1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:00:23.38 ID:pdZn/6NS0
世界線2.6150**%
岡部「ダル、少し出掛けてくる」
ダル「ん?岡部氏どっか行くの?」
岡部「ああ、まゆりの見舞いだ」
ダル「そっか。じゃあ気をつけて」
岡部「ああ。それから、牧瀬が戻ったらレンジの改良を急がせろ」
ダル「オーキードーキー」
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:01:26.18 ID:pdZn/6NS0
ピッピッ プルルルル
岡部「俺だ」
**「あ、岡部君……」
岡部「今から少し出掛ける。5時には戻る。そのあと一緒に飯でもどうだ?」
**「う、うん 分かった」
岡部「待ち合わせはいつもの場所だ」
**「うん いつもの ラジ館前で」
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:03:01.87 ID:pdZn/6NS0
~病院~
岡部「まゆり、元気か?」
まゆり「あ、岡部君。うん、今日はねぇとっても調子がいいんだよ」
岡部「そうか。これ、お前の好きなおでん缶」
まゆり「わぁ、ありがとう」
岡部「漆原は来てないのか?」
まゆり「んとねぇ、るか君、今日は神社の手伝いが有るから来られないんだって」
岡部「ああ、夏まつりも近いしな」
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:03:46.69 ID:pdZn/6NS0
まゆり「うん。また一緒に行けるといいね」
岡部「そうだな。今年は行くか?」
まゆり「多分……先生がダメって言うんじゃないかなぁ?」
岡部「一度、俺が話してみる」
まゆり「ごめんね、岡部君」
岡部「ああ…気にするな」
まゆり「岡部君のおかげで、まゆしぃは本当に幸せなのです」
岡部「そうか」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:05:38.05 ID:pdZn/6NS0
まゆり「ごめんね、色々迷惑かけて」
岡部「迷惑?何一つ迷惑だなんて思ってない。それとも俺のやっている事は重荷に感じるのか?」
まゆり「そ、そんな事無いよ!感謝してるよ」
岡部「それなら問題ない。また来る」
まゆり「うん。ありがとう」
岡部「じゃ、またな」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:06:32.69 ID:pdZn/6NS0
~ラジ館前~
岡部「待たせたか?」
萌郁「ううん。私も さっき 来た所」
岡部「そうか。では行こうか」
萌郁「今日は?」
岡部「ケバブでもいいか?」
萌郁「うん。岡部君 ケバブ 好きだよね」
岡部「まぁな」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:07:05.26 ID:6SLdmU/4i
ドラマCDのγ世界線か。
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:08:51.84 ID:1SSixMK00
よりによってこの世界線か…
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:08:08.16 ID:pdZn/6NS0
萌郁「ケバブなら テイクアウトして 私のアパートで 食べる?」
岡部「そうだな、それも悪くないな」
萌郁「飲み物は、……」
岡部「いつもので」
萌郁「マウンテン デュー?」
岡部「ああ、それで」
萌郁「買って くる」
岡部「ああ」(しかし、今日も暑いな)
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:09:12.02 ID:pdZn/6NS0
「あっ、岡部さん」
岡部「ん?牧瀬か」
紅莉栖「ここで何してるの?」
岡部「買い物だ」
紅莉栖「最近、ラボにあまり顔を出さないけど、忙しいの?」
岡部「まぁ、それなりだ。それよりも、レンジの研究は進んでいるのか?」
紅莉栖「ん~、9割ぐらい。あとはリフターの解明かな?要因が分からないのよね」
岡部「そうか。あと少しか。お前には期待しているからな」
紅莉栖「あ、ありがとう……///」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:10:54.46 ID:pdZn/6NS0
萌郁「岡部君 おまた…せ」
岡部「早かったな」
萌郁「うん。あの そっちの 人は……」
岡部「うちのラボメンの牧瀬だ」
紅莉栖「初めまして、牧瀬紅莉栖です」
萌郁「初めまして。桐生 萌郁です」
紅莉栖「えっと……桐生さんは?」
萌郁「岡部君の 仕事仲間。パートナー」
紅莉栖(やだ・・・なんでこの人、私を睨むんだろ……眼鏡の上目使い怖い)
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:12:45.22 ID:pdZn/6NS0
紅莉栖「仕事?」
岡部「ああ、バイトのな」
紅莉栖「そうなんだ……」
萌郁「よかったら これ」
紅莉栖「あ、いえ、結構です」
岡部「牧瀬、ラボに戻るならダルに持って行ってやれ」
紅莉栖「う、うん……」
岡部「じゃあ、俺らは行くから」
萌郁「牧瀬さん また」
紅莉栖「あ……」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:13:43.20 ID:pdZn/6NS0
~ラボ~
紅莉栖「ただいま~」
ダル「お、牧瀬氏おかえり」
紅莉栖「橋田、はいこれ」
ダル「お?ケバブじゃん」
紅莉栖「岡部さんから」
ダル「岡部氏に逢ったの?」
紅莉栖「ラジ館前で」
ダル「ふーん……ラジ館まで何しに行ってたんだろ?」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:15:32.58 ID:pdZn/6NS0
紅莉栖「さぁ?綺麗な人と一緒に居たわ……」
ダル「胸、大きかった人っしょ?」
紅莉栖「この!HENTAI」
ダル「……HENNTAI紳士だお」
紅莉栖「どっちでもいいわ!で、橋田、知ってるの?」
ダル「知ってるも何も、元々ここのラボメンだったお」
紅莉栖「え?そうなの?」
ダル「元々は岡部氏がここを間借りした時からのメンバー」
紅莉栖「そうなんだ。ということはラボメンナンバー002?」
ダル「そうだお。1番が岡部氏、2番が桐生氏、3番が僕で、そして4番が牧瀬氏」
紅莉栖「なのに、何故あの人来ないのかしら?」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:16:32.81 ID:pdZn/6NS0
ダル「さぁ?まぁ僕のせいかもね」
紅莉栖「あんた、何かやらかしたの?」
ダル「ひどいなぁ、牧瀬氏」
紅莉栖「どうせ、HENTAI行為でも見せたんでしょ?」
ダル「ちがうお。岡部氏からここで研究しないかって言われて」
紅莉栖「それで?」
ダル「メイド喫茶も近かったから、即答したんだお。そしたら……桐生氏、来なくなったお。ショボーン」
紅莉栖「……」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:17:14.72 ID:pdZn/6NS0
ダル「多分、外見で判断されたのかもだぜ!自慢する事じゃないけど……」
紅莉栖「そ、そう?そんな感じの人には見えなかったけど」
ダル「元々このラボは、岡部氏が自分の仕事の為の拠点として間借りしたし」
紅莉栖「あ、それ!岡部さんのバイトって何?」
ダル「よくは分からんけど、情報屋みたいな?」
紅莉栖「ふーん……情報屋ねぇ」
ダル「秋葉原中心に探しものとかやってるみたい。僕もハッカースキル駆使して協力してるんで、この場所を逆に提供されてるみたいな」
紅莉栖「そう……」
ダル「なにせ、岡部氏はお金が要るじゃん」
紅莉栖「研究費?」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:19:00.69 ID:pdZn/6NS0
ダル「それもあるけど……いいのかな、これ言っても」
紅莉栖「言いたくなかったら、言わなくてもいいわよ?海馬に電極ぶち込んで直接聞くし」
ダル「ひぃ!牧瀬氏怖いお」
紅莉栖「嫌なら言いなさい」
ダル「う、うん。岡部氏、椎名氏の入院費用を出してるからお金がいるんだお」
紅莉栖「椎名?」
ダル「椎名まゆり。聞いた事無い?」
紅莉栖「ああ、何度か岡部さんの口から聞いたような」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:20:01.47 ID:pdZn/6NS0
ダル「岡部氏の幼なじみで―――両親は2000年ショックで亡くなってるんだお」
紅莉栖「それで?」
ダル「岡部氏もその時両親を亡くして、二人は離ればなれになったんだけど、何年か後に再会したんだお」
紅莉栖「再会?」
ダル「確か、今から3年ぐらい前かな、たまたま病院で……」
紅莉栖「病院?」
ダル「岡部氏はちょっとした病気で診察だったけど、椎名氏は……」
紅莉栖「どうしたの?」
ダル「難病で……入院してたんだお」
紅莉栖「そうなんだ」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:21:23.13 ID:pdZn/6NS0
ダル「でもね、椎名氏は身寄りがなくて……金銭的な問題で満足のいく治療が受けられなかったんだお」
紅莉栖「それで?」
ダル「岡部氏が『俺が面倒みる』って言って入院費を出してきたんだお」
紅莉栖「ちょっと待って!岡部さんも両親いないんじゃ?それに学生でしょ?」
ダル「だから岡部氏はその頃から、今の仕事を始めたんだお」
紅莉栖「そうなんだ。岡部さん、いつもぶっきらぼうだけど良いとこあるじゃない;;」
ダル「岡部氏、ああみえて優しいからね」
紅莉栖「そうなんだ」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:22:18.44 ID:pdZn/6NS0
ダル「ぼ、僕が高校で虐められてた時に助けてくれたのも岡部氏なんだお」
紅莉栖(ちょ、カッコよすぎ。惚れる!)
ダル「え?何?」
紅莉栖「べ、別に何も言ってない!」
ダル「……」
紅莉栖「とにかく、そういう理由でラボに顔を出さない日もあるって事ね」
ダル「ま、そういう事だお。ところで、牧瀬氏。岡部氏から伝言」
紅莉栖「何?」
ダル「レンジの改良急げって」
紅莉栖「……(やっぱ、ムカつく)」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:24:22.21 ID:pdZn/6NS0
~ラジ館前~
萌郁「岡部君 さっきの子」
岡部「牧瀬?」
萌郁「うん 彼女 ラボで 研究してるの?」
岡部「ああ、レンジの改良をさせている」
萌郁「そう どこから 連れてきたの?」
岡部「たまたま大学の講義で牧瀬が講師だったんだ」
萌郁「もしかして サイエンスに 論文掲載された 牧瀬 紅莉栖?」
岡部「そうだ。そのタイムマシン理論が面白そうだったので、橋田の作った電話レンジの話をしたら……」
萌郁「危険人物 では?」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:26:49.35 ID:pdZn/6NS0
岡部「それは大丈夫だ。ただの研究熱心な世間知らずだ」
萌郁「そう。 ならいい」
岡部「本人はバレてないと思っているようだが、重度の@ちゃんねる依存症だ」
萌郁「ねらー なの?」
岡部「ああ。コテハンまでつけて『はい、論破論破』と荒らし同然のようだ」
萌郁「そんな人 ラボに居て 大丈夫?」
岡部「お前は心配するな。ラボの事は俺がちゃんとやってる」
萌郁「うん」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:27:54.15 ID:pdZn/6NS0
~萌郁アパート~
萌郁「入って」
岡部「邪魔するぞ」
萌郁「ごめん いつも ちらかって いて」
岡部「そうか?俺の部屋よりは断然綺麗だが。それより、もっと良い所に引っ越すか?」
萌郁「いい。 ここで 十分」
岡部「まぁお前がそう言うなら」
萌郁(だって ここ 岡部君と 初めて……)
岡部「どうした?黙り込んで」
萌郁「ううん なんでもない ここ 駅も近いし」
岡部「そうか。なら、飯にするか」
萌郁「うん」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:29:59.38 ID:pdZn/6NS0
岡部「やっぱ飯はケバブにマウンテンデューに限るな」
萌郁「今度 私がケバブ 作ろうか?」
岡部「ん?ああ、作れるなら作ってみてくれ」
萌郁「うん、頑張る ところで 岡部君」
岡部「なんだ?」
萌郁「今日 これから 何か用事?」
岡部「いや 特にする事はない。あとは定時連絡だけだ」
萌郁「だったら 泊まって ほしい///」
岡部「……そうか。わかった、久々だな、ここに泊まるのも」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:32:56.44 ID:Qt5ICH+F0
憎きマウンテンデューを愛飲してるなんて・・・
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:31:05.92 ID:pdZn/6NS0
~ラボ~
紅莉栖「なんとか完成したわね」
ダル「試運転してみるお?」
紅莉栖「ええ。じゃ、起動させて」
ダル「オーキードーキー」
レンジ「ブゥーーーーン チン」
ダル「アレレ?」
紅莉栖「やっぱダメか。何が原因なんだろう?いつも夜には使えなくなるわね」
ダル「レンジ自体に標準時間を管理するプログラムはないお?」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:32:03.85 ID:pdZn/6NS0
紅莉栖「なら携帯かしら?」
ダル「ペケロッパも携帯も12時間時間をずらしてもだめだったお」
紅莉栖「やっぱり何か外部から影響を与えてるのね」
ダル「太陽光とかかなぁ?」
紅莉栖「電磁波と太陽は関係なくは無いけど、影響を与える程って事は無いと思う」
ダル「じゃあ、なんだろね?」
紅莉栖「それが分かれば苦労しないわよ」
ダル「それもそうだね。ところで牧瀬氏、そろそろ時間も遅いし帰る?」
紅莉栖「そうね。そうするわ」
ダル「僕も今日は家に帰るから、明日は昼ごろからくるお」
紅莉栖「おーけー」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:33:03.78 ID:pdZn/6NS0
~萌郁アパート~
萌郁「岡部君 コーヒー 飲む?」
岡部「ああ」
萌郁「飲んだら お風呂 行く?」
岡部「そうだな。それもいいな」
萌郁「用意 するね」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:34:59.89 ID:pdZn/6NS0
――――――
――――
―――
萌郁「岡部君 用意 出来た」
岡部「では行くか」
萌郁「うん」
岡部「なぁ、やっぱり引越ししたらどうだ?」
萌郁「なんで?」
岡部「風呂もないアパートって大変だろ?」
萌郁「ううん 全然 平気」
岡部「お前がそう言うなら構わないんだが」
萌郁「たまに こうして 岡部君と 一緒に行くのがいい」
岡部「ま、好きにしろ」
萌郁「うん……」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:37:57.54 ID:pdZn/6NS0
岡部「しかし、この辺りも変わっちまったな」
萌郁「私 秋葉原に 来たの 岡部君と出会ってからだから」
岡部「ああ、そうか。そうだな。昔は本当に電気の街だった」
萌郁「いつから 今の 街に?」
岡部「やっぱ2000年ショックの後だ。さて、着いたぞ」
萌郁「うん」
岡部「出てくるの、40分後ぐらいでいいか?」
萌郁「うん。 ごめん 長湯で」
岡部「気にするな」
岡部「じゃ、あとでな」
萌郁「うん」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:38:49.25 ID:iZSKTvN+0
わっふるわっふる
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:39:24.67 ID:pdZn/6NS0
~数十分後~
萌郁「お待たせ」
岡部「ああ」
萌郁「まった?」
岡部「いや、俺も今出てきたところだ」
萌郁「そう はい これ」
岡部「お!中で売っていたのか?」
萌郁「うん 前に 見つけた」
岡部「風呂上りにマウンテンデューが飲めるとは、気に入ったぞこの風呂屋」
萌郁「また 来る?」
岡部「そうだな、毎日でもいいな」
萌郁「よかった///」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:40:16.42 ID:pdZn/6NS0
~萌郁アパート~
萌郁「岡部君 お布団 敷いたよ」
岡部「ああ、すまんな」
萌郁「今日は ありがとう」
岡部「何が?」
萌郁「晩ごはん さそって くれて」
岡部「別にいつもの事だろ?」
萌郁「私 身寄りが無いから 誰かとご飯できるの 嬉しい」
岡部「それぐらいなら別に幾らでも。俺も身寄りは無い、何なら一緒に住むか?」
萌郁「え? ///」
岡部「だが、俺のような人間と住むのは嫌だろう」
萌郁「そんな事 ない」
岡部「そうか……」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:42:02.31 ID:q41yoOoO0
オカリン氏ね!!
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:42:02.56 ID:pdZn/6NS0
分岐
1 岡部鳳凰院鬼畜モード
2 岡萌ラブチュチュモード
3 岡部芋引モード
4 どれでもない
安価統計↓10レスぐらい
また書き溜める
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:42:27.83 ID:iZSKTvN+0
1
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:42:29.47 ID:q41yoOoO0
2
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:43:20.58 ID:mH1nLMiY0
2
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:43:33.46 ID:uzrjrTDxO
4
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:43:33.97 ID:6vyDVfag0
3
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:43:47.21 ID:UeKasmm4O
2
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:44:24.33 ID:zqd2/MEy0
3
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:44:48.35 ID:jGiGUzQk0
3
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:45:41.35 ID:jbMJKLS30
2
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:46:44.91 ID:ZEmsvG5M0
2
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:46:53.07 ID:cac4CpkQ0
4
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:47:04.28 ID:pdZn/6NS0
2 確定
暫くお待ちください
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:57:14.39 ID:pdZn/6NS0
萌郁「岡部君……」
岡部「どうした?」
萌郁「今日は 一緒の お布団で 寝て いい?」
岡部「……ああ」
萌郁「うふふ」
岡部「珍しいな、お前が笑うなんて」
萌郁「だって 岡部君と 一緒の お布団 嬉しい」
岡部「そうか。俺もお前と一緒に居られて嬉しいぞ」
萌郁「岡部君///」
チュッ
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:58:57.56 ID:blZiunVA0
ウッ
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 17:59:30.30 ID:q41yoOoO0
ふぅ…
84:ここから萌郁視点:2011/07/28(木) 18:10:39.50 ID:pdZn/6NS0
岡部君は私に優しくキスをする。
キスしながら、私のパジャマのボタンを一つずつ外す。
恥ずかしい……
ゆっくりと、ゆっくりと私の肌が窓から差し込む街の光に照らされ露わになる。
岡部君の左手が私のブラをそっと外し、放り投げた。
その谷間に岡部君の唇が滑る様に這う。
体の芯から溶け、何か深い所に落ちる錯覚にとらわれる。
「あぁ……」
「綺麗だ」
「は、はずかしい……」
岡部君は自分のシャツを脱ぎ棄て、私に覆いかぶさる。
87:ここから萌郁視点:2011/07/28(木) 18:11:28.53 ID:pdZn/6NS0
肌と肌が密着する。
岡部君の吐息が私の耳元をかすめる。
甘い香り、少し柑橘系の香り。
「岡部くんっ!」
私は無意識に彼の背中に手を廻す。
彼は執拗に私の首や胸を舐めまわす。
そうしながら、右手は少しづつ下がり、私の下着に手を掛ける。
少しづつ降ろしながら、彼も体を落してゆく。
「だ、だめ……そこ……」
「嫌いじゃないだろ?」
「う、うん///」
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 18:13:43.23 ID:pdZn/6NS0
彼の舌が私の中に入ってくる。
入られた私は、頭の中が真っ白になる。
体を起こし岡部君を寝かせ、彼のニキシー管を握りしめる。
ニキシー管はみるみる内に真空管へと変貌する。
その固く太い彼の真空管を私は含む。
ゆっくりと、とても大事に。
まるでコワレモノを扱うかのように。
根元からゆっくりとゆっくりと吸いながら、舐め上げる。
そんな私の髪を岡部君は優しく撫でてくれる。
段々と自分が誰なのか、何なのか分からなくなってくる。
でも、岡部君が好き、愛しているという事だけは忘れない。
細胞の一つ一つに刻まれた彼。
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 18:15:14.09 ID:jbMJKLS30
ニキシー管ワロタwwww
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 18:14:43.66 ID:pdZn/6NS0
ふと、彼に体を抱えられ、いつもの天井が見える。
目と目が合う、彼は優しく微笑みながら―――私の中に入ってきた。
至福の時間、脳が痺れる。
押隠していた感情が爆発する。
「岡部君、岡部君、好き」
「ああ」
「岡部君、もっと、もっと、お願い、もっとむちゃくちゃにして」
彼は無言でその速度を速める。
「あ、もう……ら、らめぇ…いっちゃう……」
「お、俺も」
「お、お願い、中、中に」
「ああ。うっ!」
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 18:15:31.00 ID:pdZn/6NS0
震える。
記憶が跳ねる。
視界が消える。
そして、愛に包まれて私は神様になった気分になる。
「よかったぞ」
岡部君の声が遠くで聞こえる。
優しい声。
温かい感覚と冷たい感覚が一気に戻る。
汗ばむ岡部君の背中に廻した腕に強く強く力を入れる。
「岡部君……」
彼はそっと私にキスをしてくれた。
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 18:18:50.98 ID:pdZn/6NS0
~翌朝~
ふと、ドアの閉まる音で目が覚める。
岡部君はもう服を着ていた。
テーブルの上にはマックの紙袋、油の臭いがする。
「起きたか?」とオデコにキスしてくれた。
夢?
ううん、現実。
夢ならもう二度と覚めて欲しくない。
そう思いながら、照れ隠しの為にもう一度布団に潜りこんだ。
でも直ぐに現実に引き戻された。
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 18:22:06.30 ID:pdZn/6NS0
岡部「さっきFBから電話が有った」
萌郁「そう 何 仕事?」
岡部「こんな朝早くから電話って事は、かなりヤバい話だろうと思ったら……・」
萌郁「危険な仕事?」
岡部「いや、ユーロポールの連中が、この街に潜入したようだ」
萌郁「そう……」
岡部「まだ相手の素性が分かっていない。今、他のチームが内偵に当たっているから分かるまでここで待機だ」
萌郁「うん 分かった」
岡部「とりあえず、飯にしておこう」
萌郁「うん」
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 18:28:23.70 ID:pdZn/6NS0
岡部「ユーロポールが動いているって事は、恐らく前回のIBN5100強奪の件が絡んでいるかもな」
萌郁「うん 多分」
岡部「ブラボーチームの馬鹿どもは頭を使わないから困る」
萌郁「うん」
岡部「お陰でこっちまで危ない橋を渡らなきゃならない」
萌郁「そう よね」
岡部「とりあえず、行動を起こさなければ大丈夫だろう」
萌郁「うん」
岡部「とりあえずどのくらいの潜伏になるか分からないから、あとで食糧の調達にいくぞ」
萌郁「うん…」
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 18:29:08.01 ID:pdZn/6NS0
岡部「しかし、マックってのは味気ないな。おまけにマウンテンデューが無い。馬鹿だろう」
萌郁「岡部君 マック 嫌い だもんね」
岡部「嫌いと言うか、美味いと思わないだけだ。ただこの時間に開いているから仕方なしだ」
萌郁「うん」
岡部「さて……身動き取れないのは何かと困るな」
萌郁「……」
岡部「ん?どうした?」
萌郁「あの もう一回 きのうの 続き」
私は岡部君のシャツの袖をひっぱり、まだ温かさの残る布団に引きこんだ。
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 18:33:09.99 ID:pdZn/6NS0
夕方、チーム員が食糧を届けてくれた。
それまで、私と岡部君は獣のように愛し合った。
もうこのままずっと居たい。
争い事や悲しい事には巻きこまれたくない。
ラウンダー失格よね。
でも、それぐらい本当に私は幸せ。
この20年間、何度も死のうと思った。
死のうとした事もあった。
でも、岡部君のお陰で……全ての不幸が全ての幸せに変わる。
ただ一つ、願いが叶うなら岡部君に『萌郁』と呼んで貰いたい……
こんな願い、叶うとしたら……
きっと幸せが壊れる世界になっちゃうんだろう。
そんなのは嫌。
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 18:39:24.67 ID:pdZn/6NS0
~深夜~
岡部「俺だ。何?そうか……分かった。では明日、こちらから仕掛ける」
ピ
岡部「ユーロポートがFBのケツを嗅ぎまわっているようだ」
萌郁「岡部君……」
岡部「M4ここからはすべてコードネームで言え」
萌郁「わかった M3 これから どうする?」
岡部「なに、こちらから罠を仕掛けておびき出す」
萌郁「そう いつもの M3なら 問題ない」
岡部「ああ、ユーロポートの捜査官を二人消すだけの事だ」
萌郁「そうね」
岡部「報酬は200万、今回も山分けだ」
萌郁「うん」
岡部「とりあえず、明日9時に奴らを高架下で仕留める」
萌郁「うん」
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 18:41:16.85 ID:pdZn/6NS0
岡部「とりあえず、今は休め。戦士に休息は必要だ」
萌郁「うん」
この時、私の脳裏に……M3 いえ、岡部倫太郎が消えてしまう様な予感がした。
でも彼は大丈夫。
今までも全部上手くやってきた。
私も救ってくれた。
大丈夫。
萌郁「おやすみ」
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 18:44:52.03 ID:pdZn/6NS0
翌朝
岡部「奴らだ」
萌郁「電車の通過まであと2分」
岡部「俺は右の帽子を被った奴を仕留める。お前は左の坊主を狙え」
萌郁「了解」
岡部「M3、今だ」
萌郁「うん」
スッとアーミーナイフを抜き、すれ違いざまに男たちの腹部を刺す。
一瞬、悲鳴に似た声が上がったけど、通過する電車が打ち消す。
これで上手く行った。
また岡部君との日常が・・・・・・
「ぉぃ、これどうなってんだ・・・なぁ、なんで俺血まみれなんだよ!」
「おかしいだろ・・・・・・ルカ子を男に戻しただけなのに、なんで俺血まみれ……うわぁああああ!」
「岡部君、落ちついて!」
「いやだぁ!いやだぁ!」
107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 18:47:24.43 ID:pdZn/6NS0
『あんた達!何やってるの!』
振り向くと、そこに牧瀬紅莉栖が立っていた。
拙い。
殺す?
でも、彼女を殺すとタイムマシンの開発に支障が出る。
仕方が無い、一旦逃げよう。
もしかして……岡部君は……
私の予感、当った?
幸せを願い過ぎたの?
だから・・・
とあるγ世界の前日譚おわり
続きはドラマCDγで!
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 18:48:20.51 ID:q41yoOoO0
乙
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 18:49:10.82 ID:IYywk1bI0
なんだかドライなオカリンだな。新鮮だ
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 18:49:34.36 ID:pdZn/6NS0
とりあえず、前日譚はこれで終わりです。
が、今から出掛けるのでまた帰ったら続きを書き溜めます。
保守しなくても大丈夫。
後日譚も単独で読める様に書きますので。。。
ではでは、また。
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/28(木) 18:48:59.08 ID:1SSixMK00
乙
岡萌もいいよね
続編→
岡部「俺がラウンダーだと?」
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