1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 02:19:28.02 ID:
5xQlgRVy0
千早「これなら私にも出来そうです」
P「千早……お前、いつの間に……」
千早「ずっといましたよ? さあ、ベッドに行きましょう。プロデューサーも随分我慢していたみたいですから」
P「ごめん」
千早「何を謝っているんですか?」
P「本当ごめん……だから機嫌を直してくれよ」
千早「ふふっ、へんなプロデューサー。私、なにも怒ってなんかいないのに」
P「……もう二度と観ないからさ、許してくれないか?」
千早「観ないって、何を?」
P「……」
P「この、巨乳モノのAV……」
千早「……」
P「ごめんなさい……」
P(千早と結婚して数年)
P(またやらかしてしまった)
トリプルお嬢様とお見合いしておねだり孕ませな件 (二次元ドリーム文庫 252)
2:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 02:20:05.53 ID:LHrNys4C0
千早「んあー」
3:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 02:20:32.15 ID:CsBGm9Cm0
ゴリッ
ゴリッ
6:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 02:22:30.47 ID:xYbpVAQgP
>>3
オクラサイズならリアル板摺り
11:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 02:30:02.87 ID:vUDzF2rm0
>>6
板すりだろうとかわいこちゃんがしてくれたらどどぴゅんこ
8:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 02:24:44.38 ID:2b5pygsf0
期待
10:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 02:29:51.75 ID:
5xQlgRVy0
千早「……私、何度も言っていますよね」
千早「プロデューサーも男性だから、こういうものを観てしまいたくなるときもある。
私も忙しくてお相手できないときもあるから、仕方ない。それはわかっているって」
千早「ただ、私にバレないようにしてくれれば、それでいいって……」
P「ああ……」
P(えらい怒っていらっしゃる)
P(家で千早が俺のことをプロデューサーと呼ぶとき、
それは生理のときか激怒しているときなんだよな……)
千早「……なのに、なんでですか」
千早「なんでこういうジャンルなんですか……!」
『超爆乳ソープ~91センチの乳地獄~』
P「い、いやぁ、たまたま目に入っちゃってさ」
千早「たまたま!? たまたま91センチに出会ったと!?」
P「ち、ちがうぞ。決してお前が考えているようなことはない。
け、決して俺は、あずささんのことを想像なんてしていないんだから」チラッ
千早「嘘だ!! それが本当だっていうなら! こっちを、私の目を見て言ってください!!」
22:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 02:39:47.77 ID:
5xQlgRVy0
千早「……やっぱり、大きいほうがいいんですか……?」
P「ち、ちがうって! 胸の大きさなんて、俺、気にしないから!」
P「たださ、毎日大好きなカレーでもいいけど、たまにはからあげも食べたくなるとき……あるだろ?」
千早「そんな当たり前のことのように言わないでください」
P「はい」
千早「うぅ……」
P「……千早、本当にごめん」
千早「……」プイ
P「ほら、こっちおいで」
千早「……」チラッ
千早「……い、いつだって私の機嫌がそれで直ると思ったら、大間違いです」
P「そっか……それじゃあ、仕方ないな」
千早「あ……」
P「千早の機嫌が直るときが来るまで、俺はひとりで寝ることにするよ……」
千早「……」
24:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 02:45:48.02 ID:
5xQlgRVy0
P「それじゃあ、おやすみ……今日は俺、リビングで寝るから」
千早「……」
P「本当、ごめんな……」
千早「待ってください」ギュッ
P(おっ、かかった)
P「……どうした?」
千早「……わ、私、見張っていないといけません」
P「見張る?」
千早「私と離れた途端に、また、ひとりでその……し始めるつもりでしょう?」
P「そんなことはしないさ」
千早「……嘘です」
P「参ったな……じゃあ、どうしたら信じてくれるんだ?」
千早「……簡単なことです。行かないでください……」
P(ちょろい)
25:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 02:49:50.68 ID:SdKqUI3v0
アカンこのPクズや
26:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 02:53:20.26 ID:
5xQlgRVy0
【寝室】
P「……千早、こっちおいで」
千早「……」モゾモゾ
ギュッ
千早「……私、怒ってます」
P「うん……あのビデオは、明日にでもレンタルショップに返しにいくよ」
千早「当然です。なんでわざわざ、よりにもよって……今日なんですか」
千早「明日は久しぶりの、ふたりそろってのオフだから……だから、私だってその……」
P「……ごめんな」
P(でもしかたないの。男の子ってそういうものなの。
口が裂けても本人には言わない、というか言えないけど)
千早「……罰として、今日はしませんからね」
千早「あなたは性欲を発散できないまま、そのまま苦しんで眠れぬ夜を過ごせばいいんです」
P「あははは……それはキツイ罰だな」
千早「……ばか」
P(かわいい……)
28:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 03:01:48.25 ID:
5xQlgRVy0
千早「……」
ぎゅぅぅ……
P「……するのはダメなのに、抱きつくのはオーケーなのか?」
千早「そ、それは……あなたをより苦しめるためですからっ」
P「苦しめる? どういうこと? 俺としては幸せなんだけど」
千早「……だって、こうしたら大抵、我慢できなくなるじゃないですか」
千早「でも、それでも私は怒っていますから、今日はしないんです。だから……」
P「俺が我慢できなくなって襲っちゃったらどうする?」
千早「……そのときは、もっと怒ります」
P「そっか……それなら我慢せざるを得ないな」
ぎゅぅぅっ
千早「!」
P「でも、こうやって抱き返すのはセーフだよな?」
千早「……はい。しかたありませんから……それくらいなら」
29:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 03:05:11.14 ID:CP9Ucp9N0
30:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 03:10:16.23 ID:
5xQlgRVy0
千早「……」ドキドキ
P(千早の胸、ばっくんばっくん言ってる……。
まるで千早の心臓が直接俺の胸にくっついてるみたいだ。まぁ、余計なお肉が無いk
千早「……いま、失礼なこと考えませんでしたか?」
P「い、いや……そんなことないよ」チラッ
千早「目をそらさないでください」
P「よくわかるな、もう電気消してるのに……」
千早「声を聞くだけでわかります。あなたのことなら、私、なんでもわかってしまうんですから……」
P「……」
P(千早と結婚して数年)
P(何年経っても、これだ。不意にきゅんとさせてくるんだ、この子は)
P「千早、俺さ……お前と結婚できて良かったと思うよ」
千早「っ!? な、なにを急に言い出すんですか? こんなときに……」
P「だって、本心だから」
千早「……」
P(千早の心臓の音が、また激しくなった……気がする)
34:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 03:16:31.55 ID:
5xQlgRVy0
P「なぁ、キスしてもいいかな」
千早「……な、なんでわざわざ、そんなことを聞くんですか……?」
P「だって、怒ってるんだろ?」
千早「……」
P「もしかして、もう許してくれたのかな?」
千早「ち、ちがいますっ。私、あなたのことはもう許さないんですから!」
P「でもさ、もういつもみたいに、『プロデューサー』じゃなくて『あなた』って呼んでくれてるし」
千早「……!」
P「……だめ?」
千早「……知りません」プイッ
千早「キスしたいなら……勝手にすればいいんじゃないですか」
35:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 03:23:10.54 ID:
5xQlgRVy0
P「それじゃあ……」スッ
千早「ひゃっ……」
P「あはは、どうしたんだよ、そんな声だして」
千早「きゅ、急に顔にさわるからですっ! 手、冷たかったから!」
P「ごめんごめん……でもこうしなきゃ、千早の顔はそっぽ向いたままじゃないか」
千早「……私がそっちを向いていないって、よくわかりますね。もう電気消してるのに」
P「声を聞くだけでわかるさ。俺だって、千早のことなら、なんでもわかるんだから」
千早「……」
P「……千早。愛してるよ、世界中の誰より」
千早「……わ、私も──」
ちゅっ
千早「……!!」
P「……私も、なんだって?」
千早「……ばか」
38:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 03:30:56.81 ID:
5xQlgRVy0
ぎゅぅぅぅ
P(うっ苦しい)
千早「……あなたは、いつもそうです」
P「な、なにが?」
千早「初めて出会ったときから、ずっと……私が想像もしないようなことばっかりしてくる」
千早「私は歌の仕事がしたいって言ってるのに、
『かわいいからかわいいから、絶対似合うから!』なんて言っておかしな衣装を着させて踊らせたり」
千早「仕事が終わったら……『よくやったな』なんて言って頭を撫でてきたり」
P「……いやだったか?」
千早「……あの頃の私は、そうでした」
P「あはは……正直だな」
千早「あなたに、嘘はつきたくないから」
P「……」
千早「……でも、今はちがいますからね」
P「ああ……わかってるよ」
42:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 03:45:24.22 ID:
5xQlgRVy0
千早「……私は、アイドルになんてあまり興味はなかったのに……。
それに、あなたはプロデューサーで……仕事上の関係でしかないはずだったのに」
千早「あなたは……私の心の中に、すぐに入り込んできて……
アイドルでも、歌手でもない……本当の私自身を大切にしてくれて」
P「……」
千早「私はそんなこと、望んでいなかったのに……」
千早「毎日毎日、あなたと一緒に過ごすたびに……私の心の色はみるみる変わっていって……」
千早「気が付けば私は、いつだってあなたのことを、頭の片隅で考えるようになってしまいました」
P「……後悔してるか?」
千早「……」フルフル
千早「そんなわけありません。私は、今の私が好きですから。
過去にとらわれて、ただすがるように歌っていた私ではなくて……今の私が、好き」
P「そっか……それなら、本当に良かったよ」
千早「……だから、嬉しい。あなたといっしょだったこと」
P「いっしょ?」
千早「……はい。私も……」
千早「私も、あなたのことを、愛しています。世界中の、誰よりも……」
46:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 03:57:19.25 ID:
5xQlgRVy0
P「……千早っ!」ガバッ
千早「きゃっ……」
P「……」
千早「……」ドキドキ
P「……怒らせてしまったこと、本当にごめん。もう二度と、あんなビデオは借りないよ」
千早「と、当然ですっ! なんですか、今更またそんな話題を掘り返して……」
P「でも、今はさ……また怒られてもいいって思っているんだ」
千早「え……? どういうことですか?」
P「あとでみっちりお説教されたって構わない。
それなら俺は、時間をかけて、一生かけてでも……千早が許してくれるまで、正座し続けてやる」
千早「……な、なにを言って……?」
P「……怒られるかもしれない、口を利いてもらえなくなるかもしれない。
でも、いまの俺は……そんなあと先のことなんて考えられないんだ」
P「それくらい、俺は……」
P「いま、お前のことを、抱きたいんだよ」
千早「……!」
52:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 04:09:48.38 ID:
5xQlgRVy0
千早「……」
P「……だめか?」
千早「もう! な、なんでそこで、そう聞くんですか!」
P「いやぁ……なんだかんだ言ってやっぱり、千早の嫌がることはしたくないしさ」
千早「……あなたは優しすぎるし、鈍感すぎます。
私がこの想いを初めて伝えたときも、それに、プロポーズのときだってそう……
私の気持ちなんて、全然察してくれないでっ」
P「お、おいおい、そんな昔のこと掘り返さないでくれよ」
千早「……」
P「あの……」
千早「……ふふっ、ごめんなさい。困った顔、させちゃいましたね」
P「え?」
千早「私は、あなたのそんなところも……大好きです。
変に優しすぎるところも、人のことを悩ませるくらいに鈍感なところも……
照れた顔も、困った顔も……」
千早「いまの私は、あなたのすべてが愛おしい。……だから」
千早「……好きにして、ください。私もそれを、望んでいるから……」
56:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 04:16:46.75 ID:
5xQlgRVy0
P「……千早」
千早「……んっ……」
P「愛してるよ」
千早「私も……! 私も、愛していますっ! あなt
(うっうー! えっへへー、ちょっとだけ省略でーす!)
──────
────
──
ちゅんちゅん……
ぴよぴよ……
P「ん……朝か」
千早「すぅ……すぅ……」
P「ふふっ、幸せそうな顔して寝てるな……」
59:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 04:19:19.71 ID:0z20NnUB0
やよいに言われちゃしょうがない
60:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 04:20:12.39 ID:X5g3L+7L0
うっ
ふぅ…
千早で欲情する物好きなんて居ないだろう
61:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 04:20:32.30 ID:EWY2CDce0
うっうー(憤怒)
63:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 04:25:17.42 ID:
5xQlgRVy0
千早「ん……」
モゾモゾ
千早「……?」
千早「いない……」
千早「……!! プロデューサーっ!?」ガバッ
千早「どこっ、どこに……!?」タタタッ
P「おー、起きたか」
千早「!」
P「あはは、いつもより寝坊しちゃったな。まぁ今日はオフだか──」
ぎゅぅぅぅぅっ!!
P(ぐぇっ苦しい)
千早「……な、なんで……?」
P「へ?」
千早「なんで、そんなところにいるんですか……?
なんで……私のそばに、いなかったんですか……!?」
68:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 04:31:47.18 ID:
5xQlgRVy0
P「い、いやぁ……たまの休みだし、ゆっくり寝かせてやりたいと思ってさ。
今日は俺が、朝ごはん作ってたんだよ」
千早「……」
P「……こわい夢、見たのか?」
千早「……昔の夢です」
P「そっか……」
千早「……頭を、撫でるべきです」
P「……うん」
ナデナデ……
千早「プロデューサー……プロデューサー……!」
ぎゅぅぅ……
P(……少し、混乱しているのかな。
怒ってるわけでもなさそうだけど、また呼び方が昔に戻ってる)
千早「私のそばを……勝手に、離れないでください……!」
P「うん、うん……ごめんな」
P(……昨日から、俺は……やらかしてばっかりだな)
70:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 04:33:35.24 ID:fXFmNc6P0
ちーちゃんかわいい
78:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 04:56:18.84 ID:g8cRLzrG0
パイズリに釣られたのが恥ずかしいぐらい良い
79:
保守ありがとうございます:2013/02/05(火) 04:57:57.78 ID:
5xQlgRVy0
* * *
千早「……ごめんなさい、取り乱してしまって」
P「いや、いいさ。俺が悪かったんだし」
千早「ちがいますっ、あなたは悪くありません! ただ、私が……その」
P「……朝ごはん出来るまで、もう少しかかるから、シャワー浴びておいで。髪ボサボサだぞ」
千早「……はい」
テクテク……
千早「……ちらっ」
P「……一緒に入るなら、お湯沸かさないとな」
千早「! わ、私は別に、そんなこと──」
P「俺が、千早と一緒に入りたくなったんだよ。いいかな?」
千早「……し、しかたありませんね。あなたがそう言うなら……」
P「あはは、素直になれないやつめ!」
千早「……」プイッ
P(どえらいかわいい……)
81:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 05:05:13.41 ID:
5xQlgRVy0
【お風呂ルーム】
ちゃぽん……
P「ふぅ……」
千早「ふふっ、あったかいですね……」
P「ああ、そうだな」
千早「……」ヒリヒリ
P「……お湯、しみるか? 胸に」
千早「な、なにを言っているんですか!? そんなこと……」
P「だって昨日の夜さ、千早、無理してパイズ──」
千早「……! ……!!」ポコポコ
P「うそっ! うそうそ冗談ですっ!」
千早「……ばかっ!」
P「あははは……ごめん」
82:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 05:06:16.07 ID:oSSnaeCS0
怪我するほど激しかったのか
83:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 05:07:02.63 ID:lCT3NhEB0
冗談はよしてくれよ
壁がしみるわけ無いだろ
85:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 05:15:04.89 ID:
5xQlgRVy0
千早「……でも、私も……ごめんなさい」
P「え? なにが? 俺が謝ることはたくさんあっても、
千早にはなんにもないと思うんだけどな」
千早「そんなことありません、私にだっていっぱいありますっ」
千早「……今朝、あんな風に取り乱してしまったこと。
昨日の夜、あんな……ビデオのことなんかで、怒ってしまったこと」
P「……どれも、俺が悪いんだ。気にしないでくれ」
千早「……まだあります。さっきも……あなたに言われたこと」
P「さっき?」
千早「素直になれないこと……」
P「……」
千早「もう結婚して数年になるのに……、私はまだ、素直にあなたに甘えられない」
千早「……本当は、いつだって考えているんです」
千早「抱きしめて欲しい、頭を撫でて欲しい、キスをして欲しい。
それに、その……体だって、いつもはあなたの方から求めてくるけれど、本当は私だって……」
P「千早……」
千早「……うぅ」
88:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 05:23:07.53 ID:
5xQlgRVy0
千早「本当に、こわいくらいにたくさん……いつだってあなたのことを考えてしまうんです。
でもそれを全部言ったら、あなたに嫌われてしまうかもしれない……」
千早「いまの私は、それが一番こわいから……」
P「……いいんだよ」
千早「……」
P「大丈夫、何も心配することないさ。
俺が千早を嫌いになるなんて、それこそあり得ない」
千早「……全部、言ってもいいんですか? どんなわがままも?」
P「ああ、もちろん。……でもな、千早」
千早「え……?」
P「たとえこのまま、何も変わらなくたって……
いつまでも素直になれないお前のままだって、俺はいいんだよ」
千早「で、でも……!」
P「だって、千早のそんなところを……俺は、好きになったんだから」
千早「……」
89:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 05:29:03.77 ID:
5xQlgRVy0
P「千早が素直になれないなら、俺はいつも通り無茶振りするだけだよ」
P「それで、千早が想像も出来ないくらい……甘えさせてやる」
千早「……」
P「俺たちは昔から、そうやってきたんだろ?」
ちゃぷ……
千早「……すき」
P「……俺もだよ」
千早「本当に、だいすき……!」
ぎゅぅぅぅ……
P「……」
P(いかん)
P(こんなときに、空気も読まず……俺のpちゃんが元気になってきた)
千早「……」カァァ
P(そして気づかれてしまった)
92:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 05:36:16.18 ID:
5xQlgRVy0
P「なぁ、千早……」
千早「だっ、だめですっ! こ、ここはお風呂場だし……明るいところでなんて、そんな」
P「まだ何も言ってないじゃないか。あはは、やっぱり考えてるんだなー!」
千早「……」カチン
ぎゅっ
P「おうふっ! ちょ、そこを攻撃するのは……だめ、そんな強く握らないでっ、ちぎれちゃうっ」
千早「……そんなこと言いつつ、それならなんで、余計に……
こういうの、好きなんですか?」
P「ま、まぁ……悪くはないかな……へへ」
千早「……変態なんですね」
P「あ、ありがとうございますっ」
千早「も、もう……!」
94:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 05:40:33.62 ID:
5xQlgRVy0
千早「……でも」
千早「そんなあなたのことを、こんなにも好きな私も……いっしょかもしれませんね」
P「変態ってこと?」
千早「ふふっ……あなたのためなら、どんなことだって出来ますから」
P「……」
千早「もう、あがりましょう? 続きは、ベッドで……」
P「う、うん……」
──────
────
──
95:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 05:41:10.95 ID:UdWq4XWM0
積極的なちーたんもかわいい
96:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 05:41:31.61 ID:4K0q9hZn0
はあ可愛いなあ
97:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 05:46:54.14 ID:
5xQlgRVy0
(えっへへー、次の曲は……『おはよう!!朝ご飯』でーすっ!)
──────
────
──
P・千早「……いただきます」ゲッソリ
P「あはは……朝ごはん、随分遅くなっちゃったな」
千早「あなたのせいですよ」モグモグ
P「千早だって……」
千早「……」
P「さすがに少し、疲れたな……」
千早「そうですね……」
P「昨日から通算で何回だ? えっと……」
千早「十を越えてからは、私、数えていません……」
P「ああ、そうか……そんなに……」
98:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 05:47:55.84 ID:0z20NnUB0
やよいは仕事熱心だなぁ
99:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 05:50:10.78 ID:cqoL1gCCO
ゃょぃ ぃぃゎぁ
100:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 05:52:54.66 ID:
5xQlgRVy0
* * *
P・千早「ごちそうさまでした」
P「さてと……千早、片付けが終わったら、今日はどうする?」
千早「……」
P「せっかくの休日だし、どこか出かけようか。前に言ってた映画でも……」
千早「……家……」
P「へっ?」
千早「家に……いましょう……」
P「お前がそれでいいなら、それでもいいけど……」
千早「……」
P「……あれ、千早?」
千早「……すぅ……すぅ……」コックリコックリ
P「……」
P(疲れちゃったのかな。またおねむみたいだ)
104:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 05:59:23.87 ID:
5xQlgRVy0
P「よいしょ、っと」
ぎゅっ
千早「きゃっ……な、なに?」
P「眠り姫になっちゃったみたいだから。ベッドまで連れてくよ」
千早「だ、大丈夫ですっ、自分で歩けますから……」
P「いいからいいから。ちょっとは甘えなさい」
千早「だからって、お姫様だっこだなんて……こんな年になって、恥ずかしい……
もう私、ティーンエイジャーでもないんですよ」
P「しっかりつかまってろよー」
千早「……」
ぎゅぅぅ
千早「……本当に、もう……私の言うことなんて、なんにも聞いてくれないんだから」
P「素直になれないみたいだからさ、しかたない」
千早「……」プイッ
P(本当、かわいい……)
106:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 06:07:31.90 ID:
5xQlgRVy0
【寝室】
P「はい、到着」
千早「ん……」
P「……離してくれないと、寝かせられないぞ」
千早「……あなたも一緒に寝ればいいんです」
P「でも、食器とかそのままだし、片付けないと……」
千早「……」フルフル
千早「いや……離れないで……」
P「休日だからな、あとで片付ければいっか!」
千早「ふふっ……そうです、最初からそう言ってくれればいいんです。ふふふっ……♪」
P「あははは……」
P(さっきは、素直に甘えられない、とか言ってたのに)
P(でも、こういう千早も……やっぱりかわいいな)
107:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 06:12:20.98 ID:UdWq4XWM0
ギャップ萌えの極致
108:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 06:13:28.02 ID:
5xQlgRVy0
P「それじゃあ、二度寝するかぁー……ふわ~ぁ」
千早「……眠るまで、頭を撫でてください」
P「うん……」
ナデナデ……
千早「……あなた」
P「ん?」
千早「いつまでも、こうして……私のそばに、いてくださいね」
P「……ああ、もちろん。だってあのとき、約束したもんな」
千早「あのとき?」
P「千早が初めて、俺に告白してきたとき」
千早「……まだ、覚えていたんですか」
P「忘れるはずもないよ。あとから聞いたんだけど、春香も一枚噛んでたんだって?」
千早「そ、それは……そうです、けど……」
110:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 06:19:17.30 ID:
5xQlgRVy0
千早「……本当は、告白するつもりなんて無かったんです」
P「それも聞いたよ」
千早「つい、出ちゃったというか……その……」
P「うん、うん……」
千早「ただ……あなたの笑顔を見ていたら、つい……」
『──あなたが好きです』
千早「そもそも、あのとき初めて……自分の気持ちに気づいたくらいなんですから」
P「……」
千早「……あなた? 聞いていますか?」
P「……zzz……」
千早「……ふふっ、もう……」
千早「眠るまで撫でてくれるって、約束だったのに……しかたないんだから」
ナデナデ……
P「ん……」
113:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 06:28:16.38 ID:
5xQlgRVy0
『これからもずっと、私のことを……』
『プロデュース、してくださいね』
* * *
千早(あのときの私は……こう言うだけで精一杯だったけれど)
千早(でも……今の私は、ちがう)
P「すぅ……すぅ……」
千早「ふふっ……かわいいわね」
千早(……これから先。また喧嘩してしまうことも、
悲しい気持ちになることも、たくさんあると思います)
千早(でも……、どんなことでも、私は……あなたと一緒なら、乗り越えられる)
千早(だって、私は──)
114:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 06:29:50.86 ID:
5xQlgRVy0
千早「……あなた」
P「んー……?」
千早「愛しています……世界中の、誰よりも」
P「うん……むにゃむにゃ……」
千早「……だから……」
千早「これからもずっと……」
千早「私のことだけを、見ていてくださいね」
おわり
116:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 06:32:46.03 ID:
5xQlgRVy0
おわりです。読んでくれた方支援してくれた方ありがとうございました
ちーちゃん世界一かわいい俺と結婚して
118:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 06:35:08.37 ID:mHbzsj1D0
乙
いいまな板を買って千早と名づけて長く使い込めばそのうちちーちゃんになる可能性が
119:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 06:35:16.64 ID:g8cRLzrG0
千早らしい告白が最高に良かった
121:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 07:01:17.85 ID:fk25T4DD0
おつ!
ちーちゃん可愛すぎ
122:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 07:33:51.07 ID:XpETo7Vm0
素晴らしい
105:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/05(火) 06:02:49.73 ID:g8cRLzrG0
結婚願望が芽生えてしまう
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