姉「私は弟君が大好きだから!」

2010-11-04 (木) 19:20  姉兄妹弟SS   1コメント  
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もっと姉、ちゃんとしようよっ! 限定版

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /29(金) 16:41:55.34 ID:bwLgyVXs0
弟「いや、堂々とブラコン宣言されても・・・
  そんなだから彼氏もできないんだよ」

姉「つくらないだけで、私はモテモテだもんねー。
  それに私は断じてブラコンじゃないよ!
  異性として弟君が大好きなんだよ!」

弟「そのほうが最悪だろ!」(まあちょっと嬉しいけど)

母「姉・・・間違っても親の前でする話じゃないからそれ・・・」ガビーン

姉「これじゃいつまでたっても彼氏ができないよぅ」ぁぅ

父「カワイソウと思わんのか弟!」カッ!

母「あなたー?!」




5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /29(金) 16:43:55.87 ID:bwLgyVXs0
弟「俺がシスコンって思われてるのも8割がた姉ちゃんが原因なんだけど」

姉「じゃあ2割は心当たりあるんだぁ」ニヨニヨ

父「心当たりとやらを話してみなさい」

母「あなたはちょっと黙って。
  あんた達もいい加減お風呂入っちゃいなさい」

姉・父「えっ!二人で入るの?!」( ゚∀゚)=3

母「」ゴゴゴゴゴ

姉・父「ごめんなさい」

弟「絶対県外の大学にいってやる・・・」




7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /29(金) 16:45:13.79 ID:bwLgyVXs0
弟「姉ちゃん先に入りなよ」

姉「姉の出汁、通称『姉汁』を思うさま楽しむつもりね!」

父「やめなさい。お母さんに捨てられたゲームのこと
  思い出しちゃうからやめなさい。」

母「DVDも全部捨てましたよ」

父「えっ?!そんな確かに・・・」

母「あるんですね。全部出しなさい。」

父「Oh...」

弟「じゃあ先に入るから」

姉(っしゃあ!弟汁Getだぜぇ!)




8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /29(金) 16:46:36.48 ID:bwLgyVXs0
―風呂―
choco chip氏ー!ハヤクカエッテキテクレー!!
弟「親父の断末魔が聴こえる・・・」

弟「どうしてこうなった。
  昔はもっと違ったと思うんだけどなぁ」

~以下、回想~
姉「弟君の髪いい匂いだねー」クンカクンカ

弟「そんなのわかんないよぉ。
  離してよおねーちゃん」

姉「ダメ―」スーハースーハー

父「イイヨイイヨー」ビデオサツエイチュウ
~以上、回想~

弟「あっ!やばい泣きそう・・・」
弟(記憶に無いだけで、もっと酷いことされてる気がしてきた)




9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /29(金) 16:48:43.37 ID:bwLgyVXs0

弟「あがったよー」ホッカホカ

姉「風呂上がりはもっと半裸でうろうろすべきだと思うの。
  まぁそれはともかく・・・」

姉「次、私が入るねー」シュッ

父「なっ!速い!」

母「待ちなさーい」ヒュン ガシッ

父「さらに速いだとっ!」

母「返り血流したいから、先にお母さんが入るわね」

姉「はい・・・」(弟汁がぁ・・・)

父(有無を言わせぬプレッシャー)ゴクリ…

弟「とりあえず、親父が思いのほか元気そうで何よりだよ」




10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /29(金) 16:51:23.80 ID:bwLgyVXs0
母「あがったわよー」ホッカホカ

姉「じゃあ次私ね。
  パパみたいな変態の後とかマジ勘弁だから」

弟・母(お前が言うな)

父「なじっても父さん悦ばないぞー。
  そんな属性持ち合わせてないからな!」

弟・母(嘘つけ)

姉「別に悦ばせるつもりで言ってないから」

父「こりゃ一本取られたな!」ハハハコヤツメ




12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /29(金) 16:52:16.33 ID:bwLgyVXs0

姉「あがったよー」

父「うむ」(家族汁か・・・悪くない!)スタスタ

姉「あれ?弟君は?」

母「電話がかかってきて部屋に行ったわよ?
  女の子っぽかったけど彼女かしらねぇ?」アラアラウフフ

姉(ないない絶対ない大丈夫大丈夫ないよないない絶対大丈夫
  ないアリエナイないったらない大丈夫がんばれ私がんばれ)

―風呂―
父「また風呂水が流されてる・・・」




14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /29(金) 16:56:38.01 ID:4j06u4wCO
親父ざまぁwww



19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /29(金) 17:47:44.65 ID:UslEwLQpO
今日のアットホームロマンススレ



23:米田 ◆YONE/zixE6 :2010/10 /29(金) 18:24:18.13 ID:G+hWPji4O
  _, ,_     興味深いスレですヨネ
( ・∀・)   
( ∪ ∪    
と__)__)旦~~



27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /29(金) 19:48:25.91 ID:tGI14Ddt0
姉「とりあえず、弟君の様子を見に行かねば・・・」

母「ハァ・・・しょうがないわねぇ。
  これを持っていきなさい」
つ『高性能集音マイク』

姉「ママありがとう!」

母(姉・・・しっかりこじれさせるのよ・・・)




28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /29(金) 19:51:28.83 ID:tGI14Ddt0
―弟部屋―
弟「いやいや、いいってば。
  勉強くらい自分でできるからさ」

電話相手「でもこの前のテストやばかったんでしょ?
  いっしょに勉強したほうが効率良くない?」

弟「確実に俺がお荷物だろ」

電話相手「私がいいって言ってるからいいのよもう!」

弟「そうは言ってもだな・・・」

―隣の姉部屋―
姉(すごいよコレ、電話相手の声まで聞こえる。
  ママなんでこんなの持ってたんだろ・・・)ゴクリ

姉(にしても相手の声かわいいな畜生!)




29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /29(金) 19:58:14.01 ID:tGI14Ddt0

翌朝
弟(結局押し切られて図書館で勉強することになってしまった。
  俺の周りの異性は怖い人ばっかだよ・・・)

姉「おはよう弟君!突然で悪いけど今日は留守番しててくれないかな?」

弟「えっ!俺ちょっと用事あるんだけど・・・」

姉「私宛に荷物届くはずなのよ。
  私は出かけなくちゃ行けないしお願い!」

姉「それに勉強会なら相手をうちに呼んじゃえばいいじゃない?」

弟「何で知ってんだよ!」

姉「やぁねぇ!さっき声出しながら考えてたじゃない!」

弟「え?声出てた?」(あれそうだっけ?)

姉「もうオッチョコチョイなんだから・・・
  そんな弟君も大好き!」




30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /29(金) 20:10:55.43 ID:tGI14Ddt0
弟「あーもしもし女さん?非常に悪いんだけどさー・・・」ナンダカンダ

姉「ママ!パパ!作戦通りによろしく!」ヒソヒソ
母「アラアラウフフ」ヒソヒソ
父「了解マイラブリードーター」ヒソヒソ

姉・母(いちいちキモイ)

弟「んじゃオマチシテオリマス」

姉「どうだった?」

弟「OKだってさ。なんかすげー慌ててる感じだったけど・・・」

姉「無理言ってごめんね?
  ささ、朝食食べてシャワー浴びちゃいなさい」

―女の家―
女(どうしよいきなり家になんて!家族全員出かけるとか言ってたけど・・・
  あーやばい!とりあえず勝負下着にかえなきゃ!)




32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /29(金) 20:27:44.36 ID:tGI14Ddt0
弟「あれ?お母さん達は?」

姉「もう出かけちゃったよ!
  じゃあ、私もいってきまーす!」

弟「はいよいってらー」

―作戦本部(納屋)―
ガラッ
姉「カメラの具合は?」

父「弟の部屋10台、廊下5台、リビング5台、キッチン3台、トイレ5台、
  全て正常に作動している!無論マイクもだっ!」ドヤ

姉「録画は?」

父「全てBDにハイビジョン録画だ!」キリッ

母「はいはいトイレのは止めましょうね」

父「('A`)」




33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /29(金) 20:34:17.04 ID:do3a0QfJ0
うむ



34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /29(金) 20:49:46.64 ID:tGI14Ddt0
ピンポーン
女「ごめんくださーい」

弟「あーはいはいあがってー。
  今日はごめんな・・・姉ちゃんに押し切られてさ・・・」

女「いいのいいの!全然気にしてないから!」ブンブン

女(お姉さん超ありがとう!いや、お義姉さんかな?ナンチャッテー)

―作戦本部―
姉「あの娘、胸おっきいカワイイ・・・」

父「姉はお母さんに似ちゃったからなぁwww」

母「まずカウント1ね?お父さん」ピキピキ




35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /29(金) 21:02:35.39 ID:tGI14Ddt0
―引き続き作戦本部―
姉「ママ!仕込みのほうは?」

母「生臭い臭いのする不自然に丸まったティッシュ、姉とのベタベタ2ショット写真、
  ベットの下にエッチな本、プレイヤーの中にAV、
  枕元に長い髪の毛、引き出しにコンドーム・・・全て完璧よ」

姉「さぁ弟君に幻滅して帰りなs

父「若い二人が間違いを犯しそうなアイテム満載だな!
  流石お母さん!」

姉(あれホントだ?だんだんヤバイ気がしてきた・・・止めねばっ!)ダッシュ

ガシッ
母「だめよー?若い二人を邪魔しちゃ」ウフフ

父「あの娘ガーター装備か・・・弟の趣味ど真ん中だな!」

姉「んー!んーー!!」(姉拘束中)




59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /30(土) 14:37:57.00 ID:EUM2KbBE0
女「ここが弟の部屋かー。あんまり生活感ないね」

弟「あんまり観察しないでくれよ」

女「ごめんごめん」テヘ

弟・女(なんか一瞬変な臭いがしたような・・・)

女「じゃあ早速始めますか。まずは世界史からね!」

弟「また眠くなりそうなものを・・・」

女「あんたは何でも眠くなるでしょ」

―作戦本部―
母「あなた、エアコンの手はずは?」

父「こちらからの操作も可能にしてあります!」

母「よろしい。これで若い二人は汗を掻きながら
  一枚ずつ服を脱いでいくのよ!」

姉「んー!」(弟君逃げてー!)




60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /30(土) 14:40:32.31 ID:EUM2KbBE0
順調に勉強中・・・
女「なんか暑くない?」

弟「あっ悪い!オキャクサマに飲み物もさし上げずに・・・
  なんか取ってくるから、エアコン止めといて」ガチャ

女「はいはーい・・・ってあれ?
  エアコン止まらない」

―作戦本部―
父「母さん、飲み物には・・・」

母「媚薬入りよ」

父「グッド!」

姉「んっ・・・」(縄が変なトコにあたる・・・)




61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /30(土) 14:45:54.02 ID:EUM2KbBE0
また少し時間経過・・・
母「動かないわね・・・」

父「もう二人ともガチガチのグショグショじゃないのか?
  ・・・・・いや待て!弟が動いた!」

モニター弟『ちょっくらトイレ行ってくる』ガサゴソ

モニター女『んっ・・・行ってら』

母「トイレで処理するつもりかしら?」

父「弟の居ない間に自らの火照った体を慰めはじめる女ちゃん!
  そこに処理し終えた弟が戻ってきて女ちゃんの痴態を目撃する!!
  それは弟を一匹の獣に変えるのに充分な出来事であった!!!」クワッ

母「草食獣じゃなければいいわねぇ・・・」




62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /30(土) 14:50:38.14 ID:EUM2KbBE0
父「ん?!母さんトイレの映像をメインモニターに!」

母「はいはい・・・」ポチッ

モニター弟『ふいー』ジョボジョボ

ムスコノムスコカンサツチュウ・・・
父「まさか弟の奴・・・・・インポなのか・・・?」

母「でも、朝はしっかりたってますよ?」

父「母さん・・・母さんの使った媚薬ってのは・・・」

母「あなたがこの前私に使った奴ですよ?」

父「・・・・・ごめん。あれガムシロップなんです・・・」

母「屈辱ね・・・この上ない屈辱だわ。カウントぶん
  後でしばこうと思ってたけど気が変わったわ・・・・」ドドドドドドドドド

姉「んっんっ」(弟君のオットセイ////)




63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /30(土) 14:52:26.63 ID:zcbHBrHD0
親ww



64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /30(土) 14:57:57.73 ID:EUM2KbBE0
父「おっ!女ちゃんがベッド下のエロ本に気が付いたようだぞ」アセアセ

父「動きが期待できるんじゃないか?母さん」ガクガク

母「」ドドドドドドドドドドドド

父「は・・・あはは・・・あはははは・・・・・」ブルブル

姉「っ・・・」ビクンビクン

―弟の部屋―
女「弟ってこんなの読むんだ・・・うわぁーすっごい・・・
  ええ!こういうの好きなの?!うわー・・・うわー・・・」フンスフンス

女(胸ちっちゃい人ばっかりだなぁ・・・小さいほうが好みなのかなぁ・・・)

スタスタ
女(弟の足音!やばい!!)シュババ




65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /30(土) 15:11:54.54 ID:EUM2KbBE0
弟「ん?なんかあった?」

女「なんでもないなんでもない!
  ちょっと休憩しようかなーってね!」アセアセ

女(ついつい鞄にしまっちゃったー)ガビーン

弟「そう?んじゃあTVでもつけよっか」ポチ

TV『ギシギシアンアンギシギs・・・プツン

弟(え?なんで?全然意味わかんない。これなに女さんの前で・・・えええー
  気づかれたよな?すぐ消したって言っても今の絶対気づくよな!)

女(え?なに?なんでTVつけたらいきなり・・・////)

弟「えーと、これはその違くてですね、その!」アセアセ

女「うん!大丈夫!大丈夫だから!わかってる!わかってるから!」アセアセ




66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /30(土) 15:23:20.11 ID:EUM2KbBE0
―作戦本部―
母「姉!起きなさい!」

姉「うーん・・・」ハッ
ガバッ
姉「作戦は!弟の貞操は!」

母「作戦は中止よ。残念ながら弟の貞操も無事・・・
  あんたはもう帰りなさい」ニコニコ

姉「ママは?」

母「私はお父さんとお話があるから」ドドドドドド


―弟の部屋―
弟(あー死にたい・・・死んでしまいたい・・・
  女さんすげー気つかってた・・・これ絶対引かれた・・・死にたい)ドヨーン

女(重い・・・なんて声かければいいのか・・・・・)




111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /31(日) 16:19:24.81 ID:P9LJoSvR0
タダイマー
女(天使の福音!)
女「だっ誰か帰ってきたみたいだよ?お姉さんかな?」

弟「あれ?早いな」

ダダダダ バンッ
姉「ただいま弟君!」

弟「いや、普通に部屋に入ってくるなよ」

姉「一刻もはやく弟君といちゃいちゃしたかったんだもーん」チラッ

女「」ポカーン

姉(ふふふ・・・私と弟君のラブラブっぷりに唖然としてるようね!
  にして胸でかいわね・・・)

女(学校とキャラ違うくない?)




113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /31(日) 16:28:56.38 ID:P9LJoSvR0
弟「姉ちゃん、こちらがクラスメイトの女さん」

女「はじめまして!いつも弟君にはお世話になってます!」エイギョウスマイル

姉ツーン
姉(おおう・・・谷間がががががが)

女(えっ無視?!)ガビーン

弟「ちょっ!姉ちゃん!」

姉「・・・・・ハジメマシテ。アネデス」シブシブ

女(歓迎されてないオーラが半端じゃない・・・)ガビーン




115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /31(日) 16:37:11.74 ID:P9LJoSvR0
弟「早かったね。荷物まだ届いてないから」

姉「荷物?・・・・・ぁあ!荷物ね!
  うんわかった!わかったよ」アセアセ

姉「そんなことより勉強見てあげるよー!
  今はどの教科やってたのかな?」

弟(そんなことって・・・・無理やり留守番させた癖に・・・)

女「えっと、今ちょうど休憩してたトコで」

弟「そう休k・・・」ズーーン

姉「?」

女(あぁーさっきのこと思い出させちゃったー・・・)




116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /31(日) 16:51:38.16 ID:P9LJoSvR0
女「お、お姉さんは今日何処に行ってらしたんですか?」アセアセ

姉「どうしたの弟君?アレになんかされたの?」

女(徹底して無視だーしかもアレって言われたー)

弟「ちょい姉ちゃん!さっきから女さんに失礼だろ!」

姉「うっ・・・・・ごめん女ちゃん・・・
  ついカッとして・・・」
姉(冷たくして早く帰ってもらうつもりが
  弟君に怒られちゃった)ショボーン

女(犯行動機みたいな理由で無視されてたー)
女「いえっ!全然気にしてないんで大丈夫です」

弟「まったくもぅ」




117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /31(日) 17:00:49.28 ID:P9LJoSvR0
一時間後・・・
女「・・・で、ここがこうなる訳ですよ」

姉・弟「なるほどー」

女(ん?なんでお姉さんにも教えてるんだろ私・・・)

弟「やっぱ女さん説明うまいよね」

姉「はぁー・・・ようやく理解できたよ。
  私ずっと・・・」
ハッ!
姉(敵に感心してどうするの私!)
姉「女っちゃんもしっかりと理解しているようね!」

弟「姉ちゃん普通に感心してただろ」

女「アハハ・・・」




120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /31(日) 17:46:55.79 ID:P9LJoSvR0
タダーイマー
姉「ママが帰ってきたみたい」

女「もうこんな時間か・・・ちょっと長居しちゃってごめんね!
  そろそろ帰るとしますか」

弟「今日はほんと助かったよありがとう。
  なんか姉ちゃんまで教えてもらっちゃって・・・」

姉「うぐ・・・」

女「こっちもすっごく楽しかったよありがと!」




121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /31(日) 17:56:56.85 ID:P9LJoSvR0
母「あら、もう帰っちゃうの?」

女「はい。お邪魔しました!」エイギョウスマイル

母「せっかくだから晩御飯も食べていったらどうかしら?」

姉「そんなマm・・・」
姉(視線で牽制されてる・・・ここは引き下がるしか・・・・・)

女「そんな!申し訳ないです!
  長居した上にご馳走まで・・・」

母「あらあらかまわないのよ?
  今日の晩御飯はいつもより一人足りないからちょうどいいわ」

弟「そっちの都合さえ良ければ食べてかない?
  今日は色々世話になったしさ」

姉(パパいないんだ・・・)




122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /31(日) 18:05:44.55 ID:P9LJoSvR0
女「ご馳走になるだけでは申し訳ないので、
  良ければ夕食の用意を手伝わせてもらえませんか?」

姉(くっ・・・料理スキル持ちか!ならばっ!)
姉「私も!私も手伝うよ!」

弟「いいから!姉ちゃんは何にもしなくていいから!
  お願いだから何もしなくていいから・・・」

女(弟必死だ・・・前になんかあったのかな)

母「じゃあ今日はお母さん張り切っちゃおうかしら!」ウフフ




123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /31(日) 18:21:37.80 ID:P9LJoSvR0
―キッチン―
母「手際いいのねー。よく作ってたりするの?」

女「はい!うちの母は仕事から帰ってくるのが遅いことがあって、
  代わりに家事をすることが多かったんですよ」

母「将来は立派なお嫁さんになれるわねぇ」ウフフフフ

女「なっ!そんなお嫁さんだなんて・・・・////」カァ

―リビング―
姉(やばい・・・ママの中での女ちゃんの評価がうなぎのぼりだ・・・)

弟「台所のほうガン見しすぎだよ姉ちゃん。
  そんなにおなか空いてたの?」

姉(いやここは弟君とスキンシップをはかり好感度を・・・)
姉「今日はすごく疲れたからいつものマッサージしてよ弟君!」




125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /31(日) 18:37:04.58 ID:P9LJoSvR0
モミモミ
姉「んっ・・・やっぱりキモチィィ・・・・・
  あっ!うん、そこもっと強くして・・・」

女「ご飯できたよー・・・って、えええ!」

弟「どしたの?」モミモミ

姉「あーマッサージきもちいー」グデー

女「マッサージか・・・」
女(馬乗りになってるからてっきり////)

弟「マッサージはちょっと自身があるぜ!
  今日は疲れたろ?後でやってやるよ」

女「えっ!あっ!うん!」
女(私もあんなふうにされちゃうのかな////)ドキドキ

弟「ほら姉ちゃん、飯行くぞ」

姉「ういー」グデー

女(グデングデンだ・・・そんなに気持ちいいのかな)ドッキドキ




126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /31(日) 18:50:34.63 ID:P9LJoSvR0
弟「うおおおおおお!!」

姉「ちょっと豪勢すぎない?」

母「女ちゃんが可愛いから、ついつい頑張りすぎちゃった!」テヘッ

一同「いただきまーす」
ムシャムシャ
女「あ!それ私が作ったんだけどどうかな?」

弟「うまいってすげーうまい!」ガツガツ

姉(超うまい・・・もしやと思ったけどコレじゃ完璧じゃない)ドヨーン

女「お父さんが帰ってきてないのに、先にいただいてよかったんですかね?」

母「女ちゃんはいつも弟とどんな話をしてるのかしら?」ニコニコ

女「あっはい、えっとですね・・・・・」
女(あれ?聞こえなかってのかな?
  でもなんだろ・・・深く追求しちゃ駄目な気がする)




127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /31(日) 19:07:49.37 ID:P9LJoSvR0
ゴチソウサマー
弟「いやーマジで美味かった!
  これだったら嫁の貰い手に困りませんなー」ゲフー

女「ありがと////」

姉(あー美味しかったぁ幸せ・・・)トローン

弟「さってっと・・・・・」

女「マ、マッサージしてくれるの・・・かな?」カァ

弟「んっ、そ、そうだったな////」
弟(なんか急に恥ずかしくなってきた・・・俺はなんてことを・・・)

弟「あーっと!もうこんな時間じゃん!
  流石にもう帰ったほうがいいだろ?マッサージはまた今度な!」

女「う、うん!また今度・・・ね」マッカッカ

弟「お、おう」マッカッカ

母(ヘタレね)




128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /31(日) 19:17:56.49 ID:P9LJoSvR0
母「外も暗いんだから送っていってあげなさい弟」
母(必須イベントよね)

弟「それもそうだな。よし行くか!」

女「そんな気を使わなくていいよ!
  ここからそれほど遠くもないからさ」

弟「遠くもないんだったらなおさら送って行ってやるよ。
  今日はホント世話になったんだからこれくらいさせろって」

姉(このイベントはマズイ!
  別れ際に男女どちらからでもさり気なくチューができてしまう・・・
  断固阻止せねば!)

姉「わ、私が送ってく!」




129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /31(日) 19:27:52.28 ID:P9LJoSvR0
弟「え?急にどうしたんだよ姉ちゃん」

姉「ほ、ほら!私もいろいろお世話になったし?
  なんだか女ちゃんともあんまり話せてないしさ!」アセアセ

女(お姉さん・・・)

弟「そりゃ姉ちゃんの戦闘力なら大丈夫だろうけどさ。
  夜道に女の子二人を歩かせられねーよ」

女「わ、私からもお願いします!私もお姉さんと話してみたいので・・・」

弟「じゃあ俺もついて・・・」


母「二人で行かせなさい弟」

母(これは面白くなるわね)




134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /31(日) 20:46:35.63 ID:P9LJoSvR0
―帰り道―
女「わざわざありがとうございます」

姉「んーん・・・」

女(はぁ・・・やっぱり空気重いなぁ・・・)
チラッ
女(お姉さん背高いなー・・・うらやましい・・・・
  歩いてる姿も凛としててすごく綺麗・・・)

チラッ
姉(歩くだけで胸揺れてない?背は少し低いかな?
  私と全然違うタイプだけど、弟君はこういう感じが好みなのかな・・・)

女(嫌われてるのかな私・・・ううん弱気になっちゃだめ!)

姉(すごくいい子なのはわかった・・・でもやっぱり譲れない!)

姉「・・・・・女ちゃんってさ・・・弟君のこと好きだよね?」




138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /31(日) 21:04:54.15 ID:P9LJoSvR0
女「!!!?あっ、えとっ・・・」アタフタ

姉「私は弟君大好きだよ・・・
  もちろん家族としてじゃなく異性として大好き・・・」

女「!」(あぁそうか・・・)

姉「今日の私はちょっとどうかしてた・・・
  女ちゃんにも酷いことしたと思う」

女(だから今日はあんな態度だったんだ・・・)

姉「でもやっぱり弟君が!弟君が大好きだから・・・」

女(こんな素敵な人が私を意識して・・・嫉妬してくれた!)

姉「このキモチは譲れない!女ちゃんには譲れない!!」




139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /31(日) 21:14:22.53 ID:P9LJoSvR0
女「私も!私も男君が大好きです!
  このキモチ・・・お姉さんには負けたくありません!」

姉・女「・・・」

姉「フフッ・・・今日からライバルだねっ!」

女「ですね!」

姉「どっちが負けても・・・」

女「恨みっこなし!」

姉「私は家に居る間アプローチできるけど、悪く思わないでね!」フフン

女「私は学校の間はアプローチし放題ですけど、卑怯とは言わないでくださいね!」フフン

姉・女「ふふふ・・・」




141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /31(日) 21:33:37.17 ID:P9LJoSvR0
タダイマー
母「姉が帰ってきたみたいね」

姉「ふぅ・・・ただいま」

弟「おつかれ。遅かったんじゃない?
  なに話してたの?」

姉「んふふ!ひーみつ!」

母(姉・・・いい目になったわね)




142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /31(日) 21:44:19.00 ID:P9LJoSvR0
姉「じゃ今日はもう寝る!」
姉(明日からが勝負だよ!女ちゃん!)

―女宅―
女「今日はホントいろいろあったなぁ」フフッ
女(負けませんからね!お姉さん!
  ・・・ってあれ?この本は・・・)

・・・・・・―
女(ぇえええ~!?嘘おしりに?えっ!こんなこともするの?
  これってほんとに気持ちいいのかなぁ?っうわ!
  男の人のって蹴ったら不味いんじゃないの!?えー!
  これ本当に弟の趣味なのかなぁ・・・うわーこれも凄い・・・)フンスフンスフンス




144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10 /31(日) 22:02:01.65 ID:P9LJoSvR0
翌朝・・・
姉「ほらほら早く!遅刻しちゃうよ!」

弟「まだ全然大丈夫だってもう!
  なんでそんなに元気なんだよ・・・朝は弱くなかったっけ?」

姉「なんのなんの、姉は強いのよ!今日からは特にね!!」

弟・姉「いってきまーす」ガチャ

―最寄の駅―

姉「!」

弟「あれ?女さんじゃん!どうしたの?」

女「今日から一緒に学校に行こうかなってね」

姉「ほらほら早く!電車でちゃうよ!」グイッ

女「急いで弟!」グイッ

弟「よっし!走るぞ!」




179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /01(月) 10:42:57.59 ID:IH35ZN8h0
以下さっき決めた設定
姉:身長高めのひんぬー。高3。学校では猫かぶってて大人しい。
  部活に入ってる。学校ではそこそこ有名。戦闘力は極めて高い。

弟:高1。足フェチ。ガーターとポニテをこよなく愛する。
  プライベートの話題が姉がらみばかりなのでシスコン認定を受ける。

女:身長低めのきょぬー。弟と同じクラス。高校で初めて知り合う。

母:一家の帝王。ひんぬー専業主婦。夜は受け。

父:不死身の変態。今は行方不明だが仕事には行ってる模様。稼ぎは結構いい。夜は攻め。




180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /01(月) 11:07:38.95 ID:IH35ZN8h0
数日後・・・
姉「部活つかれたー。弟くーんマッサージーおねがーい・・・」ドサッ

弟「またかよー・・・いい加減金とるz・・・」

~以下、回想~
女「マ、マッサージしてくれるの・・・かな?」カァ
~以上、回想~

弟(よく考えると、これってすごく恥ずかしいことしてるんじゃ・・・////)

姉「えー?お金とるの?じゃあご褒美にチューしてあげよう!」

弟「い、いらねーよ!何もいらねーから、さっさと横になれって!」アセアセ

姉「弟君やらしー」ニヤニヤ

弟「だぁー!もう!」プンスコ




189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /01(月) 16:54:46.17 ID:IH35ZN8h0
モミモミ
弟(あーくそ!変に意識してしまう・・・)
モミモミ
姉「あん!そこ気持ちいいね・・・んっ・・・」
モミモミ
弟(変な声出すなよ・・・いつもは気にならないのに・・・)
グリグリ
姉「んっ、弟君・・・ふっ、今日は・・・あっ、静かだね?」
モミモミ
弟「そ、そうかな?」アセアセ
グリグリ
弟(意識してみてみると、姉ちゃん足綺麗だなぁ・・・長いし・・・)
モミモミ
姉「お姉ちゃんの美しい身体に見蕩れちゃったかなぁ?」ウフフ
モミモミ
弟「ね、ねーよ!はいっ!終わりな!」

姉「ぶー」




191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /01(月) 17:51:03.57 ID:IH35ZN8h0
姉「そうだ!今日は肩も揉んでよ!最近こってるんだよねぇ」

弟(そんな胸なのにか)

姉「どーせ私は女ちゃんみたいに大きくないですよーだ!」プンスコプンスコ

弟「俺なにも言ってないじゃん!」

姉「絶対思ったもん!ばーかばーか!」

弟「で、でもほら!姉ちゃんはそのままでも・・・・・
  じゅ、充分・・・綺麗だから////」カァ

姉「え、ああ、ありが・・・とう////」カァ
姉(え?!何!?なんなのコレ?!!)




192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /01(月) 17:55:04.10 ID:IH35ZN8h0
姉「…」モヂモヂ

弟「さ、さぁ肩揉むよ!」

姉「そ、そうだったね!ちょっと待って髪まとめるから!」ガサゴソ

弟「」ポカーン
弟(ぽ、ポニテ!うなじ・・・)

姉「よ、よろしくお願いします!」
姉(なんだろう超照れる・・・)ドキドキ

弟「お、おう。任せろ!」
弟(やべ・・・本気で見蕩れてた。姉ちゃん相手に恥ずい)
モミモミ




204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /01(月) 21:41:59.46 ID:ZzseQQaU0
モミモミ
弟・姉「・・・・・・・」
モミモミ
姉(あー・・・さっき褒められた時、
  勢いでチューとかしちゃえば良かったかも・・・)
モミモミ
弟(気まずい・・・これじゃ意識してるのばれる・・・)
モミモミ
弟「きっ、気持ちいい?」
モミモミ
姉「え?ああ、うん」
姉(おしいことしたなー・・・)
モミモミ
弟(また沈黙かー!)ガビーン
モミモミ




206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /01(月) 22:03:32.84 ID:ZzseQQaU0
モミモミ
弟(なんで今日はこんなに静かなの?!
  なんか言ってよお姉さーーん!)ウゥ
モミモミ
姉(そうか!お礼だ!お礼という手があった!)
モミモミ
弟(もしかして寝てんの?)
グイグイ
姉(口に・・・いや大胆すぎるかな?何よりも恥ずかしすぎる・・・
  よし、今回はほっぺに!覚悟しろよー私!)ドキドキ
モミモミグイグイモミモミ

弟「も、もういいかな姉ちゃん?」

姉「う、うん!すごく気持ちよかったよありがと」
姉(よーし今だ!かるーい感じで!
  さりげなーく!大人の余裕をみせつけるのよ!)ゴゴゴ




207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /01(月) 22:14:12.64 ID:ZzseQQaU0
ゴゴゴ
弟(姉ちゃんが形容しがたい表情で接近してくるー)アトズサリ

姉「お、弟君!」

弟「は、はひ!」

姉「ちょっと、目を閉じてじっとしててくれるかな」ゴゴゴ

弟「お、おう・・・」(なにされんだよおれー)ガビーン

姉(さりげなーく・・・さりげなーく)ゴゴゴ

弟(ひっ!つかまれた!え、なに?イイ匂い・・・
  もしかして姉ちゃんすげー近い?ここここここれって・・・)ドキドキ

姉(かるーく・・・かるーくほっぺに・・・)ドキドキ
ンー




209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /01(月) 22:30:15.67 ID:ZzseQQaU0

母「たっだいまー!!」ガチャーン

弟・姉「!!!!」ビクーン
ブッチュー

~出番のない女ちゃんからの解説~
女「はい、狙ったかのように現れたお義母さんに驚いた弟が
  頭の向きを変えてしまった為に、攻撃対象が頬から口にシフトしてしまう
  王道アクシデントですねー。お義姉さんもより深く踏み込んでしまい、
  かなり濃厚なものになった模様です。ちっくしょーーう!!」
~以上、解説~

弟・姉(え?)
弟・姉(えええええええぇぇぇえええええええぇぇぇええええええ)ブチュー

母「あらぁ?あらあらあら?!」




210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /01(月) 22:39:59.38 ID:ZzseQQaU0
ガバッ ズダダダダ・・・(姉逃走)
弟「ちょ姉ちゃん待って!」

母「うふふふふ・・・」ニヤニヤ

弟「これはいろいろと違いましてねお母様・・・」

母「そうねぇ・・・間違いよねぇ・・・若さ故のっ!」アラアラウフフ

弟「いやそういうことじゃなくてさ!」

母「いいのかしら?お姉ちゃん部屋にこもっちゃったみたいよー?」ウフフ

弟「ええーいもう!」ダッシュ




211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /01(月) 23:01:03.71 ID:ZzseQQaU0
―姉部屋―
姉(やっちゃったーー!お、弟君と、き、きっすを・・・
  うおぉーー!!)ジタバタ

姉(やばいやばい!キッスやばい!おと、弟君のく、口に・・・)ジタバタ
ネェチャーン
姉(うれしい!超嬉しい!もうニヤケがとまらない!キャー)ジタバタ
ネェチャーーン
姉(感触・・・まだ残ってる・・・味もwwwwウキャー)ジタバタ

―部屋の外―
弟「姉ちゃーん!」
弟(駄目だ・・・何度呼んでも無視される・・・)ズーン

弟(完全に怒らせちゃったな・・・初めてだったのかな)

弟(俺も初めてなんだよな)ニヤー
弟(なにやってんだイカンイカン!何とか姉ちゃんに謝らないと!)




232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /02(火) 10:35:18.00 ID:vLauYqbt0
翌日・・・
姉「おはよぅ・・・」グデ

母「朝から酷い顔ねー」

姉(興奮で全然眠れなかった・・・)

弟「お、おはよう姉ちゃん!」

姉「お、おはよ・・・」ツーン
姉(駄目!恥ずかしくて弟君の顔が見れない!)

弟(そっけない・・・やっぱ昨日のことだよなぁ)

弟「姉ちゃん!ちょっと話があるんだけど・・・」

姉「ご、ごめん!ちょっと今日は急ぐから!」ダッ
姉(無理ムリやっぱりむり!)

弟「ちょt・・・」
弟(完全に避けられてる・・・)




243:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /02(火) 16:03:59.85 ID:vLauYqbt0
―最寄りの駅―
女「あれ?お姉さんは?」

弟「急ぐんだってさ・・・」

女(なんかあったのかな?弟もなんか気にしてる感じだし・・・)

・・・・・・―
―学校―
女(んー・・・二人きりの登校だったけど、お姉さんが居ないと物足りないなぁ・・・
  恋敵とはいえお姉さんのこと結構好きなんだな私・・・)
女(しょうがないなぁもう・・・手間のかかるライバルさんだこと・・・)




244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /02(火) 16:06:11.56 ID:vLauYqbt0
昼休み・・・
―弟の教室―
女「で、お姉さんと何があったの?」

弟「え?!何って別に・・・」

女「顔見ればわかるよ。まぁ言いたくないならそれでもいいんだけどね」

弟「あー、うん・・・…ちょっとしたアクシデントでさ、
  姉ちゃんが嫌がることしちゃったんだよ・・・・・」

女「そっかぁ・・・」
女(あのお姉さんが弟にされて嫌がることってなにさ?!
  全然想像つかない…しかもトラブルで起こることなの?
  やばい、相談に乗ってあげるつもりがこっちが混乱してきた…)

弟「それでちょっと避けられてるんだよね・・・」ハハッ

女(あの本みたいにいきなりお尻に・・・
  いやいやアクシデントであれは起こらないだろう!)




245:米田 ◆YONE/zixE6 :2010/11 /02(火) 16:13:01.50 ID:qrnpmn800
   _, ,_  
 ( ・∀・) シュッ
 ( ∪ と 彡   ―――――=====三三旦
 と__)__)



246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /02(火) 16:34:52.46 ID:vLauYqbt0
女「そ、それで弟はどうしたいの?」

弟「そりゃ仲直りしたいよ・・・普段はブラコンだなんだって
  煙たがってたけどさ…俺、結構嬉しかったんだなぁって・・・」

女「…」ズキン
女(あーあ・・・)

弟「ほんと人のこと言えねーな・・・俺も充分シスコンじゃん!」

女(やれやれね・・・)

弟「姉ちゃんの笑ってる顔が嬉しかったんだなぁってさ・・・・・
  って、女さんになに話してんだろ俺!ごめんごm

女「簡単じゃん!その言葉をさ・・・そのままお姉さんに伝えたらいいんだよ」




247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /02(火) 16:36:52.61 ID:vLauYqbt0
弟「でも・・・」

女「何したかは知らないけどさ、あんなに弟大好きな人がちょっとやそっとで
  弟嫌いになるわけないじゃん!」

女「今までお姉さんの気持ちが嬉しかったんでしょ?
  じゃあ今度はしっかり弟の気持ちを伝えなきゃ!」

弟「そ、そうだな…」

女「よし行け!」

弟「えっ?今?」

女「今すぐっ!」クワッ

弟「お、おう!」ダッ




248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /02(火) 17:15:45.67 ID:vLauYqbt0
―引き続き弟の教室―
女友「行ったよ?」

女「知ってる」

女友「やるじゃん」

女「盗み聞きは良くないね」

女友「がんばったね」ギュ

女「…まだ諦めてないもん」

女友「もう少しこのままでいてあげる」

女「・・・ありがと」グスッ




249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /02(火) 17:16:49.68 ID:vLauYqbt0
―姉の教室―
弟「姉ちゃん!」

姉「お、弟君?!」

弟「ちょっとこっち来て」グイグイ

姉「ちょ、ちょっと!」アワワ




251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /02(火) 17:27:31.62 ID:vLauYqbt0
―屋上―
姉「な、なにかな?」モヂモヂ
姉(やっぱりまだ恥ずかしー)

弟「姉ちゃん!」

姉「は、はい!」

弟「姉ちゃんのことずっとブラコンって馬鹿にしてたけど・・・
  実はその・・・嬉しくてさ・・・・・」

姉「?」(えっ?何を言い出してるんだろう?)

弟「き、昨日はあんなことなっちゃった・・・けど・・・
  俺!姉ちゃんのこと好きだから!・・・その、嫌われたくなくて・・・」

姉「」ポカーン
姉「私が弟君を嫌う?ごめん、全然話が見えない」




252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /02(火) 17:29:57.75 ID:vLauYqbt0
弟「はぁ!?顔合わせるのが恥ずかしかっただけぇ?!!」

姉「だってぇ・・・チューだよチュー?」

弟(うっわー!姉ちゃん相手になんてこと言ってんだ俺////)カァ

姉「はぁーん…それにしても弟君がお姉ちゃんのこと
  『異性として』『大好き』だなんてぇー・・・」テレテレ

弟「なしなしやっぱ無し!・・・ってそこまで言ってねぇ!」

姉「お姉ちゃん困っちゃうっ!」イヤーン

弟「はぁ・・・」
弟(姉ちゃんすげー楽しそう・・・まぁこれでいっか・・・)

姉「弟君!」

弟「なに?」

姉「私も弟君が大好きだから!」




253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /02(火) 17:30:42.05 ID:vLauYqbt0
                   ⊂二二⊃
     ⊂二二⊃          _ _ _ _
      _ _ _ _ _          ,r ´     ` 、
     r ´_ _ _ _ _ ` 、      ,'  _ _ _ _ _   ゙.、
   ,.'   i´・ω・`l   ヽ、  ,'  l´・ω・` i_ _ _ヽ
  ,'    `゙ ゙ ゙ ゙゙´     ` 、,' , `゙ ゙ ゙ ゙ ゙(_ _ _ _ )
  !  i_ _ _ _        ト、 ヽ ,'i         i
  ` 、_ _ _ _)       i ヽ_) i          i 
    i   _ _ ,、__    ,イ     ゙、   .,、   i      ┼ヽ  -|r‐、. レ |
    ヽ_ _ _ _,),'   , '       `、  ,' ヽ  ,'     d⌒) ./| _ノ  __ノ
         (_ r ´          ゝr'   `´




255:米田 ◆YONE/zixE6 :2010/11 /02(火) 17:31:58.72 ID:qrnpmn800
\________________________/
                 ○
                  o 
                  ゚
                  。
              _, ,_     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            (・∀・;):. _ < と言う夢を見たヨネ★
            r'⌒と、j ミ ヽ \________
           ノ ,.ィ'  `ヽ. /
          /       i!./
           (_,.         //
          く.,_`^''ー-、_,,..ノ/
            `~`''ー--‐'




259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /02(火) 18:14:03.70 ID:+Y5dLHwb0
まだだ
まだやれるはずだ!




260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /02(火) 18:19:45.36 ID:tlv8iHsJO
本当乙です。とても楽しかった。

だが、まだ君は2段階の変身を残しているはずだ。




269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /02(火) 20:20:17.10 ID:lKzSp6ZX0
~後日~
姉・女買い物中・・・
女「ええぇぇえええ!!アクシデントってキスだったんですか?!」

姉「そんな大声で言われたら照れる」テレテレ

女「で、恥ずかしくて避けてただけと・・・」

姉「恥ずかしながら・・・」テヘッ

女(あー・・・私はなんてことをー・・・
  ・・・腹の底からなんか湧き上がってきた)ゴゴゴ

姉「なんか弟君の背中を押して貰ったみたいで悪いね!」アハッ

女「・・・・ぃですから・・・」

姉「?」

女「弟を諦めた訳じゃないですから!」

姉「!」




272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /02(火) 20:43:33.24 ID:lKzSp6ZX0
姉「よく言ったな戦友(とも)よ!」フフフ・・・

女「せいぜい油断してるがいいです!
  弟はあくまで『家族として』好きって言ったんですからね!」

姉「違うもん!仮にそうだとしても、時間の問題だもんね!!」フン

姉「そ・れ・に!私にはアドバンテージがあるもんねー」クチビルツンツン

女「うぐぐ・・・」

テクテク
弟「あー居た居た!ごめん遅れて・・・」

姉「いーよいーよ!別に」

女「弟!」ダッ

弟「なn・・・
ムチューー
弟(なんで?!)
プハッ
女「それでお義姉さん?アドバンテージがなんでしたっけ?」ニヤリ

姉「お、女ちゃん弟君から離れてぇ!
  弟君!次わたし!私だから!」

弟「なんでそうなるんだよっ!」
ギャーギャー・・・・・・―              エピローグ ― 『続く日々』・完




277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /02(火) 21:33:35.24 ID:7eDMQzGhO
乙だよ旦那



278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /02(火) 21:40:43.48 ID:lKzSp6ZX0
ながながと付き合わせてしまって悪かったね
次は女騎士とかにしたいと思う。次があるかはわからんがね

今度はしっかり書き溜めてくるよ




280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /02(火) 22:12:53.91 ID:RdjuqzVc0
最高だったぜ!
次回に期待!!




281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /02(火) 22:35:27.14 ID:f3r37iZf0
乙!!
ネクストシーズン待ってます









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姉兄妹弟SS   コメント:1   このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧
725. 名前 : ふぅ◆- 投稿日 : 2010/11/05(金) 00:28 ▼このコメントに返信する
いやいやせっかくの父・母設定が勿体ないし女の活躍もないしいいから続きを書くんだつべこべ言うな!!
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