姫和「なんで可奈美が腹を出して寝てるのを知っているか?」

2018-08-09 (木) 18:01  その他二次創作SS 刀使ノ巫女   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/07/26(木) 18:54:47.16 ID:PUE6xXX+0

刀使ノ巫女ss、キャラ崩壊注意


~海~


舞衣「せっかくみんなで海に来る予定だったのに可奈美ちゃんが夏風邪で不参加だなんて…」

沙耶香「可奈美が一番楽しみにしてたのに…かわいそう」

姫和「沙耶香、気にすることはない。全く、腹を出して寝るなと毎日のように口酸っぱく言っていたのにあいつは…!」

薫「ん…? なんだなんだ、まるで毎日可奈美と一緒に寝ているかのような物言いだな」ニヤニヤ


姫和「……はっ!」(ま、まずい……!)


エレン「ひよよんは毎日かなみんと一緒に寝てるんデスか? ラブラブデスねー!!」

舞衣「姫和ちゃん…可奈美ちゃんとはどこまで進んでるの…?」ハイライトオフ

姫和「お、おい、落ち着け! 私は毎日のように、と言ったんだ! 毎日とは言っていない!」

沙耶香「毎日じゃないなら、どのくらいの頻度で一緒に寝てるの?」

姫和「大体週5くらいだな」

姫和「…」

姫和(…はっ! あまりにも自然に聞かれたからつい答えてしまった!)




【刀使ノ巫女】姫和「どうして私は母さんと、いままで会えなかったんだろう?」

2018-07-15 (日) 18:01  その他二次創作SS 刀使ノ巫女   0コメント  
1: ◆9ZenOaD5cw 2018/07/01(日) 18:22:44.32 ID:bGKh+TUN0

約5000字 アニメ最終話の話


姫和(ひより)と可奈美の現世(うつしよ)への帰還中

姫和「可奈美は眠ったときに夢の中で母親に会っていたんだろ?」

可奈美「うん。起きたら忘れてちゃってたけどね」

姫和「それはおそらく、現世と隠世(かくりよ)に分かれた二振りの千鳥によって起きていたはずだ」

可奈美「ふむふむ」

姫和「しかしならば同じように小烏丸(こがらすまる)を持っていた私も、母に会っていてもおかしくないはずだ」

可奈美「そうだね。なんでかなー」

姫和「千鳥と小烏丸が同じ条件だとしたら、私と可奈美に差があったということか?」

可奈美「うーん? あ!」

姫和「なにかあるのか?」

可奈美「私は、寝るとき千鳥を枕元に置いて眠るんだけど、たまに寝ぼけて千鳥を抱いて寝てるんだよね。これは?」

姫和「睡眠時の御刀との距離か。だが私も寝るときには小烏丸を身近に置いているぞ」

可奈美「違うかー」

姫和「それに逃亡生活したときは、私も小烏丸を握りしめて睡眠をとったが何も起きなかったぞ」

可奈美「うーん、なんでなんだろうね?」

姫和「私と可奈美の条件が同じなら、後は母の側の条件か?」

可奈美「お母さんの?」

姫和「ああ」

姫和「私は亡くなった母に、ずっと会いたかったのに会えなかった。もしかして母は私に会いたくなかったのではないかと、思ってな」

可奈美「そんなことない!」

姫和「!」

可奈美「ちょっとしか会えなかったけど、姫和ちゃんのお母さんは良い人だったよ。だからそんなこと絶対にない」

姫和「そうだな……その通りだ」

可奈美「私には理由はよく分からないけど、現世に帰れたら、フリードマンさんとかに聞いてみればいいんだよ」

可奈美「だからまずは帰らないと」

姫和「ああ……そうだな。それによく考えたら、母は私が生まれたことは知らなかったしな。会いたくない以前の問題だった」

可奈美「うん! そうだよ!」

姫和「可奈美、お前がいてくれて本当によかった」

可奈美「?」

姫和「私が独りだったら、この暗い道を独りで歩いているうちに不安になって、母の元に引き返していたかもしれない」

可奈美「私の方こそ、姫和ちゃんが居てくれてよかった」

姫和「さあ、帰ろう」

可奈美「うん!」

姫和(いや、ちょっと違うな。可奈美に出会えて本当によかった)