桃華「ありすさんからPちゃまの匂いがしますわ!」

2020-09-13 (日) 18:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 23:43:24.74 ID:3dypgh/w0

アイドルマスターシンデレラガールズのSSです。

短め、書き溜めありです。




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 23:44:37.70 ID:3dypgh/w0

(ブロロンブロロン……)

ありす「……随分遅くなっちゃいましたね」

モバP(以下P)「今日は現場が遠かったしな…」

ありす「ふぁ……さすがに疲れました」

P「眠いなら寝てて良いぞ、着いたら起こしてやるから」

ありす「そうしたいのですが……」ブルッ

P「どうした?おし○こか?」




【モバマス】P「美優さんが俺の母校の制服着てきた」

2020-09-13 (日) 12:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 20:57:34.46 ID:Ifi9psbd0

キャラ崩壊注意



P「美優さん、撮影お疲れ様です」

美優「この歳になってまた高校生の制服を着ることになるなんて……ちょっと恥ずかしかったです」

P「そうですか?すごく似合ってましたけど」

美優「そんな……でも、嬉しいです」

P「あーあ、俺も美優さんみたいな人と同じ高校に通いたかったなぁ……」シミジミ

美優「!」

美優(これは青春を思い出してる顔……今がチャンス……!)

美優「あ、あの、プロデューサーさん。今日良かったら、一緒にご飯でも……」

P「おっ、いいですね。他の大人組の人と一緒に何か食べましょうか」

美優「……はい」


美優(プロデューサーさんは、ガードが固い。何度誘ってものらりくらりとかわされてしまう)

美優(でも今日は、どこかプロデューサーさんの気が緩むのを感じた。おそらく『制服』がプロデューサーさんの好みなんだと思う)

美優(私の制服姿を見て、プロデューサーさんは自制が効かないような、恋をしたがるような、ロマンティックな……一言で言えば『若さ』を覗かせていた)

美優(だから今日はあと一押しだったはず……だけど分からない。そのあと一押しが何なのか……)モヤモヤ

楓「私知ってますよ」

美優「詳しくお願いします」




浅倉透「洗い物の映画」

2020-09-12 (土) 18:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆eodXldT6W6 2020/08/24(月) 22:57:05.55 ID:8mO0eKsLO


 雑誌のアンケートに「人生でいちばん印象に残っている映画は?」という質問があって、これはめっちゃ難しいなと思った。

 映画を観るのは好きな方。おもしろいし、笑えるし、最近は恋愛ものとかもおもしろいな、好きだなって思うようになってきたし。

 でも人生でいちばん印象に残っているかと言われるとそれは違って、映画よりも実際に起こったことの方がよっぽど印象的だよなーって思う。

 なにせアイドルになったんだし。それもわたしだけじゃなくて、樋口と小糸ちゃんと雛菜とユニットでデビューしてるから、人生を変えた映画は答えられないけど人生を変えた人なら答えられるのにと思ってマグカップに手を伸ばしたんだけど、唇に当てたところで空になってるのに気づいた。




【ミリマス】 高山紗代子「あなたと一歩、近づける時間」

2020-09-11 (金) 12:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/23(日) 11:19:15.86 ID:ZPwxV11E0


これは、とあるプロデューサーとアイドルのお話。




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/23(日) 11:39:34.49 ID:ZPwxV11E0

 なぁ紗代子、覚えてるか?
俺たちが初めて逢った日、あれは39プロジェクトの最終面接だったよな。

『私はアイドルになれるまで、絶対に諦めません!』

 君はそう必死に訴えかけてきた。全力で前のめりで、燃えさかる焔のように揺らめくあの瞳に、俺は惹かれたんだ。なんでこの子は、こんなにも本気になれるんだろう、ってさ。

 そこから始まったんだよな、君と俺との二人三脚が。社長に無理言って、君だけソロでプロデュースさせてもらって。数えきれないくらいお仕事とライブとを繰り返して、少しずつ、だけど着実にアイドルランクを上げてきてさ。
そしてようやく今日、Bランクに挑戦できるところまで来れたんだ──52人の中の1人じゃない、アイドル高山紗代子として評価される時が来たんだ。いろいろ大変なことも多かったけど、本当に楽しかったよなぁ。





ありす「この夏イチオシ、いちごパスタです!」柚「イデオンの間違いじゃ……」

2020-09-08 (火) 18:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/23(日) 10:37:58.31 ID:IHFz9MODO

―女子寮

柚「暑い……」

柚「ねぇ、忍ちゃん。どうにかできないのかな……」

忍「そう言われても……冷蔵庫にりんごぐらいしか」

柚「どこかのあかりチャン?」

あずき「大声を出すと余計に暑くなるよ……静粛作戦だよぉ……」

柚「あずきチャンから大の文字が消えた?!」

ガチャ

穂乃香「ふぅ……ただいま帰りました……外は暑いです」

柚「穂乃香チャン、お帰り!」

あずき「で、何が売ってた!?」

穂乃香「あずきとチョコとバニラですね」

忍「じゃあ、まず冷凍庫に仕舞わないと熔けちゃうね」

柚「えー、先に食べようよ!」

あずき「そうだよ!今食べないでいつ食べればいいの!?」

忍「はいはい……」




【デレマス】千枝ちゃん……16歳!?

2020-09-06 (日) 12:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/21(金) 11:48:00.90 ID:kQbmTt9DO

「……」

「えっと」

「……変わっていませんね」

「うぅん、変わっていたら逆に変ですからね」

「それじゃあ……」





CuP(以下P)「あ、あれは……!」

P「ピンって来た!よ、よし!」




矢吹可奈「ニコニコ顔としかめっ面!」【ミリマスSS】

2020-09-05 (土) 18:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆kBqQfBrAQE 2020/08/18(火) 00:02:51.79 ID:ikradxy20


ミリマスSSです。
プロデューサーはP表記。




2: ◆kBqQfBrAQE 2020/08/18(火) 00:04:23.80 ID:ikradxy20


ある日の事務所 


ミーンミンミンミンミーン

奈緒「……外は暑そうやなあ」

小鳥「本当ねぇ。外の日差し見ただけで、夏真っ盛りって感じが……」

奈緒「特に今なんて一番暑い時間帯ですし」

小鳥「ええ」

奈緒「こんな時に外出歩いてる人は気の毒やなあ……」

小鳥「でも、ちょうど今、プロデューサーさんと可奈ちゃんが」

奈緒「あらま。仕事か何かです?」

小鳥「午前中に雑誌のインタビューが入ってたの。もうすぐ戻ってくると思うけど……」





可奈「一年後の私はどうなるのかな」

2020-09-05 (土) 12:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/18(火) 02:34:49.11 ID:ZLZSq2Cx0

ミリマスのSSです。

矢吹可奈ちゃんが誕生日に15歳組のことをテーマにシアター14歳組のみんなと雑談するだけのお話です。

各媒体ではずっと14歳ですが今作中では可奈が今回の誕生日を迎えて13歳から14歳になった設定にさせていただきます。
そのため誕生日が8月18日以降の登場人物は設定年齢より1歳低くなっています。
ゆえに14歳組と書きましたが作中で静香と志保とやよいは13歳になっています。




【モバマス】誕生日会場のウラオモテ【SS】

2020-09-04 (金) 18:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/17(月) 21:20:58.75 ID:pZFl9NMDO

―事務所

ガチャ

関裕美「おはようございます」

裕美「あれ……やっぱり少し早かったかな?」

裕美「12時までに着いててくれって、メールにはあったのに」

裕美「お仕事早く終わっちゃったから……」

裕美「あ、あれ?」

つ【誕生日おめでとうの垂れ幕】

つ【ご馳走の山】

つ【14本ろうそくが立ったケーキ】

裕美「あ、あれ……」

裕美「ひょっとして、サプライズパーティーかな?」

裕美「でも、誰もいないし…………もしかして」



裕美「早く来すぎちゃった?!」




夢見りあむ「なんでぼくにインタビューのお仕事がくるのさ!何も語れないよ!!」

2020-09-03 (木) 18:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆5AkoLefT7E 2020/08/17(月) 00:11:05.81 ID:HrU6NXKr0


~事務所~


夢見りあむ「……は?」

P「だから、仕事だよ」

りあむ「いや、そこは聞こえてるけど……ぼくにインタビュー? 何が知りたいの? 乳か? 乳についてか?」

P「むしろ乳について何が語れるんだよお前は」

りあむ「勝手に育っただけだから知らないよう……」

P「ほらまた多方面から怒られそうなことを言う」



~~~~~~~~~~~~~~~

読まなくても大丈夫な前作と前々作

夢見りあむ「なんでぼくにお悩み相談のお仕事がくるのさ!悩んでるのはぼくだよ!!」

夢見りあむ「なんでぼくに食レポのお仕事がくるのさ!味なんてよくわかんないよ!!」




有栖川夏葉「トロピズム」

2020-09-03 (木) 07:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆TOYOUsnVr. 2020/08/16(日) 14:40:58.37 ID:pO5Rz81k0


備え付けられたエアコンが、ごうごうと雄叫びを上げながら冷気を必死に吐き出していた。
窓から射し込んだ陽の光は、その健気な努力を嘲笑うかのように届く範囲の一切をじりじりと焦がす。

そんな、シーソーゲームのただ中に私たちはいた。

「暑いわね……」

もう何度目かもわからなくなったその言葉を吐き出せば、隣の運転席からも何度目かわからなくなった「暑いなぁ」が返ってきた。

全国的に記録的な猛暑となる。
確かに天気予報ではそのようなことを言っていた。
だからこそ、しっかりとした日焼け対策や十分な飲料を持って来たはずだった。

しかし、ここまでとは思っていなかった。

運転席にある車外温度の表示を見やれば、重度の風邪の時でもなければならないような数字が出ていた。

「人間だったら、インフルエンザくらいか」

私の視線に気が付いたのか、運転席の彼、アイドルである私のプロデュースを担当してくれているプロデューサーが冗談めかして言う。

「ええ。そうでなくてもきっと、すごく重症よ」
「夏葉、ちゃんと水分摂ってるか。喉が渇く前に飲むんだぞ」
「アナタこそ、しばらく飲んでないんじゃないかしら」

きゅるきゅると水筒の蓋を回して、彼に手渡す。

「これ、夏葉のだろ」
「アナタの水筒、もう空なんでしょう?」

私の言葉を受けて、プロデューサーは目を真ん丸にする。
どうやら気付かれていないとでも思っていたらしい。

「もらっちゃっていいのか」
「喉、渇いてるんでしょう? 見たらわかるわよ」

申し訳ないなぁ、と彼は呟いて水筒を軽く傾ける。
控えめな量を口に含んで、ごくりと飲み下す様をぼんやり眺めたあとで私は「アナタに倒れられる方が困るもの」と言った。




シャニP「今日はふたりきりだな」樋口円香「そうですね」

2020-09-02 (水) 11:35  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/16(日) 00:47:39.03 ID:96W+aY5V0

シャニP「……」

円香「……」




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/16(日) 00:48:14.16 ID:96W+aY5V0

シャニP「……事務所にはづきさんが居ないのは久しぶりだな」

円香「そうですか」

シャニP「……」

円香「……」




【ミリマス】桃子「お腹の調子が悪い……」

2020-08-29 (土) 19:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/12(水) 15:07:02.42 ID:1QCJX4cDO

桃子「んー……」ボスポス

ミリP(以下P)「どうした?桃子」

桃子「あ、お兄ちゃん……んー、何だかお腹の調子が悪くて」

P「なんだ?何か変なのを食べたのか?」

桃子「んー、女子力やきそばFXR3なら食べたけど……」

P「それだ」キッパリ

桃子「でも、他のみんなはそんなことないって言ってるし」

P「なら、便p「殴るよ」



P「すみませんでした」ペコペコ

桃子「まったく……」




【ミリマス】笑い飛ばすような君の夢を見せて【SS】

2020-08-29 (土) 07:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/12(水) 01:00:16.31 ID:VoH9wFcH0

ミリマスの矢吹可奈ちゃんのSSです。

同級生視点かつ可奈以外のアイドルは名前を除き登場しません。

短いですがよろしくお願いします。




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/12(水) 01:03:29.02 ID:VoH9wFcH0

「あはは。なれるわけないだろ」

俺は笑う。目の前で張り切る少女を。

「もー! またバカにして!」

目の前で顔を真っ赤にして怒るのは矢吹可奈。俺の同級生だ。
とても元気で歌が大好きでアイドルに憧れている。だけど致命的な問題を抱えている。

「可奈は~♪ めざすぞ~♪ アイドルを~♪」

とても音痴なのだ。

「今度オーディション受けるんだ。これで受かれば~♪ 可奈も~♪ アイドル~♪」

うきうきで歌うその歌を俺は嫌いじゃない。
けれど現実は甘くないしおそらく落ちるだろう。
それでも君は夢を見て歌うのだろう?




【ミリマスSS】美奈子「ほら、襟が曲がってますよ」琴葉「むむっ」

2020-08-28 (金) 19:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆ivbWs9E0to 2020/08/11(火) 10:06:47.25 ID:sGvyrzAB0

アイドルマスターミリオンライブ!のSSです。
琴葉さんが今日も可愛いです。




2: ◆ivbWs9E0to 2020/08/11(火) 10:07:26.26 ID:sGvyrzAB0

 
P「よーしじゃあ出発するぞー」

美奈子「あ、ちょっと待ってくださいプロデューサーさん」

P「ん?」

美奈子「動かないでくださいね」グイッ

P「お、おぉ…」

美奈子「ほら、襟が曲がってますよ。しっかりしてくださいね」

P「あぁ、ありがとうな美奈子」

美奈子「…あっ」

美奈子「今のやり取り、お嫁さんみたいじゃないですか!?」

P「そうだなぁ。美奈子の旦那さんは幸せ者だろうなぁ」

美奈子「も、もうー!やめてくださいよー!」バシバシ

P「痛い痛い」


琴葉「むむっ」
 




【モバマス】藍子「未央ちゃんはどうしてそんなにお●ぱいが大きいんですか?」

2020-08-28 (金) 07:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/10(月) 22:03:33.22 ID:os3RA0KU0

キャラ崩壊注意
プロデューサーがアイドル毎に居る設定



藍子「私、プロデューサーさんに恋愛対象として見てもらえてない気がするんです」

未央「そう?四六時中あーちゃんのこと可愛いって言ってるイメージがあるけど……」

藍子「そうですけど……可愛いしか言ってくれないんです。水着の時も、露出度が高い衣装の時も……私としてはもっと、男の人っぽいリアクションをして欲しいというか……ちょっとはドキドキして欲しいというか……」モジモジ

未央「あぁ……」

藍子「私には、そういう魅力はないんでしょうか……」

未央「そんなことはないと思うけど……」

藍子「うー……ん」チラッ

未央「うん?」

藍子「……未央ちゃんはどうしてそんなにおっぱいが大きいんですか?」

未央「へっ!?」

藍子「何か特別なトレーニングとか……」

未央「いや、特にしてないけど……」

藍子「そうですか……」シュン

未央「あ、あの……別に気にしなくていいと思うよ胸の大きさなんて!」

藍子「……未央ちゃんに言われても説得力ないです」プイッ

未央(な、なんて返せばよかったのさーっ!?)




【デレマス】青い空はポケットさ【SS】

2020-08-26 (水) 19:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/10(月) 11:06:10.42 ID:+YRRg2XDO

バサバサ

響子「うーん、今日もいいお天気です」

響子「最近みんな汗びっしょりで帰るから、毎日洗濯しなくちゃいけないから助かります」

響子「……」

響子「思えば……あの日もこんな青空だったかなぁ」




【デレマスSS】ハートの融点

2020-08-26 (水) 07:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆Rin.ODRFYM 2020/08/09(日) 23:20:48.56 ID:S7yVE8bX0


歩いているだけで首筋を汗が伝う、うだるような暑さから逃れ、私は事務所へと入る。

てのひらにぎしぎしと食い込む紙袋の持ち手の圧力に苛まれながら廊下を抜け、メインオフィスに出れば、冷房の効いた涼やかな空気が私を迎えてくれた。

私に気が付いた社員の人たちからの会釈やら「お疲れ様です」の挨拶やらに、こちらも会釈で以て返し、目的の人物がいるであろうデスクを見やれば、残念ながら期待が外れたようだった。

出直すか、待つか。
頭の中に二つの選択肢を浮かべ、さてどちらにしようと考えていると「凛ちゃん、お疲れ様」とのよく知る声を投げかけられる。

声の方向へと体をひねってみれば、そこには事務所一番のスーパー事務員さんである、千川ちひろさんがいた。

蛍光緑の装いに身を包み、笑顔の眩しい彼女はアイドルの私から見ても容姿が整っていて、その上で超人的なまでに仕事ができる。
という、非の打ちどころがないような存在だ。

「今日は撮影終わりでそのまま上がりだったわよね。何かあった? あっ、経費関係かしら」

私の今日のスケジュールまでもを把握しているのには驚いたが、ややあってこれはプロデューサーから聞いたのだろう、と得心する。

アイドルである私、渋谷凛を担当しているプロデューサーのデスクはちひろさんの隣にあるからだ。
それゆえに、ちひろさんとプロデューサーは何かと雑談する機会も多い。
私のスケジュールを把握していても不思議ではなかった。

「いえ、えっと。特に用というほどのことじゃないんですけど」
「そうなの? なら、プロデューサーさん?」
「まぁ、そんなところというか……これ、現場でたくさんもらって」

言って、私はちひろさんに紙袋を見せる。
彼女は袋の中のメロンを見るや「わぁ」と目を輝かせた。

「一個、事務所で食べようかと思って。ちひろさんもどうですか?」
「いいの?」
「はい。重いので、一つ手放したくて」
「ふふ、それで寄ってくれたのね」

じゃあお礼をしないとですね、とちひろさんは笑って、手招きをする。
私はそれに従ってついていって、彼女のデスクの隣の席へと腰かけた。

「プロデューサー、まだ帰って来てないんですね」
「ええ。でも、そろそろじゃないかしら」

彼女は自身のパソコンをかたかたと操作して、プロデューサーの今日の行動予定を表示させる。
「ね」とちひろさんが指で示した帰社予定時刻は、もうあと十五分ほどだった。

「お礼になるかはわからないけど、いただきもので良い紅茶が今あるの。だから、凛ちゃんの持って来てくれたこのメロンと一緒におやつにしましょう!」
「じゃあ、メロンは私が切っておきますね」
「んーん。いいのいいの。凛ちゃんは座って待っててね」

私に有無を言わせず、ちひろさんはメロンを抱え給湯室の方へと行ってしまう。
追いかけても手伝わせてもらえなさそうなのは明白であるので、大人しく待つほかなさそうだった。




高槻やよい 14歳 趣味:オセロ、野球、『家庭菜園』

2020-08-23 (日) 19:12  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/08(土) 19:03:02.29 ID:qdSJxoYJ0



やよい「うっぅ~……おはよう……ございます…」

春香「やよい?お、おはよう」

亜美「おはおは~……って、今日は元気ないね、やよいっち」

やよい「うん……」

春香「どうかしたの?」

やよい「実は、ウチの家庭菜園なんですが……」

亜美「やよいっちの家庭菜園?」

やよい「うん、トマトを育ててたんだけど、今朝見たら全部なくなってて……」

春香「え?なにそれ?盗まれたってこと?」

やよい「はい……多分、ですけど……」

亜美「それは酷いねえ、よし犯人を見つけたらTKSの刑に処そう」

春香「TKS?」

千早「はぁはぁ……高槻さんのトマト……尊い尊いわ……」ペロペロ

亜美「犯人確保!T(トマト)K(ケチャップ)S(挿入)発動!!」




?「ありが」?「サンキュー」

2020-08-20 (木) 12:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/05(水) 16:35:00.98 ID:JCPLzoMDO

ころあず「真実の」

ころあず「『赤』!」

エェー

…………
……

283P(以下P)「というように、歌詞を間違えたりすると……こうなるわけだ」

福丸小糸「わ、わかりました……」

小糸「で、でも……大丈夫でしょうか……」

P「大丈夫。小糸はできる子。そうだろ?」ナデナデ

小糸「えへへ~」



『だからなんだって言うのよ!!』キーン



P「おわっ!」
小糸「ぴゃっ!」

P「い、今のって……」

小糸「ひ、雛菜ちゃん……?」

P「言ってみよう!」

小糸「ぴゃっ……は、はい……」