
イーブイ「あ…」
ブラッキー「分かった、何も聞かん」
イーブイ「あ…あ…」
ブラッキー「胸くらいは貸してやる」
イーブイ「あ…」
ブラッキー「クッション性はゼロだがな」
イーブイ「あ…姉さん…僕っ…僕っ…」
イーブイ「うわああああああああん」
ブラッキー「よしよし…心おきなく泣くがいい」
イーブイ「…ひぐっ!姉さん…!姉さん…!」
81:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 23:10:33.18 ID:
FYz9g+Zc0
ブラッキー「…落ち着いたか?」
イーブイ「…うん」
ブラッキー「では帰ろう」
イーブイ「…うん」
イーブイ「…姉さん」
ブラッキー「どうした?」
イーブイ「さっきのリボンだけど…姉さんにあげる」
ブラッキー「いいのか?」
イーブイ「うん…もういらないから」
ブラッキー「…そうか、ありがとうイーブイ」
イーブイ「凄く似合うと思うよ」
ブラッキー「そうだな…そうだと良いな」
75:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 23:02:43.20 ID:1rZISQ3GO
ブラッキー姉さん応援したくなるかわいさ
86:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 23:24:31.53 ID:NtgmAoxA0
83:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 23:13:43.70 ID:
FYz9g+Zc0
イーブイ「ただいま」
ブラッキー「ただいま」
エーフィ「お帰りなさい…あら?素敵なリボンね、ブラッキー」
イーブイ「えへへ~そうでしょ」
ブラッキー「む…照れるな」
エーフィ「凄く似合っているわよ、それでプレゼントの方はどうだったのかしら?」
イーブイ「ばっちしだよ!」
エーフィ「そう、それは良かったわね。なら夕飯にしましょうか」
イーブイ「はーい」
ブラッキー「…」
85:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 23:22:35.37 ID:
FYz9g+Zc0
ブラッキー「イーブイはもう寝たか?」
エーフィ「ええ」
エーフィ「帰ってきたときには聞かなかったけれども…何があったの?あの子泣き腫らした顔をしていたわ」
ブラッキー「詳しくは分からんが…おそらく私が用を足しに行っている間にチラーミィって子への想いを諦めるような出来事があったのだろう」
エーフィ「そう…」
ブラッキー「このリボンももともとは彼女へのプレゼントだ。それを私にくれた」
エーフィ「そう…」
エーフィ「ごめんなさいね…大変な役割を押しつけてしまったみたいで」
ブラッキー「なに…問題はない」
ブラッキー「私はフォローをちゃんとしたつもりだが…エーフィ姉さんの方からも慰めてやってくれないか?」
エーフィ「分かったわ、行ってくる…それとブラッキー」
ブラッキー「どうした?姉さん」
エーフィ「ありがとう」
ブラッキー「…弟を大切に思うのは皆一緒だ」
エーフィ「そうね」
88:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 23:28:44.96 ID:
FYz9g+Zc0
エーフィ「イーブイ、まだ起きてるかしら?」
イーブイ「…ん」
エーフィ「寝てるのかしら…?」
イーブイ「…起きてるよ姉さん」
エーフィ「今日のこと…残念だったわね」
イーブイ「…」
エーフィ「その…なんというか」
イーブイ「…?」
エーフィ「ええと…あなたがしたいって言うなら…」
イーブイ「…どうしたの?」
エーフィ「おっぱい吸わせてあげるから…元気出して!」
イーブイ「ぶはあっ!」
91:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 23:34:46.00 ID:
FYz9g+Zc0
イーブイ「いきなり何を言い出すのさ姉さん!お陰で目が覚めたよ!」
エーフィ「その…ちゃんと出ないかもしれないけど…」
イーブイ「姉さんやめてっ!どこかおかしくなっちゃったの!」
エーフィ「でっ、でもサンダースがあなたの部屋見つけたHな本は淫らな人妻ラッキーを搾乳し続けるのだったって…」
イーブイ「誤解だっ!畜生あの野郎いいやがったな!もう終わりだ…」
エーフィ「おっ、落ち着いてイーブイ!世の中には色んな趣味を持つ人がいるから全然大丈夫よ!」
イーブイ「フォローいれないで!悲しくなるから!」
エーフィ「ほっ、ほらイーブイ!遠慮しないでいいのよ!」
イーブイ「違うっ!冤罪だ!もういやああああああああ」
94:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 23:40:06.45 ID:
FYz9g+Zc0
イーブイ「…おはよう」
ブラッキー「おはよう、もう大丈夫か?」
イーブイ「うん…買い物の件ならね。それよりも昨日の錯乱したエーフィ姉さんの方が大変だった…」
ブラッキー「そうか、元気そうだな。なら大丈夫だ」
イーブイ「あれ?姉さんそのリボン…?」
ブラッキー「む…?これか?いざつけてみると結構気に入ってな」
ブラッキー「昨日はつけたまま寝てしまったのだ」
イーブイ「そう、気に言ってもらえるなら良かった」
ブラッキー「プレゼントありがとう、イーブイ」
イーブイ「どういたしまして、姉さん」
ブラッキー「ところでイーブイよ」
イーブイ「なあに?」
ブラッキー「搾乳とはなんなのだ?」
おわり
96:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 23:42:14.10 ID:NtgmAoxA0
乙!!!
108:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/19(月) 00:16:05.62 ID:QsKxfRR60
ブースター先生の次回作にご期待ください
103:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/18(日) 23:54:33.78 ID:l/AxwelBO
チラ見と一緒にいた男は結局誰なの
106:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/19(月) 00:02:38.99 ID:RiwSPq4G0
>>103
DQNなバンギラス兄さん
107:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/19(月) 00:06:05.88 ID:QsKxfRR60
>>103
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