6:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 16:43:46.62 ID:
f6zEfVcJO
7:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 16:49:44.74 ID:
f6zEfVcJO
弟「あー勉強したらお腹が空くなぁ」
姉「……」
弟「さて、いただきまーす」
姉「待って」
姉「弟君、話があるの」
9:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 16:53:12.20 ID:
f6zEfVcJO
姉「弟君、今年の始めに言ってたわよね?」
姉「『リビングなんかじゃ勉強出来ない』『自分の部屋が欲しい』」
弟「……うん」
姉「お姉ちゃんはその言葉を信じて私の部屋を弟君に譲りました」
姉「それから3ヶ月が立ちますが、弟君の成績は下がる一方ですよね?」
弟「…………」
姉「弟君のパソコンの中身、見ました」
弟「!?」ガタッ
14:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 16:57:43.67 ID:
f6zEfVcJO
弟「ひ、ひ、ひ、人のパソコンを勝手に見たのかよ!」
姉「黙ってください。今のあなたがそんな事を偉そうに言える立場ですか?」
弟「……」
姉「『おっぱいの大きな姉にしこたま甘えるDVD』『優等生の姉を肉穴として扱う弟』」
弟「……」
姉「正直、失望しました」
姉「私が使っていた部屋で見るエッチなビデオはさぞ興奮した事でしょうね」
弟「……」
20:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 17:04:56.21 ID:
f6zEfVcJO
姉「あ、ダメだこの人。と私は思いました」
姉「この子に理想なんか無いし、責任感も罪悪感もない。ただ一時の快楽に身を任せるだけ」
姉「もうこの子は見捨ててしまうしかない。とも」
弟「見捨て……!」
姉「でも、私はこうも思ったんです」
姉「こんなダメな人間だからこそ、頑張って勉強して良い大学に行くべきだ、と」
姉「立派な人たちと切磋琢磨するべきだと」
24:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 17:07:42.43 ID:
f6zEfVcJO
弟「…………」
姉「弟君、何か言う事は有りませんか?」
弟「……ごめんなさい。今度からは……勉強に集中します」
姉「なら、約束してください」
姉「今後一切、ひとりエッチはしない、と。」
弟「えっ……」
姉「…………」
弟「……はい。今後はもう、オナニーはしません」
弟「勉強に集中します」
姉「…………」
姉「……はぁ」
姉「がっかりです」
弟「え?」
26:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 17:11:08.14 ID:
f6zEfVcJO
姉「ねぇ、自分でも思いませんか?」
姉「今まで散々自分勝手な暮らしをしていた自分が、ひとりエッチをやめろと姉に言われたから」
姉「よし!今度からひとりエッチはやめよう。今後は勉強に集中しよう!」
姉「信じられると思いますか?」
弟「そ、それは……姉ちゃんが約束をしろって」
姉「姉に言われたから約束する」
姉「どこが反省してるんですか?」
弟「……」
29:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 17:16:06.63 ID:
f6zEfVcJO
姉「ね、自分がどれだけ軽薄か、わかるでしょ?」
弟「……」
姉「返事」
弟「はい」
姉「そうですね……今後、パソコンは没収してリビングに置きます」
弟「え、ちょ」
姉「嫌ならパソコンを弟君の部屋に置く事を私に納得させてみてください」
弟「……」
姉「後は……そうだな」
姉「ひとりエッチをした回数を記帳する事」
弟「!?」
37:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 17:23:23.57 ID:
f6zEfVcJO
弟「ちょっとちょっとちょっとちょっと」
姉「何か文句でも?」
弟「いやあのそんなの改竄し放題というか」
姉「改竄するんですか?」
弟「いやいやいやいやしないけど」
姉「もし、データを改竄している、又は申告に虚偽があると私が判断した場合」
姉「貴方の存在を切ります」
弟「」
姉「今後一切会話もしませんし料理も作りません。洗濯物もあなたの分は除けて洗います」
弟「……!」
39:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 17:28:03.22 ID:
f6zEfVcJO
弟「で、でもさ!勘違いって場合もある事はあるじゃん!」
姉「そうですよ?だから、なるべく勘違いするような行動は避けてください」
弟「……そんな」
姉「今までのツケが回ってきただけですよ?だからそんな愕然とした顔をしないでください」
姉「不愉快です」
43:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 17:31:37.25 ID:
f6zEfVcJO
弟「…………」
姉「あ、それから弟君の就寝場所を変えます」
弟「……はい」
姉「私と一緒にリビングで寝ましょう」
弟「」
姉「勉強には睡眠時間は必須ですからね」
姉「私が眠ってからひとりエッチされたら困るんです」
弟「ああ……はい。わかりました」
姉「……とりあえず、今日はこんな所ですか」
姉「ごはん、冷めちゃいましたね。暖め直します」タタタ
弟「……」
45:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 17:37:47.09 ID:
f6zEfVcJO
―弟オナ部屋―
弟「うう……えらい事になったぁ」
弟「マイパソも姉ちゃんに取られたし……これから一体どうすれば……」
弟「……とりあえず、抜くか」ズボンヌギヌギ
姉「弟君、入るね」ガチャ
弟「あ」
46:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 17:40:43.31 ID:
f6zEfVcJO
姉「神経が太いのか、性欲が強いのか……」
姉「怒りを通り越して呆れました」
弟「ごっごめんなさ」
姉「でもまあ、丁度良かったです」
姉「続けてください」
弟「えっ」
姉「で、終わったら手帳のこの欄に記入を」
弟「この欄って……か、『開始時刻』『終了時刻』『場所』『使用したティッシュの量』」
弟「『何を閲覧もしくは想像していたか』まで!?」
姉「記入漏れのある場合は虚偽申告とみなしますから」
弟「うう……」
47:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 17:45:41.38 ID:
f6zEfVcJO
弟「じ、じゃあ……やるから、出てって」
姉「何でですか?」
弟「へ!?」
姉「……見られながらだと出来ないんですね」
姉「ふむ……なら……家に居る時は常に監視下に置けば……」
弟「!?ぬ、抜きます!抜きますから!」
姉「なら、早く始めてください」
弟(危ねー……プライベート全てを奪われる所だった……)
48:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 17:49:47.14 ID:
f6zEfVcJO
弟「……じゃ…」シコ
姉「……」ジー
弟(あれ?……これ……)シコシコ
姉「……」ジー
弟(姉ちゃんが……俺のオナニーをじーっと見て……やば、やばやばやば)シコシコシコシコ
弟「ね、姉ちゃん」
姉「何?」
弟(……こっち見てる……ヤバい、姉ちゃんと目を合わせながら……うおほ)ドピュ
49:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 17:54:17.97 ID:
f6zEfVcJO
弟「うぉぉうぇっらぇ」ドピュドピュドピュ
姉「!?」
弟(ティッシュ!ティッシュを……!)サッ
弟(ヤバい!ティッシュでカバーしたけど全然足りない!)
姉「弟君!ほらもっとティッシュ!」シュッシュ
弟「あ、ああ!やっば……ちょ!」
姉「垂れ……!」スッ
50:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 17:57:09.65 ID:
f6zEfVcJO
ダラダラ ボト ボドボド
姉「…………」
弟「…………」
姉「……手、洗ってくるから」
弟「ごっごめんなさ」
姉「良いから来ないで」
姉「貴方は自分の後片付けをして?」
弟「うん……」
51:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 18:03:44.38 ID:
f6zEfVcJO
―洗面所―
姉「手がドロドロ……これじゃ水が出せませんね」
姉「後で洗い流せば良いか」クイッ
パシャパシャ
姉「……なんか、精液……付いた所が突っ張って……」
姉「……ハンドソープ使おう」ゴシゴシ
姉「取れない」
―弟オナ部屋―
弟「洗い物まだだけど台所で手洗っちまった」
弟「ふぅ……なんかすげー出たな」
弟「ほぼ固形なのも出たし……」
弟「姉ちゃんの目、見ながらイクなんて……俺……」
弟「生きてて良かった!」
52:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 18:06:30.87 ID:Qd6ExTkX0
弟「生きててよかった!!」じゃねーよwwww
53:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 18:08:27.42 ID:
f6zEfVcJO
姉「ふぅ、三回洗ったらやっと落ち着きました」
姉「臭いは……」スンスン
姉「よし、戻ろう」
ガチャ
弟「お帰り」
姉「……ただいま」
姉「記帳はしましたか?」
弟「えっ!?記帳するの!?」
姉「傾向も見るつもりですからデータに不備があってはいけませんし」
弟「……うう、わかった」
57:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 18:20:21.92 ID:
f6zEfVcJO
弟「えっと、まず時間を……」カキカキ
姉「所要時間は20秒程ですね」
弟「うう……ば、場所……自分の部屋……ティッシュ5枚……」カキカキ
姉「次は『想像していた事』ですね。一応始めに『想像』と書いておいて下さい」
弟「……」
姉「……どうしたんですか?書いてください」
弟「……」カキカキ
姉「…………」
姉「……えつらん……?」
60:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 18:24:26.02 ID:
f6zEfVcJO
姉「違いますよ。さっきは何もエッチな物を見ていなかったんだから『想像』で」
弟「これで合ってるよ」
姉「えっ……」
カキカキ
姉「……閲覧、姉の……か、お……」
弟「……」
姉「……これは……つまり……」
弟(動揺しとるwww)
姉「私をおかずにしたって事ですか?」
弟「えっ」
62:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 18:28:58.31 ID:
f6zEfVcJO
弟「あ、あの、その、デュフ、なんといいか」
姉「ふむ。それでは、家に居る時はなるべくマスクを……」ブツブツ
弟「あ、あの……」
姉「わかりました。じゃこの手帳は弟君に預けますから」
弟「は、はい」
姉「とりあえず一週間後また渡してくださいね」
姉「それでは勉強を続けてください」
弟「はい」
63:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 18:35:38.53 ID:
f6zEfVcJO
―弟勉強部屋―
弟(まさかの反応だった……)カキカキ
弟(ていうか……良くオカズなんて言葉知ってたな……)カキカキ
弟(オナニーという単語は知らないくせに……)カチャカチャ
弟(……ああ……)コキコキ
64:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 18:37:46.73 ID:3+uzQLIO0
部屋の表記安定しないなwww
65:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 18:40:11.35 ID:
f6zEfVcJO
一週間後
弟「おはよう」
姉「おはようございます。学校があるのに随分と遅いお目覚めですね」
弟「…………」
姉「そこに座ってください」
弟「はい」
姉「私が何を言いたいか分かりますか?」
弟「……たぶん……昨日渡した手帳の事です」
姉「自覚があるんですね」
弟「うう」
68:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 18:46:18.45 ID:
f6zEfVcJO
姉「まずは回数」
姉「1日……平均して7回はしていますね」
姉「はっきり言っておかしいです」
弟「うう」
姉「それから場所も」
姉「『トイレ』『勉強部屋』『リビング』でそれぞれ二回ずつ」
姉「何よりもこれ……『学校のトイレ』」
姉「頭おかしいんですか?」
弟「ぅぅ」
70:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 18:51:33.97 ID:
f6zEfVcJO
姉「神聖な学舎で……」
姉「今後は一切やめてください」
姉「私の母校を汚さないで」
弟「ご、ごめんなさい」
姉「はい。じゃ、次です」
弟「はい」
姉「この『閲覧:遊びに来た友達に好き放題使用されるお姉ちゃん便器』の内容を詳しく教えて下さい」
弟「」
73:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 18:54:46.60 ID:
f6zEfVcJO
弟「あ、あの、主人公の姉という設定の女優に、男が、色々……」
姉「エッチな事を?」
弟「エッチな事を」
姉「ふーん……では、これは?『閲覧:携帯の待ち受け画面』」
姉「ていうか、待ち受け、エッチな画像なんですね……」
弟「いやいや違う違う!別にエロ画像とかではなくてほら!」パカ
弟「あ」
姉「……私の、画像」
弟「……」
姉「……」
弟「……あ、そ、そうだ!さっき待受を変えたんだった!」
姉「本当ですか?」
弟「ごめんなさい」
76:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 19:01:14.77 ID:
f6zEfVcJO
姉「……では、最後にこれ」
姉「ここ、『時間:朝の4時』『場所:リビング』『閲覧:姉』と書いてありますが、どういう事で……」
弟「えぇ?いや、あの、はは、それは」
弟「……たまたま早起きして……姉ちゃんの寝顔見てたら、その」
姉「…………」
78:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 19:03:39.46 ID:
f6zEfVcJO
姉「……まさか」
弟「?」
姉「そろそろ大学に行く準備をしなくては」
姉「一緒に出ますか?なら急いで準備してください」ソソクサ
弟「あっ……行っちゃった」
82:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 19:10:20.85 ID:
f6zEfVcJO
弟「あー学校だりぃ」ドサ
弟「姉ちゃんまだだよな……帰ってくるまでに抜いとくか」シコシコ
弟「半分は記帳していないとか言ったら怒るんだろうなぁ」シコシコ
弟「記帳したらしたで怒るんだろうなぁ」シコシコ
弟「怒り顔を想像しただけで……ウッ」ドプチュ
弟「ふぅ」
84:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 19:12:20.40 ID:
f6zEfVcJO
姉「……ただいま」
弟「あ、姉ちゃんお帰り」
姉「……」
弟「~♪」
姉「弟君、ちょっと良い?話があるの」
弟(バレた!?)
86:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 19:15:44.24 ID:
f6zEfVcJO
姉「……あの、さ」
弟「なななななにかな」
姉「今日から、ひとりエッチを一切禁じます」
弟「……へ?」
姉「……3日」
姉「3日間、ひとりエッチを我慢出来なかったら……」
姉「私、弟君を見捨てるよ」
弟「!?」
姉「……学校でしたら、どうせバレないけど」
姉「私、まだ弟君の事、信じてるから」ニコッ
弟「……」
87:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 19:19:48.41 ID:
f6zEfVcJO
―弟座禅部屋―
弟「……」
弟「……姉ちゃんの、あんな悲しそうな目、初めてだ」
弟「あんな目されて微笑まれて……」
弟「これで姉ちゃんを裏切ったら……俺、本当に最悪な人間になる」
弟「……オナ禁、か」
弟「オナ禁後の射精は格別らしいからな!やるか!」
89:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 19:25:38.15 ID:
f6zEfVcJO
―風呂場―
弟「くっ、予想以上にキツいな」ゴシゴシ
弟「本来ならもう3回は抜いてるはずだからな……」ゴシゴシ
弟「……」ゴシゴシ
弟「……」コシコシ
弟「……」シコシコ
弟「はっ!?ダメダメ!抜いたらダメだ!」
92:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 19:29:45.39 ID:
f6zEfVcJO
翌日の夕方
弟「なんとか1日乗りきった……」
姉「お帰りなさい」ニコッ
弟「あ……姉ちゃん。帰ってたんだ」
姉「ご飯、今作ってるから待ってて」
弟「うん、早く眠りたいから速くしてね」
姉「……」
96:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 19:36:21.29 ID:
f6zEfVcJO
チュン チチ
弟「なぜか知らないけど快眠できた……」
弟「うっま!ご飯うっま!」バクバク
姉「い、いつもと変わらないけど?」
弟「あー旨かった!いってきます!」ダッシュ
姉「……」
―学校―
弟「先生!これ!答え!答え出したから!次の問題!出して!早く!」
弟「ディーフェンス!ディーフェンス!リバーン!リバーン!」
弟「今日ボーリング行こうぜ!死ぬまで遊ぼう!」
102:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 19:41:32.17 ID:
f6zEfVcJO
弟「ただいま……し、死にそう……眠い……」
姉「お帰りなさい。遅かったね」
弟「あ、あぁ……風呂入って……寝る……」
弟(良かった……今日もオナ禁出来…た……)グー
姉「……」
105:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 19:47:06.21 ID:
f6zEfVcJO
翌日の夜
―風呂―
シャワー
弟「慣れたからか、3日目はなんだか時間が立つのが早く感じたな」
弟「ふう、後一時間でオナ禁終了か」
ギンギン
弟「はは、お前も嬉しいのか?」ジャー
弟「っと……危ねぇ。水圧で達する所だった」
弟「今日もチンコ洗うのよそう」
106:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 19:49:51.32 ID:Y4qOa06m0
きたねえええ
107:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 19:53:02.64 ID:
f6zEfVcJO
弟「ふぅ」ホカホカ
姉「……弟君、いい?」
弟「あ、うん」
姉「じゃあ、私の目を見て、答えてね」
姉「貴方は、3日間ひとりエッチをしませんでしたか?」
弟「……うん。しなかったよ」
姉「……そう」
姉「……はぁ」
弟(え?このため息何?)
110:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 19:57:45.98 ID:
f6zEfVcJO
姉「……」
弟「……あ、あー、えーっと、俺、勉強部屋に」
姉「弟君」
弟「はい」
姉「この3日間良く頑張りました」
弟「え?あ、ありがとうございます」
112:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 20:03:33.49 ID:
f6zEfVcJO
姉「私、正直……弟君はすぐにくじけると思ってた」
姉「でも違った。弟君は、本当は我慢強くて、良い子なんだね。」
姉「それが分かったから……だから」
姉「私、本気で弟君の受験を手伝う事にしました」
弟「えっ」
姉「あの、私が何を言っても驚かないで黙って聞いていてくださいね?」
弟「は、はい」
姉「まず、弟君は今後、家にいる時は――」
姉「ズボンとパンツを脱ぐ事」
弟「えっ」
姉「ひとりエッチ禁止は今後も継続します」
弟「ど、どうし」
姉「そして」
弟「」
114:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 20:09:48.55 ID:
f6zEfVcJO
姉「そして、弟君が、少しでも欲望に負けてしまいそうになったら……」
姉「私を呼んでください」
弟「えっ」
姉「受験が終わるまで弟君の性欲処理は私がします」
115:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 20:10:17.78 ID:8bt3h3Gs0
えんだああああああああああああああ
116:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 20:11:31.85 ID:3NvJzxRx0
いやああああああああああああ
143:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 21:05:06.86 ID:
f6zEfVcJO
弟()
姉「弟君?聞いてる?」
弟「あ、あ、あ、あの、な、何を仰られているのか意味がわかりませんが」
姉「私、この一週間で判ったの」
姉「弟君の勉強を阻害しているのは、弟君の性欲だって」
姉「だから、弟君は定期的にそれを発散させてたんだよね」
姉「でも、ひとりエッチじゃ時間がかかるし効率が悪いよね」
姉「だから……受験が終わるまでは、私が協力してあげます」
146:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 21:10:36.02 ID:
f6zEfVcJO
姉「弟君……じゃあ、早速だけど」
姉「脱いでくれないかな?」
姉「3日間我慢したんだから……ね」ニコッ
弟(kヌフco譌キ$%")スルスル
ツーン
姉「ウッ」
姉「」ニコニコ
147:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 21:13:04.98 ID:q/KWyp9T0
弟興奮しすぎや
148:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 21:15:38.87 ID:
f6zEfVcJO
姉(き……汚いよ、弟君……お風呂入ったはずじゃないの……)
姉(臭い……うう、なんか液体が先っぽから出てるし……カスみたいなのが見える……は、吐きそう)
姉「お、弟君。あのさ、もう一度お風呂」
弟「夢だ夢だそうきっとこれは夢なんだ朝起きたら僕はいつも通りの生活を過ごすんだ姉ちゃんもいつも通りの」ブツブツ
姉「う、うう、うぅ」
151:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 21:23:08.35 ID:
f6zEfVcJO
姉(手……口……き、昨日見たサイトには脇でって書いててこれなら楽だって思ったんだっけ……)
姉(……し、死ぬ訳じゃない……毒じゃない……そ、そうだ。舌にのせないように、汚れてる部分を一気に舐めとって飲み込めば)
姉「あ、あー、弟君、良いかな?」
弟「」ボソボソボソ
姉「ぅぅ……あ、あー」パクパク
152:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 21:25:38.71 ID:
f6zEfVcJO
弟「は……俺は一体何を……姉ちゃん?」
姉(一気に奥まで入れて……口を閉じて……カスを舌でこすりとって……舌が何かを感じる前に飲み込む……こ、これが一番かな)
姉(思いっきり口をあげて……)アーン
弟(うわ…歯、凄い白い……綺麗なピンク色の壁と赤い舌…ツバ糸引いてるし……)
弟(起きたらこの夢で抜こう)
カポン
弟「え?」
ズズ ズルルル
弟「なっ……うお、うおおお!」
ヌヌヌ……ポン
姉「ぷはっ」
弟「うおおおお!!!!」ドピュドピュドピュドピュドピュ
154:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 21:34:06.25 ID:
f6zEfVcJO
姉「熱ッ!」(何、おしっこ!?……違う!これ、アレだ!)
弟「ウホッ ウホッ」ドピュドピュドピュ
姉(ちょ、顔にっ……!き、汚な……!?避けたら床に落ちる!!)
姉「止まりなさ……止まって!」ギュ
弟(!?亀頭を手のひらで押さえ……!)ドプドプドプ
姉「わぁっ!」
156:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 21:39:59.85 ID:
f6zEfVcJO
―風呂場―
姉「うぅ、う、うぇぇん……」シャー
姉「私のお気に入りの服がパー……もおぉ」シャー
姉「うう、髪の毛もくっついて……汚れ、落ちるかなぁ」
―リビング―
弟「」チャプチャプ
弟「」フキフキ
弟「」チャプチャプ
弟「」フキフキ
158:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 21:43:09.51 ID:
f6zEfVcJO
弟「……しかし……」フキフキ
弟「精液まみれの綺麗な顔とか」
弟「髪の毛についた精液をつまむ細い指とか」
弟「腕に付いた精液を床に垂らすまいと必死になった挙げ句に諦めて着ている服で手を拭う様子とか」
弟「ぶっかけって何が良いのかわかんね」ギンギン
159:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 21:48:52.12 ID:
f6zEfVcJO
姉「ふぅ……少しさっぱりした」タオルマキマキ
姉「……」スンスン
姉「はぁ……弟君!お風呂あがったよー!」
弟「お、マジで?入る入る」ギンギン
姉「おかしいな見間違いかな」コシコシ
姉「……」ジー
弟「?」ギンギン
姉「ね、弟君?上、脱がなくて良いからお風呂に入って?」
弟「えっ」
姉「良いから」
弟「はい」
160:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 21:52:28.99 ID:
f6zEfVcJO
姉「……」ジー
弟「いや、まあ3日も我慢しましたし、一度出しただけでは……」
姉「……はぁ、もういいですよ」
姉「後一回。後一回出したら、勉強にしましょう。分かりました?」
弟「えっ」
姉「何か?」
弟「い、いや!うん!何でもないよ!」
姉「はぁ……」
弟(これってもしかしたら天国なんじゃね?)
164:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 21:56:56.87 ID:
f6zEfVcJO
弟「じ、じゃあ、お願いするね」ギンギン
弟(姉ちゃんの顔の真ん前にチンコを……こ、これだけでイキそうだ)
姉(あ、汚れ……まだ付いてる)
姉(丁度お風呂だから……綺麗に洗っちゃおうかな)ピュッピュ
姉「ボディソープを手に……」ヌチャヌチャ
弟(……姉ちゃん、何してんだ?)
姉「私が綺麗にしてあげるね」ヌル
弟「ホッ!?」
178:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 22:18:00.11 ID:
f6zEfVcJO
ヌル ヌルヌル
弟「うあ、あぅ、ういぃ」
姉(先っぽ…なんかピクピク動いてやりにくいな)
弟(根本を掴みながら亀頭をヌルヌルの手のひらでゴシゴシ……!)
姉(うわ……この傘の所汚れキツいよ)シュシュシュ
弟(か、カリ首を指でこしょこしょ)
姉(さて、幹の部分を……)ヌポヌポヌポ
弟「!?姉ちゃんそれヤバッあっあっあっ!」ドプ
180:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 22:24:29.87 ID:
f6zEfVcJO
姉「お風呂場だとやっぱり掃除、楽でいいですね」ジャー
弟「ふぅ……そうだね」
姉「……弟君。もう大丈夫ですか?」
弟(良く見りゃ姉ちゃんほとんど裸だよな)ムクムク
姉「はぁ」
弟「違うこれも不可抗力で」
姉「もういいです喋らなくて」
弟「ごめ」
姉「喋るな」
弟「……」
184:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 22:33:45.97 ID:
f6zEfVcJO
姉「……じゃ、始めますね」
弟「えっ」
姉「……」カポン
弟「」
姉「んぐ、んっ、んっ、んっ」ジュブ ズチュ
弟「おおっおほおお!?」
弟(ヤバい!チンコ溶ける!裏側がざらざらの舌に擦れ、ああ、あふん)
姉(洗ったけどやっぱ気持ち悪いぃ……)ジュボジュブブ
弟「出っ」
姉「!」
弟(ヤバッ、抜かなきゃ姉ちゃんの口の中に……!)
姉「」ガシッ
姉「」チュポチュポチュポ
弟「な、なんで腰押さえ、い、いやぁぁ!」
185:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 22:36:44.04 ID:1IxOzw670
早漏すぎだろ
186:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 22:38:46.04 ID:g2rIbPMR0
姉、嫌がる素振りする割にはかなりノリノリだな
189:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 22:43:39.00 ID:
f6zEfVcJO
ドプッ…!ドプッ…!
ドプッ…!
姉「!!、……っ、……ぐ、……、!!」
弟「おぉ、おぉぉ~、出たぁ……」
姉「……おっ、う、んぐ」ポンポン
弟「あっ、ね、姉ちゃんごめん押し付けてた抜くね」ズルズル
姉「……ん、んっぷ、ぐ、ぐぅ」
弟「……姉ちゃん?」
弟(まさか……飲もうと!?)
姉「おぶぇ……うぶ、ろぉぇ……」ゲロゲロ
弟「」
190:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 22:49:30.12 ID:
f6zEfVcJO
姉「つくづくお風呂場で良かったです」
弟「うぅ……ビニール袋とちり取り、持ってきました」
姉「はい、あ、弟君掃除手伝ってくれますか?」
弟「うぅ……うん」
194:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 23:00:30.00 ID:
f6zEfVcJO
弟「まさか吐いちゃうなんて……」
姉「これまで口に入れた物の中でも一番最悪でした」
姉「臭いし、嫌に粘っこくて苦いし……ぬるいし……喉に張り付くし……」
弟「……」ムク
弟「で、でもさ!それならどうして口の中に」
姉「今後の処理の事を考えると、いちいち風呂場に来るのは非効率的です」
姉「ですから、口で受ける練習を、と」
199:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 23:08:39.60 ID:
f6zEfVcJO
弟「」
姉「どうかしましたか?」
弟「く、口の中に出していいの?」
姉「また服や床を汚されちゃ困りますから」
姉「むしろ口に出してください」
弟「」ムクムク
姉「練習がはかどりますね」
201:
忍法帖【Lv=28,xxxPT】 :2012/03/07(水) 23:09:13.87 ID:IACQRDw70
ぜ、絶倫だー
203:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 23:09:35.88 ID:IZm3l3Ac0
俺受験生だけと姉がこんなことしてくれなかった
206:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 23:18:33.25 ID:
f6zEfVcJO
弟(結局あの後6回も抜いて貰った……)
姉「あごが痛いよー」
弟「姉ちゃん、この答えってこれで合ってんの?」
姉「ん……違うよ、このxってどこから代入……」ファサ
弟(……ふう、あれだけ抜くと姉ちゃんのリンスの香りを嗅いでもなんともないな)クンクン
弟(よし!勉強頑張るか!)
211:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 23:27:49.84 ID:
f6zEfVcJO
それから数ヶ月
受験勉強を始めた当初は全然捗らなかった俺も
勉強を続けていく内に徐々にコツをつかみ出し
クラスの連中をどんどんと抜いていった
性欲処理を始めた当初は全然捗らなかった姉も
処理を続けていく内に徐々にコツをつかみ出し
俺のチンコをどんどんと抜いていった
213:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 23:29:09.80 ID:EB4QIduM0
ワロタwww
219:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 23:34:46.87 ID:
f6zEfVcJO
ブジュ…グジュ…
弟「ね、姉ちゃん、そろそろさ」
姉「ん……コクリ、んぐ」
ジュッポジュッポジュッポジュッポ
弟「うおおお!!!!」ドピュドピュドピュ
姉「……、……っ、……」
222:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 23:39:23.22 ID:
f6zEfVcJO
弟「ふう」
姉「うべ……れー、ぺっ、ぺっ」ダー
姉「……うがいしてくるね」
弟「姉ちゃんもう一回」ギンギラギン
姉「……」
228:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 23:50:11.69 ID:cLBJbGvb0
姉「(弟最近調子に乗ってるわね・・・よし)」
弟「早くっ」
姉「えいっ」ガブッブチブチブチ
弟「Ahhhhhhhhh!!!!」
姉「YEAH!」
231:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 23:51:34.65 ID:EB4QIduM0
>>228
………。
232:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 23:52:20.15 ID:cLBJbGvb0
>>231
何?興奮しちゃった?
229:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 23:51:34.15 ID:
f6zEfVcJO
弟「いただきまーす」
姉「弟君」
姉「久しぶりに話があります」
弟「えっ」
姉「……最近、また回数が増えてますよね」
弟「あ、ああ、うん」
姉「あの……言い出しっぺが言うのまなんですが」
姉「これだと、あまりひとりエッチと効率が変わらないです」
姉「少し、量を減らすようにしませんか?」
弟「……」
姉「返事」
弟「はい」
239:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/07(水) 23:59:41.79 ID:
f6zEfVcJO
姉「あと……ですね」
弟「う、うん」
姉「模試、ありますよね」
弟「ああ、うん」
姉「先生に受けないと言ったそうですね」
弟「うん。いや、あれ高いし、どうせいい線行くだろうし、いらないかなと」
姉「はぁ」
姉「思い違いも甚だしいです」
弟「え?」
244:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 00:10:27.50 ID:
NCZGIiBxO
姉「試験に関わってくるのは自分の学力だけではないんです」
姉「大事な試験の日に、鉛筆を削り忘れていたら?マーク欄を一つずらしていたら?緊張していつもの力が出せなかったら?」
姉「模試を受けて、初めてそういう事を知ることもあるんです」
弟「……」
姉「ごめんなさい。実は明日の模試、弟君に黙って申し込んでたんです」
弟「え!?」
246:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 00:17:26.56 ID:
NCZGIiBxO
姉「心構えがないと試験は出来ませんか?」
弟「い、いや別にそれはいいけど」
姉「今回の模試は、特別にこれ以上ないってくらいの力を注いでもらいましょう」
姉「一夜漬けです」
弟「えっ……はい」
姉「大丈夫。私も通った道ですから」
姉「私と同じ大学に来たくありませんか?」ニコ
弟「」
247:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 00:20:03.82 ID:g692hWP00
さっきからまじでいい姉だなwww
くっそなんで俺は一人っ子なんだよ
255:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 00:33:01.04 ID:
NCZGIiBxO
―弟抜き部屋―
弟「ふぅ……えらい事になったな」
弟「模試か……よし、今までの努力を発揮する場が来たな」ムクムク
弟「おっと、姉ちゃんに回数を控えろって言われてたんだっけか」
弟「マツコデラックスマツコデラックスマツコデラックスマツコデラックスマツコデラックスマツコデラックス」
ガチャ
姉「弟君、いいですか?」
弟「ああ、いいよ」サワヤカ
姉「よしょっと……失礼するね」ゴソ
弟「……え?なんで机の下に……」
姉「もう私がいちいち見なくても自力で問題解けますよね?」
姉「お姉ちゃんは処理に集中することにします」
弟「」ムクムク
260:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 00:43:44.38 ID:
NCZGIiBxO
弟「……」カキカキ
姉「……よし…逆鱗……」カチャカチャ
弟「……姉ちゃん」
姉「あっ……うん、いいよ」
姉「……ん、あー」カポン
弟「あっ……」
姉「チュッ、ププッ、グボ」
弟(ゲームやめてって言おうとしただけなのに、う、うっ)
265:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 00:51:28.27 ID:
NCZGIiBxO
弟(……)カキカキ
姉(お……集中した)
姉(弟君、このモードに入るまでが長いんだよねぇ)
姉(……処理もしといてあげますか)カポ
269:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 01:02:25.74 ID:
NCZGIiBxO
ピュッピュ
姉「ぶぇ……う……」
姉「ティッシュ……ティッシュ……」ペタペタ
姉(テ、ティッシュが切れた!)
姉(つ、使った後の…駄目!全部もうぐちゃぐちゃ!)
姉(ここからは弟君が塞いでるから出れないし……)
姉(うぅ……)
姉(よだれ……よだれをためて……混ぜて、飲み込みやすく……)
姉「ん……」
姉(うがいしたら空気を含んで膨らみそうね……舌でかき混ぜようか)
姉「ん……ああ、んん」コロコロ
姉(や、やだ……味わってるみたいじゃない)
270:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 01:05:24.07 ID:V9lUvEtg0
280:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 01:20:57.97 ID:
NCZGIiBxO
姉(……せーの)
姉「」ゴクリ
姉「!……う……っぷ……」
姉(我慢!我慢しなきゃ、ここで吐いたら終わ……!)ゴクン
姉(……ふぅ、乗り切った。気合いを入れたらなんとか飲み込めるわね)
姉(……)
姉(これ、弟君が一段落付くまでずっと?)
282:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 01:27:37.76 ID:
NCZGIiBxO
弟「ふぅ……今何時だ」
弟「おわ!?もう3時!?勉強始めたのが6時だから……」
姉「……き、気が付いた?」
弟「え?ね、姉ちゃんまだいたの?言ってくれればいいのに!」
姉「うん……弟君が集中してるから、ね。声、かけちゃだめだと思って」
弟「……ありがとう」
姉「いいの……」
弟「……じゃ、姉ちゃんもご飯食べてないんだ!今から何か作るよ!」
姉「ご、ご飯?……気持ちは嬉しいけど……いらないかな……ケプ」
弟「え?……そう」
姉(ごめんね……お姉ちゃん、お腹いっぱいだし……何か食べたら、は、吐きそ)
285:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 01:35:14.84 ID:
NCZGIiBxO
朝
姉「起きて!起きなさい!」
弟「わっ……姉ちゃん、まだ眠いよ」
姉「今日は模試なんですよ!早く起きないと遅刻します!」
弟「模試……そうだった!急がなきゃ!」
姉「ご飯食べてる暇はないですよ!早く!早く!」
弟「う、うん!すぐ行くよ!」
287:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 01:42:34.97 ID:
NCZGIiBxO
弟「ただいまー……」
姉「お帰りなさい。模試、どうだった?」
弟「最悪……もう、眠たいし、急いでたから消しゴムが切れてたの忘れてたし……全然解けなかったよ」
姉「そうですよね」
弟「え?」
姉「一度、最悪のコンディションで受験しておくと意外と本番で楽になるんですよ」
姉「あの時よりはマシだって、それで結構頑張れるんです」
姉「それに、死ぬ気で頑張ると失敗するってのもわかったでしょう?」
弟「そ、そんな意図が」
姉「次は普通に受験してみましょうね」
弟「はい!」
288:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 01:44:22.82 ID:g692hWP00
こういうシーンだけ見るとできる姉だまじこんなお姉ちゃんほしいよおおおおおおお
289:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 01:48:49.37 ID:
NCZGIiBxO
数ヶ月後
姉「チュ……ペロ、ジュル、はぁ、チュルル」
弟「あぁ……あぁっ!イキそ……」
姉「」パクン
弟「うおお!」ピュルリレロー
姉「……チュルー」
293:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 01:54:46.72 ID:
NCZGIiBxO
弟「ふぅ……」
姉「おべぇ……ぺっ、ぺっ」
弟「姉ちゃん……」
姉「ん……どうしたの?」
弟「姉ちゃん!」ガバッ
姉「えっ?わっ、きゃぁ!」
弟「もう我慢出来ないよ!姉ちゃん!姉ちゃん!」フガフガ
姉「ちょ、なに、やめ、おとうと、くん」
弟「おっぱい!おっぱい!おっぱい!」
姉「やぁ、さ、わる、なぁッ!!」パーン
弟「えっ」
294:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 02:01:46.41 ID:
NCZGIiBxO
姉「……」
弟「……あの、足崩していいですか」
姉「駄目です。後30分」
弟「あの……」
姉「はぁ……ねぇ、なんであんな事したの?」
姉「怖くてお姉ちゃん泣きそうになったよ」
弟「姉ちゃん……俺……俺」
弟「俺、姉ちゃんの事……」
姉「?」
弟「姉ちゃんの事好きだ」
姉「えっ」
301:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 02:12:58.73 ID:
NCZGIiBxO
弟「……」
姉「好き……というのは……」
姉「肉親として……」
弟「違うよ。一人の女の子として、姉ちゃんが好きなんだ」
弟「だから……だから姉ちゃんが……」
姉「……」
姉「ふぅ、本当に仕方ないですね」
弟「姉ちゃん……?」
姉「結局、人の性根は変わりません、か」
303:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 02:23:19.03 ID:
NCZGIiBxO
姉「ねぇ、私が、好きであなたの性欲処理をしてるって思ってますか?」
姉「あなたのこと……本当に心配して、これで少しは貴方の事を手伝えるだろうって思って」
姉「本当に気持ち悪いのに……我慢して、口でしてあげてるんです」
姉「ねえ、あなたは人の事を、人の気持ちを馬鹿にしてるんですか?」
弟「……ち、違うよ。俺は本気で……」
姉「はぁ……あなたにはつくづく失望しました」
姉「私から言い出したこととはいえ、いつも平気で人の口に出しておいて」
姉「本気なんて言葉軽々しく口に出さないで」
弟「……」
姉「だじゃれじゃないですよ」
弟「うん」
307:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 02:32:11.84 ID:
NCZGIiBxO
姉「ま……肉親として、貴方の事は好きですよ」
姉「今のことでずいぶん評価が変わりましたけどね」
弟「あ……」
姉「さっきまでは……大好きでしたけど」
姉「今はただの好き、くらいですね」
弟(なにこれかわいい健気すぎる)
弟(自分に襲いかかろうとした男の事をまだ好きだって言えるなんて)
弟(……俺、やっぱこの人の事好きだ)
312:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 02:37:54.49 ID:
NCZGIiBxO
弟「姉ちゃん」
姉「はい」
弟「俺……間違ってたよ」
弟「頑張って……姉ちゃんと同じ大学に行く」
姉「弟君……」
弟「そして……今度こそ、姉ちゃんに本気だって思ってもらえるようにするから!」
姉「えっ」
315:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 02:44:32.37 ID:
NCZGIiBxO
姉「あ、あの……」
弟「よーし、やるぞー!」スック
姉「あ……」
姉(ま、弟君がやる気を出してくれたんだったら……いっか)
姉(好かれてるってのは、そう悪い気分じゃないしね)
弟「やるぞー!」ギンギン
姉「……はぁ」
姉「仕方ない。最後まで付き合ってあげますか」
おわり
321:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 02:51:07.31 ID:
NCZGIiBxO
本当は入学まで仕上げてるんだけど、いる?
なんか性欲処理はをする姉っていうコンセプトから大外れした話になってる気がするんだけど
322:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 02:51:29.36 ID:CUhp7V2r0
いる
332:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 03:07:43.66 ID:
NCZGIiBxO
―センター試験翌日―
男「うほおおおおお」
姉「」ジュルジュル
男「ほええええ」
姉「」チュパチュパ
男「イッグウウウウウウ」
姉「!……ッ……ッ……」
337:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 03:13:42.61 ID:
NCZGIiBxO
姉「うぅ……うべべ、べ」ペー
男「……」ガサガサ
姉「ふぅ……あ、あれ!?どうして服着て」
男「お前さ、経験なんて一度もない。処女だって言ってたよな」
姉「う、うん!そうだよ!男の人とエッチしたことなんかないもん!」
男「嘘付くならもっと上手い付き方をしろ。ちんこ出した途端躊躇なく銜えやがって」
男「それだけならまだしもプロの技術まで持ってんじゃねーか。見ろ、思い出すだけでテントがこうだ」パンパン
男「あーあ、こんな女に騙されてたなんてな。じゃーな。先に帰るわ」
バタン
姉「……な、なんで……どうして……」
341:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 03:22:53.62 ID:
NCZGIiBxO
姉「……ただいま」
弟「お帰り!姉ちゃん、これ見てよ!自己採点と第一志望の判定!」
姉「……A判定……諸手のバンザイ……うん、よく頑張りましたね 」
姉「でも、これで油断してちゃダメですよ」
姉「これくらいのアドバンテージならすぐにひっくり返されますから」
弟「わかってるよ!今から勉強したいからさ、その前に」ヌッ
姉「……はい」
345:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 03:27:50.58 ID:
NCZGIiBxO
姉「えぅー……ぺっぺっ」フキフキ
弟「ふぅ……」
姉「ん……じゃ、頑張って」
弟「うん……あ、あのさ、その前にちょっと相談があるんだけど」
姉「あ、はい。なんでしょう」
弟「……受験が終わったなら、処理はもう、しないんだよね?」
姉「……弟君。前にも言ったと思うけど……」
弟「わ、わかってるよ。受験中の雑念を払うためだけ」
姉「わざと浪人しようと考えても無駄ですよ?」
弟「わかってるってば!そういう事じゃなくてさ」
349:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 03:34:38.35 ID:
NCZGIiBxO
弟「姉ちゃんはさ、どう?例えば目的地に辿り着くのが目標だとしてさ」
弟「目的地に辿り着いて、はいおしまいじゃなくてさ、もし、目的地に褒美か何かがあったら」
姉「何が言いたいんですか?単刀直入に言ってください」
弟「……合格したら、何か褒美が欲しいです」
姉「……大学合格、そして大学生活。それって最高の褒美じゃないんですか?」
弟「いや、確かにそうだけどさ……」
姉「……」
弟「……」
姉「でも、一理ありますね」
姉「後ろから背中を押すだけではなく、目の前にエサをぶら下げる」
姉「こと失敗できない状況下においては、それも必要な事なのかも知れません」
弟「!」
354:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 03:38:58.96 ID:
NCZGIiBxO
弟(よっしゃ!よっしゃ!よっしゃ!)ヨッシャヨッシャ
姉「……あの、それで、一体何が欲しいんですか?予算なら、三万円くらいなら……」
弟「予算!?そんなの要らないよ!」
姉「へ?」
弟「……最後に」
弟「最後に一度だけ処理をお願いします」
362:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 03:42:32.73 ID:
NCZGIiBxO
姉「ああ……うん、それくらいなら良いよ。じゃ、私ご飯の用意するから」
弟「ちょっと待って」
姉「……何?」
弟「まずは、性欲処理のルールを確認します」
姉「はい」
369:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 03:50:08.43 ID:
NCZGIiBxO
弟「まず、姉ちゃんの性的な部分との接触はナシ」
姉「エッチをする訳じゃないですからね」
弟「次に、床や服を汚したくないから、体内に出す事」
姉「若干語弊がありますけどそうです」
弟「そういう理由から、姉ちゃんには今までクチでしかしてもらってません」
姉「はい」
弟「ですが、もうひとつだけ姉ちゃんの中に今言った条件を満たす部分があります」
姉「……それって」
弟「そう、それ」
姉「鼻……ですか」
372:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 03:53:18.56 ID:dArTArCL0
鼻wwwwwwwwwwwwwwwwwwwじゃねえだろwwwwww
373:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 03:53:59.67 ID:
NCZGIiBxO
弟「鼻……鼻か、それもいいなぁ」
姉「いや、きっと、というか絶対痛いんで嫌ですよ」
弟「待ってください。俺が言っている部分とは鼻ではないんです」
姉「ははあ、耳ですね」
姉「中耳炎は嫌なので断ります」
弟「まどろっこしいんで耳を貸してください」
姉「」ビク
弟「めんどくさいなこの人」
377:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 04:04:43.77 ID:
NCZGIiBxO
弟「」ゴニョゴニョ
姉「ふん、ふん」
弟「」ヒソヒソ
姉「……」
弟「……てな感じ。どう?」
弟「……姉ちゃん?」
姉「お、弟君。今日は布団を自分の部屋に持っていって寝てください」
弟「えっ」
姉「……不愉快、で、す」
姉「もうそんな事言わないでください」
弟「あ……だ、駄目?」
姉「駄目ですから」
弟「……うう」
姉「ほ、他のごほうびなら考えてあげます」
弟「はーい……」シュン
380:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 04:17:49.88 ID:
NCZGIiBxO
―深夜―
姉「……」カチカチ
姉「うわぁ……」
姉「モザイクが邪魔だな」
姉「ほんとに……お尻に入ってるのかな」
姉「……へぇ……え、嘘……」カチカチ
姉「気持ち、いい、か……」
姉「……こんなのが気持ち良いとは思えないな」カチカチ
姉「ならし作業?うーん……面倒くさそう……」
姉「ま、まあ初めからこんなの論外ですけどねっ」ブンブン
姉「……ん?」
姉「慢性の脱肛等、排泄器官に重大な障害を持つ可能性あり……」
姉「うーん、こりゃ駄目ですね」
姉「……バイト、増やそう」
382:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 04:19:25.14 ID:RxGaItzC0
一応調べておく姉かわいい
459:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 06:25:02.89 ID:
NCZGIiBxO
―学食―
姉「キャベツの千切り……意外と……ふむ」ガツガツ
姉友「おーっす。隣、良い?」ガタン
姉「あ、こんにちわ」
姉友「何?ダイエットでもしてんの?」
姉「え?いや、ただ単にお金を節約したくて……」
姉「……へぇ、お金、無いんだ」
姉「え?」
姉友「いや、そのね、変な噂聞いちゃってさー。まさか姉っちがそんな事って思ってたんだけど」
姉「な、何の噂ですか?」
姉友「……あんたが、ヘルスで働いてるって噂」
姉「ヘル……何?」キョトン
姉友「……」
389:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 04:37:47.58 ID:
NCZGIiBxO
姉「う、ううぅ、うぇぇん……ひっく……」ヒンヒン
姉「どう、し……なんでそんなぁ……誰がそんな噂流し、ひっく」スンスン
「ただいまー」
姉「!」バッバッ
姉「お、おかえりなさい!ご飯、今から作ります!」
弟「あれ、姉ちゃん何でもう居るの?大学でしょ?」
姉「う、うん、午後の授業が休講になってさ、ついでにタクシーで帰ってきたんです」
弟「……姉ちゃん、大丈夫?泣いてた?」
姉「う、ううん。なんかすっごく眠くて、あくびしてたらさ、そのね」ゴシゴシ
姉「何が食べたい?今日はなんでも好きな物作ってあげます!」
弟「……」
394:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 04:43:19.56 ID:
NCZGIiBxO
姉「うん……うん、たまには唐揚げもいいですね」
弟「姉ちゃん」
姉「何?」
弟「大学で……何かあったろ」
姉「……」ニコッ
弟「……そう」
弟「何か悩んでる事あるんだったら……何でも言ってくれよな」
弟「俺に出来る事なら……何でもするから」
姉「……弟君……」
弟「……」
姉(あ、男の子の眼してる)
姉(こんな眼も、出来るんだ)
399:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 04:50:49.02 ID:
NCZGIiBxO
2次試験の日
姉「……」ソワソワ
姉「……」ウロウロ
姉「迎えに……いや、入れ違いになったら……」
ガチャ
姉「!」
弟「……姉ちゃん」
姉「弟、君」
402:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 04:53:20.23 ID:
NCZGIiBxO
弟「俺……俺……」
姉「おとうと…く…?」
弟「俺、やったよ!全部出し切った!」バッ
姉「わわ、わ!?」
弟「ありがとう!姉ちゃんのお陰だ!姉ちゃんの!」ギュウ
姉「お、弟君!……痛い、痛いよ……」
弟「あっ!ご、ごめん姉ちゃん」
姉「いや……うん、今日の所は許してあげるよ」
姉「ごはん……いっぱいおいしいの作ったから、食べよ!」
弟「うん!」
406:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 04:58:28.13 ID:
NCZGIiBxO
3月、合格発表の日
弟「……」スタスタ
姉「大丈夫です。本気で取り組んだんですよね?」カッカッ
弟「……」スタスタ
姉「なら、胸を張って良いんですよ。結果がどうだって」カッカッ
弟「……」
姉「……あ、あの……その……」
弟「……ありがとう、姉ちゃん」
姉「……はい」
弟「……着いたね」
411:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 05:05:46.70 ID:
NCZGIiBxO
ワイワイ ガヤガヤ
ヤッター チクショー
姉「んーと、んーと」
弟「えっと……あの辺の番号だから、えっと」
弟「姉ちゃん!!」
姉「わっ!何!?」
弟「俺……俺、受かってた!受かってたよ!やったぁ!!ワーイ!!」
姉「お、弟君!ここでそんな大声出したら!」
ラグビー部「皆!合格者だ!」ダッ
弟「ぎゃああああああああ」
ワーッショイ ワーッショイ
姉「あ……連れてかれてく……」
姉「……」
414:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 05:09:33.68 ID:
NCZGIiBxO
弟「た……大変な目にあった」
弟「ラグビー部……なんか楽しそうだったな。検討してみるか」
弟「……もうほとんど皆帰ってる」
弟「姉ちゃんも……帰ってんだろうな」
姉「弟君」
弟「あっ」
姉「……」
弟「姉ちゃん……」
姉「……ね、そこの河原沿い、歩きません?」
弟「う、うん」
416:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 05:13:57.20 ID:
NCZGIiBxO
弟「綺麗な川だな……」
姉「うん……とても綺麗」
姉「私ね、毎日この川の流れを追いかけながら帰ってるんだ」
姉「この川の流れを見てるとね、嫌な事とか、悲しい事とかがスーッと消えていって」
姉「家に帰る時には嬉しい事や楽しい事ばかり考えてるんだよ」
弟「そっか」
姉「うん……」
弟「……」
姉「……あのね、弟君。わたしね」
弟「うん」
姉「お父さんとお母さんに……」
419:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 05:17:34.77 ID:
NCZGIiBxO
姉「こっちに……海外に来ないかって誘われてるの」
422:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 05:22:30.95 ID:
NCZGIiBxO
弟「……え」
姉「前に、メールでそっちに行きたいって書いた事があってね」
姉「私は軽い冗談のつもりだったんだけど、意外と乗り気になって……」
弟「で、でも……大学は」
姉「留学って事にしたら良いって」
弟「あ……」
姉「大学でする事も特に無いし、それもいいかなーって」
弟「そん…な……」
姉「思ってたんだけどね」
弟「……え?」
429:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 05:29:19.42 ID:
NCZGIiBxO
やけに手のかかる後輩が入学する事になっちゃってね
私にはそんなつもりないって言ってるのに、私のことが好きってだけで私と同じ大学を目指しちゃうような人でさ
で、どうせたまたまなんだろうけど、その人が合格しちゃってさ
その人は自堕落で、頭が本当に悪くて、エッチで、浅はかで、どうしようもない人で、
本当に、大切な人なの
だからさ、そんな人を置いて、自分だけ海外に行くなんて出来ないの
434:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 05:32:49.04 ID:
NCZGIiBxO
弟「……姉ちゃん……」
姉「ね、今まで……キツい事を言う時もあったけど……」
姉「君は、それでも必死に食らいついて……私の言う通りに勉強したね」
姉「私、本当に君のお姉ちゃんでよかったって思ってるんだよ」
弟「姉ちゃん」
姉「あ、そうだ!」
弟「え、何?」
姉「弟君、合格したからさ、ご褒美、あげるよ」
姉「ちょっと、目を閉じててくれないかな?」
弟「え……あ、うん」
437:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 05:36:36.84 ID:
NCZGIiBxO
弟(……褒美って何かな)
弟(前にねだった事じゃなさそうだ……なんだろ、PS3、スマートフォン)
弟(あ、リンスの香り……ん?)
チュ
弟(……え……?)
ツカツカツカツカ
弟(……姉ちゃん、今の……)パチ
弟(あ……もうあんな場所に……すげー早歩きだ)
443:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 05:40:23.39 ID:
NCZGIiBxO
姉「……」スタスタスタスタ
弟「姉ちゃん、姉ちゃん」タタタ
姉「………」スタスタ
弟「姉ちゃん、今さ」
姉「勘違いしないでください」
弟「はい?」
姉「海外に行ったら肉親へのキスは普通ですから、そういう事ですから」
姉「本当に何もないですから」
弟「……へー」
姉「はい」
447:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 05:44:42.54 ID:
NCZGIiBxO
弟「……じゃあ、さ、本当に何もないキスだったら」
弟「もう一回してくれない?」ニヤニヤ
姉「!!……っこの、馬鹿!」ドガッ
弟「えっ、ちょ」グラリ
ザブーン
弟「冷た!3月初頭の川冷た!」ザブザブ
姉「そこで一生頭冷やしててください!」プンプン
450:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 05:57:01.71 ID:
NCZGIiBxO
弟(あ……行っちゃった……肩、すっごい怒らせてるや)
弟(……本当、実際の所どうなんだろう)
弟(俺の事、一人の男として少しは見てくれてるんだろうか……それともやっぱり……)
弟(ま、いいか。姉ちゃんも、後何年かは大学にいるし、焦ることはない)
弟(今の俺は姉ちゃんの隣にはそぐわないから……だから、俺、本気で頑張るよ)
弟(そしていつか……本当に姉ちゃんにふさわしい男になる)
弟(焦らなくていい……俺と姉ちゃんの人生は……まだ始まったばかりなんだから!!)ザバー
弟「うおおおおお!!やるぞおおおおおお!!!」ギンギン
姉「受験が終わるまで弟君の性欲処理は私がします」
‐END‐
452:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 05:58:55.26 ID:50/e0Azu0
今日の授業はここまでっ
455:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 06:02:08.66 ID:dArTArCL0
まあよかった
途中からエロくなかったけど
まあよかった
アナル見たかったけど
いい読後感だ
469:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 11:31:07.01 ID:ys5yDKQ2O
良い終わらせ方だな
457:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/08(木) 06:06:26.01 ID:XP75wrIi0
乙
最初の>>1にも反さないようにしつつ、匂わせるようにするにはこれぐらいが丁度いいな
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