4:
◆/ZsuQ/MGAE 2014/11/30(日) 17:33:31.57
ID:zTavtj4EO
まゆ「…プロデューサーさん、抱きしめてください。」
P「えっ…?」
まゆ「まゆは…プロデューサーさんの体温が欲しいです…」
P「まあ、それならそれで良いんだけどよ…」
ギュッ
P「…暖かいか?」
まゆ「…はい♪」
「…あのー、プロデューサーさん?」
P「どうした、ちひろさん。」
ちひろ「事務所内でいちゃつくのは結構なのですが、出来れば人目のないところでやってもらえないかなーって…」
P「それもそうか、無闇に見せつける必要もないしな。
んじゃ、仮眠室を借りますよ。」
ちひろ「1時間後には仕事ですから、手短にお願いしますね!」 ラジオ アイドルマスター シンデレラガールズ『デレラジ』DVD Vol.6
9:
◆/ZsuQ/MGAE 2014/11/30(日) 17:41:38.99
ID:MYhgN2beO
P「…まゆ、最近甘えん坊になったな。」
まゆ「プロデューサーさん、最近まゆにあんまり構ってくれないから…」
P「済まん…最近は仕事が立て込んでるしな。ほら、まゆも記念ライブに出るだろ?」
まゆ「そうなんですけど…プロデューサーさん、最近凛ちゃんにばかり構ってるように見えて…」
P「あー…そうだな。総選挙の覇者はここ最近が一番の大仕事になるし、どうしても面倒を見る人が足りないんだ。」
まゆ「むぅ…」
P「…そうだ、二人でまた組めばいいじゃねーか。」
まゆ「独り占めがいいんです…」
P「独り占めの件は…クリスマスから正月にかけて付き合うから、それまで我慢…じゃダメか?」
まゆ「お約束ですよぉ?」
P「ああ、約束する。」
コンコンコン
ちひろ(そろそろ時間ですよ!)
P「おし、行くか!」
まゆ「はぁい♪」
10:
◆/ZsuQ/MGAE 2014/11/30(日) 17:49:19.46
ID:MYhgN2beO
P「ライブ直前で悪いが、セットリストを少し変更する。」
凛「え?」
菜々「そ、そんな急に言われても困りますよ!?」
P「いや、そこまで大きな変更じゃない。凛とまゆで1曲、タッグを組んで歌ってもらう。」
蘭子「記せし定めが歪むというのか?」(曲順も変わるんですか?)
P「ああ…具体的には、エヴリデイドリームをNever sey neverのすぐ次に。更に次が凛とまゆ、以降は順番にズレる。」
杏「杏にはあまり関係なかったね…帰っていい?」
P「ダメに決まってんだろ。
その関係で、凛とまゆは本番まで二人で練習してもらうぞ。」
凛「わかった。」
P「んじゃ、コンビ結成の握手を頼むぜ。」
まゆ「……」スッ
凛「…よろしく。」ギュッ
11:
◆/ZsuQ/MGAE 2014/11/30(日) 18:02:44.34
ID:MYhgN2beO
P「んー…意外と難しいな…」
まゆ「ハァ…ハァ…」
凛「ふぅ…まゆ、大丈夫?」
まゆ「ま…まだ、大丈夫です…」
マストレ「…佐久間、無理をしてないか?」
まゆ「いえ…大丈夫…です…」
マストレ「…ダメだ。今日はこれ以上やらせるわけにはいかんな。」
まゆ「でも…」
凛「…まゆ、焦ってない?」
まゆ「えっ…?」
マストレ「確かに、動きが力み過ぎてたな。佐久間、なにか不安でもあるのか?」
まゆ「…えっと…」
P「…もしかして、失敗したら俺が…とか考えてたか?」
まゆ「…はい…」
凛「…まゆらしいね。」
P「別に俺は失敗をグチグチ責めたりはしないぞ。それと、離れる気もない。」
凛「プロデューサー、結構甘い人だからさ。」
まゆ「…そう、ですね。」
マストレ「ふむ…少しテンポを落としてみるか。プロデューサー殿、音源の準備は出来るか?」
P「また難題を振りますね…なんとかしてみます。
まゆ、焦んなよ!」
凛「ほら、プロデューサーもそう言ってるし。」スッ
まゆ「…はい。」
マストレ「だが、レッスンのペースはこれ以上落とせないぞ。
明日からは気合を入れて励んでもらおう!」
凛・まゆ「「はい!」」
12:
◆/ZsuQ/MGAE 2014/11/30(日) 18:12:38.70
ID:MYhgN2beO
P「ついに本番だ…お前ら、準備はいいな?」
凛「うん。」
まゆ「はい♪」
P「杏ときらりが下がってきたら、すぐに出てもらうぞ。」
まゆ「…プロデューサーさん…」
P「…どうした?」
まゆ「……」スッ
凛「…プロデューサーに抱きしめて欲しいのかな?」
P「…ああ。」
ギュッ
まゆ「…プロデューサーさんの体温…まゆ、すっごく頑張れる気がします。」
P「俺の加護があるんだ、全力を出してこい!」
まゆ「…はい!」
凛「まゆ、私にも少し譲ってほしいな。」スッ
まゆ「出来れば独り占めしたいです…」
P「後でもっと補充してやるから、今は少し譲ってやれ、な?」
まゆ「はぁい…」
ギュッ
凛「…ありがと。」
<ミーンナハッピハッピ!
<アンズハモウヒキアゲルヨ、ツギノヒトタチニマカセル。
P「よし…!」
ポン!
P「行ってこい!」
13:
◆/ZsuQ/MGAE 2014/11/30(日) 18:19:59.23
ID:MYhgN2beO
ザワザワザワ…
凛「予定が変わっちゃったけど、次は私、渋谷凛と」
まゆ「佐久間まゆでお送りします♪」
凛「…さあ、行くよ。」スッ
まゆ「私たちの歌…」スッ
凛・まゆ「「聞いて(ください)!」」
ウォォォォォォ!!
・・・・・
きらり「まゆちゃん、すっごくハッピハッピしてるにぃ!」
杏「あんな二人、ちょっと見たこと無いかも。」
P「なんてったって、俺の加護があるしな。」
裕子「それはもしや、サイキックですか!?」
紗枝「んもー、そんなすぐさいきっくに繋げたらあきまへんえ?」
P「…ある意味では、まゆに全力以上を出させるサイキック…かもな?」
奈緒「乗るのか!?」
加蓮「ふふっ…でも、凛もいきいきしてる。」
14:
◆/ZsuQ/MGAE 2014/11/30(日) 18:30:22.42
ID:MYhgN2beO
・・・・・
P「…みんな、今日はよく頑張った!乾杯!」
「「「「「かんぱーい!!!」」」」」
まゆ「うふふ~、プロデューサーさぁ~ん…」
P「おいおいどうした!?なんかフラフラしてるぞ!?
…おい!まさか酒を飲ませてないだろうな!?」
瑞樹「この宴会、お酒は無しになってるわよ?」
菜々「あー…ナナがサイダーを飲ませたのが原因でしょうか…?」
P「…ノンアルコールだよな?」
菜々「も、もちろんですよ!ナナはまだ未成年ですよ!?」
P「あーもー…」
まゆ「プロデューサーさぁ~ん…まゆを抱きしめてぇ…くださぁい…」
P「…ダメだこりゃ。」
ファサッ
P「ちょっと部屋に戻してくる。すぐ戻るからあんまり食うなよ!」
みく「お姫様抱っこにゃ!」
凛「…羨ましいな。」
加蓮「凛も、あれをやってほしいの?」
凛「…出来れば、ね。」
きらり「りんちゃん元気無いにぃ…きらりんはぐぅー!」
凛「わっ!?」
杏「きらりー、あんまり抱きつきすぎないでよー」
15:
◆/ZsuQ/MGAE 2014/11/30(日) 18:36:48.51
ID:MYhgN2beO
まゆ「ムニャムニャ…」
P「…全く、勘違いで酔っ払った感じになっちまったか。」
まゆ「プロデューサーさんはぁ…まゆと一緒でぇ…」
P「…なんか、日菜子の影響が入ってないかこれ。」
まゆ「小さな…白い…家…で……スー……」
P「…あの未来日記か。」
P「…でも、いつかはあの日記、現実にしような。」
チュッ
P「デコぐらいなら、世間的にもセーフだろ。」
終
16:
◆/ZsuQ/MGAE 2014/11/30(日) 18:42:40.02
ID:MYhgN2beO
凛「…見ちゃった。」
凛(プロデューサー、まゆとキスしてたよね…しかも顔に…
ちひろさんや未央に知られたらどうするんだろう。
でも、プロデューサーも本気みたいだし…私は止めなくてもいいのかな…うーん…)
「どうしたのしぶりん?」
凛「みっ、未央!?」
未央「たしかここはまゆちゃんの…ははぁ、盗み聞きですな?」
凛「ちょっ、そうじゃなくて…!」
ガチャ
P「どうしたんだお前ら?宴会はまだ終わってないだろ?」
凛「あ…様子を、見に行こうと…」
未央「プロデューサーを呼ぼうと思って!」
P「すぐ戻るって言ったろ…まあ、まゆはしばらく安静だ。疲れ切ってる。
まゆの分で、少しは飯を残してやんないとな。」
凛「うん…」
今度こそ終
19:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/30(日) 18:52:29.26 ID:yb4OPo0yo
乙
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