1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 00:02:50.44 ID:T7DzKx5C0
鈴「いきなり何言ってんのよ変態!!」
とか言って後日から豊胸トレーニングしてる鈴ちゃんが一番可愛い
書いてください
10:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 00:29:47.96 ID:
SjX+TtM20鈴「……やっぱり一夏は千冬さんみたいに胸の大きい娘が好きなの?」グスッ
一夏「え、ちょ、マジ泣き!?」
鈴「おっぱいが好きなの?」
一夏「いや、その…………あの、ええと…………はい」
鈴「わかった……。私、がんばる」
一夏「え、あ、うん。ありがとう」
鈴「じゃあまた明日、ね……?」タタタッ
一夏「行っちまった……。鈴に胸の話はNGだってこと忘れてたぜ」
一夏「……」
一夏「明日からどうなるんだ?」
なんか違う。やっぱり一夏と鈴はどたばたしてる方がいいな。
11:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 00:30:48.53 ID:l9iTmZZ10
いえ、しっとり乙女な鈴さん
それは素敵だと思います
24:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 01:10:46.18 ID:
SjX+TtM20~朝・登校中~
一夏「あれ? あの後ろ姿は鈴か。昨日の今日だけど、アイツ大丈夫かなぁ。ま、いっか」
一夏「おーい、鈴。おはよう!」
鈴「う、うひゃあっ!?」ドタバタスッテンコロリーン
一夏「だ、大丈夫か? いくらなんでも驚きすぎだろう……。ほら、手。立てるか?」
鈴「う、うん。ありがと」
一夏「よいしょ……っと」
鈴「おはよ、一夏」
一夏「おう! おはよう、鈴」
鈴「あの……一夏……」モジモジ
一夏「ん? どうしたんだ鈴。なんかくねくねしてるけど」
鈴「く、くねくねんなんてしてないわよ!? えっと、その、あの、ね?」
一夏「うん?」
鈴「昨日の夜、いろいろ試してみたんだけど。やっぱりすぐに大きくはできなくて……」
25:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 01:12:46.01 ID:COP7jqrX0
ほう
ほうほうほうほうほうほう26:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 01:13:29.95 ID:
SjX+TtM20一夏「昨日って……え、まさか」
鈴「そ、それで……! それでね……? 大きくなったらこんな風になるわよってイメージだけでもって思って……」
一夏「い、イメージ……?」
鈴「パッド、入れてみましたー……」
一夏「……」
鈴「ど、どう……?」
一夏「り、鈴……」
鈴「恥ずかしいからあんまり見ないで……」
一夏「お、俺が悪かった!」ドゲザァ
鈴「い、一夏!?」
一夏「鈴が胸のことをコンプレックスに思ってるって知ってたのにあんなこと言ってまって、俺、最低だったよな。ごめん、ごめんよ鈴!」
鈴「べ、別に私は、」
一夏「いいや、謝らせてくれ! 鈴にはなんでも言えちまうからいつもポロッと本音が零れちまうけど、やっぱり言っていいことと悪いことはある!」
鈴「あの、一夏。みんな見てるから……っ」
一夏「すまなかった、鈴! お前はすごく魅力的だ! だからっ。だから……!」
27:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 01:15:04.68 ID:
SjX+TtM20鈴「だ、だから……?」
一夏「そんな無理しなくていいです、はい」
鈴「死ね」ガンッ
一夏「へぶっ!?」
鈴「あー……もう。なんかどっと疲れたぁ」
一夏「おい、鈴。お前本気でぶん殴っただろすっげぇ痛かったんだからな!?」
鈴「ふふん。乙女の純情を踏みにじった罪は重いのよ!」
一夏「……あー」
鈴「間抜けな顔してどうしたの一夏? あ、まさか、頭を強く叩きすぎた……? ご、ごめん」
一夏「いや、その、うん」
鈴「何よ。要領得ない言い方して」
一夏「やっぱいつもの鈴が一番だなぁって思ってさ」
鈴「……ッ!?」
一夏「っと。急がないと遅刻するな。走るぞ!」
28:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 01:17:28.10 ID:
SjX+TtM20鈴「ちょ、ちょっと!? うわほんともうヤバイ時間じゃない!?」
一夏「教室まで競争だな!」
鈴「私達クラス違うじゃない!」
一夏「よし、じゃあ今日から一組の子になろうぜ!」
鈴「私だってできることならそうしたいわーっ!」
これで終わり。
「子供ができたらちょっとだけ大きくなるわよ。……試して、みる?」
とか、
「じゃあ一夏好みのサイズになるまで一夏が大きく、して?」
とか、妄想は広がるけど
30:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 01:18:04.69 ID:F6XITUJp0
その調子で頼む33:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 01:24:39.57 ID:iOECmu0M0
なんだもう終わったのか32:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 01:19:19.25 ID:rqO60c+yO
何気にパッドって高いけどな。何枚詰めたら巨乳と言い張れるんだろう35:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 01:29:49.33 ID:
F6XITUJp0一般的に巨乳とか言われるのはD・Eカップから
平均的バストサイズから、身長150cmの鈴ちゃんの胸囲は76cm前後
カップは大体2.5cm刻みで、パッドの厚さは一枚1.5cm前後
まぁまぁな枚数がいるね36:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 01:31:00.61 ID:Wtju7g8S0
何でそんなにパッドに詳しいんだよ37:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 01:33:09.51 ID:QiZ0ka7v0
ワロタ39:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 01:35:22.64 ID:
F6XITUJp0詳しくもなるさ
ちなみにパッドは1cmもないとか文句言う人もいるけど、左右二つ合わせて数えるのでそんなもんになる40:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 01:36:33.00 ID:tusq0UWOO
乳職人ktkr41:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 01:36:53.65 ID:9F3TafiOO
>>39は一体なんなのか47:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 01:53:04.05 ID:fF3Ojx0pO
なるほど、パッドは1.5くらいになるのか
AカップがGカップになるためにはパッドが10枚か、Dになるにも4~5枚か49:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 01:57:29.42 ID:
F6XITUJp0ちなみに5枚前後入れると、ズレや落ちが問題になるため
さらに包みが大きなブラを買わざるを得ない50:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 02:00:43.76 ID:iOECmu0M0
いつのまにかパッド講座になってるな34:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 01:29:24.44 ID:l9iTmZZ10
続きまだかなぁ57:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 02:34:49.91 ID:
SjX+TtM20 鈴は華奢だ。小さいってことは分かっていたけど、抱きしめてみて初めて彼女の細さを知った。それこそ、力加減を間違えたら壊してしまいそうだ。
腕の中で身じろぎする彼女を愛らしく感じるのは、そういう感傷のせいだろうか。
よく知る太陽みたいに明るく元気な鈴はここにはいない。目の前にいる少女はもっと、可愛らしくて、弱々しくて、いじらしい。
「あはは。なんだか恥ずかしいな」
「何を言ってるのよ。もっと恥ずかしいこと、これからするのに」
「それはそうなんだけどさ。なんて言うか……。こうしてると、まるでラブラブなカップ
ルみたいじゃないか」
「カップル……」
「ん? なんだか嬉しそうだな、鈴」
「そ、そんなことないわよ! ……いや、あるかも。あいや、その、ないわけじゃ、ない、わよ?」
「ふーん」
真っ赤になって慌てている鈴が可愛らしくて、ついつい口元が緩んでしまう。今の俺は彼女を後ろから抱きしめている形だからこのだらしない表情を見られることはないだろう。
「ま、いいか。さて、鈴。……揉むぞ?」
59:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 02:41:19.01 ID:iOECmu0M0
なんか始まってた71:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 03:15:32.77 ID:
F6XITUJp0わっふるわっふる58:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 02:39:23.32 ID:
SjX+TtM20「う、うん……」
鈴のお腹にまわしていた手を解き、胸元へと上げる。すぐにでも触れてしまおうかと思ったが、やめた。鈴が震えている。
緊張か、恐怖か、はたまた別の何かか。原因は分からないけれど、彼女の大切な場所に手を触れる以上、懸念事項があるなら解決してからにしたい。
「なあ、鈴。もしかして後悔してるのか?」
「……そんなことないわよ。大丈夫、遠慮せずに揉んじゃって平気よ」
「ばか。そんなことできるか」
「なんでよ? ひとおもいにわしゃーってやっちゃえばいいじゃない!」
「できないって。鈴のこと大事だから嫌な思いはさせたくないんだ」
「うー……」
俯く鈴。震えは止まったようだ。
けれど今すぐ胸に手をかけるのも気が引けたため少し話すことにした。
もう一度、鈴の意思を確認するためにも。
「売り言葉に買い言葉、みたいな感じでさ。俺がお前の胸を揉んで大きくする、って流れになったけどさ」
「そうね。冷静に考えるとちょっとありえない流れよね……」
「だよなー。だから、やめたっていいんだぜ」
「それは……その、えっと」
60:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 02:45:57.66 ID:
SjX+TtM20「確かに鈴の胸が大きくなったら最強だって思った!」
「そこは否定しないのね……」
「でも、そうじゃなくたって鈴は可愛いわけだしさ?」
「うん……ありがと、一夏」
「だから、無理する必要はないんだぜ?」
「大丈夫よ、無理はしてない。だって、一夏は大きな胸が好きなんでしょ? だから、いいの」
「……他の方法だってあるかもしれないんだぞ? って言うか胸を揉んだら大きくなるって都市伝説だよなぁ」
「それでもいいの。私は、一夏にして欲しいのよ。一夏の手で、私を一夏好みの女の子にして……?」
「……鈴」
「なあに?」
「我慢できない、揉む」
「うん。……激しくしても大丈夫よ。ちっちゃい私の胸じゃ満足できないでしょうけど、一夏の好きにしていいからね」
62:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 02:50:56.28 ID:
SjX+TtM20 これ以上鈴のセリフを聴いていたら胸だけじゃ満足できなくなりそうだ。
制服越しに彼女の乳房に手を伸ばす。手に触れる感触は、やはり、物足りなさはある。
けれどまったく無い、なんてことはない。そこには確かに乳房が存在していた。
「びっくりした」
「……なさすぎ、かな?」
「ううん。思ってたよりもずっとある。やっぱ、ちょっと小さい気はするけど」
「ごめんね一夏。箒やセシリアのだったらもっと触り甲斐があったんだろうけど……」
「いやいや、これはこれで……」
「ん……っ。いち、か? なんだか触り方がやらしくなってきたような……」
「まさか」
その通りだよ、という言葉は飲み込んでおいた。
鈴の胸は小さいけれど、だからこそと言うべきか、愛らしかった。
わきあがるめちゃめちゃにしてしまい衝動を抑えながらゆっくりと揉みしだいていく。それがやらしい手つきだというならその通りだろう。
ただ、制服越しに揉むのはやや辛いものがある。
「あのさ、鈴。服の中に手ぇ入れていい?」
「一夏のすけべ」
66:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 02:58:20.58 ID:
SjX+TtM20「だめ?」
「……んもう。だめなんて言えないこと、わかってるくせに」
「ありがと」
制服のボタンに手をかけ、丁寧に外していく。鈴の服は脇の辺りがあいてるからそちらから手を突っ込めばいいような気もしたが、それはまた後日の楽しみにとっておくことにしよう。
ボタンを外し終わると静かな部屋に、衣擦れの音がいやに響く。それが恥ずかしかったのだろう、後ろから見える鈴の耳が赤く染まっていた。
「はむっ」
「う……っひゃぁああっ!? み、みみみ耳っ!? 耳っ!?」
「んー。はむはむ」
「ちょ、一夏やめなさい! 胸! 今日は胸を揉むんでしょう!?」
「あはは。ごめんごめん。鈴の耳が赤くなってたから、つい」
「つい、じゃないわよ! ばかぁ」
「大丈夫、こっちも忘れてない」
さっと胸に手を伸ばし、さっき揉んでいた中で乳首に中りにつけていた辺りに指を這わせた。
指先にひっかかる新たな感触。どうやら当たりを引いたようだった。腕の中の鈴が大きく身悶える。
67:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 03:03:25.23 ID:
F6XITUJp0ふぅ! ふぅ!68:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 03:05:08.89 ID:
SjX+TtM20「んん……っ。い、一夏ずるい……っ!」
「んー、聞こえないなー」
「胸だけ! 今日は胸だけなの! そこはだめぇっ!」
焦る鈴が可愛いらしくてついついだめと言われる場所ばかりいじってしまうのは仕方のないことだ。自己主張するように硬くなりつつある胸の突起を指先でくりくりいじめてやると、鈴の呼吸が荒くなっていく。
羞恥心が刺激されているのか耳も赤いままだし、首筋にも朱が差している。
最初はそれなりにあった抵抗はだんだんと弱まっていき、吐息が熱っぽい色を帯びていた。
鈴が感じている。その事実を実感するとなにやら歯止めが聞かなくなってくる
70:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 03:14:46.07 ID:
SjX+TtM20「ここだって胸だろう? それに、鈴、気持ち良さそうだしさ」
「そこは揉んでも大きくならないからぁっ! だめ、だめよ一夏ぁ……っ。そこはだめぇ……」
「そこ、じゃなくてさ」
耳元に唇を寄せ、囁く。
「もっとわかるように、言ってみて?」
「ぁっ…………っっっ」
ぴくり、と震える鈴。今、俺は、彼女をいじめている。
あとで絶対にぶん殴られるだろうが止まれない。
掌の上で弄ばれる彼女がこの上なく可愛らしくて、止まれない。
「それは、その……。わ、わかってよぉ……っ」
「わからないなー」
「いじわる! 一夏のいじわる! そんなこと言え―――ひゃぁんっ」
「どうして欲しいか言ってくれないと、もっとはげしくしちゃうかもなー」
乳首の先端を爪弾くと鈴はとうとう嬌声を上げた。
首筋にはじっとりと汗が滲んでいる。もう余裕も無いのだろう。
「わかった、わかったわよ! 言うから許してよぉ……」
72:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 03:23:08.66 ID:
SjX+TtM20「ん。それじゃあ言ってみて。鈴は何をどうされるのが、どうしてだめなの?」
「乳首を触らないで……っ」
「どうして、が抜けてるよ?」
「ひぐっ……。それは、えっとぉ……」
もう一度、胸の先端の突起を爪弾いた。
「やぁっ!? ……乳首は、弱いからだめなの」
「弱いって、どういうこと?」
「感じすぎちゃうからよぉ……。いじわる、一夏のいじわる。ばか……ばかぁっ」
73:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 03:29:05.59 ID:
SjX+TtM20 少しいじめすぎたかもしれない。喘ぎ声混ざりだった鈴の声に別に色が混ざってしまった。
これは、泣き声だ。
「ひっく……。たしかに好きにしていいって言ったのは私だけど……ぐすっ……でも、こんなのやだよ一夏ぁ……」
本格的に泣き出してしまった。罪悪感で胸が痛くなる。
調子に乗ってやりすぎてしまったようだ。
乳房にかけていた手をほどき、鈴の前に移動する。
制服の前をはだけた状態で涙を流すその姿はまるで心無い人間に無理やり襲われたあとのようだった。
「ごめんな、鈴。俺、ひどいことしちゃったな」
「ぐすっ……。ううん、受け入れられなかった私が悪いからぁ……。ごめん、ごめんね、いちかぁ……」
「あー、もう」
鈴の小さな頭を胸に抱え、撫でる。
泣きじゃくる鈴の涙が止まるまで、彼女の気持ちが落ち着くよう、優しく。
74:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 03:30:56.08 ID:
F6XITUJp0おふぅ…
76:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 03:36:56.38 ID:
SjX+TtM20「落ち着いたか?」
「……うん」
鈴が顔を上げると目元を赤く腫らせていた。泣いていたのだから当然だろう。いっそう、罪悪感が刺激された。
「……なんか、胸を大きくするぞーって雰囲気じゃなくなっちゃったね」
「あー……そうだなぁ」
「私から言い出したのにね。ごめんね」
「いやいや、俺が調子乗りすぎたからだしさ! だからごめんよ、鈴」
「いやいや、私が!」
「いや、俺が!」
「むー……」
「んー……」
互いに互いが悪いと言い合っていると、ずいぶんと滑稽なことをしているように思えてくる。それは、鈴も同じことを思ったのだろう。
しばらくは困ったように見詰め合っていたが、不意に、どちらともなく笑い声が漏れた。
77:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 03:42:30.61 ID:
SjX+TtM20「あははははは。何やってるのかしらね、私たち」
「なんだろうなぁ。うーん、よくわからん」
「そうねぇ」
ちょっと前まであったやらしい雰囲気はどこに行ったのやら。何やらいつもの俺と鈴のような感じに戻ってしまっている。
いや、鈴の制服ははだけたままだから、エロっぽいと言えばそうなのかもしれないが。
「とりあえず、今日はやめとくか」
「そう、ね。なんか気も抜けちゃったし」
「服のボタン、俺が直す?」
「それくらい自分でやるわよ」
「だよなー」
「……一夏」
「ん?」
「ガン見すんな!」
「……はい」
今の今まで見られてたんだからいいんじゃないかとも思うが、女心は複雑なようだった。鈴が服を直すまで後ろを向かされる。
衣擦れの音にいやに集中してしまって、またちょっとやらしい気分になってしまったのは、鈴には内緒だ。
80:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 03:54:15.85 ID:
SjX+TtM20「よし、っと。もうこっち見てもいいわよ」
「わかりましたよ、っと。なあ、鈴」
「なによ?」
「やっぱり謝らせてくれよ。鈴の気持ちを無視したのってのは、ちょっと許されることじゃないって」
「気にしなくていいのに」
「俺が気にするんだって」
「そうー? んっふっふ~、それじゃあね~」
しまった、と思った。
鈴が悪い顔になってる。もしかしたら無理難題を吹っかけられるのかもしれない。いつもなら、鈴がこういう顔をするのはそういう時だ。
けれど……けれど今回は、杞憂だった。
81:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 03:56:09.53 ID:
SjX+TtM20「キスして、一夏。それで許してあげる」
鈴は朗らかに笑ってそれだけ告げると目をつむってしまった。
聞き返す、という選択は許されないだろう。わざわざ逆鱗に触れることもあるまい。
鈴の柔らかな頬に手をかけ、口付けを交わす。やり方なんて知らないから、ただただ触れるだけのキスだ。
「ふふふ。ありがと、一夏」
それでも鈴はお気に召したようで、上機嫌に笑っていた。
なんだか恥ずかしくなって顔をそらしてしまう。
「……と、とりあえず何か食べに行こうぜ。もういい時間だしさ」
「そうね。そうしましょ」
二人して出口に向かい、鈴が扉に手をかけ―――たとき、飛び切りのいたずらを思いついた子供のような笑みを浮かべて振り返った。
「それで、次はいつにしよっか?」
end
82:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 03:57:59.78 ID:IORuf5lQ0
だめ83:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 03:58:34.77 ID:
SjX+TtM20終わりっす眠いっす
本番とかいかなくてごめんよ。ごめんよ。じゃ!
84:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/04(日) 04:19:53.13 ID:2J8Jrf210
おつ
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