1:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/10(月) 11:06:10.42
ID:+YRRg2XDO
バサバサ
響子「うーん、今日もいいお天気です」
響子「最近みんな汗びっしょりで帰るから、毎日洗濯しなくちゃいけないから助かります」
響子「……」
響子「思えば……あの日もこんな青空だったかなぁ」
2:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/10(月) 11:07:13.51
ID:+YRRg2XDO
タイトルはドラより拝借
五十嵐響子誕生日SSになります
3:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/10(月) 11:13:10.08
ID:+YRRg2XDO
響子「そう……あの日」
~~~~~~~~~~~~~~~
―女子寮
響子「さてと、今日には鳥取に帰らないとみんな煩いから、急いで支度しないと」
響子「うーん、今日もいいお天気です。帰省じゃなければシーツでも干すけどなぁ」
パンパン
響子「さて、取り掛からないと」
ガサゴソ
響子「下着や靴下は部屋干しにして」
響子「セーターやスカートはっと」
4:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/10(月) 11:23:45.78
ID:+YRRg2XDO
ピーッビーッ
響子「いけないっ!お昼の準備もしないと」
バタバタ
『いただきまーす』
みく「今日は冷やし中華だにゃ」ズルズル
あかり「輪切りのりんごを乗せるのが辻ーん流んご!」
響子「……みんな帰っちゃって、作る量も少ないから簡単にしちゃった……けど」
みく「そんな。文句を言ったらバチが当たるにゃ」
あかり「そうですよ。ハムでなく手作りのチャーシューに、タレも出来合いでなく酢と胡麻油と醤油タレベースの色々入っている仕様」
あかり「山形でお店を開けます!」
みく「大阪でも問題ないにゃ」
響子「ありがとうございます。ささ、食べちゃいましょう」
5:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/10(月) 11:26:59.99
ID:+YRRg2XDO
ザーッザーッ
みく「洗いものなんて、みく達でやるのに。響子チャンも今日出るんでしょ?」
響子「そうなんですが、最後ぐらいちゃんとやらないと」
あかり「今生の別れじゃないのに……」
みく「じゃあ、洗濯モノぐらい」
響子「大丈夫ですよ」
みく「にゃあ……」
6:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/10(月) 11:38:54.50
ID:+YRRg2XDO
…………
……
トントンッ
響子「さ、畳むのは終わりましたから」
クラッ
響子「あ……」
響子「……少しクラクラします」
響子「頭も痛いし、少し休んで……」
パサッ
7:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/10(月) 11:42:12.11
ID:+YRRg2XDO
みく「響子チャン、みく達行くねーっ」
あかり「おみやげは山形りんごを持ってきますね」
みく「それはいつもだにゃ。たまにはマンゴーやバナナを持ってくるにゃ」
あかり「なしてやーっ!」
みく「あれ……?響子チャンの返事がないにゃ」
あかり「おかしいですね。いつもならすぐ返事があるのに、響子さんどうしたんでしょうか?」
みく「響子チャン……?」ギィ
8:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/10(月) 11:45:33.12
ID:+YRRg2XDO
『響子チャン!?しっかりするにゃ!』
『あわわわ、こういうときは118でしたっけ』ピポパポ
『それは航空自衛隊だにゃ!』
ガチャ
『何だ?どうした、まだ実家に帰ってなかったのか?』
『あ……』
『あかり……だよな?どうした?』
『ぴ……』
『Pチャン!助けてにゃー!』
9:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/10(月) 11:49:13.88
ID:+YRRg2XDO
…………
……
響子「ん……」
響子「あれ……」
響子「わ、私……」
ガクッ
響子(体の……自由が……)
「気がついたか、響子」
響子「え……その声は……」
モバP(以下P)「よ、大丈夫か!頭が痛いとかないか?」
響子「プロデューサー……さん……?」
10:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/10(月) 11:57:02.39
ID:+YRRg2XDO
響子「そうですか……私……」
P「みく達が見つけてくれてよかったぞ。……さっきまで居たが、航空便でもギリギリだったからな」
響子「……ごめんなさい」
P「謝ることはない。寮のことまで管理できていない事務所の責任だ。気に病むことはない」
響子「でも……もっとしっかりしていれば」
P「うむ。今はその気持ちだけで充分だ。とりあえず休め。今夜は付き合ってやるよ」
響子「はい…………え?」
P「今日帰れなかったから、明日誕生日ってのもあるから、直接俺が連れて行ってやるよ」
響子「え、え、え……えぇ~!」
P「あぁ、さすがにお前の部屋で寝泊りはしないだから……」ヨイショット
響子「……」
クイッ
P「ん……離してくれないと、夕飯のしたくもできないんだが」
響子「……その……もう少しだけ……ここに……」
P「そういうことなら……」ナデナデ
響子「あ……(///)」
11:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/10(月) 12:02:00.23
ID:+YRRg2XDO
響子「えへへ……」
P「あ、それはそうと……」ゴソゴソ
P「本当は早いが誕生日プレゼントだ」
響子(そうやってポケットから取り出したのは)
響子「綺麗……」
P「ブレスレットだ。品のいいのだから、そんぞそこらのきらびやかな衣装にも負けないのを選んだぞ」
響子「プロデューサーさん……」ゴソゴソ
P「お、おい……起き上がって……」
フラッ
P「とと……無理するな」
響子「大丈夫……だから」
P「え……ちょ……顔……近い!」
響子「んーっ」チュッ
P「」
響子「世界で……一番……愛してます」ニコッ
12:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/10(月) 12:05:43.89
ID:+YRRg2XDO
~~~~~~~~~~~~~~
響子「そうやってキスして……」
響子「付き合い始めて……」
響子「婚約指輪も右のポケットからだったな……」
響子「……えへへ」キラーン
13:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/10(月) 12:11:30.06
ID:+YRRg2XDO
響子(あなたの青い背広のポケット)
響子(それは私を幸せに導く……)
響子(まるで22世紀のロボットのポケットみたいに)
響子(こんな青空みたいな色のポケットから色々と、私を……)
「ただいまーっ」
響子「あ」
響子「お帰りなさい……」
響子「あなた」
P「おぅ、ただいま響子。それから」
『ママーっ!お誕生日おめでとう!』
響子「まぁ……」
P「ふふーん」
響子「嬉しいっ!」ダキッ
響子「んー」チュッ
P「お、おいおい。みんな見て……」
「次は妹がいいぜ」
「えー、弟がいいよぉ」
響子、P『…………』
響子、P『あははは』
P「頑張るか?」
響子「頑張りますねっ」
アハハハハ
―お幸せに
14:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/10(月) 12:13:58.94
ID:+YRRg2XDO
携帯水没して変えたからトリップわからんです。……しくしく(普段、由愛ちゃんの薄い本ネタ書いてる人です)
しぶりんは夜に何作か見たので、響子を作りました
では、ありがとうございました
15:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/10(月) 14:34:55.38
ID:+YRRg2XDO
>>13修正
響子(あなたの青い背広のポケット)
響子(それは私を幸せに導く……)
響子(まるで22世紀のロボットのポケットみたいに)
響子(こんな青空みたいな色のポケットから色々と私を)
響子(そういえば、スカウトされた時、あの時もそうだったな……)
「ただいまーっ」
響子「あ」
響子「お帰りなさい……」
響子「あなた」
P「おぅ、ただいま響子。それから」チョイチョイ
響子「?」
ガラッ
『ママーっ!お誕生日おめでとう!』
響子「まぁ……」
P「ふふーん」
響子「嬉しい、あなたっ!」ダキッ
響子「んー」チュッ
P「お、おいおい。みんな見て……」
「次は妹がいいぜ」
「えー、弟がいいよぉ」
響子、P『…………』
響子、P『あははは』
P「今夜、頑張るか?」ボソッ
響子「(//////)」
響子「は、はいっ、頑張りますねっ!」
アハハハハ
―お幸せに
元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1597025170/
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