魔王「我輩と一緒に世界を救ってくれ」

2010-11-24 (水) 12:17  魔王・勇者SS   11コメント  
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伝説の勇者の伝説 第1巻 [Blu-ray]

1 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/05(水) 22:36:41.35 ID:FUoQk8s0

<時刻不明.魔王城最深部>



魔王「……」

勇者「……」

魔王「……ようこそ勇者。遠いところわざわざご苦労であった」

勇者「遠いところ? ハッ、お前を倒すためだ。多少の距離なんざ問題じゃねえよ」

魔王「強がるな。ここまでくるのに多大な時間、労力を費やしたことは容易に想像できる」

勇者「だから……いや、まあ、時間がかかったことは否定できねえな。だがな、それだけの価値は間違いなくあったぜ」グッ

勇者「俺は以前よりずっと、ずっと強くなることができた! お前をぶち殺せるほどに!」

勇者「ここでお前をぶっ殺して、俺は! 世界中が認める、認めざるを得ない、英雄になる!」ビシ!

魔王「ハッハッハ、そうかそうか」

勇者「……」

勇者「……チッ、気にいらねえな」

魔王「おや、気分を害したか。これは申し訳なかったな」


女魔王「まあ落ち着けよ」勇者「え?」

2010-11-20 (土) 20:12  魔王・勇者SS   13コメント  
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ツンデロ (メガストアコミックスシリーズ No. 200)


1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /20(土) 07:55:32.19 ID:TmTwg4gG0
―魔王城 王の間

女魔王「とりあえず武器をしまおうか勇者よ」
勇者「いや、俺一応アンタを殺しに来たんだけどな・・・」
女魔王「私は殺し合いをするつもりはないよ、正直めんどい」
勇者「それだと俺が困るんだけど」
女魔王「私がその気になればお前など3秒で消し炭だ」
勇者「それはどうかな?」
女魔王「やかましい落ちこぼれ」


魔王「勇者捕まえた」

2010-11-09 (火) 20:07  魔王・勇者SS   10コメント  
はぐれ勇者の鬼畜美学

1 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/09(木) 22:16:11.27 ID:fEe2Dpwo


魔王「さてどうしたものか」



2 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/09(木) 22:18:12.21 ID:fEe2Dpwo

<魔王城.最深部>



魔王「ふん!」ジャッ!

勇者「うぐっ!」ガッ――ドサァ

魔王「……ふう」

勇者「ぅ……」

魔王「終わりか。おい」

側近「は! ここに!」シュバ!

魔王「こいつを牢屋に入れておけ」

側近「牢屋に、ですか? 今すぐ殺さないので?」

魔王「我輩に意見するか?」

側近「滅相もない! では今すぐ!」


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勇者「俺、この戦いが終わったら勇者辞めて結婚するんだ」

2010-07-13 (火) 01:55  魔王・勇者SS   2コメント  
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1 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう [2010/07 /10(土) 18:29:26.92 ID:7z/0C7YT0]
遊び人「ヒューヒュー。今日はお祭りだぁ」

僧侶「勇者様も隅におけませんね」

武闘家「え、ホント勇者。おめでとう」

勇者「相手は幼馴染で病弱でさ。魔王を倒す旅にでるときも、ベッドから心配してくれていたよ」

武闘家「もしかしていつも大事に持っているペンダントに恋人の写真が飾ってあったり」

勇者「ははは、流石は武闘家。目ざといな。これはアイツがくれたペンダントなんだ」

遊び人「ロマンチックだねえ」

僧侶「素敵です」

勇者「長かった旅も今日終わる。この魔王の部屋への扉を開ければお終いだ」