1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:08:15.80 ID:
/MsHqA1i0
サーニャ「眠い……」 フラフラ
サーニャ「」 バタンッ
エイラ「うわぁっ!?」
サーニャ「……Zzz」 スヤスヤ
エイラ「……ってなんダ、サーニャカ。あーあー、またベッド間違えて……」
エイラ「……」
エイラ「……寝てる、よナ? ナ?」
エイラ「……」
エイラ「あの、サーニャ……。私サ」
エイラ「……」
エイラ「寝るよナ? 本当に寝てる……ナ、よしっ」
ストライクウィッチーズ 小ぃサーニャ (2) (カドカワコミックス・エース)
2:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:09:26.65 ID:
/MsHqA1i0
エイラ「実は、私……サーニャのこと」
サーニャ「」 ピクッ
エイラ「サーニャのこと、す、すっ、す……しゅ、す」
エイラ「……好きなんダ」
サーニャ「……」
エイラ「その、だ、だっ、だから、私と付き合って……下さい……///」
サーニャ「……」
エイラ「……」
サーニャ「……」
エイラ「……」
5:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:11:16.01 ID:
/MsHqA1i0
エイラ「は、はは……な、何言ってんだろーナ、私は。サーニャ寝ちゃってるのに」
エイラ「私もさっさと寝よーっと」
エイラ「……」
エイラ(分かってる、気付いてたゾ。ホントはサーニャが……)
エイラ(サーニャが……寝たふりをしていたことは)
7:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:13:06.30 ID:
/MsHqA1i0
エイラ(私の告白を聞いて、サーニャは返事をしない、つまり寝たふりをしタ)
エイラ(寝たふりということは、それはNOとほぼ同然。サーニャは私を傷つけまいと、あえて沈黙を選んダ)
エイラ(そうすることで何も起きなかったことにする。何も無かったことに出来る)
エイラ(朝になったら、今まで通りの仲の良い同僚の関係。だって、昨日の夜はなにもなかったのだから)
エイラ「……それが、サーニャの答えなんだよナ」
10:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:14:51.97 ID:
/MsHqA1i0
エイラ「……」
エイラ「あ、私もそろそろ寝ないと」
エイラ「……」
エイラ(ごめんナ、今日だけは私、上のベッドで寝るヨ)
エイラ「」 ゴロンッ
エイラ「おやすみ、サー……」
エイラ「……」
エイラ(あぁ、くっそ。ダメダメ。せっかくサーニャが気を使って、今まで通りの関係でいれるようにしてくれたのに……)
エイラ(なのに……)
エイラ(泣いたらダメだろ私……っ!)グスッ
11:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:16:20.15 ID:
/MsHqA1i0
エイラ(サーニャぁ、サーニャぁ……)シクシク
サーニャ「……」
サーニャ「……Zzz」スヤスヤ
12:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:17:55.15 ID:SHY7KNa00
ワロタ
13:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:18:14.42 ID:
/MsHqA1i0
ー朝ー
サーニャ「ん、んんっ……」ムクリ
サーニャ「ん~っ、はぁ」ノビッ
サーニャ(よく寝た……。こんなにぐっすり寝れたの、いつぶりだろう? ベッドに入ってから、記憶がないや……)
サーニャ「……」
サーニャ「あれ……?」
サーニャ「エイラが隣にいない!? そんな……私の一日はエイラの顔を見て始まるのに……!!」
15:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:20:07.47 ID:
/MsHqA1i0
サーニャ「エイラ、エイラぁ!」 キョロキョロ
サーニャ「」 ヒョコッ
エイラ「」 スヤスヤ
サーニャ「良かった、上にいたのねエイラ」
サーニャ「でもなんでこっちで寝てるの? なんでいつものように一緒に寝てくれなかったの?」
サーニャ「もう、エイラったら、しょうがないんだから……。おじゃましまーす……」 ソソクサ
サーニャ(えへへ、エイラの寝顔……って、あれ?)
サーニャ(気のせいかしら、枕が湿ってるような……?)
サーニャ「……」
サーニャ「エイラの鼻水かも。臭い嗅いでおきましょう」 スンスン
18:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:24:27.50 ID:L9BtWoEg0
サーニャが変態だと・・・
17:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:22:20.28 ID:
/MsHqA1i0
ーーー
ーー
ー
エイラ「ん、んむ……」 パチリ
エイラ「……」ボー
エイラ(あまり寝れなかった気がする。身体中が重くて、気分はだるいゾ)
エイラ(そうダ、もうこれからはサーニャとは……。はぁ、嫌ダ、嫌ダゾそんなの)
エイラ(サーニャ、サーニャぁ……)ムクリ
サーニャ「」 スヤスヤ
エイラ「ってぶほぉぉっサーニャあああ!?」
エイラ(はあああああ!? なんでサーニャが隣で寝てるんダ!? だってサーニャ私振ったじゃん! 私振ったじゃん!!)
19:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:25:21.84 ID:
/MsHqA1i0
エイラ(え? なに、なんなの? 気にしないの? サーニャは振った相手とか関係なしな人なの?)
エイラ(いやいやいやうん! 確かに無かったことにしようとしたヨ。うん! だからサーニャは、フレンドリーに添い寝してきたんダゾ! きっと!)
エイラ(でも……でもサ)
エイラ(やっぱ気まずいってえええええええええええ!!!)
20:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:27:44.38 ID:
/MsHqA1i0
エイラ(いくら今まで通りでいこうっていったってサ! やっぱ意識しちゃうもんっ! そんな簡単には割り切れないゾ!)
エイラ(それに……サーニャは振った方じゃん! )
エイラ(対して私は何?)
エイラ(私振られた方じゃん。振った方の100倍気まずいんだヨおおおおおおお!!)
エイラ(なかったことにできないって! 私振られたんだって! 落ち込むって! 気にするって! 気まずいって!)
21:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:31:14.82 ID:
/MsHqA1i0
エイラ(ああああああああああ無理ダヨ。サーニャの顔見れないヨ) ガタガタ
エイラ(だ、ダメダ……! もう無理ダゾ)
エイラ「もう嫌ダぁぁぁぁ!!」 ダダダダッ
サーニャ「う、うぅん……」ゴロンッ
23:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:33:26.20 ID:
/MsHqA1i0
ーーー
ーー
ー
芳佳「みなさん、おはようございます! 魔法力チート、宮藤芳佳です!」
芳佳「ただいまこの食堂には、ハルトマンさん、サーニャちゃん以外のメンバーはすでに起きて集まってます。みなさん朝食を摂ってる最中で、今日一日のエネルギーを補給しています」
芳佳「扶桑の朝食を口にして、清々しい一日が始まる……ハズなんですけど、」
エイラ「……」ズウゥゥゥゥン
芳佳「エイラさんの様子が過去例のないほど絶不調です。見てるこっちが心配になるくらいの、テンションの低さです」
リーネ「芳佳ちゃん、さっきから何を言っているの?」
芳佳「あたし主人公だから語らないといけないんだぁ」
リーネ「?」
24:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:34:58.95 ID:
/MsHqA1i0
エイラ「……」
シャーリー「……お、おい」ボソッ
ゲルト「……なんだ、リベリアン」 ボソッ
シャーリー「あれヤバいだろ、ものすごいレイプ目してるじゃん」
ゲルト「あ、あぁ。まるで絶望を体現してるようだ」
ルッキーニ「うじゅぅ、流石にあたしでも声をかけるのためらわれるなー」
ペリーヌ「……」
ペリーヌ(横からものすごい負のオーラが漂ってるんですけど……)
ミーナ(……エイラさんと席遠くて良かったわ)
25:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:36:17.31 ID:
/MsHqA1i0
エイラ「……」
ペリーヌ(エイラさんの雰囲気に飲み込まれて誰も喋りませんから、ひたすら食食器の音しか聞こえてきませんわね。余計、気まずいですわ……)
芳佳(誰か喋って。お願いしますホント……!)
エイラ「」
ゲルト(瞳に光が無い。てか目が動いてない。どこ見てるんだエイラ?)
リーネ(身動き一つせずに、ただ下向いてるだけ……。なんか、もう、直視できないです)
ミーナ(この状況を打開する良い案が浮かばない……!)
シャーリー(あーあーあーあー、私こういう空気無理だって。マジ無理)
ルッキーニ(呼吸するのも気を使う……)
坂本(みんなやけに静かだな。生理か?)
28:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:38:10.66 ID:
/MsHqA1i0
シャーリー「……」
シャーリー(……ぷはぁっ! あぁっ、無理! やっぱ無理!)
シャーリー「あ、あー、そういえばハルトマンがいないなー。また寝坊かー?」
全員(シャーリーマジ女神!)
ゲルト「ま、全くあいつはっ。カールスラント軍人としての、心構えが足らん」
ルッキーニ「い、いつものことじゃーん」
ペリーヌ(あぁ、会話のある食事って素晴らしいですわね……)
シャーリー「まだ寝てるんだろうな」
ゲルト「あいつは朝食にいたためしがない」
坂本「そういえばエーリカだけじゃなくて、サーニャもいないな」
エイラ「ッ!!」 ビクッ
全員(その話題は分かりきった地雷だろうがああああああああああああ!!!)
26:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:37:09.98 ID:kvjJgiiE0
もっさん・・・
29:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:39:48.85 ID:PH54T9g80
安定のもっさんwwwwww
31:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:40:36.28 ID:
/MsHqA1i0
エイラ「……」
ペリーヌ「あ、え、えーっと……」 チラッ
エイラ「……」 プルプル
エイラ「……うっ、ふぇっ……ぐすっ」ポロポロ
ペリーヌ(ガチ泣きだぁぁぁぁ!?)
ペリーヌ「うぇ、ちょ、え、エイラさん? は、ハーブティーでもいかがかしら? 今ならわたくしが入れてあげますわよ」 オロオロ
エイラ「あ、ん……」 ゴシゴシ
エイラ「へ、へへっ、せっかくだケド、遠慮しとくゾ。なんだか今日、気分悪くてナ……」 スタッ
エイラ「……」トボトボ
全員「……」
シャーリー「今日のエイラは本当にヤバい」
ルッキーニ「どれくらい?」
シャーリー「ペリーヌが気を遣うレベル」
ルッキーニ「それはヤバい」
ペリーヌ「張っ倒しますわよ」
32:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:42:45.30 ID:
/MsHqA1i0
ミーナ「これは早急になんとかしないといけないわね……」
坂本「宮藤、おかわりいいか?」
芳佳「自分で取ってこい……あっ、取ってきて下さい」
ペリーヌ「原因があるとすれば」
ゲルト「リーネ。サーニャを起こして、ここに呼んできてくれ」
リーネ「はっ、はい!」タタタッ
シャーリー「ハルトマンはどうする?」
ゲルト「寝かせておけ。邪魔にしかならん」
芳佳「どうしたんでしょうね、ケンカ、だったり」
ミーナ「ただのケンカなら、話は簡単なのだけど……」
シャーリー「あの落ち込みようだからなぁ」
坂本「おーい、しゃもじはどこにあるんだ?」
ルッキーニ「うじゅぅ、少佐はあっちいってて?☆」
34:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:45:43.79 ID:
/MsHqA1i0
リーネ「連れてきました」
サーニャ「……なんでしょうか?」ウトウト
ミーナ「いきなり起こしてしまってごめんなさい。少しいいかしら?」
サーニャ「は、はい」
ミーナ「そうね、なら……昨夜、夜間哨戒の任務に着いたのは間違いないわね?」
サーニャ「そうです」
ミーナ「任務を終えてから、サーニャさんは何をしてたの?」
サーニャ「え、ええっと……夜間哨戒の後はまっすぐ自室に戻って……」
ミーナ「それから?」
サーニャ「戻った後は……す、すぐに就寝しました」
坂本「おいおい、のりたまが切れているじゃないか」
芳佳「旅行の友で我慢して下さい」
35:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:47:35.30 ID:
/MsHqA1i0
ミーナ「すぐにベッドに入った、と」
サーニャ「はい」
ミーナ「間違いない?」
サーニャ「は、はい」
ミーナ「分かりました。では質問を変えてみましょう。昨夜、エイラさんと何かありましたか?」
サーニャ「なにか……ですか?」
ミーナ「えぇ。些細なことでもいいから、教えてくれない?」
サーニャ「……」
サーニャ「……あの、私的にはナニかあって欲しかったんですけど、何もありませんでした」
ミーナ「あ、それは言わなくていいわ」
38:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:48:41.04 ID:
/MsHqA1i0
ミーナ「本当に? 本当にエイラさんとは何もなかったの?」
サーニャ「は、はい。疲れて朝まで寝てしまって……」
ミーナ「そう……」
サーニャ「あのぅ、エイラがどうかしたんですか?」
ゲルト「あー、いや」
ミーナ「いいえ、何でもないわよ」
坂本「そう言えばさっきエイラ泣いていたな」モグモグ
サーニャ「え……ッ!」
ミーナ「美緒黙って。ホント黙って」
41:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:50:21.29 ID:
/MsHqA1i0
サーニャ「エイラが泣いていたって……どういうことですか! 中佐!」ガシッ
ミーナ「サーニャさん、落ち着いて」
サーニャ「教えてください! エイラに一体何が!」 ブンブン
ミーナ「おちっ、あっ、落ち着い……ちょ、振らないで……」
サーニャ「誰がエイラにひどいことを……! 許せない、許せない……!」ブンブン
ミーナ「あのっ、サー……まず、手を離しっ……」
サーニャ「中佐! ミーナ中佐! エイラに何が……!」ブンブン
ミーナ「待っ、手を……苦しっ……!」
42:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:51:33.70 ID:
/MsHqA1i0
芳佳「サーニャちゃん、落ち着いて。キャラがブレてるよ」
サーニャ「……あっ」ハッ
芳佳「エイラさんのことが心配なのは分かるけど、まずは、ねっ? 」
サーニャ「う、うん……。ごめん、少し、焦っちゃったみたい……」
サーニャ「でもエイラのことが心配で……!」
芳佳「あたしもエイラさんのことは心配だよ。でも今は白目を剥いてるミーナ隊長の方が心配かなぁ」
ミーナ「」
45:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:53:46.81 ID:
/MsHqA1i0
ゲルト「サーニャ」
サーニャ「はい」
ゲルト「エイラが落ち込んでいることに、本当に心当たりはないんだな?」
サーニャ「はい……!」
ゲルト「よし、分かった」
シャーリー「サーニャ。エイラのそばに居てあげな。辛い時は、誰かが支えてやらないとダメだろ」
サーニャ「……私、エイラの所に行ってきます」タタタッ
ルッキーニ「ナイスシャーリー」
シャーリー「まぁな」
ゲルト「原因は分からないが、サーニャならエイラを立ち直らせてくれる。みんな、なるべく2人に気を遣うんだ。分かったな?」
「「了解」」
坂本「さっきからなんの話をしているんだ?」
ルッキーニ「……少佐、もう引退しなよ」
47:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:55:21.94 ID:
/MsHqA1i0
エイラ「うあー、やっちゃったゾ。みんなの前で涙なんか……」
エイラ「シャーリーたちがなんか言ってくるカナァ。リーネとかに変な気使わせたカナァ」
エイラ「……」
エイラ「……いや、もうどうでもいいカ」
エイラ「……」
エイラ「……」ウルッ
エイラ「あぁ、もうまたカヨ……」ゴシゴシ
エイラ「……」
エイラ(サーニャ……)
サーニャ「エイラー」 タタタッ
エイラ「サーニャあああああああああああ!?」ドキーンッ
49:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:56:57.17 ID:
/MsHqA1i0
サーニャ「探したよ、エイラ」
エイラ「ど、どぅ、どうしたんダヨ!? なにか私に用カ?」
サーニャ「えっと……ん、エイラ、目……」
エイラ「あああっ! 泣いてない、泣いてないゾ!」
サーニャ「だって」
エイラ「泣いてないって。私は大丈夫だから!」
サーニャ「……」
サーニャ(みんなが言った通り、エイラになにか辛いことがあったんだ……!)
50:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:57:57.79 ID:
/MsHqA1i0
サーニャ(昨日はいつも通り、私と一緒に一日過ごして、夜間哨戒前も『サーニャいってらっしゃい』って、送り出してくれて……)
サーニャ(それから任務の後部屋に戻って眠って、起きたらいつもなら隣にいるエイラが上のベッドで眠ってて……)
サーニャ(起きたら……)
サーニャ(……)
サーニャ(私が眠ってる間に、エイラに何かが起きた……?)
51:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 06:58:16.03 ID:GZS3jQTqP
もっさんじゃないとここまでボケられないだろうな
ルッキーニあたりがやってもいつものことだし
52:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:00:44.91 ID:PH54T9g80
ルッキーニはなんだかんだでわかってやってそう
もっさんは単純に素
53:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:01:10.00 ID:
/MsHqA1i0
サーニャ「エイラ」
エイラ「な、なに?」
サーニャ「……昨日の夜、何かあったの?」
エイラ「……」
エイラ(それを聞いちゃうのおおおおおおおおおお!?)
54:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:02:37.25 ID:
/MsHqA1i0
エイラ(え、えっ? なに、なんなの? 何かあったのかだって? 何かありましたヨ、大アリですケド!?)
エイラ(なんでそんなこと聞くんダヨ! 正気カヨ! サーニャの頭にこそ何かあったのカヨ!?)
エイラ(振られたんダヨ! 振られましタ!)
エイラ(そしてサーニャが振ったんダヨオオオオオオオ!!)
56:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:03:36.94 ID:
/MsHqA1i0
エイラ「……」
サーニャ「エイラ? エイラ……?」
エイラ「……」
サーニャ「やっぱり何かあっt」
エイラ「無いゾっ!」
サーニャ「……」
エイラ「無い無い無い! なーんにも無いって!」
サーニャ「本当?」
エイラ「ホントダゾ!」
サーニャ「ホントのホント?」
エイラ「ホントのホント!」
サーニャ「嘘……」
エイラ「ホントだって!」
サーニャ「……そう」
58:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:04:21.60 ID:6jEZ+0g2O
葛藤しすぎかわいい
59:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:04:58.66 ID:
/MsHqA1i0
エイラ(そうダ……。昨夜は何もなかっタ。何も)
エイラ(サーニャは……きっと、私が気にしているだろうと思って、わざわざ尋ねてきたんダ)
エイラ(つまり、釘を刺しに……)
エイラ(『昨日の夜、私たちには何もなかった。分かってるよね?』と、言いたいんダゾ……)
エイラ(分かってるヨ。サーニャがそうしたいんなら、私はいくらでも目を瞑るゾ……)
エイラ(……)
エイラ(……サーニャぁ)
61:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:06:10.76 ID:
/MsHqA1i0
サーニャ「……」
サーニャ(エイラ、何か隠してる。きっとそれが原因……)
サーニャ(私に隠し事しないエイラがここまで口を閉じるなんて……きっと私が思ってる以上に、辛いことがあったんだ)
サーニャ(エイラが……大好きなエイラがそんな目にあっているなら、私は力になりたい)
サーニャ「エイラ」
エイラ「ふぇっ、な、なんダ!?」
62:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:07:09.43 ID:
/MsHqA1i0
サーニャ「これは私の思い過ごしかもしれないけど」
エイラ「う、うん?」
サーニャ「エイラに何か辛いことがあったのなら」
エイラ「……」
サーニャ「それはエイラだけの問題じゃなくて、私の問題でもあるから。すぐに言ってよね?」
エイラ「う、うん……(棒)」
63:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:08:20.18 ID:
/MsHqA1i0
エイラ「……」
サーニャ「……」
エイラ「……」
サーニャ「……」
エイラ「えっと、私、少し歩いてくるナ」
エイラ(やっぱ無かったことって言っても、振られた相手と何話していいか分かんないヨ……)
サーニャ(エイラ……辛そう。私が支えないと……!)
サーニャ「私も行く」
エイラ「へぁ?」
65:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:09:32.58 ID:
/MsHqA1i0
エイラ「……」テクテク
サーニャ「……」テクテク
エイラ「……」テクテク
サーニャ「……」テクテク
エイラ(きっまずううううううぅぅぅ!!!)
66:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:10:39.25 ID:
/MsHqA1i0
エイラ(なんでついて来るの!? アホなの? ねぇ、アホなの!?)
エイラ(無かったことだからとかじゃなくてサ。普通、気ぃ使うじゃん!振った相手のこと気使うじゃん!)
エイラ(『あっ、私に振られて落ち込んでるんだな』とか思うハズダゾ! うん、思う。てか思え!)
エイラ(ならそっとしとこうヨ! 少し距離を空けようヨ!)
エイラ(振った方が振られた方に優しくするなんて、1番残酷じゃないカ!)
サーニャ「エイラ、大丈夫?」
エイラ「だっ、大丈夫大丈夫……」
エイラ(うわああああSーニャダァァァ!!)
68:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:12:19.70 ID:
/MsHqA1i0
エイラ「……」
サーニャ「風が気持ちいいね」
エイラ「え、あ、うん、そうダナ」
サーニャ「オラーシャに」
エイラ「うん?」
サーニャ「オラーシャに、とっても綺麗な小道があるの。少し山を登った所にあるんだけど、森が見渡せて遠くには湖が見えて……。すごく、綺麗な景色なのよ」
エイラ「へぇ……」
サーニャ「いつか2人で一緒に行こう?」
エイラ「え? 2人で?」
サーニャ「2人で」 ニッコリ
エイラ「……お、おぅ」
70:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:15:12.35 ID:
/MsHqA1i0
ーーー
ーー
ー
芳佳「みなさーん、お昼ご飯できましたよー!」
シャーリー「はー、腹減ったー!」
ルッキーニ「減ったーっ!」
エイラ「……」
エイラ(サーニャの近くに座りたくないナァ……)
ペリーヌ「」 ストン
エイラ(あっ、そうダ。ペリーヌの隣に……!)
リーネ「」 シュバッ
エイラ「うぇっ!?」
ペリーヌ「」 グッ
リーネ「」 グッ
71:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:16:50.97 ID:
/MsHqA1i0
坂本「はっはっはっ、よっこらしょういち~」ストン
エイラ(坂本少佐が端っこから二つ目の席に座っタ! あの隣に座れば……!)
エイラ「」 ストン
坂本「おっ、エイラが隣か、珍しいなー」
エイラ(よしっ!)
ミーナ「はいはい。坂本少佐はこっちでしょ」グイッ
坂本「お、おいミーナ引っ張らないでくれ……」
エイラ「あ……」
サーニャ「」 ストン
ゲルト(ミーナ、ナイスだ)
74:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:18:40.63 ID:
/MsHqA1i0
芳佳「もう全員にいき渡りましたかぁ?」
ルッキーニ「早く食べよー!」
エイラ「ん? おい宮藤。私の分のフォークが無いゾ」
芳佳「あっ、はい」
エイラ「まったく……」
芳佳「あっれぇー? おかしいなぁ、フォークが足りませんよぉー?」
エイラ「はぁ?」
芳佳「大変だー、エイラさんの分のフォークが無いよー」
エイラ「いやおかしいおかしい。今朝全員分あったじゃないカ。何言ってんダお前」
芳佳「そうだ! サーニャちゃん、エイラさんに食べさせてあげて?」
エイラ「本当に何言ってんダお前」
75:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:20:12.48 ID:
/MsHqA1i0
エイラ(何が悲しくて振られた相手に食べさせて貰わなきゃいけないんダヨ)
サーニャ「エイラ、あーん?」
エイラ「い、いやいいって。フォーク探してくるヨ」
サーニャ「ほらほら。エイラ」
エイラ「スプーンでいいから。え? スプーンも無いの?」
サーニャ「あーん?」
エイラ「あっ、扶桑の……は、はし? アレでもいいから早く……!」
サーニャ「……」シュン
エイラ「……はい」
76:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:22:00.07 ID:+lVgeqm10
これは断れない
78:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:22:21.82 ID:
/MsHqA1i0
サーニャ「じゃあ……はい、あーん」
エイラ「」 パクッ
サーニャ「どう?」
エイラ「美味しい……です」
芳佳「良かったぁ。ちょっとだけ辛みを付けてみたんですよぉ!」
ミーナ「本当ね。少しピリッとした味だわ」
ルッキーニ「うじゅー、ちょっと辛いー」
サーニャ「はい、あーん? どう?」
エイラ「……辛い」
79:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:23:23.23 ID:
/MsHqA1i0
エーリカ「」 モグモグ
エーリカ(トゥルーデに無理矢理起こされて、事情聞かされたけど……)
ゲルト「ナイスだ、宮藤」
エーリカ「そう?」
ゲルト「あの甘い雰囲気が、エイラを元気付けるだろう」
エーリカ(エイラのあの表情を見る限り、とてもそうには見えない)
エーリカ「ねぇ、トゥルーデ」
ゲルト「む、なんだ?」
エーリカ「『辛い』って『からい』とも『つらい』とも読めるよね」
ゲルト「それがどうかしたか?」
エーリカ「なんでも」
80:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:23:54.84 ID:SHY7KNa00
つ…辛い
81:
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) :2013/01/24(木) 07:24:40.94 ID:+rCyhCUnP
からいなのか、つらいなのか
82:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:26:38.03 ID:
/MsHqA1i0
エイラ「」 モグモグ
エイラ「あ、水……」
エイラ「流石にコップはあるよナ」
芳佳「エイラさん、これ」 スッ
エイラ「え、何これ……」
芳佳「2人用ストロー(ハート型)です」
エイラ「いや私はコップ……」
サーニャ「一緒に飲もう、エイラ」
エイラ「あの、コップ……」
サーニャ「エイラ」
エイラ「はい……」
サーニャ「このストロー、ハートね」ニッコリ
エイラ(私のハートは割れてるけどね)
83:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:27:47.24 ID:
/MsHqA1i0
ーーー
ーー
ー
エイラ「あんな居心地の悪い昼食は初めてだっタ……」
エイラ(とりあえず今日ほど宮藤を憎く思った日はないナ)
エイラ「よし、昼からはサーニャと会わないように……」
リーネ「あ、いた……。エイラさーん」
エイラ「ん? どうしタ、私に何か用カ?」
リーネ「はい、ミーナ隊長がエイラさんを呼んでいて……」
エイラ「中佐が?」
85:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:29:04.56 ID:
/MsHqA1i0
ミーナ「無線機の調子がどこかおかしいのよ」
エイラ「はぁ」
ミーナ「エイラさん、以前サーニャさんとラジオやってたじゃない?」
エイラ「ッ」 ズキッ
ミーナ「それで、無線機詳しいんじゃないかと思って」
エイラ「……シャーリーの方がいいと思うケド」
ミーナ「まぁそう言わずに」
エイラ「はぁ」
ミーナ「できるとこまででいいから」
エイラ「はぁ」
ミーナ「直せなくてもいいし」
エイラ「はぁ」
ミーナ「サーニャさんも呼んでるから、一緒に作業して頂戴?」
サーニャ「」 ヒョコッ
エイラ「はあああああぁぁぁぁ!?」
86:
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) :2013/01/24(木) 07:30:14.26 ID:+rCyhCUnP
87:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:30:28.73 ID:
/MsHqA1i0
エイラ「」 カチャカチャ
サーニャ「どう?」
エイラ「え、と、元々専門じゃないし、分かんないかも……」
サーニャ「無理しないでね?」
エイラ「あー、うん……ありがと」
サーニャ「……」
エイラ「……」
サーニャ「ふふっ、なんか2人でラジオしてたのを思い出すね」
エイラ「そっ……そう、ダナ」 ズキッ
89:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:32:00.89 ID:
/MsHqA1i0
サーニャ「お便りを読んだり、歌を披露したり……特訓したりもしたわ」
エイラ「……懐かしいナ」
サーニャ「思えば、501に配属になってから、ずーっとエイラも一緒にいるかも……」
エイラ「……」
サーニャ「ここに来てからの私の思い出、いつもどこかにエイラがいるわ」
エイラ「……」
サーニャ「きっと、これからも……」
エイラ「ごめん、少し出てくるゾ」 ダッ
サーニャ「え? エイラ?」
91:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:34:22.51 ID:
/MsHqA1i0
ーーー
ーー
ー
エイラ「……」
エイラ(サーニャはすごいナ。昨日の夜、あんなことがあったのに……いや、無かったのカナ?)
エイラ(ともかく、完璧にいつも通りの様子でいる)
エイラ「……」
エイラ(……そうダ、私もいつも通りにしないと)
93:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:36:27.55 ID:
/MsHqA1i0
『思えば、501に配属になってから、ずーっとエイラも一緒にいるかも……』
エイラ「ッ!」
エイラ(あぁ、だめダだめダ。さっきのサーニャの言葉で……)
エイラ(大好きなサーニャとの思い出ばかりが、どんどん心に浮かんできて……!)
エイラ(苦しい……苦しいヨッ!)
エイラ「今まで通りなんて……ッ! 無理ダゾ……ッ!」グスッ
坂本「この世で1番かっこいい行為は、好きという気持ちを曲げないことだ」
エイラ「!」
94:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:37:27.90 ID:+lVgeqm10
もっさん……!
95:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:37:43.46 ID:X5DSXyzD0
もっさん!!!
96:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:37:45.57 ID:
/MsHqA1i0
坂本「想い人がいる人間ほど、無敵なものは無い。好きという気持ちだけが、私たちに無限の可能性を与えてくれる」
エイラ「……少佐」グスッ
坂本「なぁ、エイラ」
エイラ「……なんダヨ」
坂本「相手を想って自分の気持ちを隠すことは、一種の優しさなのかもしれない」
エイラ「……」
坂本「しかしそれは、自分の気持ちに嘘をつくと同時に、相手にも嘘をつくことになる。本心を隠して人と触れ合うのだからな」
坂本「私はな、エイラ。想いは隠すんじゃなくて、ぶつけるものだと思うのだ。お互いに、本当の想いをぶつけて、混ざり合って、そして初めて相手に想いが届く。初めて分かり合えることが出来るんだ」
98:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:42:14.37 ID:
/MsHqA1i0
エイラ「……何言ってんダヨ、少佐」
坂本「はっはっはっ、なに、ただの戯言だ。さて、私はもう行くとしよう。今度ばかりは空気を読まないとな」スタスタ
エイラ「……」
エイラ「……なんダヨ」
サーニャ「エイラッ!」
エイラ「……サーニャ」
101:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:43:27.28 ID:
/MsHqA1i0
サーニャ「エイラ、急に飛び出すから……心配になって」
エイラ「ん、んー、なんでもないゾ。さぁ、戻ろう」
サーニャ「うん」
『この世で1番かっこいい行為は、好きという気持ちを曲げないことだ』
エイラ「……」ピタッ
サーニャ「エイラ……?」
エイラ「……」
サーニャ「……どうしたの? 気分でも悪い?」
エイラ「……あ、あのっ」
サーニャ「?」
102:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:44:34.25 ID:
/MsHqA1i0
エイラ「さ、サーニャの気遣いは分かってるケド……聞いて欲しいんダ」
サーニャ「……」
エイラ「昨日の夜のことは、無かったことでいい。でも……でもっ、私の気持ちは無かったことに出来なくてっ」
エイラ「だか、だからっ……もう一度言うヨ」
エイラ「私と……付き合ってください」
104:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:47:05.29 ID:
/MsHqA1i0
サーニャ「……」
エイラ「……」
サーニャ「……」
エイラ「……」
サーニャ「えっ、ちょっと待って」
エイラ「ごごごごめんナ! また懲りずにこんなこと言って! 返事はいつでもいいから……!」
サーニャ「いやそっちじゃなくて」
105:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:47:42.77 ID:
/MsHqA1i0
サーニャ「えっ、また? 2回目ってこと?」
エイラ「え、えっ? うん」
サーニャ「1回目は?」
エイラ「あ、あのぅ、昨日の夜……」
サーニャ「昨日の夜? じゃあ私の夜間哨戒の後ってこと?」
エイラ「う、うん」
サーニャ「私振ったの?」
エイラ「う、うん」
サーニャ「えっ」
エイラ「えっ」
106:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:48:29.87 ID:
/MsHqA1i0
エイラ「振られたケド、私は諦められなくてまた……」
サーニャ「いや振ってない振ってない」
エイラ「えっ」
サーニャ「第一告白されてない」
エイラ「えっ、えっ」
サーニャ「私寝てたよ?」
エイラ「起きてたでしょ?」
サーニャ「ううん」
エイラ「あれ、あれぇっ!?」
108:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:51:08.39 ID:
/MsHqA1i0
ーーー
ーー
ー
エイラ「あー、サーニャ寝てたのカー」
サーニャ「うん、ぐっすり」
エイラ「てっきり起きてるかと……。ごめんナ、寝てる時に告白なんかして」
サーニャ「全然いいわ。私かってエイラが寝てる時に毎回プロポーズしてるし」
エイラ「えっ」
サーニャ「あっ」
エイラ「……」
サーニャ「……」
109:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:51:49.15 ID:
/MsHqA1i0
エイラ「サーニャ」
サーニャ「エイラ」
エイラ「付き合ってください」
サーニャ「結婚してください」
エイラ・サーニャ「「喜んで」」
ー終ー
116:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 07:53:42.06 ID:LohG4S3u0
乙!面白かった
125:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/24(木) 09:12:57.38 ID:egauVf1D0
いい話だった!
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