前→絹旗「きぬはた荘、あふたー!」白井「あふたー?」その13
まとめ→きぬはた荘シリーズ まとめ
288:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/24(土) 00:15:13.59 ID:6NOplcu3o
海原 「有線なんてあったんですね」
番外個体 「今月入ってから導入した。ラジオだとノイズひどくてさー」カチカチ
一方通行 「それ多分オマエのせいだ」
番外個体 「違うもん、高い建物に囲まれてるせいだもん」
浜面 「ふー、失礼するぜ」ストン
滝壺 「」ストン
海原 「お二人もカウンター席でよろしいので?」
浜面 「幹事はすぐ動ける場所にいないとな」
滝壺 「向こうはいい感じに盛り上がり始めてるし」
番外個体 「さて、どのチャンネルにする? 道路交通情報とかどうよ」
一方通行 「そればっか延々流して何が面白ェンだよ」
打ち止め 「ねえねえ」ヒョコッ
一方通行 「ン?」
打ち止め 「はい、サンドイッチとポテト持ってきたから! 食べてね!」
一方通行 「あ、あァ」
289:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/24(土) 00:16:13.94 ID:6NOplcu3o
打ち止め 「こっち、淡希お姉ちゃんから。渡してあげてって」ハイ
海原 「おやおや。これは申し訳ございません」
打ち止め 「じゃ、向こう行ってるね!」トテテテ
一方通行 「サーモンサンドか……」
海原 「僕のはベーコンですけど。交換します?」
一方通行 「いい」モギュモギュ
<ヤーミーニーウータウー マイオリタカミノシラーベーニ♪
<クルイダーシター カネノネガナリーヒービーキー♪
ショチトル 「これはいい曲だ、私好みだな」
海原 「悪くはないですが、こういった席で流すには少々アップテンポすぎませんか?」
一方通行 「どこのチャンネルに合わせたンだよ」
番外個体 「一日丸ごとロック&メタルch、だって」
滝壺 「もう少し、大人しい曲がいいんじゃないかな」
浜面 「だな。ずっとメタルだとテンション上がりすぎちまうだろ」
番外個体 「んー、それじゃ」カチカチ
290:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/24(土) 00:17:15.01 ID:6NOplcu3o
<ドーシテコンナニー カワイイノカヨー♪
浜面 「演歌chか?」
番外個体 「正解」
一方通行 「ジャズとかねェの?」
番外個体 「あるよ。じゃそれにしとこっか」カチカチ
<~♪
一方通行 「ン、悪くねェな」
滝壺 「なんか聞いたことあるかも」
浜面 「In the Mood だろ? 大抵の人間は一度は聞いたことあるんじゃないか?」
番外個体 「へー、そういう曲名なんだ。聞いたことある曲だけど初めて知った」
海原 「ありますよね、メロディはわかるけど曲名は知らないという現象」
浜面 「意気揚々とカラオケで歌おうとしたら、サビ以外はほぼ歌えないという現象に似てるな」
滝壺 「CMとかドラマの主題歌だけで覚えるからそうなっちゃうんだよ」
291:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/24(土) 00:18:17.20 ID:6NOplcu3o
<~♪
黒夜 「BGMがコロコロ変わってんな」
結標 「カウンターテーブル組が色々試してるみたいね」
絹旗 「お、この曲はスウィングガールズで聞いたことありますね」
黒夜 「なんだよ、メタルでよかったのに」
婚后 「こういった席で延々メタルというのは、少々疲れますわよ」
フレメア 「ねー、お姉ちゃん」クイクイ
白井 「はい、どうしました?」
フレメア 「大体、中学校ってどんなところ?」
打ち止め 「教えて教えてー」
白井 「中学校ですか……」
フレメア 「あのね、私たち来年JCデビューだから教えてほしい、にゃあ」
婚后 「あら、でしたら今から楽しみでしょう」
結標 (誰よ、JCなんて言い方教えたの)
292:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/24(土) 00:19:20.88 ID:6NOplcu3o
フレメア 「うん、制服とか超楽しみ☆」
打ち止め 「この間見に行ったら、すっごい可愛かったのー」
結標 「へー、どんな制服だったの?」
フレメア 「アレは……アレは大体何色?」
打ち止め 「……もずく?」
黒夜 「もずくって……」
白井 「分かりはしますが、もう少し綺麗な例えは」
フレメア 「んーと……ヨモギもち?」
打ち止め (ネットワークに問い合わせ、ってミサカはミサカは特権を行使してみたり)ミョンミョン
婚后 「ああ、大体想像できましたわ」
打ち止め 「出た! #006600! のブレザー!」
絹旗 「余計分かりませんって!」
白井 「お洒落な制服ですのね。街中で目立つのでは?」
黒夜 「常盤台が言うかよ」
結標 「まあ、常盤台だし」
293:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/24(土) 00:20:38.80 ID:6NOplcu3o
打ち止め 「で、絹旗。中学校ってどんなところ?」
絹旗 「そうですね。まず、超おっかない寮監がいて、学校全体がちょい百合で」
黒夜 「それ常盤台の話だろ」モギュモギュ
結標 「常盤台みたいな難関お嬢様学校だと参考にならないんじゃない?」
婚后 「それはお二人がどちらに進まれるかによるのでは?」
黒夜 「で、どこ行くの?」
フレメア 「大体、家から一番近い学校」
打ち止め 「私も私も」
絹旗 「さっき制服の話も出てましたけど、二人は超同じ中学校になる予定だったりするんですか?」
フレ止め 「「そうだよー」」
白井 「あぁ、常盤台に来て頂けるなら、わたくし留年してでも」クネクネ
絹旗 「あの青い人みたいなこと言わないでくださいよ」
結標 「他に体験談とか話してあげたら? 今年の話とかさ、一年の締め括りにちょうどいいんじゃない?」
白井 「そうですわね……では、これはわたくしの友人のK旗さんが体験したお話なのですが」
絹旗 「」ブッ
黒夜 「K旗……さてさて、誰のことだ?」
294:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/24(土) 00:21:48.89 ID:6NOplcu3o
*** 回想 第7学区 常盤台中学にて ***
K旗 「」トテトテ
女子A 「あ、せんぱーーい! やっと見つけましたよー!」
K旗 「げっ」
女子A 「見てください! 新しい猫耳作ってきたんです! 今度はもさもさ仕様です!
しかも前回の失敗を踏まえて、予め採取した先輩の髪の毛を元に毛色も合わせてきました!」
K旗 「何してんですか!?」
女子A 「さあ、どうぞ! ぜひどうぞ!」ズイ
K旗 「超イヤですよ!」
女子B 「あ、先輩発見。今日も小さくて可愛いなー」モッフモッフ
K旗 「わ、ちょ、やめてくださいってば」
女子C 「隙あり! 唸れ上昇気流!」ビュォォォ
K旗 「いやぁぁぁぁ!?」バサァァァ
女子C 「今日の模様はしましまですか。いやー、良いもんですなぁ」ウンウン
*** ここまで ***
295:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/24(土) 00:23:32.43 ID:6NOplcu3o
フレ止め 「「」」
結標 「それ、実話なの?」モクモク
白井 「紛れも無い実話ですの。少し離れたところから見ておりましたので」クピクピ
絹旗 「なんで止めてくれなかったんですか!」
黒夜 「あれあれ? K旗ってもしかして絹旗ちゃんのことなの?」
絹旗 「超ノーコメントで」
婚后 「絹旗さん、後輩から好かれているとは聞いておりましたが本当でしたのね」
絹旗 「今の話の主役が私とは超限らないです、私とは」
打ち止め 「女子高ってどこもそんなものなのかな?」
黒夜 「今の話聞いた限りだと、単に小さくて可愛くてしましまなのが好きってだけだろ?」
結標 「そうそう、白井さんレベルまで拗らせちゃった人はそんな多くないわよ」
絹旗 「小さくて可愛くてしましまってなんですか!」ムキー
白井 「拗らせたとはなんですか!」ムキー
フレメア 「大体、絹旗のは褒めてるように聞こえるけど」
ショチトル 「飲み物追加いる人」
296:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/24(土) 00:24:26.71 ID:6NOplcu3o
黒夜 「ドクペ」
絹旗 「ファンタグレープで」
ショチトル 「……すまない。ちょっと待っててくれ」コツコツ
婚后 「それにしても、彼女のエプロンの初心者マークはいつとれるのでしょうね」
結標 「さあ? 店長次第じゃない?」
白井 「彼女は、バイトを初めてどれぐらいに?」
結標 「4ヶ月とちょっとかしら」
ショチトル 「今用意できるのはこれだけなんだ。この中から頼む」ペラッ
黒夜 「えー、ドクペねーじゃん」
ショチトル 「あるワケがないだろう。あんな美味しくもないもの」
黒夜 「」
絹旗 「ですよねー」
打ち止め 「オレンジジュース一つ!」
フレメア 「私も私も」
ショチトル 「了解した」
297:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/24(土) 00:25:55.80 ID:6NOplcu3o
<ヤイノヤイノ
<ワイワイ
海原 「しかし、彼女らも中学ですか……いやはや、時が経つのは早いものです」
番外個体 「年が開けたら色々物入りになるね、ちゃんと準備してる?」カチャカチャ
一方通行 「今やれる範囲はな」
浜面 「でも、小さい方の姐さんは確かLEVEL3だろ? その気になれば常盤台も狙えたんじゃね?」グビグビ
一方通行 「ンなの俺が決める話じゃねェだろ」
番外個体 「二人で話してね、本人がやりたいようにさせようってことにしたんだよ」
滝壺 「うちと同じなんだね」モグモグ
海原 「ご本人の意思を尊重しておられるということですね」
浜面 「にしても、こうやってみると……小さい方の姐さんも背伸びたよな。フレメアが悔しがってたぞ」
滝壺 「みさわが背高いほうだから。背伸びるの早いんじゃないかな」
番外個体 「本人的には絹旗さんが目標らしいけどね」ケラケラ
一方通行 「ま、チビガキ相手じゃ追い越すのも時間の問題だろ」モグモグ
298:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/24(土) 00:27:09.81 ID:6NOplcu3o
滝壺 「きぬはたはもう縦方向の成長止まってるっぽいしね」
絹旗 「なんでですかー!」ドーン
浜面 「おわぁ!? いきなり現れるな!」
絹旗 「成長が超止まってるなんて言わないでくださいよー!」ムキー
海原 「ですが絹旗さん、初めてお会いしたときから背伸びてませんよね? もう彼是1年半ぐらい」
絹旗 「」
番外個体 「それでいいんだよ、150cm超えたら絹旗さんじゃなくなっちゃうから」ケラケラ
絹旗 「なんですかそれ!」
滝壺 「大丈夫だよ、小さいきぬはたも私は応援してる。それにほら」モニュ
絹旗 「ひゃん!?」
浜面 「」ブシュー
滝壺 「こっちは成長してるみたいだから大丈夫」ウンウン
絹旗 「」
海原 「モニュモニュしてもらうと育つとはよく言いますよね」
一方通行 「適度に刺激を与えるのは効果的かもしれねェけどな」
299:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/24(土) 00:28:33.90 ID:6NOplcu3o
滝壺 「じゃ、きぬはたも適度に刺激しよう」
番外個体 「まー、彼氏にでも協力してもらうんだね」
絹旗 「いませんよ、すいませんでしたね」ケッ
番外個体 「じゃ白井さんに開発してもらえば?」
絹旗 「なんでですか! そっちの趣味は超ないです!」
滝壺 「よし。きぬはたの来年の目標は彼氏を一人以上作ること」
絹旗 「以上って、二股前提じゃないですか、私はそんな超足軽じゃないですよ」
一方通行 「足軽かよ」
浜面 「尻軽って言いたいのか?」
絹旗 「誰が尻軽ですか!」ポカッ
浜面 「ンゴォ」
絹旗 「なんですか、よってたかってみんなして。お相手がいる人の超余裕ってヤツですか」
番外個体 「絹旗さんがいじり甲斐があるなぁ」ケラケラ
一方通行 「オイ、程々にしといてやれよ? 泣いちまうぞ?」ニヨニヨ
海原 「変なところで似てますね、お二人は」
300:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/24(土) 00:30:06.53 ID:6NOplcu3o
絹旗 「滝壺さーん、そこのドSカップルが超ひどいんですー」
滝壺 「大丈夫だよ、二人も悪気はないから、多分」ナデナデ
一方通行 (どっちかつゥとMなンだけどな)ズズ...
浜面 「でも絹旗は黙ってれば可愛いと思うけどな。チャンスぐらいあるだろ?」
海原 「なんでこの手の人は素でこんな発言するんですかね」
浜面 「え? 俺なんかマズイこと言った?」
絹旗 「だっ、だ、黙ってればは超余計です!」プンスコ
番外個体 「で、なんか用事があったんじゃないの?」
絹旗 「あ、そうだ。ケチャップないですか?」
番外個体 「ケチャップケチャップ……」ガチャ
ショチトル 「マスター、そろそろ次の品に手を付けたほうがいいと思う」
番外個体 「そうだね。じゃ、油あたためておいて」
ショチトル 「了解した」
番外個体 「はい、ケチャップ」
浜面 「お? 瓶詰なんて珍しいな」
滝壺 「なんかおいしそう」
301:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/24(土) 00:31:15.63 ID:6NOplcu3o
絹旗 「超すいません、ちょっとお借りします。あ、滝壺さんも向こうに混ざりましょうよ」グイグイ
滝壺 「そうだね、ケチャップおいしそうだし」
<超お待ちどう様です。
<おせぇ!
<うっさいです!
ショチトル 「油の準備はできているが」
浜面 「油つうことは、またなんか揚げんのか?」
番外個体 「うん。揚げれば完成のヤツを何種類か用意してるからね」
一方通行 「肉」
番外個体 「あとで出るから。じゃ、ナゲットとエビフライね」
ショチトル 「ありったけ揚げればいいのか?」
番外個体 「うん、じゃんじゃんやっちゃって」
ショチトル 「了解した」
番外個体 「さてー。こっちも出しちゃうかねー」パカッ
一方通行 (炊飯器、か……懐かしいと思っちまった。ガラじゃねェな)
302:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/24(土) 00:32:22.09 ID:6NOplcu3o
海原 「おや、いい匂いですね」
浜面 「この匂いはケーキか?」
番外個体 「正解♪」ガンガンガンガン
一方通行 「何やってンだよ」
番外個体 「逆さまにして叩いてさ、中身出そうとしてんじゃん……結構粘ってんな」ガンガンガンガン
一方通行 「貸せ」カチッ
番外個体 「?」
一方通行 「」ツンツン
ボフッ
海原 「お見事です」
浜面 「お、すげぇ。王様みたいなホットケーキだな」
ショチトル 「完成品はなかなか迫力があるな」パチパチ
番外個体 「こういう場ではお勧めだよ。見栄えするからね。じゃ、ちょっと行ってくる」カチャカチャ
ショチトル 「こちらはもう少し時間がかかりそうだ」ジュワジュワ
303:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/24(土) 00:33:47.24 ID:6NOplcu3o
番外個体 「はーい、そこのおまいらー。お次の品でーす♪」ゴトッ
フレメア 「なにこれすごい!」
打ち止め 「炊飯器ケーキ、すごいでしょ」フンス
結標 「こんなこともできる炊飯器が売ってるのね……」
滝壺 「普通の炊飯器でも意外といろんなことできるよ」
婚后 「これはレシピを知りたいですが……一人では食べきれませんわね」
番外個体 「じゃ、食べる前にちょっと失礼。カウンター組の分、少しもらってくね」スパッ
白井 「そんな量でよろしいので?」
黒夜 「大丈夫だ、問題ない」
絹旗 「なんであなたが言ってんですか」
番外個体 「あとはお好きに切り分けて。お好みでこれつけてどうぞ♪」カチャカチャ
フレメア 「私ジャムにしてみる」
打ち止め 「じゃ私はチョコレートソース!」
婚后 「ではわたくしが切り分けて差し上げますわね」チャキッ
結標 「あ、ねぇ」
304:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/24(土) 00:34:56.18 ID:6NOplcu3o
番外個体 「ん?」
結標 「飲み物もらっていい?」
番外個体 「バリウムね、おっけー」
結標 「なんでよ。ジンジャーエールお願いね」
黒夜 「私も私も」
婚后 「あ、すみません。アイスティーを一つで」スパスパ
番外個体 「以上?……以上だね、少々お待ちー」
絹旗 「おー、すごい。中ふわふわじゃないですか」
白井 「あたたかいのは、炊飯器で保温してたからですのね」
婚后 「これでよろしいですか?」
打ち止め 「ありがとー」
フレメア 「」ジー...
打ち止め 「?」
フレメア 「そっちのが大体おっきくない?」
婚后 「同じになるようにいたしました」
305:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/24(土) 00:35:36.36 ID:6NOplcu3o
といったところで、今回はここまでです。
炊飯器ホットケーキ、うまいけど食いきれないんですよね。
次回ぐらいでパーティゲームイベントが始まりそうですよ。
次回投下は3日以内の予定です。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
307:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/24(土) 00:38:35.50 ID:wqYIlaNSo
乙!
絹旗ちゃん小さくてしましま可愛い
309:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/24(土) 00:54:47.90 ID:kdSQxnlS0
超乙です!!
315:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/24(土) 08:50:07.65 ID:8QX3ATUv0
ドクペまずいとか屋上
330:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/25(日) 00:37:32.99 ID:Az9Xsl2wo
>>315
ごめんなさい、ドクペをdisる意図はなかったのです。
>>1は好きですよ、あの体に悪そうな感じ。
それでは始めさせて頂きます。
前回の続きからです。
316:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/24(土) 10:21:27.14 ID:giGSBD8DO
ドクペの好き嫌いの分かれっぷりは異常
317:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/24(土) 10:24:48.15 ID:Gn/uWMGwo
俺は、絹旗&ショチトルとは分かり合えないのか……
319:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/24(土) 17:15:01.15 ID:xJygZcxT0
俺も嫌いじゃないがあのわざとらしいフレーバーは好き嫌い分かれるだろう
ただ思うのは近頃のドクペは前より毒々しさが減った気がする
それは兎も角>>1乙
321:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/24(土) 20:09:40.72 ID:OYkwRo5IO
>>319
同意せざるを得ない
昔の明らかに体に悪い味が良かったと言うのに
323:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/24(土) 21:55:38.28 ID:cv/Tu6uIO
>>319
発売当初はケミカルドリンクって感じだったよね
322:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/24(土) 21:11:23.56 ID:HkkKNCbIO
そりゃお前らが慣れただけだろ
331:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/25(日) 00:38:13.55 ID:Az9Xsl2wo
フレ止め 「「♪」」ハムハム
黒夜 「なんだ、デカイだけで味は普通のホットケーキじゃんか」
白井 「あら、辛辣ですのね」
滝壺 「この大きさで、中までちゃんと焼けてるのはすごいと思うけど」ハモハモ
黒夜 「たしかに……厚さは10cmぐらいあるもんな」
絹旗 「黒夜、ケチャップありますよ」
黒夜 「テメェが使ってろ。ホットケーキならマーガリン一択だろ」
絹旗 「えっ?」
黒夜 「えっ」
絹旗 「メープルシロップじゃないんですか」
黒夜 「やだよ、ベタベタするもん」
白井 「まだ熱いですから、このままでも十分おいしいですの」マフマフ
婚后 「外側のサクサク感と内側のマフマフ感は絶妙ですわね」マフマフ
滝壺 「ねー、はちみつないかな」
結標 「口の周り、ベタつかない?」
332:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/25(日) 00:39:20.19 ID:Az9Xsl2wo
滝壺 「気にしない」フンス
番外個体 「はい、どうぞ」コトッ
フレメア 「私も使ってみていい?」
結標 「服に零さないようにしてね」
打ち止め 「♪」ハムハム
婚后 「まあ、大変! 口の周りがチョコレートだらけではないですか!」
白井 「」ピクッ
打ち止め 「ありゃりゃ」
婚后 「早く! こちらで早くふき取ってください!」
打ち止め 「え、でも……ハンカチ汚れちゃうよ?」
黒夜 「何を慌ててんだよ」
白井 「こ、ここはわたくしがふき取って差し上げます! もちろんくt」
絹旗 「ちぇすとぉぉぉ!」ドゴ
白井 「」ピヨピヨ
結標 「ほら、今の内に」
打ち止め 「う、うん」フキフキ
333:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/25(日) 00:40:16.70 ID:Az9Xsl2wo
ショチトル 「そうだ、済まない。ナプキンを出し忘れていた」
結標 「あと5秒早ければね……」
ショチトル 「?」
打ち止め 「こ、これ……あの……洗って、返すから」
婚后 「いえいえ、お気になさらず」
打ち止め 「でも、このハンカチ、すごいふわふわ。なんか高そう」
婚后 「安物ですから」
黒夜 「お嬢の言う安物ハンカチっておいくら? 2万円ぐらい?」
絹旗 「いや、2万と2千円で」
滝壺 「2万2千円。他には?」
白井 「小さい大きいお姉様がお口を拭いたハンカチなら、5万円ですの!」バン
滝壺 「5万円。他には?」
婚后 「え、あの」
フレメア 「オークション?」
結標 「オークションにだって使用済みハンカチなんか出さないわよ」ハァ
334:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/25(日) 00:41:16.12 ID:Az9Xsl2wo
<6万!
<6万5千!
<いい加減になさい!
浜面 「ほらほら、参加しねぇの?」
一方通行 「たかが悪ふざけだろ。アホらしい」
海原 「50万!」
一方通行 「オイ」ギロリ
ショチトル 「こら」ギロリ
海原 「失礼、冗談がすぎました」
ショチトル 「まったく……マスター、これでほぼ全部だ」
番外個体 「お疲れお疲れ。じゃ、味見してもらおうかなー」チラッ
ショチトル 「あ、まだそれは」
番外個体 「はい、あーん」
一方通行 「お、オイ待て。それまだ油切ってねェだろ」
番外個体 「うん、もう、油からあげたばかりのアッツアツ♪」
335:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/25(日) 00:42:18.60 ID:Az9Xsl2wo
一方通行 「いや、だからな」
海原 「いけませんね、一方通行さん」
浜面 「あーんを拒むなんて、男の風上にもおけねぇやな」
番外個体 「ショチトルが熱いのを耐えて揚げてくれたんだよ? それをないがしろにするの?」
海原 「一方通行さん、これ以上は宣戦布告と受け取りますが」ニコニコ
ショチトル (目が笑ってない……)
一方通行 「……」パク
一方通行 「~~~~~~!!」ジタバタ
番外個体 「はいはい、他の野郎どもも自分が食べる分とっちゃってね」
浜面 「失礼します!」ヒョイヒョイ
海原 「では少しばかし」
一方通行 「み、水くれ、水」
ショチトル 「済まない、なんか」コトッ
一方通行 「いや。オマエが悪いワケじゃねェよ……」グビグビ
番外個体 「おいしいみたいでよかったよかった♪」
336:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/25(日) 00:43:35.86 ID:Az9Xsl2wo
浜面 「なあ、マスタードないか?」
ショチトル 「粒マスタードでよければあるが」
浜面 「上等上等」
ショチトル 「はい」コトッ
海原 「あ、使い終わったら貸していただけますか」
浜面 「おお、置いとくぜ」コトッ
番外個体 「ね、お皿にレタスしいて」
ショチトル 「了解した」
海原 「しかしあなたも、大分慣れたようですね」
ショチトル 「もう数ヶ月経つからな、おかしいことではない」
浜面 「そろそろ噂になるかもな。エキゾチック可愛い店員さんがいる店とかさ」
海原 「いいですね、どこかに書き込みましょうか」
ショチトル 「やめろバカ!」
番外個体 「今でこそ落ち着いた感じだけどさ、バイト始めたころはすごかったんだよ?」
一方通行 「なンかあったのか」ヒリヒリ
337:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/25(日) 00:45:06.98 ID:Az9Xsl2wo
番外個体 「ほら、あの頃ってまだ残暑厳しい時期だったでしょ?」
海原 「ええ、8月の半ばでしたね」
番外個体 「暑かったからね。タンクトップにショートデニム、スニーカーって服が多かったんだけど」
浜面 「まあ、今時の若い子ならそれぐらいは普通じゃないか?」
一方通行 「もっと面白おかしい恰好してるヤツなンざいくらでもいるだろ」
番外個体 「でもその服でさ、エプロンつけるじゃん? 前から見ると裸エプロンなんだよ」ケラケラ
ショチトル 「」
番外個体 「入ってきたお客さんが一瞬"え?"って顔するんだよねー」
ショチトル 「そ、その話は初めて聞いたぞ!?」
番外個体 「暑いししょうがないかー、と思ってたし」
海原 「ま、まあ……来年の夏は気を付けましょうか」
ショチトル 「……日本の夏が悪いんだ。気温は高くない分際でまとわりつくような暑さで」
浜面 「湿度がなー、あるからなー」
一方通行 「暑さなンざ反射してりゃいいだろ」
番外個体 「みんなできるならやってるっての。よしできた、ちょい行ってくるねー」
338:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/25(日) 00:46:19.34 ID:Az9Xsl2wo
番外個体 「はいはーい。お次の品ですよー」ゴトッ
黒夜 「!」ガタッ
絹旗 「このしっぽは、もしかしてエビですか!?」
番外個体 「うん、ミニだけど。……あ、そっか。忘れてたけど絹旗さんの」
黒夜絹旗 「「エビフラーーーイ!!」」ピャー
婚后 「これは大変ですわね。凄絶な取り合いになってしまいますわ」クスクス
結標 「ほら、二人も。のんびりしてると食べれなくなっちゃうかもよ?」
打ち止め 「むむむ」
フレメア 「大体負けられない!」
白井 「それではわたくしはお二人のお味方に」ヒュンヒュン
打ち止め 「あ、エビフライがとんできた!」
黒夜 「おい、ちょっとズルイ!」
絹旗 「負けませんよ。こっちには超結標さんがいますからね!」
結標 「残念、私は中立よ」
滝壺 「あ、きぬはた。ケチャップ貸して」
339:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/25(日) 00:47:11.94 ID:Az9Xsl2wo
絹旗 「あ、は、はい、どうぞ」
黒夜 「」ヒョイパク
婚后 「大皿から直に口に運ぶのは関心いたしませんわね」
黒夜 「いいだろ、別に。今はマナー対決とかじゃないんだから」
婚后 「対決関係なしに、普段から心掛けて頂きたいものですが」ハァ
結標 「そうね、とりあえずこの子たちの前で変なマネはしてほしくないわ」
フレ止め 「「?」」サクサク
滝壺 「きぬはた、お手本になれとは言わないけど、最低限のとこはちゃんとしてね」
絹旗 「う、わかりました」
黒夜 「あ、そっか何か足りないと思ったら……マスター、タルタルソースないのー?」
<ないよー
黒夜 「」ショボン
絹旗 「そのままでも超おいしいですってば」サクサク
ショチトル 「ちょっといいか?」
340:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/25(日) 00:48:08.70 ID:Az9Xsl2wo
白井 「はい、どうかされました?」
ショチトル 「空いた皿とグラスを回収したいのだが」
結標 「じゃ、トレイ構えといて」
ショチトル 「」スチャ
結標 「始めるわよ」ヒュッ
カチャカチャカチャガシャンカチャコトッコトッ
ショチトル 「……はい、たしかに」
打ち止め 「おーー」
フレメア 「大体手品みたい」
結標 「ふふ、すごいでしょ」フンス
白井 「素晴らしいでしょう、の間違いでは?」
結標 「ちょっと、人の黒歴史を引きずり出すのは反則よ」
黒夜 「あ、ついでにコーラ頼んでいい?」
341:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/25(日) 00:49:17.04 ID:Az9Xsl2wo
ショチトル 「他には?」
打ち止め 「牛乳飲みたいかも」
フレメア 「冷たいお茶欲しい、にゃあ」
滝壺 「じゃ、私も冷たいお茶」
白井 「すみません、アイスコーヒーを一つ」
ショチトル 「了解した」
結標 「ねー、サラダとかないのー?」
ショチトル 「その内出てくる、待っていてくれ」
ショチトル 「マスター、洗い物なのだが」
番外個体 「あ、私やっとくよ。頼まれたもん用意しといて」
ショチトル 「了解した」
番外個体 「あれ? こんな欠けたお皿あったっけ?」
ショチトル 「……」
番外個体 「まあ、いいや。これはもう使えないね。危ないし」
342:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/25(日) 00:50:17.59 ID:Az9Xsl2wo
~しばらくして~
浜面 「おし、そろそろ始めるか」
番外個体 「お、あれいっちゃう?」
海原 「みなさん、今から浜面さんのボディビルショーが始まるそうですよ」
<いらねー!
<帰れ!
<はまづら、早く早く。
<超くたばれ!
浜面 「おい、海原」
海原 「場を盛り上げようかと」
番外個体 「顔隠せばいいんじゃない? 首から下はアスリート並なんだし」
浜面 「姐さんヒドイ!」
一方通行 「じゃ首とっかえるか? 海原と」
ショチトル 「や、やだ! それはやめて!」
浜面 「そこまで嫌がるのかい」
343:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/25(日) 00:51:20.38 ID:Az9Xsl2wo
海原 「で、何が始まるんです?」
浜面 「こいつだ!」ジャジャーン
一方通行 「なンだこりゃ。魔法陣か?」
浜面 「違ぇ、ビンゴのカードだよ。滝壺、そっち回してくれ」
滝壺 「はい、一人一枚だからね」
フレメア 「何かもらえるの?」
滝壺 「ええと、たしか、5等までは商品があるはずだよ」
黒夜 「漲ってきたぁ! 私が全部頂いてやる!」
絹旗 「それ、ルール的にありなんですか?」
浜面 「ナシに決まってんだろ。カードと景品は引き換えだ」
黒夜 「えー」
婚后 「まあ、当然のルールですわね」
浜面 「ちなみに、商品は会費から買った。だからそれほど豪勢ではないぞ」
絹旗 「ペアで行く7泊8日オーストラリアの旅とかではないということですね」
白井 「ロマン溢れるなにがしより、ダイヤモンドファッションリングとかではございませんの」
344:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/25(日) 00:52:32.21 ID:Az9Xsl2wo
結標 「さすがにそこまでは期待してないわよ」
絹旗 「浜面ですしね」
浜面 (くそう、一緒になって景品選んだくせに)
打ち止め 「ねー、この真ん中のはなに?」
滝壺 「フリーエリアだね。そこは最初から空けてていいの」
フレメア 「えい」ドスッ
浜面 「よーし、ルールを説明するぞ。縦横斜めどれか、3列揃った段階で」
番外個体 「え、3列?」
ショチトル 「多くないか?」
浜面 「やっぱ多いか……?」
滝壺 「ねえ、3列が一番早く揃うのって何回目で、確率はどれぐらいかな?」
一方通行 「…………」カシャカシャチーン
一方通行 「気にするのはやめとけ。バカらしいぐらいに低確率だ」
番外個体 「1列だったらどうなの? 最低4回で揃う確率は?」
一方通行 「……」カシャカシャチーン
一方通行 「揃うは揃うだろォが、現実的じゃねェぞ?」
345:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/25(日) 00:54:23.21 ID:Az9Xsl2wo
浜面 「んじゃとりあえず、1列にしとくか!」
婚后 「ところで、数字はどうやって選出を?」
絹旗 「普通だったら、あのガラガラみたいのありますよね」
浜面 「あー、それな。予算の関係で用意できなかったから」カチカチ
フレ止め 「「?」」
浜面 「これを使う! 携帯アプリだ!」ジャン
黒夜 「うわ、ショボ」
浜面 「何を言うか! こいつはよくできてるんだぞ!」
絹旗 「でもやっぱ、玉がコロコロ出てくる方が盛り上がりませんか?」
滝壺 「まあ、しょうがないよ。あれ結構高かったし」
白井 「代用がきくのなら問題ないのでは?」
浜面 「そうだそうだ。これ思いつく前はもっと酷かったんだぞ」
結標 「どう酷かったのよ」
浜面 「チラシを切って、数字を書いて、ティッシュの空箱に入れてた」
一方通行 「そりゃねェわ……」
海原 「よかったですね。それ出てきてたら、確実に盛り下がってました」
346:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/25(日) 00:55:17.07 ID:Az9Xsl2wo
浜面 「ルールは以上! んじゃ始めるぞー!」
ショチトル 「マスター。私たちにもカードが配られたのだが」
番外個体 「ま、折角だし。やっとこうか」
一方通行 「期待はしないでおいてやる」
フレメア 「絹旗には!」
打ち止め 「負けない!」
絹旗 「なんで私が超敵対視されてるんですか!?」
婚后 「身長の話では?」
絹旗 「いくら婚后さんでも怒りますよ」
黒夜 「浜面ちゃーん、もし私に当たり引かせなかったら窒素爆槍飲ませるからヨロシク」
浜面 「んなの俺の意思で制御できねぇよ!!」
結標 「普通に玉出てくるやつだったら、操作できたかもしれないのに」
白井 「結標さん、ズルはなしですの」
浜面 「よーし、記念すべき第一の数字は」ピッ
【携帯】<ピロピロピロ
浜面 「出ました!」
347:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/25(日) 00:55:43.15 ID:Az9Xsl2wo
といったところで、今回はここまでです。
さて、景品を手にするのは誰になるのでしょうか。
次回投下は3日以内の予定です。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
353:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/25(日) 02:23:07.35 ID:78aWv4Q90
乙
浜面のボディビルショーでの皆の反応がクソワロタwwwwww
355:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/25(日) 10:41:43.08 ID:ObbIU+8I0
4回で1列ビンゴは30万回試して1回出るかどうかだな
麻雀で天和が出る確率が33万局に1局出るかどうからしいからそれとほぼ同等
うん、現実的じゃねえなww
11回で3列ビンゴは計算放棄した
356:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/25(日) 10:54:58.53 ID:dH7huOqwo
一方さんの計算音クソワロタ
ハード計算時代の計算機かw
>>355
ビンゴカードが何行何列のやつか書いてないのにどうやって計算したん?
358:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/25(日) 11:00:43.99 ID:ObbIU+8I0
>>356
え、売ってるカードって5行5列でセンターがFREEで数字が75までっていう規格で統一されてるっしょ?
まあ学園都市の実験品で変なのである可能性は確かに否定できんけど
374:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/26(月) 01:14:46.44 ID:OWPq4Rjgo
>>356
そういえば明記してませんでしたね。
普通の5×5のカードを想像してください。
357:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/25(日) 10:57:52.63 ID:ObbIU+8I0
とおもったけどやってみたらそうでもなかった
約1000億回に1回、天和2連続と同レベルだな
つかこの計算意外と見かけ倒しで、実際は概算でよければ滝壺や番外個体でもたぶん余裕だわwwww
371:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/25(日) 21:05:29.56 ID:YMTXEouY0
乙乙
タンクトップ&ショートデニムなだけでもショチトルのプロポーションを考えると
十分すぎるほど魅力的+扇情的だと思うの。
374:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/26(月) 01:14:46.44 ID:OWPq4Rjgo
>>371
書いてるときに像したら萌え死にました。
それでは始めさせて頂きます。
前回の続きからです。
373:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/25(日) 22:33:27.21 ID:A0jG+Kc+0
サラシとミニスカートのあわきん姉さんに触発されたか・・・
375:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/26(月) 01:16:16.54 ID:OWPq4Rjgo
黒夜 「さあ、何番だ?」
浜面 「61番!」
黒夜 「」
フレメア 「空いたー!」
打ち止め 「あ、角っこだ。なんか嬉しい」
結標 「真ん中が空いてる分、一列は揃えやすいかもね」
絹旗 「いやいや、超ここからですよ。後半になればなるほど思うようにいかないですから」
浜面 「ま、勝負は時の運だからな。おーし、次行くぞ」ピッ
【携帯】<ピロピロピロ
浜面 「イチバーン!」
番外個体 「アックスボンバーの人?」
一方通行 「なンでンなこと知ってンだよ」
黒夜 「……」
白井 「残念、一番はございませんわね」
376:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/26(月) 01:17:19.86 ID:OWPq4Rjgo
婚后 「それは残念でしたわね」クスクス
白井 「婚后さん、貴女まさか……」
滝壺 「あ、もうリーチのリーチだ」
婚后 「一向聴ですわね♪」
ショチトル 「……どういう意味なんだ?」
海原 「麻雀の用語ですよ。リーチのリーチと考えておけばよろしいかと」
浜面 「展開が早いな。だが、お前ら諦めんなよ!」ピッ
【携帯】<ピロピロピロ
浜面 「34番!」ビシィ
黒夜 「なんで当たらないんだよぉぉ!」
絹旗 「黒夜、暴れるのは超ナシですよ」
黒夜 「わかってるよ……他ならともかく、ここじゃ絶対暴れられない」
結標 「あら、何か怖いものでもあるの?」
黒夜 「そりゃぁ……」
377:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/26(月) 01:18:44.70 ID:OWPq4Rjgo
ショチトル 「マスターのことだろう。マスターは既に彼女の身体の支配権を掌握しているからな」
一方通行 「どォいうことだ?」
番外個体 「こういうこと」ビッ
黒夜 「!? お、おい、やめろやめろ! なんもしてないだろ!」グギギギ
滝壺 「そっか。回路に干渉してるんだね」
番外個体 「”迷惑客には情け不要”、コレ、私の先代から続くここのルールなんだよね」クスクス
ショチトル 「まあ、彼女は一度ひどい目にあったということだ」
絹旗 「なにやらかしたんですか……」
黒夜 「ごめんなさい……」グス
打ち止め 「ね、それ私にもできるかな?」
番外個体 「よしよし、今度教えてあげよう♪」
黒夜 「やめてぇぇぇぇぇ!」
浜面 「落ち着いたところで次に行くとしようか!」ピッ
【携帯】<ピロピロピロ
378:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/26(月) 01:20:14.03 ID:OWPq4Rjgo
浜面 「28番大日寺!」シャキン
フレメア 「だいにち……?」
婚后 「確か、四国にあるお寺のことですわね」
結標 「なんでここでそれが出てくるのよ」
浜面 「いや、ついつい」
打ち止め 「リーチにもならない」ムー
フレメア 「浜面、ズルしてる」
浜面 「俺がズルしてなんの得があるんだっての」
絹旗 「まだまだ超序盤ですから」
滝壺 「4つ数字が出たね。最速だとここでビンゴだけど」
一方通行 「さすがにねェだろ。さっき言った通りだ。俺なンざ一個も空いてねェぞ」ヒラヒラ
海原 「おや、これは苦しい展開ですね」
一方通行 「別に気にしねェけどな」
浜面 「よーし、次いくぞー!」ピッ
【携帯】<ピロピロピロ
379:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/26(月) 01:21:12.97 ID:OWPq4Rjgo
浜面 「68番神恵院!」ダン
結標 「それはもういいから!」
黒夜 「空いた! やっと一個空いたー!」ピャー
絹旗 「……でも、この位置だと真ん中のフリーエリア超活かせてませんよね」
黒夜 「」ショボン
白井 「まあまあ、それだけで決まるものでもありませんから」
滝壺 「ここまででまだリーチの人もいないよね?」
海原 「そのようで」
打ち止め 「むー、調子悪い」
フレメア 「まだ2つしか空いてない」
浜面 「まだまだこれからこれから!」ピッ
【携帯】<ピロピロピロ
浜面 「出ました12番!」
一方通行 「ン、ようやく一個か」
380:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/26(月) 01:22:16.80 ID:OWPq4Rjgo
浜面 「一方通行だけに12(いっつう)ってか」ハハハ
一方通行 「なンも面白くねェし、むしろムカついた」
滝壺 「……みさわ、ちょっと忙しい?」
番外個体 「ん? なにが?」ジュワジュワ
ショチトル 「大丈夫だ、マスターの分は私が見ている」ヒラヒラ
滝壺 「なら大丈夫かな」
番外個体 「ちょいと手離せなくてさー」
ショチトル 「料理が予想以上に早くなくなってしまったからな」
結標 「エビフライ、大人気だったものね」
絹旗 「黒夜が超がっつくからです」
黒夜 「人のこと言えねぇだろ! エビフライ投げるぞ!」
婚后 「こら、いけません」
黒夜 「はいはーい」
白井 「お二人とも、これが悪いお手本ですの」
黒夜 「え」
フレ止め 「「はーい」」
381:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/26(月) 01:23:26.52 ID:OWPq4Rjgo
浜面 「そろそろ次の段階に進みそうか?」ピッ
【携帯】<ピロピロピロ
浜面 「46番!」
一方通行 「」プチッ
浜面 「46番、つまりシロってか」
一方通行 「オマエ、本当に殴るぞ」
海原 「おっと、リーチです」
滝壺 「リーチきました」
フレ止め 「「えーー」」
海原 「いや、まだ確定ではないですよ」
黒夜 「私まだ一個なんだけど」
婚后 「そこまで当たらないのも逆に珍しいのでは……」
382:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/26(月) 01:24:32.11 ID:OWPq4Rjgo
黒夜 「なんだよーもー」
結標 「仕方ないでしょ、こればっかりは運の問題よ」
浜面 「そうそう、運を天に任せて次に行きますか」ピッ
【携帯】<ピロピロピロ
浜面 「55番!」
結標 「あ、リーチ」ハイ
黒夜 「空いたー! 2個目空いたー!」ピャー
絹旗 「やりましたねー。苦労が超報われましたよ」
黒夜 「ようやくここまできたか……」
浜面 「大分進んできたな。よし、ペースあげていくぞぉ!」ピッ
【携帯】<ピロピロピロ
浜面 「75番!」
番外個体 「お、私の番号」
383:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/26(月) 01:26:22.74 ID:OWPq4Rjgo
ショチトル 「? マスターのカードに75はないが」
番外個体 「そうじゃなくてさ、ビンゴで75って言うと最後の数字でしょ?」
ショチトル 「??」
番外個体 「……あっ、そっか。ゴメン気にしないで、なんでもない」
一方通行 「」ハァ
浜面 「よーし、次いくぞー!」ピッ
【携帯】<ピロピロピロ
浜面 「9番!」
打ち止め 「あっ! リーチ! リーチリーチ!」ピョン
滝壺 「ここにきてリーチ増えてきたね」
婚后 「これは誰がとってもおかしくありませんわね」
絹旗 「黒夜以外ですけどね」
黒夜 「悪かったな全然空いてなくてよ!」
白井 (わたくしはなるべく当たらないようにしたいのですが……)
384:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/26(月) 01:27:15.95 ID:OWPq4Rjgo
フレメア 「むむむ、もうちょっとなのに……」
浜面 「おお、そうだ。景品はいくらか実用性も考えて決めてるからな」
滝壺 「使えないもの、ってことはないと思う」
浜面 「といったところで、次にいくぞ!」ピッ
【携帯】<ピロピロピロ
浜面 「一休さんで19番!」
フレメア 「り、リーチ!」
海原 「あ、あの……ビンゴです」
フレ止め 「「」」ガボーン
滝壺 「おめでとう。これ一等の商品」ハイ
海原 「重いですね……では、中を拝見」ビリビリ
浜面 「ちなみに一等の商品は柱時計だ!」
海原 「おや、シンプルでいい時計ですね……あ、あれ?」
黒夜 「この時計、なんかおかしくね?」
385:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/26(月) 01:28:33.30 ID:OWPq4Rjgo
白井 「文字盤がまったく逆ですわね……」
ショチトル 「よくみたら針の動きも逆だな」
結標 「こういう時計、よく美容室に置いてあるじゃない。鏡に映すとちゃんと見えるヤツ」
婚后 「ああ、だから全てが逆ですのね」
海原 「ユーモラスで良いではないですか。いただきますね」
浜面 「よーし、後続もどんどん続いてくれよ!」ピッ
【携帯】<ピロピロピロ
浜面 「64番! さあ、どうだ!」
フレメア 「あたったー!」
打ち止め 「うう……もうちょっとズレてれば……」
滝壺 「はい、おめでとう」ハイ
フレメア 「これなに? これなに?」
浜面 「誰でも美肌、入浴剤セットだ!」
結標 「あ、いいなぁ」
386:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/26(月) 01:29:49.81 ID:OWPq4Rjgo
フレメア 「大体、おフロで使うの?」
浜面 「ああ、そうだぞ」
フレメア 「じゃ帰ったら一緒に入ろうね! 約束!」
浜面 「入るなら滝壺とな」
フレメア 「えー、いつもみたいに一緒に入る」
浜面 「いや、お前ももう一人で入った方がいい年頃だろ」
フレメア 「ぶー」
海原 (つまり最近までは一緒に入っていた、と)
浜面 「さて、どんどんいくぞ!」ピッ
【携帯】<ピロピロピロ
浜面 「お次の番号は26番だ!」
ショチトル 「……ん? マスターのが当たったぞ」
番外個体 「ウソ、ホントに?」
白井 「あら、立て続けに当選が出ておりますわね」
387:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/26(月) 01:31:35.77 ID:OWPq4Rjgo
結標 「私、早い段階でリーチしたんだけどなぁ」
滝壺 「はい、これ3位の商品」
番外個体 「え……なにこれ」
浜面 「バズーカ」
番外個体 「バズーカなのは見りゃわかるけど……これ撃てるの?」チャキッ
絹旗 「ちょちょちょ、なんでこっち超向けてるんですか!」
黒夜 「危ないから! 危ないから!」
滝壺 「撃っても、人体に害はないよ?」
番外個体 「だったらファイヤ♪」カキン
ボゴンッ
絹旗 「わ、わっ!?」
黒夜 「」ガタガタン
フレメア 「あ、クロちゃん椅子から落ちた」
海原 「なるほど。特大クラッカーですか」
388:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/26(月) 01:32:57.91 ID:OWPq4Rjgo
浜面 「あ、そうだ。これ、代えの弾丸もセットだから」ホレ
番外個体 「もう一発いっとく?」
黒夜 「やめてくれ! 冗談抜きでびっくりしたから!」
番外個体 「コレ面白いね。飾っておくよ」
一方通行 「バズーカが飾ってある喫茶店なンざ、ここぐらいだろうな」
結標 「いくらかの実用性があるって話だったけど、これには感じないわね」
婚后 「まあ、でも面白いしOKなのでは?」
打ち止め (あれ撃ってみたい)ウズウズ
浜面 「こっから後半戦だ。一気にいくぜ?」ピッ
【携帯】<ピロピロピロ
浜面 「出ました37番!」
黒夜 「リーチ! やっとリーチ!」
打ち止め 「ビンゴ!」
黒夜 「」
389:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/26(月) 01:34:37.88 ID:OWPq4Rjgo
打ち止め 「やったー!」クルクル
滝壺 「はい、4位はこれね」
打ち止め 「いるか?」
浜面 「ゆっくり空飛ぶイルカラジコン」
黒夜 「あああああ、それ欲しかったぁぁぁ!」
絹旗 「超諦めてください」
婚后 「こればっかりは仕方ございませんわね……」
白井 「今度買いに行きますの、売ってる場所は存じてますので」ナデナデ
黒夜 「ちくせぅ……」
浜面 「さーて、次が最後になるかもしれんな。運命の一投!」ピッ
【携帯】<ピロピロピロ
浜面 「51番!」
黒夜 「きたーー! ビンゴーー!」ピャー
結標 「あぁ、負けちゃった」
390:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/26(月) 01:36:16.64 ID:OWPq4Rjgo
絹旗 「まさかの超大逆転ですよ」
黒夜 「ま、私の手にかかりゃこんなもんだろ」
滝壺 「5等の商品の贈呈です」ハイ
黒夜 「これなに?」
浜面 「ご当地ラーメン詰め合わせだ!」
黒夜 「へー、夜食に丁度いいかもな」
浜面 「さて、景品は5等までなのだが、当たってないヤツ全員に参加賞がある!」
婚后 「あら。浜面さんにしては気が利いておりますのね」
浜面 「俺はいつだって気が利いてる男だぜ?」フンス
滝壺 「はい、一人一個とってね」
結標 「アロマキャンドルね。この香りは……ラベンダー?」スンスン
滝壺 「正解」
ショチトル 「良いな、寝る前に使うと効果がありそうだな」
一方通行 「」クンクン
浜面 「という訳でビンゴ大会はこれまで! ご協力に感謝!」ペコリ
391:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/26(月) 01:37:45.60 ID:OWPq4Rjgo
絹旗 (よかったですね、当たらなくて)ヒソヒソ
白井 (ええ、提案した立場ですし、無理に遠慮せずに済みましたの)ヒソヒソ
黒夜 「なにヒソヒソやってんの?」
絹旗 「いやいや、超なんでもないですよ」
黒夜 「?」
フレメア 「ねえねえ、さっきのイルカ動かしてみない?」
打ち止め 「うん、やってみよう!……ええと、どうするんだろ」
結標 「これでしょ? ここのスイッチ。で、そっちのリモコンで」
【イルカ】) ) ) フヨフヨ
フレ止め 「「おー」」
婚后 「まあ、優雅な動きですわね」ハゥ
黒夜 「あー、やっぱいいなぁ……絶対買ってこよう」
絹旗 「あのー、料理ってもう超全部ですか?」
ショチトル 「まだある。少し待っていてくれ」
392:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/26(月) 01:38:28.59 ID:OWPq4Rjgo
といったところで、今回はここまでです。
景品は微妙ながらも、まあ使える品が揃ってましたね。
次回投下は3日以内の予定です。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
399:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/26(月) 01:51:43.40 ID:uvDe0+Jmo
401:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/26(月) 02:02:50.96 ID:Qzyv6WSx0
乙です
>>399
何これ
めっちゃおもろそうじゃねぇか
400:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/26(月) 02:01:17.86 ID:eM40yyfb0
>>399ナイス!
ヤベェ、めちゃくちゃ作りてぇと思ったよ
まぁ、俺の技術力じゃできないけどwwwwww
402:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/26(月) 02:03:46.83 ID:uvDe0+Jmo
403:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/26(月) 02:11:59.86 ID:eM40yyfb0
>>402
まじか!? さっそく買いに行くぜ!!
452:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/30(金) 00:26:15.57 ID:x4B3t13to
>>399
おお、ちょうどこんなのを想像してました。
それでは、始めさせて頂きます。
前回の続きからです。
453:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/30(金) 00:27:07.86 ID:x4B3t13to
番外個体 「……ね、よかったの?」ジュワジュワ
一方通行 「なにがだよ」
番外個体 「5等、当たってたでしょ」
一方通行 「なンのことだか分かンねェな」
海原 「さすが一方通行さん、実は半分は優しさで出来ているんじゃないですか?」
浜面 「泣かせるじゃねぇか、畜生」
番外個体 「ふふ。そんな優しいあなたに、ご褒美に味見する権利を」
一方通行 「もォその手には乗らねェぞ!」プンスコ
番外個体 「えー、せっかく焼けたのに。ほら、厚切りベーコン」
一方通行 「」ピクッ
番外個体 「ほらほら、コンビニで売ってるヤツみたいに串に刺してあげたから」つ―{ }{ }{ }{ }-
一方通行 「」ウシウシ
番外個体 「どうかなぁ?」
一方通行 「……あァ、悪くねェよ」
番外個体 「大丈夫そうだね。ねー、冷蔵庫のサラダだして」
454:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/30(金) 00:28:19.45 ID:x4B3t13to
ショチトル 「ようやく出番か」ガチャ
番外個体 「はい、お兄さんたちにも一本ずつ」
海原 「ありがとうございます」
浜面 「こりゃうまそうだな、おい。ビールでも欲しくなるな」
番外個体 「飲みたきゃ自分で買いに行ってくるんだね」クスクス
結標 「やめときなさいよ。飲みたきゃ夜の公園で一人でやってなさい」
浜面 「凍死しちゃうだろ!」
海原 「おや、結標さんもこちらに?」
結標 「男ばっかり首揃えて何話してるのかと思ってね」
一方通行 「別にオマエに聞かれて困る話なンざしてねェよ」
結標 「ホントに?」クスクス
番外個体 「そうだねぇ……あ、そういえば」
結標 「?」
番外個体 「またあの店に行こうとか、あの子可愛かったとか、そんな話してたなぁ」
結標 「え?」
455:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/30(金) 00:29:26.75 ID:x4B3t13to
海浜通行 「「「」」」
番外個体 「こんなもんかな。ちょっと出してくるよー」
<おまいら、肉とサラダだよー。
結標 「なるほどねぇ。そりゃカウンターでコソコソ話す訳よね」
海原 「ち、違いますよ! いや、違わないですけど!」
浜面 「どっちだよ!」
一方通行 (めンどくせェ)ウシウシ
結標 「……ねえ、海原? いったいみんなでどこ行ってたの?」ニコニコ
ショチトル (あ、これは怒ってるときの顔だ)
ショチトル 「やっと飲み物の用意ができた。ちょっと行ってくる」コツコツ
結標 「店とか言ってたわね。もしかしてキャバクラ?」
浜面 「きゃ、キャバクラちゃうわ!」
結標 「じゃあ、なにクラよ」
一方通行 「ニャバクラだ」ウシウシ
456:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/30(金) 00:30:48.25 ID:x4B3t13to
結標 「……はい?」
海原 「プロの猫がお茶のお相手をしてくださるんですよ」
結標 「そういうことね……」ハァ
浜面 「一方通行なんざ、もうご指名もしちゃってるからな」
海原 「なんて言いましたっけ? あの色白でロングへアーの」
一方通行 「モップ」
浜面 「そろそろ名前覚えてやれよ……あの仔、お前にご執心なんだぞ?」
結標 「ていうか、貴方達。男3人で猫カフェなんて通ってるの? 似合わないにも程があるでしょ」
海浜通行 「「「心配するな。自覚はある」」」
結標 「絶対浮いてると思うんだけどなぁ……」
海原 「そうでもないですよ? 男性客も少なくありません」
浜面 「みんな癒されたいんだろ? くたびれたサラリーマンとかくたびれた研究員とかいるよな」
結標 「癒してほしいのだったら、言ってくれればいいのに……」ズイ
海原 「結標さん、顔が近いです」
浜面 「ヤだね、リア充は」
一方通行 「場所を弁えやがれ、お花畑どもが」
457:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/30(金) 00:32:05.94 ID:x4B3t13to
番外個体 「おやおや、お熱いこと」
ショチトル (いいなぁ)
結標 「貴方達には言われたくないわね」
番外個体 「ま、いいや。ほれ、淡希にも」つ―{ }{ }{ }{ }-
結標 「えー、脂身ばっかりじゃない」
一方通行 「脂身の何が悪ィンだよ」
浜面 「まあまあ、色々あるんだろ」
ショチトル 「油を気にしているんだろう? 今日は揚げ物が多かったからな」
番外個体 「淡希はもうちょっと余裕をもたせたほうが、抱き心地がいいのに……」
結標 「やめてよ、貴女に抱かれた覚えなんてないわよ」
浜面 「」ポタポタ
一方通行 「オマエはなンで鼻血垂れ流してやがる」
浜面 「こりゃ失礼、つい想像しちまった」
結標 「私こっちでいい」ヒュ
海原 「あ、それ僕の」
458:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/30(金) 00:33:18.90 ID:x4B3t13to
結標 「いいでしょ、最後の一切れ。ね、ちょうだい?」
海原 「まあ、仕方ないですね」ニコニコ
ショチトル 「ならこっちの一串はおにい……食べるといい」ハイ
海原 「折角ですし、頂きますね」
一方通行 「オイ、待て」ガタッ
浜面 「そうだ、ずるいぞ」ガタッ
海原 「そうは言われましても、受け取ったのは僕ですし」
一方通行 「こっちゃまだ食い足りねェンだよ」
浜面 「こんなうまいもん、独り占めとかないわ」
海原 「穏やかではないですね。実力行使ですか?」
ショチトル (何をしているんだ)ハァ
結標 「ね、男ってなんでいつまでもガキなのかしら」モクモク
番外個体 「いいんじゃない? それはそれで楽しくてさ」フキフキ
結標 「否定はしないけどね。滝壺さんも、浜面くんのいいところの一つに"少年の心を忘れないところ"を挙げてたし」
番外個体 「滝壺さんにそれ聞いたら、あと100個は出てくるんじゃないかな」ケラケラ
459:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/30(金) 00:34:19.80 ID:x4B3t13to
<一切れよこせぇぇ!
<ふふ、させませんよ。
<三下2号はどいてろォ!!
<ごっ、がぁぁぁ!?
<いい加減にしろーーー!(ピシャーーン)
絹旗 「超騒がしいですね。何やってるんだか」
滝壺 「文字通り、雷が落ちたみたい」
黒夜 「あ、これうまい」モギュモギュ
婚后 「黒夜さんの景品の……ご当地セットという割には、偏ったチョイスですわね」
フレメア 「そうなの?」
打ち止め 「見せて見せて」
婚后 「はい、どうぞ」
黒夜 「食うなよ、私のだぞ」
白井 「心配せずとも、調理しなければ食べられませんの」
打ち止め 「酒田ラーメン、米沢ラーメン、酒粕樽ラーメン……」
絹旗 「最後のはご当地とはなんか違うような」
460:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/30(金) 00:35:22.94 ID:x4B3t13to
滝壺 「一つの県に偏っちゃってるっぽいね」
絹旗 (白井さん、これってまさか……)ヒソヒソ
白井 (ええ、おそらく……県別のセットでしたの)ヒソヒソ
絹旗 (どうしましょ)ヒソヒソ
白井 (黒夜さんが気になさっていないのなら、いいのでは?)ヒソヒソ
絹旗 (ですよね)ヒソヒソ
<ズポパゴン
フレメア 「何今の音?」
打ち止め 「またお姉ちゃんがバズーカ撃ったみたい」
黒夜 「あれみると某無責任男を思い出しちゃうな」
婚后 「それにしても、なぜバズーカ?」
絹旗 「肉を巡って超争うバカ男どもを鎮圧するためでは」
婚后 「いえ、そうではなく。なぜ景品にバズーカが」
白井 「ま、まあ、5等までの5つの景品の中で浮いているのは否めませんが」
461:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/30(金) 00:36:32.21 ID:x4B3t13to
滝壺 「あれ、私も一回試し撃ちしたよ。面白かった」キラキラ
絹旗 (5つの景品の中で、唯一の浜面チョイスなんですよね)
白井 (よくあれを担いでスクーターに乗って、捕まらなかったものですの)モギュモギュ
黒夜 「マスター、これもうないのー?」
<それで全部だよー
絹旗 「え? あれ? あれ!?」
滝壺 「どうしたの?」
絹旗 「私まだベーコン食べてないですよ!?」
黒夜 「ボーッとしてるからだよー」
婚后 「美味しかったらしく、というか美味しかったのですが。ゆえに人気だったらしくて」
フレ止め 「「いっぱい食べた」」ケフ
黒夜 「いっぱい食べた」ケフ
絹旗 「じゃ私だけ!? 私だけ食べてないんですか!?」
白井 「おそらくは」
462:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/30(金) 00:37:40.66 ID:x4B3t13to
絹旗 「超ヒドイです……」グス
黒夜 「いじけるなよ、今度ペッパーランチの場所教えてやるから」
フレメア 「クロちゃんやさしー」
滝壺 「一番食べたのはくろよるだしね」
絹旗 「かえせー! 私の肉かえせー!」
黒夜 「いつから絹旗ちゃんのになったんだよ!」
フレメア 「大体、早い者勝ち」フンス
打ち止め 「所詮この世は弱肉強食だってお姉ちゃんが言ってた」
婚后 「そういえばミサワさんのお名前も"まこと"さんでしたわね」
滝壺 「みさわ、で定着してるから忘れがちだよね」
白井 「平仮名なのは滝壺さんだけですの」
黒夜 「分かったよ、じゃびっくりドンキーの場所も教えてやる」
絹旗 「さっきから場所を超教えてもらってばっかりじゃないですか!」
黒夜 「いーじゃん! その歳になれば一人でいけんだろ!」
絹旗 「そういう問題じゃなくてですね!」
463:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/30(金) 00:38:57.70 ID:x4B3t13to
黒夜 「大体、絹旗ふぎゃ!?」ビクン
絹旗 「?」
<すごい!できた!できたよ!
<もうちょっと精度を上げれば、好きに動かせるようになるよ。
<まァ、上出来だろォよ。
黒夜 「マスター! なんで教えてんだよぉ!」
フレメア 「ケンカを止めなきゃ! って言ってたよ」
婚后 「ですが、黒夜さんだけだと不公平では」
滝壺 「これだときぬはたが有利になっただけだよね」
絹旗 「」コチョコチョ
黒夜 「やめっ、やめっ!」
白井 「ご心配なく。絹旗さんにはわたくしからよーーーーく申しあげておきますので」ポン
絹旗 「え?」
白井 「15分ほどで戻りますの」
絹旗 「待っ」
ヒュンッ
464:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/30(金) 00:40:20.02 ID:x4B3t13to
~しばらくして~
絹旗黒夜 「「お騒がせしてすみませんでした」」
ショチトル 「何もここまでしなくても」
番外個体 「だってこの二人、ここで能力行使してケンカした前科あるんだもん」
海原 「まあまあ、今後は気を付けましょう、ということで」
番外個体 「反省したならコレあげる」つ―{ }{ }{ }{ }-
絹旗 「あ、まだあったんですか?」
黒夜 「さっき、もうないって……」
番外個体 「焼いた状態のはもうないよ、って言ったんだよ」
ショチトル 「半分に分けて食べるといい」
黒夜 「……どうぞ」
絹旗 「いや……いいんですか?」
黒夜 「私、この5倍は食べたし」
絹旗 「超食べ過ぎですよ!」
465:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/30(金) 00:41:29.67 ID:x4B3t13to
浜面 「いやー、穏便に済んでよかったよかった。さて海原、今何時だ?」
海原 「はい、どうぞ」スチャ
浜面 「……見づらいな、鏡時計。あー、6時50分か? そろそろ大詰めだな」
番外個体 「そういえば終了予定時間を聞いてなかったね。普段ならもう閉めてる時間なんだけど」
浜面 「……」
ショチトル 「決めてなかったのか?」
浜面 「」テヘ☆
一方通行 「なンかムカついた。海原、こいつ殴るぞ」
海原 「ご助力しましょう」
浜面 「待て待て待て! そんな遅くまではやらないぞ!? 門限があるヤツもいるしな!」
番外個体 「まー、でも予定してた料理は全部だしたしね。あとは頃合いを見て」
結標 「デザートとかないの?」
ショチトル 「マスター、アレがまだ残ってたと思うが」
番外個体 「お、いけね。よりによって一番日持ちしないもんを忘れるとこだったよ」ガチャ
結標 「?」
466:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/30(金) 00:42:48.76 ID:x4B3t13to
番外個体 「この季節感を感じさせないフルーツの詰め合わせというか盛り合わせ」
結標 「こんなのあったのならさっさと出しなさいよ」ヒョイ
番外個体 「あ、こら」
結標 「いいでしょ、コレ好きなのよ」
海原 「家でもいつも食べてますよね」
浜面 「ライチ、つったっけか? なんか高級感漂うな。俺にとってフルーツつったらみかんだぞ」
ショチトル 「テーブルに持っていく前に、食べたいものがあるなら取るといい」
浜面 「ではみかんを一つ」ヒョイ
海原 「お、ブルーベリーがありますね。ではこいつを」
番外個体 「目にいいんだっけ?」
一方通行 「すりつぶして目にいれるといいらしいぜ?」
結標 「やめておきないさいよ。結構痛いから」
浜面 「やったのか?」
結標 「……そう聞いたの」
番外個体 「もういいね? じゃ持ってっちゃうよー」
467:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/30(金) 00:43:53.67 ID:x4B3t13to
フレメア 「大体、お腹いっぱーい」
打ち止め 「だねー」
婚后 「出されたものをほぼ消費してしまいましたものね」
白井 「つい……食べ過ぎてしまいましたの……」ショボン
絹旗 「別にいいじゃないですか、超ちょっとぐらい」
番外個体 「満足してるところ悪いんだけど、まだあるよ」ゴトッ
滝壺 「果物だ」
黒夜 「イチゴもーらい」ヒョイ
絹旗 「あ、ずるいですよ」
黒夜 「じゃほら、あーん」
絹旗 「いりませんよ、そんな齧ったヤツ!」
番外個体 「食べるものはそれで最後だからねー」
滝壺 「リンゴの皮、剥いてあげようか?」
フレメア 「いい、このまま」ガブリ
打ち止め 「よーし、私もー」ガブリ
484:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:29:56.50 ID:dEacB9jHo
婚后 「あら、珍しいものも混ざってますわね」ヒョイ
フレメア 「これなに?」シャクシャク
婚后 「これはですね、スターフルーツというものです」
打ち止め 「なんで☆?」シャクシャク
婚后 「ええと、そうですわね……あの、果物ナイフはございませんか?」
<投げるよー
<ダ、ダメだマスター!危ない!
黒夜 「マスターの場合、投げるより電磁狙撃砲と同じやり方で」
絹旗 「どっちにしたって危ないから超ダメですってば」
白井 「音速を超えるのですから、窓を突き破って飛んでいってしまいますの」
ショチトル 「これでいいか?」ハイ
婚后 「はい、ありがとうございます」
滝壺 「皮をむかなきゃダメなの?」
婚后 「いえ、そうではなく。こう輪切りにするとですね」ストン
485:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:31:18.23 ID:dEacB9jHo
フレ止め 「「?」」ズイ
婚后 「ほら、☆の形になっておりますでしょう?」
フレ止め 「「おー」」
黒夜 「で、うまいのか?」
婚后 「ご自分の舌で確かめてみてくださいな」クスクス
黒夜 「」サクサク
絹旗 「どうですか?」
黒夜 「いいな、しつこくなくて」
打ち止め 「ねー、これはなに?」
婚后 「これは……すだちですわね」
フレメア 「これは?」
婚后 「かぼすですわね」
黒夜 「これは?」
婚后 「あら、珍しい。青みかんですわ」
滝壺 「私には全部同じに見える」
486:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:32:21.38 ID:dEacB9jHo
絹旗 「すだちとかって、そのまま食べるものなんですか?」
白井 「あまり聞きませんわね」
滝壺 「食べてみればいいんじゃないかな」ハイ
絹旗 「え、わ、私ですか?」
婚后 「ではこちらを。半分に切りましたので」
黒夜 「ほらほら、いっとけいっとけ」
絹旗 「じゃ、頂きます」カプ
絹旗 「ふおおおおお!?」
白井 「き、絹旗さん?」
絹旗 「酸っぱい酸っぱい! 超すっぱいーーーー!!」ジタバタ
黒夜 「んな、大袈裟な。どうせ演技だろ?」カプ
黒夜 「ふおおおおお!?」
婚后 「酸味は強いでしょう。お酢の原料になるぐらいですから」
滝壺 「数滴絞って使うのが多いのはだからなのかな」
白井 「松茸だとか焼き魚に添えられているのはよく見ますわね」
487:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:33:29.18 ID:dEacB9jHo
絹旗 「や、ヤバイです。口の中が超ヤバイです」
黒夜 「あーうゃー、今の私に触ればリトマス試験紙も真っ青だぜ」
滝壺 「こういうときどうすればいいんだっけ」
婚后 「ええと……そうだ、テキーラですわ!」
白井 「それはライムですの!」
婚后 「ミサワさん、テキーラってございますか?」
<ジンならあるよ。
<なんであるのよ?
絹旗 「いや、いいです。お酒は超いいですから」
フレメア 「じゃイチゴあげる」ハイ
絹旗 「い、頂きます」カプ
絹旗 「あっまぁぁぁ!?」
白井 「酸っぱいもののあとですから」
黒夜 「私にもおくれ……」
打ち止め 「はい、どうぞ」ハイ
黒夜 「」カプ
488:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:34:25.06 ID:dEacB9jHo
黒夜 「うぉぉぉぉぉぉ!?」
滝壺 「何を食べても賑やかだね、二人は」シャクシャク
打ち止め 「お姉ちゃん何食べてるの?」
滝壺 「梨。ほら、さっきの果物ナイフで剥いといたから、みんなも」
白井 「では一つ頂きま……あら?」
打ち止め 「うさぎりんごじゃなくてうさぎなしだ」
婚后 「あら、可愛らしい」
黒夜 「器用なもんだな。私にゃムリだ。窒素爆槍でこんな精密作業できないもん」
絹旗 「滝壺さんだって能力で切ったわけじゃないですよ」
滝壺 「そんなに難しくないよ。やってみなよ」
黒夜 「じゃあ、このりんごでもって」
滝壺 「ナイフはこうもって。それで、右手の親指はこう」
黒夜 「こんな感じ?」ムキムキ
絹旗 「うはぁ……これ、皮剥ける頃には食べる場所なくなってますよ」
黒夜 「し、仕方ないだろ」
婚后 「これは要練習ですわね」クスクス
489:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:35:20.23 ID:dEacB9jHo
~しばらくして~
絹旗 「浜面」
浜面 「お! 窒素一号! 楽しんでるかねキミ~~!」バシバシ
絹旗 「……え、なんですかコレ。ミサワさん、お酒飲ませたんですか?」
番外個体 「いやー、そうじゃないんだけどねぇ」クスクス
ショチトル 「私は人体の神秘を見た気分だ」
絹旗 「?」
海原 「あえてシェイクして泡立てた烏龍茶を"これはビールこれはビール"って呟きながら飲み続けたんですよ」
結標 「自己暗示の一種かしらね」
一方通行 「バカにも程があンだろ」
絹旗 「……超同感です」
結標 「で、何か用事があったんじゃないの?」
絹旗 「こんな状態の浜面に聞いて超平気なんでしょうか」
番外個体 「何が気になってるの?」
490:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:36:15.12 ID:dEacB9jHo
絹旗 「そろそろ門限を超気にし始める時間なんですけど……」
海原 「なるほど、そういうことですか」
ショチトル 「予定していた料理は全部出している。いつでも終わりで構わないが……」
絹旗 「構わないが?」
ショチトル 「オールナイトだけは回避してほしいな」
結標 「それは流石にないわよ」
一方通行 「オイ、2号」
浜面 「なんだもやし!」
一方通行 「」ヒクッ
番外個体 「落ち着け落ち着け」
一方通行 「…………終了の予定は何時だ?」
浜面 「あー、そうだなぁ、今何時なんだ?」
海原 「19時30分ですね」
浜面 「19時ってなんだ、わかりづらいな。7時と言え!」
海原 (個人的には24時間表記の方が分かりやすいのですが)
491:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:37:36.37 ID:dEacB9jHo
浜面 「よーし、そろそろお開きとすっか!」
結標 「名残惜しいけど、時間も時間だしね」
海原 「開始が早かったですからね。なんだかあっという間でしたが」
一方通行 「なァ、最後に一杯」
番外個体 「はいはい、ちょっと待っててね」
浜面 「はい、注目! 今から絹旗がボディビルショーを」
絹旗 「やりませんよ!! 何言い出してんですか!!」
結標 「絹旗さんがやったら、ボディビルじゃなくてストリップよね」
一方通行 「どっちやるにしても、チビガキじゃリソース不足だろうよ」
絹旗 「はっ、はぁぁ!? 超侮りすぎです! そりゃミサワさんには負けますけど!」
浜面 「今日は、おまいさん方の協力もあって無事この集りを進めることができた!」
絹旗 「あれ? 私放置?」
浜面 「名残惜しくもあるが、時間も時間なのでお開きとしよう! それではよいお年を!」
番外個体 「はいはい、私から一つ」
浜面 「はいどうぞ! おい、姐さんから一言あるそうだ! 括目せよ!」
492:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:38:39.61 ID:dEacB9jHo
番外個体 「今日出したモンについては持ち帰りオッケー。余っても捨てるだけなんで、じゃんじゃん持ってってねー」
浜面 「だそうだ! おまいら、タッパーの準備はいいか!」
黒夜 「つっても、果物がちょいと残ってるぐらいだけどな」
婚后 「いずれもおいしく、好評でしたものね」
白井 「育ち盛り真っ最中な方もおられましたし」
フレ止め 「「?」」
滝壺 「今日は大満足」フンス
浜面 「という訳で、今回はここまで! みんなに感謝!」
婚后 「さ、片付けはみんなでやりましょうか」
ショチトル 「そのままでいい」
白井 「ですが、それはそれで申し訳ないですの」
番外個体 「後片付けまでが私らの仕事だからね。それにほら、この広さでこの人数が動き回ったら大変でしょ?」
黒夜 「まあ、そこまで言うなら……」
絹旗 「あ、じゃあせめてお皿重ねてカウンターまで運びますよ」
結標 「それとコレね」ガサッ
493:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:39:34.13 ID:dEacB9jHo
滝壺 「ゴミ袋?」
海原 「ええ、ゴミを纏めるぐらいはやっておきましょう」
一方通行 「うめェ」ズズ...
番外個体 「おい、働け」
:
:
:
【CLOSE】カタン
ショチトル 「マスター。札は下げてきたぞ」
番外個体 「はい、お疲れさーん」ゴシゴシ
ショチトル 「さて、あとは片づけだな」
番外個体 「ま、そんなにやることなさそうだけどね」
フレメア 「♪」ジャブジャブカチャカチャ
打ち止め 「……フレメア、お皿の裏も洗わなきゃダメ」フキフキ
滝壺 「モップってたまにやると楽しい」ゴシゴシ
494:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:40:28.07 ID:dEacB9jHo
番外個体 「ゴメンね、ここまで手伝わせちゃって」
滝壺 「気にしないで。一応幹事の立場だから、最後までやらないと」
一方通行 「オイ、ゴミは裏にまとめておいたぞ」
番外個体 「ご苦労。明日が年内最後の回収日だから丁度良かった」
一方通行 「で、コレは? 燃えるゴミか?」
浜面 「」フゴー
番外個体 「滝壺さーん、どっちかな」
滝壺 「ごめんね、捨てないで。ちゃんと持って帰るから」
フレメア 「ねー、大体洗いもの終わった」
打ち止め 「どこにしまえばいいのかな」
ショチトル 「あぁ、いいぞ。そこからは私がやる」
番外個体 「よーし、テーブル拭きも完了」
滝壺 「床もこれぐらいでいいかな?」
番外個体 「十分十分、普段より綺麗なぐらいだよ」
一方通行 「いいのかよ、それで」
495:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:41:28.70 ID:dEacB9jHo
ショチトル 「片付けはこれで落ち着いたようだな」カチャカチャ
番外個体 「じゃ、最後にお茶でも淹れようか」
一方通行 「俺コーヒーな」
フレメア 「シロはコーヒー飲み過ぎ、にゃあ」
打ち止め 「好きで飲んでるから、そっとしといてあげて」
一方通行 「オマエらにゃまだ早ェンだよ」
滝壺 「ふー」
浜面 「」フゴー
一方通行 「コイツは……烏龍茶で酔うなんて芸当ができて、なンで無能力者なンだ?」
滝壺 「私はそんな浜面も応援してるから大丈夫」
一方通行 「……まァ、いいけどよ」
番外個体 「はーい、できたできた。コレ飲んで帰ろっか」
フレメア 「あれ? あれあれ?」
打ち止め 「私たちのはー?」
ショチトル 「お前たちのはこっちだ」
496:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:42:24.83 ID:dEacB9jHo
打ち止め 「これは!」
フレメア 「大体、ホットミルク!」
番外個体 「滝壺さんたちは、年末年始どうするんだっけ?」
滝壺 「家で静かに過ごすよ」
番外個体 「そっか、うん。それがいいよね」
フレメア 「でね、初詣にいくの」
一方通行 「正月から出歩くなんて、ダルイだけだろ」
番外個体 「あなたはね」
滝壺 「みさわのところは?」
打ち止め 「同じ。ゆっくりするつもりだって」
滝壺 「なるほど」フム
ショチトル 「……そういえば、うちはどうするんだろうな」
番外個体 「帰ったら聞いてみたら?」
浜面 「」フゴー
滝壺 「ごちそうさま。そろそろ閉める?」
497:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:43:32.58 ID:dEacB9jHo
番外個体 「そうだね。ほら。帰り支度して」
フレ止め 「「はーい」」
一方通行 「起きろコラ」ゲシッ
浜面 「ふぉぉ!?」ガバッ
ショチトル 「待ってくれ、これだけ洗うから」
番外個体 「いいよ、そのままで。明日の朝洗うから」
ショチトル 「なら、水に漬けておく」
浜面 「あ、あれ? どういう状況?」
滝壺 「はまづら、帰るから上着着て」ハイ
浜面 「お、おお、悪い」
番外個体 「さ、て。そんじゃ今日はお疲れ様でした」
打ち止め 「でした」
一方通行 「気を付けて帰れよ」
フレメア 「大丈夫。浜面も滝壺お姉ちゃんもいるから」
番外個体 「あ、ショチトルはいつも通り一緒ね」
ショチトル 「あ、ああ、済まない」
浜面 「よし、よく分からないが帰るとしますか!」
498:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:44:21.54 ID:dEacB9jHo
~同日夜 第7学区 結標海原邸~
ショチトル 「アロマキャンドル……か」
ショチトル 「」シュボッ
ショチトル 「……」
ショチトル 「なるほど、これはいいな」
ショチトル 「はー」ノビー
<コンコン
ショチトル 「誰?」
結標 「私。今日はお疲れ様」ガチャ
ショチトル 「あぁ、今になってどっと疲れが来た」
結標 「お風呂湧いてるわよ。ゆーっくり入りなさい」
ショチトル 「いつも通り、私が入浴中に義姉さんはお兄ちゃんと」
結標 「聞こえないわね」
499:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:46:06.63 ID:dEacB9jHo
ショチトル 「そうだ。確認しておきたいのだが」
結標 「?」
ショチトル 「年末年始はどうするつもりなんだ?」
結標 「そうね……貴女、休みなの?」
ショチトル 「ああ」
結標 「だったらカウントダウンイベントでも行ってみる?」
ショチトル 「カウントダウン……? よく、ニューヨーク等でやってるあれか?」
結標 「そ、あんな感じ。私も海原も去年はまったりと年越したし、貴女は病院だったでしょ?」
ショチトル 「うん」
結標 「だから、今年は派手にやるのもいいかなって」
ショチトル 「私は構わない」
結標 「そう? だったら海原にも伝えておくわね」
ショチトル 「ああ、わかった」ゴソゴソ
結標 「それにしても貴女、大分カフェ店員が板についてきたわね」
ショチトル 「……それ、お兄ちゃんにも言われた」
500:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:47:16.24 ID:dEacB9jHo
結標 「あら、そうだったの?」
ショチトル 「今日、店でな」
結標 「そりゃそうよね。私も今日の姿を見てそう思ったんだもの」
ショチトル 「私としては実感がないが」
結標 「私も海原も、入院中の貴女の姿を知ってるから。余計そう感じるのよ」
ショチトル 「……」
結標 「よかったと思ってるのよ。こういう生活ができるようになって」
ショチトル 「……わ、私も」ゴニョゴニョ
結標 「?」
ショチトル 「か……感謝はしている」ゴニョゴニョ
結標 「え?」
ショチトル 「お風呂、先に入ってくる」スタスタ
結標 「……」
結標 「素直になれば、もっと可愛いのにね」クスクス
501:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:48:17.11 ID:dEacB9jHo
~同日深夜 第7学区 番外通行邸~
一方通行 「」カチャカチャカチャ ッターン!
一方通行 (……喉乾いたな。ちと休憩するか)
ガチャ バタン
一方通行 (? リビングに灯りが?)
番外個体 「……」ポケー
一方通行 (まだ起きてやがったのか……)
一方通行 「」ポスン
番外個体 「……」ハフー
一方通行 「まァ、なンだ。今日はお疲れさン」
番外個体 「」カシャン...
一方通行 (ショットグラス? ンでこンなもンが……)
番外個体 「……一方通行ぁ」ダキッ
502:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:49:36.97 ID:dEacB9jHo
一方通行 「どォしたンだよ」
番外個体 「つーかまーえたーぁ☆ もう朝まで離さにゃーい☆」スリスリ
一方通行 「」
番外個体 「んふー」ベタベタ
一方通行 (なンだこの可愛い生物は……って、そォじゃねェだろ)
一方通行 「オマエ一体なにやってたンだよ」
番外個体 「それそれ、それ飲んでみた」
一方通行 「……なンだ、この青い液体は」
番外個体 「いつも来てくれるお客さんがね、お歳暮代わりにって。なんかラベル破れちゃってて、
そういうのは商品にできないんだってぇ」
一方通行 「ボンベイサファイア?……Alc.47%、ってオマエこれ酒じゃねェか!!」
番外個体 「きゃははははははは☆ 怒った顔もかっこいいー☆」ハグハグ
一方通行 「は、はァ……おい、これどォやって飲ンだ」
番外個体 「そのグラスでくぴっと♪」
一方通行 (47%をストレートでかよ……)
番外個体 「大丈夫だよぅ、ミサカ戸籍上は19歳にゃんだから」ベシッベシッ
503:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:51:17.27 ID:dEacB9jHo
一方通行 「アホ、そォいう問題じゃねェ。つか19歳だったらなお問題じゃねェか」
番外個体 「え~~、疑惑の総合商社のあなたがそんなこと言っちゃう? おっかしいのーー☆」ケラケラ
一方通行 「チッ……とにかく、もォこれぐらいにしておけ。慣れない飲み方したらブッ倒れるぞ」
番外個体 「えー」
一方通行 「えーじゃねェ。それに明日も店開けンだろ」
番外個体 「動くのダルイからー、もうここで寝るー」
一方通行 「あのな」
番外個体 「おりゃ」ドン
一方通行 「うお!?」ボスッ
番外個体 「はーい、じゃ寝よ寝よー。ミサカが掛布団になってあげるぅぅ☆」スリスリ
一方通行 (……あァ、そっか。これはオリジナルの母親の遺伝子か……)
番外個体 「ねー、ミサカあなたのこt…………」
一方通行 「?」
番外個体 「」スピー
一方通行 (なンで肝心なところで切るンだよォォォ!)
504:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:52:36.74 ID:dEacB9jHo
~翌日 第7学区 隠れ家的喫茶店~
番外個体 「」ズキズキ
ショチトル 「マスター、調子悪そうだな」
番外個体 「ちょっと頭が痛いだけだよ……」ズキズキ
ショチトル 「そうか。無理はしないようにな」
番外個体 (はー……昨日は調子に乗りすぎたなぁ……)ズキズキ
番外個体 (しかも記憶が途中からズッパシ抜け落ちてるし、朝起きたらあの人が下にいたし……)ズキズキ
番が個体 (で、私はなぜか上半身下着だった。何があったんだよぉ。あぁ、もうやだぁぁぁ)ズキズキ
<カランカラン♪
浜面 「お邪魔しまっす」
番外個体 「あら、いらっしゃい」ズキズキ
浜面 「滝壺から聞いた。昨日はすいませんっした!」
ショチトル 「何があった?」
505:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:53:55.26 ID:dEacB9jHo
浜面 「いや、片付けの最中寝ちまってたみたいで」
番外個体 「え? 自覚なかったの?」ズキズキ
ショチトル 「まあ、大丈夫だったんだ。気にすることでもない」
浜面 「いや、ホント申し訳ねぇ。酒じゃないけど酔って失敗なんて、罵倒されても反論できないよな……」
番外個体 「……いや、いいよ。気にしないで」ズキズキ
浜面 「そうは言ってもな」
番外個体 「いいからいいから。これから気をつけりゃいいんだよ」ズキズキ
浜面 「申し訳ねぇ」
ショチトル 「注文」
浜面 「烏龍茶……はやめとくか。コーラを一つ」
番外個体 「はいはーい」ズキズキ
浜面 「いやしかし、昨日は姐さん方の協力のお蔭で大盛況だったな」
ショチトル 「幹事の手柄だろう。私たちは自分の仕事をしていただけだ」
浜面 「いやいや、いくらお礼してもしたりないって」
番外個体 「だったら、これからじゃんじゃん売り上げに貢献してよ」ズキズキ
浜面 「そ、それは……できる範囲でな」
ショチトル 「ま、期待せずに期待しておこう。はい、お待ちどうさま」コトッ
506:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:55:23.27 ID:dEacB9jHo
~その頃 第7学区 駅前~
白井 「よっと……それでは、行ってまいりますの」
婚后 「留守中、お願い致しますわね」
絹旗 「まさか婚后さんも超一緒に行くとは思いませんでした」
婚后 「途中までは同じルートですし」
絹旗 「なるほど。にしても白井さん、よく風紀委員の休みがとれましたね」
白井 「ええ、まあ……わたくしの陰で、何人かは涙を飲んでいるでしょうが」
絹旗 「うはぁ」
白井 「ともかく、何事もなきよう、よろしくお願い致します」
絹旗 「まー、大丈夫だと思いますよ。白井さんがいなくても超なんとかしてみせます」
婚后 「さすが頼もしいですわね」
白井 「それならば、それに越したことはございませんの」クスクス
絹旗 「それに、白井さんがいなければ私も超ゆっくりできますし」
白井 「くれぐれも風紀委員や寮監のお世話になりませぬよう」
507:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:56:22.27 ID:dEacB9jHo
絹旗 「そっちも、くれぐれも超正月太りしないようにしてくださいよ」
婚后 「それは気を付けないといけませんわね」クスクス
白井 「ぐ、痛いところを……」
婚后 「さて、そろそろ向かいませんと」
絹旗 「超お気をつけて」
白井 「では、よいお年を」ペコリ
婚后 「また来年に」ペコリ
絹旗 「」ノシ
<あ、ホームに列車が
<え?あ、マズイですの!
<走りますわよ!
絹旗 「……さーてと、今日はどうしましょうかね」
シュパァァァァ
絹旗 「ふごっ」スコーン
508:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:58:02.56 ID:dEacB9jHo
絹旗 「だ、誰ですか! 人の頭に右手、って右手!?」
黒夜 「おー、すげー、ホントにできた」
絹旗 「……なんですか、とうとうロケットパンチまで実装したんですか?」つ【右手】
黒夜 「いや、窒素爆槍の応用」カチッ
絹旗 「よくもまぁ、こんな超変な使い方思いつくもんですね」
黒夜 「なんだよ、私の能力にとって遠距離攻撃ができるのはすごい利点なんだぞ」
絹旗 「まあ、そうでしょうけども」
黒夜 「にしても、白井ちゃんたちは行っちゃったんだな」
絹旗 「ええ。年末年始は超実家で過ごすそうです」
黒夜 「じゃ絹旗ちゃんぼっちか」
絹旗 「あなたに言われたくないですよ」
黒夜 「折角だからさ、初詣でもカウントダウンでもいいから、どっか行こうぜ」
絹旗 「構いませんけど。どこにするんです?」
黒夜 「そうだな……それはこれから、どっかで話すとしようか」
絹旗 「じゃミサワさんのところでも行きましょうか」
黒夜 「お、それいいな。そうしよう」
絹旗 「去年は超だらりんとしたお正月でしたけど、今年は逆になりそうです」トテトテ
黒夜 「へー、そうな感じだったの?」トテトテ
絹旗 「ええ、まあ。超そんな感じでした」クスクス
509:
◆8GNB4AEvC.:2011/12/31(土) 21:59:04.26 ID:dEacB9jHo
といったところで、今回はここまでです。
#7 は今回をもって終了となります。
次回から作中時刻は年明け、正月気分も薄れた頃になります。
さて、本年の更新はこれにて終了です。
本年も一年お付き合い頂き、ありがとうございました。
>>1はこれから近所の神社に行って、帰りにどん兵衛買ってきます。
次回投下は3日以内の予定です。
それでは、良いお年を。
512:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/31(土) 22:09:07.04 ID:qNRLn6oIO
一年間おつかれさまでした。
518:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/31(土) 22:52:29.26 ID:dyTTZNW+0
乙です
よいお年を
来年も楽しませてもらいます
519:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/12/31(土) 22:53:56.34 ID:hBeBWqzho
1乙
ただリトマスが青ってアルカリ性だよね
言っているのが黒夜だから可愛いけど
524:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/01/01(日) 00:41:24.14 ID:d2jBy8t60
>>519
レベル4って、かなり頭いいはずだよな?
特に窒素使うくらいだから化学系は万全だと思うのだが。
まあ、言い方の都合ってことか?
545:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/05(木) 00:38:15.14 ID:8vRc+h3Yo
明けましておめでとうございます、というには少々遅いでしょうか。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
>>519
いけね、普通に間違えてました。失礼しました。
さて、今回から2回ほど、使いどころのないネタを消化するために
超番外編をお送りさせて頂きたいと思います。
相変わらず世界線無視で好き放題やってますが、お付き合い頂ければ幸いです。
それでは、始めさせて頂きます。
546:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/05(木) 00:39:18.97 ID:8vRc+h3Yo
――超番外編2 レベル4でパロディ学園モノ
547:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/05(木) 00:40:41.27 ID:8vRc+h3Yo
ここは東京都西部に存在するとある中高一貫校。
偏差値60、生徒数およそ600、全クラス普通科共学。
つまるところ、公立で中高一貫ということを除いてしまえば、
特にこれといった取り柄もないありふれた学校の一つに過ぎない。
あえて特色を挙げるとするならば、悪い噂はほとんど聞こえないということだろう。
思春期にありがちないじめや登校拒否といった問題は年間を通してほぼ発生していない。
これは常に生徒と向き合うことを怠らない名物教師陣の指導の賜物と言える。
ミニ教師、巨乳ジャージ教師、教師ゴリラと人材には事欠かない。
さて、時期は5月下旬。柔らかな日差しが差し込む中庭、緩慢な放課後を
満喫する3人の小柄な女子生徒の姿があった。襟元に結ばれたリボンの色から
中等部一年生であることが窺える。その内の一人、黒髪のワルっぽい少女、
黒夜は少々不機嫌だった。
「だからさぁ……絹旗ちゃんはどうして、私が学校に来てる唯一無二の理由を奪ったんだよぉ」
「そんなこと言ったって、仕方ないじゃないですか。超早いもの勝ちですよ」
(まーた始まりましたの)
怒りの矛先を向けられている亜麻色ヘアの大人しそうな少女、絹旗はと言えば、
先程から続く口撃をさらさらと受け流し続けている。それをツインテールの
上品そうな少女、白井が若干冷めた目で見ているという構図だ。
彼女らの争いの原因と言うのは――
548:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/05(木) 00:41:35.21 ID:8vRc+h3Yo
絹旗 「大体、いつまでぐちぐち言ってるつもりですか。いい加減、超しつこいです」
黒夜 「絹旗ちゃんは分かってないんだよ。私はあの肉じゃがコロッケパンだけが楽しみで学校に来てんだぞ」
白井 「いや、あの、入学2か月弱でそれは少々悲しすぎますの」
絹旗 「じゃまた明日頑張りましょう、でいいじゃないですか」
黒夜 「……なんで、私の目前で最後の一つ取っちゃったの」
絹旗 「すぐ後ろに黒夜がいるなんて気づきませんでしたし」
白井 「売店は混んでおりますものね」
黒夜 「……美味しかった?」
絹旗 「超美味しかったです!」キラッ
黒夜 「……」
絹旗白井 「「?」」
黒夜 「うわぁぁぁん! 食い物の恨み、晴らさずにおくべきかぁぁぁ!!」ズガン
絹旗 「わ、あぶなっ!」
白井 (校内での喧嘩……はー、どうやら風紀委員として出番でしょうか)ハァ
※ジャッジメントではなく、ふうきいいん
549:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/05(木) 00:42:37.12 ID:8vRc+h3Yo
絹旗 「分かりました! 分かりましたから! 超ちょっと待ってください!」ゴソゴソ
黒夜白井 「「?」」
絹旗 「あ、あったあった。食べきれなくて、カバンに入れっぱなしだったのであげますよ」ハイ
白井 「きっ、絹旗さん! いくらなんでも」
黒夜 「ナメてンのかァァァァァ!!」フギャー
絹旗 「あれ? ダメですか?」
黒夜 「私に食べ残しを与えるのもムカつくし、肉じゃがコロッケパンを残したのもムカついた! 二重でムカついた!」ムキー
絹旗 「ダメだったみたいです」
白井 「それはそうでしょう。そもそも、暑くなり始めてるこの時期にカバンに入れっぱなしと言うのは……」
黒夜 「隙みっけ!」ザッ
絹旗 「あ」
黒夜 「くらえ、窒素爆槍ゼロ距離噴射!」ボシュン
<わあああああ!?
黒夜 「翔ぶがよい」フンス
白井 「あらら……」
550:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/05(木) 00:43:40.36 ID:8vRc+h3Yo
白井 「あの、黒夜さんの一撃は絹旗さんだからこそ耐えられたものかと思いますが」
黒夜 「分かってるよ。分かってるから遠慮なくブッ放したんじゃん」ケラケラ
白井 (頭痛がしてきましたの)
<ピシャーン
黒夜 「? 今なんか光った?」
白井 「絹旗さんが吹き飛ばされた方向ですが」
黒夜 「え、なんかマズかったかな」
白井 「とにかく参りましょう」タッ
:
:
:
絹旗 「あぅ」プスプス
???? 「一体どういうつもりなの。いきなり後ろから体当たりするなんてさ」
?? 「びっくりしたよね。突然飛んできたから」
?? 「真紅のリボンってことは、中等部の一年よね。ちょっとは大目に見てあげなさいよ」
551:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/05(木) 00:45:15.31 ID:8vRc+h3Yo
黒夜 (おおい、大変だ! 絹旗ちゃんがヤンキー女に絡まれてるぞ!)ヒソヒソ
白井 (深翠のリボンということは、高等部の2年……わたくしたちからすれば、大先輩ですの)ヒソヒソ
黒夜 (ほら、風紀委員! 出番だぞ!)ヒソヒソ
白井 (まあ、行きますが……当事者として、黒夜さんも同行してくださいまし)ヒソヒソ
黒夜 (で、でも……なんかあの人たち怖そうだし。特にあの茶髪)ヒソヒソ
白井 (絹旗さんの名誉と安全のためでもありますの)ヒソヒソ
黒夜 (ぐぬぬ、分かったよ……)ヒソヒソ
白井 「あの、申し訳ございません」タタッ
黒夜 「わっ、わ、私の幼馴染に何してんだよ!」
番外個体 「あぁ?」ジロリ
黒夜 「」ビクッ
結標 「その腕章、風紀委員ね。ほら、これ以上騒ぎを大きくしない方がお互いのためだと思うけど?」
番外個体 「……仕方ないなぁ」ガシガシ
滝壺 「二人はこの子の友達?」
白井 「はい。あの、ご迷惑をお掛けしてしまったようで」ペコリ
552:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/05(木) 00:46:25.34 ID:8vRc+h3Yo
黒夜 「あのー……なんで絹旗ちゃんはコゲてんの?」
番外個体 「いやー。ついつい手が滑っちゃって」
黒夜 (手が滑ってなんでコゲるんだ!?)
滝壺 「文字通り、雷が落ちたんだよ」
白井 「差支え無ければ、何があったのか伺わせて頂きたいのですが」
結標 「私たちがここで喋ってたところにね、この子が後ろから突っ込んできたのよ」
番外個体 「で、私が薙ぎ倒されたってワケだ」
滝壺 「コントみたいだった」
番外個体 「ちょっとは心配してよ!?」
白井 「あぁ、それは……なんと言いますか……」
黒夜 「一言で言えば不幸、かな」
番外個体 「ホントにね」
絹旗 「いやいや、一番超不幸なのは私ですよ! 吹っ飛ばされた上に雷落とされたんですから!」
結標 「吹っ飛ばされた?」
滝壺 「どういうこと?」
553:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/05(木) 00:47:23.72 ID:8vRc+h3Yo
黒夜 「」ダラダラ
白井 「ええと、こちらで知っていることを説明させて頂きますと……」
~5分後~
真っ黒夜 「」プスプス
番外個体 「えっと……ゴメンね?」
絹旗 「いや、いいですよ。誤解は解けましたし」
結標 「だからもっと考えて行動すればいいのにさ」
番外個体 「ゴメン、ブチ切れてた」ニャハハ
白井 「まあ……今回ばかりは自業自得ですの」
白井 (それにしても、雷撃を放つ瞬間の凛々しきお姿)ハゥ
滝壺 「……ねえ、確認なんだけど。3人は中等部の一年なんだよね?」
絹旗 「はい、そうですが」
白井 「今年からお世話になっております」
滝壺 「ちょっと二人とも集合」
554:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/05(木) 00:48:19.27 ID:8vRc+h3Yo
3人 「「「」」」ヒソヒシゴニョゴニョ
絹旗 「……どうしたんですかね」
白井 「さあ……」
黒夜 「あいてて……」
結標 「うん、いいかもね」
滝壺 「だよね? 学年的にも人数的にもちょうどいいかも」
番外個体 「よし、3人! この後時間ある?」
絹旗 「ええ、まあ」
白井 「大丈夫ですが」
黒夜 「なんかあんの?」
結標 「ちょっと一緒に来なさい」
滝壺 「こっちこっち」
黒絹白 「「「?」」」
:
:
:
555:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/05(木) 00:49:22.53 ID:8vRc+h3Yo
絹旗 「どこまで行くんでしょう」トテトテ
黒夜 「な、なあ……この展開って、アレじゃない?」トテトテ
白井 「アレと申しますと」コツコツ
黒夜 「人気のないところまで来たら、子分の屈強な男どもが現れて集団レ」
白井 「ないかと」
滝壺 「ほら、ついたよ」
絹旗 「ここは?」
番外個体 「元々は空き会議室。今は好きに使っていいって言われてるけどね」
結標 「さて、誰か来てるかしらね」コンコン
ガチャ
海原 「チェックメイトですね」ニコニコ
婚后 「」ムムム...
滝壺 「ちょうど勝負がついたところ?」
海原 「おや、先輩方ですか。今、お茶を用意しますね」
556:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/05(木) 00:50:36.87 ID:8vRc+h3Yo
婚后 「あ、海原さん。ここはわたくしが」
結標 「いいわよ、やらせておけば」
番外個体 「おやおや、彼氏さんには厳しいんだなぁ」
結標 「学校内でカミングアウトするなっていつも言ってるでしょ!」ピコッ
番外個体 「いたっ」
滝壺 「年下彼、むしろ誇るべき」
結標 「滝壺さん!」
海原 「……おや。今日はいつもより多く用意しないといけないようですね」
絹旗 「あ、どうも」
白井 「どうぞ、お気遣いなく」
黒夜 (居づれぇ)
婚后 「こちらの方たちは?」
滝壺 「そこで拾ってきた」
黒夜 「で、ここは何の集まりなの? 部活?」
白井 「それはないかと」
557:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/05(木) 00:52:08.16 ID:8vRc+h3Yo
絹旗 「なんで超言い切れるんですか?」
白井 「部活動は中等部と高等部で完全に切り離されておりますもの」
黒夜 「そういや説明会でそんなこと言ってたな」
海原 「仰る通りです。ここは部活でもなんでもありません。あ、ちなみに僕は中等部2年の海原と申します」ペコリ
絹旗 「これは超ご丁寧に。私は絹旗っていいます。こっちの二人は合わせて白黒です」
黒夜白井 「「こら!」」
番外個体 「ご老公様みたいな自己紹介をどうも」ケラケラ
滝壺 「みつくにでももうちょっと丁寧だよ」
結標 「ほら、あと貴女だけよ」
婚后 「え? あっ、も、申し遅れまして。わたくしは中等部2年の婚后光子と申します」
白井 「わたくしは白井と申します」ペコリ
黒夜 「黒夜」
絹旗 「あれ? レクリエーションでやった"黒、夜、です"じゃないんですか?」
黒夜 「思い出させんなよぉぉぉ!!」
結標 (三瓶?)
558:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/05(木) 00:53:16.75 ID:8vRc+h3Yo
白井 「それで、ここはいったい」
海原 「はい、お茶をどうぞ」
白井 「あ、申し訳ございません」
黒夜 「」ズズ...
絹旗 「で、私たちはなんで連れてこられたんですか?」
滝壺 「勧誘」
海原 「それにはまず、ここがなんなのかを説明しませんと」
結標 「この部屋でね、テスト前にはひたすら勉強したり、テスト終われば遊び呆けたり」
婚后 「何もなければお茶やチェスをゆるりと楽しんでいたりもしますわね」
番外個体 「何が目的かって言うと、学校生活をひたすらに楽しむこと。そんだけ」
絹旗 「……それって、ただ超好き勝手にやってるだけじゃ」
結標 「そうでもないわよ? 黄泉川先生とかシルバークロース先生に認められたサークルだもの」
白井 「えぇ!?」
黒夜 「シルクロってうちらの担任じゃんか……」
海原 「黄泉川先生曰く"たっぷり学んでたっぷり遊ぶことが学生の本分じゃん"と」
559:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/05(木) 00:54:43.25 ID:8vRc+h3Yo
滝壺 「この部屋を使えるのも、その先生のおかげ」
番外個体 「さて、ここまでで聞くけど。どう? 入ってみる?」バチィ バチバチッ バチンッ
結標 「なんで超帯電状態で聞くのよ」ピコッ
番外個体 「いて」
黒夜 「でもなんか面白そうだな」
絹旗 「ええ、確かに」
白井 「お、お二人とも……」
黒夜 「あれ? 白井ちゃんは乗り気じゃないの」
白井 「うーん……」
滝壺 「じゃ、気が変わらない内にこれに名前書いて」つ【入隊届】
絹旗黒夜 「「」」カキカキ
白井 「……このお二人を野放しにはできませんわね。ではわたくしも」
番外個体 「素直じゃないなぁ」ナデナデ
白井 「はぅ」
婚后 「これで正式加入ですわね」クスクス
560:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/05(木) 00:56:04.67 ID:8vRc+h3Yo
結標 「はい、確かに。歓迎するわよ、新人さんたち」
海原 「そういえば、あの話はしなくてよいのですか?」
黒絹白 「「「?」」」
滝壺 「そうだね、しないとダメだね」
番外個体 「あのね、さっき説明した通り、私たちは基本好き勝手やる集団なの」
絹旗 「ええ、まあ」
黒夜 「でも先生方には認めてもらってるんだろ?」
婚后 「実は、それはあくまで一定以上の成績をキープしているからなのです」
黒夜 「」
滝壺 「当然だよね。それがなければ、ただ遊んでるだけの集団だもん」
結標 「それ以前にね、私たちを快く思わない人たちがいるのよ」
白井 「それはいったい」
海原 「生徒会役員です」ニコニコ
番外個体 「そんなワケだからさ、生徒会からすっごい目の敵にされてんだよね」ニャハハ
白井 「」
561:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/05(木) 00:58:07.43 ID:8vRc+h3Yo
海原 「まあ、僕としても最近の生徒会のやり方には疑問を禁じえませんし。ここに身をおくのも悪くないですよ」
婚后 「今の生徒会長になってから、強権的な手法が目につくようになりましたものね」
黒夜 「あー、それは思った。なんで生徒会が地方行政並の権力持ってんだっての」
番外個体 「ほら、なんて言ったっけ? 生徒会長の」
結標 「あぁ、あのホストモドキ?」
滝壺 「全校成績が第二位の人だよね、確か」
番外個体 「あいつが表に裏にいろいろ動いてるみたいよ」
白井 「あの優しそうな生徒会長が……」
絹旗 「でも敵に回して大丈夫なんですか?」
海原 「表だって対決してるという訳ではないですよ。快く思われていない、という程度です」
絹旗 「超なるほど」フム
結標 「ま、約一名被害を被ってるけどね。しつこく言い寄られて」クスクス
番外個体 「彼女NTRで第一位涙目、って魂胆だよ。大体あいつ、本命は別にいるし」ケッ
婚后 「生徒会長様と第一位様の仲は険悪そのものですものね」
滝壺 「いい迷惑だよね、みさわも」
黒夜 (さらりとすごいことカミングアウトしなかったか?)
562:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/05(木) 00:59:28.70 ID:8vRc+h3Yo
結標 「そういう訳だから。気楽にね」
絹旗 「は、はあ」
黒夜 「生徒会との対立かぁ、学園生活っぽくていいじゃないか」
白井 「そうでしょうか」
滝壺 「さて、と。今日何するか決めようか」
海原 「それは決まっているのでは?」
婚后 「新人さんたちの歓迎会をいたしませんと」クスクス
結標 「じゃファミレスでも行く?」
番外個体 「カラオケでもおkだね」
滝壺 「とりあえず出よっか」
絹旗 「あ、待ってくださいよ」トテテテ
黒夜 「置いてかないでくれよ、先輩」トテテテ
白井 「流れで加入してしまいましたが……」
絹旗 「超楽しんだもん勝ちですよ」
黒夜 「そうそう。それに先輩方とのパイプもできるしさ」ニシシ
563:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/05(木) 01:00:40.55 ID:8vRc+h3Yo
~2週間後~
白井 「お姉様! いい加減制服を着崩すのはやめてくださいまし!」
番外個体 「えー、なんで? いいじゃん」サクサク
白井 「風紀委員として見過ごせませんの!」ムキー
海原 「また始まってしまいましたか」
婚后 「ええ、まったく。はい、王手ですわね」タンッ
海原 「え? あ、あれ?」
滝壺 「」スピー
絹旗 「」パラパラ...
結標 「絹旗さんは真剣に何読んでるの?……映画情報誌?」
絹旗 「ダメですねー、超不作です」
黒夜 「絹旗ちゃんを満足させるような映画が、そうそう雑誌に載ってくるかよ」クピクピ
結標 「どういうのが好みなの?」
絹旗 「んー……説明するより、これから一緒に観に行きませんか?」
564:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/05(木) 01:02:12.03 ID:8vRc+h3Yo
結標 「え? これから?」
絹旗 「超これからです」フンス
結標 「ま、いいわ。行きましょうか」
黒夜 (あーぁ、知ーらね)
絹旗 「黒夜はどうします?」
黒夜 「いや、私はいいわ」
絹旗 「じゃ行ってきますね」
結標 「みんなお先にね」
<バタン
黒夜 (つっまんねー映画を観ながら、絹旗ちゃんの映画論を聞かされるなんて罰ゲームだろ)
滝壺 「ダメだってば……はまづら……」ムニョムニョ
番外個体 「クーロちゃーん、なんかやろうぜ」
黒夜 「じゃ、ボンバーマンで。白井ちゃんもどうよ」
白井 「む……受けて立ちましょう。今日こそは負けませんの!」フンス
黒夜 「よーし、開始開始!」カチッ
565:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/05(木) 01:02:50.49 ID:8vRc+h3Yo
といったところで、今回はここまでです。
生徒会役員は一方さん以外のLEVEL5とその取り巻きをご想像ください。
次回も読みきりの超番外編です。
次回投下は3日以内の予定です。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
566:
以下、あけまして:2012/01/05(木) 01:06:03.59 ID:YU9H7iFE0
乙
568:
以下、あけまして:2012/01/05(木) 01:15:14.95 ID:xorDtRiyo
超番外編と聞いて
「絹旗×番外個体」と思ったのは俺だけでいい
572:
以下、あけまして:2012/01/05(木) 04:38:51.85 ID:BT0xUDZDO
>>568
あれ?俺いつの間に書き込んでいたんだ?
571:
以下、あけまして:2012/01/05(木) 03:04:32.52 ID:RYiOSWdto
番外編でも海原ハーレムじゃないか
しかも中2にして高校生の年上彼女とか
海原は爆発すべき
613:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/09(月) 03:21:00.95 ID:sjx8LX2Vo
さて、今回は超番外編3です。前回と違い、世界線は飛んでいません。
彼女たちが主人公の番外編となります。
614:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/09(月) 03:21:43.97 ID:sjx8LX2Vo
――超番外編3 シスターズトーク
615:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/09(月) 03:22:19.33 ID:sjx8LX2Vo
~某日 第7学区 隠れ家的喫茶店~
ショチトル 「」フキフキ
ショチトル 「……くっ……グラスの曇りがとれない……」
ショチトル 「仕方ない。コレを使うか」
ショチトル 「漂白剤は嫌いなのだが……」ゴシゴシ
<カランカラン♪
ショチトル 「いらっしゃいませ……って」
フレ止め 「「」」ヒョコッ
ショチトル 「お前たち二人だけか? 珍しいな」
フレメア 「大体、入っても平気?」
ショチトル 「営業中だ、問題ない」
打ち止め 「お客さんがいないから準備中だと思っちゃった」
ショチトル 「この時間はいつもそうだ」
616:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/09(月) 03:23:32.80 ID:sjx8LX2Vo
フレメア 「あれ? ミサワのお姉ちゃんは?」
ショチトル 「郵便局に用事があるとかで、出かけてるぞ」フキフキ
打ち止め 「そっかー」
ショチトル 「戻るまで待つか?」
フレメア 「お姉ちゃんに用事があるんじゃなくて、喉が渇いたから来たの」
打ち止め 「そうそう」
ショチトル 「ではご注文を伺おう」
打ち止め 「なににしよっかなー」
フレメア 「メニュー、メニュー」
ショチトル (お金は……大丈夫か。最悪、マスターが払ってくれるよね)
打ち止め 「……コーヒー牛乳ない」
ショチトル 「必要とあらば作るぞ」
打ち止め 「ホント!?」キラキラ
ショチトル (マスターと顔そっくりなのに、表情でここまで印象が異なるのか)
617:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/09(月) 03:24:54.82 ID:sjx8LX2Vo
フレメア 「私オレンジ!」
ショチトル 「冷たいのと暖かいのがあるが」
フレメア 「え?」
ショチトル 「?」
フレメア 「……大体、冷たいの」
ショチトル 「了解した」カチャカチャ
:
:
:
打ち止め 「でね、この間夜中に目が覚めて」
フレメア 「ふむん」
打ち止め 「お手洗いに行こうと思ったら、二人が」
フレメア 「……二人が?」
打ち止め 「二人で」
フレメア 「二人で?」
打ち止め 「ナイショ」
フレメア 「むう」
618:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/09(月) 03:26:14.27 ID:sjx8LX2Vo
ショチトル (マスター、自重しろ……)
フレメア 「私も語っていい?」
打ち止め 「うん」
フレメア 「朝早く目が覚めたの」
打ち止め 「何時ごろ?」
フレメア 「大体、5時半。でもね。家に誰もいなかった」
打ち止め 「? なんで?」
フレメア 「分からない。その後、30分ぐらいして二人一緒に帰ってきたけど」
打ち止め 「それこそなんで?」
フレメア 「早朝ウォーキングだ、って言ってた」
打ち止め 「そっか。二人ともいつもジャージだもんね」
ショチトル (……違う想像をしてしまった私は、すでに毒されているのか)
ショチトル (自己嫌悪のあまり、頭痛がしそうだ)
フレメア 「ねー、お姉ちゃんも」
ショチトル 「?」
619:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/09(月) 03:27:17.83 ID:sjx8LX2Vo
フレメア 「らぶらぶな所を見せつけられることってある?」
ショチトル 「見せつける、という意図というか、本人たちに悪気はないのだろうが」
打ち止め 「うん」
ショチトル 「二人の世界に入ってしまえば、私は空気だ」
フレメア 「だよね」
打ち止め 「で、でも、ほら、空気ってことはないと困るって意味だよね?」
ショチトル 「……日本語の表現とは難しいな」
フレメア 「でもたまに気になる。私たちってどう思われてるんだろ?」
打ち止め 「……どうなんだろう」
ショチトル 「妹だろう、それ以上でもそれ以下でもない」
フレメア 「私も?」
ショチトル 「フレメアは……むしろ娘扱いされているようにも見えるが」
打ち止め 「滝壺お姉ちゃんって、母性があるもんね」
フレメア 「むう」
ショチトル 「居場所があるんだ。むしろ感謝するべきなのだろう」
620:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/09(月) 03:28:14.51 ID:sjx8LX2Vo
~しばらくして~
フレメア 「」ペラペラ...
打ち止め 「」パラ
ショチトル (さっきの話題にはもう飽きたのか。二人して真剣に読み物か)
ショチトル (……その4コマ雑誌、私まだ読んでないのに)
フレメア 「!」ピンポン
打ち止め 「何、今の音」
フレメア 「閃いた、にゃあ」
ショチトル 「何をだ?」
フレメア 「これ見て、これ」
ショチトル 「?」パラパラ
打ち止め 「何書いてあるの?」
フレメア 「大体、その一番右の場面」
ショチトル 「……これが?」
621:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/09(月) 03:29:34.37 ID:sjx8LX2Vo
打ち止め 「何書いてあーるーのー!」
ショチトル 「簡単に言えば、"私にカレができたらどうするぅ?"と妹に聞かれて
大慌てする兄が滑稽に描かれている場面だ」
フレメア 「あ、今のセリフの言い方可愛かった」
打ち止め 「普段のお姉ちゃんっぽくなかったね」
ショチトル 「だっ、黙れ! それで、これを見て何を思いついたと言うんだ」
フレメア 「私たちもこれやってみる」
ショチ止め 「「えぇ?」」
フレメア 「それで反応を見るのだ」フンス
ショチトル 「……つらい現実が待っているかもしれないぞ?」
打ち止め 「た、例えば」
ショチトル 「好きにしろとか、自分には関係ないとか言われたらどうするんだ?」
フレメア 「それでも、気になる気持ちをこのままにしておくのはヤ」
打ち止め 「分からなくもないけど」
ショチトル 「何がそこまで駆り立てる?」
623:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/09(月) 03:30:37.31 ID:sjx8LX2Vo
フレメア 「大体、知りたいだけ。浜面が私のことをどう思ってるか」
ショチトル 「……分かった、私も乗ろう」
打ち止め 「じゃ私も!」
ショチトル 「では試してみて、互いに報告するという形でいいか?」
フレメア 「おk!」
打ち止め 「じゃあ、それはまた別の日に」
ショチトル 「……! この話はここまでだ」
<カランカラン♪
番外個体 「ただいまー、ってあら?」
フレ止め 「「おかえりー」」
ショチトル 「長引いたな」
番外個体 「参ったよ、混んでてさー」
打ち止め (善は急げ、さっそく今夜決行するのだ、ってミサカはミサカは決意を新たにしてみたり)
番外個体 「どうしたの?」
打ち止め 「なんでもないよ!」
624:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/09(月) 03:32:10.02 ID:sjx8LX2Vo
~数日後 第7学区 とある公園~
フレメア 「」ハモハモ
打ち止め 「」ハモハモ
ショチトル 「なぜ私がクレープを奢る流れになっているんだ……」ハァ
フレメア 「お姉ちゃんはよかったの?」
ショチトル 「空腹ではないのでな」
打ち止め 「甘いものはお腹が空いたからといって食べるものではないと思うの」
ショチトル 「一理ある」
フレメア 「で、で。今日はあの話するんだよね?」
ショチトル 「ああ……」
打ち止め 「ちゃんと言ってみたんだよね」
ショチトル 「抜かりない」
フレメア 「じゃ私から発表、にゃあ」シュタッ
打ち止め 「どうぞどうぞ」
625:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/09(月) 03:33:26.93 ID:sjx8LX2Vo
*** 回想 自宅 寝室にて ***
フレメア 「ねーねー」ポンポン
浜面 「お、なんだ?」
フレメア 「もし私に彼氏ができたら、浜面はどうする?」
浜面 「なっ、な、なぁにぃ!? やっちまっt……じゃなくて、どんな男だ!」
滝壺 「もしも、の話だよ」
フレメア 「そうそう」
浜面 「そ、そうだったな。ま、まあ、なんというかな、フレメアも可愛い顔してるし、もしかしたらってことも」
滝壺 「フレメアが選んだ人なんだしね。……でも、個人的にだけど、アドバイスするとはまづらみたいな人がいいかも」
浜面 「おいおい。照れるじゃねぇか」
フレメア 「……浜面みたいな人って?」
滝壺 「背が高くて優しくて強くて」
フレメア 「」ウトウト
滝壺 「格好良くて面白くて器用で」
フレメア 「」スピー
*** ここまで ***
626:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/09(月) 03:34:32.99 ID:sjx8LX2Vo
フレメア 「最後まで聞けなかった、にゃあ……」シオシオ
ショチトル 「それは仕方が無いとも思う」
打ち止め 「本当に浜面のことが大好きなんだね」
ショチトル (少しだけ、滝壺さん補正が入っているような気もするが)
フレメア 「どう思う?」
打ち止め 「驚いてくれてるし、可愛い顔って言ってくれてるし」
ショチトル 「彼は嘘が下手だ。それは本心なのだろうな」
フレメア 「に、にゃあ」
打ち止め 「実際連れて来たら、すっごいさびしそうな顔するんだろうね」
ショチトル 「まるで父親だな」
フレメア 「……父親かあ」
打ち止め 「じゃ、次はお姉ちゃん」
ショチトル 「私か。……先に言っておくが、笑わないで聞いてほしい」
フレメア 「大体了解」
打ち止め 「約束」
627:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/09(月) 03:35:45.20 ID:sjx8LX2Vo
*** 回想 自宅 リビングにて ***
ショチトル 「もし、もしもの話として聞いてほしい。私に恋人ができたら、二人はどう思う?」
エツァリ 「」ブーーーーッ ゲホッゲホッウェ
結標 「そうね、紹介はしてもらいたいかな」
ショチトル 「その上で見極めると?」
結標 「そこまで介入するつもりもないわよ。お兄ちゃんはどうだか分からないけどね?」クスクス
ショチトル 「」ジー...
エツァリ 「ま、まあ……その時が来てみないと、なんとも」
ショチトル 「曖昧だな」ハァ
結標 「でも、そうね……貴女、歳の割にしっかりしてるし」
ショチトル 「してるし?」
結標 「年下の子とか、相性がいいんじゃない?」
ショチトル 「今の私より年下だと、下手したら小学生になってしまうぞ」
結標 「いいんじゃない?」
ショチトル (いいのか)
*** ここまで ***
628:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/09(月) 03:36:55.91 ID:sjx8LX2Vo
フレメア 「お兄ちゃんびっくりしすぎ」
打ち止め 「すっごい動揺してるよね」
ショチトル 「その動揺が何に由来するかが重要なのだがな」
フレメア 「……妹をとられた! とか?」
打ち止め 「……俺の妹なのに! とか?」
ショチトル 「結局、妹ポジションから抜け出せないままか」
打ち止め 「それにしても、お姉ちゃんより年下ってことは」
フレメア 「大体、私たちと同じぐらいの男の子?」
ショチトル 「……済まないが、自分がそういう相手と懇意になるというビジョンが全く浮かばない」
打ち止め 「でもそうしたら、淡希お姉ちゃん公認だよね?」
ショチトル 「義姉さんの性格上、余程変な相手じゃなければ口は出しそうにないが」
ショチトル (というか、私の好みはむしろ年上なんだけど……)
打ち止め 「じゃあ、最後は私?」
フレメア 「語って語って」
打ち止め 「あの日の夜、早速決行したんだけど……」
629:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/09(月) 03:38:25.24 ID:sjx8LX2Vo
*** 回想 自宅 夕食時 ***
打ち止め 「もしミサカが彼氏連れてくるとしたら、どんな人がいい? ってミサカはミサカは爆弾発言してみたり」
一方通行 「」ガタンガタッゴロロン
番外個体 「椅子ごとコケるほど驚くことかい。三枝師匠かっての」ガタ
打ち止め 「も、もしも、もしもの話だから、ってミサカはミサカは慌ててフォローしてみたり」アワワ
番外個体 「もしもじゃなくてもねぇ、近い将来にそうなることもあるかもしれないし」
一方通行 「……あ、あァ。で、どンなヤツだったら、って話だったか」
打ち止め 「うん、どんな人だったら二人にも認めてもらえるのかなぁ、ってミサカはミサカは素朴な疑問をぶつけてみたり」
番外個体 「別に私が認める認めないって気にすることもないと思うけど」
打ち止め 「そーれーでーもー」
番外個体 「じゃ、この人より頭いい人がいいかな」
打ち止め 「」
一方通行 (もし俺になンかあった場合に……こいつらを護れるぐれェのヤツじゃなきゃダメだ)
一方通行 (つゥことはだ、最低限……)
一方通行 「ワーストより強いヤツ、だな」
打ち止め 「」
*** ここまで ***
630:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/09(月) 03:39:44.74 ID:sjx8LX2Vo
ショチトル 「マスターより強くて、且つ白い人より頭がいい人? そんな男がこの世にいるのか?」
フレメア 「大体、それじゃ生涯独身……」
打ち止め 「むむむ……あの人より頭がいい人って、世界中でも数えるぐらいしかいないかも……」
ショチトル 「まあ、それはともかくとして。椅子ごと転ぶ程度には驚いてくれたか」
打ち止め 「それはむしろ私がびっくりした」
フレメア 「全員そうだけど、すごくびっくりしてくれてるよね」
ショチトル 「それはそうだろう。何の前フリもなしにこんな話をしたのだから」
打ち止め 「でもよかったよね。関係ねぇ、って言われなくて」
フレメア 「うん、まだ望みはあるかも」
ショチトル 「望み?」
フレメア 「浜面を振り向かせてみせる」フンス
打ち止め 「あー……」
ショチトル 「そうか、フレメアにはそういう野心が」
フレメア 「あれれ? 二人にはないの?」
打ち止め 「んー」
631:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/09(月) 03:40:53.56 ID:sjx8LX2Vo
ショチトル 「私たちはある共通点を持っているんだ」
フレメア 「?」
打ち止め 「ある意味、フラれちゃってるんだよね」
フレメア 「」ガボーン
ショチトル 「その上、告白を後押しするような発言もしている」
フレメア 「そ、そうだったの!?」
ショチトル 「だが後悔はしていない。むしろ、後悔せずにすむよう行動した結果だからな」
打ち止め 「それに、まだ愛人枠っていう道が」
ショチトル 「こら」
フレメア 「……でも、私は負けない、にゃあ」
ショチトル 「その心意気は買おう」
フレメア 「何年かしたら、浜面が大好きなバニーで迫っちゃうもん」
打ち止め 「それが似合う体型になってればいいんだけど」
フレメア 「な、なってるもん」
ショチトル 「数年後に期待だな」クスクス
632:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/09(月) 03:41:35.05 ID:sjx8LX2Vo
といったところで、超番外編3はここまでです。
フレメアの意外な野心が明らかになりました。
さて、次回からは#8に入りたいと思っています。
メンバー全員で事件に挑んだり壁を乗り越える話です。
内容が内容なだけに、ほのぼの成分は少々薄まりますが、
お付き合い頂ければ幸いです。
次回投下は3日以内の予定です。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
633:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/01/09(月) 03:45:04.19 ID:nNBbE5hw0
乙なんだよ。
637:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/01/09(月) 04:21:58.74 ID:UZip1m67o
金髪幼女は白バニーがよく似合う
638:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/01/09(月) 04:37:07.09 ID:uyus/robo
あわきんがブレてなくて安心
640:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/01/09(月) 06:50:50.05 ID:4AJC+n02P
フレメア…
数年後の完成形はツルペタだったフレンダなのに…
642:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/01/09(月) 09:23:23.26 ID:qvaZ92cPo
>>640
フレメアはあの年でブラしてるぞ?それに美鈴美琴の例もあるし…
672:
◆8GNB4AEvC.:2012/01/12(木) 23:02:06.94 ID:nfxxdzgzo
>>640
前に滝壺さんも言ってましたが、胸の大きさは後天的要因の方が大きいらしいですね。
つまりフレメアはまだ希望が。
643:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/01/09(月) 09:26:09.35 ID:8AqazDBz0
打ち止めの彼氏は俺には無理になったな
644:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府):2012/01/09(月) 10:44:27.05 ID:aRbV+ivL0
俺にも無理だな
645:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/01/09(月) 11:01:35.29 ID:PYErY7jSO
候補としては垣根か
ソギーは頭自体は悪くないだろうが知謀に長けてるかって言われれば微妙だし
魔術だとフィアンマ・アックア辺り?
646:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県):2012/01/09(月) 11:46:02.67 ID:lg3N01rUo
絡め手とか、知謀で行くなら、土御門が候補に挙がってしまった
647:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/01/09(月) 11:51:41.06 ID:5tBUqVZa0
木原クンとかどうだろう
次→
絹旗「きぬはた荘、あふたー!」白井「あふたー?」その15
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