1:
◆K7qLUv4H.Lbp 2020/10/30(金) 05:59:45.23
ID:kjZVvw/DO
「じゃあ……入れるぞ」
「う…うん……」
「う……んッ……にゃあ~!」
「こ、こら!声がデカい!」
「だ、だって……みくの中に……Pチャンの……が……」
「こ、こら、あんまり動くなって」
「だって……思ったよりPチャンの……おっきくて……温かくて……」
「お、おぉ……ぅ」
「にゃあァァぁ……っ!そこっ!ダメぇぇ――ッ!」
「ぴ、Pチャン……みく…我慢できない…ンッ……だから……だからぁ!」
2:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 06:01:47.03
ID:kjZVvw/DO
バタバタバタバタバタ
バタンッ
ちひろ「こぉぉぉらぁぁぁぁぁぁッ!」
心「神聖なるアイドルの事務所で、いかがわしいことをしているのは誰だぁぁぁぁ!」
3:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 06:02:49.15
ID:kjZVvw/DO
いつものシリーズです
いつもよりHのシーンは多いです。ご注意くださいませ
4:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 06:07:48.94
ID:kjZVvw/DO
バタバタバタバタバタ
モバP(以下P)「あ、すまん。今、ヘリコの音がうるさくて聞こえなかった」
みく「Pチャン?また何かやったにゃ?」
ちひろ「あれ?……服着てますね。というより栗なんか広げて」
心「つか、なんでみくの肩に手を?」
P「あぁ」
みく「今さっき、向いた栗の皮が服の中へ入っちゃったにゃ」
みく「それでPチャンに頼んで取ってもらってたにゃ」
ちひろ「なーんだ」
心「人騒がせな」
P、みく『?』
5:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 06:15:27.03
ID:kjZVvw/DO
みく「Pチャン、今度のハロウィンの衣裳はどうかにゃ?」
P「うん、前衛的で質素で窮屈そうで可愛い」
みく「それって褒めてるのかにゃ?」
みく「というより、少しキツいのは確かにゃ……」
ピポパポ
P「あー、もしもし。マストレさん?」
みく「待つにゃ!」アセアセ
P「かな子のヤツが味見のしすぎで太ったみたいで、ウエストが5cm程……」
かな子「なんでわかるんですか!?」
みく「あー、かな子チャンだったのにゃ」ホッ
杏「でも、衣裳がキツいってやっぱり太ったんじゃないの?」
智絵里「で、でも……あまり体型は変わってません……です」
みく「あー」
6:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 06:18:07.81
ID:kjZVvw/DO
みく「主に胸の所が……」///
杏「あー」
智絵里「も、揉んでもらったん…ですね」
みく「」///
みく「……ウン」
藍子「畜生……畜生!」グスグス
夕美「あぁ……お願いだから泣きやんで」オロオロ
7:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 06:24:53.64
ID:kjZVvw/DO
みく「と、ともかくだにゃ!――Pチャン、トリックオアトリートにゃ!」
P「ほい」チュッ
みく「んっ?!く、口の中に何か入れられて……」
みく「……甘いにゃ?これってチョコ?」
P「正解。杏と智絵里もいるか?」ガサガサ
杏「杏達は遠慮しとくよ~」
智絵里「み、見ているだけで…お腹いっぱい……ですし」
P「そっか。なら、みく。もう一個やるぞ」
みく「普通に渡すにゃ!!」
8:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 06:38:31.92
ID:kjZVvw/DO
♪~~
みく「はっ!はっ!」
マストレ「前川!ステップが少し遅れてるぞ!」
みく「はいにゃ!」
マストレ「よし……大槻!上半身に力が入り過ぎだ!」
唯「はい!」
マストレ「姫川は逆に足のバランスが取れてないぞ!」
友紀「ひゃ……ひゃい……」
飛鳥「はっ!はっ!」
アーニャ「♪~」
マストレ「よし。ここまで!」
マストレ「姫川ァ!その動きは何だ!」
友紀「ひぇッ!」
マストレ「ふむ……そうか。また昨日遅くまで飲んでいたな?!」
友紀「っ!」
マストレ「……プロデューサーに頼んで、しばらく禁酒にしてもらおうか?」
友紀「ごごご、ごめんなさい!ごめんなさい!ちゃんとやりますから、禁酒だけはァ……」ペコペコ
唯「もう、ユッキったら」
みく「まったくだにゃ」
10:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 08:50:21.72
ID:kjZVvw/DO
>>9
世代です
11:
◆K7qLUv4H.Lbp 2020/10/30(金) 14:40:17.23
ID:kjZVvw/DO
バタバタバタバタバタ
唯「って感じ――って、およ?聞いてるのかな?」
飛鳥「すまない。空を飛んでいく騒音に耳を奪われて……ね」
アーニャ「アー、ベルトリョートゥイ……ヘリコプターはうるさい…ですね」
みく「で、何かにゃ?」
唯「うん、も一度通しでやってみよーよ☆」
友紀「えー」
みく「みくは賛成だにゃ。軽くでもいいからステップが確認したいし」
アーニャ「ジェラーユ・ウダーチ……頑張ります」ムンッ
飛鳥「そうだね、僕らにはまだ時間は残されているんだ……さぁ、立とうか」
友紀「ぶー」
12:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 14:47:18.24
ID:kjZVvw/DO
みく「じゃあ、まず軽く通すよ」
唯「準備オーケー♪」
ガチャ
P「お、やってるな」
みく「あ、Pチャン!」
P「マストレさんのレッスンは終わったのに、自己鍛練か。無理はするなよ」
みく「大丈夫にゃ。軽く合わせるだけだにゃ」
P「そっか……なら軽く見させてもらうぞ」
みく「おーけーにゃ!」
友紀「ね、ねぇ、大丈夫なの?」
アーニャ「?」
飛鳥「うーん……覚悟は決めた方がいいかも」
唯「だよね。CuteのPちゃんと一緒にいると……」
みく(気合MAX)「さぁ、やるにゃ!!」
飛鳥「……ね」
友紀「はぁ……やるしかないか」
この後、無茶苦茶ハッスルした
なおユッキは、缶ビールを持ち上げられないぐらい筋肉を消耗した
13:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 21:57:03.40
ID:kjZVvw/DO
バタバタバタバタバタ
P「最近、よくヘリコが飛んでますね」
ちひろ「ヘレンちゃんは乗ってません……よね?」
バタン
みく「Pチャン、Pチャン!!」
P「みく、入ってきた時はあいさつをしなさい」
みく「あ……おはようございます」
P「うん、よろしい」
P「で、どうした?」
みく「あのね、あのね……」
P「猫かき氷?」
みく「うん、台湾にあるお店でこんな可愛いかき氷があるんだって」
P「ほぅ」
(画像はありません。【台湾】【猫かき氷】【CAFE1911】で検索されたし)
14:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 22:03:03.21
ID:kjZVvw/DO
みく「というわけで」
P「ウチのスイーツ製を連れてきました!」
愛梨「わぁ……可愛いですね」
志保「これはいいですね……なるほど、ちょっと刃物にコツが入りそうです」
P「いけるか?」
愛梨「イメージだけなら多分……」
志保「あ、晶葉ちゃん借りてもいいかな?」
P「構わないが……そこまで?」
志保「念のために……」
チョンチョン
志保「ん?」
雪美「……」ジーッ
志保「食べたいのかな?」
雪美「……うん」
志保「わかった。ちょっと時間がかかるから待っててね」ナデナデ
雪美「……うんっ!」ニコッ
千秋「ぐぬぬぬぬ……」
ありす「そこまでですか!?」
15:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 22:10:19.49
ID:kjZVvw/DO
晶葉「というわけで、できたぞ助手!」
愛梨「お待ちどう様です」
志保「猫かき氷のマンゴー味とストロベリー味ですよ」
みく「わぁぁぁぁ!ありがとにゃ!」
雪美「ありがとう……」
みく「ん~可愛くて食べにくいにゃ~」
ありす「あ、フローズンいちごを使ってるんですね」シャクシャク
千秋「マンゴー味もおいしいわね」シャクシャク
みく「もーっ!!もーっ!!」
凛「耳と髭はチョコかな」ワルクナイワルクナイ
雪美「……おいしい」シャクシャク
みく「もうっ!みんな風情がないにゃ!……でも、おいしいなら頂くにゃ!」
パクッ
みく「わぁぁぁ!味は濃厚なのにさっぱりしてるにゃ!」
志保「本場のを真似してタピオカや白玉を用意したからね」
愛梨「頭がキーンってならないんだって」
みく「ふーん……おいしいから大丈夫だにゃ」
P「……」
P「俺の分は?」ショボーン
16:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 22:16:16.25
ID:kjZVvw/DO
みく「それなら」
みく「みくが食べさせてあげるにゃ」アーン
P「じゃあ、遠慮なく」パクッ
志保「戸惑いなくいきましたね」
愛梨「ですね」
P「お、これはうまいな」
みく「でしょでしょ!」
P「なんでお前が威張るんだ!」ワシャワシャ
みく「きゃあっ!やめるにゃ!」
ありす「セリフに反して嫌がってませんね」
千秋「ただのタピオカなのに甘いわ……」
雪美「私も……Pに甘えてくる……」トテトテ
ありす「あ、雪美さん……ご、ごちそうさまでした」カチャ
志保「どういたしまして」
晶葉「ふふっ、この天才にかかれば、かき氷マシーンなど手を煩わすモノでもない!」
P、みく『いちゃいちゃ』
愛梨「……」
愛梨「……私もPさんに甘えてこよっと」
17:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 22:23:29.82
ID:kjZVvw/DO
バタバタバタバタバタ
P「そして今日もヘリコは団体で飛ぶか……」
みく「何か言ったかにゃ?」
P「何でもないよ……なぁ、みく」
みく「にゃ?」
P「お前の笑顔があれば、ずーっと幸せな気分でいられそうだな」
みく「」
みく「」
みく「はぁ?!」
P「いや、お前が笑っているのを見てると、ずっと一緒にいれたら……と思うことがあるからさ」
みく「い、いきなり何なのにゃ……」
みく「でも……嬉しいにゃ」
みく「みくも……Pチャンとずっと一緒にいれたら幸せになれるにゃ」
みく「だから」
ピトッ
みく「ずっと……隣でみくを見ていて欲しいにゃ」ンー
P「みく……」
チュッ
P「……」///
みく「……」///
18:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 22:26:57.55
ID:kjZVvw/DO
ニャー
ニャー
みく(夢を見た……)
みく(小さいころ……まだ猫チャンと話せる夢だった)
みく(あの頃……話せたのは覚えてるけど、何を話したかまでは覚えていない)
みく(……何か他に忘れている気がするんだけどなぁ)
みく(そして)
みく(夢の中で、みくはPチャンに……)
19:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 22:32:24.19
ID:kjZVvw/DO
バタンッ
?「姉様!」
?「おのれ……人間!!」
みく(?)「いいのです……これで都が救われれば……」
P(?)「すまない……姫」
みく(?)「いえ……お気になさらず……」
みく(?)「これも……皆あなた様の愛……ぐふっ」
P(?)「姫?」
P(?)「姫ーっ!」
?「姉様!」
ガバッ
みく「はーっ、はーっ」
みく「また……あの夢……」
みく「なんでみくはPちゃんに……」
みく「殺されるのかにゃ……」
?「……」
20:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 22:35:35.66
ID:kjZVvw/DO
のあ「P」
P「ん……?」
のあ「あなたは……前世を信じるかしら?」
P「ん?……いきなり何だ?」
のあ「答えて」
P「……そうだな」
P「信じるよ……たとえあんな結末だろうと」
のあ「そ……」
のあ「……なら、今度こそ幸せになりなさい」ボソッ
P「ん?何か言ったか?」
のあ「気のせいよ」プイッ
P「ん?」
のあ「……」
21:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 22:43:22.56
ID:kjZVvw/DO
?「のあ殿ー」
のあ「……依田の家の者か」
芳乃「左様ー」
のあ「まだ……討たれる気はないわ」
芳乃「ですがー」
のあ「あの二人……それだけが気掛かりなだけ……それだけよ」
のあ「そのまま消えるつもりだから」
芳乃「……」
芳乃「ではー」
芳乃「次にあいどる以外の形で会う時までー、一時休戦ということでー」
のあ「ありがとう……」
芳乃「礼などー」
芳乃「道明寺の娘にー、小早川に遊佐の家の血筋もいますからー」
芳乃「手柄を取られたくないだけでしてー」
のあ「……それでもよ」
シュンッ
芳乃「……気配を消しましたかー」
芳乃「やはりー、600年以上生きているだけありましてー」
22:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 22:50:23.95
ID:kjZVvw/DO
P「なぁ、みく」
みく「Pチャン?」
P「今まで、俺はアイドル達に恋愛について持論を述べてきた」
P「所詮、10代20代の恋は吊り橋効果の延長線」
P「アイドルという世界感が心を興奮させ、さも吊り橋の上にいるような気分にさせ、そこで熱心に自分を育てるプロデューサーなりマネージャーなりに恋した気分になるだけと」
P「L.M.B.Gの子供達がいい例で、やがてもっと大きくなればプロデューサーなんか、ただの障害でしかなくなると」
みく(……たしかに。みんなそうだにゃ)
みく(特に由愛チャンや舞チャンは担当のPチャン達に依存が強いにゃ)
みく(でも、千枝チャンに桃華チャンにありすチャンは……なぜかわからないけど、あれは本気だと思うにゃ)
23:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 23:03:21.96
ID:kjZVvw/DO
P「だから、いずれ障害になるなら、みくが学生でなくなったらみくの担当から外してもらうか……」
P「プロデューサーを辞めよう……そう思っていた」
みく「初耳だにゃ!!」
P「俺も人に話すのは初めてだからな」
みく「……」
みく「ずるいにゃ……一人で勝手に決めて……勝手に……」
みく「みくの気持ちなんかこれっぽっちも……」
P「いや、人の話は最後まで聞け」
みく「……最後まで聞いてられないよ……Pチャンと別れちゃったら……みくは……みくは……」
みく「前の……前のソロでやっていた時みたいに……孤独に…一人ぼっちになっちゃう……」グスグス
P「だ・か・ら!!」
P「もう俺も……我慢したくないから……」
みく「我慢?」
P「そうだ!一緒に同棲して、同伴出勤して、一緒にご飯を食べて夜は」
P「って、何を口走ってるんだ!!」
ツンツン
P「ん?」
みく「みく……まだ、未成年だから……」
みく「子供だけは……まだダメだから……ね」モジモジ
P「」
この後、朝まで二人で【新田美波】した
24:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 23:11:02.71
ID:kjZVvw/DO
―数年後
ガチャ
みく「おはようございますにゃ!」
ちひろ「あら?今日、みくちゃんはお休みでは?」
みく「Pチャンがまたブロッコリーを残していないかチェックに来たにゃ」
ちひろ「まぁまぁまぁ」
みく「どれどれ……あーっ!やっぱり残してるにゃ!」
ちひろ「すっかり夫婦ですねぇ」シミジミ
みく「ふ、夫婦だなんて……」モジモジ
みく「いやだなぁ、ちひろさん!冗談がうまいんだから!」ビシッバシッ
ちひろ「痛い痛い!……もう、智絵里ちゃんみたいな……あ!」
みく「……智絵里チャンか」
みく「元気かなぁ……」
ちひろ「だといいですね」
ちひろ「あと……」
ガチャ
P「ただいま帰り……げぇ!みく!!」
みく「げぇ…って何にゃ!!またブロッコリーを残して!」
P「そっちは関係ない!!……えっとな」
25:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 23:12:25.91
ID:kjZVvw/DO
P「トリックオア……」
P「トリート」カパッ
つ【給料三ヶ月分のアレ】
26:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 23:18:16.60
ID:kjZVvw/DO
みく「え……嘘……」
P「嘘じゃない……俺と結婚してくれ、みく」
みく「……はい」
P「サイズは……ダメなら合わせるからっと」スッ
みく「わぁ……」
みく「これで……みくはPチャンのお嫁さんかにゃ?」
P「なんだ?俺というものがありながら、他にも嫁になりたい相手でもいたのか?」
みく「違うにゃ……でも今の言葉も嬉しい……」
みく「みく以外に選択肢がないって言ってるようなものだから……」
P「そ、そりゃ……な」
みく「えへへ……」
みく「Pチャン!」
みく「これからもよろしくにゃ」ガバッ
P「うわっ!」
ゴチンッ!
P、みく『痛ッ!』
27:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 23:23:59.69
ID:kjZVvw/DO
P(それは……)
みく(いつもの夢だった……)
みく(前世)「ぴぃ之上様……もはやこれまでです」
P(前世)「何故だ……何故、猫又というだけでみく之君が迫害されねばならない!」
のあ「それは……人間が私たちを恐れたように、私たちも人間を恐れた結果……」
みく(前世)「かくなるは……私の命と引き換えに結界を……」
P(前世)「早まるではない!!」
のあ「しかし、いずれ追手が……」
みく(前世)「さぁ、その剣で……私を」
P(前世)「みく之君……」
「う……うぉぉぉぉぉ!」
28:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 23:32:32.47
ID:kjZVvw/DO
P「これは……」
みく「あの夢の続き……」
「そうよ」
のあ「心が完全に通じ合った今、二人の前世の記憶が蘇った……それだけよ」
みく「のあチャン!?」
のあ「……姉様。私は二人が再び……再び逢える日を夢見て来ました」
のあ「かつて……姉様が生まれて間もない頃は能力もありましたが、今ではまったくない為、探すのに苦労しました」
みく「ってもしかして、みくが小さい頃に猫チャンと喋れたのって?!」
のあ「はい……古代の力が残っていたのでしょう」
のあ「さぁ、契りを……そうすれば、すべて終わらせ……始めることができます」
みく「終わるって……何がにゃ!?」
P「みく?」
みく「も、もしかして、みく達が結ばれるとのあチャンが……」
のあ「……」
みく「のあチャン!!」
のあ「いえ、その程度では消えませんよ」
みく「」ズゴー
みく「あはは……そうにゃの……か……」
みく「よかったにゃ」
29:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 23:39:58.42
ID:kjZVvw/DO
のあ「単に、前世のしがらみが消えて、誰からも狙われないようになります」
みく「ね、狙われるって……みくの前世ってそんなに?!」
のあ「それはそれは……日本各地で様々な」
みく「聞きたくなかったよ、みくの前世!」
のあ「おかげで……北は柳瀬家、南は依田家まで各地で色々と敵を作りましたからね」
のあ「心辺りありませんか?」
みく「あ……」
みく「依田ってもしかして……」
のあ「……」コクン
みく「Pチャン!なんて子をスカウトしたにゃ!」
P「お、俺のせいか?!」
のあ「……」つ【肯定の眼差し】
P「うわぁ……知りたくなかった事実」
のあ「でなければ、190人も一人でプロデューサーをやらせると思うかしら?」
P「そんなにいたの!?」
30:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 23:44:44.17
ID:kjZVvw/DO
のあ「じゃあ改めて……」
みく「う、うん……」
P「よ、よし……」
みく「ん……」
P「ん……」
チュッ
のあ「……」
のあ「……成仏しそう」
みく「冗談でも止めるにゃ!」
のあ「大丈夫よ……私も異端者。この世との縁は簡単には切れないわ」
のあ「だから」
31:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 23:48:07.94
ID:kjZVvw/DO
のあ「今度こそ、長生きしてちょうだい」
みく「わかったにゃ!!」
みく「Pチャンとみくは」
みく「ずーっとずっと、一緒にいるにゃ!」
芳乃「お幸せにー」
おしまい
32:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/30(金) 23:49:09.38
ID:kjZVvw/DO
最後の前世ネタ……SNOWを意識してます。はい(パクリといいます)
では、ありがとうございました
元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1604005185/
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