1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 11:27:24.41 ID:OcjdRj9x0
第三次世界大戦が終わってから四年。
月日がたつのは早いもので、学園都市の“闇”も完全に崩壊し、俺も番外個体もなンとか“日常”に溶け込ンできた。
ンで、まァ。あのガキもすっかり成長して、その外見もだんだん大人びてきた……ワケだが……。
一方「おい、ガキ。ちょっと、冷蔵庫の缶コーヒーとってくれ」
打止「は? なんでアタシがとらなきゃいけないの? 自分でとれば?」
……。
一方「どうしてこうなった……」
※新訳までのネタバレあり
3:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 11:35:41.45 ID:OcjdRj9x0
打止「てか、いい加減ガキって呼ぶのやめてくんない?」
一方「あ? じゃあ、打ち止め。コーヒーとってくれねェか?」
打止「気安く名前で呼ばないでよ」
一方「……。分かったよ、じゃあ検体番号20001」
打止「長い。キモい」
一方「……。どうしろってンだよ?」
打止「話しかけないで」
一方「」
4:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 11:40:53.81 ID:xNs3CcOX0
話しかけないでって実際に言われると地味に傷つくよな
5:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 11:42:43.82 ID:OcjdRj9x0
一方「オイ。ありゃどういうことだよ番外個体?」
番外「さぁね。ミサカに聞かないでよ」
一方「お前なら、ネットワーク通じて何か分かるんじゃねェのか?」
番外「分からないって。アンタが無意識に寝込みでも襲ったんじゃないの?」
一方「馬鹿言うな」
番外「じゃあ、ミサカもしらなーい。……ちなみに蛇足だけど、ミサカはアンタらのギクシャクする姿を見てるの大好き」
一方「テメェ……。知ってて、言わないンじゃねぇだろうなァ?」
番外「ケケケッ。どうだろうねー?」
一方「くそったれが……」
7:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 11:48:14.85 ID:OcjdRj9x0
黄泉川「うわぁ、やっちまったじゃん!」
芳川「どうしたのかしら?」
黄泉川「今日の晩飯、カレーなのに、じゃがいもがないじゃん!」
芳川「じゃがいもは入れなくてもいい、という意見も世には跋扈しているわ」
黄泉川「私はじゃがいも入れる派なんだよ」
芳川「へぇ……。まぁ、私もだけど」
黄泉川「とは言っても、この昼過ぎに買い物に外出るのは暑いじゃん?」
芳川「あー、はいはい。なるほどね」
……。
芳川「打ち止め! 一方通行! 買い物頼みたいんだけど!」
一方「あン?」
打止「……」ムスー
番外「」ニヤニヤ
10:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 12:01:55.55 ID:OcjdRj9x0
番外「芳川やるじゃん、あの二人を一緒に買い物させるなんて! グッジョブ!」
芳川「ええと、多分だけど、貴方の思うような思惑じゃないわよ?」
番外「は?」
芳川「あの二人、最近ぎくしゃくしてるじゃない? だからこれを機に仲直りさせてあげようと」
番外「えー? 二人が仲直りしちゃったらミサカつまらないー!」
芳川「そ、そう……」
――――――――――――
一方「(どうしてこうなった……)」
打止「……」ムスー
13:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 12:10:55.91 ID:OcjdRj9x0
打止「……」ダンマリ
一方「」
打止「……」ダンマリ
一方「(無言だ……)」
打止「……」ダンマリ
一方「(ま、まァ、そっちが話す気ねェンなら別にいいけどよォ……)」
打止「……」ダンマリ
一方「(いいけどよォ……)」
打止「……」ダンマリ
一方「(っ~~!)」
一方「お、おい。なんか買いたいもンねェか?」
打止「ない」
一方「」
15:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 12:25:47.82 ID:OcjdRj9x0
一方「そ、その、腹すかねェか?」
打止「すかない」
一方「なんなら、俺がなンかおごってやってもいいんだぞ?」
打止「いらない」
一方「そ、そうか……」
打止「……」ダンマリ
一方「」
打止「……」ダンマリ
一方「」
打止「……」ダンマリ
一方「(なンなンだよ! この空気!)
19:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 12:37:59.66 ID:OcjdRj9x0
<スーパー内>
一方「」
打止「……」ダンマリ
一方「」
打止「……ハイ」スッ
一方「お、おう。どうした?(ビビった……)」
打止「ジャガイモ」
一方「お、おう」
打止「……」ダンマリ
一方「か、籠に入れてくれ」
打止「ん」スッ
一方「」
打止「……」ダンマリ
21:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 12:51:50.01 ID:OcjdRj9x0
ガラガラガラッ!
一方「今、帰った」
打止「……」ダンマリ
黄泉川「お、おかえりじゃん」
一方「これ、ジャガイモ」
黄泉川「お、おう」
一方「釣りはここに置いとく」
黄泉川「お、お疲れ様」
一方「……」
バタンッ ←一方通行がドアを閉める音
芳川「駄目か。進展なしね」
番外「やった。進展なしね」ニヤニヤ
23:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 13:04:40.46 ID:OcjdRj9x0
黄泉川「つーワケで、緊急黄泉川家保護者会議を始めます」
番外「わー、ぱちぱち」
芳川「……」
黄泉川「議題はもちろん一方通行と打止の関係の険悪について」
番外「はいはーい! ミサカに意見がありまーす!」
芳川「ッ、貴方は保護者じゃないでしょうが」
番外「まぁ、細かいことは置いとこうかしらん?」
芳川「はぁ……。で、意見って何よ?」
番外「第一位に打ち止めを襲わせるってのはどう? 肉体関係さえ結んでしまえば、あとはどうにでもなんだろ」
芳川「却下。やっぱロクでもないわね、貴方」
番号「な、なんでさー!?」
24:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 13:15:46.68 ID:OcjdRj9x0
黄泉川「馬鹿は放っといて。まぁ、二人一緒に遊びにいかせるってのが無難じゃん?」
芳川「そうね」
黄泉川「で、場所はどうする?」
番外「ラブホとかいいんじゃ、」芳川「今日、商店街が駄目だったから……。いっそのこと遊園地とかどう?」
黄泉川「ああ、それいいじゃん」
芳川「でも、そうすると、外へ行く許可が必要ね」
番外「だから、ラブh」黄泉川「そこらへんは警備員の権利行使してなんとかするじゃんよ」
芳川「あら? 職権濫用よ?」
黄泉川「ちょっとぐらい大丈夫じゃん」
番外「」ショボーン
27:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 13:22:03.42 ID:OcjdRj9x0
ミーンミンミンミンミーン
一方「どうしてこうなった……(三回目)」
打止「……」ダンマリ
一方「……」
ピポパポッ prrrrr prrrrrr
一方「おい、黄泉川? 待ち合わせの時間とっくに過ぎてンぞ!?」
シーン
一方「クソっ」
ピポパポッ prrrrr prrrrrr
一方「おい、芳川ァ!? 番外個体も! なんで誰もでねェんだよォ!」
打止「うるさい。周りの視線痛いから止めてくんない?」
一方「(ンだよ、この理不尽はァッ!)」
30:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 13:27:48.95 ID:OcjdRj9x0
一方「あー。とりあえず、何か乗りたいもンあるか?」
打止「特にない」
一方「……そォかよ」
打止「……」ダンマリ
一方「……」
打止「……」ダンマリ
一方「(クソッ、何様なんだよコイツ。……あー、もういい。付き合ってらんねー)」
一方「オイ?」
打止「なによ?」
一方「どうして最近、俺のことシカトしたりするんだよ?」
打止「ッ!」
一方「あン?」
打止「あ、アンタには関係ない」
一方「フン、そォかよ」
34:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 13:35:15.00 ID:OcjdRj9x0
一方「とにかく、俺ら二人じゃシラけるだけだ。俺は帰るぜ?」
打止「え……? ちょ、待って!」
一方「あン?」
打止「~~~ッ! な、何でもない! 帰りたきゃ勝手に帰れれば!?」
一方「そォかよ。じゃあな」
テクテク
打止「……」
――――――――――――
一方「ったく、なんなんだよあのガキは?」
スッ
番外「おっと、ここから先はとおせんぼー」
一方「あン?」
38:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 13:41:16.15 ID:OcjdRj9x0
一方「テメェ……。居たなら最初から出てこいよ?」
番外「おっと、怒らない怒らない。ミサカは黄泉川と芳川の指示に従っただけだっつの」
一方「黄泉川と芳川だァ?」
番外「そうそう。実はかくかくしかじか、」
……間。
番外「と言うワケ」
一方「随分と手のこンだ真似を……」
番外「まぁ、ミサカとしてもこのままアンタが帰るのは許せないかな?」
一方「あァ? テメェは俺とガキの仲を引き裂きたいんじゃねェのかよ?」
番外「違う違う。アンタと上位個体がギクシャクすんのをみて楽しみたいだけだって。ケケケ」
一方「相変わらずいい性格してやがンな。オマエ」
番外「そう、褒めるなってば」
40:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 13:46:40.50 ID:OcjdRj9x0
一方「とにかく、俺は引き返すつもりはねェぞ? 面倒臭ェ」
番外「ケケケッ。そう言うだろうと思って、ミサカは重大な情報を伏せていたワケでした!」
一方「あン?」
番外「さっきからさぁ、ネットワークを通じて送られ続けてんだよねぇ」
一方「……」
番外「上位個体のSOSがさ!」
一方「……」ピクッ
番外「しかも特大のやつ! これって貞操の危機とかそのレベルじゃないかにゃー?」
一方「クソッタレが……」ピッ
番外「おぉ、優しいことで」
一方「黙れ。嘘だったらミンチだからな?」
番外「大丈夫。ミサカは人を引っかき回すことに関しては嘘をつかないわよん」
一方「フン」
45:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 13:56:14.88 ID:OcjdRj9x0
<男子トイレ内>
モブ男A「すげー、まさかこんなところでこんな上玉が手に入るとは!」
モブ男B「ああ、ラッキーだぜ」
打止「ンーッンーッ」ジタバタジタバタ
モブ男A&B「おっと暴れんなよ」「お嬢ちゃんがいけないんだぜ? 口説こうとしたら途端に怒鳴って来るなんて。お兄さんびっくりしちゃったよ」
打止「ンーッ!」ジタバタジタバタ
モブ男A「さーて、人が来る前にちゃっちゃと終わらせますか」
打止「(止めて……!)」
モブ男B「ほーら。ぬぎぬぎしようねー?」
打止「(誰か……誰か……、助けて!)」
モブ男B「だから、暴れんなって」
打止「(一方通行……!)」
ドッカーン!
一方「フン、四年ぶりの能力解禁だ。クソッタレ」
50:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 14:03:34.47 ID:OcjdRj9x0
モブ男A「な、なんだテメェは!?」
モブ男B「やっちまええ!」
一方「あァ?」
瞬 殺 !
モブ男A&B「ぎゃあああああああああ! すみませんでしたあああ!」
ドタバタドタバタ
……。
一方「フン」
打止「……」ウルウル
一方「今、縄解くから待ってろ」
スルスルッ
53:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 14:11:48.31 ID:OcjdRj9x0
打止「……あっ、その、」
一方「あァ?」
打止「ありがと」
一方「ッ!?」
一方「(な、なんだ、こいつ。急に素直になりやがって)」
打止「そのさ」
一方「……」
打止「このあと、一緒に遊園地回らない?」
一方「お、おう」
――――――――――――
番外個体「これはこれで面白くなってきやがった」ニヤニヤ
55:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 14:18:40.94 ID:OcjdRj9x0
打止「ハァ? アンタ根性なさすぎ!」
一方「うるせェよ。一体何回このジェットコースター乗る気だよ?」
打止「べ、別にいいじゃないって、ミサカはミサカは……っ~~!」
一方「あァ? つか、18回も乗ってよく飽きねェな」
打止「お、面白いんだから、しかたないじゃない!」
一方「そうかい。だったら一人で乗れよ」
打止「あ、アンタは一緒に遊園地回るって約束したんだから、黙ってついてくればいいの!」グイグイ
一方「あー、分かったよ。だから、引っ張んなって」
――――――――――――
番外「ケケケッ。そろそろミサカの登場かなー?」
57:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 14:25:40.61 ID:OcjdRj9x0
一方「……もう何回乗ったんだよお前。おいおい、あと一時間で閉園だぜ?」
打止「むー」
一方「まァ、いいけどよ。ガキが良ければそれで」
打止「だから、ガキって言うなって」ムッ
一方「あァ? だから、なンて呼べばいいンだよ……?」
打止「それは……、」
ドタバタドタバタドタバタ
番外「一方通行ーっ!」ダキッ
一方「はァ!? いきなり、なンだテメェ!?」
番外「ごめん、遅れた―(棒)」
一方「遅れすぎだ、ボケ」
打止「むー」イライラ
58:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 14:27:38.07 ID:6S2Hh95GO
番外個体いい仕事するなぁwww
59:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 14:28:46.64 ID:WB/l+beb0
いまにもてへぺろっ☆って言い出しそうなウザさだぜ
61:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 14:32:13.22 ID:OcjdRj9x0
番外「遅れたお詫びにアタシと一緒に観覧車にのってよ!」
一方「オイ、意味が分からねェぞ」
番外「いいからいいから」グイグイ
一方「な、なンなンだよ、テメェは?」
打止「」イライラ
番外「(お、効いてる効いてる)」ニヤニヤ
一方「おい、いい加減離せ。物理的にぶっつぶすぞ?」
番外「“これ以上は一人だって死んでやることはできない”」
一方「ッ!」
番外「ぶっつぶしてみなよー?」ニヤニヤ
一方「テメェ……」
62:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 14:38:16.88 ID:OcjdRj9x0
一方「(ったく。どういう状況だこりゃあ?)」
番外「すげぇ、ホラ。見てよ、一方通行。人がゴミの様だ!」グイグイ
一方「そォだな」ユッサユッサ
番外「あー、あれは富士山かにゃーん?」グイグイ
一方「そォだな」ユッサユッサ
番外「学園都市も見えるよ、ほらー!」グイグイ
一方「そォだな」ユッサユッサ
打止「ッ~!」イライライライラ
番外「(ふふふ、そろそろかなー?)」
打止「一方通行!」ガタンッ!
一方「あァン?」
打止「え? えーっと、その、ほら」
一方「?」
打止「あ、あっちにはジェットコースターがある!」ビシッ
一方「お、おう。そォだな」
63:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 14:48:35.51 ID:OcjdRj9x0
打止「そんだけよ!」
一方「そ、そォか」
バスンッ!←打ち止めが勢いよく座る音
………………間。
打止「」
一方「」
一方「(だから、なんだよッ!? 黙るなよッ!)」
打止「(ヤバッ! いきなり何言ってんのよ私! ってミサカはミサカは自問自答してみたり!)」
番外「(ケケケッ、二人とも予想外におもしろすぎ)」ニヤニヤ
70:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 15:04:50.96 ID:OcjdRj9x0
打止「(結局、あのあと一言もしゃべらなかった……)」
番外「うーん! 楽しかったねー観覧車!」
一方「あァン? どこがだよ?」
番外「言わせんな、恥ずかしい///」
一方「(こいつ、俺とガキがギクシャクしてンの見て楽しんでいたなァ?)」
番外「で、どうする? 閉園まであと40分ぐらいあるけど」
一方「シラけた。もォ帰る」
打止「!」
打止「その……。こ、こっちきて!」グイッ
一方「お、おう!?」
ダダダダダダダッ!
番外「」ポツーン
番外「あらら、獲られちゃった」
71:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 15:12:17.81 ID:OcjdRj9x0
一方「お、おい。ガキ、なんのつm――」
打止「ガキって言うな!」
一方「……。なんのつもりだよオマエ?」
打止「ん」ビッ
一方「ポップコーン?」
打止「た、食べたい」
一方「それだけか?」
打止「ん」コク
一方「あー、なんつーか……。いや、まァいいけどよォ」
打止「あ、ありがと」
一方「お、おう。ついでにジュースも買ってくるわ」
打止「……」
72:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 15:17:57.30 ID:OcjdRj9x0
一方「……」
打止「」ンキュンキュッ
一方「……」
打止「」ポリポリ
一方「そのよォ……」
打止「な、なに?」
一方「暗くなってきたな」
打止「そうだねって、ミサカはミサカは同意してみたり……」
一方「それだよ」
打止「えっ?」
一方「何かが足りねェと思ったら、テメェその口調どうして止めたンだよ?」
打止「だ、だって」
一方「あァン?」
打止「ガキっぽいじゃん……」
一方「…………そォか」
73:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 15:23:21.81 ID:OcjdRj9x0
一方「帰るか」
打止「うん」
…………。
――――
番外「うげー、なんかうち溶けあってるしー」
番外「つまんないー」
番外「…………」
番外「はぁ……」
番外「飽きた。もうあの二人は放っとくことにしよう」
番外「ケケケッ、私って優しー」
番外「…………」
番外「でも、ちょっと寂しいかにゃーん?」
74:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 15:25:25.14 ID:zKWw15150
みんな可愛いなオイ…
75:
忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/04/08(金) 15:26:00.50 ID:0zMfq+rc0
さすが美琴のDNAだな
76:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 15:29:09.60 ID:OcjdRj9x0
<打ち止めの部屋>
ボフッ!
打止「(疲れた……)」
打止「(あの馬鹿、番外個体とばっか絡んで……!)」
打止「(なんかイライラするー!)」
…………。
打止「(でも……)」
打止「(助けに来てくれたときはかっこよかったかなってミサカはミサカは……)」
打止「!」ブルンブルンッ!
打止「(アイツ、結局最後の最後まで私のことガキ扱いしたじゃない!)」
打止「むー」
打止「……」
打止「今、アイツ風呂入ってるよね?」
78:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 15:37:46.22 ID:OcjdRj9x0
<一方通行の部屋>
ゴキュッゴキュッ
一方「ぷはーっ! やっぱり風呂上がりのコーヒは最高だぜェ!」
一方「(しかし、まぁ……)」
一方「(昼のアイツはなンかおかしかったな)」
一方「(今日に限ってやたら俺に絡ンでくるしよォ)」
一方「(思春期ってヤツなのか?)」
一方「(あーやだやだ。学園都市第一位様がなんでこんなことに頭悩ませなきゃいけねェンだ)」
一方「(とりあえず、寝るか)」
一方「…………」
一方「あァン? Tシャツが一枚無くなってやがる?」
80:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 15:40:43.64 ID:OcjdRj9x0
<打ち止めの部屋>
打止「どうしようこれ……」
打止「勢いで持ってきちゃったけど……」
…………。
打止「……んっ」スンスン
打止「んんっ……///」クンクン
打止「はぁ……はぁ……」ボーッ
チュプッ
打止「んんっ///」
チュプッチュプッ
打止「あんっ……///」
チュプッチュプッ!
打止「あ、あくせられぇたぁ……」
81:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 15:41:30.82 ID:CyMpTHCFO
キタキタキタキタキタァァァア!!
83:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 15:45:11.65 ID:zKWw15150
エロが入るとは思わなんだw
85:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 15:49:10.77 ID:OcjdRj9x0
一方「」ガラッ!
黄泉川「おう一方通行、おはようじゃん!」
一方「あァ」
番外「おはよー」
一方「あァ」
芳川「お早う」
一方「あァ」
一方「(ン? あそこにいるのはガキか?)」
一方「…………よう」
打止「ッ!」
一方「あン?」
打止「ッ~~!」
ダダダダダダダダッ
一方「はァ?」
番外「やーい、逃げられてんやんのー」ケラケラ
86:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 15:56:16.60 ID:OcjdRj9x0
打止「(ヤバッ! アイツの顔まともにみれないってミサカはミサカは焦ってみたり!)」
コツコツ
打止「(き、来てる!? 平常心、平常心ってミサカはミサカは深呼吸してみたり!)」
コツコツ スーハスーハー
??「おい」
打止「」ビクゥッ!
打止「な、なに!? ってミサカはミサカは全く以って超絶対的なウルトラ平常心で聞き返してみたり!」
黄泉川「い、いや、朝食何が食べたいって聞きたいだけなんだけど、そんな身構えられても……」
ポクポクポク チーン!
打止「えーっと、……………………オムレツ」
黄泉川「お、おう。分かったじゃん」
打止「」チーン
87:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 16:00:39.12 ID:OcjdRj9x0
一方「で、あのガキは?」
芳川「お腹痛いから、朝食は食べないだそうよ」
黄泉川「全くオムレツだけ作らせといて……」
一方「ふゥん。そォかよ」
番外「あれー、もしかして気になるのかしらん?」
一方「別に」
パラパラリーン!
TV『ニュースです。今日未明、学園都市23学区って謎の爆発事故が発生。奇妙なことにそこで作業していた五人の男性が行方不明だそうです。現在五人の……』
一方「フン、臭ェな」
番外「そうね」
黄泉川「?」
88:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 16:04:50.07 ID:OcjdRj9x0
番外「で、どうすんの? あの事件確実に、」
一方「あァ。“闇”の残党だろうな」
番外「放っとく?」
一方「冗談言うな。“闇”は徹底的にぶっつぶす。今度こそ再起不能になるまでになァ」
番外「おや、怖い怖い」ケラケラ
一方「お前はあのガキに悟られぬよう、ネットワークから独立しとけ」
番外「へいへい、分かってるって。絶対言うと思った」
一方「……」
番外「どうしたんだよ?」
一方「チッ。今日はやけに素直じゃねェか」
番外「んー? まぁね」
90:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 16:10:56.87 ID:OcjdRj9x0
打止「(もう一方通行は食べ終わったかな? ってミサカはミサカは恐る恐る覗いてみる)」
芳川「あら打ち止めどうしたの?」
打止「! いや、腹の調子が治ったっていうかなんていうか……」
黄泉川「おぉ、よかったじゃん」
打止「」キョロキョロ
打止「一方通行はどこに行ったの?」
芳川「なんか二人で買い物ですって」
打止「そ、そう……」
打止「(むー、二人で買い物って、なんでそんなに仲良いのよあの二人!)」
打止「(こうなったら直接ネットワークで呼び出して――!)」
打止「って、あれ?」
黄泉川「ん、どうしたじゃんよ? 打ち止め?」
打止「(番外個体につながらない?)」
93:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 16:17:53.21 ID:OcjdRj9x0
モブ能力者「ハハッ! 意外と弱っちいな第一位? とっとと能力使えよ?」
一方「黙れ、テメエなんか拳銃一本で十分だ」
モブ能力者「そうかよ」スッ
ドカーン! パラパラパラ……
モブ能力者「死んだか?」
番外「(今だ!)はあああああ!」ダッ
モブ能力者「フンッ、隠れてたのはバレバレだっつの」
ガシッ
番外「くっ」
モブ能力者「ハハッ、第一位? 早く出てこないと、こいつを殺しちまうぞ?」
一方「チッ!」
一方「(糞ッ! どうする? ガキにゃバレるがここで能力を使うか?)」
スーッ
一方「(仕方ねェ……)」
番外「馬鹿ッ! 使うな!」
94:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 16:22:40.22 ID:OcjdRj9x0
モブ能力者「あん? てめぇ?」
番外「ふんっ!」
ゴキッ!
モブ能力者「ぐあッ!」
ゴロゴロゴロ
番外「上位個体を守るんだろ? 一切の“闇”から、指一本触れないように! その誓い忘れたのかよ?」
一方「ッ!」
番外「今更になって破るのかよ?」
一方「…………フン、まさかテメェから説教とは」
番外「うるせーよ」
一方「しかし、テメェもあれだな。随分と丸くなったもンだ」
番外「お互い様だっつの」
モブ能力者「テメェらぶっ殺す!」
96:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 16:27:46.23 ID:OcjdRj9x0
一方「死ね」パンパーンッ!
モブ能力者「ぐあああああああああっ!」バタッ!
一方「はァ……終わったか……」
番外「流石に今回は死ぬかと思ったねー」ニヤニヤ
一方「……あァ」
番外「でさぁ、ビックニュースがあんだよね」
一方「?」
番外「上位個体が今まさにこっちに近付いてきてる」
一方「……そォかよ」
番外「死にかけてまで隠し通したのに結局全てが水の泡だねー」
一方「……そォだな」
パタパタパタッ!
打止「一方通行!」
98:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 16:37:49.14 ID:OcjdRj9x0
<打ち止めの部屋>
打止「馬鹿ッ! なんで能力使わなかったのよ!」
一方「……テメェにバレるからだよ」
打止「本当に馬鹿っ!」バチーンッ!
一方「痛ッ! テメェ、そこ傷口……!」
打止「馬鹿……。本当に心配したんだから」ウルウル
一方「……。悪かったよ」
打止「じゃ、じゃあ、冷や水新たに持ってくるから、ここで待ってて」
一方「あァ」
パタパタパタ
一方「……」
一方「ん? なンだあれ?」
一方「俺のTシャツ?」
99:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 16:43:09.80 ID:DUI5n0S90
気づいたwwwww
100:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 16:47:26.21 ID:OcjdRj9x0
バターン
打止「ん。おとなしくしてた?」
一方「あァ」
打止「じゃ、じゃあ。う、うう上着、ぬいでください!」
一方「……なンで敬語なンだよ?」
打止「う、うるさい! いいから脱げー!」
一方「お、おう。そりゃいいけどよォ、一つ聞きてェことがある」
打止「な、なによ?」
一方「なンで俺のTシャツがここにあるんだ?」
打止「!」
102:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 16:55:36.28 ID:OcjdRj9x0
打止「そ、それは!」
一方「あァン?」
打止「汚れていたから、ミサカが勝手に洗ってあげようと思ったって、ミサカはミサカは動揺しながら嘘を言ってみたり!」
一方「……嘘って自分でいってんぞ」
打止「ああああああああああ! と、とにかく、気にするなって、ミサカはミサカはこの話題を無かったことにしようと提案してみる!」
一方「いや、テメェがそれでいいっていうならいいけどよォ」
打止「そう、いいの! この話題はこれでお終いって、ミサカはミサカは終止符を打ってみたり!」
一方「お、おう。……しかし、このTシャツ、一日前のだろ。匂い大丈夫か?」クンクン
打止「な! 嗅ぐな! 変態!」
バチーン
一方「うごっ!」
打止「あっ。ごめん」
一方「テメェ……。なンのつもりだ?」
103:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 17:05:59.73 ID:OcjdRj9x0
打止「ほ、ほら! ぐずぐずしてないで上着脱いで!」
一方「お、おう」ヌギヌギ
打止「ッ~~!」
一方「……何で、目逸らしてんだよ?」
打止「う、うるさい! はやくしろ!」
一方「なンなンだよテメェは……」ヌギヌギ
一方「……オイ、脱ぎ終わったぞ?」
打止「ええと、うん……。じゃ、っじゃあ、消毒液塗るね……?」
一方「あァ」
ツー
一方「痛ッ!」
打止「あっ。大丈夫!?」ズイッ
一方「ッ! だ、大丈夫だから、少し離れろ!」
打止「ご、ごめん!」
105:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 17:14:54.49 ID:OcjdRj9x0
一方「(チッ! 何を怒鳴っているンだ俺は? 相手はあのガキだぞ?)」
打止「あっ、その、じゃあ、再開するね?」
一方「お、おう」
ヌリヌリ
一方「(ッ! こんなときに限って、ガキは素直だしよォ)」
ヌリヌリ
一方「(なンだよ、この空気? ば、馬鹿! か、顔近いっつーの!)」
打止「えーっと。これで前面は終わり。次後ろ行くね?」
一方「あ、あァ」
テクテク
打止「きゃっ!」ツルッ!
一方「?」
バサッ←打ち止めが一方通行に覆いかぶさる音
108:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 17:19:55.35 ID:OcjdRj9x0
一方「」
打止「」
…………間。
一方「お、おおおッ!」
打止「……」
一方「は、離れろ! 可及的速やかにだ!」
打止「……」
一方「お、おい! 聞いているのか!?」
打止「……する」
一方「あァ?」
打止「Tシャツと同じ匂いがする……」スンスン
一方「!」
110:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 17:32:32.96 ID:OcjdRj9x0
打止「とっても甘いにおいがするって、ミサカはミサカは貴方をぎゅっと抱きしめながら言ってみたり……」
一方「お、オイ? 離れろ、ガキ」
打止「……ねぇ、知ってる? 一方通行?」
一方「な、何をだ?」
打止「あれから四年たったんだよ?」
一方「……」
打止「私だって成長したし、もう“ガキ”じゃない」
一方「何言ってやがるテメェ……?」
打止「ほら、ここに手をあててみて」
スーッ ピトッ
一方「! 馬鹿っ! 何してやがるテメェ!」
打止「昔より大きくなってるよね?」
一方「ッ~!」
打止「ずーっと、貴方のためだけに育てきたんだよ?」
一方「(な、なンだ、この状況!? 落ち着け! とにかく落ち着け!)」
113:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 17:45:00.69 ID:OcjdRj9x0
打止「四年前のこと覚えてる?」
一方「あ、あァ。ちょうど俺が学園都市の“闇”と戦っていたころの話だろ?」
打止「うん、そう。貴方が毎日のように傷だらけになって帰って来た日々」
一方「……」
打止「あの時、貴方はボロボロになって家に帰ってきても、私と一言もしゃべってくれなかった」
一方「そ、それは、テメェを一切の“闇”と関わらせたくなかったからだ」
打止「分かってるよ。……それで、その後、私との会話を拒むために番外個体と一緒に部屋に籠りっきり」
一方「……」
打止「貴方にしてみれば私のためだったのかもしれないけど、私はすごい寂しかった」
一方「……そォかよ」
打止「そんな日々が一年続いて、なんとなく思っちゃったの」
一方「……」
打止「貴方は私が未だに“ガキ”だから構ってくれないんだって。そしたら何かすごく悲しくなっちゃって」
115:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 17:55:33.17 ID:OcjdRj9x0
打止「それで、全てを諦めようって。貴方はきっと私より番外個体が好きだから」
一方「そいつは誤解だ」
打止「分かってる。あの時の私は盲目だったの。うん、これじゃガキって言われても仕方ないかな?」
一方「……」
打止「そうして、私のために戦っているのに私に一切構ってくれない貴方がとても憎くなった。そんな貴方が番外個体とだけは普通に話すのも」
一方「……そォかよ。だから、シカトなんかし始めたのか」
打止「うん、諦めるのは楽だから」
一方「……」
打止「……」
一方「……下らねェ」
打止「えっ」
一方「俺がテメェと会ってからの戦いは全部テメェのためだよ」
ナデナデ
打止「んっ……///」
117:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 18:02:59.25 ID:OcjdRj9x0
一方「ほ、ほら。誤解は解けたからとっとと離れろよ?」
スッ
打止「むー」
一方「な、なんだよ?」
打止「ヘタレ」
一方「……だとォ?」
打止「んっ」
チュッ
一方「!!!!!??」
一方「て、テメェ、何しやがる!?」
打止「あくせられぇたぁ……」
一方「は?」
打止「ちゅっ……ぱっ……れろれろ……」
121:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 18:12:51.76 ID:OcjdRj9x0
一方「おあおあおぷgwsだsjどいjdpさjどぱj」
打止「えへへ。大人のキスもしちゃった」
一方「くっ! 正気かテメェ!?」
打止「正気だよって、ミサカはミサカは満面の笑みを浮かべてみたり」
一方「よ、よく考えてみろ! 俺はテメェの姉妹達を一万も殺してきたンだぞ!?」
打止「……ヘタレ」
一方「あァ?」
打止「ミサカはもうそんなことどうでもいいの」
一方「そ、そンなことって……」
ギュッ
打止「ただ貴方が好きで好きでどうしようもないの……、それだけ」
一方「ッ~~!」
打止「でも、いいよ? それでも貴方が嫌なら、私を突き離してくれてもいい……」
一方「ぐっ」
122:
忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/04/08(金) 18:13:41.88 ID:exM9qgMr0
おい
神展開
124:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 18:15:57.06 ID:gCgE5nMDO
※ミサカネットワークで実況されてます
126:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 18:20:14.45 ID:lwkzqCba0
>>124
近くでワーストが見てるはずだよな・・・
129:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 18:29:34.07 ID:atHCyWfJ0
>>126
2画面かよ・・・
エロゲでも発掘されてないジャンルじゃないか
127:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 18:20:56.09 ID:OcjdRj9x0
一方「……くそったれが」
打止「……」ウルウル
一方「こ、後悔すんじゃねェぞ? こんな殺人鬼を選ンじまったことを?」
打止「しないよ?」キッパリ
一方「くそが……即答かよ……。あー、分かったよ。覚悟を決めるさ、俺も」
打止「うん……」ギュッ
バサッ……←二人が抱き合ってベットに倒れる音
一方「……」
打止「……」
一方「服……」
打止「?」
一方「服、脱がせてもいいか?」
打止「んっ……」
132:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 18:32:12.64 ID:OcjdRj9x0
一方「(くそったれ……! 四年前は一緒に風呂に入ったりしたんだ! 今更、裸がなンだってンだよ!)」
打止「なんか変かな……? 一方通行?」
一方「いやっ、別に普通……だ」
打止「うん、そう……。えへへ、それにしても新鮮だね」
一方「なにがだよ?」
打止「四年も一緒にいた同士が、肌と肌をくっつけ合ってるってこと」
一方「お、おう」
打止「ずーっと、ずーーっと、こうなることが夢だったんだ。嬉しくて、涙が出ちゃうよ」
一方「ぐっ」
打止「だから、今日だけは好きにしてくれていいんだよ?」
一方「ッ~~! む、胸触るぞ? いいな!?」
打止「うん……」
133:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 18:38:22.85 ID:OcjdRj9x0
打止「んっ……はっ……」
一方「そ、その痛くないか?」
打止「大丈夫だよ……? 貴方のぬくもりが気持ちいいの……」
一方「そ、そォか」
打止「やっ……ふぁっ……」
一方「」
打止「あんっ……んっ……」ガバッ!
チュッチュ
一方「ッ!?」
打止「ちゅっ……ぱっ……れろれろ……。だいすき……」
一方「あァ、俺もだよ……」
134:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 18:42:08.98 ID:OcjdRj9x0
どうやら童貞の俺ではここまでのようだ
136:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 18:44:15.52 ID:URpsGOAs0
>>134
お前は一人じゃない
さあ、俺の尻穴を使え!
138:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 18:47:17.28 ID:8q3J/f1MO
>>134
パイズリしてあげるのもやぶさかではない。男だが胸はある方なんだ
139:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 18:47:38.01 ID:gCgE5nMDO
以下濃厚なホモスレ
140:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 18:48:36.24 ID:zeklukl2P
あれ一方通行スレじゃなかったっけここ
143:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 18:55:13.31 ID:OcjdRj9x0
Hシーン書くのはじめてなんですぅ><
打止「ありがとう……。物凄く優しくしてくれて嬉しいよ」
一方「お、おう」
打止「だからお返ししてあげなくちゃ。言ったよね、この胸は貴方のためだけに育てたって」
一方「?」
打止「もうガキじゃないってこと証明してあげるよ……」
ジーッ
一方「お、オイ!」
打止「んっ……/// おっきいんだね、やっぱり」
一方「ッ!」
打止「触っただけで、波打つんだ……。えへへ、一方通行、気持ちいいかな?」
一方「……あ、あァ」
打止「えいっ」
一方「(パっ……、パイズリ……!?)」
146:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 19:00:45.68 ID:zeklukl2P
俺は>>1の処女Hを見ているとでもいうのか
147:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 19:01:40.25 ID:OcjdRj9x0
打止「んっ……はっ……」スリスリ
一方「ぐっ!」
打止「ふっ……」スリスリ
一方「ッ!」
打止「んんっ……、気持ちいい?」スリスリ
一方「お、おう」
打止「えへへ。……んっ……ちゅぱっ……」
一方「!」
打止「れろっ……、んっ『フェラ』って奴だよね、これ?」
一方「あ、あァ」
打止「恥ずかしいけど、貴方になら幾らでもしてあげられるよ……?」
一方「(お、オイッ! やべェぞ、これ。理性が吹き飛ンじまう……!)」
148:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 19:09:50.77 ID:OcjdRj9x0
打止「ちゅっぱ……れろれろ……」
一方「(うっ)」
打止「んっちゅ……ぱっ……」
一方「(うううっ……!)」
打止「れろれろ……」
一方「(ッ! あァ、駄目だ。もう、我慢の限界だ)」
打止「んんっ……ちゅっ……」
一方「打ち止めァッ!」ガバッ
打止「きゃっ! な、なに!」
チュッ
打止「ひゃっ……///」
ボスッ!←打ち止めを押し倒す音
一方「本番だ。いいなァ?」
打止「うん……」
151:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 19:19:09.08 ID:OcjdRj9x0
打止「えへへ。ありがと……」
一方「な、なにがだよ?」
打止「今、貴方の方から私を求めてくれたでしょ? もう“ガキ”は卒業したんだなぁって」
一方「そ、そォか」
打止「いいよ、本番しよ?」
一方「お、おう」
…………間。
一方「じゃ、じゃあ挿入するぞ? 痛くて無理だと思ったらすぐに言えよ?」
打止「えへへ、結局ヘタレなんだから、貴方は」
一方「うるせーよ。じゃあ、3、2、1」
ズブッ
打止「んっ……」
154:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 19:21:10.08 ID:j/0t/I3Ni
カウントダウンwww
156:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 19:22:10.67 ID:9h0aFDjO0
ゼロな? ゼロのロでいくからな!?
157:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 19:25:04.79 ID:OcjdRj9x0
一方「大丈夫か?」
打止「うん。ちょっと痛いけど。好きなように動かしていいよ?」
一方「お、おう」
ズッ ズッ
打止「んっ……はっ……」
一方「ぐっ」
ズッ ズッ ズッ!
打止「んんっ……!」
ズッ ズッ ズッ!!
打止「やっ……! 激しい……!」
一方「す、すまん」ピタッ
打止「い、いいから! 止めないで!」
160:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 19:38:02.12 ID:OcjdRj9x0
打止「ふ、二人の初めてなんだもん。つ、続けて」
一方「でもオマエ……」
打止「いいから!」
一方「……あァ、分かったよ」
ズッ ズッ ズッ!
打止「んあっ……!」
パン パン パンッ!
打止「はんっ……! あぁっ……!」
パンッ パンッ パンッ!
打止「あくせられぇたぁ……!」
ダキッ!
一方「大丈夫だ、安心しろ。俺はここにいる」
打止「はぁっ……! はぁっ……! んんっ……!」
165:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 19:43:49.04 ID:OcjdRj9x0
打止「んっ……! あんっ……! あんっ……!」
一方「ッ! そろそろいくぞ!?」
打止「うん、いいよ……! んっ……!」
パンッ パンッ パンッ!
ドピュッ!
一方「くっ!」
打止「んあああっ……!」
…………。
…………。
…………。
一方「はァ……はァ……」
打止「んっ……」
170:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 19:51:22.94 ID:OcjdRj9x0
打止「ねぇ、一方通行?」
一方「あァ?」
打止「……幸せだよ」
一方「そォかよ」ゴロンッ←打ち止めに背を向ける
打止「えへへっ」
一方「……」
打止「泣いてるの?」
一方「うるせーよ。とっとと寝ろ」
打止「うん……!」
――――――――――――
番外「うげぇ。上位個体とネットワークつながんないし」
番外「はぁ。結局私の一人負けかぁ……」
番外「…………」
番外「ま、いいんだけどねー」
171:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 20:07:41.07 ID:OcjdRj9x0
??「起きて、起きて! 朝だよって、ミサカはミサカは朝なのにテンションMAXで叫んでみたり!」
一方「zzz....」
??「ほら、起きないとキスしちゃうぞ? ってミサカはミサカは脅してみたり!」
一方「zzz....」
??「本当にするぞー? ってミサカはミサカは――んんぐっ!?」チュッ
一方「うるせーよ、朝っぱらから」
打止「むー、折角起こしてやったのに、その言い草は酷いって、ミサカはミサカは抗議してみる!」
一方「知るか、朝はテンション低いんだよ」
打止「貴方の場合、昼も夜もテンション低いじゃん! ってミサカはミサカは懇切丁寧に」一方「あァ、そうだな。……じゃあ、メシ喰いに行くか」
打止「むー、軽く流さないでよー!」
一方「フン。相変わらずだな、オマエ」
打止「貴方こそ」
一方「打ち止め?」
打止「なーに?」
一方「愛してる」
打止「うん……!」 終わり
173:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 20:10:08.02 ID:zeklukl2P
おっつ
セロリはやはりロリだったか
174:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 20:12:15.32 ID:q2JRkmNz0
乙
これはこれで、ヨミカワらの反応が気になるじゃん?
180:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 20:34:32.61 ID:GxDKn0R5O
素晴らしかった
183:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/08(金) 21:15:59.98 ID:lwkzqCba0
番外固体にも救いの手をだな・・・いやなんでもない
次→
【番外編】一方通行「俺の打ち止めがこんなにかわいいわけがない」
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