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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/09(水) 13:29:47.11
ID:Q5BVmkZAO
男の娘「皆さんお忙しい中、お集まり頂きありがとうございます。といっても僕が無理 矢理拉致ってきたのですが(笑)」
俺の元彼女が演説している、最もその内容がまともに耳に入るほど俺は冷静でいられていない。
俺の周りの奴もそうだろう、1000人か2000人ほどの人間が叫びのように騒然としていた。
そのはずだ、俺たちがいる場所すらわからないのだ、いや正確に言うと俺らがいる場所はわかる。だが脳が理解しようとしないのだ、この現状に。科学では決して証明のできないこの現状に。
周りの背景はよく知っている背景だ。ここは俺の彼女の部屋だ、俺含む2000人ほどの人間が彼女の丸テーブルの上にところ狭しと立っていた。
もちろん丸テーブルや彼女の部屋は標準の大きさだ、僕らの正面には、山のように大きい彼女が体育座りをしていた。
もっとも、彼女もまた標準の大きさだ。