1:
◆SbXzuGhlwpak 2017/06/10(土) 21:31:50.99
ID:l9tvXpxH0
ガチャ、バタン
モバP「ただいまーっと」
モバP「はあ、本当に今日は大変だった。シャワーして飯食ってさっさと寝――ん、メールが来てる」
モバP「動画が添付されているな。いったいなんだろう……ってオイオイ」
※ ※ ※
モバP「……まゆ、話がある。座りなさい」
まゆ「はぁい」ギュッ
モバP「……なあまゆ。今俺はどんな感じの口調だったかな?」
まゆ「とっても真剣で、まゆのことを考えてくれてるんだって伝わってきましたよぉ」
モバP「ああ、うん。間違ってはいない」
まゆ「うふふ」
モバP「けどな、俺はまゆにお説教しようと思って座れって言ったんだ」
まゆ「お説教……ですか?」
モバP「そうだ。だから隣に腰かけて抱きつくのは止めような」
まゆ「でもプロデューサーさん。まゆはプロデューサーさんにお説教されるようなことしてませんよ?」
モバP「今まさにしてるんだよなあ」
まゆ「え?」
モバP「なんでそんなキョトンとした顔ができんのおまえ。アイドルがプロデューサーに、女子高生が30近いオッサンに抱きつくんじゃありません」
まゆ「でも……」
モバP「うん、今さらだよな。まゆはこれまで何回も俺に抱きついたり、車の中にいつの間にか潜んでいたり、温泉で待ち構えてたりしてたもんな?」
まゆ「プロデューサーさんとまゆの愛の歴史ですねぇ♪」
モバP「違うからな? 俺の悲しい胃痛物語だよ? 他の人、特に記者に見られていないかってヒヤヒヤもんだったから」
佐久間まゆ
2:
◆SbXzuGhlwpak 2017/06/10(土) 21:32:49.51
ID:l9tvXpxH0
まゆ「プロデューサーさんにご迷惑をかけないように、その辺りは気を遣ってはいたんですけど」
モバP「そこは俺もわかってたし、悪気も無いようだったから軽い注意ですませてきたけど、あんまりにも続くからな」
まゆ「……それだけですか?」
モバP「それだけって……どういう意味だ?」
まゆ「まゆをお説教する理由は、他にもあるんじゃないですか?」
モバP「……いや。細かな理由はなくもないが、だいたいさっき挙げたのが主な理由だ」
まゆ「本当ですか? なんだか体が硬くなりましたよ?」
モバP「うん、いい加減俺から離れようか」
まゆ「本当の理由は“我慢できなくなってきたから”……ですよね?」
モバP「……ッ!!?」
まゆ「軽い注意ですませてきたのは、プロデューサーさんに余裕があったからですよね? まったく、まゆは仕方ないなって笑っていられる余裕があったからですよね?」
モバP「そ、そんなはずあるわけ……っ」
まゆ「嘘ついてもダメですよ。まゆはプロデューサーさんのこと、いつでもどこでも見てるんだから……なんでも知ってるんですよ」
まゆ「我慢なんかする必要なんかないんです。まゆはプロデューサーさんのことが大好きで、そしてプロデューサーさんもまゆのことを――」
モバP「まゆ」
まゆ「はい」
モバP「離れなさい」
まゆ「……わかりました」
モバP「よし、はっきりと言うぞまゆ。俺は一連のおまえの行動に怒っているんだ」
まゆ「……はい」
モバP「それがわかったのなら、隣に腰かけるんじゃなくて、怒られるのに相応しい姿勢をとりなさい」
まゆ「えっ……!?」
モバP「ん?」
まゆ「ほ、本当……ですか?」
モバP「あ、ああ。本当だ。俺は本気で怒っている。さあ、立って」
まゆ「わ、わかりました……」グス
モバP(な、泣いてる!? まゆが泣いてるうわどうしよう厳しくしすぎたかやっべ泣かせてしまった!? 泣いてるまゆもかわいい、じゃなくてこれはまゆのためだからここで止めるわけにはでも辛いッ!! 今すぐ頭ナデナデしたいって何考えてんだ俺!? 俺がそんなこと考えているからまゆの行動のエスカレートしていったんだここは心を鬼にして――)
モバP「――ってオイ」
まゆ「ど、どうしましたかプロデューサーさん」プルプル
モバP「……なんでおまえ、壁に手を当てて俺に背を向けてるんだ」
モバP(それもお尻を突きだす具合に)
3:
◆SbXzuGhlwpak 2017/06/10(土) 21:33:59.06
ID:l9tvXpxH0
まゆ「え? でもプロデューサーさん怒っているんですよね?」
モバP「ああ。だから正面に座り――」
まゆ「まゆのことを大好きなプロデューサーさんが、二人っきりの状態で怒られるに相応しい姿勢をとれって言ったんですよ」
モバP「うん?」
まゆ「こ、これから何回もまゆのお尻を叩いて――」
モバP「はい?」
まゆ「愛するまゆのお尻の感触と歪む表情に興奮してしまって――」
モバP「し、しねーよ」
まゆ「我慢できなくなってプロデューサーさんの……××な××を×の××××へ××に……×××で、さんざん××××させたあげく――」
モバP「ちょ、ストッ」
まゆ「ムリヤリ凸凹×……するんですよね?」
モバP「」
まゆ「まゆは……初めてはもっと素敵なところで優しくもらってほしかったんですけど……プロデューサーさんが、プロデューサーさんがこういったシチュエーションが好きなら」グス
モバP「……ハッ!? いや、しないから! そんなこと俺はしないぞ!」
まゆ「え、本当ですか!?」パアッ
モバP「ああ、当たり前だろ!? おまえ何言い出してんだ!」
まゆ「良かった……まゆの初めては、ちゃんと素敵なところで優しくもらっていただけるんですね♪」
モバP「いや、そっちも無いから」
まゆ「そんな……やっぱり、ここで乱暴にされちゃうんだ」グス
モバP「戻るな戻るな! いいか、まゆ? もうこの点をハッキリさせておこうか」
まゆ「何でしょう?」
モバP「俺がおまえのその……初めてをもらうことはありえない」
まゆ「」
モバP「だから今からするのはただの説教で、それ以上でもそれ以下でも――」
まゆ「……さんは……じょは……ですか?」
モバP「ん?」
まゆ「プロデューサーさんは……未経験は……処女は面倒だと思う人なんですか?」グス
モバP「」
まゆ「わかり……ました。プロデューサーさん以外が相手なんて死んでもごめんだから……まゆの、まゆの初めては……グスッ……何か、道具を使って」フラー
モバP「……ハッ!? 待つんだまゆ早まるな! っというかそのネタはつい最近某処女でやったばかりだぞ!」
※美嘉「アタシは――――処女だから」武内P「」
4:
◆SbXzuGhlwpak 2017/06/10(土) 21:34:54.74
ID:l9tvXpxH0
まゆ「止めないでください! プロデューサーさんに面倒だと思われるぐらいなら……どんなに大切にとっておいたものでもまゆは!」
モバP「今のおまえの方が面倒……ってしまった」
まゆ「うぇーーーん! やっぱり面倒なんですね!? 処女はイヤなんですね!?」
モバP「ああもう、仕方ない!」
モバP「おまえの初めては俺がもらってやるから!!」
ポチッ
モバP「ん?」
スマホ『おまえの初めては俺がもらってやるから!!』
まゆ「うふふ」
モバP「」
まゆ「嬉しいです……プロデューサーさんがまゆへの想いを、初めて打ち明けてくれて」
モバP「いや……いやいやいや。違うから。さっきのは錯乱したまゆを落ち着かせるための方便――」
まゆ「えいっ」
スマホ『おまえの初めては俺がもらってやる!!』
モバP「ぬ、ぬぐぐ」
まゆ「大丈夫です、他の人に聞かせたりなんかしませんから。ただプロデューサーさんがそばにいなくて寂しい時に聞くだけです」
モバP「あ、あのさ。悪いんだけどその音声、消してくれないかな?」
まゆ「……寂しい時に聞くだけなのにですか?」
モバP「寂しい時に聞くだけでも」
まゆ「じゃあまゆに寂しい想いをさせないって約束してくれますか?」
モバP「お、俺にも仕事やらプライベートとかあるから完全にとは約束できないけど、できるかぎりするからさ」
まゆ「じゃあお説教のお話は無しですよねぇ」
モバP「お……おう」
まゆ「隣に座らせてもらいますね♪」ギュッ
モバP「うん……座ると抱きつくがセットなんだな」
まゆ「はぁい」
モバP「そっか……じゃあさっきのデータ消してくれるか」
まゆ「はい、どうぞ」スポッ
モバP「……なあ、まゆ」
まゆ「なんでしょう?」
モバP「どうぞって言いながらスマホを胸元になおした理由は何だい?」
まゆ「ご自分で消さないと消したと確信できないと思いまして」
モバP「だから俺に消させようと。まゆは気配りができるなあ」
まゆ「えへへ」
モバP「でもスマホをどうぞって言いながら渡してくれたらもっと良かったんだよなあ」
まゆ「次からはそうするように気をつけますね」
モバP「あ、次からなんだ」
まゆ「はい、次からですよ」
5:
◆SbXzuGhlwpak 2017/06/10(土) 21:35:42.66
ID:l9tvXpxH0
モバP「……」
まゆ「……」
モバP「まゆ、あまり俺を舐めるなよ」
まゆ「え……そんな舐めるだなんて。確かに前々から鎖骨辺りを舐めたいと――」
モバP「はいストーーーップ!!!」
まゆ「え~」
モバP「いいかまゆ! 俺がおまえの胸元をまさぐることをためらって、危険極まりないデータを放置するリスクを見過ごすと思ったか!?」
まゆ「思いませんよぉ」
モバP「見くびられたもんだこの俺も……って、思ってなかったの?」
まゆ「はぁい」
モバP「……担当しているアイドルの胸元まさぐるリスクは相当でかいが、放置する方がまずいから俺は本当にやるぞ」
まゆ「はい。プロデューサーさん判断は正しいと思いますよぉ」
モバP「……このまま行くと、俺は本当に服の中に手を入れるぞ。怖いだろ? 嫌だろ?」
まゆ「正確に言うと服の中じゃなくて、ブラジャーの中ですね」
モバP「あ、ああ」
まゆ「さあ、どうぞ」
モバP「と、途中で考えが変わったらすぐに言うんだぞ」ワナワナ
まゆ「もう、プロデューサーさんってば」ガシッ
モバP「え?」
まゆ「まゆは貴方のモノなんですから、遠慮しなくていいんですよぉ」ムニュウ
モバP「」
まゆ「さあ、スマホを探してください。そして一緒に――」
まゆ「プロデューサーさんに大切なところをさわられて、ドキドキしているまゆの心音も感じ取ってください♪」
モバP「」
まゆ「うふふ。さわるだけじゃ我慢できなくなっても、まゆはいいですからぁ」
カメラ<ジーッ
6:
◆SbXzuGhlwpak 2017/06/10(土) 21:36:27.01
ID:l9tvXpxH0
※ ※ ※
モバP「この動画は昼間の……撮られて、た?」
スマホ<ヒトメボレカラハジマッタ マイニチガユメノヨウデス♪
モバP「ひっ」ビクッ
from:佐久間まゆ
件名:動画は見ましたか?
本件:明日からもっとよろしくお願いしますね♪
まゆは我慢しませんから、プロデューサーさんも我慢しなくていいんですよ?
モバP「……スマホの音声は消したが、例のセリフはカメラで撮られて残っている」
モバP「それに加えて俺がまゆのおっぱいをさわっている映像まで」
モバP「フフ……ハハハ、アハハハハハハ」
モバP「もうダメだ……」
~おしまいだぁ~
13:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/10(土) 22:40:30.27 ID:SM7+Sj9lO
まゆちゅよいぃ…乙
元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1497097910/
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