1:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:13:30.00
ID:xz6bSnHN0
☆注意☆
○不必要かもしれない(0w0)(0M0)ネタ
○早霜ォォォォォォッッッ!!!!
以上がダメな方は、ブラウザバック推奨です。
2:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:15:44.76
ID:xz6bSnHN0
戦艦タ級「ウエェー! ウエェーィ!」ドゴォバキッ!!
提督「ぐはぁ!! あばぁ!! がはぁ!!」
早霜「…………」ジーッ
戦艦タ級「オエペッテケームッキーッ!!」ドカシャーン!!
提督「ぐぶほぉ!?」
早霜「…………」ジーッ
提督「な、なぜだ早霜……なぜ―――」
提督「ナズェミテルンディス!?」
早霜「………」ジーッ
3:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:17:32.41
ID:xz6bSnHN0
戦艦タ級「ケンジャキーッ!!」ズガァ!!
提督「ぐうほぉ!? は、早霜! 早く助け―――おぶほぉッ!?」
早霜「………」ジーッ
戦艦タ級「ドンドゴドーン」ガシャンドカーンン!!
提督「あぐはぁ!?」
提督「な、なぜ助けてくれない………お、オンドゥルギッタンデスカー!?」
早霜「………」ジーッ
戦艦タ級「オデハサイキョーダーッ!!」ドゴォバキッ
提督「ぐはぁッ!?」
早霜「…………」ジーッ
4:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:19:06.08
ID:xz6bSnHN0
提督「なぜだ………なぜだ早霜………なぜ……」
提督「ナズェダ―――ッッッ!!??」
早霜「………」ジーッ
―――――――――――
―――――――――
―――
5:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:20:19.92
ID:xz6bSnHN0
☆遡ること数か月前☆
提督「え~と、現在の総資材量がこれで。遠征で手に入る分を足すと……」
早霜「………」ジーッ
提督「遠征要員を選抜メンバーは……え~と……」
早霜「………」ジーッ
提督「なぁ、早霜?」
早霜「……なんでしょうか?」
提督「なんでさっきから俺を見てるんだ?」
早霜「………気に障りましたでしょうか?」
提督「いやまぁ、そういうわけじゃないが……なんで見てるのかなって」
6:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:22:17.02
ID:xz6bSnHN0
提督「俺の顔に何かついてる?」
早霜「はい。ついています」
提督「えっ、何が?」
早霜「目と鼻と口が………それに少しだけ無精ひげが……フフッ、ウフフフッ」
提督「そ、そうか……(い、今のはボケなのか?)」
7:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:24:21.17
ID:xz6bSnHN0
早霜「申し訳ございません。実は司令官の顔につい見惚れてしまい、ボーッとしてしまいまいた…///」
提督「俺の顔を?……はははははっ、変な奴だなぁ」
提督「俺の顔なんて、どんなに良く言っても平均より下の出来だろう?」
提督「それなのに見惚れるだなんて、趣味が悪いんじゃないか?」
早霜「そんなことありませんよ?」
早霜「司令官のお顔、私はとても素敵だと思います」
早霜「特に………仕事をなさってる時の横顔が……///」
提督「ははははっ、上手いこと言いおってからに。そんなにおだてても何もでないぞ~?」
早霜「………本心なのに」
8:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:25:15.88
ID:xz6bSnHN0
提督「ま、こんな顔でいいんならいくらでも見てくれよ」
早霜「……よろしいのですか?」
提督「ああ。別に減るもんじゃないしな」
早霜「そうですか……ありがとうございます、司令官///」
早霜「では、お言葉に甘えて見ていますね。貴方のことを……ずっと……///」
早霜「すっと……ず―――っと………///」
提督「お、おう……」
9:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:27:15.10
ID:xz6bSnHN0
早霜「それからというもの私はずっと司令官のことを見ていた」
早霜「司令官はどんな時も素敵だった」
早霜「笑ってる時も、悲しんでいる時も、怒ってる時も」
早霜「私に見続けられて、ちょっと困ったような表情をしてる時も……」
早霜「そしていつしか、私が司令官の秘書艦に選ばれ、常に傍にいるのが当たり前になっていき―――」
―――――――――――
――――
10:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:28:02.60
ID:xz6bSnHN0
提督「見ろよ早霜!! 今日の夕食は海鮮丼だ!!」
早霜「はい。間宮さんが魚市で大量に仕入れてくれたみたいです」
提督「いやぁ~~美味しそうだ。見るからに新鮮なネタが大量に乗せてあって……」
提督「しかもウニもあるぞ!! ウニだ!! ウニウニ!!」
早霜(ウニではしゃぐ司令官………素敵///)ジーッ
11:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:29:45.74
ID:xz6bSnHN0
提督「ふぅ、食った食った。思わずおかわりをしてしまった」
早霜「ふふふっ、惚れ惚れする食べっぷりでしたね」
提督「はははっ、何だか恥ずかしいな………」
提督「ん? 早霜、お前残してるじゃないか」
早霜「はい」
提督「どうしたんだ? 食欲がないのか?」
早霜「そういうわけではありません。私は駆逐艦なので、そんなに多く食べる必要がないのです」
提督「そうか……しかし丼ぶり半分以上残してるじゃないか。勿体ない……」
早霜「………」ジーッ
提督「………」
提督「早霜、これ食っていいかな?」
早霜「フフフッ、どうぞ♪」
提督「ありがとう! ウニうめぇ―――ッ!!」
早霜(二杯食べたのにも関わらず、意地汚くまだ食べる司令官………素敵///)ジーッ
12:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:32:04.11
ID:xz6bSnHN0
―――――――――
―――――
☆娯楽室☆
提督「たまにはこうしてのんびりとDVDを観るのもいいもんだな」
早霜「フフフッ、そうですね」
提督「しかしこの『アニメ艦これ』……色々な意味で心臓に悪いな……」
提督「俺はアニメ未視聴組だったから、今初めて観たけれど……これすでに二期決定してるのかぁ……」
提督「睦月がにゃーにゃー言わないし、足柄はなぜか生き遅れになってるし、吹雪と陸奥なんかがやたら百合百合してるし」
提督「大井に至ってはヘイト集めそうなキャラになってるし……もう、これ以上勘弁してくれ……」
早霜「恐いのですか? 司令官?」
提督「な、ナニイッテンダ! フザケルナッ!!」
13:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:32:44.83
ID:xz6bSnHN0
提督「そ、そんなわけないだろ! ホラー映画でもないのに俺が恐がるなんて……」
早霜「でも、身体は震えていますよ?」
提督「ば、バカな……」ガタガタガタ
14:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:33:43.63
ID:xz6bSnHN0
提督「恐怖心……俺の心に恐怖心……」ガタガタガタ
提督「そ、そんなわけあるものか!! 俺は最強だ―――ッ!!」
早霜「あっ、如月さんが―――………」
提督「!!」
キサラギノコト……ワスレナイデネ………
提督「ウワァァァァァァァァッッッッ!!!!????」
早霜(絶望で歪む司令官の表情………素敵///)
15:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:34:45.89
ID:xz6bSnHN0
―――――――――
――――――
提督「これより基礎訓練を開始する!」
提督「150キロのスピードボールに書かれてる数字を読みとるんだ」
睦月「そ、そんなのできるわけにゃいしぃ………」
提督「そんなことはない。これはかつて俺が提督になるために受けた基礎訓練の一つだ」
提督「人間である俺にできて、艦娘のお前にできないはずないだろう」
睦月「ええぇ~……でも……」
提督「では行くぞ! ボールをよく見るんだ!!」
ビュン!! バシッ!!
提督「3ッ!!」
睦月「え、えっと……5!!」
16:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:35:45.00
ID:xz6bSnHN0
提督「当てずっぽうで答えるな。ちゃんとよく見て―――」チラッ
つボール(5)
提督「」
睦月「うわぁ~……(ドン引き)」
提督「ウワァァァァァァァァッッッッ!!??」
早霜(ドヤ顔で間違える司令官………素敵///)ジーッ
17:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:37:15.67
ID:xz6bSnHN0
―――――――――――――――
―――――――
提督「はぁ……はぁ……苦労したがとうとうE-7に着いたぞ!」
早霜「司令官、ここが最後の海域です。あと少しです……頑張りましょう」
提督「ああ! 最後まで油断せずに行こうぜ!!」
―――――――――――――――
提督「これがE-7……なんだこの難易度は!?」
提督「0時になるとXYギミックがリセットだってぇ!? 人をおちょくってるとぶっ飛ばすぞ!」
提督「くっ、これじゃあケージ削りもままならないじゃないか! クソッタレぇ!!」
防空棲姫「イタイ?wwwwwイタイ?wwwwwアハハハハッwwww」
提督「クソがぁぁぁッッ!!!」
18:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:38:38.35
ID:xz6bSnHN0
提督「急遽発覚したギミックのせいで、鎮守府の総資材がボドボドだッ!!」
提督「丙でも十分地獄すぎる……こんなんクリアできるわけないだろ! いい加減にしろ!!」
防空棲姫「諦めて堀り活動したらwwwwww」
提督「これ以上何か言ってみろ………俺は貴様をムッコロス!!」
早霜(大人気なくガチ切れしてる司令官………素敵……///)ジーッ
19:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:40:21.18
ID:xz6bSnHN0
提督「終わった……イベントが終わった……」
提督「結局、燃料やバケツを大量に消費したのにも関わらず、E-7を突破できなかった……」
防空棲姫「ウケるwwwウけるwwwマジウケwww腹イタイwwww」
提督「………」
提督「嘘だ……嘘だ……」
提督「ウゾダドンドコドーン―――ッッ!!」ORZ
早霜(絶望に打ちひしがれてる司令官……素敵///)
20:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:41:16.74
ID:xz6bSnHN0
――――――――――――
―――――――
提督「はぁ……E-7は散々だったな……」
提督「でもレア艦はいっぱい着任してくれたし。何だかんだでいいイベントだったかな」
ガチャリ
大淀「提督、大変です!!」
提督「どうした大淀?」
大淀「所属不明の大艦隊が多数、鎮守府領域内に接近しています!!」
提督「なに!? まさか……深海棲艦かここに直接攻め込んできたというのか!?」
21:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:44:38.61
ID:xz6bSnHN0
大淀「て、提督……こ、このままでは鎮守府が―――」
提督「落ち着け大淀! 俺がちゃんと指示をする! お前は通信を担当しろ!」
大淀「は、はい!」
提督「総員第一戦闘配備! 敵艦隊を各個撃破せよ!!」
提督「戦艦達はただちに出撃! 重巡部隊はその援護! 空母機動部隊はアウトレンジから艦載機で攻撃だ!」
提督「間宮ら非戦闘員は至急避難せよ! 駆逐隊はその警護に当たれ!」
提督「軽巡部隊は資材庫周辺を廻れ! 敵の狙いは資材かもしれん! 守り抜けよ―――ッ!!」
提督「大淀、お前も行け。後は俺一人でここから指示をだす!」
大淀「了解しました!」タッタタタタッ
早霜(テキパキと指揮する司令官………カッコいい……///)
提督「おい、早霜! ボーッとしてるんじゃない! お前も所定の部隊に―――」
ドガシャーン!!
戦艦タ級「ケンジャキ―――ッ!!」
提督「なっ……もうここまで攻め込んで来ただとぉ!?」
22:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:45:19.18
ID:xz6bSnHN0
☆そして現在☆
戦艦タ級「ウエェー! ウエェーィ!」ドゴォバキッ!!
提督「ぐはぁ!! あばぁ!! がはぁ!!」
早霜「………(タ級と戦ってる司令官、カッコイイなぁ///)」ジーッ
戦艦タ級「オエペッテケームッキーッ!!」ドカシャーン!!
提督「ぐぶほぉ!?」
提督「な、なぜだ早霜……なぜ―――」
提督「なぜェミテルンデス!?」
早霜「………(殴られてる表情も素敵……///)」ジーッ
23:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:46:01.82
ID:xz6bSnHN0
戦艦タ級「ドンドゴドーン」ガシャンドカーンン
提督「あぐはぁ!? お、オンドゥルギッタンデスカー!? ―――ぐはぁ!?」
早霜「…………(かつぜつが悪いとこも可愛い……///)」ジーッ
提督「なぜだ………ナズェダ―――ッッッ!!??」
提督「早霜ォ――――ッッッ!!!!」
早霜「………」
早霜「―――ハッ!! ボーっとしてる場合じゃない!」
早霜「司令官を守らないと……!」タッタタタタタタタッ
24:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:47:12.63
ID:xz6bSnHN0
早霜「お待たせしました、司令官」
提督「は、早霜! 来てくれたのか!!」
早霜「遅れてしまい申し訳ございません……ですがもう大丈夫です」
戦艦タ級「ウェーイッッ!!!」
早霜「司令官を討たせはしない………夕雲型 17番艦早霜、抜錨します!」
戦艦タ級「ゲゲゲーッ!!」
早霜「はぁぁぁぁ!!」
チュドーン! ドカーン!!
―――――――――――――
――――――――
――――
25:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:48:56.26
ID:xz6bSnHN0
早霜「はぁ……はぁ……どうにか追い払うことができました……」
提督「早霜、大丈夫か!?」
早霜「は、はい……大破状態ですが……私は大丈夫です……」
提督「各上の相手によく戦ってくれたな。偉いぞ早霜!」
提督(まぁ、助けに来てくれるまで、なぜ間があったのか意味わからんかったが)
提督「ほかの深海棲艦達も無事追い払えたようだし、ひとまず安心だな」
提督「ありがとうな、早霜。お前のおかげで俺は命拾いしたよ」
早霜「い、いえ………私は当然のことをしたまでですから……///」
26:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:49:41.15
ID:xz6bSnHN0
提督「命を救ってくれた礼に、何かご褒美をあげなきゃな……何か欲しい物はないか?」
早霜「お礼なんて……そんなことしなくても」
提督「遠慮するなよ。なんでも言ってくれて構わないぞ?」
早霜「なんでも………ですか?」
提督「ああ。なんでもだ」
早霜「…………」
早霜「あ、あの………でしたら……」
27:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:50:59.35
ID:xz6bSnHN0
早霜「でしたら司令官も、私の事を見てくれたら……嬉しいです」
提督「早霜のことを………見る?」
早霜「はい。ただ見てくれるだけでいいのです」
早霜「それだけで……私は幸せですから……」
提督「……やっぱり変な奴だなぁお前は」
早霜「やはり、変ですよね……」
提督「ああ、前々から思ってたけど凄く変だよ。だって―――」
28:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:53:21.34
ID:xz6bSnHN0
提督「俺はいつもお前のことを見ているぞ?」
早霜「!!」
提督「お前が着任した時から………ずっとな」
早霜「あ、あぅ……///」
早霜「そうだったのですね……フッ、ウフフフッ……///」
早霜「私はもう幸せだったのね……この鎮守府に着任した時から……すっと……///」
早霜「ウフフフッ……///」
終わり
29:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 19:58:45.05
ID:xz6bSnHN0
これで終わりです。
イベントが終わって、なぜか剣ネタが書きたかったので速攻で書きました。
早霜こんなに可愛いのに、SS少ないのはナズェだ……?
誰かもっと書いてください。お願いします、なんでもしますから!
31:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 21:21:20.97 ID:N6sYYopVo
乙です
早霜は入手に時間かかって変な思い出がありますね
書いてもらえたらいいですねー
33:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/07(月) 23:05:11.88 ID:NgiUmmURo
乙
早霜ウェッ!はオモシロお茶目なキャラも付き合いのいい女としてのキャラもハマる
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