鳴「最近榊原くんの様子がおかしい」

2012-05-21 (月) 12:17  その他二次創作SS Another   8コメント  
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 18:14:52.16 ID:uJIA3Yl20

鳴「私にかまわなくなった」

赤沢「そうなの? あんた嫌われたんじゃない? ハハ」

鳴「そんなはずない‥‥私の事嫌うなんて それに日曜、用事あるっていって遊んでくれなくなったし‥‥」

小椋「‥‥‥‥」

赤沢「だから嫌われたんだって  眼帯お化けざまぁ」

綾野「私のスキンシップもこういちゃん露骨に避けるようになったんだよね~」

鳴「もしかして彼女が出来たのかも‥‥」ボソッ

小椋「」ビクッ

赤沢「ハァ!?んなことあるわけないでしょ まだ私告白してn‥‥」

綾野「いや‥‥有り得るよ」

赤沢「いや‥‥そんなこと いやだ‥‥そんな」アワワ

鳴「誰だろう‥‥突きとめなきゃ」ギリッ

綾野「そうだね」ギリッ

小椋「‥‥‥‥」

ってな感じでオナシャス


eval.gif神がかりクロスハート! 初回限定版




17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 19:24:00.52 ID:AwfbKb1k0

赤沢「でも、本当に彼女ができたの?」

鳴「分からない…」

綾野「んー、今日もお昼は鳴ちゃんと2人で屋上で食べてたよね?」

鳴「うん。でも、最近お弁当のおかずが1品少なくなってるし」

赤沢「ちょっと待ちなさい!あなた、お弁当を恒一くんに作ってもらってるの?」

小椋(いいなぁ…)

綾野(構われてないんじゃなかったの?)



21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 19:30:36.54 ID:AwfbKb1k0

鳴「コンビニのものばかりじゃ体に悪いって榊原くんが作ってくれてるの」

赤沢「ふふん、だからそんな貧弱な身体なのね」

小椋「あ”!?」

綾野「由美、落ち着いて。あんたの場合食べても大きくなってないだけだから」

小椋「そんな事言って、彩だってそんなに胸無いじゃん」

綾野「二人よりはあるからいいの!」

赤沢「ふっ、醜い争いね」

小椋「チクショウ…」

赤沢「まぁ置いておいて。今日の放課後、恒一くんを追ってみましょう」



22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 19:35:50.15 ID:AwfbKb1k0

恒一(…)テクテク



赤沢「で、尾行してみているわけだけど」

綾野「こういっちゃん、チャイムが鳴るなり一人で出て行っちゃったね」

小椋「前は勅使河原たちと駄弁ってることが多かったのにね」

鳴「…」

綾野「こっち方面ってあんまり行かないけどどこに行くんだっけ?」

小椋「確かこっちは御先町のほうかな」

赤沢「見崎さんの家もそっちのほうだったわね」



25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 19:40:17.28 ID:AwfbKb1k0

恒一「おじゃましまーす」

---

綾野「あのビルに入っていったね」

赤沢「夜見のたそがれの…、なにこれ?」

小椋「工房Mって看板もあるよ」

鳴「…ここ、私の家」

赤沢「えぇ!?」

小椋「じゃあなんで見崎さんに黙ってここに?」



28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 19:44:35.24 ID:AwfbKb1k0

鳴「入っていったのは2階の工房ね。普段は霧果しかいなくて私も滅多に入れてもらえないの」

綾野「霧果?」

鳴「私の母親よ。ちょっと事情があって…ね」

赤沢「どういうことなの?」

小椋「泉美、家庭のことには外から口をだすのはあんまり良くないと思うよ」

綾野(由美…)

赤沢「…そうね、ごめんなさい」

鳴「気にしてないから。とりあえず、私たちも行きましょう。別のルートがあるから」



31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 19:49:16.80 ID:AwfbKb1k0

~夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の。~

赤沢「すごい数の人形…。これみんな見崎さんのお母さんが?」

鳴「大体はそうみたい」

小椋「こ、こんなにあるとちょっと不気味ね…」

綾野「由美はお化けとか苦手だもんねー」

小椋「ち、違うわよ!」

鳴「こっち。このエレベータからなら気づかれないでいけると思う」

小椋「一般家庭にエレベーターって…」

綾野「もしかして鳴ちゃんちってお金持ちさん?」

鳴「それなりに、ね」

赤沢(私のアイデンティティーが…)



33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 19:52:57.52 ID:AwfbKb1k0

ガサガサ…

赤沢「恒一くんはこの部屋みたいね」

綾野「ここはなんの部屋なの?」

鳴「霧果の私室兼仕事場。仮眠も出来るようにベッドとかもあったかな」

小椋「ベッドって…」

綾野「まさか、ね…」



35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 19:57:45.89 ID:AwfbKb1k0

綾野「うーん、ここからじゃ部屋の様子はわからないねぇ」

鳴「こっちの部屋からなら音は聞こえるかも」

赤沢(広さならうちの勝ちね。ふふ…)


『霧果さん!僕、もう…!』

小椋「えっ…」

『まだ駄目よ。我慢しなさい』

赤沢「!?」



36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 19:58:41.94 ID:uJIA3Yl20

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!



37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 20:02:42.52 ID:AwfbKb1k0

『ふふっ、榊原くんもだんだん慣れてきたわね』

『あぁ…。でもこれ以上は…』

『んっ、仕方ないわね…。じゃあ一旦止めてあげる』

『ふぅ…』

『堪え性がないわね。若いんだからもっとしゃきっとしないとダメよ?』

『はい…』

『じゃ、次は榊原くんの番ね。これをここに当てて。んぅ!こうして使うの』

『わ、そんなのもあるんですね』

『あらあら、また元気になっちゃって』


----

鳴・赤沢・綾野・小椋「「「「…」」」」



38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 20:07:38.20 ID:tvIrn/kvO

はよはよ



41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 20:10:56.77 ID:AwfbKb1k0

赤沢「これは…どういうことなの?」フルフル

綾野「ははは…。こういっちゃんと鳴ちゃんのお母さんが?」

小椋「不倫ってやつ…?」

鳴「榊原くん…」

赤沢「そんなわけないじゃない!きっと何か弱みでも握られてるに決まってるわ!」ガタッ


『ん、誰かいるの?』


綾野「やば、一旦逃げよう!」



42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 20:14:05.66 ID:AwfbKb1k0

~次の日~

小椋「昨日のってやっぱり…」

綾野「だよね…」

赤沢「まだよ、確定的な証拠を得るまであきらめないわ!」

綾野「鳴ちゃん、昨日のお母さんの様子はどうだったの?」

鳴「特には変わりなかった」フルフル

綾野「うーん…」

小椋「とりあえず、今日も後をつけてみる?」

赤沢「そうね。早く恒一くんの疑惑を晴らしてあげないと!」



45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 20:19:04.28 ID:AwfbKb1k0

恒一(…)テクテク



鳴「今日もすぐに教室を出たね」

小椋「でも、こっちは玄関じゃないけど」

綾野「こっちって旧校舎のほうだよね?」

赤沢「まさか今日は学校で逢引…?」



53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 20:39:58.32 ID:AwfbKb1k0

エロなしだし需要あるかわからんけど



恒一「失礼しまーす」



赤沢「美術準備室?」

小椋「ここっていつも鍵がかかってなかったっけ」

鳴「ここの鍵を持ってるのは美術部顧問の三神先生ね」

綾野「何でこんな所に…」



54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 20:46:22.12 ID:AwfbKb1k0

赤沢「まさか三神先生とも…?」


『そう。そこは優しく、ね』

『わかりました』

『んぅ…。榊原くん、上手になってきたわね』

『まだまだ怜子さんにリードされっぱなしだけどね』

『こら、今は三神先生でしょ』

『あっ、そうでした』 

『さ、続けて』

『でももうすぐ下校時間ですよ』

『そうね…。じゃあ続きはまた夜に私の部屋で、ね』



55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 20:48:10.27 ID:uJIA3Yl20

十分エロい‥‥



56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 20:50:24.14 ID:AwfbKb1k0

赤沢「」

鳴「まずいわね…」

小椋「うわぁ…」

綾野「叔母と甥っ子、教師と生徒。禁断の愛ってやつ?」

鳴「それに、榊原くんは三神先生を亡くなったお母さんと重ねてるところがあるから」

綾野「背徳感がまた一層って感じなのね」

小椋(あたしも兄貴ととか…うん、ないわ)



57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 20:52:03.73 ID:AwfbKb1k0

赤沢「」

小椋「これ、どうしよう」

鳴「二股なの?」

綾野「わかんないよ…」

赤沢「」

小椋「っていうかさっきから泉美が固まってるんだけど」

鳴「放っておきましょう」

赤沢「」



61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 20:58:51.30 ID:AwfbKb1k0

~次の日~

恒一「ふぅ…」

勅使河原「なんだサカキ。随分お疲れだな」

恒一「昨日遅くまで起きてたからちょっとね」

勅使河原「ふーん。でも授業中に寝ないあたりはさすがだよな」

恒一「居眠りがバレたら三神先生に怒られちゃうし。それにあとで家で勉強するよりはずっといいよ」



綾野「寝不足ってことはやっぱりあの後もしてたのね」

小椋「みたいだね…。ところで泉美は?」

鳴「さぁ…。今日はまだ来てないみたいだけど」



63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 21:01:38.96 ID:uJIA3Yl20

やばいよババ専だよおお



64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 21:02:02.04 ID:AwfbKb1k0

綾野「さて、放課後だけど」

小椋「今日も行くの?」

鳴「当然」

綾野「そうだねー…。すっきりするまでは続けてみようか」



65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 21:05:40.68 ID:AwfbKb1k0

恒一(…)テクテク


小椋「さて、今日はどこに行くのか」

綾野「美術準備室でも鳴ちゃんちでもないね」

鳴「…」

赤沢「街の方に出るみたいね」

綾野「そうね…って泉美!?いつからいたの?」

赤沢「ついさっきよ。3人ともひどいじゃない、旧校舎においていくなんて」

小椋(え…1日あそこにいたの?)

鳴(無能…)



67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 21:08:17.39 ID:AwfbKb1k0

恒一「こんにちはー」



赤沢「イノヤ…ってことは」

小椋「智香さん…」

綾野「また年上だね…」

鳴(榊原くん、やっぱり胸が大きいほうがいいのかな…)



71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 21:13:27.24 ID:AwfbKb1k0

『そう、それをここに入れて…』

『こうですか?』

『そう、うまいわよ…』

『そのままかき混ぜて』

『は、はい』

『あぁ…、もっと激しくお願い』

『ええ、そんな!出ちゃいますよ!』

『いうことを聞きなさい!』

『は、はい』



73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 21:16:39.94 ID:AwfbKb1k0

綾野「こういっちゃんってさ、もしかしてMなのかな?」

小椋「それに年上好き。…うーん、難易度高いなぁ」

綾野「年齢はどうにもならないもんね…」

鳴(胸ってどうすれば大きくなるのかな)

赤沢(あとでボンテージと鞭でも買っておきましょう)



77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 21:24:52.05 ID:+RbLsY7c0

恒一が年上好きとか……望月のアイデンティティが……
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B006L16Z7Y/



82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 21:43:34.66 ID:AwfbKb1k0

~次の日~

小椋「霧果さん、三神先生、智香さんかぁ」

綾野「さすがにこういっちゃんの周りの年上の人ってこれくらいだよね?」

鳴「天音のおばさん…は、さすがにないか」

綾野「ところで泉美、その包帯どうしたの?」

赤沢「ちょっとロウソクを試してみたら火傷しちゃって。大したことはないわ」

綾野「??…ふーん?」(ロウソク…?)

鳴「遅い厨二病にでもなったのかと思った」

赤沢「うるさいわね、邪気眼女」

小椋「智香さんのことは後で望月にも聞いてみよっか」



84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 21:47:06.64 ID:rwnWvbtY0

水野さんもいるでえええええええ



85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 21:47:29.20 ID:+RbLsY7c0

水野姉は出てくるのかしらん?



87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 21:49:00.54 ID:Ieb66kkj0

このメンツは水野姉とは面識ないだろからな



89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 21:49:57.62 ID:AwfbKb1k0

恒一(…)




小椋「今日は誰のとこかなーって、また違う方向?」

赤沢「まさか、まだいるっていうの?」

綾野「こういっちゃん、プレイボーイだなぁ」

鳴「一度矯正しておくべきかもね」

赤沢「今日は随分遠くまで行くのね」



90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 21:55:06.17 ID:AwfbKb1k0

赤沢「ここは…」

小椋「病院?」

綾野「こういっちゃんってまだ通院が必要なんだっけ?」

鳴「もう大丈夫だって聞いてたけど…」

綾野「でも、さすがにここに年上の知り合いはいないよね」

鳴「待って。確か、入院してるときに水野くんのお姉さんが担当になって仲が良くなったって言ってたような…」

小椋「どんだけライバルが多いのよ…」



92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 22:02:36.58 ID:AwfbKb1k0

水野「やっほー、ホラー少年!」

恒一「あ、水野さん。こんにちは」

水野「ほいほい。それじゃ早速、いつものとこに行くかい?」

恒一「はい!」



綾野「エレベーターに乗っちゃった…」

赤沢「他の人もいたし、どの階に降りたかわからないわね…」

鳴「今日はナースプレイ?」

小椋(兄貴の部屋のコスプレ衣装にあったっけ…)

赤沢「全部屋探すわけにも行かないし、今日は帰ってイノヤで作成会議をしましょう」



95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 22:09:46.26 ID:AwfbKb1k0

綾野「ふぃー…」

小椋「ここまで強敵揃いだとは…」

鳴「水野くんのお姉さんも美人だった…」

赤沢「あの人は年も私たちとそう離れていないし、強敵かもね」

綾野「そういや、智香さんのことは望月に聞いたの?」

小椋「うん。でもなんか、もごもご言うだけで詳しく教えてくれなかったよ」

鳴「望月くん、あれで意外としっかりしてるから」

綾野「もう思い切って本人に聞いたほうがいいんじゃない?」



97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 22:11:53.13 ID:AwfbKb1k0

智香「あらあら、なんのお話?」

赤沢「智香さん!実はちょっとお聞きしたいことが」

智香「なにかしら?」

鳴「榊原くんのことでちょっと…」

智香「榊原くんのこと?…あぁ、なるほどね」

綾野「やっぱり何かあるんですか!?」

智香「うーん、こういうのって他人にはあんまり言えないことだしね…」

小椋「人には言えないってやっぱり…」

智香「榊原くん、いい子よね。積極的だし飲み込みがいいし。そのあたりはゆうくんにも見習ってほしいわ」

小椋(まさか姉弟でも…?)



98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 22:18:56.52 ID:AwfbKb1k0

智香「そういうことだから、私からは話せないわ。ごめんね」

赤沢「くっ、わかりました」



綾野「あー、どうしよ。もういっそ私たちも一緒に…」

小椋「だ、だめよ!まだ私たちは中学生なんだし…」

鳴「まだ確証はないんだし、一応他の3人にも話を聞いてみたら?」

赤沢「そうね。水野さんはちょっと面識がないから除外して。
   三神先生はこれから私たちが行ってみる。見崎さんはお母さんに聞いてみて」

鳴「わかった」



100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 22:26:50.82 ID:AwfbKb1k0

赤沢「三神先生!」

三神「あら、赤沢さんたち。もうすぐ下校時刻よ?」

赤沢「すみません、ちょっと恒一くんのことでご相談が」

三神「榊原くん?…あぁ、あのことかしら」

綾野「あのことってなんですか?」

三神「ちょっと彼からは、…個別レッスンを頼まれてて、ね」

小椋「こ、個別レッスン…」(うわー、女教師からの個別レッスンってまた男子が食いつきそうな…)

三神「あなた達3人なら大丈夫かな。実はね…」



103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 22:33:47.54 ID:AwfbKb1k0

鳴「お母さん」

霧果「あら鳴、おかえり。最近は帰りが遅いけど大丈夫?」

鳴「はい、ちょっと友達と遊んでいて…」

霧果「そう。あまり遅くならないようにね」

鳴「はい。ところでお母さん」

霧果「なにかしら?」

鳴「最近、榊原くんが工房に出入りしているみたいだけど」

霧果「……」



115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 22:57:50.06 ID:AwfbKb1k0

霧果「榊原くんのこと、気になる?」

鳴「はい」

霧果「好きなの?」

鳴「…はい」

霧果「そう…。大丈夫よ、多分あなたが考えてるようなことはしていないから」

鳴「…え?」

霧果「もうすぐわかると思うから。待ってあげてね」

鳴「……」



117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 23:04:10.98 ID:AwfbKb1k0

~次の日~

綾野「おはよー」

鳴「…おはよ」

小椋「おはよー…」

鳴「昨日は三神先生から何か聞けた?」

綾野「うん…。鳴ちゃんは?」

鳴「そういう関係ではないとは言ってたけど、詳しいことは教えてもらえなかった」

綾野「あー、そうだよね」

鳴「???ところで赤沢さんは?」

小椋「多分、また旧校舎で固まってる」

鳴「???」



119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 23:07:41.88 ID:AwfbKb1k0

鳴「で、三神先生はなんだって?」

小椋「あーっと、大体霧果さんと同じかな」

鳴「はぐらかされるの、嫌い」ムゥ

綾野「まぁまぁ、すぐにわかるから」

小椋「それより、一応泉美を回収してこようか」

綾野「あのままにもしておけないしね」

鳴「むぅー…」



120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 23:11:31.67 ID:G/unuOVl0

年上の女性なら男性の悦ばせ方と尻の使い方と洗浄の仕方
使用後のケアについて伝授してもらえそうだもんな



121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 23:11:37.22 ID:hgfrALur0

鳴ちゃんのむぅー可愛い



122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 23:11:45.20 ID:AwfbKb1k0

恒一「見崎、今日は一緒に帰らない?」

鳴「あ、榊原くん…。ずっと一緒に帰ってなかったのに。どうしたの急に?」

恒一「えっと…。またあのギャラリーを見たくなってね」

鳴「…毎日うちに来てるのに?」

恒一「!?あ、うぅ。バレちゃってたのか」

鳴「ばればれ…」ムス

恒一「ごめんごめん、後で事情は話すから。とりあえず帰ろう?」

鳴「…うん」



126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 23:16:58.73 ID:AwfbKb1k0

~よみたそ~

鳴「地下に行くの?」

恒一「うん。こっちこっち」

鳴「こっちってあの人形の…。あれ?ちっちゃい棺が増えてる?」

恒一「うん。これ開けてみて?」

鳴「!!これは…」



127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 23:19:10.80 ID:AwfbKb1k0

鳴「…私の人形?恒一くんが作ったの?」

恒一「うん。霧果さんに比べたら全然似てないし、サイズもちっちゃいけどね…」

鳴「これを作るため工房に?」

恒一「うん…」

恒一「見崎、この人形は半分だけの私だって言ってたでしょ?」

鳴「…うん」

恒一「あのときちょっと、寂しそうだったから。これはね、完全に見崎をモデルにした人形」

鳴「!!」



133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 23:25:20.45 ID:AwfbKb1k0

恒一「才能も経験もあるわけじゃないから、時間がかかっちゃったし霧果さんにだいぶ手伝ってもらっちゃったけどね」

鳴「じゃあ、三神先生と美術準備室にいたのは?」

恒一「霧果さん、根っからの芸術家でちょっと僕では理解できないことが多くて。わからないところは怜子さんに補足してもらったんだ」

鳴「イノヤに通ってたのは?」

恒一「材料費を稼ごうにも中学生でバイトなんて出来るところ他にないからね」

鳴「…病院は?」

恒一「あぁ…。見崎の外見は知っていても内面も全部知れてるとは思ってないから。一番見崎のことを知ってる人と話してたんだ」

鳴「!!…未咲?」

恒一「正解」



134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 23:26:56.63 ID:ug5dO9Rx0

イイハナシダナー



135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 23:27:42.78 ID:rwnWvbtY0

鳴ちゃん√か



136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 23:28:50.50 ID:AwfbKb1k0

恒一「隠しててごめんね」

鳴「ううん。ありがとう…。すごい、嬉しい」

恒一「よかった!」

鳴「…でも、もうかまってくれなくなるのは、嫌」

恒一「え、ええと。十分話していたつもりだったんだけど…」

鳴「お弁当も最近雑になってたし。帰りも一緒にいられなかったし」

恒一「う…。それは、ごめん。さすがに忙しくて…」

鳴「そういう言い訳嫌い」


鳴「…でも、今日は特別に認めます」


おしまい



140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 23:32:31.52 ID:+ohNhbPR0

乙です



138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 23:31:45.65 ID:w9M3Cn9ui


赤沢さんルートも欲しいな



139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 23:32:06.17 ID:shVYhj/a0

小椋さん√はよ



146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 23:35:06.18 ID:AwfbKb1k0

見てくれた人サンクス
乗っ取りも即興も初めてで中盤からちょっとだらけてた
他キャラメインで期待してた人は申し訳ないが書きたい人で書いちゃってください



148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/20(日) 23:45:11.97 ID:AXH5gciP0





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コメント一覧
21882. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/05/21(月) 18:52 ▼このコメントに返信する
あ゛~ これは色々許されるわ~
21885. 名前 : 名無し◆- 投稿日 : 2012/05/21(月) 19:27 ▼このコメントに返信する
やっぱり鳴ちゃん√は最高やで!
21893. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/05/21(月) 22:11 ▼このコメントに返信する
>>1が望んてたのは
密かに小椋さんが恒一と付き合ってたって展開なんじゃ・・・
21894. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/05/21(月) 22:40 ▼このコメントに返信する
何度話に使われようが
「…でも、今日は特別に認めます」の破壊力は異常
21898. 名前 : 名無しのフィール◆- 投稿日 : 2012/05/22(火) 00:47 ▼このコメントに返信する
赤沢小椋綾野「」
21901. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/05/22(火) 03:33 ▼このコメントに返信する
だよな>>1見りゃ小椋ルートだって思うよな普通
まぁ読みたきゃ立て逃げなんてせず自分で書けってことだろう
21935. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/05/23(水) 08:29 ▼このコメントに返信する
立て逃げを乗っ取っただけだから別に好きに書いていいだろ
21966. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/05/24(木) 19:10 ▼このコメントに返信する
だな、逃げた時点でその要望はアウト。
鳴ちゃんルートで最高だし無問題だぜ。
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