【モバマスSS】「ロボ、アイドルによろしく」

2015-05-12 (火) 21:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:10:51.08 ID:O5k8MW0Fo

 【モバマスSS】です
 元ネタは、SF映画「サイレントランニング」




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:11:27.12 ID:O5k8MW0Fo


 地上からアイドルは消えた。
 
 パッションな情熱など要らない。
 クールな魅力など要らない。
 キュートな仕草など要らない。

 地上にアイドルの居場所はなくなった。
 アイドルを活動させる場所などなくなった。
 
 地上から、アイドルは、消えた。





3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:11:56.92 ID:O5k8MW0Fo


P「……」

A「また、君はそれを見ているのか?」

P「……ああ」

B「なんだ、そりゃ」

A「アイドルのライブだ」

B「アイドル?」

A「昔、歌や踊りで社会を楽しませていたらしい」

B「歌? 踊り? 楽しいのか、そんなの?」




4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:12:23.75 ID:O5k8MW0Fo


A「昔は、楽しかったらしい」

B「おい、P。楽しいのか? それ」

P「……」

B「返事くらいしろよ」

P「楽しいよ」

A「と、いうことだ」

B「……わかんね」

P「……僕たちの、積み荷じゃないか」




5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:12:51.70 ID:O5k8MW0Fo


A「それはそうだが」

B「は?」

P「データが積まれてる」

A「知らなかったのか、B」

B「へ? なに、積んでるデータって、こいつらのデータなの?」

A「そうだ」

B「へー、そりゃ知らなかった」

P「僕も知らなかったよ」

B「こんな美人さんども積んでるのかよ……」

P「……」

B「へへへ」




6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:13:20.87 ID:O5k8MW0Fo

 
 
 
 かつて……

 地上に人は溢れた。
 人は、星が養える数を遥かに超えようとしていた。

 人は思った。
 人を減らすべきだと。
 自分以外の人を減らすべきだと。

 しかし、全てを減らすことは全てを滅ぼすこと。

 ならば、減るべき人を選べ。




7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:13:48.24 ID:O5k8MW0Fo


 いずれ多種多様の才が必要となるときが来るだろう。
 滅ぼすわけではない。ただ眠りにつくだけ。
 
 いずれ必要となるべき時まで眠りについて待つがいい。
 その日まで、宇宙で眠ればいい。

 真摯な誘いは初めから唯の戯言だった。
 
 必要な才を保存すると誤魔化し、滅ぼすわけではないと言い訳、他者を放逐する世界。

 宇宙に眠るのは必要な才ではない。それは、地上にとって邪魔な才。




8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:14:15.32 ID:O5k8MW0Fo


【Pの個人日誌】

 この宇宙船に積まれているのは、昔アイドルと呼ばれていた人たちのデータだった。
 誰の仕業かはわからないけれど、アイドル達の活動している姿もデータバンクに残されていた。
 もうこんな人たちは地上にいない。
 地上にいるのは、金持ちどもと政府のご機嫌を伺う人間だけ。
 それが出来ない者はデータにされるか、僕たちのように下っ端の労働者になる。
 どちらにしろ、地上とはおさらばしているのだ。
 データにされるのは、殺されるよりはマシなのだろうか。
 データから復活した人間がもう一度アイドルになれるのか、なれないのか。
 いや、そもそもデータからもう一度産み出される機会があるのか。
 
【了】




9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:14:42.75 ID:O5k8MW0Fo


P「……」

ロボ「……」

P「ロボ、第四区画の掃除は終わったの?」

ロボ「ウサ」

P「じゃあ、次は第二区画通気口のメンテナンスだ」

ロボ「ウサ」

P「……君たち三人にも名前がいるか」

ロボ「ウサ」




10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:15:09.98 ID:O5k8MW0Fo


P「ウサミンロボにしよう」

ロボ「ウサ」

P「いい名前だろ?」

ロボ「ウサ」

P「気に入ってくれて僕も嬉しい」

ロボ「ウサ」

P「君が一号、隣の君が二号、そっちの君が三号だ」

一号「ウサ」

二号「ウサ」

三号「ウサ」




11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:15:37.10 ID:O5k8MW0Fo


B「何やってんだ、お前。ロボと遊びやがって」

P「名前、つけた方が呼びやすいと思って……」

B「馬鹿か? こんなの、どれでも一緒だろ」

P「待ってよ」

B「あ?」

P「一号は、二号より手先が器用なんだ」

B「は?」

P「三号は三人の中では一番力が強い」




12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:16:04.54 ID:O5k8MW0Fo


B「何言ってんのお前?」

P「ちゃんと、よく見れば違いは……」

B「キモッ」

P「……」

B「勝手に遊んでろ、根暗野郎」

P「……」

A「何やってるお前ら、喧嘩じゃないだろうな」

B「おお、A、聞いてくれよ」

P「あ、あの、ロボに名前を付けようと」

B「この馬鹿……」




13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:16:32.55 ID:O5k8MW0Fo


A「確かに、ロボに名前を付けるのはいいアイデアだな」

B「え」

A「区別が付かないのは不便だろう」

B「あ、ああ、俺もそう思ってたんだ、なぁ、P」

P「え?」

B「なぁ、P?」

P「あ、う、うん」

A「さあ、仕事の時間はとっくに始まってるぞ、定期巡回はロボに任せて、君たちには君たちの仕事がある」

B「うぃー」

P「はい」




14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:16:58.74 ID:O5k8MW0Fo




【Bの個人日誌】

 データの複製と実体化について、Aの許可を取ることにする
  
【了】




15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:17:27.11 ID:O5k8MW0Fo


P「……」

二号「ウサ」

二号「ウサ」

P「……どうしたの、ロボ?」

P「まだこんな時間……僕の当直時間はまだだよ」

二号「ウサウサ」

P「何かあったのかい? 異変があれば、コンピュータが直接通話してくるはずだけど……」

二号「ウサ」

P「わかった、信じるよ、二号」

二号「ウサ」




16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:18:08.99 ID:O5k8MW0Fo


P「Bの部屋じゃないか、こんな所に何が」

???「!!」

P「今、何か聞こえた?」

二号「ウサ」

P「なんだよ、これ……」

B「……なんだ、Pか。何覗いてやがる」

P「ドアが開いてたから見えたんだけど……なに、してるんだ?」

B「見て、わかんねえのか?」




17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:18:36.33 ID:O5k8MW0Fo


P「……わかんないよ」

B「……馬鹿だ馬鹿だと思っていたが、そこまで馬鹿だったか」

P「僕には、君が規律違反をしているように見える」

B「データの複製と実体化は別に違反じゃない」

P「え」

B「無断だと違反になるが、許可は取ってる。これくらいは裁量の範疇だ」

P「それだけじゃ……ないだろう」




18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:19:03.59 ID:O5k8MW0Fo


B「実体化したデータを俺がどう扱おうが俺の自由だ。それとも……」
B「てめえも一緒に楽しみたいのか?」

P「……泣いてるじゃないか」

B「は?」

P「その子を……アイドルを苛めるな」

B「はぁ?」

P「苛めるなぁっ!!」

B「なんなんだよ、てめぇはっ!!」




19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:19:30.10 ID:O5k8MW0Fo

 
 
【Aの個人日誌】

 PとBの喧嘩。
 Bの個人的娯楽をPが妨害した模様。
 Pには罰として、ロボを使わずに第三区画の清掃をするように命じた。
 Pの感情不安定について本部に報告する必要があるかもしれない。
  
【了】




20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:19:58.27 ID:O5k8MW0Fo


三号「ウサ」

P「ああ、ご飯だよ。君たちと違って、僕たちはこうやってエネルギーを補給するんだ」

三号「ウサウサ」

P「うん。食べ終わったら、次は君たちの補給を始めようか」

三号「ウサ」

P「……」

三号「……」

P「三号、君も椅子に座れ」

三号「ウサ?」




21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:20:24.85 ID:O5k8MW0Fo


P「足下にいるんじゃなくて、僕の対面に……そう、そこだ、その椅子に座っていてくれ」

三号「ウサ」

P「ここは食堂で、働く場所じゃない。君も椅子に座って寛ぐべきだ」

三号「ウサ……」

P「そうだ、それでいい。あとは、そうだな……君が世間話を出来るようになれば完璧だ」

三号「ウサウサウサ」

P「あはは……ん?」

三号「……」

P「あの子……」




22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:20:50.99 ID:O5k8MW0Fo


???「……」

P「やあ、君も食事かい?」

???「!!」

P「待って、落ち着いて、僕は君に危害を加える気はない。何もしない、何もしないよ」

???「……」

P「そう、ただ、ちょっと、君に話しかけたかっただけだ」

???「……」

P「……そうか、Bの食事を取りに来たのか……」

???「……」

P「待って、それって、一人分だよね、君の分は……」

???「……」

P「あ、あのさ、よかったら食べていかないか。君一人の食事くらいなら僕の信用単位でも……」




23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:21:17.47 ID:O5k8MW0Fo


【Pの個人日誌】

 あの子は言った。僕に迷惑がかかる、と。
 あの子はBのおこぼれを食べているだけだった。

 あの子は食事を受け取らなかった。
 だけど、あの子は笑ってくれた。
 あの子のデータを見たと言ったとき、笑ってくれた。
 あの子のライブを見たと言ったとき、笑ってくれた。

 僕に、何が出来るのか
  
【了】




24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:21:44.02 ID:O5k8MW0Fo


二号「ウサ」

P「ありがとう、ロボ」

三号「ウサ」

P「ああ、そこはもう少し右に」

A「何をやっているんだ? こんなところで」

P「邪魔、でしたか?」

A「いや、ここは予備区画だから、今すぐに開ける必要は無いが……一体何をしてるんだ?」

P「ステージです」

A「ステージ?」




25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:22:10.46 ID:O5k8MW0Fo


P「アイドルのステージですよ」

A「……ああ、君もデータの複製と実体化を申請するつもりか? 残念だが、君の信用単位では……」

P「いえ、申請するつもりはありません」

A「どういうことかな?」

P「Bが実体化させたアイドルのためです」

A「無理だろうな」

P「Bには僕から話します、だって、可哀想じゃ……」

A「そうじゃない」




26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:22:36.63 ID:O5k8MW0Fo


P「え?」

A「昨日Bから報告があってね、あれは破棄されたよ」

P「え」

A「無反応になってつまらない。とBは言っていたがね。資材がもったいないとは、私も思うよ」

P「……」

A「だが、彼の信用単位で許される範囲の浪費だ。クレームはつけられないな」

P「……」

一号「ウサ?」





27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:23:02.70 ID:O5k8MW0Fo


【Pの個人日誌】

 Bがあの子を殺した
 Bがあの子を殺した
 Bがあの子を殺した
 Bがあの子を殺した
 Bがあの子を殺した
 Bがあの子を殺した

 Bが殺した
 Bが殺した
 Bが殺した
 Bが殺した

 Bが
 Bが
   
【了】




28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:23:29.29 ID:O5k8MW0Fo

 
P「いいかい、一号、しっかりと覚えるんだ」

一号「ウサ」
 
P「酸素ボンベに赤いライン。これは三時間分の酸素」

一号「ウサ」

P「青いラインは一時間分だ」

一号「ウサ」

P「それじゃあ問題だ。僕ともう一人が船外活動中に救助を求めている」
P「僕のボンベは青いライン。もう一人のボンベは赤いラインだ。いいかい?」

一号「ウサ」




29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:23:55.30 ID:O5k8MW0Fo


P「キミはどちらを先に助けるべきだい?」

一号「ウサ」

 ウサミンロボ一号はPを指さす。

P「そうだ、一号。よく出来たね。賢いぞ」

一号「ウサ~」

P「青いラインは一時間、赤いラインは三時間。いいね?」

一号「ウサ、ウサ」

P「いい子だ」




30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:24:21.87 ID:O5k8MW0Fo



【Pの個人日誌】

 仕掛けは終わった

 あとは機会を待つ
  
【了】




31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:24:50.86 ID:O5k8MW0Fo


P「え……」

A「君が一号と呼んでいたロボを破壊処理した、と言ったのだ」

P「何故……」

A「三日前のBの死亡事故の件だ。ロボによるミスのための事故だと結論される」

P「ロボの……ミス」

A「ボンベの酸素残量を何故か間違って記憶していたらしい。初期設定の手違いとも思えないからな」

P「そんな」

A「記憶が失われるならまだしも、記憶が間違えられているというのは大問題だ」

P「で、でも、稼働一旦停止ぐらいで」

A「ロボが貴重な労働力であるのはわかるが、危険が大きすぎる。事後報告になってしまったがよろしく頼むよ」




32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:25:19.04 ID:O5k8MW0Fo

 
【Pの個人日誌】

 僕が一号を殺した

 違う

 違う

 一号を殺したのはAだ
   
【了】




33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:25:45.79 ID:O5k8MW0Fo


二号「ウサ」

三号「ウサ」

P「……うん。僕たち三人だけになったね」

二号「ウサ」

P「データを実体化させれば賑やかになるかも知れないけれど」

三号「ウサ」

P「うん。ここで生まれても、行く場所なんてない」

P「いずれ、地上から連絡が来る。それまで……」

P「……二号、三号……君たちの稼働限界は?」

二号「ウサ?」




34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:26:12.05 ID:O5k8MW0Fo


【Pの個人日誌】

 Bはウサミンロボにデータを実体化をさせていた。

 宇宙船は、ウサミンロボだけでも動かすことが出来る。

 だったら答えは、一つだ。

【了】




35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:26:38.21 ID:O5k8MW0Fo


P「明日、地上からの定期通信が来る予定だ」

P「ウサミンロボ、君たちはデータと共に行くんだ」

P「もう、僕たちの星にアイドルはいない」

P「君たちが、アイドルを守るんだ」

P「君たちが旅立った後、僕は残ったモジュールを爆発させる」

P「君たちは誰も追えない」

P「人間には不可能な速度で進むんだ、いいね」

P「アイドル以外の人間のデータもある。君たちならそれを読み込んで自分のものに出来るだろう」

P「いろいろな知識が君たちを助けるよ」

P「遠いどこかで、君たちがもう一度アイドルを……人間を、蘇らせてくれ」

P「ウサミンロボ。アイドルたちによろしく」




36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:27:04.97 ID:O5k8MW0Fo


【Pの個人日誌】

 (データは全て破棄されている)

【了】




37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:27:40.66 ID:O5k8MW0Fo


 長い長い刻が過ぎました。

 ウサミンロボは、一つの星を見つけました。

 人間が生きていくことの出来る星。

 ウサミンロボは、データを実体化しました。
 
 人間たちを助け、ウサミンロボは頑張りました。

 ウサミンロボに護られた人間たちは、その星を「ウサミン星」と名付けました。

 ウサミンロボが稼働限界を迎えて眠りについた頃、人間はロボたちを星の守護神と呼んでいました。

 ロボたちは、人間たちの守り神として語り継がれていったのです。




38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:28:06.43 ID:O5k8MW0Fo




 やがて…………

 一人のウサミン星人が地球を訪れます。アイドルとして。

 そして、プロデューサーと出会い、アイドル仲間と出会います。

「よし、出来た。ウサミンデザインの、ウサちゃんロボだ」

「さすが晶葉ちゃんですね」

「しかし、ウサミンにこんなデザインセンスがあったとは」

「ウサミン星人なら皆知っている、ウサミン星人の守り神さまですよ」

「ふーん、こんなのが」

「こんなの、じゃないです」




39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:28:36.92 ID:O5k8MW0Fo


 
  
 
 
 
 
 ……ロボ、アイドルによろしく
 
 
 
 
 
 




40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 00:29:03.69 ID:O5k8MW0Fo


 知らない男の声が聞こえたような気がして、菜々と晶葉は一瞬、顔を見合わせたのでした。
 




41: ◆NOC.S1z/i2 2015/04/30(木) 00:31:23.30 ID:O5k8MW0Fo


 以上、お粗末様でした

 初見でめちゃくちゃ泣いた「サイレントランニング」 
 大好きな映画を元ネタにしてSSやってみたかったんです

 後悔はしていない




42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 03:30:05.28 ID:XPBRFzA+O

よかった



43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/30(木) 03:42:18.24 ID:Xm8OlyMao

乙!
ウサミン星のこういうこと描かれ方は何か壮大でいいな




B00FSDEKNMサイレント ランニング [DVD]

ジェネオン・ユニバーサル ジェネオン・ユニバーサル 2013-12-20

Amazonで詳しく見る

B00TX3AZOG B004HB2KF6 B00VX9811C
関連記事

アイドルマスターSS   コメント:0   このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧
コメントの投稿