1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/25(木) 22:50:38.90 ID:
w+X3VbP1O
2:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/25(木) 22:54:15.15 ID:
w+X3VbP1O
P「お、お前…知ってたのか…?」
伊織「ええ。当たり前じゃない。何をそんなに驚いてるの?」
P「…」
伊織「その前の子のことも、前の前の子も、みーんな知ってるわよ」
P「ど、どうするきなんだ…?」
伊織「何がよ」
4:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/25(木) 22:59:34.32 ID:
w+X3VbP1O
P「その、離婚する気なのか…?」
伊織「する訳ないじゃない。アンタを愛してるもの」
P「!?お、怒らないのか?」
伊織「ふふ。怒らないわよ。こうして最後には私のところに戻ってきてくれたでしょ?」
P「うぅぅ、、、い、伊織ぃ…」
伊織「泣くなら最初かからしないの。涙拭きなさいよみっともない。」
こうしてPは伊織の寛大さに心打たれて、二度と浮気なんかしなくなりましたとさ
ハッピーエンド
6:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/25(木) 23:03:07.16 ID:
w+X3VbP1O
真美(既婚/2?歳)「ちょっと→!また浮気したっしょ→」
P「してないってば!誤解だって!」
真美「真美の嘘発見器が反応してるよ!携帯見ちゃったもんね!!」
P「(ヤベ…メール消し忘れた!)」
8:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/25(木) 23:07:55.62 ID:
w+X3VbP1O
真美「次やったら許さないって言ったっしょ→!?」
P「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」
真美「今日はオカズ一品抜きだかんね→。豚のしょうが焼きだから」
P「えぇぇぇ!!そんなぁ…どうか許して貰えませんかね?この通り!ドゲザァ」
真美「無理。それともご飯抜きにする?」
P「それだけは勘弁してください」
真美「次やったらホントにホントにホントーに許さないかんね→!」
9:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/25(木) 23:09:32.62 ID:
w+X3VbP1O
次の日、PのPには「真美専用」と落書きされていたことに、会社のトイレで気付きましたとさ
ハッピーエンド
11:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/25(木) 23:12:57.54 ID:
w+X3VbP1O
やよい(既婚/2?歳)「ねぇあなた、今誰と電話してたの?」
P「!?(ビクッ」
やよい「…」
P「いや別に、その、普通にえーっと…」
やよい「お仕事のお話じゃなかったよね」
P「と、友達だよ!友達」
やよい「ふーん。そんな風には聞こえなかったけど」
P「…」
12:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/25(木) 23:16:25.01 ID:
w+X3VbP1O
やよい「ねぇ、子供が聞いたらどうするの?」
P「…」
やよい「子供ってそういうの敏感なんだよ?お父さんのおかしな行動には気付くの。」
P「…」
やよい「お願いだから子供は勿論のこと、私に分からないようにして。家ではしっかりお父さんをやって!」
P「はい…ごめん…」
13:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/25(木) 23:18:11.89 ID:h2J5p/d6O
うわあダメな大人だ
14:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/25(木) 23:20:37.47 ID:
w+X3VbP1O
やよい「全くもう…。」
P「…ごめん」
やよい「ほら、お風呂入っちゃって。」
P「はい」
やよい「…………………………」
やよい「…ぅぅ」ジワ
やよい「ぅぅぅ…グスッ」
やよい「強がっちゃったけど、やっぱりちょっと寂しいかなーって…」
15:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/25(木) 23:22:49.50 ID:
w+X3VbP1O
後日、罪悪感MAXのPは毎日家にダッシュで帰宅して、
家族サービスに励みましたとさ
ハッピーエンド
17:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/25(木) 23:24:00.39 ID:5BpY1S6h0
こんないい奥さん方がいてなぜ浮気するのか
48:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 00:31:57.89 ID:
yUn7FobjO
美希(既婚/2?歳)「ハニーはまだかなぁ♪」
P「ただいまぁ」ガチャ
美希「!?」
美希「おかえりなさいなのーー!」ダキッ
P「うぉっと!危ないってば…」
美希「えへへぇ」
52:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 00:34:27.03 ID:
yUn7FobjO
P「今日はケーキも買ってきたんだぞ。ほれ」
美希「わーい♪ご飯の準備は出来て…あれ?」クンクン
P「ど、どした?」
美希「知らない香水の匂いがするの…」
P「!?」
53:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 00:38:22.90 ID:
yUn7FobjO
P「き…気のせいだろ…」
美希「じゃあ首に付いてるラメは何かなー?」
P「」
美希「説明してくれるよね?」
P「ち、違うんだ!付き合いでクラブ行っただけで、それだけだって!その後は何もないぞ!」
美希「怪しいの…」ジトー
P「そ、それよりお腹空いたかな…ははは。ほら、ケーキもあることだし、な?」
美希「…」
57:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 00:41:25.87 ID:
yUn7FobjO
翌日
美希「今日もお仕事頑張ってねハニー♪」ブチューーー
P「んー!んー!ぷはっ!いくらなんでも長すぎだよ…じゃ、行ってくるね」
美希「うん」トコトコ
P「ん?」スタスタ
美希「?」トコトコ
58:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 00:45:44.82 ID:
yUn7FobjO
P「え、何で付いて来てんの?」
美希「ダメなの?」
P「ははは…まあたまにはいっか。嫁に駅まで送って貰うのも良いよな」
美希「駅まで?会社まで一緒に行くよ?」
P「」
会社にて
P「危ない危ない…誰にも見られなくて良かった…。俺が見えなくなるまで大きく手振りやがって。誰かに見られてたら死ぬまでネタにされたぞ」
59:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 00:47:01.87 ID:9VxN002t0
みきこわい
61:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 00:52:33.24 ID:
yUn7FobjO
P「あー働いた働いた!」
同僚A「飲み行くか?」
部下B「私も良いですかー」
P「いや、俺今日は良いや。早く帰んないと」
同僚C「ふーん。あ、分かった。嫁さんがこれか?」ユビデオニポーズ
P「古っ!」
ゾロゾロ
P「(…ん?)」
?「」ブンブン
部下B「なんか凄い可愛い子が回転ドアの向こうで手振ってますよ?」
P「ま…まさか…」
美希「ハニーーー!!お疲れ様ー!」
62:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 00:55:07.65 ID:
yUn7FobjO
その日以来、俺の会社でのあだ名はハニーになった
部下にもハニー先輩と呼ばれる始末だ
美希はしばらくこの生活を続けたが、
体面というものを力説したら渋々納得してくれた
でも代わりにメールの量が5倍に増えた
ハッピーエンド
63:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 00:56:57.10 ID:9lj3nTx60
ハニー先輩はいいセンスしてる
69:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 01:06:26.31 ID:
yUn7FobjO
貴音「宮崎まんごおという果物を食べてみようと主人と盛り上がっておりましたが、どうやら近所のすぅぱぁでは売ってないらしいのです」
貴音「せっかくですので遠出してみたら、あの方と知らぬ女性が仲良さそうに二人で歩いておられました」
その日の食卓
貴音「あなた様、お食事の用意が出来ましたよ」
P「お、今日も凄い量だな!はは」
貴音「フフフ。好きなだけ食べてくださいね。」
貴音「あと宮崎まんごおも手に入りましたよ。」
P「本当か!?高かったろ?」
貴音「はい。少々お高いですが、とても美味しそうですよ。食後が楽しみですね」
72:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 01:12:24.86 ID:
yUn7FobjO
P「でも手に入るもんだなぁ」
貴音「はい。○○駅の最寄りのすぅぱぁで見付けました」
P「(○○駅だって…?)そ、そうか」
貴音「はい。それであなた様。一緒に歩いておられた女性とは一体どのような関係で?」
P「!?…えっと、あの人はだな…」
貴音「もうよいです。あなた様のその反応で、あの女性とどのような関係なのかはもう分かりました」
P「…」
75:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 01:19:21.84 ID:
yUn7FobjO
貴音「あなた様」
P「は、はい」ビクッ
貴音「わたくしは、あなた様を心から尊敬し、信頼しております」
P「…」
貴音「あなた様のことでしょう。あの女性とも節度を守った関係を保ち、女性問題で家庭を壊すような人ではない、わたくしは知っております」
P「…」
貴音「でも、いざ目の前であなた様がわたくし以外の女性と恋人の様に寄り添うのを見てしまうと、、」
貴音「わたくしも、少々、心が、」ホロリ・・・
貴音「い、傷んでしまうのです…」ポロポロ
P「!?」
82:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 01:29:43.01 ID:ekDoUQ950
貴音の涙破壊力高すぎワロタ
85:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 01:39:22.12 ID:
yUn7FobjO
P「貴音!」ダキッ
貴音「!」
P「すまん…すまん…お、俺はなんてことを…」
貴音「グス…良いのです。殿方の浮気は甲斐性とも言われております。わたくしも、妻として精進しなければなりませんね」
P「もう二度と浮気なんてしないよ…今更遅いかも知れないけど、俺は最低だ…」
90:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 01:45:41.36 ID:
yUn7FobjO
貴音「ふふ。わたくしの主人は、決して最低ではありませんよ。あなた様はわたくしの大切な主人なのです。」
P「貴音…」
貴音「これからも、あなた様を支え続けますよ」
それからPは死ぬほど働いた
金が貯まったら脱サラして二人でラーメン屋を始めた
貴音の夢だったらしい
超美人が切り盛りするラーメン屋として流行りまくったとさ
ハッピーエンド
93:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 01:53:51.53 ID:
yUn7FobjO
雪歩(既婚/2?)「う…嘘…嘘だよね…」
雪歩「友達がメールをくれた」
雪歩「これあんたの旦那だよね…って文章と共に、」
雪歩「Pさんが女の子とホテルに入ってく画像が…」
雪歩「どうして…。Pさん言ってくれた」
雪歩「俺は雪歩だけを見てるって。雪歩さえ居てくれれば幸せだって。俺が雪歩を死ぬまで守るって。だから一緒に生きていこうって…」
雪歩「どうして…やっと出会えたのに…私の全てを委ねられる男性に出会うことが出来たと思ったのに…」
雪歩「…」
102:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 01:59:59.47 ID:
yUn7FobjO
P「ただいま~」ガチャ
P「…あれ?真っ暗だ。あいつもう寝たのかな?」
リビング
P「…」ガチャ
P「…」電気パチ
雪歩「………………………………………………」
P「!!?」ビクッ!
雪歩「………………………………」
P「な、なんだ、起きてたのか…」
雪歩「…………………………………」
P「脅かすなよなぁ…ははは…」
103:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 02:01:30.80 ID:hfM6d6Oi0
ヤンデレ√きたこれ
104:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 02:02:52.24 ID:9lj3nTx60
これ、アカンやつや……
105:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 02:03:12.85 ID:L8s4VcFm0
108:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 02:05:01.68 ID:
yUn7FobjO
P「お、おーい。ゆ…雪歩…?」
雪歩「…」スタッ
P「!」
雪歩「嘘ですよね?Pさんの方が無理やり連れてかれたんですよね」
P「な、なんのことだ?」
雪歩「フフフ。そうに決まってます。こんなに優しい微笑みをくれるPさんが、裏切るわけないですもんね」
P「ゆ、雪歩?」
雪歩「やだなぁ私ったら。フフフ。すいませんPさん。こんなに愛してる人を疑っちゃうなんて私ったらダメダメですねぇ」
111:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 02:11:04.59 ID:
yUn7FobjO
P「雪歩!」
雪歩「はい?」キョトン
P「さっきから何の話をしてんだ…」
雪歩「あ、すいません。フフフ。これです。友達がPさんを見付けたって」
P「ぁ、ぁぁぁ…」
雪歩「この女の子に無理に連れてかれたんですよね?もう、Pさんったらお人好しなんだから」
P「雪歩…ち、違うんだ」
雪歩「でもでも、夫を守るのは妻の役目ですぅ。私に任せてください。ダメダメな私でもPさんを守ることにだけは命かけられますよ?」
P「聞いてくれ雪歩!」
雪歩「Pさん、この女の子のこと、詳しく教えてもらえますよね?」ニコッ
113:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 02:17:45.85 ID:
yUn7FobjO
P「違うんだ雪歩!誘ったのは俺なんだ!」
雪歩「どこまで優しいんですか?庇わくたって…」
P「庇ってなんかない。俺が酔った勢いで誘っちゃったんだ…この写真だって、手を引いてるのは俺じゃないか…」
雪歩「…」
P「…」
雪歩「私、今日はもう寝ますね」
P「雪歩…許してくれ…」
その夜
P「」ガバッ
P「ハァ…ハァ…な…なんだ今の感じは…」
P「」チラッ
P「夜中の4時か…(雪歩が居ない…)」
115:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 02:24:34.12 ID:
yUn7FobjO
P「(リビングか?どちらにしろ喉も酷く渇いた。とにかく一階へ行こう)」
P「」カツ・・カツ
P「」ガチャ
キィィ・・・・・・・・・・・・
ポタ…
ポタ…
雪歩「…………」ユラ ユラ
P「…………」ガクッ
P「そ…そんな………う、嘘だ…嘘だ…」
バットエンド
みんな雪歩には優しくしようね
無印雪歩は絶対にアカンで
121:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 02:31:41.72 ID:XBENqGtS0
あかん
135:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 02:52:02.35 ID:
yUn7FobjO
子供達が寝た後の夜のリビングにて
千早「ねえ…貴方…」
P「どした?」
千早「その、浮気してるわよね…」
P「な、なんだよ急に…」
千早「勝手に携帯を見てしまったの。悪いとは思ってるわ。」
P「…」
千早「ねぇ…どうして?」
千早「私、貴方の理想に成れるよう努力した。今もしてる」
千早「貴方の為に料理も一生懸命頑張った」
千早「貴方の好みになりたくてスカートも履くようになった」
千早「飽きさせないように、髪型も変えたりしてみた」
137:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 02:57:28.46 ID:
yUn7FobjO
P「き、聞いてくれ千早」
千早「私に可愛げがないから…?」
千早「でも私、貴方と出会ってから甘えることも覚えたつもり…」
千早「抱え込まないで、貴方には何でも打ち明けた…」ウルッ
千早「でもまだ、何か足りませんか…?」ポロポロ
P「千早…ごめん…」ダキッ
千早「私に不満があるなら…言ってください」ポロポロ
138:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 03:00:27.44 ID:tptByLoW0
重い
139:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 03:05:14.19 ID:
yUn7FobjO
P「千早は何も悪くないよ…単に俺が馬鹿で、衝動で遊んでしまったんだ…」
千早「…」グズッ
P「バレなきゃ良いと思ってた…何とかなると思ってた…」
千早「…」
P「でも千早の涙を見て、自分がしてまったことの酷さが分かったんだ…」
千早「私を…私を捨てないで……私のことを理解してくれる人は貴方しか…」ギュゥ…
P「捨てるだなんてそんな…俺が全部悪かったんだ。残りの人生で今日のことを償わせて欲しい…」ギュゥ…
140:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 03:09:13.66 ID:
yUn7FobjO
その日から、子供が出来てから別のベッドで寝てたのが、
また一つのベッドで寝るようにになりました
しかも千早は腕枕をしながら頭を撫でないと眠らなくなりました
出掛ける時も昔の様にガッチリ腕を組んでくるようになりました
30近い夫婦が何やってんだか…と思うものの
千早の為だと思えばね
ハッピーエンド
164:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 11:59:56.10 ID:
yUn7FobjO
Pは名前だよ
結婚してもプロデューサーって呼ぶやつがどこにいんだよ馬鹿おい
春香(既婚/2?歳)「知らない方が良かった…」
165:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 12:05:42.03 ID:
yUn7FobjO
あれはほんの出来心
休日出勤だと言って出掛けた夫
子供達も友達の家に遊びに出掛けたから
私は大好きな夫の仕事姿を見たくて
こっそり後をつけてしまいました
そしたら…………
春香「Pさん…」
春香「でも本当は私は知らないままだったよね…」
春香「これからも知らないままで居れば、私達は幸せなんだよね…うん」
春香「私ってドジだなぁ…へへ。何で後なんかつけちゃったんだろう」
166:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 12:13:07.61 ID:
yUn7FobjO
ある日の食卓
春香&子供達「いただきまーす!」
p1「ねぇパパは~?」
春香「今日はお仕事で遅くなるって」
p1「ふ~ん。あ、これ美味しいね!」
春香「ママの自信作でーっす!」
p2「…ママ?」
春香「なぁに?」
p2「何でかなしそーなお顔してるの?」
春香「!?」
p2「ポンポン痛いの?」
春香「なーに言ってんの。ママはいつだって元気だよ♪」
p2「ほんとに!良かったぁ」チュ
春香「フフ♪」
p1「ママわたしもちゅーしてー」
168:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 12:17:39.19 ID:
yUn7FobjO
その夜
P「あ~疲れた」ガチャ
春香「おかえりなさい」ニコッ
P「ただいま」ニコッ
春香「ご飯は?」
P「ちょっと小腹が」
春香「良かった!今日のは自信作なんだぁ。p達からも大絶賛だったんだよ」
P「ははは。楽しみだなぁ」
169:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 12:25:35.16 ID:
yUn7FobjO
春香「はい、召し上がれっ」コトッ コト
P「いただきまーす」
春香「(今日もあの人と会ってたのかな…)」
P「お、本当に美味いねこれ!」モグモグ
春香「(私にはもう、興味ないのかな…)」ウルッ
P「へぇ、中に挽き肉が入ってるんだ」モグモグ
春香「(だ、だめだめ!考えないようにするって決めたじゃん!)」
P「春香?」
春香「(私が何も言わなければ幸せなままなの…)」ホロリ
P「お、おい、春香ってば」
春香「(お願い…涙…止まってよ…ここで私が泣いたら、全部壊れちゃう…)」ボロボロ
P「は、春香!?」
春香「うぅぅ…グズッ、ヒック…ぅぇぇん」ボロボロ
172:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 12:37:53.39 ID:
yUn7FobjO
P「春香!どうしたんだよ!?」ガタッ
春香「ぅぅぅ…な、なんでもないんです…グス"…」
P「なんでもないってお前…」
春香「本当に…本当に…なんでもないんです…(泣き止まなくちゃ!)」ゴシゴシ
P「…」
春香「急に泣いたりしてごめんなさい。せっかくの美味しいご飯が不味くなっちゃいますよね。へへへ♪」ニコッ
P「春香…」
173:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 12:46:36.03 ID:
yUn7FobjO
言われなくてもPは春香の涙の理由が分かった
多分、浮気が気付かれてしまったのだろう
そう、この子は昔から
皆の笑顔を守るためにはいつだって自分を犠牲にする子だった
何事もなかったかのようにしようと試みた春香の気持ちを汲み
Pはその日から何事もなかったかのように
新婚の時の様に仕事が終わると直帰した
子供が遠足で居ない日は必ず二人きりでデートした
春香もあの日からPが変わったことを知っていた
Pが自分の気持ちに気付いてくれた
やっぱり私はPさんが好き
ハッピーエンド
198:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 18:56:42.46 ID:
yUn7FobjO
響(既婚/2?歳)「け、携帯が何でこんな場所に置いてあるんだ…」
~~
P入浴中
P「ふぅぅぅ…」
~~
響「そういえば今まで家の中で旦那の携帯見掛けなかったよな」
響「探し物してたらたまたま見付けちゃったけど、まるで隠してるみたいだぞ…」
響「き、気になるさぁ…」
響「少しだけなら良いよね…?」パカッ
カチカチ
響「(ん?何だこのメールボックス)」カチ
響「!?」
199:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 19:08:54.85 ID:
yUn7FobjO
Pシャンプー中
P「」ゴシゴシ ワシャワシャ
P「」キュッキュッ
ザーーーーーーー
ダッダッダッダ
響「ねえP!!」ガラッ!
P「!??」
響「浮気したなーーーー!!??」ガバッ
P「ちょっ待て、前見えな、うわぁー!」
響「許さないぞーーーーー!!」ポカポカ
P「てか服着たまま何やってんだよ!」
響「うがぁーーー」ビシバシ
P「シャンプー目に入った!!いてえぇぇ!」
201:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 19:27:35.16 ID:
yUn7FobjO
P「響ってば!」ガシッ
ザーーーーーーー…
響「………」
P「響…」
ザーーーーーーーー…
シャワーで服ごとびしょ濡れになった響
よき見れば水に同化して涙を流していた
響「グズッ…ヒクッ……」
P「…」キュッキュッ
ザーーーー……ポタッ ポタッ
響「…どうして」
202:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 19:44:54.23 ID:
yUn7FobjO
響「どうして!?」
P「えっと…」
響「アイドル辞める時に言ってくれた…」
響「島に帰ろうとする自分を引き留めて言ってくれた…絶対に寂しい想いはさせないって、沖縄の海も忘れるくらい幸せにするって…」
P「…」
響「だ、だから…東京で一緒に暮らそうって、結婚しようって…うぅぅぅ…あれは嘘だったのか…?」
P「ごめん…」
208:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 20:26:17.04 ID:
yUn7FobjO
響「それが浮気だんて、あんまりだ…。自分、ショックだぞ…」
P「ごめん…」
響「…」
P「一年間」
響「…?」
P「一年間、チャンスをくれ…」
響「一年…?」
P「今すぐに許してくれとは言わない。これから一年間で必ず信頼を取り戻す。もしそれでも不安な気持ちのままならなら、その時は…その時は俺を捨てて島に帰っても良い」
響「…」
P「だから…チャンスが欲しい。頼む」
響「その気持ち、信じて良いのか?」
P「信じてくれ」
響「本当に本当に信じて良いんだな!?」
P「うん…」
211:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 20:38:53.84 ID:
yUn7FobjO
響はそれから2週間で信頼してくれるようになった
だがPはそんな響の単純さに甘えることなく、
むしろ響のそんな一面からより一層好きになり死ぬまで響第一主義を貫いたとさ
そして
響(既婚/5?歳)「本当に良いの?」
P「ああ。子供も自立したしな」
響「東京は恋しくならない?」
P「ならないよ。お前が居れば平気だよ。昔、そう言ってくれたよな」
響「懐かしいねぇ」
セカンドライフは沖縄で民宿を始めました
このご時世、経営はそんな上手いこともいかずカツカツで
東京で暮らしてた時の様にお金は使えないけど
青い海と空を見ながら隣にコイツがいる
それだけで十分な幸せを噛み締めましたとさ
ハッピーエンド
213:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 21:03:36.96 ID:f6VsIjLAO
いい話だな
215:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 21:08:21.04 ID:ly/xRMj50
幸せに埋もれて二人一緒に死ね
219:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 21:37:51.57 ID:
yUn7FobjO
真(既婚/2?歳)「うう…やっぱり゛私゛って女の子らしくないのかなあ」
真「Pさんが浮気してるなんて信じたくないよ…」ウルッ
真は結婚してから生まれて初めて肩より下まで伸ばした髪を
大切そうに手ぐしをしながら思い悩んでいる
真「うぅぅ…」
真「うわぁぁぁぁぁぁん!!」ボロボロ
220:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 21:47:45.88 ID:
yUn7FobjO
P「ただいまー」ガチャ
真「お帰りなさい。ご飯もお風呂も準備できてますよ」
P「真、目真っ赤じゃいか。どうしたんだよ」
真「そ、その…」
P「なんだ?」
真「(どうしてだろう。昔は、もし゛私゛が浮気なんてされたら絶対手を挙げるだろうなって思ってたのに。怒ることさえ出来ない…)」
真「(でも、ここは強気にガツンっと言ってやらなきゃ!)」
真「Pさん!」
P「お、おう」
真「う、う、うわ、浮気、浮気し…た…ぅぅ…うわぁぁぁぁぁぁん!」ボロボロ
224:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 22:17:07.32 ID:
yUn7FobjO
P「(何でバレた!?」
真「(週2回、講師として勤めてるダンススクール…。そこの生徒さんが、自分の友達が不倫してるという話をしてて、色々と聞いてたら何か変な感じがしてきて、その相手がまさか…)」
P「ちょ、ちょっと、取り敢えず泣き止んでくれよ!」
真「だってぇ…うわぁぁぁぁぁぁん」ボロボロ
P「お願いだから泣き止んでぇ…」ナデナデ
真「うぅぅぅ…」グスッ
P「そもそも浮気って…」
真「したんですよね!」
P「はい…ごめんなさい…」
225:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 22:26:02.40 ID:
yUn7FobjO
真「゛私゛が女らしくないからですか!?」
P「そんなことない!ただ、魔が差した…それだけなんだ。本当にごめん…」ギュッ
真「ぅぅ…」
P「もう二度とやらないから…ごめん…」
後日、Pは頭を丸めた
そして
P「ただいまー」ガチャ
真「お帰りなさい!プロデューサー!」
P「ま、真!?」
真「へへーん。゛僕゛も仲良く切っちゃいました」
そこにはあんなに気に入っていた長い髪をバッサリ切って
初めて出会った時のような
丸で青年の様に凛々しい少女
菊地真が立っていた
229:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 22:51:36.87 ID:
yUn7FobjO
P「僕、か…ははは。懐かしいな…」
真「たまには良いかなって思ったんです!p(♀)が真似しないように、pの前では言いませんけどね!」
P「でも、どうして急に…?」
真「別に深い意味はありませんよ、プロデューサー!」
P「そ、そうか」
真「(本当は理由があるんですけどね…)」
真「(あの日のやり取りで゛私゛は気付いた。゛私゛は女の子らしくなりたかった訳じゃない。ただ女の子扱いして欲しかっただけ)」
真「(Pさんは゛私゛が男の子っぽくても、そんな゛僕゛を女の子扱いしてくれた。ちゃんと愛してくれた。゛私゛の髪がショートでも、゛私゛が゛僕゛でも)」
真「(それなのに゛僕゛は不必要に変わろうとして、変わった、変わってしまった。喋り方も、服装も、髪型も、化粧も…)」
真「(それくらいからだ。Pさんがどこか寂しそうにしてたのは。)」
230:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 23:00:17.50 ID:
yUn7FobjO
真「(゛私゛は、Pさんが愛した、一生大切にすると誓ってくれた゛僕゛を、自分で否定してたんだなぁ…)」
真「間違ってたのは、゛私゛の方だったのかもしれませんね」
P「???」
真「でもどんな理由があろう浮気はぜーったい禁止!」ボスッ
P「ぐふぅっ!!い…今さら体罰とはやるな真…」
真「さあプロデューサー!」ガシッ
P「え゛、スニーカーにジャージ…まさか…」
真「ジョギング行きましょ!」
P「お、俺スーツに革靴だよぉぉぉあああ(ははは…昔の真だ)」ズルズル
これから真は懲りずに乙女な身嗜みに憧れて
Pに何かしら言われ拗ねたりもしたけど
互いに最高のパートナーとして幸せに暮らしていきましたとさ
ハッピーエンド
231:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 23:04:35.26 ID:
yUn7FobjO
くぅ~疲れましたwこれにて完結ですってなんで俺くんが改めましてありがとうございました本当の本当に終わり
おまけ
小鳥(独身/3?歳)「浮気したでしょ」
小鳥「ギクッ」
小鳥「ぷぅ~。もう許さないもん」
小鳥「な、なあ許してくれよ。俺のこと愛してないのか?」
小鳥「ず、ずるいわよ!いっつもそうやって…」
小鳥「なーんて!なーんてね!」
小鳥「…」
終わり
232:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/26(金) 23:07:21.12 ID:gP13xHfm0
小鳥さん…;;
250:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 06:49:17.61 ID:67XYtc0IO
ピヨピヨ
240:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 00:43:34.35 ID:5dhRmBAR0
凄い面白かった
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