1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 19:49:05.34 ID:
icFsQ9260
白「ごめん、俺の耳には届いたんだが心には届かなかったみたいなんだ……もう一度言ってくれないか?」
黒「いい加減読まれもしない手紙を書くのは、無駄ではないかと思うのだよ」
白「バカ野郎!だったら俺のおやつどうすんだよ!!」
黒「ほら、そうやってもう食い物としか思ってないとこが嫌なんだよ」
白「じゃあ俺に飢え死にしろって言うのか!?」
黒「いや、普段草食ってるじゃん。それで充分だろ」
白「違うんだよ…草を食うのと紙を食うのは…なんていうか、こう、草が白飯なら紙はパンっていうか」
黒「結局食い物じゃねえか」
2:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 19:49:44.64 ID:ka/KuSvJ0
白黒つけろよ
3:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 19:50:11.71 ID:nZqMlfhl0
今日のヤギスレ
9:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 19:54:00.07 ID:
icFsQ9260
黒「俺達もさ、そろそろ世間にならってメール文化に馴染むべきだと思うんだよ」
白「そうやって文通の良さを世間の人たちは忘れていってしまう……あぁ、何と嘆かわしい世の中だろう」
黒「読みもしないで食ってるお前には言われたくねえよ」
白「とにかく、俺は反対だぞ!俺達は昔から一緒に文通し合う仲だったじゃないか」
黒「だから、その手段をメールに代えないか、って話なんだよ」
白「なんでだよ…ポケベルが出た頃はお前だってスルーしてたじゃないか」
黒「いやぁ、あの頃の俺は若かったっていうか……絶対に手紙以外使ってやるもんか!って思ってたからね」
黒「正直黒歴史というか……」
白「その道を今まで貫いてきたんじゃないか…これからも、俺達は手紙で文通するべきだろ!?」
11:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 19:58:27.33 ID:
icFsQ9260
黒「だってお前、本当に俺の手紙読まないだろ?」
白「いやいや読んでるって!」
白「宛名だけ」
黒「それってあれだろ…俺のだって確認してから食ってるんだろ?余計タチ悪いわ!」
白「だって、黒君の使う手紙っていつも変った味がしてうまいんだもん」
黒「そりゃあ、素材には気を使ってるからな。一時期和紙の便箋使ってたこともあったんだぞ」
白「それって去年あたりのでしょ?確かにあれは絶品だった」
黒「まあ、その頃から手紙のあり方について考えてたんだけどね…和紙ちょっと高いんだよ」
白「高い物はうまい理論だな」
黒「少なくとも便箋に使う理論ではないよな」
12:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 19:58:49.80 ID:sCRSV5KkO
動物達もグローバルな時代になったんだなぁ
14:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:00:47.73 ID:YnUG55U5O
ヤギだけにメェ~ルするのか
16:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:01:07.74 ID:ONRYb4m80
鶏の人かなぁ
17:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:02:41.00 ID:
icFsQ9260
黒「最近はそこら辺の再生紙使ってたし」
白「あぁ、ちょっと味変わったかな?って思ったもん。おいしかったけど」
黒「時々趣向凝らして、脅迫状みたいに新聞の切り抜き使ってたの気付いてた?」
白「嘘っ!?そんなことあったっけ……」
黒「ほら、二週間前に送った青い封筒の中身」
白「あぁーあーあー、確かに風味があったねー」
黒「ま、そんなことはどうでもいいんだけどね。とにかくメールしようぜ」
白「そんなこと言うなって!俺はいつでも黒君の手紙を楽しみにしてるんだからさ!」
黒「新聞紙の味も分からなかった、お前には言われたくないって」
黒「せめて味わってるならともかくさ」
白「うぐっ……」
20:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:04:21.61 ID:tdzgdZ7GO
黒ヤギが妥協しはじめてるじゃねーか
21:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:04:46.30 ID:O8UY0JIM0
黒ヤギも人のこといえねーだろwwwww
23:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:09:49.29 ID:
icFsQ9260
黒「それにさ、お前一昨日の牧場同窓会来なかっただろ?」
白「はっ!?同窓会なんかあったの!?聞いてないんだけど!」
黒「いやだから、手紙が送られてたんだって」
白「……ま、まさか」
黒「どうせお前の腹の中だろう」
白「うわぁマジかよ……」
黒「先週の羊♀と羊♂の結婚式にも来なかったし」
白「はぁ!?あいつら結婚したの!?牧場時代あんなに仲悪かったのに!?」
黒「まあ、みんな大人になってるってことさ」
白「そうだったのか…………ま、別に友達少なかった俺には関係ないけどね」
黒「いやいや、みんなお前に会いたがってたぞ」
黒(まあ、白がいなくても割と盛り上がってたんだけど……)
26:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:15:11.45 ID:
icFsQ9260
白「ま、またまたぁ…そんなこと言われても嬉しくねえぞこの野郎」
黒「満更でもないんじゃねえか」
白「それにしても、お前だって友達少なかったのによく同窓会なんか行けたな?」
黒「え、いや、いるけど」
白「……」
黒「皆結構変わっててびっくりしたぜ。アルパカなんか、顔以外丸裸同然でみんなでめっちゃ笑ったわ」
白「……」
黒「まあ、牛君は来れなかったんだけどね」
白「な、なんだ…俺の他にも来てないや――」
黒「ほら、牛君は人間達に……」
白「あー」
29:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:19:47.88 ID:
icFsQ9260
黒「なんか話が逸れてる気がするけど、メールならこんなことにもならないだろ?」
黒「一緒にメールしようぜ」
白「やっぱいい」
黒「なんでだよ!?」
白「なんか、裏切られた気分」
黒「は?」
白「え、何?お前友達いたの?俺と同じ文通が趣味のボッチじゃなかったの?」
黒「そんなこと言った覚えねえよ」
白「だったら言ってくれたらよかったじゃねえか!俺達友達じゃなかったのかよ!!」
黒「……」
白「なんとか言ってくれよ!!!」
黒「手紙に散々書いとったんじゃいっ!!!」
白「……ごめん」
黒「それを無視して食べ続けてたのはお前だろうが!!」
白「ホントごめんって」
33:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:26:29.20 ID:
icFsQ9260
黒「…悪い、ちょっと熱くなっちまった」
白「いや、こっちこそごめん」
黒「なあ…いい加減、俺達も次の世代に進化するべきだと思うんだよ」
白「そんなこと言われても……俺、文通以外やったことないし……」
黒「俺だってねえよ…だからってさ、いつまでも逃げてるわけにはいかないだろ?」
黒「文通だって、そりゃ確かに面白い。手紙のうまさは俺だって勿論知ってるよ」
黒「でも、それじゃ駄目なんだよきっと……なあ、白」
白「なんだよ」
黒「俺と一緒に、メールしようぜ」
白「……分かったよ…俺も実は最近、食べるだけの郵便に疑問を感じてたんだ」
黒「白……」
白「郵便受けでその場で確認して食べちゃうから、手紙持ってきた鳩さんにはいつも白い目で見られるし」
黒「節操無いなお前」
34:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:31:08.76 ID:
icFsQ9260
黒「よし、そうと決まれば早速買いに行こうぜ!」
白「あぁ!パソコンだな?」
黒「え、携帯だろ?」
白「え?」
黒「……いやいやいや、だって、メールと言ったら携帯電話だろ?」
白「その認識はおかしいだろ、メールといえばパソコンだ!」
黒「携帯のあの手軽さが、手軽にやり取りできるメールにベストマッチしてるんだろ!パソコンなんて持ち歩くのにも不便だしいらねえって」
白「元々使われてたのはパソコンじゃないか!それに、会社とかでの大事なやり取りは全部パソコンじゃないか!」
黒「お前会社行ってないだろうが!」
白「……お前…それ言ったら俺もう、何も言い返せねえじゃん」
35:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:37:51.08 ID:
icFsQ9260
黒「まあ聞けって…パソコンが魅力的なのは分かってるさ」
白「じゃあ、パソコンでもいいだろ」
黒「いいか?俺達はなんのためにメールをしようとしてるんだ?」
白「そりゃあ、お前と連絡取りあうため…だよな?」
黒「だろ?俺達はお硬い会社のサラリーマン連中じゃあない!動物園で媚諂ってるサバンナ連中でもない!」
黒「俺達は友達!だったら気軽に持ち運べてメールでやり取りできる携帯電話こそ、もっとも俺たちに必要なアイテムなのさ!」
白「黒君……俺、ちょっと感動しちゃったよ……目から出たぜ、鱗が」
黒「俺達は昔からの親友じゃないか…これからはもっと気軽に連絡を取り合えるんだぜ?最高じゃないか!」
白「すまねえな黒君……俺、黒君以外にアドレス登録できそうな友達いないけど、それでも持ってていいんだよな!?」
黒「流石にそれは俺にはどうにも……」
38:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:43:45.71 ID:
icFsQ9260
携帯ショップ
アルパカ「いらっしゃいませー。aruのお店にようこそー」
黒「よっ、アルパカ。久しぶり!」
アル「あれー、黒君じゃないか!何が久しぶりだよ、こないだ会ったばっかりじゃないか!」
黒「まあ、細かいことはいいじゃねえか」
アル「あれ、そっちのはもしかして白君?うわぁ懐かしいなー!こないだの同窓会は何か用事でもあったのかい?」
白「や、やぁ、ひひひ久しぶり……こないだのはその、忙しかったっていうかさ……」
黒「俺達携帯買いに来たんだ。良かったら見せてくれないか?」
アル「勿論大歓迎さ!」
黒「ちょっとくらいサービスしてくれるんだよな?」
アル「もー、店長にばれたらドヤされんだからさー…ちょっとだけだぞ?なんつって」
アッハッハッハッハッハ
白(何だこれ気まずい……)
39:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:49:28.39 ID:
icFsQ9260
アル「最近の主流はやっぱりスマフォだねー。知ってる?スマートフォンって」
黒「あー、あれだろ?なんか画面にタッチできるやつ」
アル「そうそう。いろんな機能が付いてるし、使いやすくてお勧めなんだけどどうだい?」
黒「そうだなぁ…でも、俺達メールしたいだけだしなあ」
アル「そうなの?」
白「まあ、確かに……」
アル「だったら普通の携帯の方がいいのかな…個人的には、スマフォって持ち運べるパソコンって感じがするから好きだけどなー」
白「パソコン…?」
アル「ネット見る時は断然ガラケーよりスマフォだね。これは間違いないと思うなー」
黒「すまん、ガラケーって何?」
アル「あー、普通のこういう携帯のこと。ガラパゴスって島みたいに独自の進化したからそう言うんだってさー」
黒「へー、牧場育ちの俺達にはよく分からん例えだな」
40:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:55:39.25 ID:
icFsQ9260
白「なあ黒君、この際スマフォってやつにしてみないか?」
黒「何言ってんだよ、無理だろ。初心者の俺たちに使いこなせると思うか?」
白「だってパソコンみたいなんだって言うしさ」
黒「白、お前まだパソコン引きずってたのか」
白「いやいや、そういう訳じゃないけどさ。黒君も言ってたじゃん、進化に取り残されてはいけないって」
白「最新の携帯を持つことで、ようやく俺達は時代に追いつけるってもんじゃないか!?」
黒「なるほど、一理あるような……」
アル「まあ、ためしにちょっと使ってから考えてみるかい?僕ガラケーとスマフォ一個づつ持ってるし」
黒「うわ出たー、アルパカのブルジョアっぷり」
白「毛皮刈り取られて死ね」
アル「酷い言われようだなー…最近は二つ持ってる動物も珍しくないんだよ?」
41:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 21:00:23.75 ID:
icFsQ9260
アル「ほら、どうぞ」
黒「へー、これが携帯か…俺、触ったの初めてだ」
白「おぉー、すっげー。マジで触ったら動くんだ」
アル「どっちもいいとこあるからねー。それぞれの用途を考えて決めるといいよ」
黒「こっちはスマフォか……うん、悪くないな」
白「ボタン押しにくい……蹄がうまく動かせん」
アル「どうする?」
黒「俺は普通の携帯で十分かな」
白「俺は断然スマフォだね!タッチパネルおもしれー」
アル「ちなみに値段はこんな感じ」
黒「ふむ、1円というのもあるのか…最初はこんなんでいいかな」
白「高っ…え、何これ、高すぎ……」
42:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 21:04:20.74 ID:
icFsQ9260
アル「月々の料金はこんな感じ」
黒「これくらいならなんとかなるな」
白「高っ…え、何これ、高すぎ……」
黒「俺こっちの黒い奴にするわ」
アル「ありがとー黒君!さっそく契約書を書いて貰ってっと……」
白「……」
黒「白は決まった?」
白「……俺、やっぱり携帯いらね」
黒「は?」
白「無理、こんなに金払えんって」
黒「…こっちの安いのでいいじゃん」
白「スマフォの便利さを知ったらもう普通の携帯に後戻りなんてできないよ……」
白「やっぱり俺、手紙でいいや」
黒「おい」
43:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 21:11:29.36 ID:
icFsQ9260
アル「まいどありー」
黒「結局買わなかったのかよ」
白「やっぱり手紙が最高だよ。これからはローテクの時代なんだよ」
黒「手紙をローテクというのはどうかな……」
白「それに俺、気付いたんだ」
黒「何に?」
白「便箋にインクの染みたあの味が最高だって」
白「だから、手紙のない人生なんて考えられない」
白「俺はこれからもうちに来た郵便物を食べまくるよ!」
黒「アイトァー」
白「という訳で黒君、これからも俺に手紙を出してくれ!」
黒「え、嫌だよ」
白「……」
黒「嫌だよ」
44:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 21:15:26.98 ID:
icFsQ9260
黒「俺携帯買ったし」
白「で、でも俺は持ってないよ?」
黒「だから買っとけばよかったのに…俺メール始めたらもう手紙に後戻りできない気がする」
白「俺に連絡来ないじゃん」
黒「面倒じゃん」
白「いや、だから――」
黒「だから買っとけばよかっただろって言ってんじゃん」
白「……スマフォがいいし」
黒「働けよ」
白「……」
黒「働けよ」
46:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 21:20:57.50 ID:
icFsQ9260
白「えぇー……」
黒「そうだ、アルパカにメアドの登録の仕方とか聞いとけばよかったなー」
白「分かったよ…俺、働くよ!」
黒「やべえ初めてだからさっぱり分からん」
白「そんで、スマフォ買って黒君とメールするから!」
黒「あ、こうすんのか……あ、うん、なんか言った?」
白「いや、だから、俺働いてメールをだね」
黒「うん、いいと思うよ。それいいネ」
白(なんだろう、黒君ぶん殴りたい。顔に桜の花びら印付けてやりたい)
47:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 21:26:19.33 ID:
icFsQ9260
白「かくして1年の月日が流れた…!」
黒「え、もう?早すぎ……」
白「この1年はそれはそれは忙しく、まさに苦難の連続だった…!」
白「バイトを始めては失敗の連続…何度も首になりつつも、ついに安定したバイト先を見つけることに成功!」
黒「あー、『触れ合い牧場』だっけ?」
白「べたべた触ってくる人間、殴ってくるガキ共……ヤツラの嫌がらせにも耐え、俺は金を貯めた……」
白「そして今日!俺はスマフォを買って来たのだあ!!!」
黒「おぉー、やったな白!!」
49:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 21:30:40.96 ID:
icFsQ9260
白「で、これどうやってアドレス登録すんの?」
黒「じゃあ俺のアドレス送るね…赤外線通信ってのがあって、メニューから――」
白「赤外線…?何それ?」
黒「え、ないの?」
白「……ほら、俺のは黒君のと違って技術的に進んでるから!そういうの必要ないってことさ!」
黒「羊さんのは付いてたけどなー」
白「なん…だと…?」
黒「それ一世代前のなんじゃね?」
白「そういえば、去年見たやつと同じだから、もしかしたら……」
51:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 21:36:48.23 ID:
icFsQ9260
黒「まあ、そんなことしなくてもここで直接登録すれば……」
白「おっ……おぉ…!俺はついに!アドレスをゲットしたのだ!」
黒「これが白のアドレスね……ほい、送信っと」
白「…!き、来た……ついに来た!俺は過去を凌駕した!!」
黒「そんな大げさなもんでもないと思うけど」
白「フハハハハハ!!1年間マジで黒君が手紙を送ってくれなかったから、紙中毒も治ってる!俺は今、進化したのだ!」
黒「良かったな」
55:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 21:44:20.58 ID:
icFsQ9260
白「よし、俺も送るぞ……ど、どうだ?」
黒「来た来た…ハハッ、ひらがなばっかりじゃないか。それに、『どうですか?』が『とあっすか!』になってるぞ」
白「これがメールというやつか…フッ、一度やってしまえばどうということはないな」
黒「いや、ミスってるって」
白「これで同窓会ではぶられることもないな…!」
黒「まあ、これで大事な約束をすっぽかさなくて済むな!」
白「ところで、黒君以外のアドレス登録する開いていないんだけど」
黒「だからそれは俺の知る所じゃないって」
56:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 21:52:55.45 ID:
icFsQ9260
黒「さらに半年の月日が過ぎた…!」
件名:今のテレビ見た?
内容:さっきのロリヤギエロすぎワロタwwwwwww
あれでオネイニーして寝るわwwwwwwwwwwww
黒「変な感じに染まっちゃったなぁ…まあ、楽しそうだからいいけど」
黒「見てなかったよ、っと」
黒「それにしても、たまに紙が恋しくなるんだよなぁ……白じゃないけど、草はやっぱり白飯で紙はパンって感じ、今は分かるかも」
黒「あ、そういえばも、うそろそろあの季節だな……」
57:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 21:57:47.64 ID:
icFsQ9260
大晦日
黒「うむ、年賀状もばっちり送ったし年越し蕎麦(ノン麺)も食べたし、あとは紅白見て新年迎えるか」
黒「3…2…1…ハッピーニューイヤー!」
黒「……あれだな、来年こそ彼女作ろう」
黒「さて、日も跨いだし寝るか」
翌朝
黒「ふぁぁ~……ん、メールが来てる」
件名:あけおめ!
内容:あけおめことよろ!
黒「……白よ」
黒「年賀状ぐらいは紙使ってもいいんだぞ、っと」
58:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 21:58:53.62 ID:IfzT6F+90
乙
60:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 22:00:10.20 ID:
icFsQ9260
お前らも年賀状書けよ
送る相手がいるんならな…
誰かが言ってたけど鶏の人って何?
鶏のSS→鶏「俺達、家畜、人間、鬼畜」鶏「飼畜な俺達マジ駆逐、Yes」
70:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 22:26:20.20 ID:W2CNKXvf0
おっつ!
67:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 22:13:55.56 ID:mrzxwJ3P0
いいな
こういうの
62:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 22:00:56.55 ID:uvjdkEwk0
乙
たまにこういうSSがあるからVIPはやめられない
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