1:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/08/01(木) 20:16:47.13
ID:Pv9aFlZa0
夢ならばどれほど良かったでしょう。
未だにあなたのことを夢に見る。
2:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/08/01(木) 20:17:48.52
ID:Pv9aFlZa0
〈公園〉
四葉「………………」ギィギィ
降り続ける雨は、まるで私の心の中そのものだった。
やむことのない雨は少しずつ体を濡らし、ゆっくりとぬくもりを奪っていく。ホントなら傘をさすかお家に帰るかしないといけないところですが、私はそのどちらも選ばなかった。
ただ淡々と、誰もいない公園でブランコをこぎ続けている。
原因ははっきりしていた。
──上杉さんだ。