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商人「このボタンを押せば他人を一人だけ殺せます。ただし……」

2021-03-14 (日) 12:01  オリジナルSS   1コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/01/31(日) 20:11:59.39 ID:gL6w6puf0

課長「こんな下らないミスしやがって!」

課長「大学卒業したばかりの新人でもこんなミスしねえぞ、ええ!?」

男「申し訳ありません、申し訳ありません!」

課長「この給料泥棒! 恥知らず! 会社のダニ! 謝る元気があるんなら辞めろ! 辞めちまえ!」

男「申し訳ありません……!」

男(くそっ、殺してやりたい。殺してやりたい……!)




クイズ王「クイズに正解しまくったら人生が終わった話」

2021-03-11 (木) 12:01  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/01/25(月) 23:11:25.09 ID:EJw2ADxM0

司会者「さあ、今回≪クイズ・10(テン)≫にチャレンジするのは――」

司会者「数々のクイズ大会を制し、女性ながら“クイズ王”の称号を欲しいままにしているこの方です!」

クイズ王「よろしくなのじゃ」

司会者「いやー、お美しいですねえ」

クイズ王「世辞などいっても何も出ぬぞ」

司会者「クイズに強くなるコツはなんでしょうか?」

クイズ王「年季じゃ。おぬしらとは年季が違う」

司会者「なるほど! 積み重ねが大事ということですね!」

クイズ王「その通りじゃ」

司会者「ちなみにおいくつですか?」

クイズ王「乙女に年を聞くな、たわけ!」




男「行きつけのハンバーガー屋がハンバーガーの数を間違えるようになったんだが……」

2021-03-08 (月) 18:03  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/01/23(土) 01:38:41.13 ID:Lzw+Pkj+0

俺はしがないフリーター。
バイト後にこのハンバーガー屋に寄って、ハンバーガーを買って帰るのが日課である。
小さいながら、大手チェーンよりも俺好みのハンバーガーを提供してくれる店なのだ。



ウイーン…

店員「いらっしゃいませー!」

男「ハンバーガー二つください。テイクアウトで」

店員「かしこまりました」




青年「藤の迷宮秘密箱」

2021-03-03 (水) 21:48  オリジナルSS   0コメント  
1: ◆XkFHc6ejAk 2021/01/14(木) 22:34:54.72 ID:t/awvdm70

青年「それじゃ、僕ちょっと用事があるから」

友「ん? おお分かった。気を付けてな」

青年「うん。ありがとう」

【えにしや】

青年(僕はこの前、町の片隅で偶然この骨董品屋を見つけた)

青年(ずっと心が惹かれていたんだ)

青年(今までは入る勇気が無かったけれど、今日は違う)

青年(特に何か買う訳でも無いくせに、僕はどきどきしながらガラスの扉を開けた)




【SS】夢の残骸に思いを馳せて

2021-02-26 (金) 00:07  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/01/10(日) 19:10:05.08 ID:rddhOFwr0

ついに取り壊しが決定した


ここの遊園地は、かのバブル期の建築ラッシュで建てられ、多くの来園者が笑顔と思い出を作っていった

しかしバブル崩壊と共に客足は徐々に遠のき、遊園地側も新しいアトラクションや子供向けアニメとのコラボ等をするも費用と収入の差はどんどん開き、やがて緩やかに、緩やかに……そして誰に知られることもなく、ひっそりと閉園していった

あれから十数年、この土地は誰からも忘れ去られ、取り壊されることなく時の止まった夢の残骸としてこの場に捨て置かれている。それを証明するかのように、入り口に掲げられた巨大な時計は停止した時間そのままに過去を現在に投影していた。
時計を掲げるキャラクターの笑顔はもう客に向けられることはなく、ただただ虚空に向かって健気に微笑んでいる。そんなもう誰にも向けられない笑顔を見ていると何だか胸が苦しくなり、ついに顔を逸らしてしまう

この遊園地はもう取り壊しが決まっている。きっと何も無くなる。そしてその上に何かがまた建てられるのだろう。夢の残骸があった場所に、自分の思い出の地に…


それを考えたくなくて目を瞑ると廃墟が廃墟でなく、夢の残骸が本当に夢を与えていた時代が蘇ってくる




【R18逃げ若】北条時行「抜き上手の若君」【ロリショタ】

2021-02-24 (水) 04:16  オリジナルSS 逃げ上手の若君   0コメント  
1: ◆K1k1KYRick 2021/02/18(木) 08:57:54.93 ID:DUdwpZv60

※「逃げ上手の若君」の諏訪雫×北条時行のエロパロSSです。
※フェラ・ロリ上位・搾精・アナル舐め・中出し要素あり





諏訪に着いても、北条時行の心に休まる暇は与えられなかった。

諏訪頼重は赤橋・大仏など鎌倉の名家に生き残りが居ないか調査し

各地に散らばった御家人たちに団結と連携を呼びかけている。

再び鎌倉を若君の手に、という確固たる意志を感じた。

さて、諏訪に着くなり巫女たちに絡まれた時行は、頼重によって前宮へと案内された。

そこには娘の諏訪雫がいた。ちょうど掃除を終えたばかりだという。

とりあえず慣れぬ逃避行で心身共に摩耗していた彼は、勉学の前にしばらく休息しようと横になった。

すると背中側からスルスルと衣擦れの音がする。

しばらくそのままにしていると、ファサっと衣の重なる音がした。

「時行様」

寝返りを打ち、ちらりと雫の方を向いた時行は思わず顔を背けた。

「雫……!? 何をやって……」

雫は小袖姿になっていた。この時代、小袖は下着であり、下には何も着けていない。

歳の近い乙女のあられも無い姿を目の当たりにした若君は困惑し、流石に二の句が継げずにいた。

「父様の言いつけです」

雫は、恥ずかしがる様子もなく若君ににじり寄ったまま淡々と説明した。





殺し屋「死んでもらうぞ」 大富豪「か、金ならいくらでも払うから命だけは」

2021-02-12 (金) 00:07  オリジナルSS   0コメント  
1: ◆CItYBDS.l2 2020/12/30(水) 14:13:21.86 ID:6yQkenkG0


殺し屋「そんなセリフ聞き飽きたぜ」

大富豪「待て、言い値を払うから! とりあえずほら金だ受け取ってくれ」

殺し屋「こ、こら、勝手に胸ポケットに突っ込むなっ……て、10円一枚だけかよ。安すぎるだろ」

大富豪「じゃあ100円」

殺し屋「きょうび自販機でジュースすら買えねえぞ」




男「サラリーマンとは、闘い也!」

2021-02-07 (日) 12:01  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/12/27(日) 12:52:07.95 ID:ic0sodUd0

< 自宅 >

ジリリリリ……!

男「起床ッ!」バッ



起床とは、闘い也!

布団をすみやかに脱出し、目覚めから0.15秒未満で直立すべし!

夢への未練、目覚めから0.25秒未満で断ち切るべし!

辛く険しい現(うつつ)と、向き合わねばならぬのだから……。



男「完全覚醒ッ!」キリッ




浦島太郎「これそこのメスガキ、亀頭をいじめてはいけないよ」メスガキ「やーだよ♡」

2021-02-01 (月) 00:07  オリジナルSS   1コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/12/25(金) 09:12:08.59 ID:97O6wZTzo

メスガキ「それにこのざこちんぽもいじめられて喜んでるもん♡」

見ると亀頭は先っちょから涙をダラダラとこぼしながら、浦島さんを見つめています。
ドMに理解のない浦島さんは、男として亀頭が物理ダメージ受け続けているのを見過ごすことはできませんでした。
お金を取り出すと、メスガキに差し出して言いました。
浦島「それでは、お金をあげるから、この浦島に亀頭を売っておくれ」
メスガキ「しょうがないなぁ……いいよ♡」

こうして一万五千円プラスホテル代で亀頭を買い取った浦島さんがさっそく解放してやろうとすると、
亀頭「余計なことを…いえ助けていただいて、ありがとうございました。おかげで命が助かりました」
浦島「亀頭がしゃべった!」




【オリジナル】クリスマス・ヒーロー【SS】

2021-01-30 (土) 00:07  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/12/24(木) 05:36:10.58 ID:uyzFntxd0



 豊橋という女子生徒は物静かで不思議な雰囲気を纏っていた。

『不思議』と一言で表現しても、それは何も電波系な不思議さではなく、例えば普通に授業を受けているだけ、あるいは廊下を歩いているだけでも、彼女は静謐な神聖さというか、軽々しく触れてはいけないような気持ちを抱かせる。この女の子の近くは常に空気が澄んでいるような錯覚を周囲に与える。

 しかし、立てば芍薬座れば牡丹……なんて言うほど豊橋の容姿が特段に優れているわけではない。彼女は少し色素の薄い柔らかそうな黒髪に、良くも悪くも普通の顔立ちをしている。

 だけど、それでも豊橋の佇まいは人の目を引き、思わず一歩距離を置いて遠巻きに眺めていたくなってしまうのだ。




将軍「山を登って頂上に陣取るぞ!」兵士「オイオイオイ死ぬわオレら」

2021-01-26 (火) 12:01  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/12/20(日) 15:08:47.57 ID:Zizqpggh0

将軍「この一戦で全ては決まる」

副官「はい、一体どれほど血が流れるか……たとえ勝利しても厳しい戦いになることは間違いありません」

副官「さて将軍、この決戦の陣容はいかように?」

将軍「あそこに山があるだろう。あの山を登って頂上に陣取るぞ!」

副官「は?」



兵士A「ほう、山頂に布陣ですか……」

兵士B「オイオイオイ死ぬわオレら」




男「立ち話もなんだし、コーヒーでも飲みながら話そう」同僚「分かった」

2021-01-26 (火) 00:07  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/12/19(土) 17:53:36.36 ID:ke9IrU050

男「おーい!」タタタッ

同僚「おう、どうだった!?」

男「奴らについて、重要な情報をキャッチした!」

同僚「本当か!」

男「ここじゃまずい。立ち話もなんだし、コーヒーでも飲みながら話そう」

同僚「分かった」




女「12月25日はクリ○○ス、さて○○に入る文字は?」男「トリ」

2021-01-20 (水) 03:55  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/12/08(火) 20:34:37.23 ID:E9gSFLQ00

女「ねえねえ、さっき本屋でクイズの本買ったんだけどさ。ちょっと挑戦してみない?」

男「……」

女「なにか作業してるの? だったらしながらでいいから、問題に答えてね」

女「まず、第一問!」

女「小豆などを煮て、砂糖で味付けしたものを○ンコという。○に入る文字は?」

男「ウ」

女「ちょっ……ふざけないでよ!」

女「答えはアンコだからね、アンコ!」




魔法使い「主様、持ってきました」魔女「えぇ、ありがとう」

2021-01-15 (金) 00:07  オリジナルSS   0コメント  
1: ◆/ZP6hGuc9o 2020/01/30(木) 00:21:51.45 ID:4042C2W/0

・オリジナルSSです

・地の文なしで書き進めますが、途中で入れるかもしれません

以上の注意点を踏まえた上でよろしくお願いします
次から開始です




男「苦しみ、痛み、剣」

2020-12-29 (火) 12:01  オリジナルSS   0コメント  
1: ◆XkFHc6ejAk 2020/11/22(日) 20:43:15.07 ID:7tIffwGI0

男(俺の胸には、鋭い剣が深々と刺さっていた)

男「いっ……! があ……!」

男(いつから刺さっているかは分からない)

男(ただ、気が付けばそこに刺さっていたんだ)

男(ひどい火傷のようなぢくりとした痛みが、常に俺を蝕み続ける)

男(俺はひたすらに、その地獄のような苦しみに耐え続けなければならない)

男(痛みで立つ事も動く事も出来ず、ただ両膝をついて物乞いのように俯き続ける)

男(いつまで経ってもこの痛みは消えない)

男(いつになったらこの剣は抜けるんだろう)

男(ただひたすらに、苦しいんだ)




【オリジナル】『トリック・or・トリートめんつ!』

2020-12-06 (日) 12:01  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/31(土) 11:06:02.37 ID:cSMt8Cht0


 十月の終わり。三十一日。

 古くはマルティン・ルターが免罪符にブチ切れした論題を教会の壁に貼りつけたり、近年でいえば市制を施行して埼玉県和光市が生まれた日。

 明治五年には横浜の馬車道で日本初のガス灯が点灯された記念日らしく、日本ガス協会がガスの記念日と定めている日。

 一年中、どの日にもこういったそれなりの意味や歴史がある。だけどこの日は、ガスの記念日でも和光市の誕生日でもなく、『ハロウィン』と呼ばれることが多いだろう。




少女「とりっくおあとりーと」 キモオタ「い、いたずらでお願いするデュフっ」

2020-12-03 (木) 12:01  オリジナルSS   0コメント  
1: ◆CItYBDS.l2 2020/10/29(木) 20:56:13.62 ID:hENHGJb80


時は10月末日。
俗にいう「ハロウィン」である。
子供たちは家々を周り、住人へと菓子か悪戯かの二択を迫る。
だが、誰が好き好んで子供の悪戯を望もうか。
大概は、子供たちの要求に従順に菓子をやり、その喜ぶ姿を微笑ましく思うものである。

さて、ここにハロウィンの仮装をした子供が一人。
そこそこに広い日本庭園を有した、屋敷の前に立っている。
漆黒のクロークを身にまとい、プラスチック製のジャックオランタンのお面を被っているため、その表情はうかがえない。

だが目的は明らかで、菓子を求めるその小さき指が屋敷のインターホンへと伸びたのであった。




少女「涙の夜行に彼岸花」

2020-12-02 (水) 00:07  オリジナルSS   0コメント  
1: ◆XkFHc6ejAk 2020/10/19(月) 21:23:05.01 ID:kXnbXFlm0

少女(山に囲まれた私の村は、年中彼岸花が咲き乱れている)

少女(この村の彼岸花には、不思議な力が備わっていて)

少女(人々は、その力を利用して生活している)

少女(ここは、そんな彼岸花の村の話)




【安価】美少女「ロッカーに手紙?」

2020-10-25 (日) 12:01  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/04(日) 17:31:27.72 ID:8Fy267tcO

美少女(はぁ……また告白の手紙かな。男なら面と向かって言葉で伝えろよ)

美少女(まだそうと決まったわけじゃないけど。ええっと)ピラッ


下1 誰からの手紙か




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/04(日) 17:32:15.51 ID:Ox0wS7lf0

クラスのマドンナ



【R-18SS】クズ男に男の娘人魚が性的に喰われるバカみたいな話

2020-10-25 (日) 00:07  オリジナルSS   0コメント  
1: ◆w6dD5E97Zw 2020/10/02(金) 01:22:54.86 ID:TiP9eyt10

その男外道につき渾名はクソッカスさんであった。

男は台風が去った翌朝の砂浜を歩いていた。
自身の伴侶となる運命のマーメイドを探しているのだ。
打ち上げられて弱っているところにつけいろうという腐った魂胆だった。

男「おっ?」

男はなにかに気が付いた。
十数メートル先に流木に座る人影を見つけたのだ。

少々足早に人影に近づく男。

座っていたのは可憐な姿のヒメイトマキエイのマーメイドだった。

男は邪な気を潜めながら紳士的に挨拶する。

男「こんにちはお嬢さん。今日は良い天気ですね」

姫「こんにちは人間さん。昨日が台風だったからね」

人見知りせずマーメイドが挨拶を返す。