白狐ショタジジイ「嫌じゃ!嫌じゃ!ケツアク メなどしとうない!」

2020-10-11 (日) 00:07  オリジナルSS   0コメント  
1: ◆w6dD5E97Zw 2020/05/22(金) 15:56:39.66 ID:eoBknSjP0

今日もいい天気だ、飯が美味い。
男は山を登りながら塩鮭の握り飯を頬張る。

心地よい風、美味い飯、催眠アプリで悪さをしていたハゲを催眠アプリを使って成敗してやったことも重なって男は非常に心地よかった。

山道を歩くこと20分。目の前に古びた祠と小さな少年が現れた。

奇怪にも少年には狐の耳と尻尾が生えていた。
少年は人間ではなかった。永い時を生きたアルビノキタキツネの神霊であった。

つまりは白狐ショタジジイである。

白狐ショタジジイ「おお、待ちわびとったぞ氏子よ。ほれ早く例のものを出すのじゃ!」




翼の生えた少女「私を天使と呼ばないで」

2020-10-10 (土) 12:01  オリジナルSS   0コメント  
1: ◆YBa9bwlj/c 2020/08/20(木) 02:21:55.55 ID:911yWUWG0

SS11作目です。オリジナルとなります。




2: ◆YBa9bwlj/c 2020/08/20(木) 02:23:32.99 ID:911yWUWG0

ーーーパチンコ屋ーーー

ジャラジャラジャラ

男「……」

ジャラジャラジャラ

男「……」

ジャラジャラ...

男「くそっ、ゴミ台だなここも」

ゴソゴソ

男「ん?」

男「…チッ。金がねー」

男「」ガン

男「二度と打つか、こんな台」







ーーーーーーー

男「……」テクテク

男「酒買う金くらいは残しときゃよかったなぁ」

男(次給料入んのは明後日。残りの手持ちは212円。…今日明日はカップ麺だなこりゃ)

男(…今月もまた鬼電かかってくんだろーなー、気が滅入る。返せ返せって言われようが無いもんは返せねーっつーんだ)

男(今更ちまちま貯めたとこでどうにかなる金額じゃないことくらい奴さんたちも分かってんだろうがよ)

男「はーぁ」テクテク




僕っ娘剣士「黙れ犬!僕を女扱いするな!」少年「でも、お嬢は女だし……」

2020-10-06 (火) 00:07  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/19(土) 19:01:30.29 ID:ZPljtdP8O

剣と魔法が何よりも尊ばれるその世界では、学校の授業でそのどちらかを生徒本人が選択することが可能だった。

基本的に男の子は剣を、女の子は魔法を選択することが多いのだが、それは別段、男女における性格の相違からそのような傾向となっているわけではなく、身体的構造の違いからそれぞれ適した授業を選択しているに過ぎない。

無論、自在に魔法を操ることを夢見る男子や、そして剣の道を志す女子なども初等部低学年にはちらほら見受けられるが、成長していく中で諦める者がほとんどであった。

いかに器用な男子生徒でも女子生徒のように繊細に魔力を操ることは困難であり、そしていかに剣の筋の良い女子生徒でも男子生徒の筋力には敵わない。

それがこの世界の摂理である。

しかしながら、実のところ例外は存在する。

人類の敵である魔王が率いる悪魔で構成された魔王軍と交戦する最前線において、剣の姫と呼ばれる女性剣士はまさしく天下無双の強さを誇り、同じ戦場で地形を変えるほどの大規模魔法を涼しい顔で発動する魔法使いの性別が男だったりする。

「だから僕は剣の道を極める」

そんな英雄に憧れて、剣の道を極めんと息込むひとりの少女が剣の名門の中学に入学してきたことから、物語は幕を開ける。




少年「ミッドナイト・シーラカンス」

2020-10-01 (木) 12:01  オリジナルSS   0コメント  
1: ◆XkFHc6ejAk 2020/09/13(日) 20:25:31.73 ID:L32KXTsp0

♪~

少年(ずっとピアノを弾いていた)

少年(ピアノを弾く事が、僕の全てだった)

少年(鍵盤を通して奏でる音は、美しいと思えた)

少年(楽しかったし、人よりも才能があった。努力を欠かした事は無い)

少年(ピアノは僕の人生だった)

少年(でも)

少年「……駄目だ、どうして」

少年(ある日突然、僕はピアノを弾けなくなってしまった)




僕「…幻覚が見えるんです」

2020-09-21 (月) 00:07  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 20:12:15.21 ID:p7+LgWTZ0

※ジャンルはミステリー
※テーマは『嘘』

・蘇我 馬子(そがの うまこ)
女子高校生を想定。サラブレッドマスクを被る探偵。

・僕(ぼく)
男子高校生を想定。根暗。




男「俺と付き合ってくれ!!」幼馴染「お断りします!」

2020-09-17 (木) 00:07  オリジナルSS 幼馴染・許嫁   2コメント  
1: ◆7O7c5wT9T. 2020/08/27(木) 23:28:03.08 ID:LAANjzG20

――保育園時代

幼馴染「わたし、しょーらいおとこくんのおよめさんになるっ!」

男「ほんと!?わーい!うれしーなー」

幼馴染「やくそくだよ?」

男「うん!!」




男「虹色の珈琲」

2020-09-09 (水) 18:01  オリジナルSS   0コメント  
1: ◆XkFHc6ejAk 2020/08/23(日) 14:30:34.98 ID:OOMGAyot0

男(俺にはある特技があった)

男(それは、人の能力を盗む事だ)

男(全神経を研ぎ澄ませて相手を注意深く観察する)

男(そうする事で、相手の能力のポイントや流れを理解し、模倣する事が出来た)

男(だが、俺にはコンプレックスがある)

男(それは、何かで一番を取った事が無いと言う事)




男「旧校舎の伝わる六つの暗号?」

2020-09-09 (水) 12:01  オリジナルSS   0コメント  
1: ◆7O7c5wT9T. 2020/08/22(土) 19:54:42.28 ID:dH/mvw+70

男(これは俺が体験した不思議な出来事である)

男(期間にして十二日。たった十二日間の事なのだが)

男(心に深く残る特別な日々になった)

男(全ての始まりは……そうだ)

男(夏休みまでに残り二週間を切ったあの日からだ)




幼馴染「ぷろ、ぽーず……?」

2020-08-31 (月) 19:01  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/15(土) 08:31:50.26 ID:QIKbaLZU0

――通学路

幼馴染「ねぇ男くん、歩いてる時はスマホやめた方がいいよ」

男「ちょっと今手が離せないんだ」ポチポチ

幼馴染「むぅ……でも歩きスマホはよくないよ!!」

男「…………」ポチポチ

幼馴染「もー男くんってば!聞いてる??」

男「よし、っと」

幼馴染「なにしてるの??」

男「プロポーズ」

幼馴染「え……?」

男「……」ポチポチ

幼馴染「ぷろ、ぽーず……?」




DQN「おい!ソーバーイーツで焼きそばパン買ってこい!」

2020-08-20 (木) 00:07  オリジナルSS   0コメント  
2: ◆X0lVDgvcQ2 2020/08/05(水) 13:34:16.72 ID:l3EJFaN70


DQN「…あー。今の世の中、外に飯食いに行くだけでうるせぇ奴が多いなぁ…」

ピラ

DQN「ン…?"いつも貴方の側に。ソーバーイーツ"………」

DQN「仕方ねぇ。ソーバーで頼むか」ピポパ

DQN「おい!焼きそばパン代理で買ってこい!!」

DQN「…すぐ行けるのか?おう頼むわ。おう、おう。…んじゃ」ピッ

DQN「なんだよ……思ってた割に普通じゃねぇか」

DQN「もっと頭のイカれた奴がやってると思ってたぜ」

ピーンポーン

DQN「おーはえ!もう来たわ!」

DQN「あいよー!今出るぞ!!www」





交換日記『私、あなたに会ってみたい』

2020-08-14 (金) 00:07  オリジナルSS   0コメント  
1: ◆YBa9bwlj/c 2020/07/12(日) 03:06:31.73 ID:E2zdpwtY0

SS10作目です。
ヤンデレものとしては2作目となります。

・ヤンデレちゃん1
ギャルゲー後輩ヒロイン「先輩!会いに来たっスよ♪」




男「怪談蒐集録」

2020-08-13 (木) 18:01  オリジナルSS   0コメント  
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/07/30(木) 06:05:53.53 ID:VcFikOLj0

昼、喫茶店

A「あ、男さんですか?」

男「はい、はじめまして。Aさんですね?」

A「そうです。いやあ、オフ会というかなんというか。ネットで知り合った人と会うのって、初めてなんですよ」

男「緊張しないで大丈夫ですよ、リラックスしていきましょう」

A「慣れてるんですね、取材」

男「ははは、取材なんて大層なものじゃないですよ。趣味です、趣味」

A「は、はい。それでは……えっと、ははは。何から話せばいいんでしょうかね」

男「ご自由に、感じたまま、遭ったままをお話下さい」

A「分かりました。あれは――」




エーミール「そうかそうか、つまり君はそんなやつなんだなッッッ!」

2020-07-31 (金) 12:01  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/07/12(日) 12:14:19.96 ID:I1u0gJJC0

ある日、私は家に友人を招待していた。



私「実は最近、蝶集めをやってるんだ」

友人「ほう……ぜひ見せてくれないか?」

私「いいとも!」



私の「蝶集め」という言葉で、友人の目に殺気が宿ったのを、私は見逃さなかった。




主人公「え?俺がヤバいって弱すぎるってことか?」

2020-07-30 (木) 12:01  オリジナルSS   0コメント  
1: ◆X0lVDgvcQ2 2020/07/10(金) 01:25:04.84 ID:J/0yn4qt0


※主人公がイキれなくなる話です
とても短め




2: ◆X0lVDgvcQ2 2020/07/10(金) 01:28:03.09 ID:J/0yn4qt0


-2-

部長「弱いとかそういう話じゃないよ!あとタメ口!」

部長「で、なにこのミス!お陰で営業先のお姉さんカンカンだったんだけど!」

部長「君もさぁ…新入社員じゃないんだから」

部長「あー…。もういいよ。仕事戻って」シッシ

部長「…ハァ。人事に掛け合ってみるかなぁ」





男「大将! 油マシマシのアチアチラーメン一丁」

2020-07-29 (水) 18:01  オリジナルSS   0コメント  
1: ◆CItYBDS.l2 2020/07/05(日) 08:59:02.72 ID:sGoLw9kr0

 S字カーブの続く険しい山道を超えると、突然開けた駐車場が見えてくる。そこにたどり着くまでの酷い道とは対照的に、その駐車場は綺麗に整備されていた。駐車場の奥には、竹林が生い茂っており、まるでモーゼが通ったかのように竹林の一部が割れ小径を作っている。小径を進むと、誰もがその存在を感じられずにはいられない独特なとんこつ臭が漂ってきた。さあ、ここまで来ればもうゴールは目の前だ。

 「ラーメン 雷来軒」

 知る人ぞ知る、とんこつラーメンの名店である。




女「私は鼻が効きますから」

2020-07-22 (水) 00:07  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/21(日) 22:47:04.45 ID:YHIwkFnj0

男「へ??」
女「なので探し当てることができました」
男「???」




花子「新しい!」貞子「生活!」メリー「なの!」

2020-07-21 (火) 12:01  オリジナルSS   0コメント  
1: ◆GiMcqKsVbQ 2020/06/07(日) 21:15:40.46 ID:S4U2UQtS0

男:なぜか都市伝説の方々に命を狙われ続ける一般男性。部署異動した。

メリー:一殺30万の都市伝説生活から年棒2千万の勝ち組生活へ。

貞子:男の姉の下でメイド修行中。

花子:芸能事務所に入り、歌って踊れるYouTuberになるためレッスンに明け暮れている。

隣人:男の部屋のリフォームが完了したので隣の部屋の住民に戻った隣人さん。部署異動して男の部下に。

姉:人外じみた動きをする人間。本職のメイド。彼氏募集中。

社長:一年の3割を出張に費やす社長。雇ってください。

スマホ:多分今までの話の中のMVP。

トイレ:ワープゾーン。

モニター:出入り口。

壁:壁紙を張り替えたときに隣人の趣味で赤色にされた。




面接官「得意武器は斧……ですか」斧戦士「はい」

2020-07-20 (月) 18:01  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/22(月) 15:54:50.91 ID:/ouu/qF80

以前投下したssを修正したものとなります
よろしくお願いします




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/22(月) 15:55:20.17 ID:/ouu/qF80

面接官「得意武器は斧……ですか」

斧戦士「はい」

斧戦士「これまで傭兵や用心棒などの業務で、数々の戦果を上げて参りました」

面接官「うーん……斧ねえ……」

斧戦士「え、なにか問題でも?」




幼 女「炊飯さん、大好きだよ!!」炒飯「俺も好きさ!」

2020-07-07 (火) 00:07  オリジナルSS   0コメント  
1: ◆X0lVDgvcQ2 2020/06/10(水) 22:35:36.45 ID:uiR7Qv4n0

炊飯=チャーハン


男「お前が動いたらこいつの生命は無い」

幼 女「く…!」

炊飯「嫌だ!!死にたくない!!!」

男「うるせぇ!食品風情が命乞いしおって!」ガスッ

炒飯「うわぁ!」パラパラ

幼 女「炒飯さん!!」

男「この冷食炒飯を助けてほしければ、精々言う事を聞く事だな」

男「わかったか?」

幼 女「わかったよ!」

男「…本当にわかってんのか?」

幼 女「わかったって言ってるじゃん!!」

炒飯「幼 女ちゃん…!」

男「ほう…ならば……」




男「綾鷹を選ぶ者」

2020-07-02 (木) 18:01  オリジナルSS   0コメント  
1: ◆X0lVDgvcQ2 2020/06/02(火) 13:15:18.44 ID:uMTTeTyH0


このSSは
女「選ばれた能力は、綾鷹でした」
の続編であり完結編となりますが、
前作を見なくても楽しめます