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男「入社五年目、無遅刻無欠勤の俺が有給休暇を取ることにした」

2017-01-28 (土) 07:01  オリジナルSS   3コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/12(木) 00:54:58.30 ID:PzJTtRBJo


俺はある大手電子部品メーカーに勤める、入社五年目の会社員だ。

自分でもいうのもなんだが、会社には尽くしてきたつもりだ。


同期の中では優秀な方だと自負している。
つい先日も競合に打ち勝ち、最新型の液晶テレビに自社製品が採用されることになった。

五年間無遅刻無欠勤、多少の熱でも病院など行かず、会社へ行くことを優先する。

頼まれれば休日出勤は必ずするし、急な呼び出しや飲み会の類も断ったことはない。


そんな俺が、有給休暇を取ろうと決心した。




犯人「推理小説家にでもなったらどうです?」探偵「なんだとォ!?」

2017-01-27 (金) 20:01  オリジナルSS   1コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/11(水) 22:34:55.79 ID:HL8DMduQo


探偵「……以上の推理により、誰が犯人なのかは明白!」

富豪「誰なのじゃ!? 当家の家宝である宝石『真実の瞳』を奪ったのは!」

探偵「宝石はその名の通り、真実を映し出すようです」

探偵「今の推理を実行できるのはただ一人……」

探偵「――あなたですよ!」ビシッ



犯人「なっ!?」




老師「後継者が欲しいなぁ。どこかに弟子入りしてくれる可愛い女の子はおらんかの」

2017-01-27 (金) 18:01  オリジナルSS   1コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/02(月) 20:01:08.94 ID:s0opsAUPo

―山頂 小屋―

老師「……」

老師「キェェェェイ!!!」バキィッ!!!

老師「ふぅ……。今日のマキ割り、終わり」

老師「……」

老師(世捨て人となり、幾星霜。武術を極めはしたものの、これといって益になることはなかった)

老師「ふんっ!!」

ドォォォン!!

老師(岩をも砕く拳を手に入れても、ワシを慕う者が現れることもなかった)

老師「虚しいの……。力など、渇望するべきではなかったのかもしれぬ」

老師「はぁ……」

老師(積年の成果をこのまま朽ちさせるのも惜しいな)

老師「後継者が欲しいなぁ。弟子が欲しい」

老師「それもただの弟子ではない」

老師「可愛い女の子がええのぉ」




あほ

2017-01-27 (金) 12:01  オリジナルSS   1コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/04(水) 17:00:12.47 ID:t1JD7OEZo








あほ













狙撃手「観測手ってレズなの?」 観測手「ふっへっへ」

2017-01-24 (火) 15:01  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/08(日) 01:51:03.34 ID:SY3twoiK0

~櫓~

観測手「2時方向距離200高度0」

狙撃手「確認……」

観測手「猫さんです」

狙撃手「……」

観測手「可愛いなあ……」

狙撃手「撃つの?」

観測手「いやいや、撃っちゃだめですよ」




勇者「女神の加護を受けるとくだらない呪いにかかる、ってなんですか」

2017-01-23 (月) 12:01  オリジナルSS   1コメント  
1: ◆Rhe1e32BQs 2017/01/07(土) 00:38:54.80 ID:zcyoB8Vj0

王様「女神様の御加護を受けるとな、その反動としてくだらない呪いにかかってしまうんじゃ」

勇者「つまり」

王様「強くなる代わりにちょっと悲しい感じになるんじゃ」

勇者「そうじゃなくて、具体的に」

王様「そうじゃな…例えば、御加護によって強力な炎の魔法が使えるようになるとする」

勇者「はい」

王様「その代わりに性格がすごく暑苦しくなる」

勇者「どのくらい」

王様「松岡修造くらい」

勇者「くだらな…」

王様「くだらないんじゃ」




残像「もうアンタの代わりに攻撃受けるのうんざりなんだよ!」速い人「なにっ!?」

2017-01-23 (月) 07:01  オリジナルSS   2コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/07(土) 02:02:27.18 ID:bTMrt/1Do

ハンマー男「いくぜぇぇぇ!」

速い人「来いよ、デカブツ」

ハンマー男「うおおぉぉぉぉぉっ!!!」ブオンッ

速い人「……」フッ

ズガァンッ!

ハンマー男「ハッハーッ! 決まった! オレの勝ちだ!」




幼馴染「好きだよ、女ちゃん」

2017-01-23 (月) 00:07  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2017/01/16(月) 23:50:53.83 ID:Mn5Uh7/+o

※百合エロ注意



3: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2017/01/16(月) 23:52:48.53 ID:Mn5Uh7/+o

幼馴染「ふふっ、そうなんだ」




いつからだろう。




幼「あ、わかるー! でも、それって……」




こうして……遠巻きにしか、彼女を見られなくなってしまったのは。




女「人様のお墓に立ちションですか」

2017-01-21 (土) 20:01  オリジナルSS   1コメント  
1: ◆uw4OnhNu4k 2016/12/15(木) 20:50:25.85 ID:d1cHdyE/0

男「アルコールで自分を慰めるような友人だったんだ。ビールが三度の飯よりも好きでさ」

男「"ビールのつまみにビールを飲みたい"そんなことを口癖のようにいつもつぶやいていたよ」

男「こいつの命日になると、俺は毎年ビールを奢ることにしているんだ。未成年だけど、死後にお酒を飲んだって法律違反じゃないだろ?」

男「こうやって、夜闇の中だと君の位置からはよく見えないかもしれないけど、俺は彼に」

女「小便ですよね?」

男「ん?」

女「かけてるの小便ですよね?」




数学教師「う、嘘でしょ? こんな簡単な問題も……?」

2017-01-21 (土) 15:01  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/05(木) 02:28:04.64 ID:5eSvf3gu0

国語「……」

数学「だ、だからこのXに代入すればいいんですよ!」

国語「……」ポロポロ

数学「ちょ……30にもなって泣かないでくださいよ……」

理科「どないしてん? 数学ちゃん」

数学「国語先生に数学教えてんですよ。なんか生徒達に国語しかできないくせにとか言われたらしくて……」

理科「ええやん、国語教えんのが仕事なんやから。ほら泣くな国語くん」

国語「でも俺悔しくて悔しくて……。あいつら鏡物4つ答えられないくせしやがって……!」ポロポロ

理科「生徒と張り合うてどないすんねん……」

数学「それで今度の中間、あたしの作ったテストで勝負するんだそうです。でもこのレベルじゃ100%国語先生の負けですよ」

国語「数学先生! 数学を教えてくれなくていい! 解答を教えてくれるだけでいいんだ!」

数学「良くないですよ! カンニングじゃないですかそれ!」




友人「お前未だにガラケーなのかよwww」男「ちくしょう……!」

2017-01-19 (木) 07:01  オリジナルSS   2コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/02(月) 17:17:54.73 ID:TkRIwuFpo


友人「お前未だにガラケーなのかよwww」

男「ちくしょう……!」

友人「オレなんてPHSだぜ!」

男「PHS!?」




女「多分…好き」男「そっか」

2017-01-18 (水) 07:01  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/01(日) 09:11:43.57 ID:yElWUePI0

とある国にお姫さまと王子さまがいました。


「ねえねえ、好きってどんな気持ちなの?」


お姫さまは王子さまに聞きました。


「君は僕のことが好きじゃないの?」


王子さまは少し残念そうでした。


「うーん…きっと好きだけど…よく分からないの」


王子さまは少し嬉しそうな顔をしてお姫さまを抱きしめました。


「どう?」


お姫さまはちょっとびっくりしながら答えました。


「あったかい」


王子さまは満足そうに言いました。


「これで良いんじゃない?」


お姫さまは王子さまを抱き返しました。


「うん、このあったかさだけで十分ね」


2人が一緒に暮らすのは、もう少し先のお話です。




狐娘「家に居候してやったわ」

2017-01-17 (火) 18:01  オリジナルSS   0コメント  

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/12(月) 20:22:25.61 ID:PyX0mnhB0

狐娘「うむ」

青年「そうだな」




始末屋「今日はどういったご用件で?」

2017-01-15 (日) 07:01  オリジナルSS   0コメント  
1: 藤原 ◆BJe8PAI9qE 2016/12/28(水) 22:41:54.98 ID:ITR5fiQ/0

鬱注意




2: 藤原 ◆BJe8PAI9qE 2016/12/28(水) 22:42:44.14 ID:ITR5fiQ/0

CASE1 夫婦




3: 藤原 ◆BJe8PAI9qE 2016/12/28(水) 22:43:31.26 ID:ITR5fiQ/0

「少し、お話を聞いてもいいですか?」

今回の依頼人は加藤賢一 男性 28歳 会社員
依頼相手は妻の加藤美香(旧姓 佐藤) 女性 28歳 専業主婦

「はい…妻と僕とは、高校からの同級生なんです」

ヨレヨレのシャツのサラリーマンはメガネを直しながら語り出した

「初めてあった時、一目惚れしまして」




男「叙述トリック」

2017-01-12 (木) 22:01  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/20(火) 23:13:40.05 ID:hnSm5lyh0

男友「なあ,今度の週末って陸上部休みなんだろ?映画でも見に行こうぜ」

男「映画ねえ…別にかまわないけど,そんなに暇だったら陸上部に復帰しない?
  男友がいないと張り合いがなくてつまらない」

男友「そういってくれるのはうれしいが,俺はもう陸上への情熱が失せてしまったからさ」

男「ふーん。まぁなんでもいいけど」

男友「ならいつもの昼に駅前集合な。男2人は少しムサい気がするけど気にすんな」

男「男友が誘ってきたんじゃないか。そういえば男友ってよく一緒に遊びにいく彼女ができたんだよね。たしか女さんだったっけ?その子と2人で行ったらどう?」

男友「おお,よく知ってるな,でも女と付き合ってはいない」

男「そうなの?」

男友「俺たちは付き合うわけにはいかないからな」

男「照れ隠しはいいよ…なら駅前にいくね」

男友「サンクス!なら当日な」




男「ドライブ行かない?」女「AT限定免許如きの運転で?」

2017-01-12 (木) 12:01  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/25(日) 01:53:43.67 ID:PjqgUZ6Do

男「いいじゃないか、行こうよ」

女「うーん……でも、AT限定免許の人って、運転ヘタっていうし……」

男「そんなことないってー」

女「そこまでいうならいいわよ。ただし、絶対に事故らないでよね!」

男「オッケー!」




【ふたりエッチ】『汚くなんてない…♡』

2017-01-12 (木) 00:07  オリジナルSS   1コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2017/01/08(日) 16:04:15.29 ID:xQeZjr1s0

~~小野田家・朝~~

真「ふわ~~あ……よく寝た……」

真「あ☆」ビンビン

【おやおや 朝立ちですな(笑)】

優良「ムニャ……」

真「疲れてるんだな優良さん……起こしちゃ悪いよなあ……」

真「かといって収まるまで待つのもあれだし……」ビンビン

真「あっ!!そうだっっ!!」

【真 何かを思いついたようです☆】




刑務官「出ろ」 死刑囚「いよいよ俺の死刑執行か……」

2017-01-11 (水) 22:01  オリジナルSS   1コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/24(土) 17:05:57.95 ID:STQU/BtNo

コツッ… コツッ… コツッ…


刑務官「108番、出ろ」

死刑囚「いよいよ俺の死刑執行か……」

刑務官「覚悟はできているな?」

死刑囚「ああ」




男「俺が坦々麺を食うだけの話」

2017-01-10 (火) 20:01  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/22(木) 20:15:59.93 ID:i7pR/GRDo


俺は坦々麺が好きだ。


といっても坦々麺にはちょっとうるさいとか、
有名な店は欠かさずチェックしているとか、そういうことはない。

「通」だとか「玄人」だとかでは全くなく、あくまでただの「好き」である。


好きなわりに、日常生活の上で坦々麺を食べる機会はなかなか巡ってこない。

自宅の近くには中華料理屋はないし、勤務先の近くには中華料理屋自体はあるのだが、
坦々麺はやっていないのだ。
また俺自身、一つの料理のためにどこかに出かけることをするタイプでもない。

なので、出かけた先で食事時になり、たまたま坦々麺をやっている店を見つけた時などは、
ほぼ必ず食べることにしている。


そういった意味では、やはり俺にとっては特別な料理の一つといえるかもしれない。




熱血データ男「うおォォォォォ! オレの勝率はッ! 99.95%だァァァッ!」メガネパリンッ

2017-01-08 (日) 18:01  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/20(火) 20:42:46.88 ID:0YdjK/tBo

熱血データ男「オレはガキの頃から成績優秀だったッ!」

熱血データ男「当たり前のようにテストはいつも満点で、オレに敵うヤツはいなかったッ!」

熱血データ男「なぜならオレは天才の両親を持つ、生まれついてのエリート!」

熱血データ男「順風満帆のロードを歩むことは、ハナから約束されてたんだ!」

熱血データ男「だが、オレは決して勉強だけの人間じゃねえんだ!」

熱血データ男「オレの知力を使えば、戦闘というジャンルでも最強になれるゥゥゥゥゥ!」