女騎士「囚人のジレンマだと? くっ、悪趣味な真似を!」

2021-06-12 (土) 00:07  オリジナルSS 女騎士   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/05/21(金) 16:55:41.52 ID:fmoFc4UE0

女騎士「囚人のジレンマ……? なんだそれは」

取調官「これから私は君にある特殊な取引を持ちかける」

取調官「その取引について、せいぜい板挟み(ジレンマ)に悩まされてくれたまえ」

女騎士「くっ、悪趣味な真似を!」




女騎士「今年の『オーク・ヌーヴォー』が解禁だ! 絶対買うぞ!」

2020-12-28 (月) 00:07  その他二次創作SS 女騎士   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/19(木) 12:11:37.49 ID:uIIaXhB/0

11月――

毎年この時期、オークの畜産農家は大忙しとなる。
「オーク・ヌーヴォー」が解禁されるためである。



オーク・ヌーヴォーとはオーク売買法によって定められた
「最低売買年齢」である15歳を迎えたばかりの若いオークを指す。
ヌーヴォーとは、“新しい”という意味なのである。



通常、市場に出回るオークは18歳以上のものがほとんどなのだが、
年に一度、その年のオークの仕上がりを見るための試金石のような役割で、
まだ若いオーク・ヌーヴォーの出荷が行われるのである。




姫騎士「くっ、コロッケ!」オーク「はいよ」

2018-07-14 (土) 07:01  魔王・勇者SS 女騎士   0コメント  
1: ◆abOm3V2QdA 2018/06/25(月) 19:06:28.66 ID:pB/SibNe0

オーク「ちょっと待ってなすぐに揚げちまうから」

姫騎士「…っ」

姫騎士(また、やってしまったわ)

姫騎士(誇り高き姫騎士であるはずの私が、オークの料理を求めるようになるなんてっ)

姫騎士(あの時、下山中に嵐に会い、部隊の混乱で仲間と逸れ、疲労で朦朧としながら彷徨っていたところをコイツに見つかりさいしなきゃ)

姫騎士(あの時、コイツに看病さえされなけば。あの時、あのポトフを食べさえしなけば!)

姫騎士(私は生まれてきてから家畜の肉を食べてこなかった。家畜の肉を食べると肉体と精神が歪むという王族専属の術師の占いを聞かされたから)

姫騎士(その占いのもと生きてきた私が、疲弊していたからしかたがなかったとはいえ家畜の肉を食べてしまうなんて)

姫騎士(初めて食べた家畜の味に私の肉体は震え、頭の中は白色へと染め上げられた)

姫騎士(それからというもの、私はおかしくなってしまった。きっと家畜の肉に身も心も穢されてしまったからだわ)




女騎士「なんという冷静で的確な判断力なんだ!」

2017-02-02 (木) 15:01  オリジナルSS 女騎士   4コメント  
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/12/13(火) 00:08:54 ID:8imVuQLg

― 町 ―

女騎士「――くっ!」ザッ

オーク「ぐへへへ……追い詰めたぜ」ジュルリ…

女騎士「私に近づくな!」

オーク「近づくな、と言われて近づかないヤツがいると思うかよ~?」

オーク「拒まれれば拒まれるほど、興奮してくるぜぇ~……」

女騎士「くっ、殺せ!」




女騎士「お前とのペアを解消しようと思う」オーク「ほぅ……」

2016-10-21 (金) 12:01  オリジナルSS 女騎士   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/12(水) 17:44:09.51 ID:bUaba9nSO

女騎士「もう女騎士とオークじゃ限界なんだよ」

オーク「何が?」

女騎士「オークと言えば女騎士、女騎士と言えばオーク……」

女騎士「……いい加減マンネリだろ?」

オーク「ふむ……つまり相手を代えたいって事か?」

女騎士「その通り、新たなくっ殺の可能性を探りたいと思う」

オーク「分かった、少し待ってろ」




女騎士「くっ、コロンブスの卵……!」

2016-07-27 (水) 07:01  オリジナルSS 女騎士   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/05(火) 20:10:38.53 ID:A/3rfYC8o

騎士「なあなあ、女騎士」

女騎士「なんだ?」

騎士「これ、なにか分かるか?」ヒョイッ

女騎士「鶏卵だろう? バカにしているのか」

騎士「じゃあさ……この卵を道具を使わずこのテーブルに立てられるか? もちろん縦にだぞ」

女騎士「!?」




女騎士(80)「くっ、転ばぬ先の杖!」

2016-06-30 (木) 15:01  オリジナルSS 女騎士   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/13(月) 23:09:58.61 ID:uO4kmIU3o

―カフェ―

オーク(78)「う~む、物騒な記事が載っとるなぁ」バサッ

女騎士(80)「どんな記事だい?」

オーク「非行少年グループの間で『ジジイ狩り』『ババア狩り』というのが流行っとるんだと」

女騎士「なんだいそりゃ、ナンパでもしてくれるのかい?」

オーク「そうじゃない。年寄りを見つけては恐喝したり暴行を加えて、金品を奪うんだそうだ」

オーク「年齢が高ければ、人も魔物も区別なく狙うらしい」

女騎士「おやおや、ひどいことする輩もいたもんだ」

オーク「まったくだ。近頃の若いもんってやつは……」




女騎士「くっ、コロコロ貸せ!」オーク「いいよ」

2016-06-27 (月) 15:01  オリジナルSS 女騎士   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/11(土) 19:07:49.43 ID:8jD6AdZno

今、騎士団では――空前の『コロコロコミック』ブームが起こっていた……!



騎士A「今月のコロコロ読んだ?」

騎士B「読んだ読んだ!」

騎士C「おもしれーよなぁ!」



女騎士「……」




女騎士「くっ、ゴロ合わせ!」

2016-06-22 (水) 12:01  オリジナルSS 女騎士   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/07(火) 20:13:48.02 ID:PSYiSYLko

― 王立図書館 ―

女騎士「うーむ……」カリカリ

オーク「熱心に机に向かったりして、何してるんだ?」

女騎士「オークか、貴様こそなぜ図書館などにいる?」

オーク「オレは涼みに来ただけだよ。ここは魔法で空調がきいてるからな」

オーク「お前は……もしかして勉強か?」

女騎士「そうだ」




オーク「くっ…殺せ!!」女騎士「ブヒィィィィィィ!!」

2016-06-18 (土) 00:07  オリジナルSS 女騎士   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/05(日) 01:03:04.51 ID:Mr6etMoSO

とある街の一軒家
その一室に女騎士とオークの姿があった

オーク「俺を縛りあげてどうするつもりだ!!」

女騎士「ブヒィィィィィィィィ!!」

オーク「くっ…俺はお前なんかに負けたり……」

女騎士「ブッヒィィィィィィィィィィィィ!!」

オーク「…………おぅ」

女騎士「あ?」

オーク「そのブヒィってのは何だ?」

女騎士「オークっぽいだろ?」

オーク「あ?」

女騎士「あ?」

オーク「……テメーがたまには配役変えたいって言ったんだよな?」

女騎士「だからオークっぽさ出してんじゃねーか……クソが」

オーク「んだ?」

女騎士「あ?やんのか?」

オーク「チッ……」

女騎士「んな事より、お前もちゃんとやれよ」

オーク「あ?……ちゃんとやってんだろーが」

女騎士「もっと女騎士感出せや」

オーク「うっせぇな……」

女騎士「……んだとコノヤロウ!!」

オーク「分かったからでけぇ声出すんじゃねぇよ!!」