1:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:30:19.71
ID:raXaMFpN0
※エログロはないつもりです。
2:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:31:09.77
ID:raXaMFpN0
事務所
ガチャ
可憐「こ、こんにちは……」
P「お、来てくれたか」
小鳥「あ、もしかしてプロデューサーさんが話してた新しい子ですか?」
P「ええ、今日からアイドルの…… はい、自己紹介して」
可憐「あ、あの。し、篠宮可憐、です……」
3:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:31:56.87
ID:raXaMFpN0
小鳥「ふふ、そんなに緊張しなくて大丈夫よ。プロデューサーさんは別に可憐ちゃんのことをとって食べたりしないわ」
P「ちょ、小鳥さんなんてこと言うんですか」
小鳥「ふふ、冗談ですよ」
可憐「よ、よろしくお願いします……」
4:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:32:43.44
ID:raXaMFpN0
小鳥「アイドル、頑張ってね」
P「俺からも改めてよろしくな。よし、社長に挨拶行くぞ」
可憐「は、はい……」
5:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:33:16.63
ID:raXaMFpN0
その夜
P「ふう……」
P(小鳥さんも案外冗談きついな。食べたりしないなんて言うからビックリした)
P「……」
6:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:33:54.48
ID:raXaMFpN0
P「……」
P(……食べたら、どんな味がするんだろう?)
P「……なんて言ってないで寝るか」
7:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:34:56.89
ID:raXaMFpN0
翌日
可憐「お、お疲れさまでした……」
P「可憐、お疲れさま。初仕事はどうだった?」
可憐「き、緊張しました。とても……」
8:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:35:43.35
ID:raXaMFpN0
P「でもアロマを焚いてから、順調に進んだな」
可憐「は、はい、この香りに包まれると、と、とても落ち着くんです……」
P「そうか、それなら常に現場へ持って行ってもいいかもしれないな」
可憐「お、怒られないですか?」
9:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:36:30.30
ID:raXaMFpN0
P「大丈夫だろう、責任は俺が持つよ。……おっとそうだ、これは返すよ」
可憐「は、はい…… あっ」
P「どうかしたか?」
可憐「プロデューサーさん、いい香りがする……」
10:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:37:06.70
ID:raXaMFpN0
P「そうか? ああ、近くでこれ焚いてたからかな?」
可憐「……落ち着く」
P「……」
11:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:37:45.49
ID:raXaMFpN0
P「ほら、現場で落ち着いてないで、帰るぞ」
可憐「ご、ごめんなさい……」
P(……)
P(あの腕、どんな味がするんだろう?)
12:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:38:27.74
ID:raXaMFpN0
事務所
P「よし、後は報告書を書いて…… そうだ、出張精算書を忘れてた」
可憐「……」
P「あー、しんど」
13:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:39:02.17
ID:raXaMFpN0
可憐「あ、あの……」
P「うお!? 可憐か、ビックリした……」
可憐「あ、ご、ごめんなさい……」
P「どうしたんだ? もう夜遅いぞ」
14:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:39:29.92
ID:raXaMFpN0
可憐「あ、えっと、プロデューサーさんが遅くまで、お、お仕事しているので……」
P「ああ、まあそういう仕事だからな」
可憐「え、えっと、これ、……受け取ってください」
P「これは、アロマか?」
可憐「は、はい。 そ、その、疲労回復にいいので……」
15:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:40:31.32
ID:raXaMFpN0
P「ああ、ありがとう。家で使わせてもらうよ」
可憐「で、では、お先に失礼します……」
P「ああ、また明日な。遅いからタクシー使っていいぞ。それで明日領収書持ってこいよ」
ぱたん
16:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:41:05.39
ID:raXaMFpN0
P「……」
P「……綺麗な腕だったな」
P「……」
P(あの綺麗な腕、いったいどんな味がするんだろうか)
P(……気になる)
P「っと、書類の続きやらないと……」
17:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:42:35.32
ID:raXaMFpN0
P「……」ガチャ
可憐「あ、プロデューサーさん、お、おはようございます……」
P「……」
可憐「プ、プロデューサーさん?」
18:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:43:13.70
ID:raXaMFpN0
P「……」スッ
可憐「ど、どうしたんですか? ナイフを持って……」
P「……可憐」
可憐「は、はいっ」
19:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:43:56.74
ID:raXaMFpN0
P「……腕、食べさせてくれ」
可憐「え? な、何を言ってるんですか……」
P「食べたいんだ。その腕」
可憐「いや……」
P「……」
可憐「や、やめて、ください……!」
20:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:44:25.74
ID:raXaMFpN0
ピピピッ
P「……夢か」
P「……」
P「……会社行こう」
21:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:45:01.56
ID:raXaMFpN0
事務所
P「……」
P(アイドルの腕を切るなんて仕事の相棒として何を考えてるんだ)
P(いや、そもそも人間の手を切るということ自体が立派な犯罪だろ)
P(というか動物でもダメだろ。道を外れてる)
22:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:45:34.71
ID:raXaMFpN0
可憐「プ、プロデューサーさん」ぽんっ
P「うおおお!?」ビクッ
可憐「あ、ご、ごめんなさい。よ、呼んでも反応がなかったので……」
P「そ、そうか、ごめんごめん」
23:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:46:21.06
ID:raXaMFpN0
可憐「だ、大丈夫ですか?」
P「大丈夫だよ。えーっと、今日からレッスンだったな。俺は細かい指導は出来ないから、頑張ってくれ」
可憐「は、はい」
P「レッスン場はこの前教えたよな。俺も少しこっちを片づけたら様子を見に行くから、最初は一人で行ってくれ」
可憐「わ、わかりました」
24:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:47:15.53
ID:raXaMFpN0
P「……」
小鳥「プロデューサーさん、コーヒーどうぞ」
P「あ、ありがとうございます小鳥さん」
小鳥「可憐ちゃん、アロマを使ってるんですか?」
P「ええ、それが趣味みたいです」
25:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:47:57.39
ID:raXaMFpN0
小鳥「やっぱりそうですか。部屋に来た時からいい香りがするなって思ったんです」
P「話の種に俺も買ってみたんですけど、種類が多すぎて難しいです」
小鳥「プロデューサーさんにアロマってちょっとイメージないです」
P「うっわ、小鳥さんひどい」
26:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:48:28.59
ID:raXaMFpN0
小鳥「ふふ、冗談ですよ。コーヒーを飲んだら早めに書類を片づけて、可憐ちゃんを見に行ってあげてくださいね」
P「そうですね。ありがとうございます」
P「……」
P(可憐の手、暖かかったな)
P(……どんな味がするんだろう?)
P「……っと、仕事仕事」
27:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:48:57.80
ID:raXaMFpN0
数時間後
P「さて、可憐は順調かな?」
可憐「1、2、3、4……」
P「ふむ……」
28:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:49:31.48
ID:raXaMFpN0
P(やっぱり綺麗な手だな)
P(……美味しそう)
P「……っと、いけね」
P「……」ペチペチ
29:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:50:12.43
ID:raXaMFpN0
ガチャ
可憐「あ、プ、プロデューサーさん……」
P「順調か?」
可憐「は、はい。て、丁寧に教えてもらって、何とかなってます……」
P「そうか。あ、気にせず続けてくれ」
可憐「は、はい」
30:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:50:48.93
ID:raXaMFpN0
P「……」
可憐「1、2、3、4……」
P「……」
可憐「5、6、7、8……」
P「……」
31:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:51:21.06
ID:raXaMFpN0
可憐「あ、あの……」
P「どうかしたか?」
可憐「わ、私、変ですか?」
P「え、そんなことないが、何かあったか?」
32:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:52:02.27
ID:raXaMFpN0
可憐「あ、あの、さっきから楽しそうにこっちを見ているので……」
P「え? あ、ごめん、そういうわけじゃないんだ。ただ……」
可憐「ただ?」
P「可憐の手、綺麗だなって思ってさ」
33:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:52:33.85
ID:raXaMFpN0
可憐「そ、そんなこと……」
P「いや、本当だよ。なんたって美味しそう……」
P(しまった!)
可憐「えっ?」
34:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:53:02.28
ID:raXaMFpN0
P「あ、いや、その、なんだ…… 食べられるんじゃないかってくらい綺麗だよ」
可憐「あ、えっと、ありがとうございます……」
P「いや、俺も変な例えをしてごめん」
P(気まずい……)
35:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:53:32.87
ID:raXaMFpN0
P(よりによって本人に言っちまうとは)
P「……はあ」
可憐「……」ピトッ
P「っ!?」ビクッ
可憐「あ、ご、ごめんなさい……」
36:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:54:05.92
ID:raXaMFpN0
P「可憐か、ビックリした……」
可憐「あ、あの、大きな背中だなって……」
P「そ、そうか。まあいきなり背中触られるのは驚くから、せめて何か言ってくれ」
可憐「い、言えば触っていいんですか?」
37:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:54:34.39
ID:raXaMFpN0
P「まあ、それくらいは別にいいよ。ただし事務所内だけな」
可憐「は、はい」
P「今日はもう終わりだろう。帰っていいぞ」
可憐「は、はい。 お、お疲れさまでした……」
38:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:55:18.59
ID:raXaMFpN0
P「可憐?」
可憐「プ、プロデューサー……」
P「どうしたんだ? 包丁なんか持って」
可憐「あ、あの……」
P「どうした?」
可憐「わ、私の腕…… 食べてください!」バッ
39:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:55:52.54
ID:raXaMFpN0
ピピピッ ピピピッ
P「……」
P(なんて夢見てるんだよ……)
P「……会社行こ」
40:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:56:31.01
ID:raXaMFpN0
事務所
P「おはようございます」
可憐「お、おはようございます……」
P「可憐、早かったな」
可憐「は、はい、何だか起きてしまって……」
41:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:57:08.77
ID:raXaMFpN0
P「そうか……」
P(さっきの夢を思い出すと何だか気まずい)
可憐「わ、私コーヒー淹れてくるので、の、飲みますか……?」
P「あ、ああ、頼むよ」
42:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:57:40.36
ID:raXaMFpN0
可憐「……」
P「……」
可憐「……あっ」
カランカラン
43:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:58:13.25
ID:raXaMFpN0
P「大丈夫か?」
可憐「あ、いや……」
P「っ!?」
可憐「あ、あの……」
44:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 16:58:49.89
ID:raXaMFpN0
P「……なんで包丁があるんだ?」
可憐「……」
P「話してくれないとわからないよ」
可憐「そ、その……」
P「……とりあえずこれは俺が預かっておく」
可憐「……」
45:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 17:01:31.15
ID:raXaMFpN0
仕事中
P「……」カタカタ
P(可憐が包丁を持ってきていた。あれは、正夢?)
P「……まさかな」
小鳥「プロデューサーさん、どうかしました?」
P「あ、いえ、何でもないです」
P(とにかくあの一件は可憐が何か言ってくれるまで触れない、そうしよう)
46:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 17:02:06.70
ID:raXaMFpN0
夜
P「……よし、出来た」
P「おっと、こんな時間か」
P(そういえば、可憐がレッスンから戻ってこないな)
P「……」ガタッ
P(見てくるか)
47:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 17:02:43.71
ID:raXaMFpN0
P「可憐、まだやってるのか?」ガチャ
可憐「……」ポロポロ
P「ど、どうした可憐!?」
可憐「ご、ごめんなさい……」ポロポロ
P「大丈夫だから、な?」
可憐「……」
48:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 17:03:14.70
ID:raXaMFpN0
P「……落ち着いたか?」
可憐「は、はい……」
P「レッスンで失敗したのか?」
可憐「い、いえ……」
P「じゃあどうしたんだ?」
可憐「……」
49:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 17:03:49.63
ID:raXaMFpN0
可憐「わ、私最近変なことを考えるんです……」
P「変なこと?」
可憐「は、はい。その……」
P「その?」
50:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 17:04:20.06
ID:raXaMFpN0
可憐「プ、プロデューサーさんのことを、刺したいって……」
P「……え?」
可憐「あ、そ、その、ごめんなさい。い、今は思ってないんですけど……」
P「……」
51:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 17:04:53.09
ID:raXaMFpN0
可憐「と、時々思うことがあるんです。け、今朝も……」
P「……包丁はそれで持ってきたのか?」
可憐「は、はい……」
P「そうか……」
52:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 17:05:36.62
ID:raXaMFpN0
可憐「……」
P「……それなら良かった」
可憐「えっ……?」
P「俺はてっきり、可憐が自殺をするんじゃないかと思ったんだ……」
53:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 17:06:33.60
ID:raXaMFpN0
可憐「……お、怒らないんですか?」
P「え? ああ、そうだな。まあ俺も…… いや、何でもない」
可憐「プ、プロデューサーさんも……?」
P「ち、違うんだ! あー、なんと言うか……」
可憐「?」
54:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 17:07:04.21
ID:raXaMFpN0
P「……可憐の腕、食べてみたいって思ったんだ」
可憐「っ!?」
P「ご、ごめん。俺も時々なんだ」
可憐「……」
P「その、綺麗な腕だなって思った時に、ふと……」
55:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 17:07:32.34
ID:raXaMFpN0
可憐「……」
P「……やめてもいいぞ」
可憐「え?」
P「こんなやつがプロデューサーなんだ、続ける気もないだろ?」
可憐「……」
56:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 17:07:59.99
ID:raXaMFpN0
P「社長には俺から何とか言っておくから……」
可憐「……」つんっ
P「っ!?」ビクッ
可憐「あ、ご、ごめんなさい……」
P「ビックリした……」
57:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 17:08:25.91
ID:raXaMFpN0
可憐「わ、私は続けます」
P「え?」
可憐「あ、アイドル、続けます……」
P「……そうか」
58:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 17:09:25.93
ID:raXaMFpN0
可憐「そ、その、刺しませんから……」
P「わ、わかってるよ。俺も食べたりしないから」
可憐「あ、で、でも、指で背中突っつくのは、いいですか……?」
P「まあ、それはいいが、あくまで事務所内でな」
可憐「は、はい……」
59:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 17:10:01.40
ID:raXaMFpN0
P「……っと、今日は遅くなっちまったな。もう帰ろう。タクシー使っていいから」
可憐「は、はい……」
P「領収書忘れるなよ」
可憐「あ、あの……」
P「どうした?」
可憐「あ、改めてよろしくお願いします」
P「あ、ああ。よろしくな」
60:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 17:10:37.69
ID:raXaMFpN0
P「……」
P(まさかアイドルと似たようなこと考えてるなんてな)
P(刺したい、か)
P(可憐に刺されるのなら、それも悪くはないか……)
P(って何考えてるんだ俺は、ちゃんとプロデュースしないとダメだろ)
P(……明日から頑張ろう)
おわり
62:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 17:12:51.10
ID:raXaMFpN0
ミリオンはミリシタから入りましたが、始めて数日で篠宮可憐が頭から離れなくなりました。
誕生日SSを書こうと思ったら、9月になっていました。
最後まで見ていただきありがとうございました。
63:
◆NdBxVzEDf6 2017/09/09(土) 18:00:16.46 ID:EnwyoQhN0
いい香りはしそうだが、味は甘いのかな?
乙です
>>2
篠宮可憐(16) Vi/An
音無小鳥(2X) Ex
64:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 18:12:39.37 ID:XnuaN0of0
このPやべえ…乙
65:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 18:21:27.48 ID:HEh7llgTO
乙
食うのはダメだけどしゃぶるくらいなら良いよね…?
66:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/09(土) 19:35:33.15 ID:BoJB2kR3o
凄い好き。無理にオチをつけずに妖しい感じで終わるのもホントに好き
68:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/10(日) 16:08:24.84 ID:CdseyKnHO
サイコPすきあ~psychopsycho
元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1504942219/
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